JP4201352B2 - はんだ収集ヘッドを備えた二重トラックステンシル印刷装置 - Google Patents

はんだ収集ヘッドを備えた二重トラックステンシル印刷装置 Download PDF

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Description

関連出願
この出願は二重トラックステンシル/スクリーンプリンタなる名称で1997年2月21日に出願された特許出願番号第08/802,934号の一部継続出願である。
発明の分野
本発明は一般に回路板製造の分野に関し、特に回路板ステンシル作業の遂行を改善する方法及び装置に関する。
発明の背景
従来既知のように、回路板製造者の成否は一定の時間期間に供給できる欠陥の無い製品の数により判断される。不運にも、所望の生産レベルの達成は、このような欠陥の無い製品を得るのに固有の精度要求により、妨げられる。技術の進歩により、一層小さな部品寸法が求められ、また、極めて接近したパッドを備えた回路板上に取り付けるパッケージ毎に一層多くのピンが求められるにつれて、精度要求を達成するのが一層困難になってきている。欠陥のある板は即座に排斥されるか又は再加工できるが、時間を要し、費用を増大させてしまう。
例えば、典型的な回路板製造プロセスは、普通、独立の機械によりそれぞれ実施される3つの基本的な作業を含む。これらの作業は入来する回路板のパッド上にはんだのパターンをステンシル印刷する工程と、板のパッド上に要素を配置する工程と、板を加熱して、はんだと板と要素のピンとパッドとの間の完全な接触を確立する工程とを含む。
ステンシル印刷及び配置作業は、欠陥の無い製品を提供するのを保証するように精確な方法で行わねばならない。ステンシル印刷作業は典型的にはステンシル印刷機により遂行される。ステンシル印刷機に供給される板はパッド、又は、はんだを付着させる一般に導電性の表面領域のパターンを有する。更に、1以上の小さな穴又は基準(fiducials)と呼ばれる標識が整合の目的で板上に設けられる。ステンシル印刷機はまた典型的には、ステンシル(ステンシル型又はスクリーン)を備え、ステンシルは、該ステンシルを通してエッチングされ回路板上に配置すべき予定のはんだパターンに適合する孔のパターンを有する。
回路板がステンシル機内へ供給されたとき、最初に、回路板をステンシルに整合させて、回路板がステンシルの孔とほぼ整合するのを保証しなければならない。この仕事を遂行する1つの装置は光学整合装置であり、この装置は回路板とステンシルとの間に導入されて、板の基準をステンシル上の1以上の基準に整合させる。例えば、1991年10月21日に発行された米国特許第5,060,063号明細書及び1992年1月31日に発行された米国再特許第34,615号明細書に記載されているようなMPM(商標)社により提供された光学整合装置を代わりに使用することができる。
板がステンシルと整合された後、板がステンシルへ持ち上げられ、はんだがステンシル上に施され、ワイパーブレード(又はゴムぞうきん即ちスキージー)がステンシルに対して横断運動し、ステンシルの孔を通して板上へはんだを供給する。ステンシル作業が完了した後、板を下降させ、摘出及び配置機械まで前進させ、この機械が板上の特定の位置に電気要素を配置する。
摘出及び配置機械は板により要求される要素を提供する。これらの要素は適当な位置(ステンシル機により遂行されたはんだの付着位置)に配置され、回路板上で適正に方位決めされる。要素のピンの数及びピン間の接近距離のため、はんだによる連結時の要素の正確な配置を保証するためには、摘出及び配置機械が正確な規格で作動する必要がある。
従って、摘出及び配置機械はまた作動前に整合チェックをも行わなければならない。
プロセスにおける次の工程はステンシル印刷されたはんだ上に位置する要素を有する回路板をリフロー(reflow)機械まで前進させることである。リフロー機械は存在するはんだを加熱して、はんだにより、摘出及び配置機械によって配置された要素のピン及びパッド又は板の他の表面との緊密な接続を達成させる。
上述の装置においては、回路板上でのはんだの印刷及び印刷されたはんだ上での要素の配置に必要な精度のため、回路板のための整合手続きが必要となり、これが製造プロセスを遅鈍化させる。更に、摘出及び配置機械には、ステンシル機からの板を待つ「遅延時間」と呼ばれる付加的な遅鈍要因がある。これらの各遅鈍要因は製造プロセスの全体の性能及び生産率を低下させる。回路板製造プロセスのスループットを増大させる方法及び装置を開発するのが望ましい。
発明の概要
本発明の1つの態様によれば、回路板製造プロセスに使用するステンシル装置は複数組のレールと、はんだ収集スキージーアームとを有し、各組のレールは複数の回路板を支持し、ステンシル装置を通して複数の回路板を前進させ、アームは複数組のレールの上方に位置し、複数組のレールの第1の組のレール上での第1の回路板についてのステンシル印刷中にはんだをスクリーン上に付着させ、第1の回路板についてのステンシル印刷後にスクリーンから過剰のはんだを除去する。このような構成により、融通性のある二重トラックステンシル印刷装置が提供され、この装置は任意の特定の処理シーケンスに限定されない。その理由は、はんだがスクリーン上に残らず、はんだヘッド内に保持されるからである。
本発明の別の態様によれば、2つのトラックを有するステンシル印刷装置内で回路板を処理する方法が提供される。各トラックは、回路板を受け取り、板をトラック内の同様の位置まで前進させるリーダー即ち先導部を有する。ステンシル印刷装置は、トラック上に位置したステンシル上にはんだを供給し、ステンシルから過剰のはんだを除去するはんだ供給機構を有する。この方法は、それぞれが異なるトラック上に位置する一対の板を受け取る工程と、一対の板、ステンシル及びはんだ供給機構を関連させる工程と、トラックのうちの第1のトラック上の一対の回路板のうちの第1の回路板の上方のステンシルの上方ではんだ供給ユニットを前進させ、一対の回路板のうちの第1の回路板上にステンシルを通してはんだを施す工程と、はんだ供給ユニットにより、ステンシルから過剰のはんだを除去する工程と、はんだ供給ユニットをトラックのうちの第2のトラックまで前進させる工程と、トラックのうちの第2のトラック上の一対の回路板のうちの第2の回路板の上方のステンシルの上方ではんだ供給機構を前進させ、一対の回路板のうちの第2の回路板上にステンシルを通してはんだを施す工程とを有する。このような構成においては、過剰のはんだを供給及び除去できるはんだ供給機構を使用することにより、両方の回路板は二重トラックステンシル印刷装置に同時に係合して順々にステンシル印刷でき、装置の全体の性能及び融通性を増大させる。
本発明の別の態様によれば、回路板製造プロセスに使用するステンシル印刷装置は複数組のレールと、はんだ供給ヘッドとを有し、各組のレールは複数の回路板を支持し、ステンシル印刷装置を通して複数の回路板を前進させ、ヘッドは複数組のレールの上方に位置し、複数組のレールの第1の組のレール上での第1の回路板についてのステンシル印刷中にはんだをステンシル上に付着させる。
本発明の別の態様によれば、2つのトラックを有するステンシル印刷装置内で回路板を処理する方法が提供される。各トラックは、回路板を受け取り、板をトラック内の同様の位置まで前進させるリーダー即ち先導部を有する。ステンシル印刷装置は、トラック上に位置したステンシル上にはんだを供給するはんだ供給機構を有する。この方法は、トラックのうちの一方のトラック上で少なくとも1つの板を受け取る工程と、少なくとも1つの板、ステンシル及びはんだ供給機構を関連させる工程と、はんだがはんだ供給機構の関連する幅を有する開口を通し、ステンシルを通して回路板上に押出されるように、少なくとも1つの板の上方ではんだ供給機構を通過させる通過工程と、開口の幅が少なくとも1つの回路板のすべてをステンシル印刷するように少なくとも1つの回路板に関連するステンシル上のすべてのパターンを横切って横断運動するまで、通過工程を繰り返す工程とを有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回路板製造プロセスに使用される別個の工程を示す流れ線図、
第2図は第1図の回路板製造プロセスに使用するステンシル印刷装置の図、
第3図は第2図のステンシル印刷装置の制御構成を示すブロック線図、
第4図はステンシル印刷装置を作動させる1つの方法を示す、第2図のステンシル印刷装置の一部の側面図、
第5図はステンシル印刷装置の二重レール上の二重ステンシルの配置を示す、第2図のステンシル印刷装置のレール装置の図、
第6a図ないし第6d図は、第2図のステンシル印刷装置における回路板の取り扱いシーケンスを示すブロック線図、
第7図は第2図の二重トラックステンシル印刷装置に使用するはんだ収集ヘッドを示す概略図、
第8a図ないし第8c図は、第7図のはんだ収集ヘッドの作動を示す図、
第9a図ないし第9e図は、第7図のはんだ収集ヘッドを使用する第2図のステンシル印刷装置における回路板を取り扱うシーケンスを示すブロック線図、
第10a図ないし第10c図は、第2図の二重トラックステンシル印刷装置に使用するはんだ収集ヘッドの複数の実施の形態を示すブロック線図、
第11図は第2図のステンシル印刷装置のモータ制御及びレールを示す図、
第12図は単一トラックモードにおけるステンシル印刷装置の作動時のレールの配置を示す図、
第13図は単一トラックモードにおけるレールの位置を示す図、
第14図は二重トラックモードにおけるレールの位置を示す図、
第15図はリブーツ/リセットプロセスを示すフローチャート、
第16図は二重レール装置が短いレールを有するような二重レール装置の別の実施の形態を示す図、
第17図は装置の片側ですべての材料を取り扱う二重レール装置の別の実施の形態を示す図、
