JPH06149956A - メディアデータ編集方法及び編集装置 - Google Patents

メディアデータ編集方法及び編集装置

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JPH06149956A
JPH06149956A JP4294802A JP29480292A JPH06149956A JP H06149956 A JPH06149956 A JP H06149956A JP 4294802 A JP4294802 A JP 4294802A JP 29480292 A JP29480292 A JP 29480292A JP H06149956 A JPH06149956 A JP H06149956A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】メディアデータをユーザに提示しながら編集す
る場合に、メディアデータ中の特定の領域を表現するパ
ラメータの変更を指定する再操作を、ユーザが正確かつ
効率的に行えるメディアデータ編集方法を提供する。 【構成】パラメータ指定処理において、再度操作の必要
が生じたら、前回の操作で指定された領域(1102)
を基準にして、パラメータの提示方法を変更して(11
03)メディアデータをユーザに提示する。 【効果】再操作を行う場合に、誤操作を行ってしまった
ときとは異なる環境で操作を行うことができ、ユーザは
容易に目標のパラメータを正確に指定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像や音等のメディア
データの編集方法および装置に係わり、特にユーザがデ
ータ中の特定位置を指定する際に、簡単に正確な位置が
指定できる編集方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メディアデータを編集する際、画像であ
ればディスプレイに表示しながら、音声であればスピー
カーから実際に音を聞かせたり音の波形をディスプレイ
に表示して見せたりしながら、というように、ユーザが
直観的に認識して操作しやすいかたちでデータを表現し
て編集する方法が広く行われている。その場合、ユーザ
は、提示されたデータ上の時間的、空間的座標を指示し
て、編集作業を行うことになる。即ち、画像をディスプ
レイに表示して編集する場合、ユーザは、その画像が表
示されているディスプレイ上のピクセル位置を指示する
ことで、対象の画像の処理を加えたい部分を指定する。
また、動画や音声等の動的なデータを編集する場合、デ
ータが時系列にそって順次提示される中から特定の場面
や音が現れた時点で指示操作を行うなど、時間的な位置
を指示することで、目標のデータを指定する。
【0003】しかし、提示されたデータを確認しながら
位置指定操作を行う場合、ユーザの錯誤、操作上のミ
ス、あるいは認識と操作の間のずれなどによって、必ず
しもユーザが望んだ位置を正確に指定することができな
いことがある。即ち、ディスプレイ上の点をマウスで指
定する場合には、手ぶれなどで目標と異なる点が指定さ
れてしまうことがある。また、特定データが提示される
タイミングで指定操作を行う場合には、錯誤によって本
当に操作すべきタイミングが来る前に指定操作を行って
しまったり、指定するデータを確認してから操作を行う
までの若干のタイムラグのために目標の場面や音より後
ろを指定してしまうということが起こる。さらに、メデ
ィアデータを提示する過程で誤差が生じてユーザの錯誤
を誘う場合がある。例えば画像の場合、ディスプレイの
解像度の制約で粗くしか表示できないために、編集作業
中は適切な操作を行っているつもりでも、より解像度の
高いディスプレイやプリンタに出力してみると、見えな
かったゴミが現れてくることがある。
【0004】これらの問題を解決するために、二種類の
方法が行われている。一つはユーザの入力に工夫を加え
るもので、ユーザの入力した位置を補正する方法や、マ
ウスで直接画面を指示したりする代わりに、座標を数値
で直接入力させる方法などがある。もう一つは、データ
の提示方法を工夫するもので、画面の一部を拡大して表
示したり、時系列データの再生速度を変更する手段を与
えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来の技術
には、次のような問題点がある。入力を補正する方法で
は、逆に言えば、特定の座標以外は指定することができ
ないため、複雑なデータを編集する場合などは、補正方
法を状況に合わせて変更するなどの細かい調整が必要に
なる。
【0006】座標値を数値で指定させる方法は、目標位
置がどのような座標値を持つかを確認し、キーボード等
でその数値を入力するという手順を踏むため、ユーザ
は、編集しているメディアデータのみを注目していれば
よいという訳にいかない。座標系を意識する必要があ
り、値の取る範囲が広くなると入力ミスも多くなり、ユ
ーザの認識の負荷が増える。
【0007】データの提示方法を変更する手段が与えら
