JP2001139280A - 建設機械の過負荷防止装置 - Google Patents

建設機械の過負荷防止装置

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JP2001139280A
JP2001139280A JP32610999A JP32610999A JP2001139280A JP 2001139280 A JP2001139280 A JP 2001139280A JP 32610999 A JP32610999 A JP 32610999A JP 32610999 A JP32610999 A JP 32610999A JP 2001139280 A JP2001139280 A JP 2001139280A
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Japan
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arm
winch
rope
hook
damper
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JP32610999A
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Yukio Hayase
幸雄 早瀬
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウインチから繰り出されるロープをガイドシ
ーブに掛け回して鉛直に垂下し、該ロープにて作業具を
吊る建設機械に於いて、機械的な作動によって作業具の
急落下を吸収し且つロープの過負荷を防止する。 【解決手段】 フックウインチ23の近傍にアーム32
を前後回動可能に設け、該アーム32の先端部にスライ
ドシーブ33を枢着してフックウインチ23から繰り出
されるフックロープ24を掛け回す。アーム32の中間
部に係止ピン41を突設し、バー37に係止した引張ば
ね40の付勢にて該係止ピン41を係止する。フックロ
ープ24の張力の変化に応じて前記アーム32がフック
側へ回動し、更に、フックロープ24の張力が大きくな
ったときは前記アーム32がダンパ36に当接してフッ
クの急落下を吸収する。フックロープ24の張力が減少
すれば、油圧シリンダ44が伸長してリンク42がウイ
ンチ側に回動し、該リンク42にて前記アーム32がウ
インチ側に押し戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建設機械の過負荷防
止装置に関するものであり、特に、ウインチから繰り出
されるロープにて作業具を吊る建設機械の過負荷防止装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】掘削機
や移動式クレーン等の建設機械では、ウインチから繰り
出されるロープをブーム先端のトップシーブに掛け回し
て鉛直に垂下し、該ロープの先端にオーガやフック等の
作業具を装着するものが知られている。例えば掘削機で
は作業具としてロープの先端にオーガを装着し、該オー
ガを回転して地盤を掘削するが、このときオーガの質量
は地盤で支持されるのでロープは弛緩している。しか
し、軟弱地盤ではオーガの質量を支持できなくなって、
掘削中に突然オーガが1〜2mほど急落下することがあ
る。このような急落下が生じると、ロープに衝撃荷重が
作用して機械の破損や倒回を招く虞がある。
【0003】地盤の硬さの変化により掘削機の降下速度
が変化することに対して、特公平7−26414号公報
記載の発明のように、ウインチの繰り出し速度を制御し
て追従させようという提案がされている。しかし、地盤
が硬くて掘削速度が遅くなったときに、ウインチの繰り
出し速度を遅くしてロープの弛緩を防止することには有
効であるが、地盤が軟らかくなって掘削機が急降下した
ときには制御が追従しないため、ロープに衝撃荷重が加
わることに対しては有効ではない。
【0004】一方、移動式クレーンでは作業具としてロ
ープの先端にフックを装着し、該フックに荷物を吊り上
げる作業が多いが、該フックに杭を係止して杭の引き抜
き作業を行うことがある。この作業ではフックウインチ
を駆動してフックロープを巻き上げるが、フックウイン
チの巻き上げ能力を超えたときには、メーカーが禁止し
ているにも拘わらず、更にブームウインチを駆動してブ
