JPH08171455A - 電子ボードシステム - Google Patents

電子ボードシステム

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Publication number
JPH08171455A
JPH08171455A JP31710394A JP31710394A JPH08171455A JP H08171455 A JPH08171455 A JP H08171455A JP 31710394 A JP31710394 A JP 31710394A JP 31710394 A JP31710394 A JP 31710394A JP H08171455 A JPH08171455 A JP H08171455A
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JP
Japan
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characters
image
images
input
electronic board
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Application number
JP31710394A
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English (en)
Inventor
Masaaki Makino
将明 牧野
Sadatoshi Oishi
禎利 大石
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08171455A publication Critical patent/JPH08171455A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】文字や画像を書込み表示できる電子ボードと情
報端末機との間の情報の送受信を行って相互に同じ内容
を表示できるようにして作業性を向上する。 【構成】電子ペン75をボード面33に接触することで
文字や画像をボード面の入力位置に合わせて表示する電
子ボード31と、電子ペン44を入力・表示装置37の
面に接触することで文字や画像を入力する携帯情報端末
機32とからなり、携帯情報端末機は、入力・表示装置
にて入力した文字や画像、入力・表示装置に表示した文
字や画像並びにメモリに記憶している文字や画像を無線
送受信回路からアンテナ38を介して電子ボードへ送信
でき、電子ボードは、ボード面にて入力した文字や画像
及びボード面に表示した文字や画像を無線送受信回路か
らアンテナ34を介して携帯情報端末機へ送信できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィス等で黒板とし
て使用する電子ボードと情報端末機とを組合わせた電子
ボードシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報端末機、例えば携帯情報端末機は、
PDA(Personal Digital Assistant)などとも呼ば
れ、各種の製品が市販されている。これらの多くは、デ
ータの表示方法として液晶表示画面を持ち、また、デー
タの入力方法として圧力センサを用いたペン入力装置あ
るいはキーボード等を備えている。
【0003】さらに、有線通信のインターフェースとし
てモデムを備えたり、無線通信のインターフェースとし
て携帯電話への接続装置を備えるなど、データ通信機能
を持ったものも多く見受けられる。
【0004】これらの通信機能は、主に携帯情報端末機
がデータベースにアクセスし、そこから情報を取出した
り、あるいは携帯情報端末機に入力されたデータを他の
装置に伝送するために用いられている。
【0005】例えば、図20は従来の携帯情報端末機の
構成を示すもので、筐体1の上面に液晶表示装置2とこ
の前面に透明タッチパネル3を配置した表示入力装置4
を設けている。透明タッチパネル3は電子ペン5が接触
する座標を読取る。そして液晶表示装置2に表示されて
いる画像情報と電子ペン5が接触する座標情報を組合わ
せることにより、情報入力を行う。
【0006】例えば、液晶表示装置2に「YES」、
「NO」の表示を出しておき、電子ペン5で選択した座
標が「YES」の表示位置の上であれば「YES」と判
定し、「NO」の表示位置の上であれば「NO」と判定
し、いずれの上でもない場合は入力ミスと判定して再度
の入力を促すというような動作が取られる。また、電子
ペン5の辿った軌跡の座標を取り込み判定することによ
り、手書き情報や手書き文字を入力する。
【0007】また、筐体1の先端側に通信インターフェ
ース6を設け、通信ケーブル7を介して相手と有線通信
を行い、またアンテナ8を介して相手と無線通信を行う
ようになっている。通信ケーブル7は公衆電話回線、I
SDN回線、LAN等の通信回線に接続される。無線の
場合は、無線電話回線、テレターミナル無線、MCA無
線、無線LAN等を使用する。
【0008】また、筐体1の側部に外部記憶装置制御部
9を設け、端末機内のメモリと外部記憶媒体との間で情
報の授受を行う。例えば、外部記憶装置制御部9にメモ
リカード・インターフェース10を設け、このインター
フェース10に接続するメモリカード11とデータの授
受を行い、また、フロッピディスク・インターフェース
12を設け、このインターフェース12に接続するフロ
ッピディスク13とデータの授受を行う。
【0009】さらに、筐体1の後端側に周辺機器インタ
ーフェース14を設け、このインターフェース14に周
辺機器接続用のコネクタ15を設け、このコネクタ15
に周辺機器、例えばプリンタ16の接続ケーブル17を
接続して端末機内の情報をプリンタ16でプリントアウ
トする。
【0010】なお、周辺機器インターフェース14がR
S−232Cのようなインターフェースであればパーソ
ナルコンピュータとの間でファイル転送などのデータの
授受ができる。
【0011】このような構成の携帯情報端末機は、メモ
帳代わりの個人スケジュールの管理端末、あるいは営業
担当者が出先で使用する移動端末などに使用されるのが
主な用途になっている。例えば移動端末として使用した
場合の例を述べると、外回りの営業担当者が顧客の要望
に応じて、携帯情報端末機を使用し自社のデータベース
にアクセスして在庫状況を確認する。そして、在庫があ
る場合はその商品を確保し、また送り先や納期などのデ
ータを入力し、社内のシステムに転送する。
【0012】このように、携帯情報端末機は遠隔地から
社内システムにアクセスして相互にデータ交換するため
の端末として注目されてきた。
【0013】一方、電子黒板等と呼ばれる電子ボード
は、例えば特開昭64−26498号公報に示すものが
知られている。これは、図21に示すように、電子黒板
本体21と印刷ユニット22を分離して配置し、電子黒
板本体21に、文字や図形等を書き込む黒板部23、こ
の黒板部23に書き込まれた文字や図形を読み取る画像
読取装置24、この画像読取装置24を左右に移動させ
る駆動装置25、無線送信装置26等を設け、印刷ユニ
ット22に無線受信装置27及び印刷機構部28等を設
けている。
【0014】この装置は、黒板部23にマーカ・ペン等
で文字や図形を書き込んだ後、駆動装置25により画像
読取装置24を移動させて黒板部23から文字や図形を
読み取って光電変換し、電気情報に変換された文字や図
形の読取り情報は無線送信装置26により印刷ユニット
