JP2011154072A - プロジェクター、画像表示システム及びその制御方法 - Google Patents

プロジェクター、画像表示システム及びその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】操作の案内(ガイド)を簡単に行うことが可能なプロジェクター、画像表示システム及びその制御方法を提供する。
【解決手段】コンピューターにプロジェクターが接続されると、コンピューターは、プロジェクターに記憶されている画像供給プログラム及び操作ガイドプログラムを読み出して、自らのハードディスクドライブにインストールする(S106)。その後、コンピューターは、画像供給プログラムを起動し(S107)、コンピューターの液晶ディスプレイに表示される画像(画像情報)をキャプチャーさせ、プロジェクターに出力させる。次いで、コンピューターは、操作ガイドプログラムを起動し(S109)、プロジェクターの操作を案内(ガイド)するためのガイド画像を液晶ディスプレイに表示させる。この結果、プロジェクターからもガイド画像が投写される(S206)。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像を投写するプロジェクター、画像表示システム及びその制御方法に関する。
従来、コンピューター等から出力される画像情報に基づく画像をプロジェクターから投写させる際、このプロジェクターを初めて扱うユーザーや、電子機器の操作に不慣れなユーザーは、紙媒体(冊子)、或いは電子媒体(例えば、CD−ROM)で提供されるマニュアルを参照しながら操作しなければならない場合が多い。また、プロジェクターの本体又はリモコンに備わる特定の操作キー(ヘルプキー)が操作された場合に、操作方法を案内する機能を備えたプロジェクターも知られている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、特許文献2には、インターネットに接続されたコンピューターに電化製品(例えば、デジタルカメラ)を接続すると、この電化製品のマニュアルが、インターネットに接続されたマニュアルサーバーから送られて、コンピューターの表示部に表示されるオンラインマニュアルシステムが提案されている。
特開2009−182435号公報 特開2003−228451号公報
しかしながら、マニュアルが紙媒体で提供される場合には、必要な情報(ページ)を即座に見つけることが困難であったり、紛失してしまう恐れがあったりするため、利便性が悪い。また、マニュアルが電子媒体で提供される場合には、電子媒体をコンピューターにセットして、マニュアルをコンピューターに表示させたり、インストールしたりする必要があるが、電子機器の操作に不慣れなユーザーにとっては、必ずしも簡単な操作ではない。また、特定の操作キーが操作された場合に操作方法を案内する機能がプロジェクターに備わっている場合であっても、マニュアルを読んでいないユーザーの中には、そのような機能が備わっていること自体を知らないユーザーも多い。そして、特許文献2に記載のシステムでは、紙媒体又は電子媒体のマニュアルを準備する必要がなくなり、利便性が向上するものの、インターネットに接続する必要があることから、利用可能な環境が限定されてしまうという問題を有している。このため、より簡単に操作の案内が可能なプロジェクターが望まれている。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、画像を投写するプロジェクターであって、画像供給装置に接続され、前記画像供給装置から画像情報が入力される通信部と、前記通信部に入力された前記画像情報に基づいて、前記画像を投写する画像投写部と、前記プロジェクターの操作を案内するためのガイド情報を記憶する記憶部と、前記通信部に前記画像供給装置が接続された場合に、前記通信部から前記画像供給装置へ前記ガイド情報を出力させる制御部と、を備えたことを特徴とする。
このプロジェクターによれば、通信部に画像供給装置が接続された場合に、記憶部に記憶されているガイド情報が画像供給装置に出力されるため、画像供給装置は、このガイド情報を利用して、プロジェクターの操作を案内することが可能となる。つまり、通信部に画像供給装置を接続すると、操作の案内がなされることから、操作を案内させるための作業は簡単で済み、利便性が向上する。
[適用例2]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記通信部から前記画像供給装置に前記ガイド情報が出力されると、前記ガイド情報に基づく画像情報が前記画像供給装置から前記通信部に入力され、前記画像投写部は、入力された前記画像情報に基づいて、前記プロジェクターの操作を案内するためのガイド画像を投写することが望ましい。
このプロジェクターによれば、通信部に画像供給装置を接続すると、ガイド情報が画像供給装置に出力された後に、画像供給装置からガイド情報に基づく画像情報が入力され、操作を案内するためのガイド画像が画像投写部から投写される。このため、操作の案内が大きな画面で表示されることになり、利便性がさらに向上する。
[適用例3]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記ガイド情報には、当該ガイド情報に基づいて前記画像供給装置が前記プロジェクターを操作するための操作手段を示す情報が含まれていてもよい。
このプロジェクターによれば、プロジェクターを操作するための操作手段がガイド情報に含まれているため、このガイド情報に基づいて簡単にプロジェクターを操作することが可能となる。
[適用例4]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記通信部は、USB規格に準じた通信を行うようにしてもよい。
