JP4184107B2 - ゴルフボール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴルフボールに関する。詳細には、本発明は、ゴルフボールのディンプルパターンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフボールは、その表面に多数のディンプルを備えている。ディンプルの役割は、飛行時のゴルフボール周りの空気の流れを乱すことによって乱流剥離を起こさせることにある(以下、「ディンプル効果」と称される)。乱流剥離によって空気のゴルフボールからの剥離点が後方に下がり、抗力係数(Cd)が小さくなる。乱流剥離によってバックスピンに起因するゴルフボールの上側と下側とにおける剥離点の差が助長され、ゴルフボールに作用する揚力が高められる。抗力の低減と揚力の向上とによって、ゴルフボールの飛距離が増大する。空力的に優れたディンプルは、乱流剥離を促進する。換言すれば、空力的に優れたディンプルは、空気の流れをよりよく乱しうる。
【0003】
ディンプルの配置には、多面体(特に正多面体又は準正多面体)が用いられることが多い。多面体が用いられる場合は、仮想球面に内接する多面体が想定され、球中心から仮想球面に放射される光線によって多面体の辺が仮想球面に投影されて区画線が形成される。この区画線によって仮想球面が区画されて、ディンプルが配置される。用いられる正多面体としては、正六面体、正八面体、正十二面体及び正二十面体が挙げられる。また、用いられる準正多面体としては、二十面十二面体及び立方八面体が例示される。二十面十二面体が用いられたディンプルパターンが、特開昭60−234674号公報に開示されている。立方八面体が用いられたディンプルパターンが、特開平1−221182号公報に開示されている。
【0004】
ディンプルの平面形状の改良によりゴルフボールの飛行性能を向上させる技術が、種々提案されている。例えば、特開平4−220271号公報には、形状の異なる2種のディンプルが隣接したゴルフボールが開示されている。特開平5−84328号公報には、円形ディンプルと非円形ディンプルとを備えたゴルフボールが開示が開示されている。特開平5−96026号公報には、非円形でかつ断面形状がダブルスロープであるディンプルを備えたゴルフボールが開示されている。非円形ディンプルのディンプル効果が大きいことは、当業者によって理解されている。多角形ディンプルのディンプル効果は、特に大きい。多角形ディンプルを備えたゴルフボールは、飛行性能に優れている。
【0005】
【特許文献1】
特開昭60−234674号公報
【特許文献2】
特開平1−221182号公報
【特許文献3】
特開平4−220271号公報
【特許文献4】
特開平5−84328号公報
【特許文献5】
特開平5−96026号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ゴルフボールの外観向上及び表面積占有率の向上の観点から、多数の多角形ディンプルが整然と並ぶように配置されることが好ましい。多角形ディンプルは、円形ディンプルに比べて対称性が不十分である。この多角形ディンプルが整然と並べられると、ゴルフボールとしての空力的対称性を損なうおそれがある。
【0007】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、飛行性能に優れ、かつ空力的対称性に優れたゴルフボールの提供をその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るゴルフボールは、その表面に、多角形ディンプルを含む多数のディンプルを備えている。このゴルフボールでは、仮想球面に内接する準正多面体の辺がこの仮想球面に投影されることにより形成された区画線によって仮想球面が複数の球面正多角形に区画されたとき、これら球面正多角形にディンプルが配置されている。ディンプル総数に対する多角形ディンプルの比率は、50%以上である。このゴルフボールでは、多角形ディンプルが飛行性能に寄与する。このゴルフボールでは、準正多面体が用いられたディンプルパターンが、空力的対称性に寄与する。多角形ディンプルと準正多面体との相乗効果により、優れた空力特性がゴルフボールに付与される。
