JP2002281123A - メモリデータ編集可能な携帯端末装置、及び、メモリデータ編集プログラムを記憶した記録媒体 - Google Patents

メモリデータ編集可能な携帯端末装置、及び、メモリデータ編集プログラムを記憶した記録媒体

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JP2002281123A
JP2002281123A JP2001079547A JP2001079547A JP2002281123A JP 2002281123 A JP2002281123 A JP 2002281123A JP 2001079547 A JP2001079547 A JP 2001079547A JP 2001079547 A JP2001079547 A JP 2001079547A JP 2002281123 A JP2002281123 A JP 2002281123A
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portable terminal
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JP2001079547A
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Masahiro Naito
将広 内藤
Shigeru Toyoshima
成 豊島
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 編集中のメモリデータが消滅することを防止
した携帯端末装置、及び、メモリデータ編集プログラム
を記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 携帯端末装置10において、操作部18
の操作によりスケジュール等のメモリデータ編集時に、
着信等の割り込み処理が生じた場合は、記憶部20は、
メモリデータ作業領域20aを確保したまま、割り込み
作業領域も確保する。そして、割り込み処理が完了した
時は、メモリデータ作業領域20aを参照して、メモリ
データ編集を再開し、編集完了したメモリデータは、保
管部26に保管され、スケジュール等を確認するときに
読み出される。よって、メモリデータ編集中に割り込み
処理が行われても、編集途中のメモリデータが消滅する
ことがないので、メモリデータ編集を初めから全て編集
し直すこともなくなり、メモリデータ編集の使い勝手が
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリデータ編集
を行う携帯端末装置、及び、メモリデータ編集プログラ
ムを記憶した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話装置などの通信可能な携
帯端末装置において、電話番号やメールアドレス等を記
録・参照する電話帳機能や、予定を記録・参照するスケ
ジュール機能がある。この電話帳機能やスケジュール機
能に対して、データ(以下メモリデータ)を記録した
り、記録済のメモリデータを変更する等のメモリデータ
の編集を行っている。このメモリデータ編集時において
は、携帯端末装置の記憶部で、メモリデータ編集の為の
作業領域が確保され、その作業領域においてメモリデー
タの編集が行われている。そして、メモリデータ編集が
完了すると、編集済のメモリデータは、保管部に保管さ
れ、電話帳やスケジュールを参照する時に、保管部から
読み出される。また、従来の携帯端末装置は、受信可能
状態であれば、他の通信装置からの発呼による着信処理
が行われ、通話が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この着
信処理においてもメモリデータ編集と同じ記憶部が使用
され、記憶部は、着信処理おける作業領域の為に、全て
の領域を着信処理の作業領域として開放していた。よっ
て、メモリデータ編集中に、メモリデータ編集よりも優
先順序の高い割り込み処理である着信処理が発生してし
まうと、記憶部のメモリデータ編集の作業領域がクリア
され無くなってしまうので、編集中のメモリデータは消
滅していた。即ち、携帯端末装置のユーザは、予期しな
い着信処理によって、編集途中のメモリデータが消滅し
てしまうので、再度、目的のメモリデータ編集を初めか
ら全てやり直さなければならず、メモリデータ編集の使
い勝手は良くないものであった。また、メモリデータ編
集中に、携帯端末装置電源電圧が低下して記憶部の動作
電圧を下回ると、メモリデータ編集途中のメモリデータ
が消滅してしまうこともあった。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、編集中のメモリデータが消滅することを防止し
た携帯端末装置、及び、メモリデータ編集プログラムを
