JP2511026B2 - 画像編集表示装置 - Google Patents

画像編集表示装置

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JP2511026B2
JP2511026B2 JP62086281A JP8628187A JP2511026B2 JP 2511026 B2 JP2511026 B2 JP 2511026B2 JP 62086281 A JP62086281 A JP 62086281A JP 8628187 A JP8628187 A JP 8628187A JP 2511026 B2 JP2511026 B2 JP 2511026B2
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、ディジタル画像処理機能を備えた画像編集
表示装置に関し、特に、会議および講演等の場におい
て、いわゆるプレゼンテーションに使用される図,写真
および文章等の画像データの編集作成機能と表示機能を
備えた電子プレゼンテーションシステムに関する。
<従来技術> 従来、プレゼンテーションに使用される画像表示装置
として、例えば、光学的方法によりフィルム上の画像を
拡大投影するオーバーヘッドプロジェクター(以下OHP
と称する)やスライド映写機がある。上記OHPは、光源
ランプからの光が、図,グラフ,文字および写真等の画
像が記された透明フィルムを透過し、レンズおよび鏡等
によって構成される光学系を経てスクリーンに達するこ
とにより、このスクリーン上に透明フィウムの画像が投
影されるものである。また、上記スライド映写機は、透
明フィルムの代わりにスライドフィルムが用いられ、上
記OHPと同様、光源ランプの光により、スクリーン上の
スライドフィルムの画像が投影される仕組みのものであ
る。
ところが、上記従来のOHP等の画像表示装置では、各
フィルムに記された画像がそのまま表示されるため、見
栄えのする良好な画像を得ようとする場合には、フィル
ム上に正確にきれいに画像を記載しなければならず、原
稿作成に大変手間がかかる。また、同様の理由から、画
像の動きおよび変化等を加えた動的表示を行い難く、会
議および講演等において効果的な表示を行うことができ
ない。但し、OHPの場合には、投影中の透明フィルムを
動かすこと、別の透明フィルムを重合させること、ある
いは透明フィルムに随時書き込みを行うこと等により、
画像に変化を加え得るものの、これらは手操作によりそ
の場で行うものであるため、良好な画像を得難い。さら
に、画面となるスクリーンは1つだけに限られ、かつ輝
度が低いため、多人数に対するプレゼンテーションの場
合には、満足な画像の提示を行い難い等の欠点を有して
いた。
また、会議室等におけるプレゼンテーションを行うた
めの画像表示装置としては、コンピュータにて提示情報
の画像を作成し、この画像の大型プロジェクタ等に表示
させるものがある。しかし、このような画像表示装置で
は、意図する表示を行わせるためのプログラムの作成お
よびデータの作成が難しく、原稿画像の作成に手間がか
かる。また、大画面に表示した場合には、画像を構成す
る画素数が少ないために、粗い画像となり、表示品位の
低いものとなる。その上、画像の編集作成を行うための
コンピュータと表示を行うためのコンピュータは、同一
のコンピュータ、または同種のコンピュータでなければ
ならず、各々独立性に乏しく、構成に制限を受ける等の
不都合を有していた。
そこで、本発明者等は、先に表示用画像データを作成
する画像編集装置と画像データを読取って画像を表示す
る画像表示装置を組合わせてなる画像編集表示装置を提
案した。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上記従来の画像編集表示装置では、単
に聴講者に対する画像のみを編集表示するようにしてい
るため、講演者が時刻や経過時に残り時間等を知る必要
がある場合は講演者は講演会場に設置された時計あるい
は講演者自身の持っている時計をいちいち見て確認しな
ければならず、講演に没頭できないという問題がある。
また、見忘れた場合は講演時間をオーバーしてしまうと