れている場合、ユーザは、自分がもっとも操作しやすい
方法でデータを提示して作業ができる。しかし、一連の
作業の中でも、編集の対象となっているデータや、操作
の種類、目的によって、大雑把に一定範囲の中のどこか
を指定すれば良かったり、多少の誤りは修正する必要が
ない場合もあれば、極めて狭い範囲で操作しなければな
らない場合もある。例えば、ただ一点を指定する操作の
ために、表示の倍率を変更するといった事態も生ずる。
その場合、ユーザは、その一操作のために、表示倍率を
変更し、操作が終了したら倍率をもとに戻すといった煩
わしさをがまんするか、表示はそのままで、成功するま
で何度が操作をやり直すかしなければならない。
【0008】これらの方法では、状況によっては、いた
ずらにユーザの操作回数を増やす結果となって、直観的
な操作の利点がなくなり、また、連続して位置指定を行
うのにも適さない。
【0009】また、これらの方法では、データを時間的
に変化させながら提示する場合の錯誤の問題は解決でき
ない。提示されるデータが変化している場合、指定すべ
き部分が通り過ぎるまでユーザにはわからない。このよ
うな場合に限らず、指定しようとする部分がデータの中
でどの位置にあるのかを把握しなければ適切な操作が行
えない状況はしばしば起こる。
【0010】ユーザが目標と異なる位置を指定してしま
った背景には何らかの理由、例えば、ボタンを押す瞬間
にマウスが動いてしまったといったことがあるはずであ
る。あくまでも当初の目標位置を指定しようとするな
ら、ユーザは誤操作の原因を解消するための処置、例え
ば表示倍率を変更して操作の許容範囲を広くするなどと
いったことを行ってから、再び操作を行うか、何度も満
足の行く結果が得られるまで同じ操作を繰り返さなけれ
ばならない。
【0011】このような問題は、メディアデータの表示
位置(換言すると時間軸)のほか、空間的位置や表示倍
率、表示濃度等、メディアデータを表現する種々のパラ
メータの変更指定の場合にも生ずる。
【0012】本発明の目的は、ユーザが効率よく正確に
メディアデータ中の特定領域のパラメータを正確に指定
できるメディアデータ編集方法および装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、パラメータの
指定操作で、一度指定した部分の操作をやり直す場合
に、前回の操作で指定されたパラメータから、メディア
データの中のユーザが本当に指定したいものが含まれる
可能性の高い部分、すなわち前回の操作で指定された部
分とその周辺部分とを含むメディアデータに対して、メ
ディアデータを表現するパラメータの内、少なくとも一
つのパラメータの変換比率を変更して、ユーザに再提示
し、再操作を容易にすることを特徴とする。
【0014】
【作用】メディアデータを表現するパラメータの変換方
法が変更されることで、ユーザが本当に指定したい部分
のメディアデータが、前回操作時よりも指定操作に適し
た比率で再提示される。例えばメディアデータの再生速
度を、前回指定した点の近傍(特定部分)のみ1/2の
速度にする。このようにして、目的を達するまでのユー
ザの試行錯誤の回数を少なくすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。本実施例では、動画をディスプレイ上に表示しなが
ら時間軸上の編集を行う動画編集装置に、本発明を適用
している。図1は、本発明を適用した動画編集装置の一
例を構成を示すブロック図である。図1において、10
1は動画を編集するプログラムの画面を表示するディス
プレイ、102は編集する動画のソースデータが格納さ
れているレーザーディスク、103はレーザディスク再
生装置である。レーザディスク再生装置103がレーザ
ーディスク102に格納されている動画データを再生す
る速度は自由に制御できるものとする。104はハード
ディスク装置であって、編集の結果作成される各種のデ
ータが格納される。これらのデータには、各々テーブル
化された動画編集データ30、再操作用データ40、ユ
ーザ操作データ50及び編集作業用動画再生データ60
が含まれる。作成されたデータはまた、フロッピーディ
スク105にも格納され、編集結果のバックアップや、
他の場所にある動画表示装置でのプレイに使用される。
106はフロッピーディスク105上のデータの読み込
みおよび書き込みを行うフロッピーディスクドライブ装
置である。107は中央処理装置(CPU)であって、
主記憶装置108に格納されている動画編集プログラム
800によって上記各機器を制御し、動画を編集する。
また、キーボード109およびマウス110は動画編集
プログラム800へのデータ入力に使用される。
【0016】図2は、ディスプレイ101に表示される
動画編集画面の一例を示す説明図である。図2におい
て、200は動画編集プログラム800の表示画面であ
る。201はプルダウンメニューを引き出すメニューバ
ー、202はコマンドボタンを集めたコントロールパネ
ルであって、ユーザはこれらの上のメニューやボタンを
選択しながら対話操作によって動画編集作業を行う。図