記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の携帯端末装置は、通信機器と通信可能である携
帯端末装置において、メモリデータ編集と割り込み処理
を制御する制御手段と、前記メモリデータ編集や前記割
り込み処理に関する表示を行う表示手段と、前記表示手
段に表示された前記メモリデータ編集や前記割り込み処
理に対する操作を行う操作手段と、前記メモリデータ編
集を行うメモリデータ作業領域と前記割り込み処理を行
う割り込み作業領域とが同時に確保可能であり、前記メ
モリデータ編集完了迄は前記メモリデータ作業領域を確
保する記憶手段と、前記記憶手段によってメモリデータ
編集完了した前記メモリデータを保管する保管手段とを
備えたことを特徴とする。
【0006】この携帯端末装置によれば、メモリデータ
編集中に割り込み処理が行われても、記憶手段は、メモ
リデータ編集完了迄メモリデータ作業領域を確保するの
で、編集途中のメモリデータが消滅することがない。よ
って、メモリデータ編集を初めから全て編集しなおすこ
ともなくなり、メモリデータ編集の使い勝手が向上す
る。
【0007】第2の携帯端末装置では、通信機器と通信
可能である携帯端末装置において、メモリデータ編集と
割り込み処理を制御する制御手段と、前記メモリデータ
編集や前記割り込み処理に関する表示を行う表示手段
と、前記表示手段に表示された前記メモリデータ編集や
前記割り込み処理に対する操作を行う操作手段と、前記
割り込み処理を行う割り込み作業領域が確保可能である
記憶手段と、前記メモリデータ編集を行うメモリデータ
作業領域が確保可能であり、前記メモリデータ編集完了
迄は前記メモリデータ作業領域を確保する編集記憶手段
と、前記編集記憶手段によってメモリデータ編集完了し
た前記メモリデータを保管する保管手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0008】この携帯端末装置によれば、メモリデータ
編集中に割り込み処理が行われても、編集記憶手段は、
メモリデータ編集完了迄メモリデータ作業領域を確保す
るので、編集途中のメモリデータが消滅することがな
い。よって、メモリデータ編集を初めから全て編集しな
おすこともなくなり、メモリデータ編集の使い勝手が向
上する。
【0009】第3の携帯端末装置では、前記記憶手段と
前記保持手段は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモ
リであることを特徴とする。
【0010】この携帯端末装置によれば、記憶手段と保
持手段に記憶したメモリデータは、電気的に書き換えら
れる迄保持されるので、携帯端末装置の電源電圧が低下
しても、記憶手段に確保したメモリデータ編集途中のメ
モリデータや、保持手段に保持したメモリデータが消滅
することがない。
【0011】第4の携帯端末装置では、前記編集記憶手
段と前記保持手段は、電気的に書き換え可能な不揮発性
メモリであることを特徴とする。
【0012】この携帯端末装置によれば、編集記憶手段
と保持手段に記憶したメモリデータは、電気的に書き換
えられる迄保持されるので、携帯端末装置の電源電圧が
低下しても、編集記憶手段に確保したメモリデータ編集
途中のメモリデータや、保持手段に保持したメモリデー
タが消滅することがない。
【0013】第5の携帯端末装置では、前記割り込み処
理は、前記携帯端末装置への着信処理であることを特徴
とする。
【0014】この携帯端末装置によれば、メモリデータ
編集中に着信があっても、メモリデータ作業領域は、メ
モリデータ編集完了迄確保されるので、編集途中のメモ
リデータが消滅することがない。
【0015】第6の携帯端末装置では、前記割り込み処
理は、前記携帯端末装置の電源電圧が予め設定された設
定電圧を下回った際に行われる電圧低下報知処理である
ことを特徴とする。
【0016】この携帯端末装置によれば、メモリデータ
編集中に電源電圧が設定電圧を下回った場合は、メモリ
データ作業領域は、メモリデータ編集完了迄確保される
ので、編集途中のメモリデータが消滅することがない。
また、電源電圧が設定電圧を下回ったことが報知される
ので、メモリデータを保管手段へ保管することが促され
る。
【0017】第1の記録媒体は、通信機器と通信可能で
ある携帯端末装置のメモリデータ編集プログラムを記録
した記録媒体において、メモリデータ編集と割り込み処
理を制御する制御ステップと、前記メモリデータ編集や
前記割り込み処理に関する表示を行う表示ステップと、
前記表示ステップに表示された前記メモリデータ編集や
前記割り込み処理に対する操作を行う操作ステップと、
前記メモリデータ編集を行うメモリデータ作業領域と前
記割り込み処理を行う割り込み作業領域とが同時に確保
可能であり、前記メモリデータ編集完了迄は前記メモリ
データ作業領域を確保する記憶ステップと、前記記憶ス