22に無線送信される。この読取り情報は印刷ユニット
22の無線受信装置27で受信され、印刷機構部28に
より記録画像として印刷出力される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、携帯
情報端末機も電子黒板も個々に使用する構成となってお
り、互いに結付けて使用することは行われていなかっ
た。
【0016】このため電子黒板を使用して会議を行う場
合に、会議で必要とされるデータを全て携帯情報端末機
に保存してあっても、そのデータを直接電子黒板に送信
することができず、このため携帯情報端末機に保存して
あるデータを一旦読出して表示させ、その表示を見て電
子黒板に手書きで書き写すという作業を行わなければな
らず面倒であった。また、書き写すときにミスが発生す
る虞があった。
【0017】また、携帯情報端末機をプリンタに接続
し、必要なデータを一旦OHP(OverHead Projector
)用フィルムにプリントした後にOHPを用いて投影
するという方法もあるが、このようにしたのではプリン
トアウトに時間がかかり、会議が円滑にできなくなる。
しかもOHPを会議の都度用意しなければならない面倒
がある。
【0018】そこで請求項1対応の発明は、電子ボード
と情報端末機との間で互いに書き込んだ情報、表示して
いる情報などの送受信を行って相互に表示ができ、従っ
て、書き写すような面倒な作業が不要となって作業性を
向上できる電子ボードシステムを提供する。
【0019】また、請求項2対応の発明は、電子ボード
と複数の情報端末機との間で互いに書き込んだ情報、表
示している情報などの送受信を行って相互に表示がで
き、従って、作業性を向上でき、しかも会議等に使用し
た場合に情報のやり取りを円滑に進めることができ、き
わめて実用効果の高い電子ボードシステムを提供する。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
文字や画像を接触方式で入力する透光材からなる入力部
とこの入力部の内側に配置しこの入力部から入力する文
字や画像を入力位置に合わせて表示する表示装置とで構
成したボード面を備えた電子ボードと、文字や画像を入
力する入力手段、文字や画像を表示する表示手段及び文
字や画像を記憶するメモリを備えた情報端末機とからな
り、情報端末機は、電子ボードと文字や画像の通信を行
う第1の通信手段と、入力手段にて入力した文字や画
像、表示手段にて表示した文字や画像並びにメモリに記
憶している文字や画像を第1の通信手段を駆動して電子
ボードへ送信する送信制御手段と、第1の通信手段が受
信した文字や画像を表示手段に表示させる表示制御手段
と、第1の通信手段が受信した文字や画像をメモリに格
納するメモリ制御手段とを設け、電子ボードは、情報端
末機と文字や画像の通信を行う第2の通信手段と、入力
部にて入力した文字や画像及び表示装置にて表示した文
字や画像を第2の通信手段を駆動して情報端末機へ送信
する送信制御手段と、第2の通信手段が受信した文字や
画像をボード面にすでに表示してある文字や画像と合成
して表示させる表示制御手段とを設けたものである。
【0021】請求項2対応の発明は、文字や画像を接触
方式で入力する透光材からなる入力部とこの入力部の内
側に配置しこの入力部から入力する文字や画像を入力位
置に合わせて表示する表示装置とで構成したボード面を
備えた電子ボードと、文字や画像を入力する入力手段、
文字や画像を表示する表示手段及び文字や画像を記憶す
るメモリを備えた複数の情報端末機とからなり、各情報
端末機は、電子ボードと文字や画像の通信を行う第1の
通信手段と、入力手段にて入力した文字や画像、表示手
段にて表示した文字や画像並びにメモリに記憶している
文字や画像を第1の通信手段を駆動して電子ボードへ送
信する送信制御手段と、第1の通信手段が受信した文字
や画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、第1の
通信手段が受信した文字や画像をメモリに格納するメモ
リ制御手段とを設け、電子ボードは、各情報端末機と文
字や画像の通信を行う第2の通信手段と、入力部にて入
力した文字や画像及び表示装置にて表示した文字や画像
を第2の通信手段を駆動して各情報端末機へ送信する送
信制御手段と、第2の通信手段が受信した文字や画像を
ボード面にすでに表示してある文字や画像と合成して表
示させる表示制御手段とを設けたものである。
【0022】
【作用】請求項1対応の発明においては、情報端末機に
おいて、入力手段から入力した文字や画像、表示手段に
表示されている文字や画像並びにメモリに記憶されてい
る文字や画像が第1の通信手段により電子ボードに送信
される。
【0023】電子ボードでは第2の通信手段が受信した
文字や画像をボード面に表示する。このとき、ボード面
にすでに文字や画像が表示されていればそれに合成して
表示される。
【0024】また、電子ボードではボード面に文字や画
像の入力を接触方式で行うと、その入力した内容がその
まま同じ位置に表示される。従って、あたかもボード面
に文字や画像を描いたようになる。
【0025】そしてボード面に表示されている文字や画
像が第2の通信手段により情報端末機に送信される。情
報端末機では第1の通信手段が受信した文字や画像を表
示手段で表示する。
【0026】このようにして、情報端末機から文字や画
像を電子ボードに送信してボード面に表示させることが
でき、また、逆に電子ボードのボード面に表示している
文字や画像を情報端末機の表示手段で表示させることが
できる。
【0027】請求項2対応の発明においては、複数の情
報端末機から文字や画像を電子ボードに送信してボード
面に表示させることができ、また、逆に電子ボードのボ
ード面に表示している文字や画像を複数の情報端末機の
表示手段で表示させることができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0029】(第1の実施例)この実施例は請求項1に
対応した実施例で、図1において、31は電子ボード、
32は携帯情報端末機である。
【0030】前記電子ボード31は、前面にボード面3
3を備え、左側面上部にアンテナ34を設けた無線送受
信回路収納部35を取付け、下部右端に印刷装置36を
取付けている。
【0031】前記携帯情報端末機32は、図2に示すよ
うに、入力・表示装置37、アンテナ38を設けた無線
送受信回路収納部39、外部記憶装置収納部40、周辺
装置インターフェース部41を設けている。
【0032】前記入力・表示装置37は、図3に示すよ
うに、透明のシート状もしくは板状の画像読取装置42
の下に画像表示装置43を積層配置してなり、画像表示
装置43に表示されている文字や画像を画像読取装置4
2の上から透かして見ることができるようになってい
る。
【0033】前記入力・表示装置37は、画像読取装置
42に電子ペン44が触れると、触れた場所に相当する
信号線の電流が変化するので、この変化を読取画像デー
タとして伝送ケーブル45,46により後述する画像読
取制御回路に伝送し、この画像読取制御回路で画像の解
析等を行うようになっている。
【0034】図4は画像読取装置42の読取り原理を示
すもので、これは抵抗体感圧方式により接触を検知す
る。感圧透明フィルム47はある電気抵抗を持ってお
り、これに直流電源48からの直流電圧を印加してい
る。電子ペン44で感圧透明フィルム47に触れると、
ペン先で接触した点Aが接触検出シート49のB点に接
触する。このとき、感圧透明フィルム47は抵抗を持っ
ており、等価抵抗50,51を有する。
【0035】接触検出シート49は透明の物質でできて
