JP4175235B2 - 締結装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、自動車のシリンダーブロックにボルト等を締結するナットランナーを備えた締結装置に関する。
従来、自動車のシリンダーブロックには、上部カバーやチェーンケース等を多数のボルトを介して締結しているが、これらのボルトは、一般にナットランナーを用いて締結される。
このナットランナーには、ボルト頭に係合され回転駆動されるソケットが設けられていおり、該ソケットが下向きになるようにカウンタバランスを備えた昇降シリンダー等によって吊り下げられている。また、シリンダーブロックは、ソケットに係合しうるように上向きの姿勢で支持されたまま、ボルト締結される。なお、ナットランナーのソケットを回転駆動させる駆動源としては、電動モーターやエアモーター等の回転モーターが用いられている。
このようなナットランナーとしては、シリンダーブロックに用いられる大部分のボルトを同時に締結させる多軸ナットランナーなどが採用されている。この多軸ナットランナーには、複数のナットランナーから構成されると共に、これらの各ナットランナー同士のピッチを可変自在にしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−239853公報
しかしながら、前記従来例では、各々のナットランナー間隔の可変量には制限があり、また、ボルトの締結方向も締結部位によって様々な角度に設定されているため、一つのナットランナーによって多種類のエンジンの締結作業を行うのは困難であった。
そこで、本発明は、締結方向が異なる多種類の被締結部材に締結具の締結作業を行うことができる締結装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明に係る締結装置は、エンジンのシリンダーブロックを保持した状態で所定角度まで回動させる回動手段と、該回動手段に保持されたシリンダーブロックに締結具を締結する締結手段と、前記シリンダーブロックのクランクシャフトを所定角度まで回動させるクランクシャフト回動手段とを備え、前記締結手段を、前記シリンダーブロック対して3軸方向に移動自在に構成し、前記回動手段は、前記シリンダーブロックを回動可能に保持する回動装置と、前記シリンダーブロックを回転駆動させる駆動装置とからなり、前記クランクシャフト回動手段と駆動装置とを所定間隔をおいて対向して配置すると共に、これらのクランクシャフト回動手段と駆動装置との間を、前記回動装置が移動可能に構成している。
本発明に係る締結装置によれば、シリンダーブロックを所定角度まで回動させることができるため、締結作業に適した回動角度にシリンダーブロックを回動させることができる。また、締結手段を、前記シリンダーブロックに対して3軸方向に移動自在にしたため、締結部位が変わった場合にも締結作業を行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1は、本発明の実施形態による締結装置1の全体を示す斜視図である。なお、以下においては、被締結部材としてエンジンのシリンダーブロック3を用いた形態について説明する。
本実施形態による締結装置1は、図1に示すように、大まかには、シリンダーブロック3を保持して回動させる回動手段5と、該回動手段5に保持されたシリンダーブロック3にボルトを締結させる締結手段であるナットランナー7と、前記シリンダーブロック3のクランクシャフト(図示せず)を回動させるクランクシャフト回動手段9と、前記ナットランナー7の先端に取り付けるソケット11,13を載置するソケット載置台15とを備えている。
前記回動手段5は、フロアFに敷設されたコンベア17上を走行自在に構成された回動装置19と、フロアF上に固定された駆動装置21とを備えている。
図2は、本実施形態による回動装置19を示す斜視図、図3は、本実施形態による回動装置19と駆動装置21とからなる回動手段5を拡大して示す正面図である。
前記回動装置19は、図2及び図3に示すように、下部側の支持台23と、該支持台23上に取り付けられた回動装置本体25と、該回動装置本体25に支軸27を介して回動自在に軸支された保持部材29と、該保持部材29に穿設された複数の係止孔33に抜き差し自在に支持されたピン状部材35とを備えている。
前記回動装置本体25の長手方向には、前述のように、支軸27とピン状部材35とが貫通して配設されており、図3に示すように、支軸27の右側の端部は回動装置本体25から突出してアーム37を貫通し、その先端に嵌合部材39が固定されている。該嵌合部材39の側面には、上下方向に間隔を隔てて2つの嵌合溝41,41が形成されている。また、前記アーム37には支軸27が貫通し、この状態でアーム37は支軸27に揺動自在に軸支され、該アーム37の下端部には、ピン状部材35が揺動自在に支持されている。従って、アーム37の上端部に設けられたハンドル43を把持して図3の矢印方向(左方向)に押し込むと、アーム37は支点45を中心に回動し、アーム37の上部側が左方向に揺動すると共にアーム37の下部側が右方向に揺動し、ピン状部材35も右方向に移動するように構成されている。さらに、図3における支軸27の左側の端部は保持部材29に固定されており、嵌合部材39が回動すると、支軸27を介して保持部材29も同時に回動し、更にこの保持部材29に固定されているシリンダーブロック(二点鎖線で示す)3も同期して回動する。なお、前記保持部材29の下端には、該保持部材29を下方位置に保持させるバランスウェイト31が取り付けられており、アーム37の下端部には、図示しないが、該下端部を図3の左方向に付勢する付勢手段が配設されている。