【0009】
空力的対称性の観点から、区画線によって複数の第一球面正多角形と複数の第二球面正多角形とに仮想球面が形成されたとき、全ての第一球面正多角形に実質的に互いに等価にディンプルが配置されているのが好ましく、全ての第二球面正多角形に実質的に互いに等価にディンプルが配置されているのが好ましい。空力的対称性の観点から、区画線が実質的にディンプルと交差しないことが好ましい。
【0010】
好ましくは、第一球面正多角形にはこの第一球面正多角形の頂点の数と同じ数の頂点を備えた正多角形ディンプルが主として配置され、第二球面正多角形にはこの第二球面正多角形の頂点の数と同じ数の頂点を備えた正多角形ディンプルが主として配置される。このゴルフボールでは、表面積占有率(ディンプルの面積の合計が仮想球面の面積に占める比率)が高められうる。
【0011】
典型的には、第一球面正多角形の頂点の数は3であり、第二球面正多角形の頂点の数は4である。換言すれば、第一球面正多角形は球面正三角形であり、第二球面正多角形は球面正方形である。球面正三角形に主として正三角形ディンプルが配置され、球面正方形に主として正方形ディンプルが配置されることにより、優れたディンプル効果が発揮される。
【0012】
特に好ましい準正多面体は、正三角形及び正方形のみからなりしかも正方形同士が隣接しないという理由から、立方八面体及び捩れ立方体である。
【0013】
捩れ立方体が用いられれば、区画線がディンプルと交差していない場合でも、表面に大円帯が存在しないゴルフボールが得られうる。このゴルフボールは、空力的対称性にきわめて優れる。
【0014】
好ましくは、ディンプルの表面積占有率は、70%以上である。このゴルフボールは、飛行性能に優れる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフボール1が示された一部切り欠き断面図である。このゴルフボール1は、球状のコア2と、カバー3とを備えている。カバー3の表面には、多数のディンプル4が形成されている。ゴルフボール1の表面のうちディンプル4以外の部分は、ランド5ある。このゴルフボール1は、カバー3の外側にペイント層及びマーク層を備えているが、これらの図示は省略されている。
【0017】
このゴルフボール1の直径は、通常は40mmから45mm、さらには42mmから44mmである。米国ゴルフ協会(USGA)の規格が満たされる範囲で空気抵抗が低減されるという観点から、直径は42.67mm以上42.80mm以下が特に好ましい。このゴルフボール1の質量は、通常は40g以上50g以下、さらには44g以上47g以下である。米国ゴルフ協会の規格が満たされる範囲で慣性が高められるという観点から、質量は45.00g以上45.93g以下が特に好ましい。
【0018】
コア2は、ゴム組成物が架橋されることによって形成されている。ゴム組成物の基材ゴムとしては、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体及び天然ゴムが例示される。反発性能の観点からポリブタジエンが好ましく、特にハイシスポリブタジエンが好ましい。コア2の架橋には、通常は共架橋剤が用いられる。反発性能の観点から好ましい共架橋剤は、アクリル酸亜鉛、アクリル酸マグネシウム、メタクリル酸亜鉛及びメタクリル酸マグネシウムである。ゴム組成物には、共架橋剤と共に有機過酸化物が配合されるのが好ましい。好適な有機過酸化物としては、ジクミルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン及びジ−t−ブチルパーオキサイドが挙げられる。ゴム組成物には、充填剤、硫黄、老化防止剤、着色剤、可塑剤、分散剤等の各種添加剤が、必要に応じて適量配合される。コア2の直径は、通常は30.0mm以上42.0mm以下、特には38.0mm以上41.5mm以下である。コア2が、2以上の層から構成されてもよい。
【0019】