おり、感圧透明フィルム47と接触検出シート49を重
ねてなる画像読取装置42は透明性となる。接触検出シ
ート49の検出点Bは抵抗52を介して電流検出器53
に接続される。このため、点Aが点Bに接触すると、電
流検出器53で電流検出ができ、電子ペン44が点Bの
座標に触れたことを検知する。この点Bのような検出点
を接触検出シート49一面に設けることで画像読取装置
42のどの位置でも電子ペン44の接触する座標を読取
ることができる。
【0036】なお、この例では抵抗体感圧方式により接
触を検知する例を述べたが、その他静電容量を利用した
方式など他の方式を使用してもよい。
【0037】前記画像表示装置43は、例えば液晶表示
装置からなり、後述する画像表示制御回路から伝送ケー
ブル54,55を介して伝送されてくる文字、画像を表
示する。なお、液晶表示装置以外にEL(Electro Lumi
nescence)、プラズマディスプレイなど他の表示装置を
使用してもよい。
【0038】前記携帯情報端末機32は、図5に示すよ
うに、制御部本体としてMPU(マイクロプロセッサ)
60を備え、このMPU60にバスライン61を介して
ROM(リード・オンリー・メモリ)62、RAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)63、周辺装置インターフ
ェース(I/F)回路64、外部記憶装置65、無線送
受信回路66、画像読取制御回路67、画像表示制御回
路68をそれぞれ接続している。
【0039】前記画像読取制御回路67は前記画像読取
装置42を駆動制御し、前記画像表示制御回路68は前
記画像表示装置43を駆動制御するようになっている。
この画像読取制御回路67及び画像表示制御回路68に
は必要に応じてサブCPUを使用する場合もある。前記
無線送受信回路66には前記アンテナ38が接続されて
いる。
【0040】また、DMA(ダイレクト・メモリ・アク
セス)コントローラ69を設け、このDMAコントロー
ラ69は前記MPU60に制御されて前記RAM63、
外部記憶装置65及び無線送受信回路66を制御するよ
うになっている。
【0041】前記電子ボード31は、図6に示すよう
に、ボード面33を透明のシート状もしくは板状の画像
読取装置70の内側に画像表示装置71を積層配置して
なり、画像表示装置71に表示されている文字や画像を
画像読取装置70の上から透かして見ることができるよ
うになっている。
【0042】前記画像読取装置70は前述した携帯情報
端末機32の画像読取装置42と同様、抵抗体感圧方式
により接触を検知するもので、感圧透明フィルムと接触
検出シートとで構成されている。なお、静電容量を利用
した方式であってもよい。
【0043】前記画像読取装置70は一方の側に配置し
た画像読取制御回路72により駆動制御され、前記画像
表示装置71は後部に配置した画像表示制御回路73に
より駆動制御されるようになっている。
【0044】前記電子ボード31は、ボード面33に電
子ペン75が接触すると、画像読取装置70が接触点の
座標を読取り、この読取った画像データを画像読取制御
回路72に送って画像の解析等を行うようになってい
る。
【0045】前記画像表示装置71は、例えば液晶表示
装置からなり、前記画像表示制御回路73から伝送され
てくる文字、画像を表示する。なお、液晶表示装置以外
にEL(Electro Luminescence)、プラズマディスプレ
イなど他の表示装置を使用してもよい。
【0046】前記電子ボード31は、図7に示すよう
に、制御部本体としてMPU(マイクロプロセッサ)8
0を備え、このMPU80にバスライン81を介してR
OM(リード・オンリー・メモリ)82、RAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)83、無線送受信回路84、
画像読取制御回路72、画像表示制御回路73、印刷装
置36をそれぞれ接続している。
【0047】前記画像読取制御回路72及び画像表示制
御回路73には必要に応じてサブCPUを使用する場合
もある。前記無線送受信回路84には前記アンテナ34
が接続されている。
【0048】また、DMA(ダイレクト・メモリ・アク
セス)コントローラ85を設け、このDMAコントロー
ラ85は前記MPU80に制御されて前記RAM83及
び無線送受信回路84を制御するようになっている。
【0049】前記携帯情報端末機32のMPU60は、
ROM62に格納されているプログラムデータに基づい
て図8及び図9に示す制御を行うようになっている。
【0050】先ず、ST1にて画像入力があったか否か
をチェックする。これは、電子ペン44により入力・表
示装置37の表面をなぞると画像読取装置42により電
子ペン44の辿った軌跡の座標を検出するので、この座
標検出情報を得ることで判断する。
【0051】画像入力があると、続いてST2にて入力
画像情報をRAM63に格納する。これは、画像読取装
置42が検出した座標情報を画像読取制御回路67で解
析等の処理を行った後、RAM63に画像データとして
格納する。
【0052】続いてST3にて画面表示の必要があるか
否かをチェックする。そして画面表示の必要があればS
T4にてRAM63から画像データを読出して画像表示
制御回路68に転送し、ST5にて画像表示装置43に
表示させる。例えば、入力した画像情報が手書き図形の
場合などは電子ペン44が入力・表示装置37の表面を
なぞった軌跡を辿るように表示する。また、画面表示の
必要が無ければST4及びST5の処理をパスする。
【0053】続いてST6にて動作モードが会議モード
か否かをチェックする。これは、例えば切替スイッチで
動作モードを会議モードとそれ以外の動作モードを選択
できるようにするか、ソフトウエアでモード入力を要求
する処理を設け、電子ペン44により会議モードとそれ
以外の動作モードを選択できるようにする。
【0054】なお、会議モードとは、電子ボード31と
携帯情報端末機32を用いた通信システムにおいて、1
つの画面情報を互いに共有し、この画像に対して電子ボ
ード31や携帯情報端末機32から電子ペン44,75
により新たな画像を追加記入したり、すでに表示されて
いる画像の一部を消去したりできる動作モードである。
【0055】動作モードが会議モードであれば、ST7
にてRAM63に格納している画像データを無線送受信
回路66に転送し、ST8にて無線送受信回路66から
アンテナ38を介して前記電子ボード31へ無線送信す
る。
【0056】また、動作モードが会議モード以外のモー
ドであれば、ST7,ST8の処理をパスする。
【0057】続いてST9にて電子ボード31から画像
データを無線受信したか否かをチェックする。そして画
像データを無線受信すると、ST10にてこの画像デー
タをRAM63に格納する。
【0058】続いてST11にて動作モードが会議モー
ドか否かをチェックし、もし会議モードでなければST
12にて受信してRAM63に格納した画像データを消
去する。
【0059】また、動作モードが会議モードであればS
T13にて受信してRAM63に格納した画像データを
画像表示制御回路68に転送し、ST14にてこの画像
データを画像表示装置43に表示させる。
【0060】この会議モードに設定されているときの通
信においては、送信側である電子ボード31は、新たに
ペン入力した画像部分の座標に相当する部分の画像デー
タのみを送信する。また、受信側である携帯情報端末機
32は、受信した画像データを復調し、画像表示装置4
3に表示する際に受信画像データが示す画面の表示座標
に相当する画像データのみを書替え、受信しなかった座
