JP4247756B2 - スクリーン印刷装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばクリーム半田及び厚膜回路形成用ペースト等の印刷用ペーストを、例えばプリント基板等の電子回路形成基板に印刷を行なうスクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば上記クリーム半田を上記プリント基板に塗布するスクリーン印刷装置、及び該スクリーン印刷装置にて実行されるスクリーン印刷方法は、電子部品の回路実装工程におけるクリーム半田印刷工程にて使用されている。近年の電子機器の小型化及び軽量化に伴って、電子部品を実装する基板の微細化及び高精度化が進み、それに応じて、クリーム半田等の高精度印刷が要求されている。そのような中で、上記スクリーン印刷装置及び方法は、コンタクト印刷と版離れ速度制御印刷との併用が主流となっている。
上記コンタクト印刷は、上記スクリーン印刷に使用するスクリーンと上記基板との間の隙間を零にして印刷を行い、上記隙間に起因する上記スクリーンの歪みを最小限に押さえるようにした印刷方法である。
上記版離れ速度制御は、上記スクリーンから上記基板を引き離すときに、上記スクリーンにおける開口部に充填された例えばクリーム半田の粘性、粘着力によって上記スクリーンが上記基板側へ引っ張られることに起因して生じる印刷形状の崩れを最小限に抑え印刷形状の安定化を図ることを目的とし、版離れを低速に制御するものである。
【0003】
さらに近年では、定印圧印刷がクローズアップされつつあり、各種いろいろと工夫が凝らされている。上記定印圧印刷は、印刷工程の際におけるスクリーンに対するスキージの押圧力である印圧が必要以上に大きいことに起因する、スクリーン裏面へのクリーム半田の過剰な回り込みと、印刷時にスキージがスクリーンをスキージの移動方向と同一方向に引っ張ることによって生じるスクリーンの位置ずれ等とを最小限に抑えることを目的にしている。このような定印圧印刷の一例として、特開平7−205397号公報に記載されているスクリーン印刷装置がある。
【0004】
以下に、図を参照しながら、従来のスクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法における定印圧印刷に関する取組の一例についての概略を説明する。
図9は、一般的な従来のスクリーン印刷装置に備わりスクリーン印刷方法を実行する定印圧印刷ヘッド部の概略を説明するための図であり、上記定印圧印刷ヘッド部に接続されている空圧系の空圧回路の一部をも併せて図示している。
図9において、1はスキージ、2はスキージ1を狭持して保持するためのスキージホルダ、3はスキージホルダ2を保持するための保持ホルダ、4はスキージ1を昇降駆動する両側ロッドタイプのエアーシリンダ、5はスキージ1を昇降駆動するときの昇降用ガイド、6は昇降ガイド5用のスライド軸受け、7はエアーシリンダ4の上側ピストンロッド、8はエアーシリンダ4の昇降ストロークを調整するストッパー、9はエアーシリンダ4の下側ピストンロッド、10は下側ピストンロッド9の先端に固着したベースブロック、11はベースブロック10に固着された回転支持用軸である。
【0005】
上記保持ホルダ3は、上記回転支持用軸11を支点として、回転揺動自在にベースブロック10に嵌合している。12は先端が保持ホルダ3に当接するように先端の突出量が調整自在なマイクロメーターヘッドで、ベースブロック10に固着している。13はスプリングで、ベースブロック10と保持ホルダ3との間に取り付けられていて、マイクロメーターヘッド12とスプリング13とは回転支持用軸11を中心として略対称位置に設置されている。14は保持ホルダ3の回転揺動を固定するクランプレバーである。
【0006】
15は手動調整用レギュレータで、スキージ1を上昇させるときに、エアーシリンダ4の下部ポート16に、手動調整用レギュレータ15を通ったエアー圧力を送る。このときのエアー圧力は、スキージ1とスキージ1に連動して動く関連構成部品類の自重及び昇降時の抵抗力を含めたエアー圧力になるように、あらかじめ手動調整用レギュレータ15にて人手によって調整させておく必要がある。17は電空レギュレータで、スキージ1を下降させるときは、手動調整用レギュレータ15でエアー圧力で上昇したスキージ1を押し下げる最小限の力、及びスクリーン18へ押圧するためのエアー圧力の加算分を含めた総合押付けエアー圧力を、エアーシリンダ4の上部ポート19に、電空レギュレータ17を通して送る。
