JP4196943B2 - クレーンの安全装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ブームとジブとを備えたクレーンに適用される安全装置に関するものである。
従来、クローラ式タワークレーン等のブームとジブを備えたクレーンにおいては、下記特許文献1及び2に開示されているように、作業終了時やジブ分解時等のブームを倒伏する際には、ジブを折り畳むようにしている。具体的に、図17に示すように、ブーム201を倒伏する場合には、まず、ブーム201が起立した状態でジブ202を先端部が降下する方向に回動して、ジブ202をブーム201に抱持させる(同図の状態A)。そして、その状態でブーム201を倒伏動作し、ブーム201先端に設けられたストラット203が接地したところで、ブーム201の倒伏動作を終了する(同図の状態B)。このようにストラット203でブーム201及びジブ202の重量を支える状態にしてブーム201の倒伏動作を終了するようにしている。
特開2002−46981号公報 特開2001−302180号公報
しかしながら、従来のクレーンにおいては、ジブ202をブーム201に抱持した状態でブーム201の倒伏動作を行うことから、実際に装着されているブーム201及びジブ202の長さ関係等によっては、ブーム201の倒伏動作時にストラット203が接地する前にジブ202の先端部が接地する虞があり、その場合にジブ202の先端部が接地した後もブーム201の倒伏動作を継続するとブーム201やジブ202等の構成部材を折損する虞があった。
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ブームの倒伏動作時にブームやジブ等の構成部材が折損するのを防止することにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、クレーン本体に起伏可能に支持されたブームと、前記ブームに基端部が回動可能に支持されたジブとを備え、このジブがブーム倒伏時における前記ブームの下方でブームに対向する対向位置まで回動可能に構成されたクレーンの安全装置を前提として、ブーム倒伏動作時における前記ジブの先端部の接地を検出する接地検出手段と、前記接地検出手段の検出結果に基づいて、ブーム倒伏動作を制限するための安全措置を実施する安全措置実施手段とを備え、前記接地検出手段は、前記ブームと前記ジブが接離する方向に変位可能に前記ブームに設けられるとともに前記ジブの先端部の接地に応じて変位する検出体と、この検出体の変位を検出する検出部とを有し、前記対向位置にあるジブの先端部の接地によって前記ブームと前記ジブとの間隔が所定幅よりも狭くなると、前記ジブに固定された押圧部の押圧によって前記検出体が変位する構成とされている。
この構成では、ジブの先端部が接地したとしてもその場合に安全措置を実施するので、それ以上のブーム倒伏動作を制限することが可能となる。この結果、ブームやジブが折損するに至るまでのブーム倒伏動作を抑止でき、ブームやジブが折損するのを防止することができる。
そして、検出部が検出体の変位によってジブ先端部の接地を検出するので、ブーム等の折損が生ずる前に安全措置の実施を確実に行うことができる。さらに、ジブ先端部の接地によってブームとジブとの間の間隔が変化するのを検出体の変位によって検出できるので、倒伏時にブームとジブとが衝突する前に確実に安全措置を実行することができる。
具体的な構成として、前記検出体が、前記ジブの先端部における接地可能な位置に配置されていれば、検出体がジブ先端部の接地を直接検出することができ、接地検出を確実なものにすることができる
記ブームには、このブームに面する部位で前記押圧部と係合して抜け止めとなる抜け止め位置と、この抜け止め位置から引抜かれた離脱位置との間で移動可能なラッチ用ピンが設けられているのが好ましい。この構成では、押圧部とラッチ用ピンとが、ブームとジブとを対向位置に保持するためのラッチ機構を構成する。したがって、このラッチ機構によってブームとジブとを対向位置に保持した状態でブーム倒伏動作を行うことができる一方、このラッチ機構を構成する押圧部を利用して検出体を変位させることができるので、部品点数が増大するのを抑制することができる
記安全措置実施手段は、前記ジブの先端部の接地が検出されると警報を発する警報手段によって構成されていてもよい。こうすれば、ジブの先端部が地面に接触したことをオペレータに速やかに知らせることができ、ブーム等の折損に至る前にブーム倒伏作業の停止を促すことができる。