カバー3は、合成樹脂組成物から成形されている。カバー3の基材樹脂としては、アイオノマー樹脂、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、スチレン系熱可塑性エラストマー及びポリオレフィン系熱可塑性エラストマーが例示される。カバー3には、必要に応じ、着色剤、充填剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、蛍光剤、蛍光増白剤等が適量配合される。カバー3の厚みは、通常は0.3mm以上6.0mm以下、特には0.6mm以上2.4mm以下である。カバー3が、2以上の層から構成されてもよい。
【0020】
図2は図1のゴルフボール1が示された拡大平面図であり、図3はその正面図である。このゴルフボール1では、ディンプル4は、立方八面体が用いられて配置されている。立方八面体は、準正多面体の一種である。立方八面体は、14個の面を備えている。8個の面は正三角形であり、6個の面は正方形である。仮想球面に内接する立方八面体が想定され、この立方八面体の24本の辺が投影された24本の区画線によって仮想球面が14個の球面正多角形に区画されて、この球面正多角形ごとにディンプル4が配置されている。球面正多角形は、第一球面正多角形である球面正三角形Stと、第二球面正多角形である球面正方形Ssとの2種からなる。このゴルフボール1には、球面正三角形Stは8個存在しており、球面正方形Ssは6個存在している。本明細書で用いられる「仮想球面」という用語は、ディンプル4が存在しないと仮定されたときのゴルフボール1の表面を意味する。
【0021】
このゴルフボール1の球面正三角形Stには、ディンプルA1が形成されている。図2及び図3では、1つの球面正三角形Stのみに、ディンプル4の種類を示す符号(A1)が示されている。ディンプルA1の平面形状は、実質的に正三角形である。正三角形ディンプルA1は、球面正三角形Stの内部に存在している。従って、正三角形ディンプルA1は、区画線(図示されず)とは実質的に交差していない。もちろん、正三角形ディンプルA1が区画線と交差してもよい。。正三角形ディンプルA1は球面上に存在しているので、3本の辺は厳密には円弧状である。正三角形ディンプルA1の頂点の数は3であり、球面正三角形Stの頂点の数も3である。両者は一致している。換言すれば、正三角形ディンプルA1は球面正三角形Stと実質的に相似である。球面正三角形Stと実質的に相似であるディンプルが配置されることにより、ディンプルの密度が高められうる。正三角形以外の多角形ディンプル又は円形ディンプルが球面正三角形Stに配置されてもよいが、正三角形ディンプルA1が主として配置されるのが好ましい。具体的には、下記数式(I)で示される比率Rtは50%以上が好ましく、65%以上がより好ましく、80%以上がさらに好ましく、100%が最も好ましい。
Rt=(Nt/Nd)・100 (I)
この数式においてNdは球面正三角形Stに含まれるディンプル4の数を表し、Ntは球面正三角形Stに含まれる正三角形ディンプルA1の数を表す。球面正三角形Stに含まれるディンプルとは、その重心が球面正三角形Stに含まれるディンプルを意味する。球面正三角形Stに2種以上の正三角形ディンプルが形成されてもよい。この場合は、全ての正三角形ディンプルの合計数が、Ntとされる。
【0022】
このゴルフボール1では、8個の球面正三角形Stのディンプルパターンは、実質的に互いに同一である。これにより、ゴルフボール1の空力的対称性が高められる。実質的に同一な状態には、対比されるディンプルパターン同士が完全に同一の場合のみならず、製造誤差によって両者が多少異なる場合や、ゴルフボール1の成形の都合(コア保持ピン、ベントピン、射出ゲート、パーティングライン等が設けられる都合)によって意図的に両者が多少異ならされる場合も含まれる。8個の球面正三角形Stのディンプルパターンは、実質的に互いに等価であってもよい。この場合も、ゴルフボール1の空力的対称性が優れている。等価な状態には、対比されるディンプルパターン同士が同一である場合、回転対称である場合及び鏡面対称である場合が含まれる。
【0023】