ームを引き起こし、引き抜き作業を続行する場合があ
る。
【0005】従来、ロープに掛かる負荷が大きくなった
ときは、モーメントリミッタ等の安全装置の作動によ
り、フックウインチを駆動する油圧回路のパイロット回
路を作動させなくすることによって危険を回避してい
た。しかし、モーメントリミッタは電気的に作動するの
で、オペレータが作動をキャンセルさせることができ
る。このため、機械の限界を遥かに超えて作業を行うこ
とがあり、過負荷によって機械の破損や倒回等の事故が
発生している。
【0006】ここで、一般的な移動式クレーンの過負荷
防止装置は、ブーム起伏ロープの終端部に設けた張力検
出器にてブーム起伏ロープの張力を検出し、ブームフー
ト部に設けたブーム角度検出器にてブーム角を検出す
る。そして、予め入力されたブーム長さ等の機体寸法を
使用して、マイクロコンピュータを使った演算装置に
て、吊り荷の荷重や作業半径を演算する。次に、現在の
作業半径で吊り上げ可能な吊り荷重(定格総荷重)と実
際の吊り荷重を比較し、実際の吊り荷重が定格総荷重を
超えるときはクレーンの動作を停止する。
【0007】しかし、フックウインチの巻上げ動作とブ
ーム伏せ動作は停止するが、ブーム起し動作に関して
は、作業半径が小さくなると定格総荷重が大きくなり、
過負荷の状態から安全な状態に復帰するので、自動停止
しないようにしてある。従って、上記クレーンにて杭の
引き抜き作業を行う場合は、吊り荷重が過負荷の状態に
なってフックウインチが自動停止しても、ブーム起し動
作は可能である。斯かる場合に、ブーム起し動作で杭の
引き抜き作業を継続していると、杭が抜ける前にブーム
等が破損することがある。
【0008】これに対して、フックロープの終端部に張
力検出器を装着することが考えられる。フックロープの
終端部をフックに取り付ける場合(1本掛け、3本掛け
…)は、張力検出器がフックとともに上下動するため、張
力検出器に接続する配線をフックの上下動に合わせて巻
き上げ下げする必要があり、装置が複雑になるとともに
配線の切断等の可能性が高くて現実的ではない。一方、
フックロープの終端部をブーム先端に取り付ける場合
(2本掛け、4本掛け…)は、張力検出器がブーム先端か
ら吊り下げられることになり、該張力検出器が揺動して
検出値が変化する。また、フックを巻き上げ過ぎたとき
は張力検出器にフックが接触したり、ブームを動かした
ときに張力検出器が接触したりして、該張力検出器の破
損事故が多いという問題点がある。
【0009】更に、此種過負荷防止装置等の安全装置は、
移動式クレーンの組立・分解作業時、或いは、過負荷防止
装置の異常発生時での緊急回避時、若しくは過負荷防止
装置の調整時等には、解除スイッチにより作動を停止す
ることができる。従って、オペレータが意図的にこの解
除スイッチを入れて安全装置を解除して作業を行ったた
めに、クレーンを破損したり倒回するという事故が絶え
ない。
【0010】そこで、ウインチから繰り出されるロープ
をガイドシーブに掛け回して鉛直に垂下し、該ロープに
て作業具を吊る建設機械に於いて、機械的な作動によっ
て作業具の急落下を吸収し且つロープの過負荷を防止す
るために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、
本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、**を提供するもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に従って詳述する。図1は建設機械の一例としてクロ
ーラクレーン10を示し、下部走行体11の略中央部に
上部旋回体12を水平全方向へ旋回自在に載置してあ
る。上部旋回体12の前部にブーム13を起伏自在に枢
着し、その側方にキャビン14を設けるとともに、上部
旋回体12の後部にガントリ15を立設してベイル16
を装着する。また、前記ブーム13の先端部にブームペ
ンダントロープ17の一端を連結し、このブームペンダ
ントロープ17の他端にブライドル18を装着する。そ
して、前記ベイル16とブライドル18の各シーブ(図
示せず)にブーム起伏ロープ19を卷装し、ブームウイ
ンチ20の駆動により該ブーム起伏ロープ19を巻き上
げ下げして前記ブーム13を起伏させるようにしてあ
る。
【0013】一方、前記ブーム13の先端部にガイドシ
ーブ21とトップシーブ22を枢着し、フックウインチ