[適用例5]本適用例に係る画像表示システムは、画像を投写するプロジェクターと、前記プロジェクターに画像情報を供給する画像供給装置と、を備えた画像表示システムであって、前記プロジェクターは、前記画像供給装置に接続され、前記画像供給装置から前記画像情報が入力される通信部と、前記通信部に入力された前記画像情報に基づいて、前記画像を投写する画像投写部と、前記プロジェクターの操作を案内するためのガイド情報を記憶する記憶部と、前記通信部に前記画像供給装置が接続された場合に、前記通信部から前記画像供給装置へ前記ガイド情報を出力させる制御部と、を備えたことを特徴とする。
この画像表示システムによれば、プロジェクターの通信部に画像供給装置が接続された場合に、記憶部に記憶されているガイド情報が画像供給装置に出力されるため、画像供給装置は、このガイド情報を利用して、プロジェクターの操作を案内することが可能となる。つまり、通信部に画像供給装置を接続すると、操作の案内がなされることから、操作を案内させるための作業は簡単で済み、利便性が向上する。
[適用例6]上記適用例に係る画像表示システムにおいて、前記画像供給装置は、前記プロジェクターから入力される前記ガイド情報に基づく画像情報を前記プロジェクターに出力して、前記プロジェクターの操作を案内するためのガイド画像を前記プロジェクターに投写させることが望ましい。
この画像表示システムによれば、プロジェクターの通信部に画像供給装置を接続すると、ガイド情報が画像供給装置に出力された後に、画像供給装置からガイド情報に基づく画像情報が入力され、操作を案内するためのガイド画像が画像投写部から投写される。このため、操作の案内が大きな画面で表示されることになり、利便性がさらに向上する。
[適用例7]本適用例に係る画像表示システムの制御方法は、画像を投写するプロジェクターと、前記プロジェクターに画像情報を供給する画像供給装置と、を備えた画像表示システムの制御方法であって、前記プロジェクターに前記画像供給装置が接続された場合に、前記プロジェクターが、前記プロジェクターの操作を案内するためのガイド情報を前記画像供給装置へ出力する第1の出力ステップを備えたことを特徴とする。
この画像表示システムの制御方法によれば、プロジェクターに画像供給装置が接続された場合に、プロジェクターの操作を案内するためのガイド情報が画像供給装置に出力されるため、画像供給装置は、このガイド情報を利用して、プロジェクターの操作を案内することが可能となる。つまり、プロジェクターに画像供給装置を接続すると、操作の案内がなされることから、操作を案内させるための作業は簡単で済み、利便性が向上する。
[適用例8]上記適用例に係る画像表示システムの制御方法において、前記画像供給装置が、前記ガイド情報に基づく画像情報を前記プロジェクターに出力して、前記プロジェクターの操作を案内するためのガイド画像を前記プロジェクターに投写させる第2の出力ステップをさらに備えたことが望ましい。
この画像表示システムの制御方法によれば、プロジェクターに画像供給装置を接続すると、ガイド情報が画像供給装置に出力された後に、画像供給装置からガイド情報に基づく画像情報が入力され、操作を案内するためのガイド画像がプロジェクターから投写される。このため、操作の案内が大きな画面で表示されることになり、利便性がさらに向上する。
また、上述した画像表示システム及びその制御方法がコンピューターを用いて構築されている場合には、上記形態及び上記適用例は、その機能を実現するためのプログラム、或いは当該プログラムを前記コンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体等の態様で構成することも可能である。記録媒体としては、フレキシブルディスクやハードディスク、CDやDVD等の光ディスク、光磁気ディスク、不揮発性の半導体メモリーを搭載したメモリーカードやUSBメモリー等、前記コンピューターが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
画像表示システムを示す斜視図である。 コンピューターの概略構成を示すブロック図。 プロジェクターの概略構成を示すブロック図。 コンピューターにプロジェクターが接続された際の動作を説明するフローチャート。 第1実施形態のガイド画像の一例を示す説明図であり、(a)は、表示されるガイド情報の項目を示す図、(b)は、選択された項目に対応するメッセージウィンドウを示す図。 ダイアログボックスを示す説明図。 第2実施形態のガイド画像の一例を示す説明図であり、(a)は、表示されるガイド情報の項目を示す図、(b)は、選択された項目に対応する操作ウィンドウを示す図。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態の画像表示システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の画像表示システムを示す斜視図である。
図1に示すように、画像表示システム100は、画像供給装置としてのコンピューター1と、その外部に備わるプロジェクター2とを備えている。コンピューター1は、例えば、ノート型のパーソナルコンピューターであり、表示装置である液晶ディスプレイ16、入力装置であるキーボード20、及び入力装置(ポインティングデバイス)であるタッチパッド21を一体的に備えて構成されている。また、コンピューター1には、入力装置(ポインティングデバイス)である外付けのマウス30も接続されている。プロジェクター2は、コンピューター1から画像情報の供給を受けて、この画像情報に応じた画像をスクリーンSCや壁面等の被投写物(以降、単にスクリーンSCとも呼ぶ。)に投写する。本実施形態では、コンピューター1とプロジェクター2とは、USB(Universal Serial Bus)ケーブル3で接続されており、このUSBケーブル3を介して、コンピューター1からプロジェクター2に画像情報等が供給される。