標の画像データはそれ以前に表示されていた画像情報を
そのまま残す。
【0061】具体的には、電子ボード31は、画像デー
タを送信する際に、表示画像データと共にこの画像が画
面のどの座標位置に表示されていたかを示す情報も一緒
に送信する。
【0062】携帯情報端末機32は、受信画像データを
一旦RAM63の通信バッファ領域に格納した後、受信
画像データが表示画面のどの座標位置の情報かを識別
し、受信画像データを画像表示用データが格納されてい
るRAM領域(ビデオRAMと称する。)の識別した座
標位置に相当する領域に転送する。そして、転送後は、
ビデオRAMに格納された画像情報は、受信した画像デ
ータが示す画像座標位置に相当する領域(アドレス)の
みが書き替わり、それ以外の領域の画像データは、画像
データを無線受信する前のデータと同じで変化しない。
【0063】よって、ビデオRAMに格納されている画
像情報を画面に表示することによって、電子ボード31
で画像入力した部分のみの画像を新たに書き加え、それ
以前に表示されていた画像をそのままとする動作が可能
になる。なお、ビデオRAMは画像表示制御回路68の
内部に設けるのが通常であるが、RAM63の一部の領
域をビデオRAM用として割り当てて使用する場合もあ
る。
【0064】以上の制御により、携帯情報端末機32の
画像表示装置43にもともと表示されていた画像に加
え、電子ボード31から無線伝送された画像を書き加え
ることができる。
【0065】なお、携帯情報端末機32としては、図2
に示すもの以外に、図10及び図11に示す構成のもの
も使用できる。
【0066】図10に示す携帯情報端末機132は、画
像読取装置142と画像表示装置143を別々に分離し
た構成となっている。そして画像読取装置142の面に
電子ペン144が接触することで文字、図形等の画像情
報を入力でき、また、画像表示装置143により画像表
示ができる。なお、138はアンテナである。
【0067】図11に示す携帯情報端末機232は、画
像読取装置と電子ペンに代えてキーボード242とトラ
ック・ボール244を使用したものである。なお、24
3は画像表示装置、238はアンテナである。
【0068】このように、携帯情報端末機における文
字、画像の入力方法としてはタッチ式パネルを使用した
ものに限定するものではなく、各種の方式が使用でき
る。また、図形の入力方法としても他の方式でもよく、
例えばポインティング・マウスのようなものであっても
よい。
【0069】前記電子ボード31のMPU80は、RO
M82に格納されているプログラムデータに基づいて図
12及び図13に示す制御を行うようになっている。
【0070】先ず、ST21にて画像入力があったか否
かをチェックする。これは、電子ペン75によりボード
面33をなぞると画像読取装置70により電子ペン75
の辿った軌跡の座標を検出するので、この座標検出情報
を得ることで判断する。
【0071】画像入力があると、続いてST22にて入
力画像情報をRAM83に格納する。これは、画像読取
装置70が検出した座標情報を画像読取制御回路72で
解析等の処理を行った後、RAM83に画像データとし
て格納する。
【0072】続いてST23にて画面表示の必要がある
か否かをチェックする。そして画面表示の必要があれば
ST24にてRAM83から画像データを読出して画像
表示制御回路73に転送し、この画像表示制御回路73
で表示のための処理を受けた後、ST25にて画像表示
装置71に表示させる。例えば、入力した画像情報が手
書き図形の場合などは電子ペン75がボード面33をな
ぞった軌跡を辿るように表示する。また、画面表示の必
要が無ければST24及びST25の処理をパスする。
【0073】続いてST26にて動作モードが会議モー
ドか否かをチェックする。これは、例えば切替スイッチ
で動作モードを会議モードとそれ以外の動作モードを選
択できるようにするか、ソフトウエアでモード入力を要
求する処理を設け、電子ペン75により会議モードとそ
れ以外の動作モードを選択できるようにする。
【0074】動作モードが会議モードであれば、ST2
7にてRAM83に格納している画像データを無線送受
信回路84に転送し、ST28にて無線送受信回路84
からアンテナ34を介して前記携帯情報端末機32へ無
線送信する。
【0075】また、動作モードが会議モード以外のモー
ドであれば、ST27,ST28の処理をパスする。
【0076】続いてST29にて携帯情報端末機32か
ら画像データを無線受信したか否かをチェックする。そ
して画像データを無線受信すると、ST30にてこの受
信した画像データをRAM83に格納する。
【0077】続いてST31にて動作モードが会議モー
ドか否かをチェックし、もし会議モードでなければST
32にて受信してRAM83に格納した画像データを消
去する。
【0078】また、動作モードが会議モードであればS
T33にて受信してRAM83に格納した画像データを
画像表示制御回路73に転送し、ST34にてこの画像
データを画像表示装置71に表示させる。
【0079】この会議モードに設定されているときの通
信においては、送信側である携帯情報端末機32は、新
たにペン入力した画像部分の座標に相当する部分の画像
データのみを送信する。また、受信側である電子ボード
31は、受信した画像データを復調し、画像表示装置7
1に表示する際に受信画像データが示す画面の表示座標
に相当する画像データのみを書替え、受信しなかった座
標の画像データはそれ以前に表示されていた画像情報を
そのまま残す。
【0080】具体的には、送信側の携帯情報端末機32
は、画像データを送信する際に、表示画像データと共に
この画像が画面のどの座標位置に表示されていたかを示
す情報も一緒に送信する。
【0081】受信側の電子ボード31は、受信画像デー
タを一旦RAM83の通信バッファ領域に格納した後、
受信画像データが表示画面のどの座標位置の情報かを識
別し、受信画像データを画像表示用データが格納されて
いるRAM領域(ビデオRAMと称する。)の識別した
座標位置に相当する領域に転送する。そして、転送後
は、ビデオRAMに格納された画像情報は、受信した画
像データが示す画像座標位置に相当する領域(アドレ
ス)のみが書き替わり、それ以外の領域の画像データ
は、画像データを無線受信する前のデータと同じで変化
しない。
【0082】よって、ビデオRAMに格納されている画
像情報を画面に表示することによって、携帯情報端末機
32で画像入力した部分のみの画像を新たに書き加え、
それ以前に表示されていた画像をそのままとする動作が
可能になる。なお、ビデオRAMは画像表示制御回路7
3の内部に設けるのが通常であるが、RAM83の一部
の領域をビデオRAM用として割り当てて使用する場合
もある。
【0083】続いてST35にて画像印刷スイッチが押
されたか否かをチェックする。なお、画像印刷スイッチ
は例えば印刷装置36に設けている。
【0084】画像印刷スイッチが押された場合には、S
T36にてRAM83に格納したある画像データ、すな
わち、画像表示装置71に表示している画像と同じ画像
データを印刷装置36に転送する。そして、ST37に
て印刷装置36は表示している画像と同じ画像を用紙5
6に印刷して出力する。
【0085】以上の制御により、電子ボード31の画像
表示装置71にもともと表示されていた画像に加え、携
帯情報端末機32から無線伝送された画像を書き加える
ことができる。
【0086】また、すでに表示されている画像を消去す
る場合も追加する場合と同様の方式で実現できる。例え
ば新規に書き加える画像の表示色を、画面の背景色と同