いう問題がある。
そこで、この発明の目的は、画像表示装置に時計の機
能をもたせて現在の時刻,講演の経過時間または残り時
間等を表示できると共に、上記残り時間に応じて聴講者
用画像の表示条件を変更して講演時間を変更できる画像
編集表示装置を提供することにある。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するため、この発明は、画像入力手
段,画像データ生成手段および不揮発性外部記憶手段を
有して編集した画像データを表す符号を上記不揮発性外
部記憶手段に記憶する画像編集装置と、読取り手段,画
像データ生成手段,画像データ記憶手段および聴講者用
画像表示手段を有して上記不揮発性外部記憶手段に記憶
された画像データを表す符号に基づいて聴講者用画像を
第1の表示条件で表示する画像表示装置とを備えた画像
編集表示装置において、上記聴講者用画像表示手段によ
って聴講者用画像を表示する際の第2の表示条件を記憶
した表示条件記憶手段と、上記聴講者用画像表示手段の
表示条件を上記表示条件記憶手段に記憶された第2の表
示条件に設定する表示条件設定手段と、講演開始後の経
過時間を計測する計時手段と、予め設定された時間と上
記経過時間との差が所定の時間に達すると指令信号を出
力する指令信号出力手段と、上記指令信号出力手段から
の指令信号を受けて、上記聴講者用画像の表示条件を上
記第1の表示条件から第2の表示条件に変更することを
上記表示条件設定手段に指示する表示条件変更指示手段
を有して、上記予め設定された時間に対する講演の残り
時間が上記所定の時間に達すると、上記聴講者用画像表
示手段は上記表示条件設定手段によって設定された第2
の表示条件で聴講者用画像を表示することを特徴として
いる。
<作用> 画像表示装置によって、不揮発性外部記憶手段に記憶
された画像データを表す符号を画像データ生成手段で画
像データに変換して画像データ記憶手段に記憶し、記憶
した画像データに基づいて聴講者用画像表示手段で聴講
者用画像が第1の表示条件で表示される。その際に計時
手段によって講演開始後の経過時間が計測され、予め設
定された時間と経過時間との差が所定の時間に達すると
指令信号出力手段から指令信号が出力される。そして、
上記指令信号出力手段からの指令信号を受けて、表示条
件変更指示手段によって、上記聴講者用画像の表示条件
を上記第1の表示手段から第2の表示手段に変更するこ
とが上記表示条件設定手段に指示される。そうすると、
上記表示条件設定手段によって、上記聴講者用画像表示
手段の表示条件が上記表示条件記憶手段に記憶された第
2の表示条件に設定される。こうして、上記聴講者用画
像表示手段によって、上記第2の表示条件で聴講者用画
像が表示される。
こうして、上記予め設定された時間に対する講演の残
り時間が上記所定の時間に達すると、上記第1の表示条
件とは異なる第2の表示条件によって聴講者用画像が表
示されるのである。
その際に、上記第2の表示条件として、上記第1の表
示条件としての上記聴講者用画像の切り換え間隔である
第1の時間間隔より短い第2の時間間隔を格納しておけ
ば、講演の残り時間が上記所定の時間に達すると、上記
表示条件設定手段としての画像切り換え間隔設定手段に
よって上記聴講者用画像の切り換え間隔が短く設定され
てプレゼンテーションのスピードアップ化が図られる。
また、上記第2の表示条件として、上記第1の表示条
件としての上記聴講者用画像の第1の描画速度より速い
第2の描画速度を格納しておけば、講演の残り時間が上
記所定の時間に達すると、上記表示条件設定手段として
の描画速度設定手段によって上記聴講者用画像の描画速
度が速く設定されてプレゼンテーションのスピードアッ
プ化が図られる。
また、上記第2の表示条件として、上記第1の表示条
件としての上記聴講者用画像の第1の選択順より粗い第
2の選択順を格納しておけば、講演の残り時間が上記所
定の時間に達すると、上記表示条件設定手段としての画
像選択順設定手段によって上記画像データ記憶手段に記
憶された上記聴講者用画像の画像データを選択して読み
出す際の選択順が粗く設定されてプレゼンテーションの