23から繰り出されるフックロープ24を前記ガイドシ
ーブ22とトップシーブ21に掛け回して鉛直に垂下
し、該フックロープ24の先端に作業具であるフック2
5を装着する。該フック25はフックロープ24にて吊
られている。
【0014】図2は過負荷防止装置30を示し、同図
(a)に示すように、フレーム31に設置されたフック
ウインチ23の近傍且つフックウインチ23の前方即ち
フック25がある側(図中右側を機体の前方とし、以下
「フック側」と称する)に、アーム32を枢着する。該
アーム32は、該アーム32の後方即ちフックウインチ
23がある側(図中左側を機体の後方とし、以下「ウイ
ンチ側」と称する)とフック側との双方向即ち機体の前
後方向へ回動可能となっている。そして、該アーム32
の先端部に機体の左右方向(同図では紙面の前後方向)
へスライド可能なスライドシーブ33を枢着するととも
に、前記フックウインチ23から繰り出されるフックロ
ープ24をこのスライドシーブ33に掛け回した後にガ
イドシーブ21へ導出する。
【0015】一般に、ウインチドラムの近くにシーブを
設ける場合、ドラムの幅が広いためシーブがドラム回転
軸方向にスライドしないと、ドラムとロープのなす角
(フリートアングル)が大きくなり、ドラムにロープを
均一に巻き取ることができない。従って、前記スライド
シーブ33のように、ドラムの回転軸方向にシーブが自
由に移動できる構造にしておく。
【0016】前記アーム32はピン34にてフレーム3
1に枢着され、該ピン34を中心に前後方向へ回動可能
であるが、前記フックウインチ23の後部に設けられた
ストッパ35によって該アーム32のウインチ側への回
動が規制され、且つ、前方に設けられたダンパ36によ
り該アーム32のフック側への回動が規制される。
【0017】また、前記ストッパ35にバー37の一端
部をピン38にて上下回動可能に枢着し、該バー37を
略水平に配置するとともに該バー37の他端部とフレー
ム31の間に引張コイルばね40を介装する。該バー3
7の略中央部から他端部に亙って、該バー37の下面に
スライド部39が段設され、前記アーム37の中間部に
突設した係止ピン41をこのスライド部39へ下方から
当接させてある。前記引張コイルばね40により、該バ
ー37が下方へ回動するように付勢されているため、フ
ックロープ24の張力が小さいときは、該バー37の付
勢によって前記係止ピン41が下方に押圧され、アーム
32がウインチ側へ倒回した状態でストッパ35に当接
している。
【0018】更に、該アーム32のフック側のフレーム
31にリンク42の一端部を枢着し、該リンク42の他
端部に長孔43を開穿するとともに、フレーム31に取
り付けた油圧シリンダ44のロッドの先端部を前記長孔
43に連結する。該リンク42はピン45を中心に前後
方向へ回動可能であり、前記油圧シリンダ44が伸長す
れば、該リンク42はウインチ側に回動し、前記油圧シ
リンダ44が収縮すれば、該リンク42はフック側に回
動する。
【0019】そして、該リンク42のフック側にリミッ
トスイッチ46を設け、該リンク42がフック側に倒回
した状態を検出できるようにし、また、該リンク42の
ウインチ側にリミットスイッチ47を設け、前記アーム
32がフック側に倒回してダンパ36に接触した状態を
検出できるようにする。更に、前記アーム32のウイン
チ側にリミットスイッチ48を設け、前記アーム32が
ウインチ側へ倒回してストッパ35に接触した状態を検
出できるようにしてある。
【0020】ここで、前記トップシーブ22とフック2
5との間に掛け回すロープの掛け本数によりフックロー
プ24の張力が変わり、フック25のロープ掛け本数が
N本であれば、フックロープ24の張力は1本掛けする
ときの1/Nになる。このため、同図(b)に示すよう
に、引張コイルばね40の調整機構を設けてもよい。前
記フレーム31にブラケット50をほぼ水平に固設し、
該ブラケット50に挿通孔(図示せず)を開穿してナッ
ト等の雌螺子部51を固着する。そして、雄螺子部から
なる調整螺子52を前記雌螺子部51に螺合し、該調整
螺子52の上端部に連結具53を調整螺子52の軸廻り
に回転自在に取り付け、この連結具53に前記引張コイ
ルばね40の下端部を係止する。
【0021】該調整螺子52の下端部に設けたハンドル
54を回転すれば、前記雌螺子部51に対する螺合位置
が変わって該調整螺子52が上下方向へ移動する。従っ