第18図は装置の片側ですべての材料を取り扱う二重レール装置の別の実施の形態を示す図、
第19図は2つの板への同時の印刷を許容する機械的な固定装置を有する二重レール装置を示す図である。
発明の詳細な説明
ここで第1図を参照すると、回路板製造の改善された性能を提供する装置はステンシル印刷装置14に一対の回路板12a、12bを提供する二重トラックレール装置11を含む。装置の二重トラック特性は摘出及び配置機械に組み込まれ、2つの板が摘出及び配置機械16へ独立に前進できるようにする。各トラックはリフロー機械18への二重入力経路を提供するように延びる。完成した回路板20a、20bはリフロー機械18から出る。ステンシル印刷装置14と摘出及び配置機械16とリフロー機械との間のインターフェイスは表面装着機器製造協会(Surface Mount Equipment Manufacturing Association)(SMEMA)により規定されたプロトコルに従って制御される。
二重トラック装置を提供すると、回路板製造プロセスの性能を改善できる。その理由は、摘出及び配置機械において従来生じていた遅延時間を排除できるからである。これは、摘出及び配置機械が第1のトラック上の第1の板に対して作動している間に摘出及び配置機械の第2のトラックへ第2の板を提供することにより、達成される。摘出及び配置機械が第1の板に対する作業を完了したとき、第2の板がその作業領域へ移送されるのを待たずに、すぐに第2のトラックへ移動する。
本発明の二重トラック装置は、トラック上を通って2つの板を前進させ、板を同時に処理することにより、並列処理機械として作動する融通性を有し、または、代わりに、一度に1つのトラックのみに対して作動することに留意すべきである。更に、二重トラック装置はステンシル印刷装置の一側においてのみ作業場所に対して板を出入り移動させるロボットローダと一緒に作動するように構成でき、または、付加的には、ステンシル印刷すべき1つのトラック上へ材料を前進させ、材料を他のトラック上へ戻すことにより、感応性材料を取り扱うためのパレットと一緒に作動するように構成できる。これらの実施の形態については後に更に説明する。これらすべての実施の形態は大量の付加的なハードウエアを従来のステンシル印刷装置に付加することなく実行することができるとだけ言っておこう。更に、二重レールステンシル印刷装置は、板の上面又は底面のいずれかを印刷する必要がある場合、母板及び妹板を印刷する必要がある場合の製造プロセスに対して、又は、1つの板の一層迅速な処理に対して最適に使用できること明らかである。
ここで、第2図を参照すると、本発明に係るステンシル印刷装置30の1つの実施の形態が示されている。ステンシル印刷装置30はレール22、24、26、28を有する。レールは、回路板がステンシル印刷装置30へ入力されるときに、回路板のx軸25に沿う運動を提供する。本発明のこの実施の形態においては、レール22、24の如き各対のレールは1つのトラックを形成する。各トラックの各レールは更にコンベヤベルト(ここでは図示しない)を有し、回路板がステンシル印刷装置を通して推進されるときに、回路板がコンベヤベルト上に載置される。各トラックは、異なるトラック上の板が異なる位置へ同時に移動できるように、独立に制御される。
領域37はステンシル印刷装置30の「作業場所」であり、z軸29に沿う板の運動を提供するZタワー(ここでは図示しない)を含む。作業場所は板のステンシル印刷が行われる機械内の領域である。
ステンシル支持体38はレールのいずれかの側に位置する。ステンシル支持体38はステンシル(図示せず)がy軸27に沿って挿入され、レールの上方で固定されるのを許容する。ステンシルについての更なる詳細は後述する。ここでは「ステンシル」なる用語を使用するが、スクリーン(なる用語)も使用できることに留意すべきである。
スキージーアーム35の1つの実施の形態は、枢動スキージーヘッド32、スキージーモータ33及びペースト供給器34を含むものとして示されている。ここでの説明ははんだペーストの分配を参照するが、材料の付着中、インク、にかわ又は他の材料と交換できることを理解すべきである。スキージーヘッド32は金属、ポリウレタン又はステンレス鋼又は他の同様な材料から製造された一対のブレードを有し、ステンシルを横切ってはんだペーストを供給できるような角度で傾斜する。1つの適当なスキージーヘッドはマサチューセッツ州フランクリン(Franklin)のMPM社(MPM Corporation)から入手できるプロヘッド(Pro-head)スキージーである。スキージーアームはステンシル及びレール上でy軸27に沿って運動する。ペースト供給器34はレールと整合したほぼx軸25上で枢動スキージーヘッドにはんだペーストを供給する。ここでは、スキージーヘッドはブレードを有するものとして説明したが、実際は、スキージーヘッドはステンシルの孔を通してはんだペーストを分配できる任意の装置とすることができることに留意すべきである。
二重トラック装置の各トラックに割り当てられた別個の真空ホース(図示せず)を備えた真空ユニット36を設けることもできる。真空ユニット36は作業場所における板の下面に吸引力を提供し、板の位置を維持する。本発明の別の実施の形態においては、真空ユニットの代わりに、印刷作業中に回路板(又はその上へ印刷を行うべきある他の基体)を適所に保持する側スナッバ又は把持フィンガを使用することができる。
スキージーアーム、ペースト供給器、枢動スキージーヘッド、二重トラック及び真空(ユニット)の作動はすべて、ステンシル印刷装置に結合されたコンピュータ装置21で実行されるシステム(装置)制御ソフトウエア39を介して制御される。ここで第3図を参照すると、ステンシル印刷装置30の制御構造を示すブロック線図が示されている。1つの実施の形態においては、回路板はローダ(図示せず)からステンシル印刷装置内へ装填される。センサ38は各トラック上の板の利用可能性を示すローダからの信号を受け取る。更に、センサ38は、一定のトラック上の板をステンシル印刷装置から受け取るために摘出及び配置機械を利用できるか否かを示す信号を摘出及び配置機械から受け取る。ローダ、ステンシル印刷装置、摘出及び配置機械並びにリフロー機械はSMEMAハンドシェークプロトコルを使用して通信を行う。
センサ38はローダ並びに摘出及び配置機械から受け取った現状をコンピュータ装置21(第2図)へ送る。コンピュータ装置はまた、例えば回路板の寸法を示す入力を装置の使用者から受け取る。コンピュータ装置21はステンシル印刷装置の可動要素に結合される。要素の運動の複雑さに応じて、付随するモータの作動を制御する制御装置が要素に関連する。要素が行わねばならない運動の複雑さに応じて、制御装置はマイクロプロセッサの如き複雑な制御装置又は簡単でプログラム可能なロジック装置のいずれかとする。装置制御ソフトウエア39を介して、コンピュータ装置21は、トラック1コントローラ39a、トラック2コントローラ39b、スキージー/ペーストコントローラ39c、レール1モータコントローラ39d、レール2モータコントローラ39e及びレール3モータコントローラ39fの如き各コントローラへ制御信号を発信する。これら各要素の作動については後に詳細に説明する。
ここで第4図を参照して、ステンシル印刷装置の1つのトラックの作動を説明する。ここでは1つのみのトラックを説明するが、トラックにおける回路板がステンシル印刷されているときには同じ作動が両方のトラックにおいて生じる。第4図に示すように、回路板12はレール22のコンベヤベルト41の如きコンベヤベルトを介してステンシル印刷装置内へ前進せしめられ、Zタワー42の上方の適正な位置に置かれる。Zタワー42は、ステンシル印刷プロセス中の回路板の曲げを阻止するために、多数の支持体42a、42b、及び、便宜的には、中央支持体(図示せず)を有する。回路板が各レール上のコンベヤベルトによりZタワー内へ滑入されると、真空装置36がオンし、回路板12上に軽い下向きの圧力を作用させ、回路板を適所に保持する。Zタワーの頂板43aに組み込まれた孔板43は真空装置をZタワーの空気空間に接続する。孔板43はステンレス鋼又は他の剛直材料の多数の部片から形成することができ、空気の流通を許容する多数の孔を有する。ステンレス鋼の多数の部片から孔板を形成すると、部片の1つを交換するだけで、板の寸法従って孔の位置を変更することができる。孔板の孔は、真空による下向きの圧力が板上で真空による下向きの圧力をセンタリングさせる回路板の位置に向くように、位置決めされる。
上述のように、ステンシル支持体38内に滑入したステンシル40は、他のステンシルと交換されるまで、その位置で固定維持される。
回路板のステンシル印刷の準備が整うと、Zタワー42がz軸上で板をコンベヤベルト41の上方へ持ち上げ、板とステンシルとを接触させる。ペースト供給器34はステンシル上のパターンに隣接するステンシル上の位置にはんだペーストのラインを供給する。はんだペーストがステンシル上に置かれた後、枢動スキージー32がステンシルを横切ってy軸方向にストローク運動してはんだを変位させ、はんだがステンシルの孔を通って回路板上に分配されるようにする。スキージーのy軸運動が完了した後、回路板のステンシル印刷が完了し、Zタワー42がz軸に沿ってその元の位置へ下降する。Zタワーがその元の位置へ下降したとき、回路板がコンベヤベルト41上に再度置かれ、ステンシル印刷装置から出て摘出及び配置機械まで前進せしめられる。