このゴルフボール1の球面正方形Ssには、大きなディンプルB1と小さなディンプルB2とが形成されている。図2及び図3では、1つの球面正三角形Ssのみに、ディンプル4の種類を示す符号(B1、B2)が示されている。ディンプルB1、B2の平面形状は、実質的に正方形である。正方形ディンプルB1、B2は、球面正方形Ssの内部に存在している。従って、正方形ディンプルB1、B2は、区画線(図示されず)とは実質的に交差していない。もちろん、正方形ディンプルB1、B2が区画線と交差してもよい。正方形ディンプルB1、B2は球面上に存在しているので、4本の辺は厳密には円弧状である。正方形ディンプルB1、B2の頂点の数は4であり、球面正方形Ssの頂点の数も4である。両者は一致している。換言すれば、正方形ディンプルB1、B2は球面正方形Ssと実質的に相似である。球面正方形Ssと実質的に相似であるディンプル4が配置されることにより、ディンプル4の密度が高められうる。正方形以外の多角形ディンプル又は円形ディンプルが球面正方形Ssに配置されてもよいが、正方形ディンプルB1、B2が主として配置されるのが好ましい。具体的には、下記数式(II)で示される比率Rsは50%以上が好ましく、65%以上がより好ましく、80%以上がさらに好ましく、100%が最も好ましい。
Rs=(Ns/Nd)・100 (II)
この数式においてNdは球面正方形Ssに含まれるディンプル4の数を表し、Nsは球面正方形Ssに含まれる正方形ディンプルB1、B2の数を表す。球面正方形Ssに含まれるディンプルとは、その重心が球面正方形Ssに含まれるディンプルを意味する。
【0024】
このゴルフボール1では、6個の球面正方形Ssのディンプルパターンは、実質的に互いに同一である。これにより、ゴルフボール1の空力的対称性が高められる。6個の球面正方形Ssのディンプルパターンは、実質的に互いに等価であってもよい。この場合も、ゴルフボール1の空力的対称性が優れている。
【0025】
正三角形ディンプルA1及び正方形ディンプルB1、B2は、頂点の数が比較的小さいので、多角形ディンプルの中でも特に優れたディンプル効果を発揮する。一方、正三角形ディンプルA1の対称軸はわずか3本であり、正方形ディンプルB1、B2の対称軸はわずか4本である。対称軸が少ないディンプルは、空力的異方性がきつい。立方八面体が用いられたディンプルパターンでは、ゴルフボール1の表面が球面正三角形Stと球面正方形Ssとに区画されるので、変化に富む。従って、球面正三角形St及び球面正方形Ssに正多角形ディンプルが整然と並べられた場合でも、ゴルフボール1全体としての空力的対称性が損なわれにくい。球面正三角形St及び球面正方形Ssに正多角形ディンプルが整然と並べられることにより、表面積占有率が高められうる。大きな表面積占有率は、ゴルフボール1の飛行性能に寄与する。球面正三角形St及び球面正方形Ssに正多角形ディンプルが整然と並べられることにより、ゴルフボール1の外観も高められうる。
【0026】
ディンプルが整然と並び、しかも空力的対称性に優れるという効果は、立方八面体(3,4,3,4)以外の準正多面体でも得られうる。他の準正多面体としては、切隅四面体(3,6,6)、切隅六面体(3,8,8)、切隅八面体(4,6,6)、切隅十二面体(3,10,10)、切隅二十面体(5,6,6)、二十面十二面体(3,5,3,5)、大菱形立方八面体(4,6,8)、大菱形二十面十二面体(4,6,10)、小菱形立方八面体(3,4,4,4)、ミラーの多面体(3,4,4,4)、小菱形二十面十二面体(3,4,5,4)、捩れ立方体(3,3,3,3,4)及び捩れ十二面体(3,3,3,3,5)が挙げられる。上記括弧内の数字は、1つの頂点を共有する複数の多角形のそれぞれにおける辺数である。ディンプル効果が優れた正三角形ディンプル及び正方形ディンプルが整然と配置されうるとの理由から、立方八面体、捩れ立方体、小菱形立方八面体及びミラーの多面体が好ましい。立方八面体、捩れ立方体、小菱形立方八面体及びミラーの多面体は、正三角形及び正方形のみから構成される。特に、立方八面体又は捩れ立方体が用いられれば、球面正方形同士が隣接しないので、空力的対称性に優れたゴルフボールが得られる。
【0027】
飛行性能の観点から、下記数式(III)で示される比率Rは50%以上が好ましく、65%以上がより好ましく、80%以上がさらに好ましく、100%が最も好ましい。
R=(Np/Nd)・100 (III)
