JP4204724B2 - 車両用サンバイザ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遮光板を車両天井面に取付ける支軸に対し、その遮光板がその支軸の軸方向に移動できる構造の車両用サンバイザに関する。
【0002】
【従来の技術】
これに関する従来の車両用サンバイザが特公平4−48649号公報に記載されており、その概略図が図13に示されている。この車両用サンバイザ100は、太陽光を遮光するサンバイザ本体110と、そのサンバイザ本体110を回動可能に支持して車室天井面に取付ける支軸120を備えている。
サンバイザ本体110は、発泡体により所定形状に成形された遮光板113とその遮光板113の表面を被う表皮115とから構成されており、その遮光板113の上端部にアルミニウム等から形成された筒状の中空体122が埋め込まれている。中空体122には支軸120の先端部分に装着された滑り部材124が、図13(B)に示されるように、軸方向に移動できるように収納されている。滑り部材124には半径方向に孔125が形成されており、その孔125に加圧部材127と、その加圧部材127を中空体122の内壁面に押付けるコイルバネ126とが収納されている。加圧部材127の働きにより、滑り部材124と中空体122との間に摺動抵抗が生じ、サンバイザ本体110が支軸120に対して振動等で自然に移動しないようになっている。
【0003】
遮光板113を成形するには、先ず、支軸120等を備える中空体122を発泡成形用金型(図示されていない)の内部に位置決めする。次に、その発泡成形用金型に発泡ビーズを充填し、所定温度の熱気で加熱する。これによって、発泡ビーズが膨張してビーズ表面が互いに熱で融着し、上端部に中空体122が埋め込まれた遮光板113が成形される。このとき、中空体122の働きで、滑り部材124等の移動空間S内に発泡体が入り込むことがない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般的に車両用サンバイザでは、軽量化及びコスト低減等のためサンバイザ本体(遮光板)の厚み寸法を小さくしたい。しかし、上記した車両用サンバイザ100では、中空体122を遮光板113に埋め込む構造のため、遮光板113の厚み寸法を小さくしようとすれば、その中空体122の外周面と発泡成形用金型の成形面との隙間を小さくしなければならない。前記隙間が小さくなるとその隙間に発泡ビーズを効率的に充填できなくなり、図13(C)に示されるように、中空体122を被う遮光板113の薄肉部分に欠陥Hが発生し易くなる。
一方、欠陥Hが生じないように中空体122の外周面と発泡成形用金型の成形面との隙間を大きくすると、遮光板113の厚みが増加するとともに、重量も増加し、軽量化等の目的を達成することができない。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、遮光板の薄肉部分に欠陥がないサンバイザ本体を軽量かつ低コストで製造することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明によると、遮光板は所定肉厚の板状体により成形されるため、その遮光板の薄肉部分等の欠陥をほとんど考慮する必要がない。さらに、遮光板は板状体により中空形状に成形されるため、従来のように、連結機構の収納空間を確保するために筒状の中空体を使用する必要がない。このため、中空体を除去できる分だけ遮光板の厚み寸法を小さくでき、遮光板(サンバイザ本体)の軽量化及びコスト低減を図ることができる。
また、連結機構は支軸に対する遮光板の回動機構と、支軸に対する遮光板の軸方向の移動機構とを一体に備えているため、その連結機構をコンパクトにできる。
さらに、軸受け部の貫通孔に摺動部材の棒状部が相対回動不能な状態で挿通されるため、軸受け部と摺動部材とが確実に係合した状態でその摺動部材を支軸の軸方向に移動させることができる。
【0008】
請求項2の発明によると、遮光板はブロー成形法により成形されるため、遮光板の肉厚がほぼ均等になり、欠陥がさらに生じ難い。