ここで第5図を参照すると、二重平行トラックに2つの回路板が入力される場合、ステンシル40に切断加工された2つの別個のステンシル印刷パターンが存在することを認識すべきである。本発明の実施の形態においては、ステンシル40はスタンピング加工又はステンレス鋼の板40aの所望の位置に穴を形成することにより形成される。ステンレス鋼の板の外縁は剛直なアルミニウムフレームに装着された弾性ポリエチレンスクリーンに結合される。代わりに、プラスチックの如き他の材料を使用することができ、また、ステンシルの代わりにスクリーンを使用できることに留意されたい。フレーム付きのステンシルの全体寸法は例えば29インチ×35インチとすることができるが、このような寸法は使用者の要求に従って変更することができる。2つのステンシル印刷パターンは同じであっても異なっていてもよい。本発明の1つの利点は1つのステンシルで回路板の上面及び底面の両方をステンシル印刷できることである。
第5図において、レール22を横切る多数の回路板50a、50b、50cが示されている。前述のように、回路板はレールを取り巻くコンベヤベルト上に位置する。コンベヤベルトは布、ゴム又は同様の材料のいずれかから作ることができる。レール22、24を含むトラック1及びレール26、28を含むトラック2からなる2つのトラックはそれぞれ別個に駆動され、トラックに沿った回路板の別個の前進運動を可能にする。
例えば、ここで第6a図を参照すると、2つの板即ち板A1及び板B1がそれぞれのトラックA、B上で示されている。第6a−6d図に示す板の相対位置は破線の矩形にて示す位置1、位置2及び位置3により示される。スキージーヘッド32は2つのトラックの中心に位置するものとして第6a図に示されている。第6a−6d図に示す実施の形態においては、第6図に矩形55にて示すZタワーは両方のトラックを跨ぐ1つのユニットとして形成される。トラックのいずれか又は両方に対してステンシル印刷が必要になる毎に、Zタワーはz軸に沿って上昇される。本発明の別の実施の形態においては、各トラックのために別個のZタワーを設けることができる。
スキージーアーム35を使用するような1つの実施の形態においては、印刷プロセスは印刷を開始するトラックを特定することにより開始される。ステンシル印刷装置内に板が無い場合は、各トラックに結合された板ローダ(図示せず)からの板を受付け、両方の板A1、B1を第6a図に示すようなトラック内の位置1へ移動させる。トラックA上のローダが利用可能な第2の板を有する場合、プリンタは第1のトラック上の板A1を位置2へ搬送する。板A1が位置2へ移動された後、板A1に対して処理を開始できる。第4図に関連して既述したように、Zタワーを用いて板A1を上昇させ、板A1をステンシルに接触させることにより、処理が開始する。レール24に隣接する位置からレール22に隣接する位置へy軸に沿ってスキージーヘッド32を横断運動させることにより、はんだが板A1上に分配される。板A1がコンベヤベルトから離れるように持ち上げられている間、板A2が位置1へ前進せしめられる。板A1に対する印刷が終了したとき、Zタワーが下降し、板A1がトラックAのコンベヤベルト上に再度置かれる。板A1は位置3へ移動し、板A2は位置2へ移動する。
次の印刷サイクル中、はんだが板A2上に印刷される。上述のように、Zタワーが板A2を上昇させ、ステンシルに接触させる。スキージーヘッド32はレール22に隣接する位置からレール24に隣接する位置へ横断運動し、印刷プロセスを完了させる。(板)A2が上昇している時間期間中、摘出及び配置機械が使用可能になったときに、板A1は位置3から摘出及び配置機械まで移動することができる。
Zタワーが両方のトラックを跨ぐ1つのユニットであるような実施の形態においては、板A2がZタワーにより上昇せしめられている時間期間中、板B1はトラックBに沿う前進を阻止される。板A2が上昇する前に、板B1はトラックB上のステンシル印刷位置へ移動することができる。しかし、(後述する他の実施の形態のように)装置が2つの板を同時に処理するように設計されていない場合は、上記の移動がステンシルと板B1との間の望ましくない接触を生じさせることとなる。各トラックに対して別個のZタワーを設けたような実施の形態においては、ステンシル印刷位置への板B1の前進運動は板A2の前進運動又はステンシル印刷中の任意の時期に遂行することができる。第6d図に示す例においては、板A2が処理されてZタワーが下降するとき、板B1が位置2へ移動できるとだけ言っておこう。ほぼこの時点で、板A2は位置3へ移動することができる。
板B1が位置2へ移動し、板A2が位置3へ移動するようなサイクル中、板B2はローダ内に留まることができる。好ましい実施の形態においては、板B1がZタワー55により上昇されて板B1をコンベヤベルトから持ち上げた後、第6d図に示すように、板B2が位置1へ前進する。
ローダ内に利用可能な板が存在する限り、上述の作動シーケンスが連続的に実行される。しかし、印刷プロセス中、回路板製造装置の1又はそれ以上の要素について問題が生じる可能性がある。コンピュータ装置21及び装置制御ソフトウエア39はこれらの問題を認識し、それに応じてステンシル印刷装置の作動を調整する。例えば、一組の2つの連続する板のうちの第1の板が位置1に位置する場合、ローダが位置1への移動を待っている第2の板が存在することを示さない限り、ステンシル印刷装置は、印刷のために位置2への第1の板の前進を許容しない。ローダが、既知の適当な手段(図示せず)を介して、待っている第2の板が存在することを示さない場合は、装置制御ソフトウエアが対応するトラックのためのローダが空である状態を示し、ステンシル印刷装置を他のトラック上での単一トラック印刷に切り換える。単一トラック印刷中は、1つのトラックのみに対して回路板印刷が行われる。装置制御ソフトウエアはまた、単一トラック印刷に対してスキージーの運動の作動を修正し、回路板が存在しないステンシル印刷パターン上でのスキージーのストローク運動を排除する。
板がトラック上の位置1に位置し、ローダが同じトラック上での処理に利用できる別の板が存在することを示した場合、ステンシル印刷装置の装置制御ソフトウエアは、摘出及び配置機械の同じトラック上に空いた位置が無い限り、印刷のために位置2への位置1内の板の前進を許容しない。摘出及び配置機械並びにステンシル印刷装置は表面装着機器製造協会(SMEMA)により規定されたハンドシェークプロトコルを使用して通信を行う。摘出及び配置機械が、トラック上に空いた位置が無いことをステンシル印刷装置に対して示した場合、ステンシル印刷装置における制御ソフトウエアはこのことを配置トラックダウン状態(place ment track down situation)として検出し、他のトラック上での単一トラック印刷に頼る。
単一トラックモードに頼る前に、ステンシル印刷装置の制御ソフトウエアはローダから受け取った現状情報を調べ、他のトラックにバックアップ問題が存在するか否かを決定する。存在した場合は、制御ソフトウエアはこれを板の利用不可能性の如き外部影響に関連するスローダウンとして解釈する。このような場合、制御ソフトウエアは二重トラックモードを待ち、自由になった第1のトラックに対して印刷を行う。
単一トラックモードの間は、ステンシル印刷装置の制御ソフトウエアはローダ並びに摘出及び配置機械から受け取った情報を監視し、可能なら、二重トラックモードへ戻す。この戻し変更は、スキージーヘッドがステンシルの中心に位置するときに、生じる。
第2の組の2つの連続する板が位置3にあり、制御ソフトウエアが(摘出及び配置機械から受け取った信号に応答して)板を摘出及び配置機械へ移動できないと決定した場合、ステンシル印刷装置は別の板を位置1に装填しない。代わりに、ステンシル印刷装置はこれをトラックダウン状態として捕らえ、他のトラック上での単一トラック印刷に頼る。
一定のトラックにおいて、1つの板が位置2にあり、第2の板が位置3にあるが、摘出及び配置機械へ移動できない場合、ステンシル印刷装置の制御ソフトウエアは印刷された板を位置2から移動させることができず、他のトラック上での単一トラック印刷に頼る。この場合、ステンシル印刷装置の制御ソフトウエアは、手動の介入が必要であることを合図し、他のトラック上での単一トラック印刷を開始する。本発明の別の実施の形態においては、上述の状況における手動の介入の必要性を排除するため、レール間に位置するピンを、コンピュータ装置からの指令に応答して上昇させる。次いで、トラックを後方へ移動させ、位置2にある板を位置1へ移動させる。ピンは位置3にある板が位置2へ戻り移動するのを阻止する。次いで、ステンシル印刷装置が単一トラックモードで作動を続行する。
一定のトラックにおいて、1つの板が位置2で印刷されており、ステンシル印刷装置の制御ソフトウエアが第2の板がローダから出て位置1へ入ることができないと決定した場合、ステンシル印刷装置の制御ソフトウエアは第2の板を装填するために手動の介入を要求することができる。代わりに、制御ソフトウエアは第1の板を位置3へ前進させ、スキージーヘッドをステンシルの中心へ戻し、他のトラック上での単一トラック印刷を開始させることができる。
上述のすべてのプロトコルはレールのコンベヤベルトのモータ及びスキージーヘッドの位置決めを制御する装置制御ソフトウエアプログラムを使用して実行される。更に、装置制御ソフトウエアはSMEMAハンドシェークプロトコルに従って回路板製造装置の隣接する要素と共働する。
第5図に戻って、ステンシルを横切ってスキージーアーム35を運動させる方法を簡単に説明する。本発明の1つの実施の形態においては、ステンシル印刷装置を通して前進せしめられるときの板の処理順序は2つのステンシル印刷パターンに関するスキージーヘッドの位置により規定される。例えば、第5図に示すように、スキージーヘッドは、その始動時位置即ち「ホーム」ポジションにあるときには、ステンシルの2つのパターン上でセンタリングされている。ペースト供給器ははんだペースト(又はある同様の材料)の2つのビード46a、46bをステンシルの中央部分上でそれぞれのパターンに隣接して配置する。
