JP4640289B2 - 共有画像表示プログラム、情報端末装置 - Google Patents

共有画像表示プログラム、情報端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4640289B2
JP4640289B2 JP2006212777A JP2006212777A JP4640289B2 JP 4640289 B2 JP4640289 B2 JP 4640289B2 JP 2006212777 A JP2006212777 A JP 2006212777A JP 2006212777 A JP2006212777 A JP 2006212777A JP 4640289 B2 JP4640289 B2 JP 4640289B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
shared
additional
display range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006212777A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008040703A (ja
Inventor
博昭 首藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2006212777A priority Critical patent/JP4640289B2/ja
Publication of JP2008040703A publication Critical patent/JP2008040703A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4640289B2 publication Critical patent/JP4640289B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、他の情報端末装置と共有する画像の表示に関する。
画面表示機能を有する複数の情報端末装置を1つの共有化された画像を画面表示して同時並行して使用する場合、一般に、ある情報端末装置にて画面表示された共有画像(以下、「共有画面画像」)に図形や文字等が書き込まれると、その書き込まれた内容をその他の情報端末装置における表示内容に即座に反映させることで、共有画面画像を利用したコミュニケーションを可能にし、また画面画像の共有化を維持できるようにしている。
ただ、画面画像を共有化していても、各情報端末装置の画面サイズ、解像度、表示倍率等によって共有画面画像における表示範囲が全て一致しているとは限らない。従って、ある情報端末装置において共有画面画像に対して書き込まれた位置が、他の情報端末装置では画面表示されない場合もあり得る。このような不具合を生じさせないようにする技術が、多々提案されている。
例えば、特許文献1では、図7(a)に示したように画面画像51が表示範囲52に収まりきらないときには、縮小表示することで画面画像全体を画面表示するように表示制御する。また、特許文献2では、情報端末装置間で自己の共有画面画像における表示範囲を情報交換することで、広い範囲を表示している情報端末装置53は、図7(b)に示したように他の情報端末装置54における共有画面画像の表示範囲54aを枠線表示する。これにより、ユーザが枠線の中に書込みを行うようにすれば、他の情報端末装置でも書込内容を確実に画面表示させることができる。
特開平10−27161号公報 特開2006−39919号公報
しかしながら、特許文献1において、狭い範囲を表示している情報端末装置では、広い範囲を表示している情報端末装置と表示範囲を合わせるために縮小表示されてしまうことになる。例えば、画面サイズが相対的に小さい携帯電話の表示画面に、画面サイズが相対的に大きいコンピュータの表示内容を縮小して表示するようにすると、携帯電話のユーザは、表示内容が小さすぎて文字が判読できないなどの弊害が生じうる。
また、特許文献2においては、書き込みを行う際には、常に枠線表示の有無や書込位置を意識しなければならず、共有画面を利用したコミュニケーションに集中することができない。また、三者間以上で画面画像を共有するような場合、書込位置が更に制限されてしまうことになる。また、図8に示したように各情報端末装置53,54,55では、他の情報端末装置における表示範囲54a,55aが表示されることになるが、情報端末装置53〜55において同時に画面表示されている表示範囲56が極めて狭小な場合、書込位置及びサイズが制限されてしまう。
もちろん、情報端末装置間で書込位置を通知し合い、それぞれが表示範囲を手動にて移動させたり、表示範囲サイズを変更したりすれば、このような制限が緩和され、書込内容の共有化が多少は容易になるかもしれないが、このような作業は、本来行っているコミュニケーションとは関係ないものであるためコミュニケーションが阻害されてしまうことになる。