また、請求項3の発明によると、遮光板は、射出成形により成形された前面板と後面板とを合わせることにより構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図12に基づいて本発明の一の実施の形態に係る車両用サンバイザの説明を行う。ここで、図1及び図2は本実施の形態に係る車両用サンバイザの支軸とサンバイザ本体との連結機構を表す斜視図及び側面図、図3及び図4はその連結機構を構成する軸受け部及び摺動部材の詳細図である。また、図5は本実施の形態に係る車両用サンバイザの一部破断全体図、図6〜図12はサンバイザ本体を構成する遮光板をブロー成形する際の各部の状態を表す断面図である。
【0010】
車両用サンバイザ1は、図5に示されるように、サンバイザ本体10とそのサンバイザ本体10を車両天井面Tに取付ける支軸2とから構成されており、そのサンバイザ本体10と支軸2とが連結機構20によって相対回動可能かつ軸方向に相対移動可能に連結されている。
サンバイザ本体10は、遮光板12と、その遮光板12の内部空間に収納される前述の連結機構20及びその遮光板12を被う図示されていない表皮とから構成されている。ここで、遮光板12は、後記するように樹脂のブロー成形によって製造される。
【0011】
連結機構20は、図1、図2に示されるように、支軸2の軸回りに回動可能な状態でその支軸2に連結される軸受け部30と、支軸2に対して軸方向に移動できるようにその軸受け部30及び支軸2と係合する摺動部材40とから構成されている。
軸受け部30は、図3等に示されるように、支軸2の先端部が嵌挿される第一軸受筒部31、第二軸受筒部32及び第三軸受筒部33と、それらの軸受筒部31,32,33の下部に延出された脚部30kとを一体に備えている。第一軸受筒部31と第二軸受筒部32との間は広く切欠かれており、その切欠き部30fに支軸2を挟む係止バネ34が装着されている。
【0012】
係止バネ34は、支軸2に対して常に半径方向外側から押圧力を付与できる形状に成形されており(図8等参照)、支軸2に対して軸受け部30が回動する際に回動抵抗を付与できるようになっている。このため、軸受け部30に所定の回動力が加わったときにその軸受け部30が支軸2に対して回動できるようになり、車両の振動等で軸受け部30が支軸2の回りを自然に回動するようなことはない。
【0013】
第二軸受筒部32と第三軸受筒部33と間は狭く切欠かれており、その切欠き部30mに支軸2の外周面から突出した抜け止めピン2pが挟まれる。これによって、軸受け部30は支軸2に対する軸方向の相対移動が不能となる。また、第三軸受筒部33には抜け止めピン2pが通される溝(図示されていない)が円周方向に一ヶ所形成されている。このため、支軸2の抜け止めピン2pの位相と第三軸受筒部33の前記溝との位相を合わせた状態で、その支軸2を軸受け部30の軸受筒部31,32,33に押し込むことにより、抜け止めピン2pを第二軸受筒部32と第三軸受筒部33との間の切欠き30mにセットすることができる。
軸受け部30の脚部30kには、断面形状が略五角形の下部貫通孔36がその第一軸受筒部31〜第三軸受筒部33と平行に形成されている。
【0014】
摺動部材40は、図1、図2及び図4に示されるように、レール部41とそのレール部41を支持する支持ブロック42とから構成されている。ここで、図4(A),(B),(C),(D)は、それぞれ図2のA矢視断面図、B矢視断面図、C矢視断面図、D矢視断面図を表している。
支持ブロック42は角形の厚板であり、その上部に支軸2が通される第四軸受筒部42kが形成されている。また、その第四軸受筒部42kには第三軸受筒部33と同位置に支軸2の抜け止めピン2pが通される溝(図示されていない)が形成されている。さらに、第四軸受筒部42kには、図4(D)に示されるように、ブロー成形中に後記するエアノズル60を位置決めするための凹部42eが形成されている。
【0015】
摺動部材40のレール部41は、軸受け部30の下部貫通孔36に摺動自在に挿通される断面形状が略五角形のレールであり、支持ブロック42の下部に直角に固定される。支持ブロック42の下部両側とレール部41の先端両側には凹部42h,41hが形成されており、それらの凹部42h,41hが遮光板12をブロー成形する際に成形型53,56の突出片53a,56a(図6(A),(B)参照)によって押圧される。
即ち、摺動部材40のレール部41が本発明の棒状部に相当する。
【0016】
