JP4168941B2 - 半導体集積回路装置用負荷駆動回路 - Google Patents
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Description
以下、本発明を、車両内における電動パワーステアリング装置用の負荷駆動回路に適用した一実施形態について、図1および図2を参照しながら説明する。尚、背景技術欄に記載した構成と同一機能を有する同一構成については同一符号を付して説明を行う。
図1は、負荷駆動回路の電気的構成を概略的に示している。
以下、内部駆動回路15の構成について詳細説明する。電源電圧VBが与えられるノードN1とグランドGNDとの間には、電流制限用の抵抗素子R1,ダイオードD1のアノード−カソード間,抵抗素子R2,トランジスタTr1のドレイン−ソース間が直列接続されている。ここで抵抗素子R1の抵抗値は、抵抗素子R2の抵抗値よりも大幅に(例えば2桁程度)小さい抵抗値のものが用いられ、例えば抵抗素子R2の抵抗値10kオームに対して抵抗素子R1の抵抗値100オームが使用される。
さらにトランジスタTr5のドレインは、外部ブートストラップ回路K2(本発明の一のブートストラップ回路に相当)を接続するためのブースト端子BSに接続されている。またトランジスタTr4のソースは、外部負荷Lの接続用出力端子T2に接続されている。
以下、半導体集積回路装置Aの外部回路13について説明する。外部回路13は、電源電圧VB2が供給されることにより動作するようになっており、ブースト端子BS,制御端子T1,外部負荷Lの接続用出力端子T2を通じて内部回路15と接続されている。電源電圧VB2が供給されるノードN3とグランドGNDとの間には、負荷Lの駆動用のトランジスタTr6のドレイン−ソース間および負荷Lが直列接続されている。尚、トランジスタTr6は、本発明の第1のトランジスタに相当している。トランジスタTr6のソースがトランジスタTr6の出力端子に相当し、トランジスタTr6のゲートがトランジスタTr6の制御端子に相当している。このトランジスタTr6のソースおよび負荷L間をノードN4とすると、ノードN3およびノードN4間には、抵抗素子R3、ダイオードD2のアノード−カソード間、一のブートストラップ回路K2を構成するブートストラップコンデンサCB(第1のブートストラップコンデンサに相当)が直列接続されている。ダイオードD2のカソードはブースト端子BSに接続されている。また、トランジスタTr6のゲートは、制御端子T1に接続されている。またトランジスタTr6のソースは、出力端子T2に接続されている。
上記構成の作用について説明する。
<トランジスタTr1およびTr2がオン>
PWM駆動信号が「H」レベルとなり、トランジスタTr1がオンすると、電源電圧VBに基づく電流が抵抗R1,ダイオードD1および抵抗R2およびトランジスタTr1を通じて流れ、トランジスタTr3のベース電圧は略グランド電圧に一致する。同時に、トランジスタTr2がオンすると、トランジスタTr3のエミッタ電圧もグランドレベルに一致する。したがって、トランジスタTr3はオフ状態となる。このとき、トランジスタTr3のベースが「L」レベルになるため、NOTゲートIの作用によりトランジスタTr4のゲートは「H」レベルとなり、トランジスタTr4がオン状態となる。また、トランジスタTr5のゲート−ソース間電圧は略0Vとなり、トランジスタTr5がオフ状態となる。
ここで、PWM駆動信号が「L」レベルとなり、トランジスタTr1およびTr2がオフするに伴い、トランジスタTr3のベース電圧が徐々に上昇する。トランジスタTr3のベース電圧が上昇することでトランジスタTr3がオフ状態からオン状態に徐々に起動すると、この過程において電圧VBおよびコンデンサCsにチャージされた電圧に基づく電荷がトランジスタTr5のゲートに供給されゲート寄生入力容量が迅速に充電される。この電荷に基づいてトランジスタTr5のゲート−ソース間に生じる電圧Vgs1が、トランジスタTr5のスレッショルド電圧Vt1を超えると、トランジスタTr5がオフ状態からオン状態に徐々に起動することでトランジスタTr5のソース電圧が上昇する。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に示すような変形もしくは拡張が可能である。
トランジスタTr3には、npn型のバイポーラトランジスタTr3を用いた実施形態を示したが、これに代えてMOSトランジスタ等のスイッチング素子であっても良い。また、トランジスタTr5およびTr6は、nチャネル型のMOSトランジスタを用いた実施形態を示したが、それぞれ、これに代えて他種のトランジスタ(例えばバイポーラトランジスタやIGBT)で構成しても良い。
Claims (3)
- 負荷をPWM駆動制御する負荷駆動回路であって、
半導体集積回路装置外部に設けられ、ドレインが半導体集積回路装置外部に設けられる外部電源の供給ノードに接続されると共にソースが半導体集積回路装置外部に設けられる負荷に接続されゲートに印加される電位に応じて負荷を駆動する第1NMOSトランジスタと、
前記第1NMOSトランジスタのソースと前記外部電源供給ノードとの間に接続され、半導体集積回路装置外部から前記外部電源供給ノードを通じて電源供給されることにより充電される第1のブートストラップコンデンサと、
半導体集積回路装置内部に設けられ、ドレインが半導体集積回路装置内部に設けられる内部電源の供給ノードに接続されると共にソースが前記第1NMOSトランジスタのゲートに接続された第2NMOSトランジスタと、
前記第2NMOSトランジスタのソースと前記内部電源供給ノードとの間に接続され、半導体集積回路装置内部から前記内部電源供給ノードを通じて電源供給されることにより充電される第2のブートストラップコンデンサと、
前記負荷をPWM駆動制御するときに前記内部電源供給ノードと前記第2NMOSトランジスタのゲートとの間の通電をスイッチングするスイッチング素子と、
前記スイッチング素子がオフ状態からオン状態に起動するときには、
前記内部電源供給ノードから前記スイッチング素子を通じて第2NMOSトランジスタのゲートに電荷が供給されることにより前記第2NMOSトランジスタのゲート−ソース間電圧が上昇し当該ゲート−ソース間電圧が前記第2NMOSトランジスタの閾値電圧以上になるに伴い前記第2のブートストラップコンデンサの充電電圧によって前記第2NMOSトランジスタのゲート−ソース間電圧を急速に上昇させながら前記第2NMOSトランジスタのソース電圧を上昇させ前記第1NMOSトランジスタのゲート−ソース間電圧が上昇すると前記第1のブートストラップコンデンサの充電電圧により前記第2NMOSトランジスタのドレイン−ソース間を通じて前記第1NMOSトランジスタのゲート電圧を上昇させ当該第1NMOSトランジスタのゲート−ソース間電圧を急速に上昇させるように構成されていることを特徴とする半導体集積回路装置用負荷駆動回路。 - 前記半導体集積回路装置は、トレンチ絶縁分離構造により個々の回路素子が分離された状態で形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置用負荷駆動回路。
- 電動パワーステアリング装置の負荷駆動回路に適用したことを特徴とする請求項1または2記載の半導体集積回路装置用負荷駆動回路。
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