スピードアップ化が図られる。
<実施例> 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明す
る。
この画像編集表示装置は、第1図に示す画像編集装置
1と第2図に示す画像表示装置2から構成している。
上記画像編集装置1は、CPU(中央処理装置)3,メモ
リ4,画像メモリ5,カラーCRT(カソードレイチューブ)
モニタ6,マウス7,フロッピーディスク装置8およびキー
ボード10を備える。上記メモリ4はCPU3の動作設定のた
めのプログラムおよびデータを記録すると共に、ワーク
領域としても機能する。上記画像メモリ5は表示画像の
各画素の画素値を記録すると共に、この各画素値に対応
するビデオ信号を出力し、カラーCRTモニタ6は画像メ
モリ5から出力されたビデオ信号によって、編集作成途
中の画像,コマンドメニュー,マウスカーソルおよび画
像編集装置1の内部状態等の各種情報を表示して操作者
に示す。上記マウス7は画像構成要素の描画を指示する
単純化された描画命令コードおよび上記描画命令コード
の処理を指示する単純化された指令命令コードを構成す
るコマンドの入力を行い、上記フロッピーディスク装置
8は編集作成した画像データを表す命令コード列を不揮
発性外部メモリであるフロッピーディスクに記録する。
上記キーボード10は時刻データの入力等をするためのも
のである。また、上記CPU3は装置全体の制御を行うと共
に、マウス7から入力される命令を編集して命令コード
列を作成し、さらに、この命令コード列を上記フロッピ
ーディスク装置8のフロッピーディスクに書き込むと共
に、上記の命令コードに対応する画像の画素の値を画像
メモリ5に書き込む。上記メモリ4,画像メモリ5,マウス
7,フロッピーディスク装置8およびキーボード10はシス
テムバス9を介してCPU3と接続している。上記入力手段
としてのマウス7は、タブレットあるいはキーボード等
であってもよい。
上記画像メモリ5は、ルックアップテーブルを有する
と共に、AとBの2つのフレームを有しており、これら
各フレームの画像はカラーCRTモニタ6の1つの表示画
面に重畳して表示されるようになっている。また、上記
画像メモリ5の各フレームは、例えば512×512画素、5
ビット/画素の構成となっている。そして、フレームか
ら読み出された画素データは、上記ルックアップテーブ
ルを通じてRGB各5ビットのデータに交換された後、ビ
デオ信号に変換されるようになっている。
一方、画像表示装置2は、CPU11,メモリ12,タイマ13,
操作スイッチ14,フロッピーディスク装置15,画像メモリ
16,23,大型プロジェクタ17,図形描画回路18,文字パター
ン発生回路19,キーボード22,混合器24および講演者用の
モニタ25からなる。上記メモリ12のCPU11の動作設定の
ためのプログラムおよびデータを記録しており、ワーク
領域としても機能する。上記タイマー13のセットおよび
リセットはCPU11によって行い、設定された時間が経過
すると、CPU11に対して割り込みを要求するようになっ
ている。上記操作スイッチ14およびタイマー13は、外部
要因による所定の事象を発生するものであり、これら両
者の割り込みをCPU11が受け付けることは、外部要因に
よる事象の検知のみなすことができる。操作スイッチ14
は複数個設けており、それぞれに番号を付すことにより
区別している。読取り手段である上記フロッピーディス
ク装置15は、上記の画像編集装置1により作成されてフ
ロッピーディスクに記録された命令コード列のデータ
を、上記フロッピーディスクから読み取る。上記画像メ
モリ16は表示画像の画素値を記録すると共に、この画素
値に対するビデオ信号を発生する。画像表示装置である
大型プロジェクタ17は、走査線数1024本、画面サイズ10
0インチの投影方式により表示するものであり、画像メ
モリ16からのビデオ信号によって画像を表示するように
なっている。上記大型プロジェクタ17は1台に限らず、
ビデオ信号の分配器を設けて複数台設けてもよく、ま
た、CRTモニタ等にて代用してもよい。図形描画回路18
はCPU11に制御されて画像メモリ16に直線,矩形,円,