スクリーン18に対するスキージ1の平行調整は、マイクロメーターヘッド12を用いて、目視によって調整して行う。
このような構成により、スクリーン18及び基板24に対して、スキージ1とスキージ1に連動して動く関連構成部品類との自重分の力が、スクリーン18に押付ける力を打ち消すことで得られる定印圧での押付け力にて印刷することも可能である。
【0007】
以上のように構成されたスクリーン印刷装置の動作について、特にスクリーン印刷方法について、以下に説明する。
上記動作については、図10に示す第1〜第8工程の動作フローが一般的である。第1工程では、被印刷物である基板24を位置決めステージ25上に位置決めし固定して、第2工程では位置決めステージ25を上昇させて基板24をスクリーン18の下面付近まで上昇させる。第3工程ではスキージ1を下降させ、第4工程でスキージ1を図示する紙面を貫通する方向に移動させて印刷を行う。
印刷後、第5工程では、スキージ1の先端1aがスクリーン18にまさに接触した位置までスキージ1を上昇させる。第6工程では、位置決めステージ25を下降させることで基板24をスクリーン18から低速で引き離した後、第7工程でスキージ1を上昇させる。そして第8工程にて、基板24を取り除く。
【0008】
又、最近では、QFP(Quad Flat Gull Wing Leaded Package)等のように、リードが印刷方向及び該印刷方向と直交方向に延在する電子部品の場合、上記印刷方向に沿ったリード部分の印刷品質と上記直交方向に延在するリード部分の印刷品質とが異なる現象がある。このような回路パターンにおいても印刷品質を向上させるため、上記印刷方向と上記直交方向とに配置されるパターンがそれぞれ上記印刷方向に対してほぼ45度傾くように、印刷ペーストが印刷塗布される基板を支持する位置決めステージを回転させ、上記回路パターンの差を無くすように構成した印刷装置も存在する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のスクリーン印刷装置及び印刷方法では、スキージに作用させる印刷圧力を一定とする方法が取られているために、印刷方向に直交する方向に沿う、基板の幅寸法が変化する場合、以下のような課題を有している。
つまり、従来のスクリーン印刷装置では、図12に示すように、基板24、スクリーン版18、印刷ヘッドの略中心に印圧Pを設定する構造である。よって、図11に示すように、スキージ1が上記印刷方向に沿ってA位置からB位置へ印刷動作を行う場合、上記A位置では、基板24の両端での反作用Ra、Rbは、基板24の上記幅の大きさをWとすると、印圧Pの作用点からそれぞれW/2の位置に作用する。よって、Ra=Rbの関係は保たれる。
しかし、図11に示すように深さwにてなる切り欠きが存在する上記B位置にスキージ1が位置するとき、印圧Pは上述のように一定値であり、基板24からの反作用Ra、Rbは、図13に示すように、W/2の位置、((W/2)−w)の位置に作用する。よって、上記反作用の大きさは、Ra<Rbの関係になる。
【0010】
このようにスキージ1の長手方向の中央部分にて単に印圧を作用させる構造では、スキージ1の単位長さ当たりのスクリーン18に対する圧力が一定にならない場合が生じる。よって、印刷パターンの開口が形成されたスクリーン18に対して、図14に示す印刷ペースト充填メカニズムより印刷ペーストを印刷塗布する方法では、上記開口への印刷ペーストの充填力が一定とならず、均一な印圧での印刷が不可能となる。