一方、前記安全措置実施手段が、前記ジブの先端部の接地が検出されると前記ブームの倒伏動作を停止する停止手段によって構成されていれば、オペレータの技量に関わり無く、確実にブーム等の折損を防止することができる。
また、ブーム角度検出器による検出角度がブーム倒伏動作時に前記ジブの先端部が接地する前の所定のブーム角度になると、予報音を発する予報手段が設けられていてもよい。この構成では、危険な状態になる前に予めオペレータに注意を促して慎重な操作を行わせることが可能となる。この結果、オペレータの反応の遅れ等による危険を防止することができる。
また、ブーム角度検出器による検出角度がブーム倒伏動作時に前記ジブの先端部が接地する前の所定のブーム角度になると、ブームの倒伏速度の減速を行う減速手段が設けられていれば、オペレータの反応の遅れがあった場合であっても、危険から回避しやすくなり、またジブが接地したときに倒伏動作を停止する構成の場合には、危険に至る前で確実にブームの倒伏動作を止めることができるようになる。
また、装着されている前記ブーム及びジブの諸元を含むデータに基づいて、前記ジブの先端部が接地するブーム倒伏角度が存在するか否かを判定する判定手段が設けられ、前記判定手段によって前記ジブの先端部が接地するブーム倒伏角度が存在すると判定された場合に前記安全措置を実施する一方、それ以外の場合には前記安全措置を実施しないように構成されていれば、必要な場合にのみ安全措置を実施するようになるので、操作性が悪化するのを防止することができる。
また、前記ジブは、前記ブームに接続される下部ジブと、この下部ジブに連結される中間ジブと、この中間ジブに連結される上部ジブとからなるものであり、前記中間ジブに対して上部ジブを位置固定する一方、引抜かれると上部ジブが接地によって中間ジブに対して折れ曲がるのを許容する連結ピンと、前記連結ピンが引抜かれたことを検出する引抜き検出手段と、前記連結ピンが引抜かれると、前記安全措置の実施を制限する安全措置解除手段とが設けられている構成としてもよい。この構成では、連結ピンを引抜けば上部ジブが折れ曲がるのが許容されるので、安全措置が実施された後、さらにブーム倒伏動作を行うことが可能となる。この結果、ブーム倒伏動作の際、ストラットよりもジブ先端部が先に接地する場合においても、ブームやジブの破損を防止し、作業の安全性を向上することができる。
以上説明したように、本発明によれば、ジブの先端部が接地したのを検出するとブーム倒伏動作を制限するための安全措置を実施するようにしたので、ブーム倒伏動作時にブームやジブ等の構成部材が折損するのを防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
《実施形態1》
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る安全装置が適用されたクレーン10の全体構成を示している。このクレーンは、クレーン本体11と、このクレーン本体に11に取り付けられたアタッチメント12とを備えている。クレーン本体11は、クローラ式の下部走行体14と、この下部走行体14上に縦軸まわりに旋回自在に搭載された上部旋回体15とを備えている。
アタッチメント12は、クレーン本体11に取り付けられるブーム(タワーブーム)17と、このブーム17の先端部に取り付けられるジブ19とを備えている。
ブーム17の先端部には、ブーム起伏ウィンチ21によって巻取り駆動されるブーム起伏ロープ23がスプレッダ24及びブームガイライン25を介して接合されており、ブーム17は、ブーム起伏ロープ23の繰り出し、引き込みにより起伏動作するようになっている。
ジブ19の先端部には、ジブ起伏ウィンチ27によって巻取り駆動されるジブ起伏ロープ29がジブ起伏装置(ストラット)30及びジブガイライン31を介して接合されており、ジブ19は、ジブ起伏ロープ29の繰り出し、引き込みにより回動動作するようになっている。このジブ19の回動中心は、ブーム17が倒伏された状態で下側となる前面側の先端部となっている。そして、ジブ19は、倒伏時におけるブーム17の下方でブーム17と略平行になる折り畳み状態となるまで回動するようになっている。
ジブ19は、下部ジブ36と中間ジブ35と上部ジブ37とを連結した構成となっている。下部ジブ36の一端がブーム17に接続されており、この下部ジブ36の他端は中間ジブ35の一端に連結されている。そして、中間ジブ35の他端が上部ジブ37に連結されている。中間ジブ35と上部ジブ37との連結部には、連結ピン33が設けられている。この連結ピン33は、ジブ19が折り畳まれた状態でブーム17と反対側の位置で中間ジブ35と上部ジブ37とをピン結合する。また、ブーム17側の位置にも連結ピンが設けられている。そして、ブーム17と反対側(図3における下側)の連結ピン33が引抜かれた状態のジブ19は、図3に示すように、上部ジブ37が接地すると、ブーム17側の連結ピン33を中心として中間ジブ35に対して折れ曲がるのが許容されるようになっている。