楕円,塗りつぶし等の図形の書き込みを高速に行い、文
字パターン発生回路19は同様にCPU11に制御され、任意
倍率の文字パターンの書き込み等を高速に行う。第2の
画像メモリ23は時刻表示と講演と経過時間と講演の残り
時間と表示画像一枚毎の表示時間のガイド図形等の画素
値を記録すると共に、この画素値に対応するビデオ信号
を発生する。上記の画像メモリ16と画像メモリ23は、10
24×1024画素、1画素当たり16ビットの画像を記録する
ことができるものである。しかし、第2の画像メモリ23
は第1の画像メモリ16に比較して一画素当たりのビット
数が少なく、かつ表現可能な階調や色数の少ないもので
もよい。また、画像メモリ16と画素メモリ23には、ルッ
クアップテーブルを設けており、画像メモリ16と画像メ
モリ23から表示のために読み出された画素データは、上
記ルックアップテーブルによって、RGB各8ビットの輝
度データに変換されてから、ビデオ信号に変換されるよ
うになっている。上記混合器24は上記画像メモリ16と上
記画像メモリ23から発生する各ビデオ信号を合成して後
述のモニタ25に対し出力する。上記CPU11は、フロッピ
ーディスク装置15から読み取ったコード例に従って、図
形描画回路18および文字パターン発生回路19を制御し、
あるいは直接に画像メモリ16、画像メモリ23に画像デー
タの書き込みを行うことによって、画像メモリ16と画像
メモリ23中に命令コード列に対応した図形を作成するも
のである。
上記講演者用のモニタ25は第3図に示すように講演者
用の操作卓26に設けてあり、この講演者用のモニタ25の
画面には混合器24から入力される合成ビデオ信号によっ
て、大型プロジェクタ17の表示画像と同一の画像上に、
第2の画像メモリ23で作成された上記ガイド図形の画像
が重畳して第4図に示すように映し出される。この2種
の画像の重畳は、上記ガイド図形の画像の背景が透明に
なっていて、この背景部に大型プロジェクタ17の表示画
像を映し出すことによって行われる。
上記CPU11,メモリ12,図形描画回路18,文字パターン発
生回路19およびキーボード22で画像データ生成手段を構
成している。上記メモリ12,タイマー13,操作スイッチ1
4,フロッピーディスク装置15,画像メモリ16,図形描画回
路18,文字パターン発生回路19,画像メモリ23およびキー
ボード22は、システムバス20を介してCPU11と接続して
いる。また、図形描画回路18および文字パターン発生回
路19は、画像データバス21を介して画像メモリ16と画像
メモリ23と接続している。上記操作卓26には第3図に示
すように講演者用のマイクロホン27,フロッピーディス
ク装置15,操作スイッチ14およびキーボード22を設けて
いる。
画像表示装置2における上記の構成例は、上記の如く
専用のハードウェアを設けることなく、これをCPUのみ
にて構成することも可能である。
上記構成の画像表示装置2における時に関する情報の
表示は、次のようにして行われる。
時刻表示は、タイマー13によって割込みが発生する毎
に時刻を示す値をCPU11が加算していき、その時刻を示
す値に対応する数字を、数字(0〜9),漢字(時,
分,秒)などのフォントのドットイメージが記録された
文字パターン発生回路19から読み出して、システムバス
20を介して画像メモリ23に書き込むことによって講演者
用のモニタ25に表示される。また、経過時間の表示は、
講演開始時に時間を示す値を0にリセットし、その後タ
イマー13によって割込が発生する毎にその値を加算して
いくことにより、時刻表示の場合と同様にして表示され
る。残り時間の表示は、逆に時間の経過とともに時間を
示す値を割込の発生する毎に減らしていくことにより同
様にして表示される。また、講演の経過時間,残りの時
間の表示は、上述のように数字,漢字を使用する上記の
方法以外にも、第5図に示すような円グラフや棒グラフ
等で表現する方法がある。これはタイマー13により割込
が発生する毎に、CPU11がシステムバス20を介して画像
メモリ23に、棒グラフまたは円グラフを現在の位置から
一定量を塗りつぶすような画素値を書き込むことで、時
