JP7342548B2 - 積載形トラッククレーン - Google Patents
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Description
第2発明の積載形トラッククレーンは、第1発明において、前記荷重検出器が、あらかじめ定められた荷重が前記荷台に負荷された場合に、電気信号のオンオフを切り替える荷重検出スイッチであることを特徴とする。
第3発明の積載形トラッククレーンは、第1発明または第2発明において、前記荷重検出器が、前記荷台の負荷に対応した電気信号を出力する検出器であることを特徴とする。
第4発明の積載形トラッククレーンは、第1発明から第3発明のいずれかにおいて、前記荷重検出器が、前記積載形トラッククレーンを構成する後輪に負荷されている荷重を検出することを特徴とする。
また、W R およびL R に基づいて吊荷の定格荷重Ftが算出されていることにより、定格荷重Ftの精度が向上する。
加えて、定格荷重が安全率を考慮して計算されていることにより、さらに作業の安全性を高めることができる。
第2発明によれば、荷重検出器が電気信号のオンオフを切り替える荷重検出スイッチであることにより、荷重検出器自体のコストを抑えることができる。さらに、荷重検出器の設置方法をシンプルにでき、この部分にかかる設計、生産のコストを削減できる。
第3発明によれば、荷重検出器が、荷台の負荷に対応した電気信号を出力する検出器であることにより、高精度に荷台の負荷を検出することができる。
第4発明によれば、荷重検出器が後輪に負荷されている荷重を検出することにより、簡易な方法で、精度の高い荷重を把握できるので、作業の安全性を向上させることができる。
(積載形トラッククレーン10)
図2には本発明の第1実施形態に係る積載形トラッククレーン10の側面図を示す。図2に示すように、積載形トラッククレーン10は、汎用トラック20の運転室27と荷台28との間の車両フレーム29にクレーン装置21が搭載されたものである。汎用トラック20には、左右対称に前輪22が設けられている。さらに汎用トラック20には、左右対称に後輪23が設けられている。
図5には、本実施形態に係る積載形トラッククレーン10の油圧回路図を示す。図5に示すように、クレーン装置21の油圧回路40は、主に、油圧バルブユニット41と、油圧バルブユニット41にタンク42内の作動油を供給する油圧ポンプ43と、油圧ポンプ43と油圧バルブユニット41とを接続する主油路44と、油圧バルブユニット41とタンク42とを接続する戻油路45と、クレーン装置21の起伏動作またはブーム32の伸縮動作、ブーム32の旋回動作、ウインチの巻上げ巻下げなどを行うための、複数のクレーン装置用アクチュエータ46、および2つのジャッキ38を含んで構成されている。クレーン装置用アクチュエータ46およびジャッキ38は、油圧バルブユニット41に接続している。
図6には、本実施形態に係る積載形トラッククレーン10の制御回路図を示す。制御装置12の入力側には、2つの荷重検出器13と、ブーム長検出器15と、ブーム旋回角度検出器16と、ブーム起伏角度検出器17と、起伏支持力検出器18と、が電気的に接続されている。また、制御装置12の出力側には警報器14と、ブーム旋回用制御弁47a、ブーム伸縮用制御弁47b、ブーム起伏用制御弁47c、右側ジャッキ制御弁48a、左側ジャッキ制御弁48bが電気的に接続されている。制御装置12には、積載形トラッククレーン10の型式に応じて、後輪23とアウトリガ装置33との間の距離としてあらかじめ定められた値を入力しておくことが可能である。
図7は、本実施形態に係る積載形トラッククレーン10の作業領域の説明図である。図7は、積載形トラッククレーン10の平面図を表している。本実施形態では、積載形トラッククレーン10には、アウトリガ装置33がクレーン装置21近傍、すなわち運転室27と荷台28との間に備えられている。積載形トラッククレーン10の使用者は、このアウトリガ装置33を外側に十分張出した状態で積荷の上げ下ろしの作業を行う。
図1には、本実施形態に係る積載形トラッククレーン10の動作フロー図を示す。積載形トラッククレーン10の制御装置12は、まずステップ01(以下S01のように記載する)で、ブーム旋回角度検出器16からのブーム32の旋回角度の情報を取得する。
LR:アウトリガ装置33と荷重検出器13との間の距離
Ft=(WS+(WR・LR/(LW・cosθ)))/N
N:安全率
WS:荷台28に負荷される荷重により荷重検出器13にかかる負荷と、アウトリガ装置33まわりで釣り合う吊荷重
