JP4197522B2 - エンジン - Google Patents
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Description
しかしながら、このような従来のものにあっては、カムシャフトに設けられたカムチェーン用のスプロケットの内側にデコンプ装置が設けられ、そのスプロケットの外側にブリーザ装置が配設されているため、シリンダヘッド側において、デコンプ装置やブリーザ装置を配設するスペースが大きくなってしまう、という問題があった。
かかる課題を達成することのできる本発明のエンジンは、クランク軸からの駆動力が伝達される回転部材がカムシャフトに固定され、該回転部材の外側に、ブリーザ装置の回転部分であるブリーザ回転体が固定され、該ブリーザ回転体は、筒状の環状部を有し、該環状部の内側に、デコンプ装置が配置されたことを特徴とする。
また、本発明のエンジンにおいて、前記デコンプ装置は回動部を有し、該回動部が前記環状部の内側に配設されることが好ましい。
また、本発明のエンジンにおいて、前記デコンプ装置は、前記回動部にデコンプカムの一端部が連結され、該デコンプカムの他端部が排気用カム部側まで延長されることが好ましい。
また、本発明のエンジンにおいて、前記デコンプ装置は、カム軸方向の最も外側の部位が、前記ブリーザ回転体の環状部のカム軸方向の先端より前記回転部材側に位置していることが好ましい。
また、本発明のエンジンにおいて、前記カムシャフトの前記ブリーザ装置側の端部に、ウオータポンプ装置のインペラ軸が着脱自在に嵌合され、該ウオータポンプ装置が前記ブリーザ装置の外側に隣接して配置されることが好ましい。
また、本発明のエンジンにおいて、前記ブリーザ装置は、前記ブリーザ回転体に対向して配置される固定部分であるブリーザ固定体を有し、該ブリーザ固定体は、前記ブリーザ装置側と前記ウオータポンプ装置側とを仕切る隔壁に固定され、該隔壁に前記インペラ軸が嵌合されて抜け止めされていることが好ましい。
また、本発明のエンジンにおいて、前記ブリーザ装置は、前記ブリーザ回転体に対向して配置される固定部分であるブリーザ固定体を有し、ブリーザ固定体は、前記ブリーザ装置側と前記ウオータポンプ装置側とを仕切る隔壁に固定され、該隔壁に開口が形成され、該開口を介して、前記ブリーザ装置で分離された気体が、エアクリーナ側へ抜けて行くように構成されることが好ましい。
図2は、同実施の形態に係るエンジンのデコンプ装置やカムチェーン等を示す側面図である。
図3は、同実施の形態に係るデコンプ装置の回動部等を示す側面図である。
図4は、同実施の形態に係るデコンプ装置の回動部等を示す分解斜視図である。
図5は、同実施の形態に係るカムシャフトや接続部材等を示す分解斜視図である。
図6は、同実施の形態に係るデコンプ装置の作動状態を示すロッカーアーム及び排気バルブ等の動きを示す斜視図である。
図7は、同実施の形態に係るデコンプカムの動きを示す説明図である。
なお、図中の符号、11はエンジン、16はシリンダヘッド、18はブリーザ装置、19はデコンプ装置、20はウオータポンプ装置、22はカムシャフト、23はカムチェーン、24は吸気バルブ、25は排気バルブ、31はロッカーアーム、32はスプロケット(回転部材)、33はブリーザ回転体、42は回動部、43は基端側部、44は先端側部、47はデコンプカム、47aは被押圧ピン、47bはカム本体、47cはデコンプカム部である。
図1乃至図7に、この発明の実施の形態を示す。
まず構成を説明すると、図1中符号11は、鞍乗り型車両としての自動二輪車に配設された単気筒4サイクル、4バルブのエンジンで、このエンジン11には、シリンダヘッド16が図示省略のシリンダブロックの上側に固定され、このシリンダヘッド16にブリーザ装置18、デコンプ装置19及びウオータポンプ装置20が配置されている。
詳しくは、そのシリンダヘッド16には、カムシャフト22が回転自在に配設され、このカムシャフト22と図示省略のクランク軸とが巻掛け伝動帯としてのカムチェーン23を介して連結され、クランク軸が回転されることにより、カムチェーン23を介してカムシャフト22が回転されるようになっている。
このカムシャフト22が回転されることにより、吸気及び排気用の各バルブ24,25が所定のタイミングで開閉されるように構成されている。このカムシャフト22は、図1に示すように、カムシャフト本体26に接続部材27がボルト28により固定されると共に、そのカムシャフト本体26と接続部材27との間に廻止め部材29が嵌合されて両者が一体となって回転されるように構成されている。
そのカムシャフト本体26には、吸気用カム部26a及び排気用カム部26bが形成され、これらカム部26a,26bにロッカーアーム30,31が摺接されることにより、これらロッカーアーム30,31を介して前記各バルブ24,25が開閉されるように構成されている。