このように、共有画像の表示範囲が異なっている情報端末装置間で共有画像に付加しながら行う情報交換の便宜を図ることを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明に係る共有画像表示プログラムは、他のコンピュータと共有する画像の全体若しくは一部を表示する表示手段を有するコンピュータを、共有画像上に対して他のコンピュータで画像が付加されたときに、当該付加画像に関する付加画像情報を受信する受信手段、前記受信手段により受信された付加画像情報から共有画像上における付加画像の付加位置を特定し、その付加位置が前記表示手段で表示されている共有画像の表示範囲に含まれているか否かを判定する表示範囲判定処理手段、前記表示範囲判定処理手段により付加画像の付加位置が共有画像の表示範囲に含まれていないと判定された場合、当該他のコンピュータで付加画像が付加されたことを視認させる付加認識画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段として機能させる。
また、前記表示制御手段は、前記表示範囲判定処理手段により付加画像の付加位置が共有画像の表示範囲に含まれていないと判定された場合、付加画像を共有画像から切り出し、その切出画像を付加認識画像として共有画像の表示範囲に重ねて表示させる。
また、前記表示制御手段は、共有画像の表示範囲に対する付加画像の付加位置方向が認識できる位置に切出画像を表示させる。
また、前記表示制御手段は、前記表示範囲判定処理手段により付加画像の付加位置が共有画像の表示範囲に含まれていないと判定された場合、共有画像の表示範囲に対する付加画像の付加位置方向が認識できる付加認識画像を生成して共有画像の表示範囲に重ねて表示させる。
また、前記表示制御手段は、前記表示範囲判定処理手段により付加画像の付加位置が共有画像の表示範囲に含まれていないと判定された場合、共有画像の表示範囲に対する付加画像の付加位置方向が認識できる位置に付加認識画像を表示させる。
また、前記コンピュータを更に、共有画像に対するユーザ処理の有無を判断する判断手段として機能させ、前記表示制御手段は、前記表示範囲判定処理手段により付加画像の付加位置が共有画像の表示範囲に含まれていないと判定された場合において、ユーザが共有画像に対して処理を実施していない場合には、付加画像が表示される位置まで共有画像の表示範囲を移動させる。
本発明に係る情報端末装置は、他のコンピュータと共有する画像の全体若しくは一部を表示する表示手段と、共有画像上に対して他のコンピュータで画像が付加されたときに、当該付加画像に関する付加画像情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された付加画像情報から共有画像上における付加画像の付加位置を特定し、その付加位置が前記表示手段で表示されている共有画像の表示範囲に含まれているか否かを判定する表示範囲判定処理手段と、前記表示範囲判定処理手段により付加画像の付加位置が共有画像の表示範囲に含まれていないと判定された場合、当該他のコンピュータで付加画像が付加されたことを視認させる付加認識画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、他のコンピュータにおいて付加された画像の共有画像における付加位置が、共有画像の表示範囲に含まれていないと判定された場合、他のコンピュータで画像が付加されたことを視認させる付加認識画像を表示範囲内に表示させるようにしたので、表示範囲を変更することなく他のユーザによってされた共有画像への画像の付加を容易に知らせることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る情報端末装置を利用したシステムの一実施の形態を示した概念図である。本実施の形態における情報端末装置20は、表示手段への表示機能、他の装置と有線若しくは無線にて通信を行う通信機能を有する装置であり、パーソナルコンピュータ(PC)をはじめ、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等コンピュータ搭載機器にて実現できる。画像データ管理サーバ12は、各情報端末装置20が共有する画像データを保持管理するサーバコンピュータで実現される。
情報端末装置20は、画像データ管理サーバ12から取得した画像データの全体若しくは一部をディスプレイ等の表示手段に画面表示し、ユーザ操作に応じて閲覧、編集等の画像処理を実施する。いずれかの情報端末装置20において画面表示された画像データに対してマウス操作などによって書き込まれた描画画像や各種ソフトウェアのツールを利用した貼付画像等が付加されると、画像データ管理サーバ12は、その付加された画像を他の情報端末装置20へ即座に配信することで、画像データの共有化を図る。本実施の形態では、このように画像データ管理サーバ12が主導して画面表示される画像データの共有化を行うことを想定しているが、画像データを表示している情報端末装置20に、画像データ管理サーバ12から付加画像を逐次取得するように動作させたり、画像データ管理サーバ12を介さずに情報端末装置20間で付加画像を直接交換するよう動作させたりしてもよい。本実施の形態では、画面画像の共有化を図る手法に関して特に限定しない。