この数式においてNdはゴルフボール1におけるディンプル4の総数を表し、Npはゴルフボール1における多角形ディンプルの数を表す。
【0028】
ディンプルの表面積占有率は、70%以上が好ましい。表面積占有率が上記範囲未満であると、十分なディンプル効果が得られず、ゴルフボール1の飛行性能が不十分となることがある。この観点から、表面積占有率は75%以上がより好ましく、80%以上がさらに好ましく、85%以上が特に好ましい。表面積占有率は、通常は95%以下に設定される。表面積占有率は、仮想球面の面積に対するディンプル総面積の比率である。ディンプル4の面積とは、無限遠からゴルフボール1の中心を見た場合の、ディンプルエッジラインに囲まれた図形の面積のことである。
【0029】
個々のディンプル4の面積は、3mm以上30mm以下が好ましい。面積が上記範囲未満であると、ディンプル効果が得られにくいことがある。この観点から、面積は4mm以上がより好ましく、5mm以上が特に好ましい。面積が上記範囲を越えると、略球体であるというゴルフボール本来の性質が損なわれることがある。この観点から、面積は25mm以下がより好ましく、20mm以下が特に好ましい。ディンプル4の深さは、通常は0.08mm以上0.60mm以下、さらには0.10mm以上0.55mm以下、特には0.12mm以上0.50mm以下である。ディンプル4の深さは、ディンプル4の表面と仮想球面との最大距離である。
【0030】
ディンプル4の総容積は、400mm以上750mm以下が好ましい。総容積が上記範囲未満であると、ホップする弾道となることがある。この観点から、総容積は450mm以上がより好ましく、470mm以上が特に好ましい。総容積が上記範囲を超えると、ドロップする弾道となるおそれがある。この観点から、総容積は700mm以下がより好ましく、680mm以下が特に好ましい。ディンプル4の容積とは、ディンプル4の表面と仮想球面とに囲まれた部分の容積のことである。
【0031】
ディンプル4の総数は、200個以上500個以下が好ましい。総数が上記範囲未満であると、ディンプル効果が得られにくい。この観点から、総数は220個以上がより好ましく、240個以上が特に好ましい。総数が上記範囲を超えると、個々のディンプル4のサイズが小さいことに起因してディンプル効果が得られにくい。この観点から、総数は480個以下がより好ましく、460個以下が特に好ましい。
【0032】
図4は本発明の他の実施形態に係るゴルフボール6が示された平面図であり、図5はその正面図である。このゴルフボール6では、ディンプル7は、準正多面体の一種である捻れ立方体が用いられて配置されている。捩れ立方体は、38個の面を備えている。32個の面は正三角形であり、6個の面は正方形である。仮想球面に内接する捩れ立方体が想定され、この捩れ立方体の60本の辺が投影された60本の区画線によって仮想球面が38個の球面正多角形に区画されて、この球面正多角形ごとにディンプル7が配置されている。球面正多角形は、第一球面正多角形である球面正三角形Stと、第二球面正多角形である球面正方形Ssとの2種からなる。このゴルフボール6には、球面正三角形Stは32個存在しており、球面正方形Ssは6個存在している。
【0033】
このゴルフボール6の球面正三角形Stには、ディンプルA1が形成されている。図4及び図5では、1つの球面正三角形Stのみに、ディンプル7の種類を示す符号(A1)が示されている。ディンプルA1の平面形状は、実質的に正三角形である。正三角形ディンプルA1は、球面正三角形Stの内部に存在している。従って、正三角形ディンプルA1は、区画線(図示されず)とは実質的に交差していない。もちろん、正三角形ディンプルA1が区画線と交差してもよい。正三角形ディンプルA1は球面上に存在しているので、3本の辺は厳密には円弧状である。正三角形ディンプルA1の頂点の数は3であり、球面正三角形Stの頂点の数も3である。両者は一致している。換言すれば、正三角形ディンプルA1は球面正三角形Stと実質的に相似である。球面正三角形Stと実質的に相似であるディンプル7が配置されることにより、ディンプル7の密度が高められうる。正三角形以外の多角形ディンプル又は円形ディンプルが球面正三角形Stに配置されてもよいが、正三角形ディンプルA1が主として配置されるのが好ましい。具体的には、上記数式(I)で示される比率Rtは50%以上が好ましく、65%以上がより好ましく、80%以上がさらに好ましく、100%が最も好ましい。