又、スキージ1の単位長さ当たりの圧力が一定にならない場合、スクリーン18の印刷パターンの開口部へのスキージ1の入り込み量が変化するため、印刷ペーストの掻き取りが発生してしまう箇所が生じる。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、スキージの単位長さ当たりの印刷圧力を一定かつ等分布として、充填力を常に一定にし、精度良い印刷ができるスクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1態様におけるスクリーン印刷装置は、スクリーンを押圧しながら印刷方向に移動して該スクリーン上の印刷ペーストを当該スクリーンの開口に充填し、かつ上記印刷方向に直交する延在方向のほぼ中央を中心に揺動自在なスキージと、
上記延在方向における上記スキージの両端部分にそれぞれ設けられ、位置決めし固定された被印刷板へ上記印刷ペーストを印刷塗布する際に、上記延在方向における上記スキージの少なくとも一端部分を上記スクリーンの厚み方向へ押下する押下装置と、
上記スクリーンを間に挟んだ状態での上記スキージと上記被印刷板との上記延在方向における接触長さに応じて、上記延在方向に沿って上記スキージの単位長さ当たりの押圧力を一定にし等分布荷重とする押下を上記押下装置に行わせる制御装置と、
を備えたことを特徴とする。
又、本発明の別の態様におけるスクリーン印刷装置は、スクリーンを押圧しながら印刷方向に移動して該スクリーン上の印刷ペーストを当該スクリーンの開口に充填し、かつ上記印刷方向に直交する延在方向のほぼ中央を中心に揺動自在なスキージと、
位置決めし固定された被印刷板へ上記印刷ペーストを印刷塗布する際に、上記延在方向における上記スキージの少なくとも一端部分を上記スクリーンの厚み方向へ押下する押下装置と、
上記スクリーンを間に挟んだ状態での上記スキージと上記被印刷板との上記延在方向における接触長さに応じて、上記延在方向に沿って上記スキージの単位長さ当たりの押圧力を一定にし等分布荷重とする押下を上記押下装置に行わせる制御装置とを備え、
上記制御装置は、上記被印刷板の寸法情報と、該被印刷板と上記印刷方向における上記スキージの存在位置との相対的な位置情報とに基づいて、上記スクリーンを介しての上記スキージと上記被印刷板との上記接触長さを算出して、該接触長さに基づいて上記スキージの中央から当該スキージの延在方向における上記被印刷板の両端部までの各距離の比に従い上記押下装置の制御を行うことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態であるスクリーン印刷装置、及び該装置にて実行されるスクリーン印刷方法について、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において同じ構成部分については同じ符号を付している。又、上記「課題を解決するための手段」に記載する「被印刷板」の機能を果たす一例として本実施形態ではプリント基板を例に採り、「印刷ペースト」の機能を果たす一例として本実施形態では高粘性フラックスに半田粉末を混ぜ合わせたペースト状の半田であるクリーム半田を例に採る。しかしながら、上記被印刷物及び印刷ペーストは、上記プリント基板やクリーム半田に限定されるものではない。
【0014】
図1及び図2に示す本実施形態のスクリーン印刷装置101は、大別して、本実施形態にて特徴的な構成である詳細後述の押下装置123を備えた印刷ヘッド部121と、該印刷ヘッド部121を印刷方向である図示のX方向へ移動させ、かつ位置決めする印刷方向位置決め装置161と、スクリーン18に対してプリント基板24を印刷位置191及び基板交換位置192に位置させる基板昇降装置190と、これらの構成部分を含めて当該スクリーン印刷装置の動作制御を行うとともに、上記押下装置の動作制御により本実施形態にて特徴的な印刷方法を実行させる制御装置180と、を備える。
【0015】
上記印刷ヘッド部121は、大別して、上記印刷方向位置決め装置161を構成し上記印刷方向に延在する搬送路1611に対して上記印刷方向に直交方向へ延在し、印刷方向位置決め装置161にて上記印刷方向へ移動されるフレーム部122と、上記フレーム部122に支持される揺動部材131と、該揺動部材131に吊下がるようにして支持されている左側印刷スキージ111a及び右側印刷スキージ111bと、右方向印刷及び左方向印刷によって左側印刷スキージ111a及び右側印刷スキージ111bのいずれか一方をスクリーン18に接触させるように切り換えを行う切換装置126と、上記フレーム部122に保持され上記揺動部材131の両端部をそれぞれ別個に押下可能な押下装置123と、を備えている。