て、該調整螺子52の上端部に取り付けた連結具53が
上下何れかへ移動し、引張コイルばね40の長さが変わ
って前記バー37の下方への付勢力を変更することがで
きる。尚、前記連結具53には側方に向けて指針55を
突設してあり、ブラケット50に立設したゲージ56の
目盛りを指示するようにしてあるため、ロープの掛け本
数に応じて目盛りを設けておくことにより、引張コイル
ばね40の調整を簡単に行うことができる。
【0022】図3は前記油圧シリンダ44の油圧回路を
示し、エンジン60にて油圧ポンプ61が駆動され、該
油圧ポンプ61から油路62に吐出された作動油は、方
向制御弁63にて流量及び方向が制御され、前記油圧シ
リンダ44のボトム側44aまたはロッド側44bに供
給される。油圧シリンダ44から排出される作動油は、
前記方向制御弁63を経て油路64からタンク65に戻
る。また、吐出側の油路62にチェック弁66を介装し
て方向制御弁63からの逆流を阻止するとともに、該チ
ェック弁66の上流位置に、油路62から油路63への
連通を可能にするリリーフ弁67を設ける。
【0023】いま、方向制御弁63のソレノイド68が
励磁されれば、該方向制御弁63が伸び位置(イ)に切
り替わって作動油が油圧シリンダのボトム側44aに供
給され、該油圧シリンダ44が伸長する。一方、方向制
御弁63のソレノイド69が励磁されれば、該方向制御
弁63が縮み位置(ロ)に切り替わって作動油が油圧シ
リンダのロッド側44bに供給され、該油圧シリンダ4
4が収縮する。
【0024】次に、図1乃至図6に従って、杭の引き抜
き作業に於ける過負荷防止装置30の作動について、更
に説明する。尚、図6は前記リミットスイッチ46乃至
48のオン・オフと、前記方向制御弁のソレノイド6
8,69のオン・オフと、ブームウインチ20及びフッ
クウインチ23の駆動信号のオン・オフとの関係を示す
グラフである。
【0025】図2に示したフックロープ24の張力が増
加すると、前記スライドシーブ33がフック側へ引か
れ、アーム32の係止ピン41がバー37を押し上げな
がらスライド部39の他端部方向(図中右方向)へスラ
イドし、図2の二点鎖線で示すように、該アーム32が
フック側へ回動する。一方、フックロープ24の張力が
減少すると、前記引張コイルばね40の付勢によってバ
ー37が下方に引かれ、アーム32の係止ピン41がス
ライド部39を図中左方向へスライドして、該アーム3
2が同図の実線で示した位置に戻される。このように、
前記アーム32の係止ピン41は、バー37を押し上げ
ながらピン34を中心とする円弧上の軌跡を移動し、前
記スライドシーブ33は、フックロープ24の張力と引
張ばね40の引張力が釣り合った位置で停止する。
【0026】そして、フックロープ24の張力が所定値
以上に増加したときは、図4の二点鎖線で示すように、
前記アーム32の係止ピン41がピン34を中心とする
円弧の頂点を越え、該アーム32がフック側へ死点越え
するため、同図の実線で示すように、フックロープ24
の張力に拘わらず、該アーム32がフック側に倒回して
前記ダンパ36に衝突する。前記ダンパ36には圧縮ば
ねが組み込まれており、該アーム32の衝撃はダンパ3
6によって吸収される。
【0027】該アーム32がダンパ36に衝突すると、
前記リミットスイッチ47がアーム32に接触してオン
となり、前記ブームウインチ20の巻上げとフックウイ
ンチ23の巻上げを停止する信号を出す。尚、図示は省
略するがフックロープ24にオーガを吊り下げた掘削作
業に於いては、軟弱地盤等でオーガが急落下したときに
フックロープ24の負荷が増大する。この場合は、アー
ム32がダンパ36に衝突したときにフックロープ24
が弛緩するため、前記ブームウインチ20の巻上げとフ
ックウインチ23の巻上げを停止する必要はない。
【0028】また、前記リミットスイッチ47がオンに
なると同時に、前記ソレノイド68が励磁されて方向制
御弁63が伸び位置(イ)に切り替わり、油圧シリンダ
のボトム側44aに作動油が供給される。油圧シリンダ
44の伸長方向への推力は、前記リリーフ弁67のリリ
ーフ圧によって決定される。フックロープ24の張力が
大きいときは、油圧シリンダ44が伸長して前記アーム
32をウインチ側へ死点越えさせる伸長力よりもフック
ロープ24の張力が上回っており、前記リリーフ弁67
が開いて作動油をタンク65にリリーフし、油圧シリン
ダ44を保護する。
【0029】フックロープ24の張力が減少すると、前