アタッチメント12には、図4に示すように、ジブ19を折り畳み状態で保持するラッチ機構41が設けられている。なお、ジブ19を折り畳み状態にしてブーム17を倒伏させるとジブ19がブーム17の下方に位置するので、図4の上下関係はその状態での上下関係に合わしている。
ラッチ機構41の構成について具体的に説明する。ブーム17の主柱17a間にはブーム側ブラケット43が架設され、また中間ジブ35の主柱35a間にはジブ側ブラケット45が架設されている。両ブラケット43,45は、折り畳み状態にしたときに平行になる状態で配設されている。
ブーム側ブラケット43は、図5〜図7に示すように、ブーム17の長さ方向に所定の間隔をおいて配設された一対のアングル材43aによって構成されている。両アングル材43a間には、ロックフレーム47が固定されている。このロックフレーム47には、一方(図5等の下方)が開放された案内室49が設けられている。案内室49を構成するブーム長さ方向に対向する側壁部49a,49bにはピン案内孔49c、ロック孔49dが設けられている。ピン案内孔49cは一方の側壁部49aに貫通形成され、ロック孔49dはもう一方の側壁部49bに貫通形成されている。そして、このピン案内孔49cとロック孔49dは、側壁部49a,49bの下部でブーム17の長さ方向に対向するように配置されている。
案内室49内には、受け部の一例としてのブロック部材51が上下方向に移動可能に配置されている。ブロック部材51には上方へ延びるロッド部材53が立設されている。案内室49の上面部49eに貫通孔が形成されていて、ロッド部材53は、この貫通孔を貫通して上面部49eよりも上方へ突出している。
案内室49の上面部49eとブロック部材51との間には、ロッド部材53に外嵌された状態でコイルばね55が配設されている。このコイルばね55は、通常時にブロック部材51を下方に位置付けることでピン案内孔49cとロック孔49dとの間を確実に遮断するようにするためのものである。
ロックフレーム47には、支持部材57が突設され、この支持部材57にはレバー59が揺動可能に支持されている。レバー59の一端部(下端部)には、先端部がピン案内孔49c内に挿入されるラッチ用ピン61が設けられている。このラッチ用ピン61は、ブーム長さ方向に延びるように配設され、レバー59の揺動によってピン案内孔49cのみに挿入される離脱位置(図5)と、この離脱位置から案内室49内へと進入してピン案内孔49cとロック孔49dとに跨る抜け止め位置(図6及び図7)との間を前進・後退移動するようになっている。
レバー59とロックフレーム47との間には、ラッチ用ピン61がピン案内孔49c内へ進入する方向へ付勢する付勢部材63が配設されている。
一方、ジブ側ブラケット45には、ブーム側ブラケット43に向かって突設された一対の脚部材66,66が設けられている。この脚部材66,66は、ジブ長さ方向と直交する方向に間隔をおいて配置されるものであり、両脚部材66,66の先端部同士に架設されるハンガーピン68が設けられている。このハンガーピン68は、本発明でいう押圧部を構成するものである。ハンガーピン68はジブ19の長さ方向と直交する方向に延びる姿勢で固定されているので、ジブ19の折り畳み状態時には、ハンガーピン68はラッチ用ピン61と直交配置の関係になっている。そして、ジブ19が折り畳み状態となったときには、ハンガーピン68はラッチ用ピン61の位置を越えてブーム側ブラケット43に近づき、ブロック部材51に当接して押し上げ、ピン案内孔49cが開口するとラッチ用ピン61が抜け止め位置まで前進してハンガーピン68の抜け止めがなされるようになっている(図6参照)。この状態では、ハンガーピン68がラッチ用ピン61の上側に位置し、ラッチ用ピン61におけるブーム17に面する部位がハンガーピン68と係合している。そして、ハンガーピン68の上にブロック部材51が載置された状態となっている。
この状態でジブ19の先端部が接地すると、上部ジブ37が地面に押されてジブ側ブラケット45がブーム側ブラケット43に近づくことになるので、このときハンガーピン68は、図7に示すように、さらに上昇することとなる。そして、ブーム17の倒伏動作を続けると、ハンガーピン68は、ブロック部材51を押し上げるように動作する。これに伴ってロッド部材53も上昇する。