上記印刷方向位置決め装置161は、上述のように搬送路1611を有し印刷ヘッド部121を上記印刷方向に移動させる装置であり、プリント基板24を位置決めし載置するステージ25と印刷ヘッド部121の相対位置関係を記憶するとともに、上記プリント基板24の寸法に応じて印刷ヘッド部121の位置決めを実施している。
以下には、印刷ヘッド部121の構成を詳しく説明する。
【0016】
上記フレーム部122に保持されているエアーシリンダ127は、スキージ自重キャンセル力制御用昇降駆動装置の一構成部分であり、該エアーシリンダ127のピストンロッド128がスクリーン18の厚み方向に移動するようにフレーム部122に取り付けられている。該エアーシリンダ127には、ピストンロッド128が上昇方向、つまり上記左側印刷スキージ111a及び右側印刷スキージ111bがスクリーン18から離れる方向に駆動されるように、図3に示すように、自重キャンセル力制御装置を構成する電空レギュレータ129から圧力Pの空気が供給される。
【0017】
上記ピストンロッド128の先端には、連結ピン130aを回転自在に支持する軸受け130を有する軸受け支持部材132が取り付けられている。該軸受け支持部材132の両端には、昇降用ガイドシャフト133a、133bが立設されている。この昇降用ガイドシャフト133a、133bは、ピストンロッド128が電空レギュレータ129により供給されたエアー圧力で昇降する際のラジアル方向の荷重を受けるためのものであり、フレーム部122に設けたスライド軸受134a、134bに摺動可能に嵌合されている。
上記軸受け130の上記連結ピン130aを介して上記軸受け支持部材132には、上記印刷方向に直交方向へ延在する上記揺動部材131が連結されている。よって、上記揺動部材131は連結ピン130aを中心にして揺動自在である。軸受け130は、揺動部材131の延在方向におけるほぼ中央部分、即ち、上記印刷方向に直交方向へ延在する左側印刷スキージ111a及び右側印刷スキージ111bの延在方向のほぼ中央部分に設けられる。
【0018】
上記押下装置123は、エアーシリンダ135、136を備え、プリント基板24へクリーム半田22を印刷塗布するとき、各エアーシリンダ135、136を駆動することで、エアーシリンダ135、136に備わるピストンロッド137a、137bの各先端が上記揺動部材131の延在方向における各端部を押下し、これにより揺動部材131を介して左側印刷スキージ111a及び右側印刷スキージ111bの延在方向における各端部を押下する。尚、押下装置123の動作については後述する。
【0019】
上記エアーシリンダ135は、上記揺動部材131の延在方向の一端部131aに対応して配置され、上記エアーシリンダ136は、上記揺動部材131の他端部131bに対応して配置され、それぞれフレーム部122に保持される。又、エアーシリンダ135、136は、揺動部材131の延在方向において上記軸受け130を中心にして略対称位置に取り付けられている。
ピストンロッド137a、137bの各先端には、本実施形態では球状の押付部材141a、141bがそれぞれ取り付けられており、各押付部材141a、141bは、上記エアーシリンダ127のピストンロッド128と、上記ピストンロッド137a、137bが上昇位置にあるとき、揺動部材131に対して幾分かの隙間を介して位置する。
【0020】
上記エアーシリンダ135には、図3に示す電空レギュレータ139にてエアー圧力が供給され、上記エアーシリンダ136には、電空レギュレータ140にてエアー圧力が供給される。上記電空レギュレータ139、140は、エアーシリンダ135、136に対してエアー圧力をほぼ同時に供給する。該エアー供給により、上記ピストンロッド137a、137bは下降し、押付部材141a、141bが揺動部材131を押下し、これにより上記ピストンロッド128が下降する。
即ち、上記電空レギュレータ139は、左側印刷スキージ111a及び右側印刷スキージ111bにおける延在方向の一端部がスクリーン18及び基板24へ作用する押圧力を任意の値に自動制御するための一端側押圧力制御装置を構成し、上記電空レギュレータ140は、左側印刷スキージ111a及び右側印刷スキージ111bにおける延在方向の他端部がスクリーン18及び基板24へ作用する押圧力を任意の値に自動制御するための他端側押圧力制御装置を構成する。