図2は、コンピューター1の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、コンピューター1は、CPU(Central Processing Unit)11、2つのブリッジ回路(ノースブリッジ12、及びサウスブリッジ13)、RAM(Random Access Memory)14、ビデオコントローラー15、液晶ディスプレイ16、ハードディスクドライブ17、光ディスクドライブ18、BIOS(Basic Input/Output System)が書き込まれたBIOS−ROM(Read Only Memory)19、キーボード20、タッチパッド21、USB通信部22等を備えている。
CPU11は、RAM14に読み出された各種プログラムに従って動作することにより、コンピューター1の動作を制御する。
ノースブリッジ12は、CPU11とサウスブリッジ13との間のブリッジ処理、RAM14の制御、及びビデオコントローラー15の制御等を行う。RAM14は、DRAM(Dynamic RAM)で構成され、ハードディスクドライブ17等から読み出されたOS(Operating System)やアプリケーションプログラム等を記憶する。また、RAM14は、プログラム実行中における各種データの一時記憶等に用いられる。
ビデオコントローラー15は、液晶ディスプレイ16に対する画像表示を制御する。ビデオコントローラー15は、VRAM(Video RAM)15aを備えており、CPU11の指示に基づいて、VRAM15a上にフレーム(画面)単位で順次画像情報を生成し、生成した画像情報を液晶ディスプレイ16に出力して、液晶ディスプレイ16の画面16a(図1参照)上に画像情報に基づく画像を表示させる。
液晶ディスプレイ16は、一対の透明基板間に液晶が封入された透過型の液晶パネルと、液晶パネルの背面側から白色光を照射するバックライトユニットと、液晶パネルを駆動する駆動回路(いずれも図示せず)等を備えている。液晶パネルの内面には、マトリクス状に配列された多数の画素が形成されている。各画素は、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光をそれぞれ透過可能な3つのサブ画素を含んでおり、液晶に対してサブ画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。駆動回路が、ビデオコントローラー15から入力される画像情報に応じた駆動電圧を各サブ画素に印加すると、各サブ画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、バックライトユニットから照射された光は、この液晶パネルを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像が液晶パネルの前面側、即ち、液晶ディスプレイ16の画面16a(図1参照)上に表示される。
サウスブリッジ13には、各種インターフェイス回路が内蔵されており、ハードディスクドライブ17、光ディスクドライブ18、BIOS−ROM19、キーボード20、タッチパッド21、USB通信部22等が接続されている。
ハードディスクドライブ17は、インストールされたOSやアプリケーションプログラム、各種データ等を記憶する。光ディスクドライブ18は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク等の光ディスクからのデータの読み出しや、光ディスクへのデータの書き込みを行う。
BIOS−ROM19には、BIOSが格納されている。BIOSは、コンピューター1の起動時にCPU11によって読み出されて各種初期化処理やOSの起動を行うプログラムとともに、ビデオコントローラー15、ハードディスクドライブ17、キーボード20等の入出力デバイスを制御するプログラムを含んでおり、これら入出力デバイスに対する基本的な入出力制御をOSやアプリケーションプログラムに提供する。OSやアプリケーションプログラムを実行するCPU11は、直接、或いはBIOSを介してこれらの入出力デバイスとの入出力を行うことができる。
キーボード20は、キー操作によって文字や制御コード等の入力を受け付ける入力装置であり、タッチパッド21は、液晶ディスプレイ16等に表示されるポインターPT(図1参照)の移動操作やクリック操作、ドラッグ操作等の入力操作を受け付ける入力装置(ポインティングデバイス)である。キーボード20及びタッチパッド21は、ユーザーによってなされた操作に基づく操作信号をサウスブリッジ13に出力し、サウスブリッジ13は、この操作信号を、ノースブリッジ12を介してCPU11に伝達する。
USB通信部22は、図示しないUSB端子(USB TypeA端子)を介して外部の周辺機器に接続され、CPU11の指示に基づいて、周辺機器との間でUSB規格に準じたデータ通信(USB通信)を行う。本実施形態のUSB通信部22には、周辺機器として、上述したように、外付けのマウス30と、画像情報の供給先であるプロジェクター2が接続されている。
次に、プロジェクター2の概略構成について説明する。
図3は、プロジェクター2の概略構成を示すブロック図である。
図3に示すように、プロジェクター2は、画像投写部40、制御部50、入力操作部51、USB通信部52、撮像部53、画像処理部54、OSD処理部55、記憶部56等で構成されている。
画像投写部40は、光源41、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ42R,42G,42B、投写光学系としての投写レンズ43、ライトバルブ駆動部44等で構成されている。画像投写部40は、光源41から射出された光を、液晶ライトバルブ42R,42G,42Bで変調して画像(画像光)を形成し、この画像を投写レンズ43から投写してスクリーンSCに表示する。
光源41は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ41aと、光源ランプ41aが放射した光を液晶ライトバルブ42R,42G,42B側に反射するリフレクター41bとを含んで構成されている。光源41から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ42R,42G,42Bに入射する。