ブーム側ブラケット43には、図4に示すように、ジブ側ブラケット45に向かって突設されたストッパ70が設けられている。このストッパ70は、両ブラケット43,45間の間隔が、その構成部材が折損する程度に近づくのを防止するためのものである。
アタッチメント12には、図4に示すように、倒伏時のジブ19の先端部の接地を検出する接地検出手段72が設けられている。この接地検出手段72は、前記ロッド部材53に取り付けられた検出体73と、この検出体73の変位を検出する検出部の一例としての検出器74とを備えている。
検出体73には、上下に貫通するねじ孔が形成されており、ロッド部材53の先端部には雄ねじが切られている。そして、検出体73はこの雄ねじに螺合することによってロッド部材53に取り付けられるとともに、その上下をそれぞれダブルナットで挟み込まれ、検出体73は、上下方向の位置調整を可能としつつロッド部材53に固定されている。これにより、検出体73は、ブロック部材51と一体となって動くようになっている。
検出体73は、案内室49の上面部49eに設けられた貫通孔は通過できない形状に形成されている。これにより、検出体73は、案内室49の上面部49eに載置された状態が下端位置となる。
検出器74はリミットスイッチによって構成されていて、この検出器74はアングル材43aに固定された取付板77に取り付けられている。検出器74は、検出体73が下端位置から所定距離だけ離れた検知位置まで変位すると、センサ部を押し上げてオン状態となり、検出信号を出力するように構成されている。
次に、本実施形態1に係る安全装置が適用されたクレーン10の制御系統について、図8を参照しながら、説明する。
図8に示すように、クレーン10は、コントローラ80を備えており、このコントローラ80は、入力部81と演算部82とメモリ部83と出力部84とを有する。メモリ部83には制御マップやデータ並びにプログラムが記憶されており、演算部82がこれら制御マップやデータ並びにプログラムを実行することによって、コントローラ80には、判定手段86と、減速手段87と、予報手段88と、警報手段89と、停止手段90とが機能的に含まれている(図9参照)。
コントローラ80は、ブーム角度検出器92からの検出信号、検出器74からの検出信号、アタッチメント諸元入力装置94からの信号を入力とし、ブーム倒伏減速信号、ブーム停止信号、予報信号、警報信号を出力とする。ブーム角度検出器92は、公知のものであり、ブーム17に設置されている。
判定手段86は、アタッチメント諸元入力装置94に入力されたブーム長さのデータ、ジブ長さのデータ、ストラット30の形状データ等を含むデータに基づいて、ブーム倒伏時にジブ19の先端部が接地する倒伏角度が存在するか否かを判定するとともにその倒伏角度を導出する。すなわち、倒伏時にストラット30が接地する前にジブ19の先端部が接地するかどうかを演算し、ジブ19先端部が接地する倒伏角度を導出する。なお、コントローラ80並びにアタッチメント諸元入力装置94として、クレーン10に搭載されている過負荷防止装置を使用することができる。
減速手段87は、ブーム17の倒伏時にブーム角度検出器92による検出角度が所定の角度(例えば、15度)になると、ブーム倒伏減速信号を出力する。ブーム起伏用電磁比例弁96は、この信号が入力されるとブーム17の倒伏速度を減速するように構成されている。
予報手段88は、ブーム角度検出器92による検出角度が上記所定の角度(例えば、15度)になると、予報信号を出力する。予報警報器98は、予報信号が入力されると予報音を発するように構成されている。
警報手段89は、検出器74が出力した検出信号が入力されると警報信号を出力する。予報警報器98は、警報信号が入力されると警報音を発するように構成されている。
停止手段90は、検出器74が出力した検出信号が入力されるとブーム停止信号を出力する。ブーム17起伏用電磁比例弁96は、この信号が入力されるとブーム17の倒伏動作を停止するように構成されている。
以上のように構成されたクレーンの動作について、図10に基づいて説明する。
まず、ステップS1において、メモリ部83に記憶されているブーム長さのデータ、ジブ長さのデータ、ストラット30の形状データ等を含むデータを読み出し、ステップS2において、ブーム17の倒伏動作時にジブ19の先端部が接地する倒伏角度が存在するか否かをステップS1で読み出したデータに基づいて判定する。そのような倒伏角度が存在しないブーム17等の組み合わせであると判定された場合には、以下の制御を実行することなく終了する。一方、ステップS2でジブ19の先端部が接地する倒伏角度が存在する組み合わせであると判定された場合には、ステップS3に進む。すなわち、以下に説明するブーム倒伏動作を制限するための安全措置は、ジブ19の先端部が接地する倒伏角度が存在すると判定されたときのみ実施される。