じくすることで消去ができる。
【0087】すなわち、電子ペンでなぞった部分は画面
背景色と同じ色となってしまうため、この状態で表示さ
れていた図形の上を電子ペンでなぞればペンがなぞった
部分の画像は消えてしまう。
【0088】表示画面がモノクロの場合は、以下のよう
にする。例えば、画面背景が黒、そこに書き込み画像を
白で表示している場合に、画面のある部分を消去するに
は、装置に設けた画面部分消去設定スイッチをセットす
るか、ソフトウエアスイッチにより画面よりある表示を
選択するとかして、まず画面を部分消去する設定にした
ことを装置に知らせる。
【0089】そして、この設定が行われた後はこの設定
が解除されるまでは、電子ペンがなぞった軌跡の画像情
報は全て黒としてデータを取り込む。このようにすれば
すでに表示されている白い画像の上を電子ペンでなぞれ
ばその部分は全て黒で表示されて背景色と同じになるた
め消去されたように見える。
【0090】このように、電子ボード31及び携帯情報
端末機32の動作モードを会議モードとすることで、携
帯情報端末機32の入力・表示装置37から電子ペン4
4で入力した文字や図形をこの入力・表示装置37で入
力した通りに表示できると共に電子ボード31のボード
面33にも表示できる。また、電子ボード31のボード
面33から電子ペン75で入力した文字や図形をこのボ
ード面33で入力した通りに表示できると共に携帯情報
端末機32の入力・表示装置37に表示できる。しか
も、電子ボード31のボード面33の表示も携帯情報端
末機32の入力・表示装置37の表示も以前に表示した
内容を消すこと無く追加表示ができる。
【0091】従って、電子ボード31の前に立っている
人がボード面33を電子ペン75でなぞることでボード
面33にあたかも電子ペン75で描いたように文字や図
形が表示され、また、それと同様の内容が携帯情報端末
機32の入力・表示装置37にも表示されるので、電子
ボード31の前の人と携帯情報端末機32を持っている
人が対話形式で文字や図形を描くことができ、会議など
にこのシステムを使用した場合に携帯情報端末機32を
持っている人が説明の都度席を立つ必要はなく、会議の
スムーズな進行が図れる。
【0092】また、携帯情報端末機32は外部記憶装置
65に記憶した情報を読出して入力・表示装置37に表
示できると共に電子ボード31にも無線送信できるの
で、会議に必要な原稿を予め外部記憶装置65に記憶し
ておけば、会議の開始時に原稿の内容を即座に電子ボー
ド31と携帯情報端末機32に表示させることができ、
従って、会議前に電子ボード31のボード面33に予め
原稿を手書きしておく面倒は不要となり、大幅な時間短
縮が図れ、作業性を向上できる。また、書き写す際のミ
スも発生しない。
【0093】また、会議中に電子ボード31に表示して
いる原稿内容に対して着席側から書込みや消去等の修正
を加える場合でも離席や着席を繰り返す必要がなく、従
って、会議の中断を減らすことができ、効率のよい会議
ができる。
【0094】また、複雑な図や表などを提示し、これを
中心に会議を進めるような場合、意見を書込んで列挙し
たり、修正を加えたりする作業が着席のままできるの
で、この点においても効率のよい会議ができる。
【0095】さらに、会議の終了時には電子ボード31
に表示されている画像と同じ画像が携帯情報端末機32
のRAM63にも記憶されるので、改めて電子ボード3
1に表示されている画像を印刷装置36でコピーする必
要はない。また、コピーを取る場合があっても電子ボー
ド31に表示されている画像はすでにRAM83に記憶
されているので、ボード面33を改めて読み取る必要が
なく、RAM83から画像を読出して印刷装置36で印
刷すればよく迅速なコピーができる。
【0096】(第2の実施例)この実施例は請求項2に
対応した実施例である。なお、前記実施例と同一の部分
には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0097】図14に示すように、1台の電子ボード3
1に対してn台の携帯情報端末機381〜38nを配置
している。前記各携帯情報端末機381〜38nの構成
は前述した携帯情報端末機38の構成と全く同一で、入
力・表示装置371〜37n、アンテナ381〜38
n、その他、図示はしないが無線送受信回路収納部、外
部記憶装置収納部、周辺装置インターフェース部を設け
ている。
【0098】そして電子ペン441〜44nで入力・表
示装置371〜37nの面をなぞることで手書き入力が
できるようになっている。
【0099】また、前記各携帯情報端末機381〜38
nの回路ブロックも前述した携帯情報端末機38の構成
と全く同一である。
【0100】電子ボード31のMPU80は、ROM8
2のプログラムデータに基づいて図12、図15及び図
16に示す制御を行うようになっている。すなわち、前
記実施例に対して図15の一点鎖線で囲んだT部分の処
理が追加されている。
【0101】ST34にて画像データを画像表示装置7
1に表示させると、続いてST38にて画像データを伝
送してきた携帯情報端末機以外の他の携帯情報端末機の
中で動作モードが会議モードになっている携帯情報端末
機があるか否かをチェックし、あればST39にてRA
M83に格納している画像データを無線送受信回路84
に転送し、ST40にてこの無線送受信回路84からア
ンテナ34を介して会議モードになっている他の携帯情
報端末機に無線送信する。
【0102】他の携帯情報端末機のモードチェックは、
例えば、携帯情報端末機が会議モードで電源ONとなっ
たときには自己の存在を知らせるIDコードを電子ボー
ド31に送信するなどして会議モードを知らせるように
すればよい。
【0103】そしてこの送信処理が終了するとST35
にて画像印刷スイッチの操作をチェックする。
【0104】このような構成の実施例では、携帯情報端
末機321において電子ペン441で入力・表示装置3
71の面を図形91を描くようになぞると、画像読取装
置42は電子ペン441が辿った軌跡の座標を検出し、
この座標情報が画像読取制御回路67で処理された後画
像データとしてRAM63に格納される。
【0105】そしてRAM63から画像データが読み出
されて画像表示制御回路68に転送され、画像表示装置
43に表示される。こうして携帯情報端末機321の入
力・表示装置371には図形91が表示される。
【0106】また、RAM63に格納されている画像デ
ータは無線送受信回路66に転送された後アンテナ38
1を介して電子ボード31に無線送信される。このとき
無線送受信回路66に転送される画像データは図形91
の部分のみで、すでに表示されている部分は転送されな
い。
【0107】これは例えば図17に示す方法で実現でき
る。すなわち、図17の(a) に示すように、画像読取装
置42の読取り範囲42aを、読取り画素毎にアドレス
を付す。そしてそれぞれのアドレスの画素に対して図1
7の(b) に示すように、RAM63のある領域を割り当
てる。
【0108】例えば、アドレスXを先頭にX+Jのアド
レスを割り当てる。そして一定間隔で画像読取装置42
から検出される各画素の信号を読出し、前回に読出した
値とを比較し、双方の値に違いがあるデータについての
みRAM63のデータを書き替える。そして、データを
書き替えたアドレスのデータのみを、そのデータが該当
する画面上の座標位置を付加して無線送受信回路66に
転送する。
【0109】例えば、図17の(a) に示す画像読取装置
42の読取り範囲42aにおける座標位置A,B,C,
Dの画素のみに電子ペン441が接触した場合、RAM