作動中、スキージーヘッド32は第6a図に示すように板A1上に印刷を行うように位置Aから位置B(第5図に示す)へ移動する。前述のように、1つの実施の形態においては、スキージーヘッドはステンシルの表面上方に位置する一対のブレードを有する。別の実施の形態においては、ブレードはステンシルの表面に対して非係合/係合するように上下に独立に運動できることに留意すべきである。一方のブレードはy軸に沿って傾斜していて一方向に運動でき、他方のブレードはy軸に沿って傾斜していて他の方向に運動できる。
コンピュータ装置21はスキージーヘッドをy軸に沿って傾斜させるような作動を生じさせ、スキージーブレードのうちの第1のブレードをはんだペーストに接触させる。第2のブレードはステンシルの表面のはんだペースト係合位置から持ち上げられる。上述のようなこの実施の形態においては、はんだペーストはブレード間に位置し、ブレード間を進行する。スキージーヘッドはステンシルを横切ってはんだペーストをストローク運動させ、パターンの孔を通してはんだを板A1上に分配する。板A1の処理後、スキージーヘッドは位置Bに来る。この時点で、スキージーヘッドのブレード間にはんだが残っており、これは板A2を処理するために使用される。
処理すべき第2の板がトラックA上に無い場合は、スキージーヘッド32は(トラックB上の板を処理するために)位置Bから位置A′へ移動する。好ましくは、この移動はステンシルを横切るワイパーブレードの引きずり運動を伴わずに生じる。その理由は、板が適所に無かった場合に、このような作動がステンシルの孔の上方ではんだをストローク運動させてしまうからである。更に、ブレードを持ち上げ、位置A′へ移動させることは望ましくない。その理由は、はんだが位置Bに残り、最終的に乾燥して粘性をなくし、ステンシルの完全性を損なわせるからである。更に、ブレードが持ち上がった場合、ブレードが位置A′へ移動するときに、ペーストがブレードからしたたり落ちることがある。本発明の実施の形態は、装置の性能を維持する必要がある場合に、ブレードのこのような持ち上げ及び移動動作を遂行することができる。しかし、上述の理由により、これは最小限にすべきである。
従って、上述の理由により、スキージーアーム35を使用する場合は、第6a−6d図に関連して上述した順序で板を処理するのが有利である。上述の順序を使用すると、板A2がステンシル印刷位置へ前進せしめられるとき、スキージーヘッド32はy軸に沿って傾斜し、スキージーヘッドの第1のブレードをはんだ係合位置から引き離し、スキージーヘッドの第2のブレードがはんだを位置Bから位置A1(第5図)へストローク移動できるようにする。板A1を処理するためのはんだペーストは位置Aと位置A1との間に位置する。
次いで、スキージーヘッドはブレードを持ち上げ、トラックB上で位置A1から位置A′へ移動させ、はんだライン46bを越えて飛躍させ、ステンシルの中心上への接触圧力を回避する。スキージーヘッドはトラックBにおいて同様の方法で作動し、位置A′から板B1を処理する(位置)B′へ、及び位置B′から板B2を処理する(位置)A1′へ移動する。
別の実施の形態においては、2つの独立に運動できるスキージーヘッドをステンシル40の上方に配置することができ、第5図に示すように、2つのステンシル印刷パターンをステンシル内に切断加工する。この別の実施の形態においては、上述のように構成することのできる2つのスキージーヘッドは第5図に示すヘッド32の同じ運動方向においてそれぞれのステンシル印刷パターンの上方でそれぞれ独立にストローク運動できる。2つのスキージーヘッドの休止位置即ち「ホーム」ポジションは2つのステンシル印刷パターン間とすることができ又は両方のステンシル印刷パターンの外側とすることができる。この別の実施の形態においては、もちろん2つの回路板が処理するのに適した位置にある場合は、2つの回路板を同時に処理即ちステンシル印刷することができる。更に、この別の実施の形態においては、上述し第6a−6d図に示したシーケンスは処理を行うステンシル印刷装置の領域へ回路板を同時に送給するように修正することができる。2つの回路板の整合は上述の光学整合工程又は後に詳細に説明する機械的な固定装置により遂行することができる。
本発明の別の実施の形態によれば、第2図に示す二重トラックステンシル印刷装置は、スキージーアーム35を、はんだをステンシル上に配置し各ストローク運動においてはんだを収集できるようにするはんだ収集スキージーアーム135と交換するように、修正することができる。ステンシルを横切る各ストロークに対してはんだを配置及び収集できるはんだ収集スキージーアームを設けることにより、二重トラックステンシル印刷装置の性能を向上させることができる。その理由は、Zタワーの昇降による消費時間を必要とせずに、作業場所における両方の回路板を直列に処理できるからである。
例えば、ここで第7図を参照すると、第2図のステンシル印刷装置の代わりに使用できるはんだ収集スキージーアーム135の1つの実施の形態が示されている。はんだ収集スキージーアーム135ははんだを供給し、各ストロークにおいて過剰なはんだを取り戻すように作動する。はんだ収集スキージーアーム135はy及びz軸内で移動できる。はんだ収集スキージーアームはy軸においてステンシル印刷装置の前部からステンシル印刷装置の後部へ(又はその逆に)移動してステンシルを横切ってステンシル印刷装置の作業場所内の回路板上へはんだをストローク運動させる。はんだ収集スキージーアーム135はまた、z軸において移動し、ステンシルの表面に対してスキージーブレード146、152を係合させ、係合解除させる。はんだ収集スキージーアームを使用する1つの利点は、二重トラックステンシル印刷装置が上記の第6a−6d図に記載したような回路板の処理に限定されないことである。第6a−6d図に記載した処理シーケンスにおいては、2つの板は、はんだペーストを供給する方法のため、次のトラックに切り換わる前に各トラック上で処理された。第6a−6d図の実施の形態においては、はんだはスキージーブレードの前面へ押される。ブレード32が第6b図の板A2のステンシル印刷の前にはんだを位置へ押した場合、板A2の印刷前に板B1を続いて印刷できる方法はない。その理由は、板B1を印刷する位置へはんだを移動させる機構が無いからである。従って、第6a−6d図の実施の形態においては、完全な多目的性がない。
しかし、はんだ収集スキージーアーム135を使用することにより、アームが各ストロークではんだを供給し、収集するので、二重トラックステンシル印刷装置において任意の種々の処理シーケンスを利用できる。第7図において、はんだ収集スキージーアーム135の例示的な実施の形態がキャリッジ112を含むものとして示されている。はんだ収集スキージーアーム135は米国特許第5,044,306号明細書に詳細に記載されている。キャリッジ112はスキージー146、144と、ペースト供給ユニット134とを担持する。ペースト供給ユニット134はキャリッジ112を通って延び、対をなすスキージーブレード146、144間にはんだペーストを供給する。以下ワイパースキージーとも呼ぶスキージーブレード146はポリウレタンで作られ、ブロック133によりブラケット148に交換可能に固定される。ブラケット148はキャリッジ112から吊下がり、キャリッジと一緒に運動できる。作動中、ワイパースキージー146はステンシルの表面を横切ってはんだペーストを拭払する。更に、はんだペーストのストローク動作の終期において、ワイパースキージー146は過剰のはんだペーストをはんだ収集ヘッド124内へ移動させるために使用される。これについては後述する。以下分配スキージーとも呼ぶ第2のスキージー144は好ましくはテフロンで作られ、ネジによりスキージーホルダ126に交換可能に固定される。スキージーホルダ126はキャリッジ112に結合されたバネ123の力に抗して自由に浮揚する。所望の位置に調整された後、分配スキージー144はステンシルの表面の上方で前後に往復運動するようにキャリッジに固定されたままとなる。はんだ収集スキージーアームの作動についての後の説明から分かるように、分配スキージーは主としてブレード間にはんだを保持するように作用し、はんだ収集スキージーアームの必須の素子ではない。
キャリッジ112はボス114に結合され、ボスはアーム118を調整可能に収容する溝穴を有する。アーム118はスキージーモータ33(第2図)により推進される。スキージーモータはアーム118の前進運動それ故y軸方向におけるはんだ収集スキージーヘッド135の前進運動を制御する。ボス114にはz軸制御ビーム122も結合されている。z軸制御ビームはz軸方向に運動できる。後に一層詳細に説明するように、z軸制御ビームはまたステンシル印刷動作中にはんだ収集スキージーアーム135を昇降させるためにスキージーモータ33により制御される。
はんだ収集ヘッド124は可動ピストン及びロッド140と、可動ロッド136とを介してキャリッジに取り付けられる。はんだ収集ヘッド124ははんだ収集ヘッド内にはんだを保持するために板部分127及び側部片129を有することができる。従って、はんだ収集ヘッド124はほぼシャベルに似た形をしている。はんだ収集ヘッド124はフレーム部材130を取り巻くわずかに大きなU字状のフレーム部材132により逆U字状のフレーム部材130上のピン128に枢着される。従って、はんだ収集ヘッド124のシャベル部分は第2図に示すようにフレーム部材132の下端に固定される。停止ピン131がフレーム部材130に結合されている。フレーム部材132(及びはんだ収集ヘッドのシャベル部分)は、フレーム部材312が停止ピン131に係合するまで、ピン128上で枢動する。
ロッド136はキャリッジ112に対して進退するように、フレーム部材30従ってはんだ収集ヘッド124を推進させるように作用する。ロッド136はフレーム部材130並びにキャリッジ112の側及び水平ボアに固定される。従って、ロッド136がキャリッジ112に対して出入り摺動するときに、はんだ収集ヘッド124はキャリッジ112に対して進退するように運動する。