尚、エアーシリンダ135、136に供給するエアー圧力が異なる場合には、エアー圧力の強い方のエアーシリンダのピストンロッドが揺動部材131を傾けるように作用することから、スクリーン18及び基板24に作用する左側印刷スキージ111a及び右側印刷スキージ111bの押圧力つまり印圧を、軸受け130を支点として任意の値に設定することができる。
【0021】
次に上記切換装置126は、駆動源としてのエアーシリンダ142と、該エアーシリンダ142のピストンロッドの先端に取り付けたナックルジョイント144と、スキージ支持部材147に一端が取り付けられ他端が上記ナックルジョイント144に係合した回転レバー145と、上記揺動部材131の両端に取り付けられ上記回転レバー145を介して揺動部材131と上記スキージ支持部材147とを連結する回転軸146a,146bと、を備える。
このような構成を有する切換装置126は、エアーシリンダ142を駆動することで、ナックルジョイント144、回転レバー145を介して回転軸146a、146bを中心としてスキージ支持部材147が回転動作する。該回転動作にて、図1において左側から右側への右印刷方向による印刷のときには、左側印刷スキージ111aを下げてスクリーン18に接触させ、右側から左側への左印刷方向による印刷のときには、右側印刷スキージ111bを下げてスクリーン18に接触させることができる。
【0022】
次に上記スキージ支持部材147への左側印刷スキージ111a及び右側印刷スキージ111bの取り付け構造について説明する。
148a、148b、148c、148dは回転軸受部材、149a、149bは回転軸、150aは左側ホルダ、150bは右側ホルダで、左側ホルダ150a及び右側ホルダ150bは、それぞれ、回転軸149a及び回転軸149bに固定されている。
151aは左側スキージホルダ、151bは右側スキージホルダで、それぞれ、左側印刷スキージ111a、右側印刷スキージ111bを保持している。上記左側ホルダ150a、右側ホルダ150bは、それぞれ、左側スキージホルダ151a、右側スキージホルダ151bをネジ付ツマミ152a、152bで締めつけて固定している。
【0023】
その他の構成部分について説明する。
上記制御装置180は、上述した各構成部分の動作制御を行う装置側制御部181と、下記の電空レギュレータ制御装置162とを備える。
印刷ヘッド部121に備わるステッピングモータ160は、印刷ヘッド部121全体を上昇、下降させ、左側印刷スキージ111a、右側印刷スキージ111bの印刷時の押し込み量を調整する。
図3に示す電空レギュレータ制御装置162は、上述の電空レギュレータ129、電空レギュレータ139、及び電空レギュレータ140の動作制御を行う装置であり、上記装置側制御部181からの制御情報に基づいて、電空レギュレータ139、140の動作制御を行う。尚、エアーシリンダ127の電空レギュレータ129には、電空レギュレータ制御装置162は、初期設定での一定値を監視しながら出力している。又、図3に示す138は、エアー供給源である。
【0024】
このように構成されるスクリーン印刷装置101の動作を以下に説明する。当該スクリーン印刷装置101の動作制御、特に、当該スクリーン印刷装置101にて実行されるスクリーン印刷方法の制御は、上記制御装置180にて実行され、その中でも本実施形態にて特徴的な上記押下装置123の動作制御は、上記装置側制御部181及び電空レギュレータ制御装置162にて実行される。
尚、上記スクリーン印刷方法は、図7に示す第11〜18工程にて実行されるが、当該工程内第11〜13工程に相当する、当該スクリーン印刷装置101に被印刷板であるプリント基板24が供給されステージ25上に位置決めされ固定されるまでの動作、及び第15〜18工程に相当する、プリント基板24へのクリーム半田22の印刷が終了した後、印刷済プリント基板が次工程の装置へ搬送されていくまでの動作については、図10に示す上述した第1〜3工程、第5〜8工程に示す従来のスクリーン印刷装置における動作と同様である。よって、これらの動作についてここでの説明は省略し、以下には、本実施形態において特徴的な第14工程における、プリント基板24への印刷塗布動作について説明する。