記アーム32をフック側へ倒回させようとする力よりも
油圧シリンダ44の推力が大きくなり、該油圧シリンダ
44が伸長してリンク42をウインチ側に押圧する。従
って、リンク42に押されて前記アーム32がウインチ
側に回動し、前記アーム32の係止ピン41がピン34
を中心とする円弧の頂点を越え、該アーム32がウイン
チ側へ死点越えするため、油圧シリンダ44の推力がな
くとも該アーム32がウインチ側に倒回して、図5に示
すように、該アーム32が前記ストッパ35に当接す
る。
【0030】このように、前記アーム32の係止ピン4
1と、前記バー37及び引張コイルばね40等から、前
記アーム32の回動時に死点越えを発生させて該アーム
32を前後何れか一方へ倒回させる付勢手段が構成され
る。一方、リミットスイッチ47により、アーム32と
ダンパ36の接触を検出してウインチの駆動を停止する
手段が構成され、また、前記リンク42と油圧シリンダ
44等から、前記アーム32をダンパ36から離間して
ウインチ側へ押し戻す手段が構成される。
【0031】ここで、該アーム32がストッパ35に当
接すると、前記リミットスイッチ48がアーム32に接
触してオンとなり、前記ブームウインチ20の巻上げ停
止解除とフックウインチ23の巻上げ停止解除の信号を
出す。尚、掘削作業に於いては、ウインチの巻上げ停止
及び巻上げ停止解除の信号を出す必要がない。
【0032】また、前記リミットスイッチ48がオンに
なると同時に、前記ソレノイド69が励磁されて方向制
御弁63が縮み位置(ロ)に切り替わり、油圧シリンダ
のロッド側44bに作動油が供給される。従って、油圧
シリンダ44が収縮し、図5の二点鎖線で示すように、
前記リンク42がフック側に回動して元の状態に復帰す
る。即ち、前記リミットスイッチ48により、アーム3
2とストッパ35の接触を検出して、前記押し戻す手段
であるリンク42と油圧シリンダ44等を元の状態に復
帰させる手段が構成される。
【0033】尚、該リンク42が元の状態に復帰する前
に、再びフックロープ24の張力が高まって前記アーム
32がフック側へ回動すると、該リンク42がアーム3
2に押されて油圧シリンダ44が損傷する虞がある。し
かし、油圧シリンダ44のロッド先端部が該リンク42
の長孔43内を移動可能であるため、油圧シリンダ44
に大きな外力が伝わることがなく、油圧シリンダ44の
破損を防止できる。そして、油圧シリンダ44の収縮が
終わると該リンク42がフック側へ倒回した状態とな
り、前記リミットスイッチ46がオンとなって前記ソレ
ノイド69の励磁が解除され、方向制御弁63は中立位
置に復帰する。
【0034】図7及び図8は他の実施の形態を示し、ブ
ーム13aの先端部に過負荷防止装置30aを装着して
ある。該過負荷防止装置30aは、図2に示した過負荷
防止装置30とほぼ同じ構成であるが、フックウインチ
23を設けた位置に第1のガイドシーブ21aが設けら
れ、ブームの前後方向へ回動可能なアーム32の先端部
には第2のガイドシーブ21bが枢着されている。ま
た、ダンパ36の外側にトップシーブ22aが枢着さ
れ、前記フックウインチ23から繰り出したフックロー
プ24は、第1のガイドシーブ21aの内側及び第2の
ガイドシーブ21bの外側に掛け回された後に、トップ
シーブ22aからフック25へ導出される。そして、機
体からブーム13a先端部の該過負荷防止装置30aま
で、予め油圧配管と電気配線を施工しておく。
【0035】該過負荷防止装置30aは、前述した過負
荷防止装置30と同様に、フックロープ24の張力が大
きいときは前記アーム32がフック側へ回動してダンパ
36に当接し、該フックロープ24の張力が小さくなっ
たときは前記アーム32をダンパ36から離間させてウ
インチ側に押し戻す。従って、フックロープ24に掛か
る衝撃を吸収できるとともに、フックロープ24の過負
荷を防止することができる。
【0036】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0037】
【発明の効果】本発明は上記一実施の形態に詳述したよ
うに、ウインチの近傍に前後方向へ回動可能なアームを
枢着し、該アームの先端部にスライドシーブを枢着して
ウインチから繰り出されるロープを掛け回し、該ロープ
の張力が大きいときは前記アームがフック側へ回動して
ダンパに当接し、該ロープの張力が小さくなったときは
前記アームをダンパから離間させてウインチ側に押し戻