1つの実施の形態によれば、一対の空気シリンダ140又は他の等価の手段がキャリッジ112に装着される。ピストン142はシリンダから延び、フレーム部材312に固定的に取り付けられる。スキージーモータ33(第2図)により作動されると、ピストン142はピン128のまわりではんだ収集ヘッド132を回転させ、はんだ収集ヘッドのシャベル部分をステンシルに関して枢動させ、作動中スクリーンからはんだを掬いあげる。
例えば、ここで第8A−8C図を参照して、はんだ収集スキージーアーム135の作動を説明する。第8A図において、ペースト供給ユニット(図を明瞭にする目的でここでは示さない)はワイパースキージー146と分配スキージー144との間へはんだペーストを配置してしまっている。ピストン142及びシリンダ140はスキージー146、144から離した状態ではんだ収集ヘッド124を維持するように伸長される。スキージーモータ33(第2図)が作動され、ステンシルSを横切ってキャリッジ112それ故スキージー146を移動させ、はんだを回路板上に供給する。
第8B図において、ストロークの端部で、1つの回路板が処理されたとき、ロッド136がスキージーモータにより移動され、フレーム部材130をキャリッジ112の方へ移動させる。更に、ピストン及びロッド構造体140、142はフレーム部材132の頂部をキャリッジの方へ移動させ、はんだ収集ヘッド124が分配スキージー144の下方でワイパースキージー146に遭遇するような角度で摺動できるようにする。はんだ収集ヘッドがロッドによりキャリッジの方へ推進されると、ピストン/ロッドの対140/142が第8B図に示すように枢ピン128上ではんだ収集ヘッドを回転させ、スクリーンのベースからはんだを有効に持ち上げる。未使用のはんだペーストはワイパースキージー146により保持され、はんだ収集ヘッド124上で有効に拭払され、分配スキージー144により保持される。
第1の回路板が完成しているので、はんだ収集スキージーアームは二重トラックステンシル印刷装置の他のトラック内の板まで又は同じトラックの板まで前進せしめられる;すなわち、次にどの板を処理すべきかについての制限は無い。その理由は、板をステンシル印刷するためのはんだがはんだヘッド内に保持され、スクリーン表面上に位置していないからである。第8C図に示すように、はんだ収集スキージーアーム135はスクリーンから離れるように持ち上げられ、次の選択されたステンシルを処理するための適正な位置に移動される。このような方法ではんだ収集スキージーアームを持ち上げると、ステンシルの摩耗及び破損を有効に減少させる。次の回路板を処理する位置に到達したとき、はんだ収集ヘッドが下降し、スキージーを次のストロークのためのステンシルに係合させる。
融通性のある処理シーケンスを可能にすることに加えて、第7図及び第8A−8C図について説明したようにはんだ収集スキージーヘッドを使用することにより、二重トラックステンシル印刷装置の性能が向上する。その理由は、板処理間でZタワーを昇降させることなく、各板に対して処理を実行できるからである。例えば、ここで第9a図を参照すると、第7図のはんだ収集ヘッドを使用して第2図の二重トラックステンシル印刷装置で2つの回路板をステンシル印刷する方法が示されている。第6A−6D図のように、板の相対作動位置は第9A−9E図に示され、破線の矩形による位置1、位置2及び位置3により表される。第9A図において、トラックA上の板A1及びトラックB上の(板)A1は位置1へ移動される。この時点で、はんだ収集スキージーアーム135は板B1に隣接してステンシル印刷装置の後部に位置する。第9B図において、板A1、B1は二重トラックステンシル印刷装置の位置2即ち作業場所へ移動される。この時点又はその近辺で、板B2、A2は位置1へ移動される。板A1、B1が位置2に来ると、ステンシル上従って回路板上へのはんだの供給プロセスが開始する。スキージーアームが下降してステンシルに係合し、はんだペーストがスキージーブレード146、144間に供給される。第1のストローク運動中、はんだ収集スキージーアーム135は第9B図に示す位置から第9C図に示す位置へ前進し、ここでアームは2つのビード間に位置する。この時点で、ステンシルの摩耗及び破損を減少させるのが有利なので、スキージーアームが(第8C図について述べたように)持ち上げられ、板A1のための開始位置へ前進せしめられる。次のストローク運動中、板A1がステンシル印刷され、スキージーアーム135が第9D図に示す位置へ前進する。この時点で、板A1、B1は共にステンシル印刷されており、はんだ収集スキージーアームはその最初の位置へ戻ることができる。はんだ収集スキージーアーム135が最初の位置へ戻っている間、Zタワーが下降し、第9E図に示すように、板B1、A1が位置3へ移動し、板A2、B2が位置2へ移動するのを許容する。従って、板A2、B2をステンシル印刷するプロセスが開始する。
上述の実施の形態においては、スキージーアームが元の位置へ移動するものを示したが、別の実施の形態においては、はんだ収集スキージーアームはまた、y軸の両方向に進む板のステンシル印刷を可能にするように、180度の角度にわたって回転できる。従って、回転可能なはんだ収集スキージーアームを使用することにより、新たな対の板が作業場所へ前進している間に、スキージーアームをその元の位置に戻す工程を省略することができる。更に、回転可能なはんだ収集スキージーアームを使用することにより、第6A−6D図に関連して述べた処理シーケンスを使用することができ、板の各ストローク後のはんだ収集スキージーアームの回転によって、他のレールへ前進する前に2つの板を処理できる。
従って、板をステンシル印刷するためのはんだがはんだヘッド内に保持され、スクリーン上に分配されていないので、どちらの板又はどちらのトラックを次に処理しなければならないかの制限が無いことを保証するはんだ収集スキージーヘッドを利用する二重トラックステンシル印刷装置を説明した。更に、はんだ収集ヘッドは性能を向上させる処理シーケンスを可能にする。その理由は、2つの板を処理するためには、Zタワーを一度だけ上昇させればよいからである。別の実施の形態においては、はんだ収集スキージーヘッドは回転することができ、y軸方向でのステンシル印刷を可能にし、二重トラックステンシル印刷装置に利用できる処理方法の種類を増大させる。
ここで第10A−10C図を参照すると、第2図のステンシル印刷装置に使用できるはんだ供給ヘッドの多数の実施の形態が示されている。第10A図のはんだ供給ヘッド310はフォード・モータ社(Ford Motor Company Limited)により1995年12月21日に出願された「粘性材料を供給する方法及び装置」なる名称のPCT特許出願公告番号WO96/20088号明細書に詳細に記載されている。はんだ供給ヘッド310は実質的に次のように作動する。
はんだ供給ヘッド310は鉄、ステンレス鋼、又は、はんだペーストの如き加圧粘性材料と一緒に使用される他の適当な材料から作ることができる。はんだ供給ヘッド310は、はんだペーストの如き粘性材料を収容する注射器ハウジング(図示せず)を取り付けることのできる頂表面311を有する。注射器ハウジングは圧力源(図示せず)に応答してはんだ供給ヘッドの先細り内部空洞313内へはんだ300を供給するように結合される。圧力源は注射器ハウジング又は他のリザーバからの粘性材料を定量供出するように機械的、電気的又は液圧的に作動することができる。更に、リザーバハウジングからはんだ供給ヘッド310へ粘性はんだ材料を直接強制送給するために空気圧を使用することができる。
先細り内部空洞313はディフューザ325を有する。ディフューザ325及び内部空所313の先細り形状は内部空洞313を通るはんだの前進速度を遅くするように作用する。先細り内部空洞313はほぼ矩形の出口314で終端する。はんだの容積312は矩形の開口314から押し出され、圧縮ヘッドキャップ320により画定される実質上一様な開口315を通して推進される。圧縮ヘッドキャップ320ははんだ供給ヘッド310内ではんだの容積312を画定する連続的な壁から形成される。圧縮ヘッドキャップ320は単一体として形成でき又は別個の素子から形成でき、接触点でのステンシルとの均一で実質上平らな結合を提供する如くにステンシルと接触するように構成される。
従って、はんだははんだ供給ヘッド310の内部室313を出た後圧縮ヘッドキャップ320内へ流入し、圧縮ヘッドキャップ320はステンシル内へのはんだの流れを収容し、導くように作用する。第10A図に示すように、圧縮ヘッドキャップ320は矩形のブレード318と、実質上矩形の開口315を画定する端キャップ316とを有する。1つの実施の形態においては、ブレードは鉄及びステンレス鋼の如き剛直な材料から形成される。便宜的には、装置がステンシルを横切って水平に位置する場合は、ブレード318は圧縮ヘッドキャップ320内のステンシルに接触するはんだを剪断するように作動する。ブレードは剛直であり、はんだ材料の円滑な剪断を有効に達成するように傾斜する。端キャップはポリウレタンの如き可撓性から形成され、作動中のステンシルの損傷を防止する。ブレード318及び端キャップ180はそれぞれ圧縮ヘッドキャップ320に固定的に装着される。
圧縮ヘッドキャップ320はステンシルの開口を通る加圧はんだの押出しを導き補助するような閉じた環境を提供する。次いで、押出されたはんだは印刷配線板のパターン上に付着される。従って、はんだ供給ヘッド310は、印刷鮮明度を維持しステンシル印刷サイクル時間を減少させながら、極めて高速な印刷能力を提供する。ステンシル印刷プロセス中に消費されるはんだペーストの量は、圧縮ヘッドキャップ320により提供される閉じた環境のため、最小化される。端キャップの矩形の開口の長さは、ステンシルの複数の開口を通しての圧縮印刷が同時に生じるのを可能にする。圧縮ヘッドキャップ320は便宜的には矩形の形状を有し、各パスにおいてステンシルの大きな領域にわたって作動できるようにする。