液晶ライトバルブ42R,42G,42Bは、それぞれ一対の透明基板間に液晶が封入された透過型の液晶パネル(図示せず)等によって構成される。各液晶パネルには、マトリクス状に配列された複数の画素が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。
ライトバルブ駆動部44が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源41から射出された光は、この液晶ライトバルブ42R,42G,42Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像光が色光毎に形成される。形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラー画像となった後、投写レンズ43によってスクリーンSCに拡大投写される。
制御部50は、CPUや、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM、不揮発性のメモリーからなるROM等を備え、ROMに記憶されている制御プログラムに従ってCPUが動作することによりプロジェクター2の動作を統括制御する。
入力操作部51は、ユーザーがプロジェクター2に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。入力操作部51が備える操作キーとしては、電源のオンとオフとを切り替えるための「電源キー」、各種設定を行うための設定メニューを表示させる「メニューキー」、プロジェクター2を傾けて設置した場合等に生じる台形ひずみを補正するための「かんたん補正キー」等がある。ユーザーが入力操作部51の各種操作キーを操作すると、入力操作部51は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御部50に出力する。なお、入力操作部51として、遠隔操作が可能なリモコン(図示せず)を用いた構成としてもよい。この場合、リモコンは、ユーザーの操作内容に応じた赤外線の操作信号を発信し、図示しないリモコン信号受信部がこれを受信して制御部50に伝達する。
USB通信部52は、図示しないUSB端子(USB TypeB端子)を介して外部のホスト機器(本実施形態では、コンピューター1)に接続され、制御部50の指示に基づいて、コンピューター1との間でUSB規格に準じたデータ通信(USB通信)を行う。また、USB通信部52にコンピューター1から画像情報が入力された場合には、USB通信部52は、入力された画像情報を画像処理部54に出力する。
撮像部53は、プロジェクター2の前方(画像の投写方向)を撮像するものであり、CCD(Charge Coupled Device)センサー、或いはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサー等からなる撮像素子(図示せず)と、撮像素子の前方に配置される撮像レンズ(図示せず)とを含んで構成されている。撮像部53は、制御部50の指示に基づいて、投写レンズ43から投写された画像(投写画像)を含む範囲を撮像し、撮像結果を制御部50に出力する。
画像処理部54は、USB通信部52から入力される画像情報を、液晶ライトバルブ42R,42G,42Bの各画素の階調を表す画像情報、即ち各画素に印加する駆動電圧を規定するための画像情報に変換する。そして、画像処理部54は、制御部50の指示に基づいて、変換後の画像情報に各種処理を施す。例えば、画像処理部54は、撮像部53の撮像結果に基づいて台形ひずみを認識し、これを補正するための処理(台形ひずみ補正処理)を行うことができるとともに、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等の画質を調整するための処理(画質調整処理)等を行うことができる。画像処理部54で各種処理がなされた画像情報は、OSD処理部55に出力される。
OSD処理部55は、制御部50の指示に基づいて、投写画像上に、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を重畳して表示するための処理を行う。OSD処理部55は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像情報を記憶している。制御部50が、OSD画像の重畳表示を指示すると、OSD処理部55は、必要なOSD画像情報をOSDメモリーから読み出し、投写画像上の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像処理部54から入力される画像情報にこのOSD画像情報を合成する。OSD画像情報が合成された画像情報は、ライトバルブ駆動部44に出力される。なお、制御部50からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理部55は、画像処理部54から入力される画像情報を、そのままライトバルブ駆動部44に出力する。
ライトバルブ駆動部44が、OSD処理部55から入力される画像情報に従って液晶ライトバルブ42R,42G,42Bを駆動すると、液晶ライトバルブ42R,42G,42Bは、画像情報に応じた画像(画像光)を形成し、この画像が投写レンズ43からスクリーンSCに投写される。
記憶部56は、不揮発性のメモリーにより構成されており、プロジェクター2がコンピューター1に接続された際に、コンピューター1に読み出されて実行されるアプリケーションプログラムを記憶している。具体的には、記憶部56には、コンピューター1からプロジェクター2にUSB通信で画像情報を供給するためのプログラム(画像供給プログラムPp)と、プロジェクター2の操作を案内(ガイド)するためのプログラム(操作ガイドプログラムPg)と、これらのプログラムをコンピューター1にインストールするためのプログラム(セットアッププログラムPs)が記憶されている。