テップによってメモリデータ編集完了した前記メモリデ
ータを保管する保管ステップとをコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0018】記録媒体によれば、メモリデータ編集中に
割り込み処理が行われても、記憶ステップにおいて、メ
モリデータ編集完了迄メモリデータ作業領域を確保する
ので、編集途中のメモリデータが消滅することがない。
よって、メモリデータ編集を初めから全て編集しなおす
こともなくなり、メモリデータ編集の使い勝手が向上す
る。
【0019】第2の記録媒体は、通信機器と通信可能で
ある携帯端末装置のメモリデータ編集プログラムを記録
した記録媒体において、メモリデータ編集と割り込み処
理を制御する制御ステップと、前記メモリデータ編集や
前記割り込み処理に関する表示を行う表示ステップと、
前記表示ステップに表示された前記メモリデータ編集や
前記割り込み処理に対する操作を行う操作ステップと、
前記割り込み処理を行う割り込み作業領域が確保可能で
ある記憶ステップと、前記メモリデータ編集を行うメモ
リデータ作業領域が確保可能であり、前記メモリデータ
編集完了迄は前記メモリデータ作業領域を確保する編集
記憶ステップと、前記編集記憶ステップによってメモリ
データ編集完了した前記メモリデータを保管する保管ス
テップとをコンピュータに実行させるためのプログラム
を記録した。
【0020】この記録媒体によれば、メモリデータ編集
中に割り込み処理が行われても、編集記憶ステップにお
いて、メモリデータ編集完了迄メモリデータ作業領域を
確保するので、編集途中のメモリデータが消滅すること
がない。よって、メモリデータ編集を初めから全て編集
しなおすこともなくなり、メモリデータ編集の使い勝手
が向上する。
【0021】第3の記録媒体では、前記割り込み処理
は、前記携帯端末装置への着信処理であることを特徴と
する。
【0022】この記録媒体によれば、メモリデータ編集
中に着信があっても、メモリデータ作業領域は、メモリ
データ編集完了迄確保されるので、編集途中のメモリデ
ータが消滅することがない。
【0023】第4の記録媒体では、前記割り込み処理
は、前記携帯端末装置の電源電圧が予め設定された設定
電圧を下回った際に行われる電圧低下報知処理であるこ
とを特徴とする。
【0024】この記録媒体によれば、メモリデータ編集
中に電源電圧が設定電圧を下回った場合は、メモリデー
タ作業領域は、メモリデータ編集完了迄確保されるの
で、編集途中のメモリデータが消滅することがない。ま
た、電源電圧が設定電圧を下回ったことが報知されるの
で、保管ステップにおいてメモリデータを保管すること
が促される。
【0025】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、第1実施
形態の携帯端末装置10の構成について図面を参照しな
がら説明する。図1は、第1実施形態の携帯端末装置の
構成を示す構成図、図2は、メモリデータ編集時の表示
部を示す図、図3は、着信処理時の表示部を示す図、図
4は、記憶部における作業領域の確保状態を示す図であ
る。
【0026】まず、図1を参照して、本発明の携帯端末
装置10の構成を説明する。無線部12は、アンテナ1
2aを介して、基地局との交信を行うユニットであり、
例えば、基地局経由の着信時において、アンテナ12a
による着信の受信を行い、後述する制御部16に着信を
通知する事ができる。表示手段である表示部14は、制
御部16の制御により、携帯端末装置10の動作に関す
る表示を行う。例えば、着信時においては、着信ありの
表示や、発呼先の電話番号などを表示し、メモリデータ
編集時においては、データ入力・編集の為のガイダンス
や、入力中のメモリデータや編集したメモリデータの表
示などメモリデータの編集状況を表示する。
【0027】ここで、メモリデータ編集とは、携帯端末
装置10において、電話番号やメールアドレス等を記録
・参照する電話帳機能や、予定を記録・参照するスケジ
ュール機能があり、この電話帳機能やスケジュール機能
に対して、メモリデータを記録したり、記録済のメモリ
データを変更することを示す。図2は、メモリデータ編
集時の表示部の様子を示す図であり、図2(a)は、電
話番号登録の場合を、図2(b)は、スケジュール日付
入力の場合を示している。各々の場合において、メモリ
データは、操作部18の方向キー18cやテンキー18
dによって入力、編集される。
【0028】制御手段である制御部16は、内蔵してい
るROM(Read Only Memory)16a
に記憶されているプログラムに基づいて、メモリデータ
編集や、割り込み処理等を行い、携帯端末装置10の各
ユニットの制御を行う。メモリデータ編集時には、制御
部16は、操作部18による編集開始によって、記憶部
20にメモリデータ作業領域を確保し、このメモリデー
タ作業領域内において、メモリデータを編集する。そし