ステップS3において、ブーム角度検出器92が検出したブーム角度を読み込み、ステップS4において、倒伏動作時に検出角度が15度以下になったか否かを判定する。15度になるまではステップS3に戻る一方、15度以下になると、ステップS5に進み、ブーム17の倒伏速度を減速するとともに、予報音を発する。このとき、ブーム角度検出器92の検出角度の変化量に応じて徐々に減速の割合を強めていっている。このように倒伏速度の減速と予報音により、オペレータはジブ19の先端部が接地する危険性を察知することができ、倒伏動作を慎重に行うように促すことができる。
そして、その後もブーム17の倒伏動作が継続されると、ステップS6において検出器74がオン状態になったか否かが判定される。すなわち、ジブ19の先端部が接地し、その後もブーム17が倒伏されると、ラッチ機構41のハンガーピン68がブロック部材51を押上げ(図6及び図7参照)、これに伴って検出体73が上昇するので、検出器74によって検出体73の上昇を監視している。
そして、検出器74がオン状態になると、ステップS6からステップS7に移り、予報音に代えて警報音を発するとともに、ブーム17の倒伏動作を停止する制御を実行する。このときジブ側ブラケット45がストッパ70に当接する直前の状態にある。
この後、ステップS8において、検出器74がオフになったか否かが判定され、オフになるまでステップS7に戻る一方、検出器74がオフになるとステップS9に進む。これは、中間ジブ35と上部ジブ37とを連結する連結ピン33が引抜かれて、上部ジブ37が中間ジブ35に対して折れ曲がり可能となる(図3参照)と、中間ジブ35が降下してブーム17と中間ジブ35との間隔が広がるので、それを検出している。そして、検出器74がオフになると、警報を解除するとともに、倒伏動作の停止制御を解除する。これにより、更なる倒伏動作が可能となり、オペレータはブーム17をさらに下げることができ、ストラット30を地上にあずけることが可能になる。
以上説明したように、本実施形態1によれば、ジブ19の先端部が接地したとしてもその場合に安全措置を実施するので、それ以上のブーム倒伏動作を制限することが可能となる。この結果、ブーム17やジブ19が折損するに至るまでのブーム倒伏動作を抑止でき、ブーム17やジブ19等の構成部材が折損するのを防止することができる。
さらに、本実施形態1では、ジブ19先端部の接地によってブーム17と中間ジブ35との間の間隔が変化するのを検出する構成としているので、倒伏時にブーム17と中間ジブ35とが衝突する前に確実に安全措置を実行することができる。
また、本実施形態1では、ラッチ機構41によってブーム17とジブ19とを対向位置に保持した状態でブーム倒伏動作を行うことができる一方、このラッチ機構41を構成するハンガーピン68を利用して検出体73を変位させることができるので、部品点数が増大するのを抑制することができる。しかも、検出体73の変位を検出することにより、ラッチ機構41を構成する部品の折損をも防止することが可能となっている。
また、本実施形態1では、ジブ19先端部の接地が検出されると警報を発するようにしているので、ジブ19先端部が接地したことをオペレータに速やかに知らせることができる。この結果、ブーム17等の折損に至る前にブーム倒伏作業の停止を促すことができる。
また、本実施形態1では、ジブ19先端部の接地が検出されると倒伏動作を停止する制御を行うようにしているので、オペレータの技量に関わり無く、確実にブーム17等の折損を防止することができる。
また、本実施形態1では、ジブ19先端部の接地が検出される前に予報音を発するようにしているので、危険な状態になる前に予めオペレータに注意を促して慎重な操作を行わせることが可能となる。この結果、オペレータの反応の遅れ等による危険を防止することができる。
また、本実施形態1では、ジブ19先端部の接地が検出される前に減速制御を行うようにしているので、オペレータの反応の遅れがあった場合であっても、危険から回避しやすくなり、またジブ19が接地したときに倒伏動作を停止する場合に、危険に至る前で確実にブーム17の倒伏動作を止めることができるようになる。
また、本実施形態1では、ジブ19先端部が接地する倒伏角度が存在すると判定された場合にのみ安全措置を実施するようにしているので、操作性が悪化するのを防止することができる。