間の変化を講演者用のモニタ25に表示することを可能に
する。例えばタイマー13から割込が発生すると、第5図
aにおいてOO′とAA′の間を、第5図bにおいてOAとOB
の間を経過時間を示すためにすでに塗られている色と同
じ色で塗りつぶす。また、講演速度を早める時刻の時刻
データの設定は講演者が講演前に第1図に示すキーボー
ド10によってあらかじめ入力することにより設定され、
経過時間と残り時間のカウントは講演の開始と同時に自
動的になされる。
上記画像表示装置2のタイマー13の機能により、講演
の残り時間のカウンタが可能であることを利用して以下
の4つの動作が可能となる。
(A) あらかじめ編集の際に第1図に示されたキーボ
ード10から希望する時間tを入力する。この値tは命令
と同様にフロッピーに記録される。そして講演の際には
画像表示装置2のフロッピーディスク装置15によって上
記時間tが読取られて上記メモリ12に記憶され、CPU11
がタイマー13からの出力値に基づいて求めた講演の残り
時間と設定値tを比較し、講演の残り時間が設定値t以
下になると、第2の講演者用のモニタ25の画面全体を一
定時間でフラッシングさせる。これは画像メモリ23のル
ックアップテーブルの講演者用のモニタ25の背景色を格
納しているアドレスの内容を、CPU11がシステムバス20
を介して、ある時間間隔で書きかえることで実現され
る。また、フラッシングの開始から終了までの時間も講
演者が編集の際に画像編集装置のキーボード10から入力
することで任意の値に設定できる。
(B) 講演者は編集の際に作成した画像データを講演
の際には第2図に示す操作スイッチ14またはキーボード
22を押すことによって順に表示していき講演のスピード
に合わせて、講演者が都合のいいように進めていくこと
ができる。ここで講演の残り時間が上記に示すように、
編集の際の設定値t以下になると、それ以降においては
編集時に作成した順番に従って、たとえ講演者による操
作スイッチ14またはキーボード22からの入力がなくて
も、次に表示する予定の画像データをフロッピーディス
ク装置15から読出しCPU11によって図形を画像メモリ16
に描画して大型プロジェクタ17,講演者用のモニタ25に
表示する。したがって、講演の残り時間がt以下になる
と講演者の入力をまたずに、一定の間隔で画像の表示が
行われるため、講演者は講演者用のモニタ25に表示され
た画像の移りかわりに合わせて、各々の画像に対する説
明を簡潔に行っていくことによって講演のスピードアッ
プが計れる。
(C) 講演における画像の表示においては、図形の描
画を行う際に一瞬しにて画像が表示する以外に、図形の
描画過程を聴講者に強調したいという理由で描画速度を
遅くして大型プロジェクタ17に表示する場合がある。こ
れはCPU11がフロッピーディスク装置15からシステムバ
ス20を介して画像メモリ16に、一描画単位(即ち塗りつ
ぶしにおいて一ライン、直線においては一画素)の描画
を行うためのデータを送ったあと、あらかじめ編集の際
に設定していた待ち時間twだけ待って次の一描画単位を
実行することを繰り返すことで実行される。例えば第6
図に示すように円を塗りつぶしていく場合には、OAを
描画、待ち時間twの間だけ待つ、OA′を描画という
動作を繰り返し行う。このように1つの図形の描画速度
を講演者が発表に便利であるように、編集の際に決める
ことができる。この描画速度の設定値も他の命令データ
と同じく編集時にフロッピーディスクに記録され、画像
表示装置2に読取られて実行される。ここで講演の残り
時間が上記に示すように編集の際の設定値t以下になる
と、それ以後の図形の大型プロジェクタ17,講演者用の
モニタ25への描画においては、上記の待ち時間twを実行
することなくフロッピーディスク装置15から読出され、
CPU11によって図形を画像メモリ16に描画することを繰
り返すのみの実行に切りかわる。したがって、図形の描
画は高速になり講演時間の短縮化が図られる。
(D) 講演者は編集の際に作成した順番に従って画像
データを一枚ずつ大型プロジュクタ17,講演者用のモニ
タ25に表示していくことで講演を進行させる。ここで、