本実施の形態では、複数のユーザによって同時並行して処理され、いずれかのユーザが書込操作などにより一部分に画像データが付加される画面表示された画像データのことを「共有画面画像」と称することにしている。本実施の形態では、共有画面画像として、文書編集ソフトウェアや描画ソフトウェア等によって作成され、表示手段に表示される画像データであって複数の情報端末装置20により共有される画像データを想定している。但し、ファイル形式に限定する必要はなく、文書編集ソフトウェア等によって用意されるワークスペース、シート等も広義には共有画面画像に含まれる。
図2は、本実施の形態における情報端末装置20のハードウェア構成図である。本実施の形態において用いる情報端末装置20は、従前から存在する汎用的なPCのハードウェア構成で実現できる。すなわち、情報端末装置20は、図2に示したようにCPU1、ROM2、RAM3、ハードディスクドライブ(HDD)4を接続したHDDコントローラ5、入力手段として設けられたマウス6及びキーボード7、表示手段として設けられたディスプレイ8をそれぞれ接続する入出力コントローラ9、通信手段として設けられたネットワークコントローラ10を内部バス11に接続して構成される。
図3は、本実施の形態における情報端末装置20の機能ブロック構成図である。本実施の形態における情報端末装置20は、付加画像情報通信処理部21、ユーザ処理監視部22、表示部23、表示制御部24、表示範囲判定処理部25及び画像処理部26を有している。付加画像情報通信処理部21は、現在表示対象としている共有画面画像に対して他の情報端末装置20で付加された画像に関する情報(付加画像情報)を受信する。ユーザ処理監視部22は、ユーザ操作を常時監視し、書込等の共有画面画像に対する処理をユーザが現在実施しているか否かを判断する。表示部23は、ディスプレイ8を用いて画像データを表示する手段である。表示制御部24は、表示部23への表示制御を行う。表示制御部24に含まれる表示範囲認識部27は、表示対象の共有画面画像のうち表示部23に表示されている領域(表示範囲)を認識する。表示範囲判定処理部25は、受信された付加画像情報から共有画面画像上における付加画像の付加位置を特定し、その付加位置が表示範囲認識部27により認識された共有画面画像の表示範囲に含まれているか否かを判定する。画像処理部26は、表示部23に表示する画像の形成等の画像処理を行う。画像処理部26に含まれる付加画像切出部28は、詳細は後述するようにディスプレイ8の表示範囲に重ねて表示するための画像データを共有画面画像から切り出す。
情報端末装置20における各構成要素21〜26は、情報端末装置20を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
次に、本実施の形態における動作について図4に示したフローチャートと、図5に示した画面表示例の遷移図を用いて説明する。
まず、図5(a)に例示した共有画面画像が画像データ管理サーバ12に登録されており、端末A,Bの2台の情報端末装置20によって同時に開かれているとする。そして、端末Aでは、図5(b)に示したように共有画面画像全体を表示範囲31とし、端末Bでは、図5(c)に示したように共有画面画像の一部分を表示範囲32として、それぞれディスプレイ8に表示されているものとする。例えば、端末AがPC、端末Bが携帯電話であれば、同じ共有画面画像を表示している場合でもディスプレイ8のサイズを比較すれば明らかなように表示範囲が異なってくることは容易に想像できる。ただ、例えば、端末Aが拡大表示することで図5(c)と同様に共有画面画像の一部分のみを表示範囲と設定できるように、表示範囲は、ディスプレイ8の画面サイズのみに依存するものではなく、解像度や表示倍率等によっても決めることができる。
ここで、図5(d)に示したように、端末Aのユーザが共有画面画像に書込みを行ったことで画像33が付加されたとする。なお、共有画面画像に対する画像データの付加は、ユーザによる書込操作に限らず、共有画面画像を開いている文書編集アプリケーションが持つペースト機能や貼付機能等によって付加することができるが、ここでは、端末Aのユーザが文書編集アプリケーション等の書込機能を用いて表示画面上に書込みを行うことで、書込画像33が付加されたものとして説明する。
端末Bにおける付加画像情報通信処理部21は、共有画面画像が開かれている間、書込画像情報の受信待機中の状態にある。そして、端末Aにおいて書込みがされたことにより端末A若しくは画像データ管理サーバ12から書込画像情報が送られてくると、それを受信する(ステップ110)。書込画像情報には、端末Bが使用している共有画面画像に対して書込画像を付加するのに必要な情報、具体的には少なくとも書込画像33の実体を表す画像データ及びその形状、色情報等を含む属性情報、共有画面画像における書込画像33の書込位置情報が含まれている。表示制御部24における表示範囲認識部27は、端末Bのディスプレイ8に表示されている表示範囲32を認識しているので、表示範囲判定処理部25は、付加画像情報通信処理部21により受信された書込画像情報から共有画面画像上における書込画像33の書込位置を特定し、その書込位置がディスプレイ8で表示されている共有画面画像の表示範囲32に含まれているか否かを判定する。そして、書込画像33が表示範囲32に含まれている場合(ステップ120でY)、表示制御部24は、書込画像33が重ねられた状態で共有画面画像を表示する(ステップ130)。これにより、端末Bのユーザは、他のユーザによって共有画面画像に書込みがされたことを表示範囲32から把握することができる。なお、この処理は、一般的な画像データの共有化処理に相当する。