回路板のステンシル印刷動作中、はんだ供給ヘッド310はステンシルの上面に接触せしめられ、回路板と緊密に接触しステンシルを横切って移動するまで、ステンシルを下方へ押圧する。はんだ供給ヘッドの運動中、圧力源は注射器ハウジングに作用し、はんだ材料を注射器ハウジングからはんだ供給ヘッド310の内部空洞313内へ送り込み、ここで、はんだはディフューザ325により放散され、矩形の出口314へ導かれる。次いで、粘性材料は圧縮ヘッドキャップ320の容積312へ入り、キャップはブレード318及び端キャップ316を介して閉じた環境を提供し、加圧された粘性材料をステンシルの上表面へ導く。次いで、粘性材料は圧縮ヘッドキャップが横断運動するステンシルの開口を通して押出され、印刷配線板上に印刷される。ステンシル表面を横切る圧縮ヘッドキャップ316の運動により、内部室313に関して内方に傾斜した後ブレード318がステンシルの上表面から粘性材料を剪断する。はんだ供給ヘッドが回路板の長さを横断運動した後、はんだ供給ヘッド310はその運動方向を変え、圧縮印刷プロセスを続行する。
はんだ供給ヘッド310の如き圧縮型のヘッドを使用して回路板をステンシル印刷するために使用されるプロセスは第6A−6D図及び第9A−9E図に関連して説明したプロセスとは異なる。その理由は、一般に、はんだ供給ヘッドの頂部が処理されている回路板の幅より一般に狭いからである。従って、はんだ供給ヘッド310の多数回のパスをしばしば行って全体の回路板をステンシル印刷する。しかし、第7、8図に関連して説明したはんだ収集ヘッドと同様、はんだペーストははんだ供給ヘッド内に保持され、従って、ステンシル印刷装置は任意の所望の順序で回路板を自由に処理できる。
ここで第10B図を参照すると、ステンシル印刷装置2に使用するはんだ供給ヘッド350の第2の実施の形態が示されている。第10B図のはんだ供給ヘッド350は米国特許第4,622,239号明細書に詳細に記載されている。はんだ供給ヘッド350は一般に次のように作動する。はんだ供給ヘッド350は一対のアーム372に取り付けた矩形のハウジング360を有し、アームは二重矢印にて示す軸線に沿ってステンシルを横切ってハウジングを移動させる機構(図示せず)に連結される。ハウジングは一対の平行な側離間壁362を有する。一対の内方及び外方に向いた底壁363の1つが各壁362の下縁から延びる。底壁363はV字状の底部を有するハウジング360を提供する。底壁363は交差しない。その理由は、側壁362の長さを延びるギャップ即ち溝穴365が底壁間に設けられているからである。
各底壁363は、その露出した下表面に、溝穴365と連通するポケット368を有する。各ポケット368は側壁362の長さに沿って水平に延び、一対のバー状のエラストマースキージーブレード370のそれぞれを受け入れるような寸法を有し、各ブレードの縁部がポケットから垂直下方に突出するようになっている。ブレード370は各ポケット368より僅かに大きな幅を有していて、ブレード間の空間が溝穴365の幅より小さくなっている。作業領域364がブレード370間に画定される。
ピストン370がハウジング360内に摺動装着される。ピストン370はほぼ矩形の形状を有し、V字状の底部376を有する。一対の離間した平行な連続リップ部374はそれぞれピストン370の側部及び端部から水平に外方へ延びる。リップ部374はハウジングの内表面に接触するピストン370の面積を減少させ、これらの間の摩擦を最小化する。
U字状のチャンネル378がリップ部374間に位置する。ピストンがハウジング360内に挿入されてしまった後、チャンネルが流体(図示せず)で満たされ、空気がピストン370とハウジング360との間へ漏洩するのを阻止する。チャンネル378内への流体の導入を容易にするため、ノッチ等の形をした開口がリップ部374のうちの上方のリップ部に設けられる。
はんだペーストの如き粘性結合材料はハウジングの側壁362の1つに取り付けられた中空マニホルド380を介してピストン370の下方でハウジング360内に導入される。マニホルドは板383によりシールされた空洞382を有する。マニホルド380の中心における入口384は空洞382に連通し、空洞内への比較的高圧でのはんだペーストの導入を許容する。複数の離間した開口が板383に設けられて、ハウジング360の1つの側壁362を通って延び、はんだペーストが空洞382からハウジング360へ導入されるのを許容する。空洞を通して離間した漸進的に大きくなる寸法の開口内へ粘性はんだペーストを導入する利点は、流動中にはんだペーストが受ける圧力降下が空洞の増大する横断面及び開口の漸進的に増大する直径により補償されることである。このように、はんだペーストは気泡を伴わずにピストン370の下方のハウジング360の空間を均一に満たす。ペーストがピストン370の下方でハウジング360内に導入されるのを保証するため、ピストンが開口の下方へ下降するのを阻止するようにストッパ(図示せず)を端壁のいずれかの側に設けることができる。1つの実施の形態においては、ストリップヒータ390が、マニホルド380を装着した側壁とは反対側の側壁362に平行に延び、はんだを加熱してはんだペーストの粘度を調整し、制御する。従って、通常大きな粘性を有していてその供給を極めて困難にするはんだペーストは供給を容易にする自由流れ状態に加熱できる。加熱されたはんだペーストがステンシルの開口を通って回路板の表面上に押出された後、ペーストが冷却し、はんだの粘度及び付着力を元のレベルに戻す。
作動中、ハウジングはステンシルを横切って移動し、同時に、加圧流体がピストン370に対して導かれる。流体圧力はハウジング360内でピストン370を下降させ、はんだペーストを溝穴365を通してステンシル上方の作業領域364内へ押出す。ブレード370は領域内のペーストをステンシルの開口内へ押し出し、回路板上にはんだペーストを印刷する。十分な量のペーストが回路板上に印刷された後、ピストンに対する圧力を解除し、ペーストの供給を終了させる。
従って、スクリーンを通して回路板上にはんだを押し出すためにピストン上の流体圧力を使用するはんだ供給ヘッドの第2の実施の形態が提供される。第10A図の実施の形態と同様、全体の回路板をステンシル印刷するためにはんだ供給ヘッド310の多数回のパスをしばしば行う。更に、第7図及び第8A−8C図に関連して説明したはんだ収集ヘッドの実施の形態と同様、はんだペーストははんだ供給ヘッド内に保持され、従って、ステンシル印刷装置は任意の所望の順序で回路板を自由に処理できる。はんだ供給ヘッド350がヘッド内にはんだを保持するので、第6a−6d図に関連して説明した処理工程を実行する必要がない。その理由は、すべてのペースがヘッド内に収容されているからである。
ここで第10C図を参照すると、はんだ供給ヘッドの第3の実施の形態が示されている。第10C図のはんだ供給ヘッド428は1996年2月8日に出願された米国特許出願第08/598,288号明細書に記載されている。一般に、はんだ供給ヘッド428は次のように作動する。第10C図のはんだ供給ヘッド428は回転可能な部材440を内部に備えた細長い室436を具備するハウジング434を有する。ハウジング434ははんだペーストを室436内で受け取るように接続された入口442と、室からはんだペーストを送給するための室の底部に設けた細長い開口444とを有する。
ハウジング434はまた、ステンシルの上表面とシール接触するガスケット即ちブレード447に対して先細りとなった下表面446を有する。事実、各ブレード447はステンシル上に残っているはんだを「掻き出し」、ステンシル上に(時間が経つにつれ硬化する)過剰なはんだが残らないようにする。ハウジング434は矢印452の方向へ移動し、回転可能な部材440は回転軸455のまわりで回転する。1つの実施の形態においては、回転可能な部材440はスキージーモータ33(第2図)により右まわりに回転し、細長い開口444上に高圧を発生させる。はんだ供給ヘッド428はまた、はんだペーストの温度従って粘度を調整するための温度コントローラ449を有する。室436内での回転可能な部材440の回転が部材440上に負荷を加え、はんだを開口444から押出させる。
作動中、開口444でのはんだペーストの圧力及び粘度を制御し、従って、ステンシルを通してのはんだペーストの供給を制御するために、円筒状部材440の回転速度及びはんだペーストの温度を調整できる。作動中、はんだは室436内に供給され、部材440の回転により、はんだは溝穴444からステンシル上に押出される。次いで、回路板をステンシル印刷するための多数回のパスにおいて、ステンシルに沿っていずれかの方向にはんだ供給ヘッドを推進させることができる。
従って、第2図に示したステンシル印刷装置にも使用できるはんだ供給ヘッドの3つの実施の形態が提供される。はんだ供給ヘッドは、一対のブレードとステンシル板上に付着され次いで上述の所定のシーケンスでストローク運動するペーストのビードとを使用する既述の一般目的のはんだヘッドよりも優れた利点を有する。更に、はんだ供給ヘッドは、各回路板上での多数回のパスを必要とするかもしれないが、はんだ収集ヘッド装置に使用されるようなはんだを収集する取り戻し工程を必要としない。しかし、要素の利用可能性及び所望の処理時間に応じて、ここで述べたはんだ収集又は供給機構のうちの任意のものをステンシル機械の代わりに使用でき、従って、本発明は任意の特定の実施の形態に制限されるべきではない。従って、どの板又はどのトラックを次に処理すべきかの制限を無くすのを保証するためにはんだ収集スキージーヘッド又は種々のはんだ供給ヘッドのいずれかを利用する融通性のある二重トラックステンシル印刷装置を説明した。これは、板をステンシル印刷するためのはんだがスクリーン上に位置せずにはんだヘッド内に保持されるためである。更に、はんだ収集ヘッドは処理シーケンスの性能が向上するのを可能にする。その理由は、2つの板の処理のためにZタワーが1回のみ上昇するだけで済むからである。別の実施の形態においては、はんだヘッドはy軸のいずれかの方向でのステンシル印刷を可能にし、二重トラックステンシル印刷装置に利用できる処理方法の種類を増大させる。