次に、図12に基づき遮光板12をブロー成形するブロー成形装置50について簡単に説明する。なお、図12は、ブロー成形装置50の概略縦断面図を表している。
ブロー成形装置50は熱可塑性合成樹脂よりなるパリソン12を下方に押出すダイヘッド52を備えている。ダイヘッド52の下方には開閉装置(図示されていない)に開閉動作される一対の成形型53,56が配設されており、これらの成形型53,56の対向面に遮光板12を成形するための成形面54,57がそれぞれ形成されている。
【0017】
成形面54,57には、摺動部材40の支持ブロック42及びレール部41に形成された凹部42h,41hを押える前述の突出片53a,56aが二組形成されている。さらに、成形面54,57には、遮光板12の内側に補強リブ12sを形成するための突出ピン53c,56cが所定部位に複数本設けられている。
一対の成形型53,56の間にはパリソン12をエアブローするためのエアノズル60が上下方向に進退可能に配設されている。エアノズル60は支軸2の先端部と略同一の外形に成形されており、摺動部材40の第四軸受筒部42kから軸受け部30の第三軸受筒部33〜第一軸受筒部31まで挿入できるようになっている。また、エアノズル60の外周面には第四軸受筒部42kの凹部42eと嵌合する位置決め凸部61が設けられている。
【0018】
次に、本実施の形態に係る車両用サンバイザ1の製造方法について説明する。先ず、連結機構20の軸受け部30と摺動部材40との組付けが行われる。即ち、軸受け部30の下部貫通孔36に摺動部材40のレール部41が挿通される。次に、一対の成形型53,56が型開きされ、エアノズル60が待機位置に配置された状態でそのエアノズル60に連結機構20がセットされる。即ち、摺動部材40の第四軸受筒部42kから軸受け部30の第三軸受筒部33〜第一軸受筒部31までエアノズル60が挿入され、そのエアノズル60の位置決め凸部61が第四軸受筒部42kの凹部42eと嵌合する。これによって、連結機構20はレール部41の凹部41hが最上部となるようにエアノズル60にセットされる。
【0019】
このようにして、連結機構20がエアノズル60にセットされると、図12に示されるように、ダイヘッド52からパリソン12が一対の成形型53,56の間に押出されるとともに、エアノズル60が所定位置まで上昇して連結機構20の軸受け部30と摺動部材40とがパリソン12の内部に挿入される。
次に、一対の成形型53,56が型締めされ、その型締め動作に基づいてパリソン12の外壁面が成形型53,56の成形面54,57の形成された二組の突出片53a,56a及び複数の突出ピン53c,56cによって押圧される。
【0020】
そして、二組の突出片53a,56aが、図6(A),(B)に示されるように、パリソン12を介した状態で摺動部材40の支持ブロック42とレール部41とに形成された凹部42h,41hを押圧する。即ち、パリソン12が突出片53a,56aによって凹部42h,41hに押し込まれ、そのパリソン12が後に固化した状態で摺動部材40がパリソン12(遮光板12)に固定される。また、複数の突出ピン53c,56cによってパリソン12に筒状の補強リブ12sが形成される。
なお、パリソン12の周縁は一方の成形型56の周縁に形成された切込み刃59によって切断され、遮光板12の形状に成形される。
【0021】
このようにして、型締めが行われると、エアノズル60によってパリソン12の内部にエアが吹き込まれ、そのパリソン12が膨らむことにより、パリソン12の表面は成形型53,56の成形面54,57によって所定形状に成形される。
図7から図11は、パリソン12が成形される様子を表す要部断面図である。
【0022】
即ち、図7は、図12のVII−VII矢視部位から見たパリソン12の成形中の様子を表す断面図であり、摺動部材40の支持ブロック42の凹部42hと成形型53,56の突出片53a,56a及びパリソン12との関係等を表している。このように、パリソン12が突出片53a,56aによって凹部42hに押し込まれて、前述のように、摺動部材40の支持ブロック42がパリソン12(遮光板12)に固定される。
なお、図7から成形型53,56を除いた図が図5において支軸2を省略したVII−VII矢視断面図と等しくなる。
【0023】