て、編集完了したメモリデータは、保管部26に保管さ
れ、後に参照される。例えば、電話帳機能であれば、登
録した電話番号を参照して、発呼に用いることができ
る。
【0029】また、割り込み処理の一例として、着信時
の着信処理がある。図3は、着信処理時の表示部を示す
図である。図3に示すように、着信処理において表示部
14は、発呼者の電話番号や、その電話番号に対する名
前が携帯端末装置10に登録されている場合は、その名
前も表示部14に表示し、同時に図示しないスピーカに
よって着信音が発せられる。この時においても、記憶部
20には、着信処理の為の作業領域が確保される。
【0030】また、割り込み処理の他の例としては、携
帯端末装置10の各ユニットに電源を供給している電源
部30の電源電圧が、予め設定されている設定電圧以下
になった場合に、電源電圧が設定電圧以下になったこと
を報知する電圧低下報知処理がある。報知方法は、例え
ば、表示部14にて電圧低下を示す旨を表示しても良い
し、図示しないスピーカによって警告音を発しても良い
し、これら表示部14とスピーカの組合せの、いずれで
も良い。この設定電圧を、携帯端末装置10の各ユニッ
トが動作する最低の電圧よりも若干高く設定しておけ
ば、ユーザは、電源電圧が動作最低電圧になる前に、電
源電圧が低くなったことを知ることができる。また、こ
の時においても、記憶部20には、電圧低下報知処理の
為の作業領域が確保される。
【0031】操作手段である操作部18は、制御部16
に接続され、メモリデータ編集や割り込み処理に対する
操作を行う。本実施形態において操作部18は、携帯端
末装置10の電源スイッチ/オフフック用ボタン18a
と、オンフック用ボタン18bと、カーソルの移動や決
定動作を行う方向キー18cと、英数字入力が行えるテ
ンキー18dによって構成されている。記憶手段である
記憶部20は、制御部16の制御によりメモリデータ作
業領域と、割り込み処理の為の割り込み作業領域が同時
に確保可能となっている。ここで、図4を参照して、作
業領域について説明する。
【0032】図4は、記憶部における作業領域の確保状
態を示す図である。図4において、記憶部20は、アド
レスadr1からアドレスadr2までは、メモリデー
タ作業領域20aが、アドレスadr2からアドレスa
dr3までは、割り込み作業領域20bが同時に確保さ
れている。また、メモリデータ作業領域20aは、メモ
リデータ編集時において確保され、割り込み作業領域2
0bは、割り込み処理時に確保されるが、メモリデータ
編集中に、割り込み処理が発生した場合は、図4に示す
ように、メモリデータ作業領域20aと割り込み作業領
域20bが同時に確保される。更に、記憶部20は、電
気的に書き換え可能な不揮発性メモリであり、例えば、
EEPROM(Electrically Erasa
ble Programable ROM)等の電源を
切っても記憶内容が保持されるメモリである。よって、
携帯端末装置10の電源をオフしても記憶内容は保持さ
れる。
【0033】保管手段である保管部26は、記憶部20
のメモリデータ作業領域20aで編集完了したメモリデ
ータを保管する。保管されたメモリデータは、電話帳や
スケジュールとして参照される時には、保管部26から
読み出されて、表示部14に表示される。電話帳機能と
して、電話番号に対するメモリデータが読み出されれ
ば、発呼する際の電話番号として用いることができる。
また、保管部26は、記憶部20と同様に電気的に書き
換え可能な不揮発性メモリであり、携帯端末装置10の
電源をオフしても記憶内容は保持される。以上が、携帯
端末装置10の構成である。
【0034】次に、本実施形態の携帯端末装置10の動
作について図5を参照して説明する。図5は、第1実施
形態の携帯端末装置の動作を示すフローチャートであ
る。まず、携帯端末装置10において、操作部18によ
りメモリデータを編集する(ステップ1)。メモリデー
タ編集時は、記憶部20には、メモリデータ作業領域2
0aが確保され(ステップ2)、表示部14は、例え
ば、図2(b)に示したスケジュールの編集状況が表示
される。このようにして、メモリデータ編集が開始され
る。そして、アンテナ12aにより基地局からの着信の
電波を受信し、無線部12は、制御部16に着信の通知
を行う(ステップ3)。
【0035】この時、メモリデータ編集中であるので、
記憶部20には、メモリデータ作業領域20aが確保さ
れたまま、着信作業領域20bが確保され(ステップ
4)、表示部14には、図3に示した着信表示がされ、
着信処理が行われる。そして、着信するとユーザは、オ
ンフック用ボタン18bによって通話を行い、電源スイ
ッチ/オフフック用ボタン18aにより通話が完了する
などして着信対応が行われる(ステップ5)。また、こ
の着信対応は、携帯端末装置10による留守番電話機能
により自動的に対応しても良い。