2は、動画の一部分を切り出す作業を行っているところ
で、コントロールパネル202上には、各種の動画切り
出しコマンドボタンが表示されている。すなわち、20
3は「設定」ボタン、204は「確認」ボタン、205
は「再操作」ボタン、206は「取消」ボタン、207
は「登録」ボタンであり、後述するように、これらを使
用して動画データの中から切り出す部分の開始位置およ
び終了位置を指定する。208は切り出す部分の開始位
置、209は終了位置を表示する領域であり、それぞれ
のレーザーディスク中のフレーム番号を表示する。ま
た、210にはレーザーディスク102を再生した動画
データが表示されており、カウンタ211の数字は、現
在表示されている映像のフレーム番号を示している。2
12はユーザに対する操作ガイドメッセージを表示する
領域である。213はメニューやコマンドボタンへの入
力に使用するマウスカーソルである。
【0017】図3は、ハードディスク104あるいはフ
ロッピーディスク105に格納される編集結果のデータ
すなわち動画編集データの一例である。図3において、
30は編集結果のデータを記憶する動画編集データテー
ブル、31は動画の再生を開始する位置を格納するエリ
ア、32は終了する位置を格納するエリアであり、それ
ぞれ、レーザーディスク中のフレーム番号を記憶する。
図2に示した切り出し作業によって切り出された動画の
一部分の、先頭と末尾のフレーム番号がこの動画編集デ
ータテーブル30に記憶される。このテーブル30を使
用して動画を表示するプログラムでは、テーブルの先頭
から順次、開始位置31と終了位置32のフレーム番号
を読み出し、レーザーディスク102を再生する。
【0018】図4および図5は、位置指定の再操作が指
示された際に、動画再生時の表示方法を変更するために
使用するデータの一例である。この例では、動画を表現
するパラメータの1つである時間軸の比率を変更する。
図4において、40は表示の変更方法の決定に使用する
再操作用データテーブルである。41は変更前のデフォ
ルト再生速度を格納するエリア、42は速度の変更率を
格納するエリア、43は動画データの中で再生速度を変
更する範囲を格納するエリアである。また、図5におい
て、50は、ユーザの操作内容を記録するユーザ操作デ
ータテーブルである。51はユーザの操作によって指定
された切り出し範囲の開始位置を格納するエリア、52
は終了位置を格納するエリア、53は操作の回数を格納
するエリアである。
【0019】図6は、編集作業中の動画の表示に使用す
るデータの一例である。60は、動画切り出し作業を行
う際の動画表示に使用する編集作業用動画再生テーブル
である。61は動画の再生の起点となるフレームを格納
するエリア、62は起点フレーム61から動画を再生す
る際の再生速度を格納するエリアである。この編集作業
用動画再生テーブル60を用いて動画を再生する処理で
は、テーブル60の先頭から順次データを読み、起点フ
レームから次の起点フレームまで対応する再生速度でレ
ーザーディスクの動画を再生表示する。次の起点フレー
ムがない場合は、処理が終了するか、明示的に停止を指
示されるまで同じ速度で再生を続ける。
【0020】本実施例では、この編集作業用動画再生テ
ーブル60を書き換えることで、再操作時の動画の表示
方法を変更する。図6の(A)は切り出し処理開始時点
のテーブル60、(B)は再操作が指示された時点で図
4および図5のデータを使用して書き換えられたテーブ
ル60を示すものである。
【0021】図7は、図6の編集作業用動画再生テーブ
ル60を使用した動画の再生例を説明する図である。図
7において、71は再生する動画データ、72および7
3はそれぞれ、1回目の操作を行ったときと2回目の操
作(再操作)を行ったときの、動画再生表示開始時を0
とした時間軸である。破線で結んだ部分は、対応するフ
レーム番号の映像が再生表示される時刻を表している。
また、74は1回目の操作でユーザが指定した位置を示
す。
【0022】本実施例では、再操作を行う場合、最初に
操作を行ったときとは異なる表示速度で動画を再生す
る。変更の方法は図7の例によれば、前回の操作で指定
されたフレームすなわち1065フレームの前後を前回
よりもゆっくりと(15フレーム/sec)再生し、そ
れ以外はデフォルトの速度(30フレーム/sec)で
再生する。これは、目的のフレームが指定できない原因
として、ユーザのマウスによる操作が動画の表示に追い
付かず入力が遅れたり、または逆に、入力の遅れを警戒
しすぎるために一瞬早く操作してしまうといったことが
考えられるからである。これらの理由で誤った位置が指
定されたならば、ユーザが本当に指定したかった位置
は、誤指定された位置(1065フレーム)の近傍に存
在する可能性が非常に高いと考えられる。そこで、ユー
ザが指定しようとする目標が存在すると思われる部分す
なわち、図7の1005フレームから1125フレーム
までの間を、前回操作を行ったときよりも、ゆっくりと
再生することで、一つ一つのフレームの表示時間が長く