講演の残り時間が上記に示す設定値t以下になると、そ
れ以後は全ての画像データを1枚ずつ大型プロジェクタ
17,講演者用のモニタ25に表示するのではなく、選択的
に表示することが可能である。即ち講演者は編集の際に
あらかじめ画像データ1枚ずつに優先度をつけておき、
講演の際には残り時間が上記の設定値t以下の時は優先
度に関係なく全ての画像データを表示させていくのであ
るが、残り時間がt以下になるとCPU11はフロッピーデ
ィスクから読み出した画像データの優先度を調べ、優先
度の高いものだけを画像メモリ16に転送した大型プロジ
ェクタ17,講演者用のモニタ25に表示させる。このよう
にして講演時間の短縮化を図れる。
上記(A)〜(D)の4項目は、第2図に示す画像表
示装置2にタイマー13の機能をもたせることにより実現
が可能でなる。しかしながら、上記(A)〜(D)の4
項目は講演者の意図によって全く使用しないことも、い
くつかの項目だけを使用することも、全ての項目を使用
することも可能であり、いづれの項目を使用するかの決
定は、(A)は講演前に、(B)〜(D)は講演中に第
2図の操作スイッチ14あるいはキーボード22を押すこと
によりなされる。
<発明の効果> 以上より明らかなように、この発明の画像編集表示装
置における画像表示装置は、計時手段で計測された講演
開始後の経過時間と予め設定された時間との差が所定時
間に達して指令信号出力手段から指令信号が出力される
と、表示条件変更指令手段からの指示にしたがって、表
示条件設定手段によって、聴講者用画像の表示条件が表
示条件記憶手段に記憶された第2の表示条件に設定され
るので、講演の残り時間が上記所定時間に達すると通常
の第1の表示条件から第2の表示条件に変えて聴講者用
画像を表示できる。
しかがって、上記第2の表示条件として、上記第1の
表示条件である第1の時間間隔より短い第2の時間間隔
を記憶しておけば、講演の残り時間が上記所定時間に達
すると上記聴講者用画像の切り換え間隔を短くしてプレ
ゼンテーションのスピードアップ化が図られる。
また、上記第2の表示条件として、上記第1の表示条
件である第1の描画速度より速い第2の描画速度を格納
しておけば、講演の残り時間が上記所定時間に達する
と、上記聴講者用画像の描画速度を速くしてプレゼンテ
ーションのスピードアップ化が図られる。
また、上記第2の表示条件として、上記第1の表示条
件である第1の選択順より粗い第2の選択順を格納して
おけば、講演の残り時間が上記所定時間に達すると、上
記画像データ記憶手段に記憶された上記聴講者用画像の
画像データを選択して読み出す際の選択順を粗くしてプ
レゼンテーションのスピードアップ化が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の画像編集表示装置の一実施例におけ
る画像編集装置のブロック図、第2図は上記実施例にお
ける画像表示装置のブロック図、第3図は講演者用のモ
ニタが設置されている操作卓の斜視図、第4図は上記講
演者用のモニタの表示例を示す図、第5図は講演の経過
時間と残り時間の表示例を示す図、第6図は描画速度を
遅くする場合の説明図である。 1……画像編集装置、2……画像表示装置、 3,11……CPU、4,12……メモリ、 5,16,23……画像メモリ、7……マウス、 8,15……フロッピーディスク装置、 10,22……キーボード、14……操作スイッチ、 17……大型プロジェクタ、24……混合器、 25……講演者用のモニタ、26……操作卓。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 賀好 宣捷 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シヤー プ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−228185(JP,A) 特開 昭63−228186(JP,A) 特開 昭62−152076(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像入力手段,画像データ生成手段および