一方、書込画像33が表示範囲32に含まれていない場合、図5(e)に示したように書込画像33を共有画面画像に単に重ねても表示範囲32に含まれない。従って、端末Bのユーザは、他のユーザによって共有画面画像に書込みがされたことを表示範囲32から把握することはできない。なお、図5(e)では、共有画面画像30のうち表示範囲32に含まれていない領域及び書込画像33を破線で示した。
そこで、本実施の形態においては、書込画像33が表示範囲32に含まれていない場合(ステップ120でN)、表示制御部24は、端末Bのユーザが現在、共有画面画像に対して何らかの操作を実施しているかどうかを確認する。ユーザが操作しているか否かは、ユーザ処理監視部22に問い合わせることで認識できる。ユーザが何らかの処理を実施していない場合(ステップ140でN)、画像処理部26が書込画像情報から特定できる共有画面画像における書込位置に書込画像33を付加すると、表示制御部24は、図5(f)に示したように書込画像33が含まれる位置まで表示範囲32を移動させる(ステップ150)。これにより、端末Bのユーザは、他のユーザによって書込みがされたことを認識することができる。
これに対し、ユーザが何らかの処理を実施している場合(ステップ140でY)、例えばユーザが表示範囲32に何らかの書込みを行っていた場合、書込操作中に表示範囲32を移動させるのはユーザにとって好ましい対処ではないと考えられる。従って、付加画像切出部28は、書込画像情報から特定できる書込位置に書込画像33が付加された共有画面画像の中から書込画像33を切り出して切出画像34を生成する(ステップ160)。具体的には、図5(e)に示したように書込画像33を含む矩形形状の切出画像34を生成する。表示制御部24は、生成された切出画像34を、現在の表示範囲32に重ねて表示するための表示位置35を決定し(ステップ170)、その決定した表示位置35に切出画像34を表示する(ステップ180)。
端末Bのユーザに他のユーザによる書込みを知らせる目的だけを考慮するのであれば、切出画像34の表示位置を表示範囲32のどこにしてもかまわないが、ユーザが書込処理をしているその処理位置に重ねて表示することは好ましくないので、その処理位置と重ならない位置に切出画像34の表示位置を決定することが望ましい。また、共有画面画像における表示範囲32の位置と書込画像33の書込位置とを比較し、図5(g)に示したように、表示範囲32に対する書込画像33の書込位置方向が認識できる位置に切出画像34を表示させるようにすることが好ましい。このように切出画像34の表示位置35を決定することで、図5(g)に示した画面表示を参照するユーザは、書込画像33の正しい書込位置は表示範囲32の右側にあることを容易に知ることができる。
本実施の形態によれば、ユーザが表示している共有画面画像に対して操作していないときには、共有画面画像の表示範囲32を他のユーザによる書込みの付加位置まで移動させるようにした。すなわち、表示範囲32を移動させ、書込画像33そのものを付加認識画像として表示範囲32に含ませるようにした。一方、ユーザが共有画面画像に対して何らかの処理を行っているときには、他のユーザによる書込処理により形成された書込画像を共有画面画像から切り出して表示範囲32の中に表示するようにした。すなわち、表示範囲32を移動させずに切出画像34を付加認識画像として表示範囲32に含ませるようにした。これにより、ユーザの共有画面画像に対する処理操作を阻害することなく他のユーザによってされた共有画面画像への書込みを当該ユーザに対して容易に知らせることができる。また、切出画像34の表示位置を、表示範囲の中心に対して書込画像の付加位置方向側に寄せた位置に決定することによって、表示範囲に対する書込画像の付加位置を容易に推測させることができる。
一方、共有画面画像に対して書込みを行うユーザAにとってみれば、他のユーザの表示範囲を何ら意識することなく所望する位置に書込みを行えばよいので便宜である。
以上の説明では、端末Aのユーザが共有画面画像に書込みを行い、この書込みに応じて同じ共有画面画像を処理している端末Bの表示部23(ディスプレイ8)の表示制御を例にして説明したが、端末Aと端末Bが逆の場合にも上記と同様にして処理すれば、端末Bのユーザが行った共有画面画像への書込みを端末Aのユーザに知らせることができる。つまり、本実施の形態は、双方向の場合でも適用できる。更に、ユーザが表示している共有画面画像に何らかの処理を実施しているときには表示範囲32を移動させずに切出画像34を現在の表示範囲32の中に重ねて表示するように動作するので、三者以上で共有画面画像を同時並行して処理している場合にも容易に適用することができる。なお、書込画像情報に画像を付加したユーザ若しくは情報端末装置20の識別情報等を含めて、書込認識画像として上記識別情報を合わせて表示するようにして、共有画面画像に画像を付加したユーザ等を特定できるようにしてもよい。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、ユーザが表示している共有画面画像に何らかの処理を実施しているときには切出画像を現在の表示範囲の中に重ねて表示するようにした。これにより、書き込まれた画像そのものを確認できると共に、切出画像の表示位置から書込位置を容易に認識することができる。ただ、書込画像の大きさや書込数が多くなると、切出画像34の貼付位置が確保できなくなる可能性が生じてくる。