なり、ユーザは、映像を確認してから指定操作を行うこ
とができる。
【0023】次に、図8〜図10に示すフローチャート
に基づいて、図4〜図6に示す各種テーブルを参照しな
がら、本発明を適用した動画切り出し処理について説明
する。図8は、本発明を適用した動画編集装置における
動画切り出し処理の1実施例を示すフローチャート、図
9は、図8における切り出し範囲指定処理804の詳細
を示すフローチャート、図10は、図8における動画表
示テーブル変更処理808の詳細を示すフローチャート
である。
【0024】本実施例においては、動画編集プログラム
の画面200(図2)中の動画表示領域210に動画2
10を表示しておき、切り出したい部分の先頭の映像が
現れた時点と末尾の映像が現れた時点で、それぞれ、ユ
ーザが設定ボタン203をマウスクリックすることによ
って、その映像のフレーム番号を、切り出す範囲の始点
および終点として指定するものとする。
【0025】ユーザはあらかじめ、切り出したい範囲の
始点付近まで動画の現在位置を進めておき、プルダウン
メニューによって動画切り出し処理804を指示する。
動画切り出し処理では、まず、ユーザ操作データテーブ
ル50(図5)と動画再生データテーブル60(図6)
を初期化する(ステップ801)。ユーザ操作データテ
ーブル50は、切り出す範囲の開始位置51、終了位置
52、およびユーザの操作回数53をそれぞれ0にす
る。動画再生データテーブル60は、テーブルの先頭
の、動画表示を行う起点61に動画の現在位置、再生速
度62にデフォルト速度41を格納し、他のデータを消
去する(図6(A))。
【0026】次に、操作ガイドメッセージ表示領域21
2にユーザに対する操作ガイドを表示し(ステップ80
2)、動画の切り出し範囲指定処理(図9)を行う(ス
テップ804)。切り出し範囲指定処理では、動画再生
データテーブル60に従ってレーザディスク再生装置1
03を制御し、動画の表示を開始する(ステップ90
0)。動画表示領域210にレーザーディスク102の
動画を再生表示しながらユーザの入力を待つ(ステップ
902)。
【0027】切り出し範囲指定処理では、設定ボタン2
03をマウスクリックする切り出し範囲の設定指示以外
のユーザ入力は受け付けないものとする。最初の設定指
示が入力されると(ステップ904)、その時点で動画
表示領域210に表示されていた映像のフレーム番号、
即ちカウンタ211に表示していた数値を、ユーザ操作
データテーブル50の切り出し範囲開始位置51に格納
する(ステップ906)。再び、ユーザの入力を待ち
(ステップ908)、設定指示が入力されると(ステッ
プ910)、二度目の設定指示が入力された時点で表示
されていた映像のフレーム番号を、切り出し範囲終了位
置52に格納する(ステップ912)。そして、動画の
再生表示を停止し(ステップ914)、ユーザ操作デー
タテーブル50の操作回数53を一つ増やし(ステップ
916)、処理を終了する。
【0028】切り出し範囲指定処理によって、切り出す
部分の動画の始点と終点が指定されると、再び、ユーザ
の入力を待つ(ステップ806)。このときユーザに可
能な操作は、さきほど指定した切り出し範囲の動画編集
データテーブル30への登録、指定した範囲を確認する
ための動画の表示、切り出し範囲の指定のやり直し(再
操作)、及び動画切り出し処理そのものの中止である。
【0029】ユーザの入力が再操作ボタン205の選択
であった場合(ステップ808)、動画再生データテー
ブル60の変更処理を行う(ステップ810)。動画再
生データテーブルの変更処理(図10)では、再操作用
の表示変更方法データテーブル40、およびユーザ操作
データテーブル50を調べ(ステップ1000)、動画
の再生のデフォルト速度41、速度の変更率42、およ
びユーザが行った指定操作の回数53から、速度を変更
してゆっくりと表示する場合の動画の再生速度を計算す
る(ステップ1002)。変更後の再生速度は、デフォ
ルトの再生速度に、変更率の操作回数乗をかけたもので
ある。計算結果が整数とならなかった場合は、端数を切
り上げる。次に、切り出し範囲開始位置51と、再生速
度の変更範囲43とから、前回の操作で指定した切り出
し範囲開始位置の前後で、再生速度を変更する部分を求
める(ステップ1004)。即ち、この場合変更範囲4
3が60フレームであるので、開始位置51に格納され
たフレーム番号1065の映像よりも、前60フレー
ム、後ろ60フレームの範囲の映像の再生をゆっくり行
うことになる。同様に、切り出し範囲終了位置52と、
再生速度の変更範囲43とから、前回指定した切り出し
範囲終了位置の前後で、再生速度を変更する部分を求め
る(ステップ1006)。
【0030】以上の処理で求めた変更後の動画再生速
度、動画再生速度を変更する範囲から、動画再生データ
テーブル60の内容を変更する(ステップ1008)。
すなわち、テーブルの先頭から、動画表示の起点61
に、動画データの中で、等速で再生表示を行う連続した
範囲の先頭フレームの番号を格納し、対応する再生速度
62に、その範囲の動画の再生速度を格納していく。た