図8は、図12のVIII−VIII矢視部位から見たパリソン12の成形中の様子を表す断面図であり、成形型53,56の突出ピン53c,56cによってパリソン12に補強リブ12sが形成される様子等を表している。
なお、図8から成形型53,56を除いた図が図5において支軸2を省略したVIII−VIII矢視断面図と等しくなる。
図9は、図12のIX−IX矢視部位から見たパリソン12の成形中の様子を表す要部断面図であり、軸受け部30の外形や補強リブ12sの外形等を表している。
なお、図9から成形型53,56を除いた図が図5において支軸2を省略したIX−IX矢視断面図と等しくなる。
【0024】
図10は、図12のX−X矢視部位から見たパリソン12の成形中の様子を表す要部断面図であり、摺動部材40のレール部41の凹部41hと成形型53,56の突出片53a,56a及びパリソン12との関係等を表している。このように、パリソン12が突出片53a,56aによって凹部41hに押し込まれて、摺動部材40のレール部41の端部がパリソン12(遮光板12)に固定される。
なお、図10から成形型53,56を除いた図が図5において支軸2を省略したX−X矢視断面図と等しくなる。
【0025】
図11は、図12のXI−XI矢視部位から見たパリソン12の成形中の様子を表す要部断面図であり、同じく摺動部材40のレール部41の凹部41hと成形型53,56の突出片53a,56a及びパリソン12との関係等を表している。なお、図11から成形型53,56を除いた図が図5において支軸2を省略したXI−XI 矢視断面図と等しくなる。
【0026】
このようにして、パリソン12(遮光板12)が成形されると、エアノズル60が連結機構20から引き抜かれて待機位置まで戻される。さらに一対の成形型53,56が型開きされて、パリソン12が固化することにより得られた遮光板12が成形型53,56から外される。そして、その遮光板12に表皮(図示されていない)が被せられサンバイザ本体10が完成する。なお、サンバイザの種類によっては表皮の装着を省略することもある。
【0027】
次に、遮光板12に収納された摺動部材40の第四軸受筒部42kから軸受け部30の第三軸受筒部33〜第一軸受筒部31に支軸2が挿入される。支軸2の挿入は、その支軸2の抜け止めピン2pの位相を第四軸受筒部42kの溝の位相及び第三軸受筒部33の溝の位相と一致させた状態で行う。そして、抜け止めピン2pが溝を通って第二軸受筒部32の位置まで到達した状態で支軸2を回動させ、その抜け止めピン2pを第二軸受筒部32と第三軸受筒部33との切欠き30mにセットする。これによって、支軸2は遮光板12と連結され、車両用サンバイザ1が完成する。
【0028】
車両用サンバイザ1は、図5に示されるように、サンバイザ本体10と支軸2とが連結機構20によって相対回動可能かつ軸方向に相対移動可能に連結されている。このため、サンバイザ本体10を右方向に引っ張れば、摺動部材40の支持ブロック42が第四軸受筒部42kの働きで支軸2に沿って右移動し、レール部41が軸受け部30の下部貫通孔36に沿って右摺動して、サンバイザ本体10は支軸2に沿って右方向に移動する。なお、二点鎖線は、サンバイザ本体10が右限位置にあるときの軸受け部30の位置及び支軸2の位置を表している。
【0029】
また、サンバイザ本体10を左方向に引っ張れば、サンバイザ本体10を支軸2に沿って元の位置まで戻すことができる。
さらに、軸受け部30の軸受筒部31,32,33及び摺動部材40の第四軸受筒部42k等の働きにより、サンバイザ本体10を支軸2の軸心回りに回動させることができる。
【0030】
このように、本実施の形態に係る車両用サンバイザ1によると、サンバイザ本体10を構成する遮光板12は所定肉厚の板状体により成形されるため、その遮光板12の薄肉部分等の欠陥をほとんど考慮する必要がない。さらに、遮光板12は板状体により中空形状に成形されるため、従来のように、連結機構20の収納空間を確保するために筒状の中空体等を使用する必要がない。このため、中空体を除去できる分だけ遮光板12の厚み寸法を小さくでき、サンバイザ本体10の軽量化及びコスト低減を図ることができる。
【0031】
また、連結機構20は支軸に対する遮光板12の回動機構(軸受け部30)と、支軸2に対する遮光板12の軸方向の移動機構(摺動部材40)とを一体に備えているため、その連結機構20をコンパクトにできる。