また、前記駆動装置21は、図1と図3に示すように、フロアF上に固定された基台47と、該基台47上に取り付けられ、回動装置19側に進退自在でかつその周方向に回動自在に構成されたスライド軸49と、該スライド軸49の先端に取り付けられた係止部材51と、スライド軸49の上方に配設されて、回動装置19側に進退自在に支持された当接部材53と、前記スライド軸49を回動させる回転駆動部55とからなる。
前記スライド軸49は、横方向に細長く延びる円柱状に形成されており、図3の左右方向に摺動すると共に回転駆動をする。そして、係止部材51の先端には突片57,57が互いに間隔を隔てて配置されており、これらの突片57,57は、前記回動装置19の嵌合部材39の嵌合溝41に嵌合するように形成されている。そして、当接部材53はその先端が前記アーム37の上端に突き当たり、アーム37の下部側が右方向に回動するように構成されている。
図4は、ナットランナー7を拡大して示す斜視図である。このナットランナー7は、大きな回転トルクを必要とする大トルク用ナットランナー59と、該大トルク用ナットランナー59よりも小さな回転トルクで締結できる小トルク用ナットランナー61とが一対に対向配置されたものであり、図1に示すように、締結装置1の左右前後方向の端部に4箇所、設置されている。また、これらの大トルク用ナットランナー59と小トルク用ナットランナー61は、走行レール83上を一軸方向に相対移動可能に支持されている。
大トルク用ナットランナー59は、大トルク用シリンダー63と昇降シリンダー65によってソケット11がz方向(上下方向)に移動自在に構成されている。大トルク用ナットランナー59は、断面L字状に形成された第1支持板69に固定され、該第1支持板69は昇降シリンダー65のロッド先端に取り付けられている。この第1支持板69は、レール部材71を介して第2支持板73にz方向に摺動自在に支持されている。また、この第2支持板73には、前記昇降シリンダ65が取り付けられており、この第2支持板73はレール部材71を介して第3支持板75に対してy方向(左右方向)に摺動自在に支持され、該第3支持板75は第4支持板77に固定されている。さらに、この第4支持板77は、レール部材71を介して走行レール材83にx方向にスライド自在に支持されている。
ここで、第4支持板77の走行レール材83のレール部材71に対する支持構造を簡単に説明するが、第4支持板77以外の第1支持板69、第2支持板73及び第3支持板75等も同様の構造に構成されている。
第4支持板77は、図4に示すように、左右方向(y方向)に延設される上壁部79と、該上壁部79の端部から下方向(z方向)に延設される縦壁部81とから断面略L字状に屈曲形成されている。その一方、前後方向(x方向)には、角筒状に形成された走行レール材83が延設されており、該走行レール材83の上面85には、走行レール部87と、該走行レール部87に沿った歯合レール部89とが敷設され、走行レール材83の側面には、1本の走行レール部87が敷設されている。また、前記上壁部79の裏面には、これらの走行レール部87と歯合レール部89とに係合するレール91が配設されている。そして、第4支持板77の上壁部79の裏面側にはギヤ(図示せず)が配設されており、該ギヤは歯合レール部89の歯に歯合されているため、上壁部79に配設された駆動モーター93を作動させると、該駆動モーター93に結合されたギヤが回動し、第4支持板77を走行レール材83に対してx方向に走行させることができる。
また、小トルク用ナットランナー61は、小トルク用シリンダー95と昇降シリンダー67によってソケット13が上下方向に移動自在に構成されている。小トルク用ナットランナー61は、第5支持板97に固定されており、該第5支持板97はレール部材71を介して前記第4支持板77の縦壁部81に固定されている。
前記大トルク用ナットランナー59の先端に取り付けられているソケット11は、小トルク用ナットランナー61に取り付けられているソケット13よりも大きく形成されている。そして、ナットランナー7の先端に取り付けられたソケット11,13を回転させる回転駆動装置(図示せず)によるトルクは、大トルク用ナットランナー59の方が小トルク用ナットランナー61よりも大きく設定されている。
また、図1に示すように、4本の支柱99の上部には、それぞれソケット載置台15が配設されている。これらのソケット載置台15は、ナットランナー7の移動範囲内にあって、走行レール83上に沿って複数のソケット11,13を配置するものであり、4本の支柱99の内方側に向けて配設され、前後方向に沿って5つのソケット収納穴101が形成されている。該ソケット収納穴101には、前記大トルク用ナットランナー59のソケット11と小トルク用ナットランナー61のソケット13との双方を収納させることができる。なお、大トルク用ナットランナー59のソケット11のみを収容するようにしても良く、小トルク用ナットランナー61のソケット13のみを収容するようにしても良い。