だし、先頭項目の動画表示の起点61には、図6(A)
と同じく、動画切り出し処理を開始した時点での、動画
の現在位置を格納する。変更後の動画再生データテーブ
ル60が図6(B)である。この例では、切り出し範囲
の開始位置および終了位置周囲のゆっくり再生表示する
範囲の前後に、速度の変更を行わないでデフォルト速度
で表示される映像が存在するが、前回操作でユーザが指
定した位置によっては、先頭の映像まで速度変更範囲に
含まれたり、開始位置周辺の速度変更範囲と終了位置周
辺の速度変更範囲がオーバーラップすることもある。
尚、再操作用データテーブル40のデータは、ユーザが
自由に設定可能で、再操作時の速度や速度の変更範囲を
変えることができるものとする。
【0031】図8に戻って、動画再生データテーブル6
0の変更が終ったら、新しい動画再生データテーブル6
0に従って動画を再生表示しながら、動画の切り出し範
囲指定操作をやり直し(ステップ804)、再びユーザ
の入力を待つ(ステップ806)。このときの動画切り
出し範囲指定処理によって、ユーザ操作データテーブル
50の操作回数53が1つ増えるので、次にまた再操作
が指示された場合、速度変更が行われる範囲では今回よ
りもさらにゆっくりと再生表示が行われることになる。
【0032】ユーザの入力が確認ボタン204の選択で
あった場合(ステップ812)、前回の操作で設定され
た切り出し範囲をユーザが確認できるように、ユーザ操
作データテーブル50の開始位置51のフレーム番号か
ら終了位置52のフレーム番号まで動画を再生表示する
(ステップ814)。動画の再生を終了したら、ユーザ
入力を待つ(ステップ806)。
【0033】ユーザの入力が取消ボタン207の選択で
あった場合(ステップ816)、そのまま、何も行わな
いで、動画切り出し処理を終了する。ユーザの入力が登
録ボタン206の選択であった場合(ステップ81
8)、前回の操作でユーザが設定した切り出し範囲の開
始位置および終了位置、即ち、ユーザ操作データテーブ
ル50の切り出し範囲開始位置51および終了位置52
のデータを、動画編集データテーブル30に格納する
(ステップ820)。
【0034】この例では、ユーザが再操作を行うごとに
表示速度を遅くしているが、誤操作の原因として、表示
速度を変更しなくても回復できるような単純なミス、例
えば、操作すべき瞬間に他のことに注意が向いていたた
めの操作の遅れなどもありうるので、1回ごとに速度を
変えるのではなく、2〜3回ごとに変えるようにしても
よい。
【0035】また、この例では、前回の操作で指定した
位置を基準に、動画の表示速度を変更する部分を決定し
ているが、2回目以降の操作で、かえって最初に指定し
た位置よりも目標位置から離れた位置を指定してしまう
可能性もあり、常に初回の操作で指定した位置を基準に
して、動画の表示速度を変更するようにしてもよい。
【0036】また、この例では、前回指定した位置の、
前後同じ範囲の動画を、速度を変えて表示しているが、
指定位置の前と後ろとで、速度を変更する範囲を変えて
もよい。何故なら、ユーザが目標位置よりも前を指定し
てしまう原因と、後ろを指定してしまう原因は必ずしも
同じではないので、速度を変更するのに適当な範囲、即
ち、本当の目標位置が存在する可能性の高い範囲は、そ
れぞれ異なるかもしれない。
【0037】また、例えば、目標と似た映像が表示され
たといったことで、ユーザが早く操作しすぎた場合、本
当の目標位置が指定位置の後ろの一定範囲内に存在する
とは限らない。このような場合に対応するために、指定
位置の前は一定の範囲を、指定位置の後ろはユーザが位
置を指定する操作を行うまでゆっくりと表示するように
してもよい。
【0038】また、ユーザが指定操作を行う可能性のほ
とんどない領域が存在する場合、例えば、非常に長い動
画を切り出した場合などは、目標位置の存在する領域を
ゆっくりと表示するだけでなく、その他の領域は初回の
操作時より速い速度で表示するようにしてもよい。指定
操作に関係のない領域をスキップすることで、現在の操
作に関係のない情報をカットしてユーザの混乱を避ける
ことができ、また、ユーザの待ち時間が減って、編集作
業そのものも速やかに行うことができる。
【0039】メディアデータを編集する場合、データ自
身の複雑さや編集内容にもよるが、一度の操作で正確な
処理を行うのは困難である。その原因には、単純なユー
ザの操作ミスもあれば、動画などの動的データの場合の
ようなデータの性質に起因するものもあり、すべての場
合に対応することはできない。そのため、編集作業の過
程では、必ず再操作が生じる。本発明を適用することに
よって、再操作を行う場合に、前回操作を行った際と同
じ条件で操作するのではなく、より、操作しやすいよう
にデータをユーザに再提示できるので、同じミスを何度
も繰り返すことなく、少ない操作回数で、効率的に編集
を行うことができる。
【0040】また、上記の例では、再操作を指示されて
データを再提示する場合に、その提示方法を変更してい
るが、必ずしも明示的に再操作の指示があった場合のみ