そこで、本実施の形態では、付加認識画像として図6に示したように切出画像の代わりに、矢印画像36を用いるようにした。なお、図6は、実施の形態1の説明に用いた図5(g)に相当する図である。本実施の形態によれば、端末Bのユーザは、表示範囲32における矢印画像36の矢印の向きにより他のユーザによる書込位置を容易に認識することができる。もちろん、表示範囲の中心と付加認識画像の表示位置との位置関係からでも書込画像の書込位置方向を特定できるので、付加認識画像を必ずしも矢印形状に限定する必要はない。
本実施の形態における動作は、上記実施の形態1における切出画像の切出処理(図4のステップ160)は不要であることと、切出画像の表示の代わりに矢印画像36を表示すること以外、基本的には実施の形態1と同じなので動作の説明を省略する。
なお、各実施の形態においては、図4のステップ140においてユーザ操作中か否かを判断してユーザ操作中でなかった場合には、ステップ150において表示範囲を自動的に移動させるようにした。ただ、何の操作をしていなくても、例えば端末Bのユーザが表示部分を閲覧しているなど、表示範囲が自動的に移動されては困る場合も考えられる。そこで、表示範囲の自動移動の可否のモード設定機能を設けて、ユーザにいずれかのモードを選択できるようにしてもよい。自動移動不可の場合、ユーザ操作の有無にかかわらずステップ160〜180が実施される。
本発明に係る情報端末装置を利用したシステムの一実施の形態を示した概念図である。 実施の形態1における情報端末装置のハードウェア構成図である。 実施の形態1における情報端末装置20の機能ブロック構成図である。 実施の形態1における書込画像表示処理を示したフローチャートである。 実施の形態1における書込画像表示処理において画面表示の遷移を示した図である。 実施の形態2における書込画像表示処理において画面表示の遷移を示した図である。 従来技術における共有画像の表示例を示した図である。 従来技術において共有画像を画面表示する各情報端末装置における画面表示例を示した図である。
符号の説明
1 CPU、2 ROM、3 RAM、4 ハードディスクドライブ(HDD)、5 HDDコントローラ、6 マウス、7 キーボード、8 ディスプレイ、9 入出力コントローラ、10 ネットワークコントローラ、11 内部バス、12 画像データ管理サーバ、20 情報端末装置、21 付加画像情報通信処理部、22 ユーザ処理監視部、23 表示部、24 表示制御部、25 表示範囲判定処理部、26 画像処理部、27 表示範囲認識部、28 付加画像切出部。

Claims (7)

  1. 他のコンピュータと共有する画像の全体若しくは一部を表示する表示手段を有するコンピュータを、
    共有画像上に対して他のコンピュータで画像が付加されたときに、当該付加画像に関する付加画像情報を受信する受信手段、
    前記受信手段により受信された付加画像情報から共有画像上における付加画像の付加位置を特定し、その付加位置が前記表示手段で表示されている共有画像の表示範囲に含まれているか否かを判定する表示範囲判定処理手段、
    前記表示範囲判定処理手段により付加画像の付加位置が共有画像の表示範囲に含まれていないと判定された場合、当該他のコンピュータで付加画像が付加されたことを視認させる付加認識画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段、
    として機能させる共有画像表示プログラム。
  2. 前記表示制御手段は、前記表示範囲判定処理手段により付加画像の付加位置が共有画像の表示範囲に含まれていないと判定された場合、付加画像を共有画像から切り出し、その切出画像を付加認識画像として共有画像の表示範囲に重ねて表示させることを特徴とする請求項1記載の共有画像表示プログラム。
  3. 前記表示制御手段は、共有画像の表示範囲に対する付加画像の付加位置方向が認識できる位置に切出画像を表示させることを特徴とする請求項2記載の共有画像表示プログラム。
  4. 前記表示制御手段は、前記表示範囲判定処理手段により付加画像の付加位置が共有画像の表示範囲に含まれていないと判定された場合、共有画像の表示範囲に対する付加画像の付加位置方向が認識できる付加認識画像を生成して共有画像の表示範囲に重ねて表示させることを特徴とする請求項1記載の共有画像表示プログラム。
  5. 前記表示制御手段は、前記表示範囲判定処理手段により付加画像の付加位置が共有画像の表示範囲に含まれていないと判定された場合、共有画像の表示範囲に対する付加画像の付加位置方向が認識できる位置に付加認識画像を表示させることを特徴とする請求項1記載の共有画像表示プログラム。
  6. 前記コンピュータを更に、
    共有画像に対するユーザ処理の有無を判断する判断手段として機能させ、