また、そのカムシャフト22の接続部材27には、前記カムチェーン23が掛け渡される回転部材としてのスプロケット32が固定されると共に、このスプロケット32の外側に、前記ブリーザ装置18のブリーザ回転体33が固定され、そのスプロケット32の回転と共にブリーザ回転体33が回転するように構成されている。
このブリーザ回転体33には、略筒状の環状部33aが突出して形成され、このブリーザ回転体33の外側には、ブリーザ固定体34が配設され、そのブリーザ回転体33の環状部33aの先端部の内側に、ブリーザ固定体34の環状部34aの先端部が挿入されて、両環状部33a,34aの先端部同士がオーバーラップするように配置され、環状部33aと環状部34aとの間には、隙間Cが形成されている。
そのブリーザ固定体34は、ブリーザ装置18側とウオータポンプ装置20側とを仕切る隔壁36に固定され、この隔壁36にインペラ軸50の嵌合溝50cが嵌合されて抜け止めされている。この隔壁36は、ブリーザ固定体34と共にウオータポンプハウジング41に取り付けられるようになっており、ウオータポンプ装置20にサブ組立てされるようになっている。また、この隔壁36には、複数ヶ所に開口36aが形成され、ブリーザ装置18で分離された気体が、これら開口36aを介してウオータポンプ装置20側の気体室37、そして、図示省略のエアクリーナ側に抜けて行くように構成されている。
ここで、ブリーザ装置18の作用について説明する。
エンジン11の駆動状態で、エンジン11の燃焼室48内が高圧となると、この燃焼室48内から気体と液体(オイル)との気液混合気が、ピストンリングの隙間を通り抜けてケース内へ漏れ、この気液混合気が圧力の低い方であるブリーザ装置18側へ逃げて行く。そして、このブリーザ装置18では、エンジン11の駆動状態で、スプロケット32と共にブリーザ回転体33が回転しているため、その気液混合気が、回転しているブリーザ回転体33と、固定状態のブリーザ固定体34との隙間Cを矢印aに示すように通り、ブリーザ装置18内に流入する。
その気液混合気がその間隙Cを通過することにより、その間隙Cからブリーザ装置18内に流入する際に膨張し、気液混合気の液体が気体から分離されて、この液体が、ブリーザ回転体33が回転しているため、この遠心力により、そのブリーザ回転体33の内壁面に付着する。この付着した液体は、その間隙Cを介して外側に流れ落ち、更に、チェーン室38の内壁39を伝わって下方に流れ、図示省略のオイルパン(ケース下部)まで戻ることとなる。
そして、ブリーザ装置18内で分離された気体は、更に、矢印bに示すように、隔壁36の開口36aを介して、ウオータポンプ装置20側の気体室37内に抜けて行く。その気体が、その気体室37内で更に膨張されるため、ここでも、気液分離が行われ、液体が底壁に溜まり、矢印cに示すように、排出孔53を介して、チェーン室38の内壁39を伝わって下方に流れ、図示省略のオイルタンクまで戻ることとなる。
一方、気体室37内で更に分離された気体は、この気体室37内側から図1中矢印dに示すように、エアクリーナ側に流れて行く。
また、かかる気液を分離するブリーザ装置18の中に、前記デコンプ装置19が配置されている。
このデコンプ装置19は、圧縮行程時に排気バルブ25を少し開いて圧力を逃がすものであり、このブリーザ装置18のブリーザ回転体33の内側に配設されている。
このデコンプ装置19は、図3及び図4に示すように、回動部42の一部を構成する基端側部43が回動軸45を介してスプロケット32に回動自在に設けられ、スプリング46により図3中時計回りに付勢されている。その基端側部43には、先端部側に先端側部44が固定されることにより、回動部42が構成されている。その先端側部44の先端部には、一対の作動ピン44aが突設されている。そして、このデコンプ装置19は、カム軸方向に沿う最も外側の部位(先端側部44)がブリーザ回転体33の環状部33aのカム軸方向に沿う先端よりスプロケット32側(内側)に位置している。
その作動ピン44a,44aの間に、デコンプカム47の被押圧ピン47a(一端部)が挿入されて連結されている。このデコンプカム47は、図5に示すように、カム本体47bが円柱状を呈し、このカム本体47bから前記被押圧ピン47aが突設されると共に、そのカム本体47bの先端部に半円形状のデコンプカム部47cが形成されている。
このデコンプカム47のカム本体47bが、接続部材27の貫通孔27aに挿入されると共に、カムシャフト本体26の排気用カム部26bの挿入孔26cに挿入されている。この挿入状態で、デコンプカム47が所定角度回動されることにより、断面が半円形状のデコンプカム部47c(他端部)が排気用カム部26bの表面から突出し、又、表面より没入するように構成されている。