に限定する必要はない。
【0041】人間がメディアを編集する手順自体、あら
かじめ作成すべきデータの詳細がすべて決まっていて、
その通りに作成していくことは少なく、編集作業を行い
ながら詳細を決めたり、部分的に作成しては全体のバラ
ンスを見る、といったことが多かれ少なかれ行われる。
例えば、おおまかなラフスケッチを作成し、次に各部を
詳細化して、完成データを作成するといったことであ
る。動画の編集ならば、動画の中の各シーンを検索でき
るようにインデックスを作成しようとする場合、最初
に、すべてのインデックスをつけたい位置をおおまかに
指定しておき、後でそれぞれの正確な位置を指定する方
法が、全体の見通しがよく、作業しやすい。その際に、
速い速度で動画を再生表示しながらおおまかな位置指定
を行い、次に、最初に指定された部分の前後は遅い速度
で、その他はそれよりも速く、あるいはスキップして再
生表示しながら、正確な位置指定を行うようにするとよ
い。
【0042】以上述べた例では、動画の編集に本発明を
適用した場合に関して説明したが、本発明は、もちろ
ん、他のメディアデータの編集にも適用することができ
る。また、メディアデータを表現する他のパラメータ、
例えば空間的位置を変更することもできる。
【0043】図11は、パラメータ変更の他の例として
再操作時に前回よりも画像を拡大して表示した例であ
る。1101は編集の対象となる画像データ、1102
及び1103は画像の編集作業を行う際に編集対象の画
像を表示する領域である。
【0044】図12に表示画面200の一例を示す。こ
の例では、切り出すフレームの指定だけでなく画像上の
どの部分を、画面に表示するかも指定できる。最終的に
動画編集プログラムで生成するデータ60には、図13
に示すようにフレーム番号に加えてそれらの表示領域の
情報65が加わる。図13の例では、フレーム216か
ら336の範囲において、指定された領域が拡大して表
示される。
【0045】表示領域の指定は、動画の切り出し範囲の
指定、登録を行ったあとで、別に行ってもよいし、切り
出し範囲の指定を行うときに表示領域も指定して、一緒
に登録するようにしてもよい。後者の場合を図14のフ
ローチャートに示す。この例では図2の動画切り出し画
面に、”領域指定”のボタンが付いていて(図14、ス
テップ822)、図12の画面を呼出し、マウス操作で
表示領域を指定する(ステップ824)。
【0046】表示領域の変更(824)の一例を図15
に示す。デフォルトでは図16のデータテーブル80に
示すように、画像全体を表示しておき、ユーザに表示領
域を指定させ(ステップ1504〜1506)、その結
果を図17に示すユーザ操作記録テーブル81に記録す
る(ステップ1504)。ステップ1508で再操作が
指定されたら、編集画面上に画像を表示するのに使用す
る画像表示テーブル82(図18)の内容を更新する
(ステップ1510)。すなわち、前回操作で指定され
た領域(図18の表示テーブルA)に一定のマージン
(例えば一辺100)を付けた範囲(図18の表示テー
ブルB)を拡大して表示する。
【0047】図11のように再操作を行う際に、自動的
に拡大して表示することで適切な処理ができる。例え
ば、たまたま指定しようとした位置の周囲が入り組んで
いて、どうしても目標と異なる部分が指定されてしまう
場合や、少しだけ微妙な加工を行いたい場合に、何度も
同じ操作を繰り返したり、ユーザ自身が編集視野内のデ
ータの倍率変更処理を行う必要がない。
【0048】図19は、再操作時に前回の画像1102
よりも画像を縮小して表示した(画像1103)例であ
る。サイズの非常に大きな画像を対象として編集する場
合や、小さな画像でも、微細な作業を行うために部分的
に拡大して編集を行っている場合、作業中に画像全体が
把握できないためにかえって、正確な位置が指定できな
いことがある。例えば、地図や設計図などで、図の意味
的な内容に依存した編集をする場合である。地図の中の
ある目的地に向かう道路に印をつける場合、目的地と現
在地との位置関係がわからないと、作業ができない。
【0049】また、図11や図19の例では、上下左右
を均等に拡大または縮小しているが、もちろん、異なる
比率で拡大縮小してもよいし、データの種類によって
は、斜めに引き延ばすように変形してもよい。
【0050】なお、何度も操作しても、うまく指定でき
ない場合図19のように、再び、原画像1101と同じ
全体画像1103を表示して、操作させるようにしても
よい。その場合、図17のテーブル81に操作の回数を
カウント表示する欄81Aを設けておき、一定の回数に
達したら、全面表示に戻す方法が考えられる。
【0051】図20は、再操作時に前回の画像1102
よりも画像のコントラストを強くして表示した(画像1
103)例である。この例は次のような場合に有効であ
る。すなわち、動画を切り出す方法として、単にユーザ
が目で見てフレーム番号を指定する方法の他に、動画の
中の特定の物体を指定して、その物体が存在するフレー
ムを取り出す、といった方法も考えられる。例えば、図