    前記表示制御手段は、前記表示範囲判定処理手段により付加画像の付加位置が共有画像の表示範囲に含まれていないと判定された場合において、ユーザが共有画像に対して処理を実施していない場合には、付加画像が表示される位置まで共有画像の表示範囲を移動させることを特徴とする請求項1記載の共有画面画像表示プログラム。
  7. 他のコンピュータと共有する画像の全体若しくは一部を表示する表示手段と、
    共有画像上に対して他のコンピュータで画像が付加されたときに、当該付加画像に関する付加画像情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された付加画像情報から共有画像上における付加画像の付加位置を特定し、その付加位置が前記表示手段で表示されている共有画像の表示範囲に含まれているか否かを判定する表示範囲判定処理手段と、
    前記表示範囲判定処理手段により付加画像の付加位置が共有画像の表示範囲に含まれていないと判定された場合、当該他のコンピュータで付加画像が付加されたことを視認させる付加認識画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする情報端末装置。
JP2006212777A 2006-08-04 2006-08-04 共有画像表示プログラム、情報端末装置 Active JP4640289B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006212777A JP4640289B2 (ja) 2006-08-04 2006-08-04 共有画像表示プログラム、情報端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006212777A JP4640289B2 (ja) 2006-08-04 2006-08-04 共有画像表示プログラム、情報端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008040703A JP2008040703A (ja) 2008-02-21
JP4640289B2 true JP4640289B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=39175641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006212777A Active JP4640289B2 (ja) 2006-08-04 2006-08-04 共有画像表示プログラム、情報端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4640289B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4516146B2 (ja) * 2008-12-22 2010-08-04 株式会社東芝 情報処理システム及び表示制御方法
JP5658547B2 (ja) * 2009-12-29 2015-01-28 シャープ株式会社 ネットワークシステム、通信方法、および通信端末
JP5678753B2 (ja) * 2011-03-18 2015-03-04 株式会社リコー 画面同期システムおよび情報処理装置
JP5742354B2 (ja) 2011-03-24 2015-07-01 日本電気株式会社 コンテンツ再生装置及びコンテンツ再生方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP5889559B2 (ja) 2011-07-13 2016-03-22 ソニー株式会社 情報処理方法および情報処理システム
JP6303446B2 (ja) * 2013-11-29 2018-04-04 株式会社リコー 情報処理装置、プログラム、情報処理システム、及び情報処理方法
JP6595896B2 (ja) * 2015-12-11 2019-10-23 Dynabook株式会社 電子機器及び表示制御方法
JP6554041B2 (ja) * 2016-02-16 2019-07-31 ソニー株式会社 情報処理方法および情報処理装置
JP2019008516A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP7192953B2 (ja) * 2017-06-23 2022-12-20 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP6587078B2 (ja) * 2018-06-27 2019-10-09 ソニー株式会社 情報処理方法および情報処理装置
JP6803888B2 (ja) * 2018-10-19 2020-12-23 シャープ株式会社 主表示装置、表示システム及び表示方法
JP7285584B2 (ja) * 2021-06-04 2023-06-02 株式会社インタラクティブソリューションズ 画面共有時における同一性を共有者に検知させるシステムと入力された回答欄に関する情報を共有者に検知させるシステム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08171455A (ja) * 1994-12-20 1996-07-02 Tec Corp 電子ボードシステム