【0036】着信対応が完了すると(ステップ6)、記
憶部20のメモリデータ作業領域20aを参照し(ステ
ップ7)、表示部14の表示を、メモリデータ編集時の
表示に切り替え、メモリデータ編集を引き続き可能とす
る。そして、メモリデータ編集が完了すると(ステップ
8)、編集完了したメモリデータは、保管部26に保管
される(ステップ9)。以上が、携帯端末装置10の動
作である。
【0037】また図5に示したフローチャートにおい
て、メモリデータ編集に対する割り込み処理を着信処理
で説明したが、電圧低下報知処理も適用できる。この電
圧低下報知処理の場合は、例えば、表示部14に電圧低
下を知らせるアラーム表示と、メモリデータ編集を速や
かに完了するか、編集途中のメモリデータを保管部26
に速やかに保管させることを促す表示をすれば、メモリ
データを事前に保管することを促すことができる。ま
た、割り込み処理として、予め設定した時刻に報知を行
うアラームも適用できる。
【0038】よって、本実施形態の携帯端末装置10に
よれば、メモリデータ編集中に割り込み処理が行われて
も、記憶部20は、メモリデータ編集完了迄メモリデー
タ作業領域を確保するので、編集途中のメモリデータが
消滅することがない。また、記憶部20と保管部26に
記憶したメモリデータは、電気的に書き換えられる迄保
持されるので、万が一、携帯端末装置の電源電圧が低下
しても、記憶部20に確保したメモリデータ編集途中の
メモリデータや、保管部26に保持したメモリデータが
消滅することがない。
【0039】[第2実施形態]次に、第2実施携帯の携
帯端末装置50について、図6、図7を参照して説明す
る。図6は、第2実施形態の携帯端末装置の構成を示す
構成図、図7は、第2実施形態の携帯端末装置の動作を
示すフローチャートである。尚、携帯端末装置50にお
いて、第1実施形態の携帯端末装置10と同様の構成に
は、同じ番号を付して、説明を省略する。
【0040】携帯端末装置50の記憶手段である記憶部
22は、制御部16の制御により割り込み処理の為の割
り込み作業領域が確保可能となっている。割り込み作業
領域は、割り込み処理時に確保される。更に、記憶部2
2は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリであり、
例えば、EEPROM等の電源を切っても記憶内容が保
持されるメモリである。よって、携帯端末装置50の電
源をオフしても記憶内容は保持される。
【0041】編集記憶手段である編集記憶部24は、制
御部16の制御によりメモリデータ作業領域が確保可能
となっている。メモリデータ作業領域は、メモリデータ
編集時に確保される。更に、編集記憶部24は、電気的
に書き換え可能な不揮発性メモリであり、例えば、EE
PROM等の電源を切っても記憶内容が保持されるメモ
リである。よって、携帯端末装置50の電源をオフして
も記憶内容は保持される。
【0042】保管手段である保管部26は、編集記憶部
24のメモリデータ作業領域で編集完了したメモリデー
タを保管する。保管されたメモリデータは、電話帳やス
ケジュールとして参照される時には、保管部26から読
み出されて、表示部14に表示される。また、保管部2
6は、編集記憶部24と同様に電気的に書き換え可能な
不揮発性メモリであり、携帯端末装置50の電源をオフ
しても記憶内容は保持される。以上が、携帯端末装置5
0の構成である。
【0043】次に、本実施形態の携帯端末装置50の動
作について図7を参照して説明する。まず、携帯端末装
置50において、操作部18によりメモリデータを編集
する(ステップ11)。メモリデータ編集時は、編集記
憶部24には、メモリデータ作業領域が確保され(ステ
ップ12)、表示部14は、例えば、図2(b)に示し
たスケジュールの編集状況が表示される。このようにし
て、メモリデータ編集が開始される。そして、アンテナ
12aにより基地局からの着信の電波を受信し、無線部
12は、制御部16に着信の通知を行う(ステップ1
3)。
【0044】そして、編集記憶部24には、メモリデー
タ作業領域が確保されたまま、記憶部22には、着信作
業領域が確保され(ステップ14)、表示部14には、
図3に示した着信表示がされ、着信処理が行われる。そ
して、着信するとユーザは、オンフック用ボタン18b
によって通話を行い、電源スイッチ/オフフック用ボタ
ン18aにより通話が完了するなどして着信対応が行わ
れる(ステップ15)。また、この着信対応は、携帯端
末装置50による留守番電話機能により自動的に対応し
ても良い。
【0045】着信対応が完了すると(ステップ16)、
編集記憶部24のメモリデータ編集領域を参照し(ステ
ップ17)、表示部14の表示を、メモリデータ編集時
の表示に切り替え、メモリデータ編集を引き続き可能と
する。そして、メモリデータ編集が完了すると(ステッ
プ18)、編集完了したメモリデータは、保管部26に
保管される(ステップ19)。以上が、携帯端末装置5