【0025】
スキージ自重キャンセル力制御用昇降駆動装置を構成するエアーシリンダ127に、自重キャンセル力制御装置である電空レギュレータ129から、エアーシリンダ127にて吊り下げられているスキージ111a,111b等の構成部品類の自重をわずかに上回るエアー圧力Pを供給することにより、上記スキージ111a,111b等の上記構成部品類の自重がキャンセルされた状態にて、左側印刷スキージ111a及び右側印刷スキージ111bは上昇する。
又、エアーシリンダ142を動作させて、上記右印刷方向及び左印刷方向に対応して左側印刷スキージ111a及び右側印刷スキージ111bの一方がスクリーン18に接触するように設定する。
【0026】
次に、押下装置123を構成し、各スキージ111a,111bの一端部側を押下するエアーシリンダ135、及び押下装置123を構成し各スキージ111a,111bの他端部側を押下するエアーシリンダ136のそれぞれに、上記電空レギュレータ139、140から所定圧力のエアーを供給することで、それぞれの上記押付部材141a、141bは、揺動部材131に当接し押下する。該押下動作により、揺動部材131を介して、上述のように上昇した左側印刷スキージ111a及び右側印刷スキージ111bをスクリーン18側へ下降させる。該下降動作により、上記右又は左の印刷方向に対応してセットされた左側印刷スキージ111a又は右側印刷スキージ111bがスクリーン18に接触する。
【0027】
本スクリーン印刷方法は、図4に示すような、切欠きのあるプリント基板24−1に対し印刷を行う場合に特に有効である。これを説明するために、図4に示すように、A位置からB位置へ上記右印刷方向に沿って左側印刷スキージ111aを用いて印刷動作を行う場合を例に採る。尚、印刷工程において、左側印刷スキージ111a及び右側印刷スキージ111bの延在方向における中央と、上記軸受け130の連結ピン130aの位置とは、上記スキージ111a,111bの延在方向に沿ったプリント基板24−1の幅Wの中央にほぼ一致するように、プリント基板24及び印刷ヘッド121は相対的に配置されている。
【0028】
当該印刷ヘッド121は、基板24−1、スクリーン18、印刷ヘッド121の略中心を基準にスキージ111aの両端に配設した、押下装置123を構成するエアーシリンダ135、136にて印圧P1、P2を設定する構造である。よって、上述したように左側印刷スキージ111aがスクリーン18に接触、押圧され上記A位置に存在するとき、図5に示すように、上記幅Wにおける基板24−1の両端における反作用Ra、Rbは、印圧P1、P2の作用点からそれぞれW/2の位置にてRa=Rbの関係を保つ。
【0029】
上述したように、制御装置180の装置側制御部181には、基板昇降装置190からステージ25上における基板24−1の位置情報が供給され、又、印刷方向位置決め装置161から印刷ヘッド121の存在位置情報が供給され、又、装置側制御部181には予め基板24−1の形状、寸法情報が格納されている。よって、ステージ25に基板24−1が載置された時点にて、装置側制御部181は、上記基板24−1の位置情報と、上記印刷ヘッド121の存在位置情報とに基づきスキージ111aと基板24−1との相対位置関係を求める。さらに装置側制御部181は、求めた上記相対位置関係と、上記印刷ヘッド121の存在位置情報とに基づいて、スキージ111aが基板24−1のどの位置に存在するかを決定する。このようにして基板24−1に対するスキージ111aの位置が明確になることで、装置側制御部181には予めスキージ111a,111bの上記延在方向の長さ情報が格納されていることから、装置側制御部181は上記基板24−1の形状寸法情報と、基板24−1に対するスキージ111aの上記位置情報とに基づき、スクリーン18を介して基板24−1に接触しているスキージ111aの長さ寸法を求める。
【0030】