21に示すように、画像の中の特定の物体が存在する領
域に処理を加えるために、ユーザが物体の輪郭の指定を
行う(ステップ834)場合、コントラストを変更する
ことで(ステップ840)、指定すべき場所が判りやす
くなる。一例として、図22に示すようにあるフレーム
の画像の中の物体を指定するために、その物体250の
周囲(エッジ)をマウスで指定する。
【0052】ただし、画像中の物体の指定や、それを使
ったフレームの切り出しは、LDをただ、再生表示する
のではなく、画像データを一度メモリに取り込んで処理
することが必要である。
【0053】コントラストの強調(ステップ840)は
次のようにして、実現する。画像データが、RGB各8
bit構成されているとすると、メモリに取り込んだ画
像の各ピクセルについてR(x)、G(x)、B(x)
の各データに数1に示す変換をかけて表示する。
【0054】
【数1】
【0055】デフォルトでは図23のテーブル84に示
すようにa=0、b=256とし、操作回数に応じて、
a=i×ca、b=256−i×cbとする。iはそれ
までに行った操作回数ca、cbは適当な定数である。
【0056】この例では、編集対象の画像全体のコント
ラストを変えて表示しているが、前回の操作で指定され
た位置の周囲何ピクセルかだけを変えるようにしてもよ
い。
【0057】また、以上述べた例では、最初の操作で指
定された位置の時間的または空間的な近傍のデータ提示
方法を変更しているが、指定すべき目標が含まれるよう
なデータの集合であることが重要なのであって、例え
ば、指定された座標と同じまたは近い色を持つピクセル
を強調して表示してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、メ
ディアデータ中の特定領域のパラメータを指定する操作
をやり直す場合に、前回操作を行ったときよりも、ユー
ザの操作に適した方法でメディアデータを再提示できる
ので、ユーザは簡単に早く目的のパラメータを指定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した動画編集装置の機器構成の一
実施例を示すブロック図。
【図2】図1の動画編集装置の表示画面の一実施例を示
す図。
【図3】図1の動画編集装置により生成される動画編集
データの一例を示す図。
【図4】図1の動画編集装置において、再操作が指示さ
れた場合の動画表示速度の変更に用いるデータの一例を
示す図。
【図5】図1の動画編集装置において、動画切り出し作
業を行っている最中に記録されるユーザの操作内容の一
例を示す図。
【図6】図1の動画編集装置において、動画切り出し作
業を行うために動画を表示する際に使用するデータの変
化を説明する図。
【図7】図1の動画編集装置において、最初の位置指定
操作を行う場合と再度指定操作を行う場合の、動画の表
示速度の変化を説明する図。
【図8】図1の動画編集装置の動画切り出し処理を示す
フローチャート。
【図9】図8における、動画の切り出し範囲指定処理の
詳細を示すフローチャート。
【図10】図8において、再操作が指示された場合の、
動画の表示方法の変更処理の詳細を示すフローチャー
ト。
【図11】図1の画像編集装置における画像表示の倍率
を変更する方法の一例を示す図。
【図12】図11の画像表示変更のために、表示領域を
指定する画面の一例を示す図。
【図13】図11において表示領域の指定があった場合
の、動画編集装置が最終的に作成するデータの一例を示
す図。
【図14】図11の画像表示変更のための処理の一例を
示すフローチャート。
【図15】図14の表示領域指定処理の一例を示すフロ
ーチャート。
【図16】図14において、画面に表示する画像の表示
範囲を決めるデータの一例を示す図。
【図17】図14において、ユーザの行った操作を記録
するテーブルの一例を示す図。
【図18】図14において、画像を表示するために使用
するデータの一例を示す図。
【図19】画像表示の変更方法の他の例を示す図。
【図20】画像表示の変更方法の他の例としてコントラ
ストを変更する例を示す図。
【図21】図20の画像表示変更のための処理の一例を
示すフローチャート。
【図22】図21の処理における画像の中の物体を指定
する画面の例。
【図23】図21の処理において、コントラストの変更
に使用するデータの例。
【符号の説明】 30…動画編集データテーブル、40…再操作用データ
テーブル、50…ユーザ操作データテーブル、60…編
集作業用動画再生データテーブル。101…ディスプレ
イ、102…レーザーディスク、103…レーザーディ
スク再生装置、104…ハードディスク、105…フロ
ッピーディスク、107…処理装置、108…記憶装
置、800…動画編集プログラム

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メディアデータを変換して出力手段に提示
    し、提示された該メディアデータを表現する複数のパラ
    メータのうちの少なくとも1つを指定しながら編集装置