63の画像データ格納領域のうち、X+A,X+B,X
+C,X+Dのアドレスのデータのみが書き替わり、そ
の後、アドレスX+A,X+B,X+C,X+Dに格納
されたデータにこれら画素の画面上のアドレスを示すデ
ータA〜Dを付加して無線送受信回路66に転送する。
【0110】無線送受信回路66では、例えばCSMA
方式などの手順により、他の携帯情報端末機の送信デー
タとの衝突を避けつつ電子ボード31に画像データを無
線送信する。
【0111】具体的には、携帯情報端末機321の無線
送受信回路66は他の携帯情報端末機〜32nから電波
が出されていないか否かを確認する。すなわち、自己が
送信する周波数帯域の受信電界強度を調べ、受信電界強
度が予め設定した基準値以下となっていれば他の携帯情
報端末機〜32nから電波が出されていないと判断す
る。
【0112】そして、他の携帯情報端末機〜32nから
電波が出されていなければ無線送受信回路66はRAM
63から転送されてきた画像データ(画素の表示状態を
示すデータにその画素の座標位置を付加した信号)を無
線送信する。なお、このとき画像データに送信元を示す
アドレスとして自局のアドレスを、画像発生源を示すア
ドレスとして自局のアドレスを、送信先アドレスとして
電子ボード31のアドレスを付加した後に変調しアンテ
ナ381を介して電子ボード31の無線送受信回路84
に無線送信する。
【0113】電子ボード31は、この画像データをアン
テナ34を介して無線送受信回路84で受信する。そし
て受信した画像データを復調し、先ず送信先アドレスを
チェックし、これが自局アドレスでなければ受信データ
を破棄する。また、送信先アドレスが自局アドレスであ
ったときには画像発生源を示すアドレス、送信元アドレ
スも含め、受信データをRAM83に格納する。
【0114】このときRAM83に格納した受信データ
は携帯情報端末機321にて電子ペン入力された座標の
みのデータであり、しかも座標情報が付加されている。
この画像データを画像表示制御回路73に転送する。
【0115】画像表示制御回路73は、RAM83より
転送されてきたデータにより、ビデオRAMのデータの
うち、受信データに相当する座標のデータのみを、受信
画像データと同じに書き替える。従って、受信画像デー
タに含まれない座標位置の画像データには変更は無く、
画像データの受信前と後で変化はない。
【0116】書き替え後のビデオRAMのデータを画像
表示装置71に転送させて画面表示させる。これにより
今まで表示されていた画像に今回受信した画像データが
追加されて表示される。すなわち、携帯情報端末機32
1で書き込んだ図形91が電子ボード31のボード面3
3に図形92として追加表示される。
【0117】続いてRAM83に記憶している受信画像
データは無線送受信回路84に転送される。無線送受信
回路84は、送信元を示すアドレスとして電子ボード3
1のアドレスを、画像発生源を示すアドレスとして携帯
情報端末機321のアドレスを、送信先のアドレスとし
て全ての携帯情報端末機を指定するグローバルアドレス
を、画像データに付加して無線送信データを作成する。
【0118】その後、無線送受信回路84は、他の携帯
情報端末機から電波が発信されていないことを確認して
から無線送信データを変調し、アンテナ34を介して無
線送信する。
【0119】携帯情報端末機321は、電子ボード31
からの受信データが送信先アドレスとしてグローバルア
ドレスが付加されているため、一旦受信データをRAM
63に格納する。そして受信データの画像発生源を示す
アドレスが自局のアドレスと一致することを検出する
と、この受信データが自己が送信したデータであると判
断しRAM63に今格納したデータを破棄する。従っ
て、画像表示装置43の表示画面は全く変更されない。
【0120】一方、他の携帯情報端末機〜32nは、電
子ボード31からの受信データが送信先アドレスとして
グローバルアドレスが付加されているため、一旦受信デ
ータをRAM63に格納する。そして受信データの画像
発生源を示すアドレスが自局のアドレスと一致しないこ
とを検出する。また、送信元アドレスとも一致しないこ
とを検出する。
【0121】これにより、他の携帯情報端末機〜32n
は、受信画像データが他の携帯情報端末機から発信さ
れ、電子ボード31を経由して送信されてきたことを認
識する。これにより受信画像データを他の端末機や電子
ボードに再び送信しなくてもよいと判定すると共に受信
画像データにより表示画面を変更する。
【0122】すなわち、RAM63に格納された画像デ
ータは、携帯情報端末機321で電子ペン入力された座
標のみのデータであり、しかも座標情報が付加されてい
る。この画像データを画像表示制御回路68に転送す
る。
【0123】画像表示制御回路68はこの画像データに
よりビデオRAMのデータのうち、受信データに相当す
る座標のデータのみを受信画像データと同じように書き
替える。
【0124】従って、受信画像データに含まれない座標
位置の画像データには変更はなく、画像データの受信前
と後で変化はない。書き替え後のビデオRAMデータを
画像表示装置43に転送し画面表示させる。
【0125】これにより、いままで表示していた画像に
受信した画像データが追加表示されることになる。これ
により、他の携帯情報端末機〜32nの入力・表示装置
〜37nには図形93が追加表示されることになる。
【0126】このようにしてある携帯情報端末機におい
て電子ペン入力された画像が電子ボード31のボード面
33に追加表示され、さらに他の携帯情報端末機の入力
・表示装置にも追加表示されることになる。
【0127】また、電子ボード31で画像を書き込んだ
ときには以下のように動作する。なお、電子ボード31
及び各携帯情報端末機321〜32nの動作モードは全
て会議モードになっている。
【0128】例えば、電子ボード31において電子ペン
75で図14に示すように図形94を書き込むと、画像
読取装置70により電子ペン75が辿った軌跡の座標を
検出する。
【0129】この座標情報を画像読取制御回路72で処
理した後、一旦RAM83に格納する。このときRAM
83に転送される画像データは電子ペン75が辿った軌
跡の座標関係のデータに限られ、電子ペン75による入
力がなかった座標の画像データはRAM83には転送さ
れない。
【0130】RAM83に格納された読取り画像データ
は画像表示制御回路73の内部に設けたビデオRAMに
転送される。このとき、ビデオRAMは全領域のうち、
電子ペン75の軌跡に相当する座標のデータに相当する
領域のデータのみを書き替える。
【0131】従って、電子ペン75の軌跡に関係のない
座標位置の画像データには変更はなく、電子ペン75で
画像読取装置70の表面をなぞる前と後で、この部分の
画像データには変化はない。
【0132】このようなビデオRAMの書替え動作の
後、ビデオRAMの画像データを画像表示装置71に転
送し画面表示させる。これによりボード面33には今ま
で表示されていた画像に加えて図形94が追記して表示
される。こうして、ボード面33には図形94が電子ペ
ン75で直接描いたように表示される。
【0133】また、RAM83に格納された画像データ
は無線送受信回路84に転送される。このとき転送され
る画像データは、電子ペン75が辿った軌跡の座標関係
のデータに限られ、電子ペン75による入力が無かった
座標の画像データは、無線送受信回路84には転送され
ない。
【0134】無線送受信回路84は例えばCSMA方式
などの手順により携帯情報端末機321〜32nの送信
データとの衝突を回避しつつ画像データを携帯情報端末
機321〜32nに送信する。