別の実施の形態によれば、上述のステンシル印刷装置のための二重トラック装置はy軸に沿うレールの運動を提供するように修正される。y軸に沿ってレールが移動できるようにすることにより、異なる寸法の板を取り扱うことができる。
どのレールを可動にするかの選択は製造プロセスの摘出及び配置機械の融通性により部分的に規定される。第1及び第3のレールが固定(不動)又は第1及び第4のレールが固定となっているような多くの商業的に入手できる摘出及び配置機械が提供される。本発明の1つの実施の形態においては、レール1を固定し、種々の幅の板を取り扱えるようにレール2、3、4をy軸似沿って可動とすることができる。レール1、2、3、4はそれぞれ第6a−6d図及び第9a−9e図のレール22、24、26、28に対応する。
ここで第11図を参照すると、可動レールの制御が一層詳細に示され、この制御においては、前部支持板71にそれぞれ結合されたレール2モータ60及びレール3モータ62、並びに、後部支持板73に結合されたレール4モータ64を含む。これらの各モータはレール1に関するレールの位置決めについて独立の制御を有する。各モータはステンシル印刷装置のコンピュータ装置により管理される制御ロジックを介して制御される。各モータは離間したレール70に沿ってy軸27において関連するレールを移動させる。第11図はまた、第4図に関連して先に述べたような二重トラック装置のコンベヤベルトの前進運動を制御するx軸モータ66、68の位置を一層明確に示す。
上述のように、本発明の1つの実施の形態においては、第1のレールは固定される。開口69は第1のレールのための別の固定配置位置を提供する。
第11図に示す実施の形態においては、レールは二重トラックモードで2インチ×2インチから20インチ×10インチまでの寸法範囲の板を取り扱うように調整できる。装置は更に、単一トラックモードで一層大なる板上で作動できるようにする付加的な融通性を提供する。第12図に示すように、単一トラックモードは、使用されていないトラックのレールを後部支持板73の方へ移動させることにより、達成できる。レール3、4は互いに隣接するように移動され、この位置においては、入来する板を受け取らない。レール2はレール3に隣接するように移動され、トラックA上で処理すべき板を支持するようにレール1と一緒に使用される。1つの実施の形態においては、単一トラックモードにおいて、装置は、レール2とレール1との間の間隔に応じて、2インチ×2インチから20インチ×20インチまでの範囲の板を処理することができる。
従って、ステンシル印刷装置の寸法形状性は、板の規格又は寸法が変化しても、間隔要求に適合するのに十分な融通性を有する。好ましい実施の形態においては、二重トラックモードにおいて、2インチの板間隔での2つの8.5インチ最大幅の板から4インチ板間隔での2つの10インチ最大幅の板までの範囲とすることができる。同様に、最大板幅は単一トラックモードにおいて17インチから20インチまでの範囲とすることができる。間隔規格における変更は、好ましくは、20レール間隔変化の可能性を与えるために、0.5インチの増分として提供されるが、これらの規格は使用者の要求を満たすように変更することができる。
可動レール装置に使用されるステンシル上のパターンの位置はその処理のためのレールの特定の間隔に直接依存する。従って、微妙なステンシルは各可能なレール間隔オプションを支える必要があるかもしれない。
種々の寸法の板並びに作動の二重及び単一トラックモードを支持するために多数のステンシルを提供することに加えて、孔板の開口が異なる寸法の回路板の最適の保持を提供するのに適するように位置決めされるのを保証するために、多数の孔板を設けることができる。
この実施の形態の1つのバージョンにおいては、コンピュータ装置21は、レールが単一トラックモードのために位置しているか二重トラックモードのために位置しているかを決定するために、リセット又はリブーツ(reboot)するように構成される。この手続きは手動で行うことができるが、使用者による間違った入力によりステンシル印刷装置が損傷するのを阻止するために、後述するようなコンピュータ装置を使用してこれを遂行するのが望ましい。コンピュータ制御装置21がリセット/リブーツを完成させる手続きを第13−15図を参照して説明する。第13図は単一の作業場所154が第1のレール122と第2のレール24との間に位置し、レールが単一トラックモードに位置決めされた状態での、第11図の二重レール装置を示す。第14図は2つの作業場所150、152を備えた第11図の二重レール装置を示す。作業場所150は第1のレール22と第2のレール24との間に位置し、作業場所152は第3のレール26と第4のレール28との間に位置する。第15図はリセット/リブーツプロセス200のフローチャートを示す。第14、15図のレールは(正の方向として定義される)+符号に向かう方向に移動でき、(負の方向として定義される)−符号に向かう方向に移動できる。
第13、14図に示すように、第2、第3及び第4のレールの各々はホームセンサ156、158、160を有する。ホームセンサは光学、磁気又は他の利用可能なセンサを使用して実現できる。ホームセンサは、センサがフラグA、B、Cの1つに整合しているか否かを検出する。センサがフラグの1つを検出したとき、センサは「閉」位置にあるものとして定義される。センサがフラグを検出しない場合は、「開」位置にあるものとして定義される。レールを移動させ、開から閉への遷移を検出することにより、レールの絶対位置を決定できる5つの位置が存在する(レール4は+符号により示される方向にフラグCを通過して移動できないことに留意されたい)。
レールはまた近接センサを含む。レール4は近接センサ162、164を有し、レール3は近接センサ166、168を有し、レール2は近接センサ170を有する。近接センサは光学、磁気又は他の利用可能なセンサを使用して実現され、レールが別の物体(即ち、作業場所の1つ又は他のレール)に近接した時期を検出するために使用される。各ホームセンサ及び近接センサはコンピュータ装置に結合され、その状況(開又は閉)をコンピュータ装置へ中継する。
ここで、リセット又はリブーツ時の作動モードを決定するためのプロセス200を第15図を参照して説明する。ステップ202において、コンピュータ装置はレール4上のホームセンサ160の現状をチェックする。センサの現状が「閉」である場合は、プロセスはステップ206へ進む。センサの現状が「開」である場合は、プロセスはステップ204へ進み、ホームセンサ160の現状が「閉」(第14図のレール4の位置)に変わるまでレール4を正方向に移動させる。次いで、プロセスはステップ206を実行する。
ステップ206において、レール3上のセンサ168が作業場所152により閉じられるまで又はレール4上のセンサ162がレール3により閉じられるまで、レール3を正方向に移動させる。ステップ208において、ホームセンサ158の現状がコンピュータ装置によりチェックされる。ホームセンサ158が「開」である場合は、レール3は第13図に示す位置にあり、装置は作動の単一トラックモード用に位置づけられる。次いで、プロセスはステップ210へ進み、フラグA、Bの後縁を検出し、次いで単一トラックモード不履行設定に従ってレールを位置決めすることにより、レール2、3の真の位置を決定する。
ステップ208において、ホームセンサ158が「閉」位置にある場合は、レール3は第14図に示す位置にあり、装置は二重トラックモード用に位置づけられる。次いで、プロセスはステップ212へ進み、フラグA、Bの前縁を検出し、次いでコンピュータ装置に記憶された二重トラックモード不履行設定に従ってレールを位置決めすることにより、レール2、3の真の位置を決定する。
上述の自動リセット/リブーツプロセスはオペレータの介入無しにステンシル印刷装置の形状(二重モード又は単一モード)に基づき単一トラックモード不履行設定又は二重トラックモード不履行設定にレールを自動的に位置決めするという利点を与える。
ここで第16図を参照すると、レールが短くなった二重レール装置の別の実施の形態が示されている。この実施の形態においては、レールは短くされている。その理由は、二重レール装置を購入した者がステンシル印刷装置をロード及びアンロードするための待ち合わせステーションを備えた機器を既に所有しているかもしれない状況が生じる場合があるからである。代わりに、回路製造プラントで存在する摘出及び配置機械がローダユニットと既に関連している状況が生じる場合がある。種々の既存の形状を容易にするため、二重レール装置のこの実施の形態は短くなったレール80、82、84、86を具備する。このユニットの作動は第6a−6d図及び第9a−9e図に関連して説明したものと同様であり、位置1及び位置3は待ち合わせステーション77、79におけるそれぞれの待ち合わせ位置を表す。しかし、この実施の形態においては、板は二重レール装置内の1つの位置のみへ移動され、その位置は作業場所55である。従って、この形状は第6a−6d図に関連して説明した、装置ダウン状況を生じさせるかもしれない拘束を有しない。