次に、画像表示システム100の動作について説明する。
コンピューター1に電源が投入されると、CPU11は、BIOS−ROM19に記憶されているBIOSに従ってブート処理を行った後、ハードディスクドライブ17に記憶されているOSを起動し(RAM14に読み込み)、OSに従った動作を開始する。そして、CPU11は、ビデオコントローラー15に指示をして液晶ディスプレイ16の画面16aに所定の画像(初期画面)を表示させる。
本実施形態のコンピューター1に採用されているOSは、GUI(Graphical User Interface)を備えたものであり、ユーザーは、キーボード20の他に、タッチパッド21やマウス30等のポインティングデバイスを操作することによってコンピューター1に各種指示を与えることが可能になっている。
OSを起動する過程で、CPU11は、ビデオコントローラー15に指示をして、液晶ディスプレイ16に表示されている画像上にポインターPTを重畳表示させる。OSには、タッチパッド21やマウス30と通信を行うためのデバイスドライバーが含まれており、CPU11は、このデバイスドライバーによってタッチパッド21やマウス30になされた移動操作、クリック操作、ドラッグ操作等を検出することができる。
OSの起動が完了すると、コンピューター1は、ユーザーの各種操作を待機する。そして、ユーザーは、キーボード20、タッチパッド21、及びマウス30等を操作して所望のアプリケーションプログラムの起動を指示したり、USB通信部22にプロジェクター2等の周辺機器を接続したりすることができる。
図4は、コンピューター1にプロジェクター2が接続された際の動作を説明するフローチャートである。コンピューター1のUSB通信部22に、USBケーブル3を介してプロジェクター2が接続されると、コンピューター1及びプロジェクター2は、図4に示すフローに従って動作する。
まず、コンピューター1のCPU11は、プロジェクター2の接続を検出して、プロジェクター2に対して構成情報(ディスクリプター情報)を要求する(ステップS101)。図示は省略しているが、プロジェクター2のUSB通信部52は、構成情報が記憶されたメモリーを有しており、この構成情報には、プロジェクター2がマスストレージクラスに準拠したデバイスであること、即ちプロジェクター2が仮想的に記憶装置(例えば、CD−ROM)として動作すること等の情報が含まれている。そして、プロジェクター2は、コンピューター1の要求に応じて、この構成情報をコンピューター1に出力する(ステップS201)。
コンピューター1のCPU11は、プロジェクター2から入力される構成情報に基づいて、プロジェクター2がマスストレージクラスに準拠していることを認識し、OSに標準的に備わっている汎用のデバイスドライバーであるマスストレージドライバーを起動する。これにより、コンピューター1とプロジェクター2とのUSBによる接続が確立し(ステップS102)、これ以降、コンピューター1は、このマスストレージドライバーを利用することによって、プロジェクター2との間でデータの入出力を行うことができる。
コンピューター1のCPU11は、プロジェクター2を記憶装置として認識すると、プロジェクター2から自動実行設定ファイルを読み出す(ステップS103)。自動実行設定ファイルは、コンピューター1に記憶装置等が接続された際に、コンピューター1に自動的に(ユーザーの操作に依らずに)読み出されて実行されるプログラム(自動実行プログラム)を指定するためのファイルである。本実施形態では、自動実行プログラムとしてセットアッププログラムPsを指定した自動実行設定ファイルがプロジェクター2の記憶部56に記憶されており(図示せず)、プロジェクター2は、この自動実行設定ファイルをコンピューター1に出力する(ステップS202)。
その後、コンピューター1のCPU11は、読み出した自動実行設定ファイルに従って、プロジェクター2の記憶部56からセットアッププログラムPsを読み出す。つまり、プロジェクター2の制御部50は、記憶部56に記憶されているセットアッププログラムPsをコンピューター1に出力する(ステップS203)。そして、コンピューター1のCPU11は、プロジェクター2から入力されたセットアッププログラムPsを起動し(ステップS104)、このプログラムに従った動作を開始する。セットアッププログラムPsは、画像供給プログラムPp及び操作ガイドプログラムPgをコンピューター1にインストールするとともに、これらのプログラムを順に起動させる機能を有している。
まず、CPU11は、インストール情報や各種設定情報等が記録されている設定ファイル(レジストリー)をハードディスクドライブ17から読み出し、この設定ファイルを参照して、画像供給プログラムPp及び操作ガイドプログラムPgが既にインストールされているか否か、即ちインストール済みか否かを判断する(ステップS105)。そして、まだインストールされていない場合(ステップS105:No)には、インストールを実施する(ステップS106)。具体的には、CPU11は、プロジェクター2に対して画像供給プログラムPp及び操作ガイドプログラムPgの出力を要求し、プロジェクター2の制御部50は、コンピューター1からの要求に応じて、記憶部56に記憶されている画像供給プログラムPp及び操作ガイドプログラムPgを、USB通信部52からコンピューター1に出力させる(ステップS204)。そして、コンピューター1のCPU11は、プロジェクター2から入力された画像供給プログラムPp及び操作ガイドプログラムPgをハードディスクドライブ17に書き込む。一方、画像供給プログラムPp及び操作ガイドプログラムPgが既にインストールされている場合(ステップS105:Yes)には、インストールの実行をスキップする。その後、CPU11は、インストールした(或いは既にインストールされている)画像供給プログラムPpを起動する(ステップS107)。