図5は、クランクシャフト回動手段9を後方から見た正面図であり、二点鎖線で上下逆に配置したシリンダーブロック3を示している。
クランクシャフト回動手段9は、シリンダーブロック3のクランクシャフト端部103に係止される係止部105と、該係止部105を進退させる駆動部111とを備えている。
前記シリンダーブロック3の下部には、側方にクランクシャフト端部103が突出しており、該端部103は、径方向の上部に突起部107が形成されている。一方、クランクシャフト回動手段9の係止部105には、クランクシャフト端部103に係合するキー溝109が形成されている。よって、図5に示すように、クランクシャフト回動手段9の係止部105が前進してクランクシャフト端部103に係合することにより、前記突起部107が係止部105に対する回り止めとなる。よって、駆動部111を作動させて係止部105を回動させることにより、クランクシャフト(図6参照)113も同期して回動し所定の回動角度で駆動部111を保持することができる。
なお、クランクシャフト端部103にアダプター治具を係合させ、該アダプター治具をクランクシャフト回動手段9によって回動させるようにしても良い。
シリンダーブロック3には、図6に示すように、車載状態での下部側(図6の上部側)に駆動部111が回動自在に支持されている。駆動部111は、シリンダーブロック3の下部に回動自在に支持されており、図6の左側の端部103は、図示しない減速機に連結されている。この駆動部111は、レシプロエンジンでピストンの往復運動を回転運動に変える軸であり、図7に示すように、コネクティングロッド115とコネクティングロッドキャップ117とがクランクピン119に回動自在に取り付けられている。
即ち、図7に示すように、駆動部111を構成するクランクピン119には、該クランクピン119を、コネクティングロッド115とコネクティングロッドキャップとによって上下方向から挟み込んでいる。この場合は、シリンダーブロック3を上下を逆にした状態で、下方からコネクティングロッド115をクランクピン119に押し当て、上方からコネクティングロッドキャップ117をクランクピン119に押し当て、この状態で、コネクティングロッドキャップ117に形成した挿通孔123に締結具であるボルト121を挿入し、コネクティングロッド115のボルト穴125に螺合させている。
前記構成を有する締結装置1を用いてシリンダーブロック3にコネクティングロッドキャップ117をボルト締結する手順を簡単に説明する。
まず、図1と図2に示すように、回動装置19の保持部材29にシリンダーブロック3を固定する。この場合は、図示しない助力装置を用いてシリンダーブロック3を車載状態の上下位置を反転させ、この状態で図1,2の回転装置の保持部材29にシリンダーブロック3を取り付ける。
次いで、回動装置19をコンベア17上を前方に向けてスライドさせて、駆動装置21とクランクシャフト回動手段9との間の位置まで移動させる。そして、図3に示すように、回動手段5の駆動装置21を作動させて係止部材51と当接部材53を前進させる。
係止部材51の突片57が嵌合部材39の嵌合溝41に嵌合され、当接部材53の先端はアーム37の上端に突き当てられてアーム37が矢印方向に回動すると、ピン状部材35が保持部材29の係止孔33から引き抜かれて保持部材29が回動自在になる。
こののち、駆動装置21を駆動させて係止部材51を回動させると、支軸27を介して保持部材29とシリンダーブロック3を回動させ、所定の位置で係止部材51を止めてピン状部材35を係止孔33に挿入する。同時に、図1に示すように、ナットランナー7を3軸方向に移動させて、シリンダーブロック3の締結部位近傍に配置する。
そして、図5に示すように、シリンダーブロック3のクランクシャフト端部103をクランクシャフト回動手段9によって回動させ、所定位置にて保持させる。こののち、図7に示すように、ボルト121を上方から締結させることによって、コネクティングロッドキャップ117をコネクティングロッド115にボルト締結させることができる。
以下、本発明の実施形態による作用効果を説明する。
締結手段であるナットランナー7を図1のx,y,z方向(3軸方向)に移動自在に構成すると共に、回動手段5によってシリンダーブロックを所定角度に回動自在に構成したため、シリンダーブロックの様々な締結部位にボルト締結を行うことができる。
回動手段5は、回動装置19と駆動装置21から構成し、ピン状部材35を保持部材29に抜き差しして保持部材29の保持を行うため、簡単な構造でシリンダーブロック3の回動及び所定角度での保持を行うことができる。
ナットランナー7は、シリンダーブロック3に対して対称となる締結部位に対応して、締結装置1に4箇所配置しているため、シリンダーブロック3に対して均等な締結荷重が加わり、安定した締結作業を行うことができる。
締結手段としてナットランナー7とソケット11,13を用いているため、簡単かつ確実にボルト締結作業を行うことができる。
締結装置1には、ソケット載置台15を配設したため、大きさや種類の異なるソケット11,13を適宜交換することができる。