ここで第17図を参照すると、本発明の別の実施の形態が示され、例えばグリーン(生の)テープのような微妙な材料を取り扱うための二重トラック装置の能力を示す。グリーンテープは焼成前には剛直でないセラミック型の基体である。剛直でない性質のため、グリーンテープは普通付加的な支持を提供するパレット上でステンシル印刷装置を通して搬送される。第17図において、ローダ/アンローダ装置92は第1組のレール94、96及び第2の組のレール98、99に結合されたものとして示されている。パレットは第1の組のレール上のローダ/アンローダからステンシル印刷装置90に入り、第2の組のレールにおいてステンシル印刷装置からローダへ戻る。パレットはシャトル装置101を使用して第1の組のレールから第2の組のレールへ至る。シャトル装置は印刷後のパレットを第1の組のレールから受け取り、パレットを第2の組のレールへ搬送する。第17図において、シャトル装置はトラックAからパレットを受け取る位置で示されている。パレットを受け取った後、シャトル装置は矢印方向にパレットを移動させ、トラックBにパレットを供給する。
上述の循環レール装置を得るため、作業場所55は、トラックA上の板に対してのみ作業を行い、トラックB上では作業を行わないように変更される。従って、作動中、板A2の如き板がZタワー上の作業場所へ持ち上げられたとき、板A1はトラックBに影響されずにまだ運行することができ、ローダ/アンローダ92へ戻ることができる。
ここで第18図を参照すると、本発明の別の実施の形態が示されている。第5の実施の形態においては、ステンシル印刷装置100は第1の組のレール108、110と第2の組のレール104、106とを有する。上述の第4の実施の形態と同様、第5の実施の形態においては、板(又はある他の基体)は一側のみからステンシル印刷装置に対してロード及びアンロードされる。第5の実施の形態が第4の実施の形態と異なる点は、板がローダ/アンローダ102により各トラックA、Bからロード及びアンロードされ、トラックA、Bの両方において印刷が行われることである。第5の実施の形態においては、印刷は代わりの方法でトラックA、Bのうちの一方のみにおいて一度に行われる。
ここで第19図を参照すると、スキージーヘッド32の1ストローク及び1回のz軸運動で2つの板のステンシル印刷を可能にすることによりステンシル印刷スループットを向上させることのできる本発明の別の実施の形態が示されている。第6の実施の形態は第5の実施の形態に類似するが、異なる点は、第6の実施の形態においては、ステンシル印刷装置120が板をx、y、θ軸において適正に整合させるために光学整合装置の代わりに使用される機械的な固定装置112を有することである。機械的な固定装置は板がステンシル印刷装置に受け取られる前にステンシルと予め整合し、適正に整合した位置で板を支持する。1つの実施の形態においては、機械的な固定装置はステンシル印刷装置内で板を適正な整合状態で保持するための側スナッガ(snuggers)を使用する。好ましくは、この実施の形態は板の縁部を使用して板の整合を達成できるような板又は他の基体と一緒に使用される。
機械的な固定装置は第1図のステンシル印刷装置に関連して説明した光学整合工程の必要性を排除する。第19図の実施の形態においては、ローダ/アンローダ102又はある他の型式のローダを使用して板を作業場所へ前進させる。スキージーは地点Aに位置し、上述のような方法でステンシル上にはんだペーストを供給し、両方の板を印刷する。次いで、ローダ/アンローダにより板を取り戻す。
第19図の機械的な固定装置112はまた、ステンシル印刷装置の一側で材料を受け取り、ステンシル印刷装置の反対側で材料を例えば摘出及び配置機械へ送給して、ステンシル印刷装置のスループットを向上させるように設計された本発明の実施の形態と一緒に使用できる。この状況においては、摘出及び配置機械はスループットを最大化するために2つの板を受け取り、2つの板に対して同時に作動するように構成すべきである。
多くの異なる回路板製造要求に対する装置の融通性及び可能性を示すために二重トラック装置の多数の実施の形態を説明した。上述の説明では二重トラック装置を述べたが、本発明はこのような構造に限定されないことに留意すべきである。板処理の順序シーケンスを調整し、性能を維持することが可能であれば更なるハードウエアを出来れば付加することにより、3以上のトラックを有する多重トラック装置を提供することができる。多重トラック装置は多数の固定のトラックを有することができ、または、ここで教示された可動レール作動モードを同様に使用できる。
従って、回路板製造プロセスのステンシル印刷相における性能を向上させる方法及び装置を示した。二重トラック装置を提供することにより、回路板のスループットが向上し、機械間の待ち時間が減少する。更に、既存のステンシル印刷要素を使用できるようにする2つの処理シーケンスが提供され、付加的なハードウエアの度合いを最小化し、装置の全体コストを最小化する。各処理シーケンスは異なるはんだ収容ヘッドを使用することができ、それ故、二重トラックステンシル印刷装置内の回路板を種々のシーケンスで処理できる融通性のある装置が提供された。更に、本発明の別の実施の形態によれば、二重トラックのレールは1つのステンシル印刷装置で異なる幅の板の処理を可能にするように可動とすることができる。更に、可動レールはステンシル印刷装置と他のベンダーにより及び印刷回路板(PCB)の寸法を変更することにより提供される種々の摘出及び配置機械との両立性を向上させることができる。更に、可動レールを使用すると、所望時にステンシル印刷装置を単一トラックモードでの作動用に変換できる。代わりに、回路板製造プロセスにおける既存の設備に適合するように、二重トラックレールを短くすることができる。更に、微妙な材料を取り扱う際のスループットをどのようにして達成できるかを示した。最後に、両方のレールに対して印刷を可能にすることにより高いスループットを提供する装置も説明した。
はんだペーストを回路板上に印刷するステンシル印刷装置を主に参照して本発明の実施の形態を説明したが、実施の形態本発明ははんだペーストプリンタに限定されず、にかわやインクのごとき材料を回路板以外の基体上に印刷するための他のプリンタに使用できる。
本発明の好ましい実施の形態につき説明したが、当業者なら、その概念を組み込んだ他の実施の形態を使用できること明白である。それ故、本発明は開示した実施の形態に限定されず、請求の範囲の精神及び要旨によってのみ制限されるべきである。

Claims (3)

  1. それぞれが回路板を受付け当該板をトラック内の同様の位置へ前進させる2つのトラックを有するステンシル印刷装置であって、上記ステンシル印刷装置が上記トラックの上方に位置するステンシルへはんだを供給し、上記ステンシルから過剰のはんだを除去するためのはんだ供給機構を備えたステンシル印刷装置内で回路板を処理する方法において、
    (a) 上記トラックのそれぞれのトラック上にそれぞれの板が位置するように、一対の板を受け取る工程と;
    (b) 上記一対の板、上記ステンシル及び上記はんだ供給機構を関連させる工程と;
    (c) 上記トラックのうちの第1のトラック上の上記一対の回路板のうちの第1の回路板の上方の上記ステンシルの上方へ上記はんだ供給機構を前進させ、当該ステンシルを通して上記第1の回路板上にはんだを配置する工程と;
    (d) 上記はんだ供給機構により過剰のはんだを上記ステンシルから除去する工程と;
    (e) 上記はんだ供給機構を上記トラックのうちの第2のトラックへ前進させる工程と;
    (f) 上記第2のトラック上の上記一対の回路板のうちの第2の回路板の上方の上記ステンシルの上方へ上記はんだ供給機構を前進させ、当該ステンシルを通して上記第2の回路板上にはんだを配置する工程と;
    を有することを特徴とする方法。
  2. 請求の範囲第1項に記載の方法において、上記はんだ供給機構が上記2つのトラックの上方に位置し、当該トラックを横切って横断運動するキャリッジを有し、上記キャリッジが上記前進工程中に上記ステンシルに係合するように当該キャリッジに直角に結合された少なくとも1つのブレードを有し、該キャリッジがまた前進ロッド及び枢動ロッドを介して該キャリッジに結合されたはんだ収集ヘッドを有し、上記はんだ収集ヘッドがシャベル装置に結合された枢動部材を有し、上記ステンシルから過剰のはんだを除去する工程が更に、
    上記枢動ロッドを上記キャリッジの方へ前進させて、上記はんだ収集ヘッドを上記ステンシルに関して枢動させる工程と;
    上記前進ロッドを上記キャリッジの方へ前進させて、上記はんだ収集ヘッドの上記シャベルを上記スクリーンに沿って上記少なくとも1つのブレードの方へ前進させ、当該前進ロッドの前進の結果当該シャベルによりはんだを収集する工程と;
    を有することを特徴とする方法。
  3. それぞれが回路板を受付け当該板をトラック上の印刷位置へ前進させるローダを備えた2つのトラックを有するステンシル印刷装置であって、上記ステンシル印刷装置が上記トラックの上方に位置するステンシルへはんだペーストを供給するためのはんだ供給機構を備えたステンシル印刷装置内で回路板を処理する方法において、
    (a) 上記トラックのうちの第1のトラック上で上記回路板のうちの第1の回路板を受け取る工程と;
    (b) 上記トラックのうちの第2のトラック上で上記回路板のうちの第2の回路板を受け取る工程と;
    (c) 上記第1の回路板および上記第2の回路板を上記ステンシルの下方に位置づける工程と;
    (d) はんだが上記はんだ供給機構の開口を通り、上記ステンシルを通って上記第1の回路板および上記第2の回路板上へ押出されるように、上記第1の回路板および上記第2の回路板の上方で上記ステンシルを横切って当該はんだ供給機構が通過するようにさせる通過工程と;
    を有することを特徴とする方法。
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