すように構成したので、ロープに掛かる衝撃を吸収する
ことができるとともに、ロープの過負荷を防止すること
ができる。また、アームの回動やバー及びリンクの動き
による機械的な作動によるため、オペレータが装置の作
動を故意に停止することが困難であり、事故の発生を確
実に防止できる等、安全性の向上に寄与できる発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、クローラクレー
ンの側面図。
【図2】(a)過負荷防止装置の一例を示す側面図。 (b)引張ばね調整機構の要部側面図。
【図3】油圧シリンダの油圧回路図。
【図4】過負荷防止装置の作動状態を示す側面図。
【図5】過負荷防止装置の作動状態を示す側面図。
【図6】各信号のオン・オフの関係を示すグラフ。
【図7】本発明の他の実施の形態を示し、クローラクレ
ーンの側面図。
【図8】過負荷防止装置の他の一例を示す側面図。
【符号の説明】
10 クローラクレーン 23 フックウインチ 24 フックロープ 25 フック 30,30a 過負荷防止装置 32 アーム 33 スライドシーブ 35 ストッパ 36 ダンパ 37 バー 40 引張コイルばね 41 係止ピン 42 リンク 44 油圧シリンダ 46,47,48 リミットスイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月9日(2001.2.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、揺動可能なアームの
先端部にシーブを枢着し、ウインチから繰り出されるロ
ープを該シーブに掛け回した後にフック方向へ導出し、
ロープの張力に応じて前記アームが安全位置と過負荷位
置の何れかに回動するように形成し、前記アームが過負
荷位置に回動したことを検出したときは、クレーンの動
作を自動停止するようにした建設機械の過負荷防止装
置、及び、前記アームが安全位置から過負荷位置に回動し
たときは、該アームをダンパで受けることにより、ロー
プに加わる衝撃荷重を緩和するようにした建設機械の過
負荷防止装置、及び、ウインチから繰り出されるロープを
ブーム先端のトップシーブに掛け回して鉛直に垂下し、
該ロープにて作業具を吊る建設機械に於いて、前記ウイ
ンチの近傍且つ前記ウインチの作業具側位置に、ウイン
チ側と作業具側との双方向へ回動可能なアームを枢着
し、該アームの先端部に機体の左右方向へスライド可能
なスライドシーブを枢着して前記ウインチから繰り出さ
れるロープを掛け回し、該アームのウインチ側への回動
を規制するストッパと、該アームの作業具側への回動を
規制するダンパとを備えるとともに、該アームの回動時
に死点越えを発生させて該アームを前後何れか一方へ倒
回させる付勢手段を設け、前記ロープの張力の増大に伴
い該アームが作業具側へ回動して死点越えしたときに、
該アームと前記ダンパの接触を検出し、ロープの張力に
応じて該アームを前記ダンパに保持またはダンパから離
間させてウインチ側に押し戻す手段を設け、更に、該ア
ームがウインチ側へ回動して死点越えしたときに、該ア
ームと前記ストッパの接触を検出して前記押し戻す手段
を元の状態に復帰させる手段とを備えた建設機械の過負
荷防止装置、及び、ウインチから繰り出されるロープをブ
ーム先端のトップシーブに掛け回して鉛直に垂下し、該
ロープにて作業具を吊る建設機械に於いて、前記ブーム
の先端部にウインチ側と作業具側との双方向へ回動可能
なアームを枢着し、該アームの先端部にガイドシーブを
枢着して前記ウインチから繰り出されるロープを掛け回
し、該アームのウインチ側への回動を規制するストッパ
と、該アームの作業具側への回動を規制するダンパとを
備えるとともに、該アームの回動時に死点越えを発生さ
せて該アームを前後何れか一方へ倒回させる付勢手段を
設け、前記ロープの張力の増大に伴い該アームが作業具
側へ回動して死点越えしたときに、該アームと前記ダン
パの接触を検出し、ロープの張力に応じて該アームを前
記ダンパに保持またはダンパから離間させてウインチ側
に押し戻す手段を設け、更に、該アームがウインチ側へ
回動して死点越えしたときに、該アームと前記ストッパ
の接触を検出して前記押し戻す手段を元の状態に復帰さ
せる手段とを備えた建設機械の過負荷防止装置、及び、前
記ロープの張力の増大に伴い該アームが作業具側へ回動
して死点越えしたときに、該アームと前記ダンパの接触