また、軸受け部30の下部貫通孔36に摺動部材40のレール部41が相対回動不能な状態で挿通されるため、軸受け部30と摺動部材40とが確実に係合した状態でその摺動部材40を支軸2の軸方向に移動させることができる。
また、遮光板12はブロー成形法により成形されるため、遮光板12の肉厚がほぼ均等になり、欠陥がさらに生じ難い。
【0032】
ここで、本実施の形態においては、ブロー成形法を使用して遮光板12を成形する例を示したが、射出成形により遮光板12の前面板と後面板とを成形し、その前面板と後面板とを合わせることにより、中空部を有する遮光板を成形しても良い。
また、軸受け部30の下部貫通孔36と摺動部材40のレール部41とを断面形状略五角形に形成した例を示したが、その下部貫通孔36とレール部41とが相対回動不能であれば、断面形状は五角形に限られない。さらに、下部貫通孔とレール部とを複数組設けるようにすれば、断面形状は円形であっても良い。
【0033】
【発明の効果】
本発明によると、遮光板は所定肉厚の板状体により成形されるため、その遮光板の薄肉部分等の欠陥をほとんど考慮する必要がない。また、従来の中空体を除去できる分だけ遮光板の厚み寸法を小さくできるため、遮光板の軽量化及びコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態に係る車両用サンバイザの支軸とサンバイザ本体との連結機構を表す斜視図である。
【図2】本発明の一の実施の形態に係る車両用サンバイザの支軸とサンバイザ本体との連結機構を表す側面図である。
【図3】本発明の一の実施の形態に係る車両用サンバイザの連結機構を構成する軸受け部の側面図(A図)、正面図(B図)である。
【図4】図2のA−A矢視断面図(A図)、B−B矢視断面図(B図)、C−C矢視断面図(C図)、D−D矢視断面図(D図)である。
【図5】本発明の一の実施の形態に係る車両用サンバイザの一部破断全体図である。
【図6】サンバイザ本体を構成する遮光板をブロー成形する際の各部の状態を表す縦断面図である(A図、B図)。
【図7】サンバイザ本体を構成する遮光板をブロー成形する際の各部の状態を表す縦断面図である。
【図8】サンバイザ本体を構成する遮光板をブロー成形する際の各部の状態を表す縦断面図である。
【図9】サンバイザ本体を構成する遮光板をブロー成形する際の各部の状態を表す縦断面図である。
【図10】サンバイザ本体を構成する遮光板をブロー成形する際の各部の状態を表す縦断面図である。
【図11】サンバイザ本体を構成する遮光板をブロー成形する際の各部の状態を表す縦断面図である。
【図12】ブロー成形装置の概略を表す縦断面図である。
【図13】従来の車両用サンバイザの全体図(A図)、A図の要部縦断面図(B図)、薄肉部の欠陥を表す縦断面図(C図)である。
【符号の説明】
2 支軸
10 サンバイザ本体
12 遮光板
20 連結機構
30 軸受け部
36 下部貫通孔
40 摺動部材
41 レール部(棒状部)
41h 凹部
42 支持ブロック
42h 凹部
Claims (3)
- 遮光板を車両天井面に取付ける支軸に対し、その遮光板がその支軸の軸方向に移動できる構造の車両用サンバイザにおいて、
遮光板は、所定肉厚の板状体により中空形状に成形されており、
前記遮光板の中空部内には、その遮光板と支軸とを連結させる連結機構が固定されており、
前記連結機構は、支軸の軸心回りに回動可能な状態でその支軸に装着された軸受け部と、
遮光板に固定されて、支軸の軸方向に移動できるようにその軸受け部と係合する摺動部材とを有し、
前記軸受け部の貫通孔に摺動部材の棒状部が相対回動不能な状態で挿通されることにより、その軸受け部と摺動部材とが係合すること特徴とする車両用サンバイザ。 - 請求項1に記載された車両用サンバイザにおいて、
前記遮光板は、ブロー成形法により成形されることを特徴とする車両用サンバイザ。 - 請求項1に記載された車両用サンバイザにおいて、
前記遮光板は、射出成形により成形された前面板と後面板とを合わせることにより構成されることを特徴とする車両用サンバイザ。
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