    により編集作業を行うメディアデータ編集方法におい
    て、 提示されたメディアデータを表現する少なくとも1つの
    パラメータを指定するステップと、 前記指定のやり直しの要求があったとき、前回の操作に
    おいて前記パラメータによって指定された部分を含む前
    記メディアデータの特定の領域を決定するステップと、 該特定領域のメディアデータについて、前記パラメータ
    の比率を変更して前記出力手段に再提示するステップか
    らなるメディアデータ編集方法。
  2. 【請求項2】前記パラメータの中に、時間軸上の位置を
    表現するパラメータが含まれ、前記特定領域のメディア
    データの再生速度を前記比率に応じて変更することを特
    徴とする請求項1記載のメディアデータ編集方法。
  3. 【請求項3】前記パラメータの中に、空間的位置を表現
    するパラメータが含まれ、前記特定領域のメディアデー
    タの表示倍率を前記比率に応じて変更することを特徴と
    する請求項1記載のメディアデータ編集方法。
  4. 【請求項4】前記パラメータの中に、色彩を表現するパ
    ラメータが含まれ、前記特定領域のメディアデータの色
    彩のコントラストを前記比率に応じて変更することを特
    徴とする請求項1記載のメディアデータ編集方法。
  5. 【請求項5】前記メディアデータの特定領域に関して、
    前記パラメータの比率を縮小して再提示することを特徴
    とする請求項1記載のメディアデータ編集方法。
  6. 【請求項6】前記メディアデータの特定領域に関して、
    前記パラメータの比率を拡大して再提示し、前記特定領
    域以外の部分に関しては、上記パラメータの比率を縮小
    して再提示することを特徴とする請求項1記載のメディ
    アデータ編集方法。
  7. 【請求項7】前記パラメータの比率が前記指定操作の回
    数に応じて変更されることを特徴とする請求項5もしく
    は6記載のメディアデータ編集方法。
  8. 【請求項8】メディアデータを再生装置により再生して
    出力手段に提示し、該メディアデータの時間軸上の位置
    を指定しながら編集作業を行うメディアデータ編集方法
    において、 メディアデータを再生しながら前記時間軸上の位置を指
    定するステップと、 前記指定のやり直しの要求があったとき、前回の操作に
    おいて指定された位置とその前後を含む時間軸上の特定
    の領域を決定するステップと、 該特定領域のメディアデータについて、前記再生の速度
    を変更して前記出力手段に再提示するステップからなる
    メディアデータ編集方法。
  9. 【請求項9】メディアデータを記録する第1の記録手段
    と、前記メディアデータを再生表示するための再生手段
    と、前記メディアデータを表現するパラメータのうちの
    少なくとも1つを指定し編集を行うための編集手段と、
    前記パラメータを用いた編集結果を記録する第2の記録
    手段とを備えたメディアデータ編集装置において、 前記編集手段が、 対話操作により前記パラメータの変更部分を指定する手
    段と、 前記変更部分を含む特定の範囲内の前記メディアデータ
    について、所定の比率で前記パラメータ値を変更するた
    めの演算を行う手段と、 前記演算結果を前記第2の記録手段に記録する手段とを
    備え、前記第2の記録手段の記録に基づいて前記再生手
    段を制御することを特徴とするメディアデータ編集装
    置。
  10. 【請求項10】前記第2の記録手段が、 前記メディアデータの再生時における前記所定の比率に
    関するデータを記録する再操作用データテーブルと、 前記対話操作によって決定された前記パラメータの変更
    範囲のデータを記録するユーザ操作データテーブルと、 前記演算手段の結果を記録し、その内容に基づいて前記
    メディアデータの再生を制御する編集作業用動画再生テ
    ーブル、とを備えたことを特徴とする請求項9記載のメ
    ディアデータ編集装置。
  11. 【請求項11】メディアデータを記録する第1の記録手
    段と、前記メディアデータを再生表示するための再生手
    段と、前記メディアデータの位置を指定し編集を行うた
    めの編集手段と、前記指定位置に基づいた編集結果を記
    録する第2の記録手段とを備えたメディアデータ編集装
    置において、 前記編集手段が、 対話操作により前記指定位置の変更部分を指定する手段
    と、 前記変更部分を含む特定の範囲内の前記メディアデータ
    について、所定の比率で前記再生速度の値を変更するた
    めの演算を行う手段と、 前記演算結果を前記第2の記録手段に記録する手段とを
    備え、 前記第2の記録手段の記録に基づいて前記再生手段を制
    御することを特徴とするメディアデータ編集装置。
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