0の動作である。
【0046】また図7に示したフローチャートにおい
て、メモリデータ編集に対する割り込み処理を着信処理
で説明したが、電圧低下報知処理も適用できる。この電
圧低下報知処理の場合は、例えば、表示部14に電圧低
下を知らせるアラーム表示と、メモリデータ編集を速や
かに完了するか、編集途中のメモリデータを保管部26
に速やかに保管させることを促す表示をすれば、メモリ
データを事前に保管することを促すことができる。ま
た、割り込み処理として、予め設定した時刻に報知を行
うアラームも適用できる。
【0047】よって、本実施形態の携帯端末装置50に
よれば、メモリデータ編集中に割り込み処理が行われて
も、編集記憶部24は、メモリデータ編集完了迄メモリ
データ作業領域を確保するので、編集途中のメモリデー
タが消滅することがない。また、編集記憶部24と保管
部26に記憶したメモリデータは、電気的に書き換えら
れる迄保持されるので、携帯端末装置50の電源電圧が
低下しても、編集記憶部24に確保したメモリデータ編
集途中のメモリデータや、保管部26に保持したメモリ
データが消滅することがない。
【0048】また、本発明の上記第1実施形態、第2実
施形態における表示部14は、メモリデータ編集時に割
り込み処理が行われると、メモリデータ編集の表示を割
り込み処理の表示に切り替えているが、図8に示すよう
に、割り込み処理(着信処理)の表示と、メモリデータ
編集(スケジュール編集)の表示を同時に表示させても
よい。こうすれば、割り込み処理中であっても、メモリ
データ編集状態が確認できる。また、記憶部20、或い
は、編集記憶部24において、メモリデータ作業領域を
複数確保すれば、メモリデータ編集は、複数機能を同時
に編集可能とすることが可能となり、且つ、編集途中の
複数のメモリデータが消滅することもない。
【発明の効果】本発明の携帯端末装置によれば、メモリ
データ編集中に割り込み処理が行われても、記憶手段
は、メモリデータ編集完了迄メモリデータ作業領域を確
保するので、編集途中のメモリデータが消滅することが
ない。よって、メモリデータ編集を初めから全て編集し
なおすこともなくなり、メモリデータ編集の使い勝手が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の携帯端末装置の構成を示す構成
図である。
【図2】メモリデータ編集時の表示部を示す図であり、
(a)は、電話番号登録の場合を示す図であり、(b)
は、スケジュール日付入力の場合を示す図である。
【図3】着信処理時の表示部を示す図である。
【図4】記憶部における作業領域の確保状態を示す図で
ある。
【図5】第1実施形態の携帯端末装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】第2実施形態の携帯端末装置の構成を示す構成
図である。
【図7】第2実施形態の携帯端末装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】割り込み処理とメモリデータ編集とを表示した
表示部を示す図である。
【符号の説明】
10、50 携帯端末装置 12 無線部 12a アンテナ 14 表示部 16 制御部 18 操作部 18a 電源スイッチ/オフフック用ボタン 18b オンフック用ボタン 18c 方向キー 18d テンキー 20 記憶部 20a メモリデータ作業領域 20b 割り込み(着信)作業領域 22 記憶部 24 編集記憶部 26 保管部 30 電源部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB01 EE00 EE15 FF22 HH26 5K067 AA27 AA34 BB04 EE02 FF01 HH23 KK15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機器と通信可能である携帯端末装置
    において、 メモリデータ編集と割り込み処理を制御する制御手段
    と、 前記メモリデータ編集や前記割り込み処理に関する表示
    を行う表示手段と、 前記表示手段に表示された前記メモリデータ編集や前記
    割り込み処理に対する操作を行う操作手段と、 前記メモリデータ編集を行うメモリデータ作業領域と前
    記割り込み処理を行う割り込み作業領域とが同時に確保
    可能であり、前記メモリデータ編集完了迄は前記メモリ
    データ作業領域を確保する記憶手段と、 前記記憶手段によってメモリデータ編集完了した前記メ
    モリデータを保管する保管手段とを備えたことを特徴と
    する携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 通信機器と通信可能である携帯端末装置
    において、 メモリデータ編集と割り込み処理を制御する制御手段