ナットランナー7は、大トルク用ナットランナー59と小トルク用ナットランナー61とを一対に、かつ、走行レール83上を移動可能な支持部材を一軸方向に相対移動可能に支持している。このため、大きな締結トルクを必要とする部位(例えば、シリンダヘッドの締結部)には大トルク用ナットランナー59を用いてボルト締結を行い、小さな締結トルクですむ部位(例えば、カムの軸受部)には大トルク用ナットランナー59を用いてボルト締結を行うように、締結部位に応じて、ナットランナー7を適宜使い分けることができる。
シリンダーブロック3を被締結部材とすることができるため、複雑で種々の締結部位を有するエンジンの組立てを効率的に行うことができる。
クランクシャフト回動手段9を配設しているため、クランクシャフト113を所定の角度まで回動して保持させることができる。これによって、クランクシャフト113の位相を下死点近傍に配置させてコネクティングロッドキャップ117のボルト締結を効率的に行うことができる。
クランクシャフト回動手段9は、係止部105と駆動装置から構成したため、係止部105を駆動部113の端部に係合させて駆動装置によって回転させれば、駆動部113を所定の回動角度に回動及び保持させることができる。
本発明の実施形態による締結装置の全体を示す斜視図である。 図1の回動装置を拡大して示す斜視図である。 本実施形態による回動装置と駆動装置とからなる回動手段を拡大して示す正面図である。 図1のナットランナーを拡大して示す斜視図である。 本実施形態によるクランクシャフト回動手段を拡大して示す正面図である。 シリンダーブロックを側方から見た概略図である。 シリンダーブロックのコネクティングロッドにコネクティングロッドキャップをボルト締結する状態を拡大して示す正面図である。
符号の説明
1…締結装置
3…シリンダーブロック
5…回動手段
7…ナットランナー(締結手段)
9…クランクシャフト回動手段
11,13…ソケット
15…ソケット載置台
25…回動装置本体
29…保持部材
33…係止孔
35…ピン状部材
59…大トルク用ナットランナー
61…小トルク用ナットランナー
105…係止部
111…駆動部
113…クランクシャフト
121…ボルト(締結具)

Claims (6)

  1. エンジンのシリンダーブロックを保持した状態で所定角度まで回動させる回動手段と、該回動手段に保持されたシリンダーブロックに締結具を締結する締結手段と、前記シリンダーブロックのクランクシャフトを所定角度まで回動させるクランクシャフト回動手段とを備え、前記締結手段を、前記シリンダーブロック対して3軸方向に移動自在に構成し、
    前記回動手段は、前記シリンダーブロックを回動可能に保持する回動装置と、前記シリンダーブロックを回転駆動させる駆動装置とからなり、
    前記クランクシャフト回動手段と駆動装置とを所定間隔をおいて対向して配置すると共に、これらのクランクシャフト回動手段と駆動装置との間を、前記回動装置が移動可能に構成したことを特徴とする締結装置。
  2. 前記締結手段は、ボルト又はナットの締結を行うナットランナーを備えており、該ナットランナーは、大きな締結トルクを有する大トルク用ナットランナーと、該大トルク用ナットランナーよりも小さな締結トルクを有する小トルク用ナットランナーとからなり、かつ、これらのナットランナーは、走行レール上を移動可能な支持部材に、一軸方向に互いに相対移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の締結装置。
  3. 前記回動手段のうちの回動装置は、回動装置本体と、該回動装置本体に回動自在に軸支され、複数の係止孔が穿設された保持部材と、前記係止孔に挿入して保持部材の回動位置を固定する、進退自在に構成されたピン状部材と、を備え、初期状態では、ピン状部材を係止孔に挿入して保持部材を固定し、締結具を締結する時には、駆動装置を作動させて保持部材を所定角度まで回動させるように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の締結装置。
  4. 前記締結手段は、ボルト又はナットの締結を行う前記ナットランナーと、該ナットランナーの先端に取り付けられるソケットとを備え、
    さらに、前記ナットランナーの移動範囲内にあって、走行レールに沿って複数のソケットを配置するソケット載置台を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の締結装置。
  5. 前記クランクシャフト回動手段は、シリンダーブロックのクランクシャフトの長手方向端部に係合する係止部と、該係止部を回動させる駆動部とを備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の締結装置。
  6. 前記締結手段は、前記クランクシャフトに対して対称となる締結部位に対応して、少なくとも4箇所配置されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の締結装置。
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