【0135】具体的には無線送受信回路84は、携帯情
報端末機321〜32nから電波が出されていないか否
かを確認する。すなわち、自己が送信する周波数帯域の
受信電界強度を調べ、受信電界強度が予め設定した基準
値以下となっていれば携帯情報端末機321〜32nか
ら電波が出されていないと判断する。
【0136】そして、携帯情報端末機321〜32nか
ら電波が出されていなければ無線送受信回路84はRA
M83から転送されてきた画像データ(画素の表示状態
を示すデータにその画素の座標位置を付加した信号)を
無線送信する。なお、このとき無線送受信回路84は、
画像データに送信元を示すアドレスとして自局のアドレ
スを、画像発生源を示すアドレスとして自局のアドレス
を、送信先アドレスとして全ての携帯情報端末機321
〜32nを指定するグローバルアドレスを画像データに
付加して送信データを作成する。
【0137】電子ボード31からのデータを受信した携
帯情報端末機321〜32nは次のように動作する。受
信データには送信先アドレスとしてグローバルアドレス
が付されているため、一旦受信データをRAM63に格
納する。
【0138】ここで受信データの画像発生源を示すアド
レスは携帯情報端末機321〜32nのアドレスとは一
致しないため、各携帯情報端末機321〜32nは自局
が送信した画像データではないことを判定する。また、
画像発生源を示すアドレスは送信もとアドレスと一致す
るため受信した画像データは電子ボード31から送信さ
れた画像であることが認識できる。
【0139】そこで、各携帯情報端末機321〜32n
のMPU60は、受信データを他の機器に再び無線送信
しなくてもよいと判断すると共に受信した画像データに
より入力・表示装置371〜37nの表示画面を変更す
る。
【0140】すなわち、RAM63に格納された画像デ
ータは電子ボード31で電子ペン75で入力した座標の
みのデータであり、しかも座標情報が付加されている。
この画像データを画像表示制御回路68に転送する。
【0141】画像表示制御回路68は、RAM63から
の画像データにより、ビデオRAMの内容を画像データ
に相当する座標のデータのみを書き替える。
【0142】従って、受信した画像データに含まれない
座標位置の画像データには変更はなく、画像データの受
信の前と後で変化はない。
【0143】そして、書替え後のビデオRAMの画像デ
ータを画像表示装置43に転送して表示させる。これに
より、各携帯情報端末機321〜32nの入力・表示装
置371〜37nの面には今まで表示されていた画像に
加えて受信した画像データが追記して表示される。すな
わち、携帯情報端末機321〜32nの入力・表示装置
〜37nには電子ボード31で書き込んだ図形94と同
じ図形951〜95nが追加表示されることになる。
【0144】このようにして電子ボード31により入力
した図形が自己のボード面33に追加表示されると共に
全ての携帯情報端末機321〜32nの入力・表示装置
371〜37nにも追加表示されることになる。
【0145】このように複数の携帯情報端末機と電子ボ
ードとで対話形式で画像の書き込みや消去等ができるの
で、電子ボードを前にして多数が参加して会議する場合
に、情報のやり取りを円滑に進めることができて極めて
効率のよい会議ができ、実用性を向上できる。
【0146】また、会議が終了した後は最終的な画像情
報は全ての携帯情報端末機321〜32nに記憶されて
いるので、電子ボード31の画像をコピーすることなく
情報を持ち帰ることができる。また、コピーがほしい場
合は、電子ボード31のRAM83に画像情報が記憶さ
れているので直ちに印刷装置36で印刷することができ
る。
【0147】このようにこの実施例においても前記実施
例と同様の効果が得られる。
【0148】なお、この実施例では携帯情報端末機32
1〜32nが図8及び図9に示す制御を行い、電子ボー
ド31が図12、図15及び図16に示す制御を行うも
のについて述べたが、これを携帯情報端末機321〜3
2nが図8及び図18に示す制御を行い、電子ボード3
1が図12、図15及び図19に示す制御を行うように
すれば外部記憶装置65に画像ファイルを記憶してお
き、それを電子ボード及び他の携帯情報端末機に表示さ
せることもできる。なお、図19は図16に対して一点
鎖線で囲んだQ部分の処理が追加されている。
【0149】すなわち、携帯情報端末機321〜32n
は、図8のST8にて画像データを無線送信した後、図
18のST41にて外部記憶装置65に記憶している画
像ファイルを送信するか否かをチェックする。これは例
えばスイッチで選択するか、ソフトウエアで選択できる
ようにする。
【0150】画像ファイルを送信する場合は、続いてS
T42にて送信する画像ファイルを外部記憶装置65か
らRAM63へ転送し、さらにST43にてRAM63
から無線送受信回路66に転送する。そしてST44に
て無線送受信回路66からアンテナ38を介して画像フ
ァイルを電子ボード31に無線送信する。
【0151】なお、画像ファイルの送信を行わない場合
は、ST42〜ST44の処理はパスする。
【0152】画像ファイルの無線送信処理が終了する
と、前述したST9〜ST11の処理を行い、ST11
のモードチェックにて動作モードが会議モード以外のモ
ードになっていれば、ST45にて画像ファイルの受信
モードになっているか否かをチェックする。
【0153】そして、画像ファイルの受信モードであれ
ばST46にてRAM63に格納されている画像ファイ
ルを外部記憶装置65に転送し、また、画像ファイルの
受信モードでなければST47にてRAM63に格納さ
れている画像ファイルを消去する。
【0154】また、電子ボード31は、図15の処理を
終了すると図19のST48にてボード面33に表示さ
れている画像全てまとめて送信するモードかをチェック
する。これは例えばスイッチで選択するか、ソフトウエ
アで選択できるようにする。
【0155】そして、表示画像全てを送信するモードの
場合は、ST49にて現在表示されている画像を1つの
画像データファイルとしてまとめ、ST50にてまとめ
た画像データファイルをRAM83から無線送受信回路
84に転送する。続いてST51にて無線送受信回路8
4からアンテナ34を介して全ての携帯情報端末機32
1〜32nに画像データファイルを無線送信する。な
お、表示画像全てを送信するモードでなければST49
〜51の処理はパスする。
【0156】この画像データファイルの送信処理が終了
すると前述したようにST35〜ST37の処理を行う
ようになっている。
【0157】このような外部記憶装置65に記憶してあ
る画像データファイルを無線送信できるシステムでは、
例えば会議を行う前に、予めプレゼンテーション用の原
稿を作成しておき、その画像データファイルを携帯情報
端末機の外部記憶装置65に記憶させる。原稿はパーソ
ナルコンピュータやワードプロセッサ等の機器で作成
し、フロッピィディスクやメモリカード等に記憶させて
おいても、また、携帯情報端末機自身で原稿を作成して
外部記憶装置65に記憶させてもよい。なお、携帯情報
端末機自身で原稿を作成する場合は、例えばRAMがバ
ッテリーでバックアップなど入力情報が消えない対策が
施されていれば外部記憶装置は必ずしも必要ではない。
【0158】こうして作成したファイルを1台の携帯情
報端末機から電子ボード31に無線送信して電子ボード
31のボード面33に表示させ、また、電子ボード31
から他の携帯情報端末機に無線送信して表示させる。
【0159】これにより、原稿の内容が電子ボード31
及び全ての携帯情報端末機321〜32nに表示される