ジブ19先端部が接地した倒伏位置にあるときに連結ピン33を引抜くと上部ジブ37が折れ曲がってブーム17と中間ジブ35との間隔が変わることになるが、本実施形態1では、ブーム17と中間ジブ35との間の間隔が変位するのを検出するようにしているため、検出体73の変位の検出を連結ピン33が引抜かれたかどうかの検出に利用することができる。
なお、本実施形態1では、検出器74がオン状態となると、警報音を発する制御とブーム17の倒伏動作の停止制御とを実行する構成としたが、これに代え、図11に示すように、取付板77に2つの検出器74A,74Bを設けるようにしてもよい。この構成では、両検出器74A,74Bは検出体73の移動方向に位置ずれして配置されており、検出体73の変位量を2段階で検出可能となっている。すなわち、第1検出器74Aは、検出体73が下端位置から第1の所定距離だけ離れた第1位置まで変位したことを検出する。一方、第2検出器74Bは、第1の所定距離よりも長い第2の所定距離だけ下端位置から離れた第2位置まで検出体73が変位したことを検出する。第1検出器74A及び第2検出器74Bは、検出体73がセンサ部を押し上げたオン状態にあるときに検出信号を出力するように構成されている。この構成では、第1検出器74Aがオン状態になったときに警報を発する制御を行い、さらに検出体73が変位して第2検出器74Bがオン状態になったときに倒伏動作の停止制御を行う構成にすることができる。
《実施形態2》
本発明の実施形態2は、上部ジブ37の先端部においてジブ19先端部の接地を直接検出するようにしたものである。すなわち、図12に示すように上部ジブ37の先端部に検出体73と検出器74が設けられている。尚、ここでは、実施形態1と同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
上部ジブ37の先端部には、一組の巻上げロープ用シーブ101,102が配設されている。巻上げロープ用シーブ101,102は、上部ジブ37を挟んでフック側である前面側と、巻上げウィンチ側である背面側とのそれぞれに設置されている。ここで、図12は、ジブ19が折り畳まれた状態でブーム17が倒伏されたときの状態を示しており、同図の上側のシーブが前面側シーブ101となり、同図の下側のシーブが背面側シーブ102となっている。背面側シーブ102を支持するブラケット104には、背面側シーブ102が接地するのを防止するサポート106が設けられている。
サポート106は、ブラケット104に固定された基部106aを備えており、この基部106aは、図13(a)(b)にも示すように、断面コ字状の側壁部106bを有し、このコ字の内側に支持板106cが固定されている。基部106aには、この基部106aに対して変位可能に検出体73が支持されている。検出体73は、基部106aと同様に断面コ字状の側壁部を有しており、この側壁部の基部側端部には天板部73aが、またその反対側端部には接地面部73bが固定されている。そして、天板部73aと支持板106cとの間にコイルばねからなるばね部材108が介在しており、検出体73は、接地面部73bが接地するとばね部材108が縮むことによって基部106aに対して相対変位するようになっている。このようにサポート106は、基部106aと検出体73とからなる。
検出器74は、リミットスイッチによって構成されており、基部106aの側壁部106bに取り付けられている。そして、検出体73が接地によって静止状態から所定距離だけ基部106aに近づくとオン状態となって検出信号を出力するように構成されている。
アタッチメント12には、図14(a)(b)に示すように、連結ピン33が引抜かれたこと検出するための引抜き検出手段110が設けられている。すなわち、本実施形態2では、上部ジブ37の先端部が接地したことを直接検出する構成のため、連結ピン33が引抜かれたか否かに拘らず、サポート106を構成する検出体73が接地している限りは、検出体73は変位しない。このため、実施形態1のように連結ピン33が引抜かれた場合にそれに連動して検出体73が変位するものではないので、実施形態2では引抜き検出手段110を設けるようにしている。
引抜き検出手段110は、引抜かれた連結ピン33を格納するための格納部112と、この格納部112に連結ピン33が格納されたことを検出する格納検出部114とを備えている。格納部112は、例えば連結ピン33を挿通可能な筒状体によって構成されていて中間ジブ35に固定されている。そして、格納検出部114は、中間ジブ35に固定されて格納部112の下方に配置されたリミットスイッチによって構成されていて、連結ピン33が格納部112に格納されるとこの連結ピン33の先端部が当接する位置に配置されている。そして、連結ピン33が当接してオン状態となると、検出信号を出力するようになっている。これにより、連結ピン33が引抜かれたことを検出可能となっている。