さらに左側印刷スキージ111aが右印刷方向へ進み、基板24−1の切り欠き部分のB位置に達したとする。上記印刷ヘッド121の存在位置情報に基づき、装置側制御部181は、左側印刷スキージ111aが上記B位置に達したことを認識し、そして上述のように、スクリーン18を挟んで基板24−1に接触しているスキージ111aの長さ寸法を求める。そして装置側制御部181は、該長さ寸法を上記電空レギュレータ制御装置162へ送出して、上記電空レギュレータ制御装置162に対して押下装置123のエアーシリンダ135,136へ供給するエアー圧力を制御する電空レギュレータ139、140の動作制御を開始させる。電空レギュレータ制御装置162は、上記長さ寸法情報と、上記印刷ヘッド121の存在位置情報と、基板24−1の形状寸法情報とに基づいて、スキージ111aの単位長さ当たりの印刷圧力(kg/mm)が一定になるように電空レギュレータ139、140の動作制御を行う。具体的に説明すると、例えば図6に示すようにスキージ111aの中心から各端部までの距離がW/2、((W/2)−w)となったときには、上記印圧P1:P2の値が上記W/2:((W/2)−w)の関係になるように、電空レギュレータ制御装置162は、電空レギュレータ139、140を制御する。該制御に基づいて電空レギュレータ139、140は、エアーシリンダ135,136へ供給するエアー圧力を制御し、その結果、印圧P1及びP2の値は、基板24−1の形状に応じて変化する。
このように、スキージ111aの単位長さ当たりの印刷圧力(kg/mm)を一定にするためには、スクリーン18を介してのスキージ111aと基板24との接触長さを監視することで実現可能となる。
【0031】
上述のような電空レギュレータ139、140の制御により、基板24−1からの反作用Ra、Rbの位置関係が、図6に示すように、W/2、((W/2)−w)となったときには、上記印圧P1及びP2の値を、上記W/2:((W/2)−w)の関係に基づき設定することで、上記反作用についてRa=Rbとすることができる。
【0032】
このように本実施形態のスクリーン印刷装置101によれば、スクリーン18を介してのスキージ111a,111bと基板24との接触長さが変化した場合であっても、スキージ111a,111bの単位長さ当たりの基板24に対する印圧は一定となる。よって、印刷パターンの開口が形成されたスクリーン18に対して、図14に示す印刷ペースト充填メカニズムより印刷ペーストを印刷塗布する充填力がスキージ111a,111bの全長にわたり一定となり、均一な印圧での印刷が可能となる。
又、上述のように印圧を一定に保てることにより、上記印刷パターンの開口部へのスキージ111a,111bの入り込み量を最小限とすることができ、印刷ぺーストの掻き取りも最小限にとどめることができる。
【0033】
尚、本実施形態では、上述のように基板24の形状寸法情報とスキージ111a,111bの位置情報に基づいて一定印刷圧力を得るもので、印圧測定用のセンサを要しないという効果もある。しかしながら、ステージ25、あるいはスキージ111a,111bに圧力センサーを備えることで、一定印刷圧力を得るように構成することも可能であり、該構成によっても本実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0034】
又、上述の実施形態では、スキージ111a,111bのそれぞれについて、その両端部分に対応して押下装置123を設けたが、該構成に限定されず、図8に示すスクリーン印刷装置102のようにスキージ111a,111bのそれぞれについて、そのいずれか一端部分に対応して押下装置123を設けることもできる。つまり、揺動部材131の他端部131bには、上記エアーシリンダ136に代えて、反発力を有する例えばスプリング201のような弾性部材を設け、フレーム部122に対して揺動部材131を遠ざける方向へ付勢させる。一方、上記エアーシリンダ135にて上記揺動部材131の一端部を押下することで、スキージ111a,111bのそれぞれについて、その両端部分における印圧を調整するようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明の第1態様のスクリーン印刷装置によれば、押下装置及び制御装置を備え、スクリーン上の印刷ペーストを被印刷板に印刷塗布するに際して、上記スクリーンを介しての上記スキージと上記被印刷板との接触長さに応じて、上記スキージの単位長さ当たりの印刷圧力が一定になるように上記制御装置にて上記押下装置を動作制御する。よって、上記スキージの単位長さ当たりの印刷圧力を一定にでき、高精度印刷が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態でのスクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法における印刷ヘッド部の概略構成を示す斜視図である。