図6及び図7(a)に示すように、このデコンプカム部47cの、排気用カム部26bの表面からの突出状態で、図6に示すように、排気用ロッカーアーム31の一端部31aがそのデコンプカム部47cに乗り上げた状態では、この排気用ロッカーアーム31の押圧部31bにより、排気バルブ25が押圧されて、このバルブ25が僅かに開かれた状態にある。この排気バルブ25が僅かに開くタイミングは、圧縮行程であり、燃焼室48内のガスを外部に抜くことにより、燃焼室48内の圧力上昇を抑えるようにしている。
すなわち、エンジン11の低回転時には、回動部42の遠心力がそれ程大きくないため、スプリング46の付勢力により、回動部42が図3中実線に示す位置まで回動されている。この状態で、デコンプカム部47cが回動して半円形状が起立した状態となっており、デコンプ作動状態となっている。
一方、エンジン11の高回転時には、回動部42の遠心力が大きくなるため、スプリング46の付勢力に抗して回動部42が図3中実線に示す位置から二点鎖線に示す位置まで反時計回りに回動する。これで、一対の作動ピン44aにより、被押圧ピン47aが可動されて、デコンプカム47が回動され、デコンプカム部47cが排気用カム部26bの表面から没入した状態となる。これにより、デコンプ解除状態となるように構成されている。さらに、前記ウオータポンプ装置20は、インペラ軸50の一端部50aが前記ボルト28に接続され、このインペラ軸50の他端部50bには、ポンプ室51内に収容されたインペラ52が配設されている。そして、このポンプ室51から延長されたポンプ側冷却水通路がシリンダヘッド16に形成されたヘッド側冷却水通路に直接接続されている。
そのインペラ52が回転されることにより、ラジエター側から冷却水がポンプ室51内に吸い込まれ、このポンプ室51からポンプ側冷却水通路を介して、シリンダヘッド16のヘッド側冷却水通路に供給されるように構成されている。
上記のようなものにあっては、デコンプ装置19の回動部42等が、ブリーザ装置18のブリーザ回転体33の環状部33aの内側に配置されることにより、カムシャフト22の軸方向の幅を極力短くできる。その結果、デコンプ装置19やブリーザ装置18の配設スペースをコンパクトにできる。
また、ブリーザ装置18内でオイルが分離されて、このオイルが環状部33aの内壁に付着するため、この環状部33a内のデコンプ装置19に付着することから、デコンプ装置19の潤滑性を向上させることができる。
さらに、凹凸形状のデコンプ装置19がブリーザ装置18内で回転することから、気液の分離機能を向上させることができる。
さらにまた、デコンプ装置19がブリーザ回転体33の環状部33a内に配置されているため、スプリング46配設前等において、このデコンプ装置19の回動部42が、この環状部33aに当接することにより、この環状部33aが回動部42のストッパとしての機能を発揮させることができる。
しかも、デコンプ装置19は、回動部42にデコンプカム47の一端部(被押圧ピン47a)が連結され、このデコンプカム47の他端部(デコンプカム部47c)が排気用カム部26b側まで延長されたため、ブリーザ装置18内に配設されたデコンプ装置19の回動部42からの駆動力をデコンプカム47を介して確実に排気用カム部26b側に伝達させることができる。
また、デコンプ装置19はカム軸方向の最も外側の部位(先端側部44)が、ブリーザ回転体33の環状部33aのカム軸方向の先端よりスプロケット32側(内側)に位置しているため、そのブリーザ回転体33内にデコンプ装置19が完全に収納された状態となることから、特に、デコンプ装置19をスプロケット32に取り付ける前の状態において、そのブリーザ回転体33内にデコンプ装置19を収容した状態で保管、取付け作業等を行うことができ、デコンプ装置19を保護することができる。
さらに、カムシャフト22のブリーザ装置18側の端部に、ウオータポンプ装置20のインペラ軸50が着脱自在に嵌合され、ウオータポンプ装置20がブリーザ装置18の外側に隣接して配置されたため、ブリーザ装置18の外側にウオータポンプ装置20が配設されたものにおいても、カムシャフト22の軸方向の幅を極力短くできる。
さらにまた、ブリーザ装置18のブリーザ固定体34が、ブリーザ装置18側とウオータポンプ装置20側とを仕切る隔壁36に固定され、この隔壁36にインペラ軸50が嵌合されて抜け止めされているため、ブリーザ装置18のブリーザ固定体34が固定された隔壁36により、効率良くインペラ軸50の抜け止めを行うことができる。