画像供給プログラムPpは、コンピューター1からプロジェクター2に画像情報をUSB通信で供給するためのプログラムであり、画像供給プログラムPpが起動すると、CPU11は、プロジェクター2への画像情報の供給を開始する。具体的には、CPU11は、ビデオコントローラー15に指示をして、液晶ディスプレイ16に表示している画像をキャプチャーさせる。そして、キャプチャーした画像、即ちVRAM15a上に生成されていた画像(画像情報)をパケット化して、USB通信部22からプロジェクター2に出力する。これにより、プロジェクター2の画像投写部40は、コンピューター1から入力される画像情報に基づく画像の投写を開始する(ステップS205)。そして、これ以降、CPU11は、定期的又は不定期で、画像情報のキャプチャーと出力とを繰り返す。
次に、コンピューター1のCPU11は、ハードディスクドライブ17に記憶されている設定ファイルを参照して、操作ガイドプログラムPgを起動するか否かを判断する(ステップS108)。後述するように、設定ファイルには、操作ガイドプログラムPgを起動するか否かを定めた情報が記録されるようになっており、起動しない旨の情報が記録されている場合(ステップS108:No)には、CPU11は、操作ガイドプログラムPgを起動しない。一方、操作ガイドプログラムPgを起動する旨の情報が記録されている場合(ステップS108:Yes)には、CPU11は、画像供給プログラムPpの起動に引き続いて、操作ガイドプログラムPgを起動する(ステップS109)。
操作ガイドプログラムPgは、プロジェクター2の操作を案内(ガイド)するためのガイド画像を表示するプログラムであり、操作ガイドプログラムPgが起動すると、CPU11は、ビデオコントローラー15に指示をして、液晶ディスプレイ16にガイド画像を表示させる。具体的には、操作ガイドプログラムPgには、プロジェクター2の操作を案内するための情報が記載されたマニュアルファイルが含まれており、コンピューター1がこのマニュアルファイルを開くことによって、液晶ディスプレイ16上にガイド画像が表示される。マニュアルファイルの形式としては、各種ヘルプファイルを利用することも可能であるが、PDF、XML、HTML等のファイルであってもよい。ここで、コンピューター1は、画像供給プログラムPpが起動した状態であるため、液晶ディスプレイ16に表示されたガイド画像は、画像供給プログラムPpによってキャプチャーされ、画像情報としてプロジェクター2に出力される。この結果、プロジェクター2の画像投写部40は、入力される画像情報に基づく画像、即ちガイド画像の投写を開始する(ステップS206)。
図5(a)、(b)は、ガイド画像の一例を示す説明図である。
図5(a)に示すように、ガイド画像Ggは、例えば、メニュー形式とすることが可能であり、この場合には、複数の選択項目(目次)がガイド画像Gg内に表示される。ユーザーが、キーボード20、タッチパッド21、マウス30等を利用してこれらの項目の一つを選択すると、画像の表示内容が切り替わり、図5(b)に示すように、ガイド画像Gg内にメッセージウィンドウWmが表示される。そして、メッセージウィンドウWmには、選択された項目に関して操作方法等を案内する案内メッセージMgが含まれている。このように、ユーザーは、複数の選択項目の中から知りたい項目を選択するだけで、必要な情報を得ることができる。
ガイド画像Ggには、操作ガイドプログラムPgを終了させるための終了ボタンBxが付されており、ユーザーは、タッチパッド21又はマウス30を用いて終了ボタンBxをクリック操作することにより、操作ガイドプログラムPgの終了を指示することができる。ユーザーが終了ボタンBxの操作(終了操作)を行い、CPU11がこの操作を受け付けると(ステップS110:Yes)、CPU11は、所定の終了処理を行って(ステップS111)、操作ガイドプログラムPgを終了させる。具体的には、CPU11は、マニュアルファイルを閉じてガイド画像Ggの表示を終了させるとともに、ダイアログボックスGd(図6参照)を表示させて、次回プロジェクター2を接続した際にも操作ガイドプログラムPgを起動してガイド画像Ggを表示するか否かを問い合わせる。このダイアログボックスGdには、「はい」及び「いいえ」と表記された2つのボタンが設けられており、ユーザーは、タッチパッド21又はマウス30を用いて所望のボタンをクリック操作によって選択することができる。そして、「はい」が選択された場合には、CPU11は、次回プロジェクター2を接続した際にも操作ガイドプログラムPgを起動してガイド画像Ggを表示する旨の情報を設定ファイルに記録して、操作ガイドプログラムPgを終了する。一方、「いいえ」が選択された場合には、次回プロジェクター2を接続した際には操作ガイドプログラムPgの起動、即ちガイド画像Ggの表示を行わない旨の情報を設定ファイルに記録して、操作ガイドプログラムPgを終了する。
操作ガイドプログラムPgの終了によって、ガイド画像Ggの表示が終了すると、プロジェクター2からのガイド画像Ggの投写も終了する(ステップS207)。その後、ユーザーは、キーボード20、タッチパッド21、マウス30等を操作して、任意のアプリケーションプログラムを起動させることができる。そして、このアプリケーションプログラムによって液晶ディスプレイ16に表示される画像は、画像供給プログラムPpによってプロジェクター2からも投写される。
以上説明したように、本実施形態の画像表示システム100によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態の画像表示システム100によれば、プロジェクター2のUSB通信部52とコンピューター1のUSB通信部22がUSBケーブル3を介して接続された場合に、記憶部56に記憶されている操作ガイドプログラムPgがコンピューター1に出力されてコンピューター1にインストールされる。そして、コンピューター1が、操作ガイドプログラムPgを起動してマニュアルファイルを開くことにより、プロジェクター2の操作が案内される。つまり、プロジェクター2のUSB通信部52にコンピューター1を接続すると、操作の案内がなされることから、操作を案内させるための作業は簡単で済み、利便性が向上する。