    不揮発性外部記憶手段を有し、入力された画像編集指示
    に従って画像データを編集し、上記編集された画像デー
    タを表す符号を上記不揮発性外部記憶手段に記憶する画
    像編集装置と、読取り手段,画像データ生成手段,画像
    データ記憶手段および聴講者用画像表示手段を有し、上
    記不揮発性外部記憶手段に記憶された画像データを表す
    符号を上記読取り手段で読取り、上記画像データ生成手
    段によって画像データに交換して上記画像データ記憶手
    段に記憶し、記憶した画像データに基づいて上記聴講者
    用画像表示手段によって聴講者用画像を第1の表示条件
    で表示する画像表示装置とを備えた画像編集表示装置に
    おいて、 上記聴講者用画像表示手段によって聴講者用画像を表示
    する際の第2の表示条件を記憶した表示条件記憶手段
    と、 上記聴講者用画像表示手段の表示条件を上記表示条件記
    憶手段に記憶された第2の表示条件に設定する表示条件
    設定手段と、 講演開始後の経過時間を計測する計時手段と、 予め設定された時間と上記経過時間との差が所定の時間
    に達すると指令信号を出力する指令信号出力手段と、 上記指令信号出力手段からの指令信号を受けて、上記聴
    講者用画像の表示条件を上記第1の表示条件から第2の
    表示条件に変更することを上記表示条件設定手段に指示
    する表示条件変更指示手段を有して、 上記予め設定された時間に対する講演の残り時間が上記
    所定の時間に達すると、上記聴講者用画像表示手段は上
    記表示条件設定手段によって設定された第2の表示条件
    で聴講者用画像を表示することを特徴とする画像編集表
    示装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の画像編集表
    示装置において、 上記表示条件は、上記聴講者用画像表示手段による上記
    聴講者用画像の切り換え間隔であって、 上記第1の表示条件は、上記聴講者用画像の切り換え間
    隔が第1の時間間隔であり、 上記第2の表示条件は、上記聴講者用画像の切り換え間
    隔が上記第1の時間間隔より短い第2の時間間隔であ
    り、 上記表示条件設定手段は、上記聴講者用画像表示手段に
    よる上記聴講者用画像の切り換え間隔を上記第2の時間
    間隔に設定する画像切り換え間隔設定手段であることを
    特徴とする画像編集表示装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項に記載の画像編集表
    示装置において、 上記表示条件は、上記聴講者用画像表示手段による上記
    聴講者用画像の描画速度であって、 上記第1の表示条件は、上記聴講者用画像の描画速度が
    第1の描画速度であり、 上記第2の表示条件は、上記聴講者用画像の描画速度が
    上記第1の描画速度より速い第2の描画速度であり、 上記表示条件設定手段は、上記聴講者用画像表示手段に
    よる上記聴講者用画像の描画速度を上記第2の描画速度
    に設定する描画速度設定手段であることを特徴とする画
    像編集表示装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項に記載の画像編集表
    示装置において、 上記表示条件は、上記聴講者用画像表示手段によって上
    記画像データ記憶手段に記憶された上記聴講者用画像の
    画像データを選択して読み出す際の選択順であって、 上記第1の表示条件は、上記聴講者用画像の選択順が第
    1の選択順であり、 上記第2の表示条件は、上記聴講者用画像の選択順が上
    記第1の選択順より粗い第2の選択順であり、 上記表示条件設定手段は、上記聴講者用画像表示手段に
    よる上記聴講者用画像の選択順を上記第2の選択順に設
    定する画像選択順設定手段であることを特徴とする画像
    編集表示装置。
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