【0034】
このゴルフボール6では、32個の球面正三角形Stのディンプルパターンは、実質的に互いに同一である。32個の球面正三角形Stのディンプルパターンは、実質的に互いに等価であってもよい。実質的に同一な場合も実質的に等価な場合も、ゴルフボール6の空力的対称性が高められる。
【0035】
このゴルフボール6の球面正方形Ssには、ディンプルB1が形成されている。図4及び図5では、1つの球面正三角形Ssのみに、ディンプル7の種類を示す符号(B1)が示されている。ディンプルB1の平面形状は、実質的に正方形である。正方形ディンプルB1は、球面正方形Ssの内部に存在している。従って、正方形ディンプルB1は、区画線(図示されず)とは実質的に交差していない。もちろん、正方形ディンプルB1が区画線と交差してもよい。正方形ディンプルB1は球面上に存在しているので、4本の辺は厳密には円弧状である。正方形ディンプルB1の頂点の数は4であり、球面正方形Ssの頂点の数も4である。両者は一致している。換言すれば、正方形ディンプルB1は球面正方形Ssと実質的に相似である。球面正方形Ssと実質的に相似であるディンプル7が配置されることにより、ディンプル7の密度が高められうる。正方形以外の多角形ディンプル又は円形ディンプルが球面正方形Ssに配置されてもよいが、正方形ディンプルB1が主として配置されるのが好ましい。具体的には、上記数式(II)で示される比率Rsは50%以上が好ましく、65%以上がより好ましく、80%以上がさらに好ましく、100%が最も好ましい。
【0036】
このゴルフボール6では、6個の球面正方形Ssのディンプルパターンは、実質的に互いに同一である。6個の球面正方形Ssのディンプルパターンは、実質的に互いに等価であってもよい。実質的に同一な場合も実質的に等価な場合も、ゴルフボール6の空力的対称性が高められる。
【0037】
このゴルフボール6では、正三角形ディンプルA1及び正方形ディンプルB1により、飛行性能が高められる。このゴルフボール6は、捩れ立方体が用いられているので、その表面が変化に富む。従って、球面正三角形St及び球面正方形Ssに正多角形ディンプルが整然と並べられた場合でも、ゴルフボール全体としての空力的対称性が損なわれにくい。球面正三角形St及び球面正方形Ssに正多角形ディンプルが整然と並べられることにより、表面積占有率が高められうる。大きな表面積占有率は、ゴルフボール6の飛行性能に寄与する。球面正三角形St及び球面正方形Ssに正多角形ディンプルが整然と並べられることにより、ゴルフボール6の外観も高められうる。
【0038】
捩れ立方体が用いられたディンプルパターンでは、1つの大円上で区画線が連続して並ぶことがない。従って、区画線とディンプル7とが交差しない場合でも、区画線に沿った大円帯が形成されない。このゴルフボール6は、大円帯を全く備えていない。このゴルフボール6は、空力的対称性にきわめて優れる。
【0039】
【実施例】
以下、実施例に基づいて本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
【0040】
[実施例1]
ソリッドゴムからなるコアを金型に投入し、コアの周りにアイオノマー樹脂組成物を射出してカバー層を形成し、図2及び図3に示されたディンプルパターンを備えた実施例1のゴルフボールを得た。ボールの外径は42.70mm±0.03mmであり、コンプレッションは85±2であった。
【0041】
[実施例2及び比較例1]
金型を変更した他は実施例1と同様にして、図4及び図5に示されたディンプルパターンを備えた実施例2のゴルフボール、並びに図6及び図7に示されたディンプルパターンを備えた比較例1のゴルフボールを得た。比較例1のゴルフボールのディンプルパターンは、実施例1と同様に、立方八面体が用いられて得られたものである。
【0042】
【表1】
Figure 0004184107
【0043】
[飛距離テスト]