ことになる。従って、会議出席者全員に原稿を配布した
ことと同じ状態となり、これにより会議をスムーズに開
催することが可能となる。
【0160】そして会議の途中で原稿の内容を変更した
いときには電子ボード31及び全ての携帯情報端末機3
21〜32nのどの位置からも変更ができ、その変更し
た内容が即座に他の機器に表示される。
【0161】なお、前記各実施例では電子ボードと携帯
情報端末機との間のデータの送受信を無線で行うように
したが必ずしもこれに限定するものではなく、有線方式
でデータの送受信を行ってもよい。
【0162】また、前記各実施例では情報端末機を携帯
情報端末機としたが必ずしもこれに限定するものではな
く、例えば会議場の机に備え付けられるような情報端末
機であってもよい。
【0163】
【発明の効果】請求項1対応の発明によれば、電子ボー
トと情報端末機とで文字や画像の通信ができ、しかも電
子ボートで書き込んだり消去したデータは即座に情報端
末機に送信されて表示変更され、また、逆に情報端末機
で書き込んだり消去したデータは即座に電子ボードに送
信されて表示変更されるので、電子ボードと情報端末機
との間で互いに書き込んだ情報、表示している情報など
の相互に表示ができ、従って、書き写すような面倒な作
業が不要となって作業性を向上できる。
【0164】請求項2対応の発明によれば、電子ボート
と複数の情報端末機とで文字や画像の通信ができ、しか
も電子ボートで書き込んだり消去したデータは即座に全
ての情報端末機に送信されて表示変更され、また、逆に
1つの情報端末機で書き込んだり消去したデータは即座
に電子ボード及び他の情報端末機に送信されて表示変更
されるので、電子ボードと複数の情報端末機との間で互
いに書き込んだ情報、表示している情報などの相互に表
示ができ、従って、作業性を向上でき、しかも会議等に
使用した場合に情報のやり取りを円滑に進めることがで
き、効率のよい会議ができるなどきわめて実用効果の高
いシステムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すシステム全体の斜
視図。
【図2】同実施例の携帯情報端末機の構成を示す斜視
図。
【図3】同実施例の携帯情報端末機の入力・表示装置の
構成を示す分解斜視図。
【図4】図3に示す入力・表示装置の画像読取装置の読
取り原理を説明するための図。
【図5】同実施例の携帯情報端末機の回路構成を示すブ
ロック図。
【図6】同実施例の電子ボードの構成を示す斜視図。
【図7】同実施例の電子ボードの回路構成を示すブロッ
ク図。
【図8】同実施例の携帯情報端末機のマイクロプロセッ
サの処理を示す流れ図。
【図9】同実施例の携帯情報端末機のマイクロプロセッ
サの処理を示す流れ図。
【図10】同実施例の携帯情報端末機の他の構成例を示
す図。
【図11】同実施例の携帯情報端末機の他の構成例を示
す図。
【図12】同実施例の電子ボードのマイクロプロセッサ
の処理を示す流れ図。
【図13】同実施例の電子ボードのマイクロプロセッサ
の処理を示す流れ図。
【図14】本発明の第2の実施例を示すシステム全体の
斜視図。
【図15】同実施例の電子ボードのマイクロプロセッサ
の処理を示す流れ図。
【図16】同実施例の電子ボードのマイクロプロセッサ
の処理を示す流れ図。
【図17】同実施例の携帯情報端末機における画像追加
時のメモリ処理を説明するための図。
【図18】同実施例の携帯情報端末機が画像データファ
イルの送受信機能を備えたときのマイクロプロセッサの
処理を示す流れ図。
【図19】同実施例の電子ボードが画像データファイル
の送受信機能を備えたときのマイクロプロセッサの処理
を示す流れ図。
【図20】従来の情報端末装置の構成を示す斜視図。
【図21】従来の電子ボードの構成を示す斜視図。
【符号の説明】
31…電子ボード 32…携帯情報端末機 33…電子ボードのボード面 37…携帯情報端末機の入力・表示装置 42…携帯情報端末機の画像読取装置 43…携帯情報端末機の画像表示装置 44…携帯情報端末機の電子ペン 60…携帯情報端末機のマイクロプロセッサ 63…携帯情報端末機のRAM 66…携帯情報端末機の無線送受信回路 70…電子ボードの画像読取装置 71…電子ボードの画像表示装置 75…電子ボードの電子ペン 80…電子ボードのマイクロプロセッサ 83…電子ボードのRAM 84…電子ボードの無線送受信回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や画像を接触方式で入力する透光材
    からなる入力部とこの入力部の内側に配置しこの入力部
    から入力する文字や画像を入力位置に合わせて表示する
    表示装置とで構成したボード面を備えた電子ボードと、
    文字や画像を入力する入力手段、文字や画像を表示する
    表示手段及び文字や画像を記憶するメモリを備えた情報
    端末機とからなり、 前記情報端末機は、前記電子ボードと文字や画像の通信
    を行う第1の通信手段と、前記入力手段にて入力した文
    字や画像、前記表示手段にて表示した文字や画像並びに
    前記メモリに記憶している文字や画像を前記第1の通信
    手段を駆動して前記電子ボードへ送信する送信制御手段
    と、前記第1の通信手段が受信した文字や画像を前記表
    示手段に表示させる表示制御手段と、前記第1の通信手
    段が受信した文字や画像を前記メモリに格納するメモリ
    制御手段とを設け、 前記電子ボードは、前記情報端末機と文字や画像の通信
    を行う第2の通信手段と、前記入力部にて入力した文字
    や画像及び前記表示装置にて表示した文字や画像を前記
    第2の通信手段を駆動して前記情報端末機へ送信する送
    信制御手段と、前記第2の通信手段が受信した文字や画
    像を前記ボード面にすでに表示してある文字や画像と合
    成して表示させる表示制御手段とを設けたことを特徴と
    する電子ボードシステム。
  2. 【請求項2】 文字や画像を接触方式で入力する透光材
    からなる入力部とこの入力部の内側に配置しこの入力部
    から入力する文字や画像を入力位置に合わせて表示する
    表示装置とで構成したボード面を備えた電子ボードと、
    文字や画像を入力する入力手段、文字や画像を表示する
    表示手段及び文字や画像を記憶するメモリを備えた複数
    の情報端末機とからなり、 前記各情報端末機は、前記電子ボードと文字や画像の通
    信を行う第1の通信手段と、前記入力手段にて入力した
    文字や画像、前記表示手段にて表示した文字や画像並び
    に前記メモリに記憶している文字や画像を前記第1の通
    信手段を駆動して前記電子ボードへ送信する送信制御手
    段と、前記第1の通信手段が受信した文字や画像を前記
    表示手段に表示させる表示制御手段と、前記第1の通信
    手段が受信した文字や画像を前記メモリに格納するメモ
    リ制御手段とを設け、 前記電子ボードは、前記各情報端末機と文字や画像の通
    信を行う第2の通信手段と、前記入力部にて入力した文
    字や画像及び前記表示装置にて表示した文字や画像を前
    記第2の通信手段を駆動して前記各情報端末機へ送信す
    る送信制御手段と、前記第2の通信手段が受信した文字
    や画像を前記ボード面にすでに表示してある文字や画像
    と合成して表示させる表示制御手段とを設けたことを特
    徴とする電子ボードシステム。
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