を検出して前記ウインチの駆動を停止する手段を設け、
更に、該アームがウインチ側へ回動して死点越えしたと
きに、該アームと前記ストッパの接触を検出して前記ウ
インチの駆動停止を解除する手段を備えた建設機械の過
負荷防止装置を提供するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E21B 19/02 E21B 19/02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動可能なアームの先端部にシーブを枢
    着し、ウインチから繰り出されるロープを該シーブに掛
    け回した後にフック方向へ導出し、ロープの張力に応じ
    て前記アームが安全位置と過負荷位置の何れかに回動す
    るように形成し、前記アームが過負荷位置に回動したこ
    とを検出したときは、クレーンの動作を自動停止するよ
    うにした建設機械の過負荷防止装置。
  2. 【請求項2】 前記アームが安全位置から過負荷位置に
    回動したときは、該アームをダンパで受けることによ
    り、ロープに加わる衝撃荷重を緩和するようにした請求
    項1記載の建設機械の過負荷防止装置。
  3. 【請求項3】 ウインチから繰り出されるロープをブー
    ム先端のトップシーブに掛け回して鉛直に垂下し、該ロ
    ープにて作業具を吊る建設機械に於いて、前記ウインチ
    の近傍且つ前記ウインチの作業具側位置に、ウインチ側
    と作業具側との双方向へ回動可能なアームを枢着し、該
    アームの先端部に機体の左右方向へスライド可能なスラ
    イドシーブを枢着して前記ウインチから繰り出されるロ
    ープを掛け回し、該アームのウインチ側への回動を規制
    するストッパと、該アームの作業具側への回動を規制す
    るダンパとを備えるとともに、該アームの回動時に死点
    越えを発生させて該アームを前後何れか一方へ倒回させ
    る付勢手段を設け、前記ロープの張力の増大に伴い該ア
    ームが作業具側へ回動して死点越えしたときに、該アー
    ムと前記ダンパの接触を検出し、ロープの張力に応じて
    該アームを前記ダンパに保持またはダンパから離間させ
    てウインチ側に押し戻す手段を設け、更に、該アームが
    ウインチ側へ回動して死点越えしたときに、該アームと
    前記ストッパの接触を検出して前記押し戻す手段を元の
    状態に復帰させる手段とを備えたことを特徴とする建設
    機械の過負荷防止装置。
  4. 【請求項4】 ウインチから繰り出されるロープをブー
    ム先端のトップシーブに掛け回して鉛直に垂下し、該ロ
    ープにて作業具を吊る建設機械に於いて、前記ブームの
    先端部にウインチ側と作業具側との双方向へ回動可能な
    アームを枢着し、該アームの先端部にガイドシーブを枢
    着して前記ウインチから繰り出されるロープを掛け回
    し、該アームのウインチ側への回動を規制するストッパ
    と、該アームの作業具側への回動を規制するダンパとを
    備えるとともに、該アームの回動時に死点越えを発生さ
    せて該アームを前後何れか一方へ倒回させる付勢手段を
    設け、前記ロープの張力の増大に伴い該アームが作業具
    側へ回動して死点越えしたときに、該アームと前記ダン
    パの接触を検出し、ロープの張力に応じて該アームを前
    記ダンパに保持またはダンパから離間させてウインチ側
    に押し戻す手段を設け、更に、該アームがウインチ側へ
    回動して死点越えしたときに、該アームと前記ストッパ
    の接触を検出して前記押し戻す手段を元の状態に復帰さ
    せる手段とを備えたことを特徴とする建設機械の過負荷
    防止装置。
  5. 【請求項5】 前記ロープの張力の増大に伴い該アーム
    が作業具側へ回動して死点越えしたときに、該アームと
    前記ダンパの接触を検出して前記ウインチの駆動を停止
    する手段を設け、更に、該アームがウインチ側へ回動し
    て死点越えしたときに、該アームと前記ストッパの接触
    を検出して前記ウインチの駆動停止を解除する手段を備
    えた請求項3または4記載の建設機械の過負荷防止装
    置。
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