LW:アウトリガ装置33と吊荷重発生位置との間の距離
θ:ブーム32の前方正面方向からの旋回角
なお、上記の「初期状態」とは、荷台28に積載物がなく、かつブーム32が最も縮小した状態をいう。
第1実施形態の積載形トラッククレーン10では、荷重検出器13は、電気信号のオンオフを切り替える荷重検出スイッチであり、具体的には近接スイッチ13aを用いた構成であったが、荷台28に負荷される荷重を検出する荷重検出器13はこれらに限定されない。
12 制御装置
13 荷重検出器
14 警報器
21 クレーン装置
24 車軸
27 運転室
28 荷台
32 ブーム
33 アウトリガ装置
Claims (4)
- 運転室と荷台との間にクレーン装置が備えられている積載形トラッククレーンであって、
該積載形トラッククレーンには、側面方向から見て前記運転室と前記荷台との間に位置しているアウトリガ装置と、
前記荷台に負荷される荷重を検出する荷重検出器と、
該荷重検出器からの荷重信号を受ける制御装置と、
該制御装置に接続されている警報器と、
が備えられ、
該制御装置は、前記クレーン装置を構成するブームが前方領域に位置している場合に、前記荷重信号に基づいて、前記クレーン装置の動作を規制する機能または前記警報器を作動させる機能の少なくともいずれかを働かせるための制御モードを起動し、
前記制御装置が、前記荷重信号により、前記荷台に負荷される荷重があらかじめ定められた値以下であると判断した場合の前記制御モードは、第1制御モードであり、
該第1制御モードにおける吊荷の定格荷重Ftが、
前記制御装置にあらかじめ入力されているW R (初期状態で前記荷重検出器へ負荷される荷重)およびL R (前記アウトリガ装置と荷重発生位置との間の距離)に基づいて算出されており、
前記第1制御モードにおける吊荷の定格荷重Ftが、(W S +(W R ・L R /(L W ・cosθ)))/N(N:安全率、W S :前記荷台に負荷される荷重により前記荷重検出器にかかる負荷と、前記アウトリガ装置を中心として釣り合う吊荷重、L W :前記アウトリガ装置と吊荷重発生位置との間の距離、θ:前方真正面からの旋回角)で算出されている、
ことを特徴とする積載形トラッククレーン。 - 前記荷重検出器が、
あらかじめ定められた荷重が前記荷台に負荷された場合に、電気信号のオンオフを切り替える荷重検出スイッチである、
ことを特徴とする請求項1に記載の積載形トラッククレーン。 - 前記荷重検出器が、前記荷台の負荷に対応した電気信号を出力する検出器である、
ことを特徴とする請求項1に記載の積載形トラッククレーン。 - 前記荷重検出器が、
前記積載形トラッククレーンを構成する後輪に負荷されている荷重を検出する、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の積載形トラッククレーン。
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JP2019166134A JP7342548B2 (ja) | 2019-09-12 | 2019-09-12 | 積載形トラッククレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019166134A JP7342548B2 (ja) | 2019-09-12 | 2019-09-12 | 積載形トラッククレーン |
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JP2021042051A JP2021042051A (ja) | 2021-03-18 |
JP7342548B2 true JP7342548B2 (ja) | 2023-09-12 |
Family
ID=74862074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019166134A Active JP7342548B2 (ja) | 2019-09-12 | 2019-09-12 | 積載形トラッククレーン |
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- 2019-09-12 JP JP2019166134A patent/JP7342548B2/ja active Active
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