【図2】 図1の印刷ヘッド部の右側面図である。
【図3】 図1の印刷ヘッド部の概略の空圧回路図である。
【図4】 図1の印刷ヘッド部の印刷動作状態を説明するための斜視図である。
【図5】 図4の位置Aにおける断面図である。
【図6】 図4の位置Bにおける断面図である。
【図7】 図1の印刷ヘッド部を用いた印刷動作のフローチャートである。
【図8】 図1の印刷ヘッド部の変形例を示す斜視図である。
【図9】 従来のスクリーン印刷装置とスクリーン印刷方法における印圧印刷ヘッド部における概略の正面図である。
【図10】 従来の印刷ヘッド部を用いた印刷動作のフローチャートである。
【図11】 従来の印刷ヘッド部の印刷動作状態を説明するための斜視図である。
【図12】 図4の位置Aにおける断面図である。
【図13】 図4の位置Bにおける断面図である。
【図14】 クリーム半田の印刷のメカニズムを示す図である。
【符号の説明】
18…スクリーン、24…プリント基板、
101…スクリーン印刷装置、111a…左側印刷スキージ、
111b…右側印刷スキージ、123…押下装置、
180…制御装置。
Claims (3)
- スクリーン(18)を押圧しながら印刷方向に移動して該スクリーン上の印刷ペーストを当該スクリーンの開口に充填し、かつ上記印刷方向に直交する延在方向のほぼ中央を中心に揺動自在なスキージ(111a,111b)と、
上記延在方向における上記スキージの両端部分にそれぞれ設けられ、位置決めし固定された被印刷板(24)へ上記印刷ペーストを印刷塗布する際に、上記延在方向における上記スキージの少なくとも一端部分を上記スクリーンの厚み方向へ押下する押下装置(123)と、
上記スクリーンを間に挟んだ状態での上記スキージと上記被印刷板との上記延在方向における接触長さに応じて、上記延在方向に沿って上記スキージの単位長さ当たりの押圧力を一定にし等分布荷重とする押下を上記押下装置に行わせる制御装置(180)と、
を備えたことを特徴とするスクリーン印刷装置。 - 上記制御装置は、上記被印刷板の寸法情報と、該被印刷板と上記印刷方向における上記スキージの存在位置との相対的な位置情報とに基づいて、上記スクリーンを介しての上記スキージと上記被印刷板との上記接触長さを算出して上記押下装置の制御を行う、請求項1記載のスクリーン印刷装置。
- スクリーン(18)を押圧しながら印刷方向に移動して該スクリーン上の印刷ペーストを当該スクリーンの開口に充填し、かつ上記印刷方向に直交する延在方向のほぼ中央を中心に揺動自在なスキージ(111a,111b)と、
位置決めし固定された被印刷板(24)へ上記印刷ペーストを印刷塗布する際に、上記延在方向における上記スキージの少なくとも一端部分を上記スクリーンの厚み方向へ押下する押下装置(123)と、
上記スクリーンを間に挟んだ状態での上記スキージと上記被印刷板との上記延在方向における接触長さに応じて、上記延在方向に沿って上記スキージの単位長さ当たりの押圧力を一定にし等分布荷重とする押下を上記押下装置に行わせる制御装置(180)とを備え、
上記制御装置は、上記被印刷板の寸法情報と、該被印刷板と上記印刷方向における上記スキージの存在位置との相対的な位置情報とに基づいて、上記スクリーンを介しての上記スキージと上記被印刷板との上記接触長さを算出して、該接触長さに基づいて上記スキージの中央から当該スキージの延在方向における上記被印刷板の両端部までの各距離の比に従い上記押下装置の制御を行うことを特徴とするスクリーン印刷装置。
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