    と、 前記メモリデータ編集や前記割り込み処理に関する表示
    を行う表示手段と、 前記表示手段に表示された前記メモリデータ編集や前記
    割り込み処理に対する操作を行う操作手段と、 前記割り込み処理を行う割り込み作業領域が確保可能で
    ある記憶手段と、 前記メモリデータ編集を行うメモリデータ作業領域が確
    保可能であり、前記メモリデータ編集完了迄は前記メモ
    リデータ作業領域を確保する編集記憶手段と、 前記編集記憶手段によってメモリデータ編集完了した前
    記メモリデータを保管する保管手段とを備えたことを特
    徴とする携帯端末装置。
  3. 【請求項3】前記記憶手段と前記保持手段は、電気的に
    書き換え可能な不揮発性メモリであることを特徴とする
    請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 【請求項4】前記編集記憶手段と前記保持手段は、電気
    的に書き換え可能な不揮発性メモリであることを特徴と
    する請求項2記載の携帯端末装置。
  5. 【請求項5】 前記割り込み処理は、前記携帯端末装置
    への着信処理であることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか1項記載の携帯端末装置。
  6. 【請求項6】 前記割り込み処理は、前記携帯端末装置
    の電源電圧が予め設定された設定電圧を下回った際に行
    われる電圧低下報知処理であることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1項記載の携帯端末装置。
  7. 【請求項7】 通信機器と通信可能である携帯端末装置
    のメモリデータ編集プログラムを記録した記録媒体にお
    いて、 メモリデータ編集と割り込み処理を制御する制御ステッ
    プと、 前記メモリデータ編集や前記割り込み処理に関する表示
    を行う表示ステップと、 前記表示ステップに表示された前記メモリデータ編集や
    前記割り込み処理に対する操作を行う操作ステップと、 前記メモリデータ編集を行うメモリデータ作業領域と前
    記割り込み処理を行う割り込み作業領域とが同時に確保
    可能であり、前記メモリデータ編集完了迄は前記メモリ
    データ作業領域を確保する記憶ステップと、 前記記憶ステップによってメモリデータ編集完了した前
    記メモリデータを保管する保管ステップとをコンピュー
    タに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】 通信機器と通信可能である携帯端末装置
    のメモリデータ編集プログラムを記録した記録媒体にお
    いて、 メモリデータ編集と割り込み処理を制御する制御ステッ
    プと、 前記メモリデータ編集や前記割り込み処理に関する表示
    を行う表示ステップと、 前記表示ステップに表示された前記メモリデータ編集や
    前記割り込み処理に対する操作を行う操作ステップと、 前記割り込み処理を行う割り込み作業領域が確保可能で
    ある記憶ステップと、 前記メモリデータ編集を行うメモリデータ作業領域が確
    保可能であり、前記メモリデータ編集完了迄は前記メモ
    リデータ作業領域を確保する編集記憶ステップと、 前記編集記憶ステップによってメモリデータ編集完了し
    た前記メモリデータを保管する保管ステップとをコンピ
    ュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒
    体。
  9. 【請求項9】 前記割り込み処理は、前記携帯端末装置
    への着信処理であることを特徴とする請求項6又は請求
    項7記載の記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記割り込み処理は、前記携帯端末装
    置の電源電圧が予め設定された設定電圧を下回った際に
    行われる電圧低下報知処理であることを特徴とする請求
    項6又は請求項7記載の記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100361551C (zh) * 2003-03-28 2008-01-09 株式会社Ntt都科摩 终端装置
CN100393155C (zh) * 2003-03-28 2008-06-04 株式会社Ntt都科摩 通信终端装置

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CN100361551C (zh) * 2003-03-28 2008-01-09 株式会社Ntt都科摩 终端装置
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