JPH09198227A (ja) * 1996-01-17 1997-07-31 Canon Inc 情報処理システム及びその方法及び装置
JP2006039919A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Pioneer Electronic Corp 画像共有表示システム、画像共有機能付端末、及びコンピュータプログラム
JP2006091938A (ja) * 2004-09-16 2006-04-06 Ricoh Co Ltd 電子会議システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08171455A (ja) * 1994-12-20 1996-07-02 Tec Corp 電子ボードシステム
JPH09198227A (ja) * 1996-01-17 1997-07-31 Canon Inc 情報処理システム及びその方法及び装置
JP2006039919A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Pioneer Electronic Corp 画像共有表示システム、画像共有機能付端末、及びコンピュータプログラム
JP2006091938A (ja) * 2004-09-16 2006-04-06 Ricoh Co Ltd 電子会議システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008040703A (ja) 2008-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4640289B2 (ja) 共有画像表示プログラム、情報端末装置
US20120096344A1 (en) Rendering or resizing of text and images for display on mobile / small screen devices
US20040201602A1 (en) Tablet computer system for industrial process design, supervisory control, and data management
US20100199179A1 (en) Portable information terminal
KR101968977B1 (ko) 카툰 제공 시스템, 카툰 제공 장치 및 카툰 제공 방법
JP2012133586A (ja) 表示装置、画面画像転送方法、及びプログラム
US9841881B2 (en) Two step content selection with auto content categorization
JP5908046B1 (ja) 複数領域を結合して表示する方法、装置及びプログラム。
EP2857950A2 (en) Adaptive determination of information display
EP3066550B1 (en) Two step content selection
CN113434100A (zh) 一种云打印方法、计算设备和存储介质
JP5025230B2 (ja) マルチモニタ監視制御装置及びこれを用いたプロセス監視制御システム
JP6668868B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
KR101976665B1 (ko) 영상 출력 장치들을 활용한 전자문서 정보 처리 장치 및 그의 정보 처리 방법
CN107291834B (zh) 一种基于可读码的信息输入方法、设备和终端
CN113377265B (zh) 一种批注方法、装置、移动终端和存储介质
JP2009048656A (ja) 端末装置、表示システム、表示方法、プログラム、及び記録媒体
JP2011238040A (ja) プログラムおよび電子機器
JP2004120284A (ja) 画像共有システム、画像共有方法、画像表示機器、情報端末機器及び画像共有プログラム
JP7349851B2 (ja) 印刷制御装置、方法及びプログラム
JP2006146311A (ja) 画面保存装置及び方法、記憶媒体、並びプログラム
JP4179810B2 (ja) 表示データ作成装置、表示データ作成方法、表示データ作成プログラム、および表示データ作成プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
CN112565058B (zh) 消息处理方法、装置、终端及存储介质
JP2006155333A (ja) 情報閲覧システム、情報転送サーバ、携帯端末及びそのプログラム
JP4998363B2 (ja) プログラム及び情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4640289

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350