本実施形態2では、実施形態1と異なり、ラッチ機構41には、検出体73及び検出器74が設けられていない。
コントローラ80には、図15に示すように、判定手段86と、減速手段87と、予報手段88と、警報手段89と、停止手段90と、安全措置解除手段117とが機能的に含まれている。判定手段86、減速手段87、予報手段88、警報手段89及び停止手段90は実施形態1と同様である。
安全措置解除手段117は、格納検出部114からの検出信号が入力されると予報音、警報音を停止するとともに、ブーム17の停止制御を解除するように構成されている。
本実施形態2のクレーン10の動作について、図16に基づいて説明する。
ステップS10〜ステップS14の動作を実施形態1におけるステップS1〜S5と同様に行い、ステップS15に進む。そして、ステップS15において、検出器74がオン状態になったか否かを判定する。すなわち、上部ジブ37先端部の検出体73が接地した後もブーム17の倒伏動作が継続されると、サポート106の基部106aに対して所定値以上変位するので、検出器74はそれを監視している。
そして、検出器74がオン状態になると、ステップS15からステップS16に移り、予報音に代えて警報音を発し、ブーム17の倒伏動作を停止する制御を実行する。そして、ステップS17に移り、連結ピン33が引抜かれて格納部112に格納されたかどうかを判定する。格納部112への格納が検出されるまではステップS16に戻り、格納が検出されるとステップS18へ進む。ステップS18では、警報を解除するとともに、ブーム17の停止制御を解除する。すなわち、連結ピン33が引抜かれると中間ジブ35に対して上部ジブ37が折れ曲がり可能となるので、ブーム17の停止制御を解除することにより、ブーム17をさらに倒伏可能としている。
以上説明したように、本実施形態2によれば、検出体73がジブ19先端部の接地を直接検出することができ、接地検出を確実なものにすることができる。
また、本実施形態2では、ジブ19先端部に検出体73を設け、この検出体73の変位によってジブ19先端部の接地を検出する構成としているので、連結ピン33を引抜いて上部ジブ37が折れる状態になっても、実施形態1と異なってこの連結ピン33の引抜きを検出体73の変位によって直接検出することができない。しかし、引抜き検出手段110を設けることにより、連結ピン33が引抜かれたかどうかの検出ができるようになっている。そして、連結ピン33が引抜かれたときには安全措置の実施を解除するようにしているので、一旦、安全措置が実施された後であっても、さらにブーム倒伏動作を行うことが可能となる。この結果、ブーム倒伏動作の際、ストラット30よりもジブ19先端部が先に接地する場合においても、ブーム17やジブ19の破損を防止し、作業の安全性を向上することができる。
なお、その他の構成、作用及び効果はその説明を省略するが前記実施形態1と同様である
本発明の実施形態1に係る安全装置が適用されたクレーンの全体構成を示す概略図である。 前記クレーンのブームが倒伏された状態を示す概略図である。 前記クレーンにおいて倒伏状態で連結ピンが引抜かれて、上部ジブが折れた状態を示す図である。 前記クレーンに設けられたラッチ機構及び接地検出手段の構成を示す図である。 ラッチ用ピンが離脱位置にある状態の前記ラッチ機構を示す図である。 ラッチ用ピンが抜け止め位置にある状態の前記ラッチ機構を示す図である。 図6の状態からさらにハンガーピンが上昇した状態の前記ラッチ機構を示す図である。 前記コントローラの制御系統の構成を示すブロック図である。 前記コントローラに含まれる機能の構成を示す図である。 前記クレーンの制御動作を示すフロー図である。 本発明の別の実施形態における接地検出手段の構成を示す図である。 本発明の実施形態2における上部ジブ先端部の構成を示す図である。 図12の上部ジブ先端部に配置されたサポートを示しており、(a)は背面図で(b)は下面図である。 引抜き検出手段を示しており、(a)は連結ピンが格納される前の状態、(b)は連結ピンが格納された後の状態である。 本発明の実施形態2におけるコントローラに含まれる機能の構成を示す図である。 本発明の実施形態2に係る安全装置が適用されたクレーンの制御動作を示すフロー図である。 従来のクレーンの全体構成を示す図である。
符号の説明
11 クレーン本体
17 ブーム
19 ジブ
33 連結ピン