(2)本実施形態の画像表示システム100によれば、プロジェクター2のUSB通信部52とコンピューター1のUSB通信部22がUSBケーブル3を介して接続されると、コンピューター1は、画像供給プログラムPpと、操作ガイドプログラムPgを起動する。そして、コンピューター1が、操作ガイドプログラムPgに従ってマニュアルファイルを開くと、液晶ディスプレイ16には、ガイド画像Ggが表示され、このガイド画像Ggは、画像供給プログラムPpによってキャプチャーされてプロジェクター2に出力される。つまり、プロジェクター2には、ガイド画像Ggをキャプチャーした画像情報、即ちマニュアルファイルに基づく画像情報が入力され、画像投写部40は、この画像情報に基づく画像、即ちガイド画像Ggを投写する。このため、操作の案内が大きな画面で表示されることになり、利便性がさらに向上する。
なお、本実施形態では、プロジェクター2のUSB通信部52が通信部に相当し、操作ガイドプログラムPgに含まれるマニュアルファイルがガイド情報に相当する。また、マニュアルファイルを含んだ操作ガイドプログラムPgを、プロジェクター2がコンピューター1に出力するステップS204は、第1の出力ステップに相当し、操作ガイドプログラムPgを起動してプロジェクター2にガイド画像Ggを投写させるステップS109は、第2の出力ステップに相当する。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態の画像表示システムについて、図面を参照して説明する。
本実施形態の画像表示システム100では、操作ガイドプログラムPgの起動によって表示されるガイド画像Ggに、プロジェクター2を操作するための操作ボタンが含まれており、この操作ボタンを操作することによって、プロジェクター2に所望の動作を行わせることができるようになっている。上記以外の構成、動作については、第1実施形態と同一である。
図7(a)、(b)は、本実施形態のガイド画像の一例を示す説明図である。
図7(a)に示すように、本実施形態のガイド画像Ggもメニュー形式になっており、複数の選択項目がガイド画像Gg内に表示されている。ユーザーが、キーボード20、タッチパッド21、マウス30等を利用してこれらの項目の1つを選択すると、画像の表示内容が切り替わり、図7(b)に示すように、ガイド画像Gg内に操作ウィンドウWcが表示される。操作ウィンドウWcには、選択された項目に関する動作をプロジェクター2に行わせるための操作ボタンBcが含まれており、ユーザーは、タッチパッド21又はマウス30でクリック操作することができる。
操作ボタンBcがクリック操作されると、CPU11は、操作された操作ボタンBcに応じた操作信号をUSB通信によってプロジェクター2に出力する。そして、プロジェクター2の制御部50は、コンピューター1から入力される操作信号に基づいて、プロジェクター2の制御を行う。例えば、図7(b)に示すように、台形ひずみの補正を実行するための操作ボタンBcが操作された場合には、CPU11は、台形ひずみの補正を指示する操作信号をプロジェクター2に出力する。そして、プロジェクター2の制御部50は、この操作信号に基づいて、撮像部53の撮像結果に応じた台形ひずみ補正処理を画像処理部54に行わせる。
以上説明したように、本実施形態の画像表示システム100によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態の画像表示システム100によれば、プロジェクター2を操作するための操作ボタンBcがガイド画像Ggに含まれているため、ガイド画像Ggを用いて簡単にプロジェクター2を操作することが可能となる。
なお、本実施形態における操作ボタンBcは、操作手段に相当する。
(変形例)
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
上記実施形態では、ガイド画像Ggは、プロジェクター2の操作を文字で案内する態様になっているが、イラストや写真を使って案内するようにしてもよいし、音声で案内するようにしてもよい。また、動画で案内することも可能である。
上記実施形態では、コンピューター1は、画像供給プログラムPpと操作ガイドプログラムPgをハードディスクドライブ17にインストールした後で、これらのプログラムを起動するようにしているが、ハードディスクドライブ17にインストールすることなく、プロジェクター2の記憶部56から都度読み出して起動する態様としてもよい。
上記実施形態では、コンピューター1は、画像供給プログラムPpを起動した後で、操作ガイドプログラムPgを起動するようにしているため、液晶ディスプレイ16に表示されるガイド画像Ggがプロジェクター2からも投写されるようになっているが、この態様に限定されない。例えば、画像供給プログラムPpを起動する前に、操作ガイドプログラムPgを起動するようにしてもよい。この場合には、ガイド画像Ggがプロジェクター2から投写されなくなるものの、ユーザーは、液晶ディスプレイ16に表示されるガイド画像Ggを見ることによって、操作の案内を受けることができる。
上記実施形態では、画像供給装置の例として、表示装置としての液晶ディスプレイ16と、入力装置としてのキーボード20と、入力装置(ポインティングデバイス)としてのタッチパッド21とを一体的に備えたコンピューター1(ノート型のパーソナルコンピューター)について説明したが、画像供給装置は、ノート型のパーソナルコンピューターに限定されない。例えば、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯型情報機器であってもよいし、デスクトップ型のパーソナルコンピューターのように、表示装置、キーボード、ポインティングデバイスの全部又は一部が外付けで接続される構成のコンピューターであってもよい。