ツルテンパー社製のスイングマシンにメタルヘッド製のドライバー(W1)を取り付け、ヘッド速度が約49m/s、打ち出し角度が約11°、バックスピンの速度が約3000rpmとなるように、マシン条件を調整した。そして、各ゴルフボールを打撃し、飛距離(発射地点から落下地点までの距離)を測定した。テスト中のコンディションは、向かい風で平均風速は約1m/sであった。ポール打ち及びシーム打ちのそれぞれについて20回ずつの計測が行われた。20個のデータの平均値、及びポール打ちのデータとシーム打ちのデータとの差が、下記の表2に示されている。ポール打ちとは、バックスピンの回転軸がゴルフボール金型のパーティング面に含まれる打撃方法である。シーム打ちとは、バックスピンの回転軸がゴルフボール金型のパーティング面に垂直となる打撃方法である。
【0044】
【表2】
Figure 0004184107
【0045】
表2に示されるように、実施例1及び2のゴルフボールの飛距離は、比較例1のゴルフボールの飛距離よりも大きい。しかも、実施例1及び2のゴルフボールの差は、比較例1のゴルフボールの差よりも小さい。この評価結果より、本発明の優位性は明らかである。
【0046】
【発明の効果】
以上説明されたように、本発明のゴルフボールは飛行性能及び空力的対称性に優れる。このゴルフボールは、ゴルファーの飛距離への要求に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態にかかるゴルフボールが示された一部切り欠き断面図である。
【図2】図2は、図1のゴルフボールが示された拡大平面図である。
【図3】図3は、図1のゴルフボールが示された拡大正面図である。
【図4】図4は、本発明の他の実施形態に係るゴルフボールが示された平面図である。
【図5】図5は、図4のゴルフボールが示された正面図である。
【図6】図6は、本発明の比較例1ゴルフボールが示された平面図である。
【図7】図7は、図6のゴルフボールが示された正面図である。
【符号の説明】
1、6・・・ゴルフボール
2・・・コア
3・・・カバー
4、7・・・ディンプル
5・・・ランド
St・・・球面正三角形
Ss・・・球面正方形

Claims (9)

  1. 多角形ディンプルを含む多数のディンプルをその表面に備えており、
    その仮想球面に内接する準正多面体の辺がこの仮想球面に投影されることにより形成された区画線によって仮想球面が複数の球面正多角形に区画されたとき、これら球面正多角形にディンプルが配置されており、
    ディンプル総数に対する多角形ディンプルの比率が50%以上であり、
    全ての球面正多角形のそれぞれにおいて、当該球面正多角形の頂点の数と同じ数の頂点を備えた正多角形ディンプルが主として配置されているゴルフボール。
  2. 全ての球面正多角形のそれぞれにおいて、当該球面正多角形に含まれる全ての正多角形ディンプルの頂点の数が、当該球面正多角形の頂点の数と同じである請求項1に記載のゴルフボール。
  3. 上記区画線によって、複数の第一球面正多角形とこの第一球面正多角形とは頂点の数が異なる複数の第二球面正多角形とが形成されたとき、
    全ての第一球面正多角形には実質的に互いに等価にディンプルが配置されており、
    全ての第二球面正多角形には実質的に互いに等価にディンプルが配置されている請求項1に記載のゴルフボール。
  4. 上記区画線によって、仮想球面が、頂点の数が3である複数の第一球面正多角形と、頂点の数が4である複数の第二球面正多角形とのみに区画される請求項1に記載のゴルフボール。
  5. 上記準正多面体が立方八面体である請求項4に記載のゴルフボール。
  6. 上記準正多面体が捩れ立方体である請求項4に記載のゴルフボール。
  7. 上記区画線がディンプルと交差しておらず、表面に大円帯が存在しない請求項6に記載のゴルフボール。
  8. 上記区画線が実質的にディンプルと交差しない請求項1から7のいずれかに記載のゴルフボール。
  9. 上記ディンプルの面積の合計が上記仮想球面の面積に占める比率が70%以上である請求項1から8のいずれかに記載のゴルフボール。
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