35 中間ジブ
36 下部ジブ
37 上部ジブ
51 ブロック部材(受け部の一例)
61 ラッチ用ピン
68 ハンガーピン(押圧部の一例)
72 接地検出手段
73 検出体
74 検出器(検出部の一例)
74A 第1検出器(検出部の一例)
74B 第2検出器(検出部の一例)
82 演算部
83 メモリ部(記憶部の一例)
86 判定手段
87 減速手段
88 予報手段
89 警報手段(安全措置手段の一例)
90 停止手段(安全措置手段の一例)
92 ブーム角度検出器
110 引抜き検出手段
117 安全措置解除手段

Claims (9)

  1. クレーン本体に起伏可能に支持されたブームと、前記ブームに基端部が回動可能に支持されたジブとを備え、このジブがブーム倒伏時における前記ブームの下方でブームに対向する対向位置まで回動可能に構成されたクレーンの安全装置であって、
    ブーム倒伏動作時における前記ジブの先端部の接地を検出する接地検出手段と、
    前記接地検出手段の検出結果に基づいて、ブーム倒伏動作を制限するための安全措置を実施する安全措置実施手段とを備え
    前記接地検出手段は、前記ブームと前記ジブが接離する方向に変位可能に前記ブームに設けられるとともに前記ジブの先端部の接地に応じて変位する検出体と、この検出体の変位を検出する検出部とを有し、前記対向位置にあるジブの先端部の接地によって前記ブームと前記ジブとの間隔が所定幅よりも狭くなると、前記ジブに固定された押圧部の押圧によって前記検出体が変位する構成とされていることを特徴とするクレーンの安全装置。
  2. 前記検出体は、前記ジブの先端部における接地可能な位置に配置されていることを特徴とする請求項に記載のクレーンの安全装置。
  3. 前記ブームには、このブームに面する部位で前記押圧部と係合して抜け止めとなる抜け止め位置と、この抜け止め位置から引抜かれた離脱位置との間で移動可能なラッチ用ピンが設けられていることを特徴とする請求項に記載のクレーンの安全装置。
  4. 前記安全措置実施手段は、前記ジブの先端部の接地が検出されると警報を発する警報手段によって構成されていることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載のクレーンの安全装置。
  5. 前記安全措置実施手段は、前記ジブの先端部の接地が検出されると前記ブームの倒伏動作を停止する停止手段によって構成されていることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載のクレーンの安全装置。
  6. ブーム角度検出器による検出角度がブーム倒伏動作時に前記ジブの先端部が接地する前の所定のブーム角度になると、予報音を発する予報手段が設けられていることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載のクレーンの安全装置。
  7. ブーム角度検出器による検出角度がブーム倒伏動作時に前記ジブの先端部が接地する前の所定のブーム角度になると、ブームの倒伏速度の減速を行う減速手段が設けられていることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載のクレーンの安全装置。
  8. 装着されている前記ブーム及びジブの諸元を含むデータに基づいて、前記ジブの先端部が接地するブーム倒伏角度が存在するか否かを判定する判定手段が設けられ、
    前記判定手段によって前記ジブの先端部が接地するブーム倒伏角度が存在すると判定された場合に前記安全措置を実施する一方、それ以外の場合には前記安全措置を実施しないように構成されていることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載のクレーンの安全装置。
  9. 前記ジブは、前記ブームに接続される下部ジブと、この下部ジブに連結される中間ジブと、この中間ジブに連結される上部ジブとからなるものであり、
    前記中間ジブに対して上部ジブを位置固定する一方、引抜かれると上部ジブが接地によって中間ジブに対して折れ曲がるのを許容する連結ピンと、
    前記連結ピンが引抜かれたことを検出する引抜き検出手段と、
    前記連結ピンが引抜かれると、前記安全措置の実施を制限する安全措置解除手段とが設けられていることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載のクレーンの安全装置。
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