上記実施形態では、コンピューター1からプロジェクター2への画像情報の供給が、USB通信によって行われる態様を示したが、双方向通信が可能であれば、USB通信に限定されない。
上記実施形態では、光変調装置として3つの液晶ライトバルブ42R,42G,42Bを用いた3板式のプロジェクター2について説明したが、これに限定されない。例えば、各画素の中にそれぞれR光、G光、B光を透過可能なサブ画素を含んだ1つの液晶ライトバルブによって画像を形成する態様とすることも可能である。
上記実施形態では、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブ42R,42G,42Bを用いているが、反射型の液晶ライトバルブ等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源から射出した光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
上記実施形態では、光源41は、放電型の光源ランプ41aによって構成されているが、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)光源等の固体光源や、その他の光源に適用することもできる。
1…コンピューター、2…プロジェクター、3…USBケーブル、11…CPU、12…ノースブリッジ、13…サウスブリッジ、14…RAM、15…ビデオコントローラー、15a…VRAM、16…液晶ディスプレイ、16a…画面、17…ハードディスクドライブ、18…光ディスクドライブ、19…BIOS−ROM、20…キーボード、21…タッチパッド、22…USB通信部、30…マウス、40…画像投写部、41…光源、41a…光源ランプ、41b…リフレクター、42R,42G,42B…液晶ライトバルブ、43…投写レンズ、44…ライトバルブ駆動部、50…制御部、51…入力操作部、52…USB通信部、53…撮像部、54…画像処理部、55…OSD処理部、56…記憶部、100…画像表示システム、Bc…操作ボタン、Bx…終了ボタン、Gd…ダイアログボックス、Gg…ガイド画像、Mg…案内メッセージ、PT…ポインター、Pg…操作ガイドプログラム、Pp…画像供給プログラム、Ps…セットアッププログラム、Wc…操作ウィンドウ、Wm…メッセージウィンドウ、SC…スクリーン。

Claims (8)

  1. 画像を投写するプロジェクターであって、
    画像供給装置に接続され、前記画像供給装置から画像情報が入力される通信部と、
    前記通信部に入力された前記画像情報に基づいて、前記画像を投写する画像投写部と、
    前記プロジェクターの操作を案内するためのガイド情報を記憶する記憶部と、
    前記通信部に前記画像供給装置が接続された場合に、前記通信部から前記画像供給装置へ前記ガイド情報を出力させる制御部と、
    を備えたことを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記通信部から前記画像供給装置に前記ガイド情報が出力されると、前記ガイド情報に基づく画像情報が前記画像供給装置から前記通信部に入力され、
    前記画像投写部は、入力された前記画像情報に基づいて、前記プロジェクターの操作を案内するためのガイド画像を投写することを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記ガイド情報には、当該ガイド情報に基づいて前記画像供給装置が前記プロジェクターを操作するための操作手段を示す情報が含まれていることを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記通信部は、USB規格に準じた通信を行うことを特徴とするプロジェクター。
  5. 画像を投写するプロジェクターと、前記プロジェクターに画像情報を供給する画像供給装置と、を備えた画像表示システムであって、
    前記プロジェクターは、
    前記画像供給装置に接続され、前記画像供給装置から前記画像情報が入力される通信部と、
    前記通信部に入力された前記画像情報に基づいて、前記画像を投写する画像投写部と、
    前記プロジェクターの操作を案内するためのガイド情報を記憶する記憶部と、
    前記通信部に前記画像供給装置が接続された場合に、前記通信部から前記画像供給装置へ前記ガイド情報を出力させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする画像表示システム。
  6. 請求項5に記載の画像表示システムであって、
    前記画像供給装置は、前記プロジェクターから入力される前記ガイド情報に基づく画像情報を前記プロジェクターに出力して、前記プロジェクターの操作を案内するためのガイド画像を前記プロジェクターに投写させることを特徴とする画像表示システム。
  7. 画像を投写するプロジェクターと、前記プロジェクターに画像情報を供給する画像供給装置と、を備えた画像表示システムの制御方法であって、
    前記プロジェクターに前記画像供給装置が接続された場合に、前記プロジェクターが、前記プロジェクターの操作を案内するためのガイド情報を前記画像供給装置へ出力する第1の出力ステップを備えたことを特徴とする画像表示システムの制御方法。
  8. 請求項7に記載の画像表示システムの制御方法であって、
    前記画像供給装置が、前記ガイド情報に基づく画像情報を前記プロジェクターに出力して、前記プロジェクターの操作を案内するためのガイド画像を前記プロジェクターに投写させる第2の出力ステップをさらに備えたことを特徴とする画像表示システムの制御方法。
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