なお、上記実施の形態では、自動二輪車用のエンジン11に、この発明を適用しているが、勿論他の用途に用いられるエンジンにも適用できる。また、エンジンの種類も、単気筒、4バルブのものに限らず、他のタイプのものでも良い。さらに、「回転部材」としてスプロケット32を適用しているが、これに限らず、スプロケット32の代わりにプーリを適用し、カムチェーン23の代わりにベルトを用いることもできる。また、スプロケット32の代わりにギヤを適用し、クランク軸からの駆動力を複数のギヤを用いて伝達するようにすることもできる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2003年7月10日出願の日本特許出願(特願2003−195210)、2004年3月19日出願の日本特許出願(特願2004−080057)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
また、ブリーザ装置内でオイルが分離されて、このオイルが環状部の内壁に付着するため、この環状部内のデコンプ装置に付着することから、デコンプ装置の潤滑性を向上させることができる。
さらに、凹凸形状のデコンプ装置がブリーザ装置内で回転することから、気液の分離機能を向上させることができる。
さらにまた、デコンプ装置がブリーザ回転体の環状部内に配置されているため、このデコンプ装置の回動部が、この環状部に当接することにより、この環状部が回動部のストッパとしての機能を発揮させることができる。
また、デコンプ装置は、回動部にデコンプカムに一端部が連結され、このデコンプカムの他端部が排気用カム部側まで延長されることで、ブリーザ装置内のデコンプ装置の回動部からの駆動力をデコンプカムを介して確実に排気用カム部側に伝達することができる。
また、デコンプ装置はカム軸方向の最も外側の部位が、ブリーザ回転体の環状部のカム軸方向の先端より回転部材側に位置していることで、そのブリーザ回転体内にデコンプ装置が完全に収納された状態となることから、特に、デコンプ装置を回転部材に取り付ける前の状態において、そのブリーザ回転体内にデコンプ装置を収容した状態で保管、取付け作業等を行うことができ、デコンプ装置を保護することができる。
また、カムシャフトのブリーザ装置側の端部に、ウオータポンプ装置のインペラ軸が着脱自在に嵌合され、ウオータポンプ装置がブリーザ装置の外側に隣接して配置されることで、ブリーザ装置の外側にウオータポンプ装置が配設されたものにおいても、カムシャフトの軸方向の幅を極力短くできる。
また、ブリーザ装置のブリーザ固定体が、ブリーザ装置側とウオータポンプ装置側とを仕切る隔壁に固定され、隔壁にインペラ軸が嵌合されて抜け止めされていることで、ブリーザ装置のブリーザ固定体が固定された隔壁により、効率良くインペラ軸の抜け止めを行うことができる。
Claims (7)
- クランク軸からの駆動力が伝達される回転部材がカムシャフトに固定され、前記回転部材のカム軸方向外側に、ブリーザ装置の回転部分であるブリーザ回転体が固定され、該ブリーザ回転体は、筒状の環状部を有し、該環状部の内側における気液を分離する空間内に、デコンプ装置が配置されたことを特徴とするエンジン。
- 前記デコンプ装置は回動部を有し、該回動部が前記環状部の内側に配設されたことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のエンジン。
- 前記デコンプ装置は、前記回動部にデコンプカムの一端部が連結され、該デコンプカムの他端部が排気用カム部側まで延長されたことを特徴とする請求の範囲第2項に記載のエンジン。
- 前記デコンプ装置は、カム軸方向の最も外側の部位が、前記ブリーザ回転体の環状部のカム軸方向の先端より前記回転部材側に位置していることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項の何れか一つに記載のエンジン。
- 前記カムシャフトの前記ブリーザ装置側の端部に、ウオータポンプ装置のインペラ軸が着脱自在に嵌合され、該ウオータポンプ装置が前記ブリーザ装置のカム軸方向外側に隣接して配置されたことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項の何れか一つに記載のエンジン。
- 前記ブリーザ装置は、前記ブリーザ回転体に対向して配置される固定部分であるブリーザ固定体を有し、該ブリーザ固定体は、前記ブリーザ装置側と前記ウオータポンプ装置側とを仕切る隔壁に固定され、該隔壁に前記インペラ軸が嵌合されて抜け止めされていることを特徴とする請求の範囲第5項に記載のエンジン。
- 前記ブリーザ装置は、前記ブリーザ回転体に対向して配置される固定部分であるブリーザ固定体を有し、ブリーザ固定体は、前記ブリーザ装置側と前記ウオータポンプ装置側とを仕切る隔壁に固定され、該隔壁に開口が形成され、該開口を介して、前記ブリーザ装置で分離された気体が、エアクリーナ側へ抜けて行くように構成されたことを特徴とする請求の範囲第5項に記載のエンジン。
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