JP4166751B2 - 射出成形機の管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、射出成形機により成形品を生産する際における一連の工程の一部又は全部を管理する際に用いて好適な射出成形機の管理方法に関する。
一般に、射出成形機により成形品(製品)を生産する際における準備段階から生産終了段階までの一連の工程を的確に管理することは、生産に係わるミスや漏れ等を回避して円滑かつ能率的な生産を行う上で極めて重要である。
ところで、射出成形機により成形品を生産する場合、準備段階では、金型の交換,成形材料(材料供給装置)の準備,インサート成形時のインサートワークの準備,取出機や温調機等の各種周辺機器の準備,成形条件や生産計画等の策定を含む多種の準備が必要になるとともに、生産終了段階では、生産実績データや成形モニタデータ等の多種のデータ収集が求められる。
従来、このような工程の管理を行う場合、品名や数量等の管理に要する情報を表示した管理ラベルを、周辺機器やコンテナ等の生産関連物に付して管理することが多く、既に、本出願人もこのような管理ラベルを利用した生産ラインの管理装置を、特公平6−55392号公報により提案した。同公報開示の管理装置は、成形品を収容した製品コンテナが移送される移送路の近傍に、成形中又は成形終了時の成形情報をバーコードにより表示した管理ラベルを発行し、かつ発行した管理ラベルを製品コンテナに付与可能な出力機器を設けたものである。
特公平6−55392号
しかし、上述した管理装置をはじめ従来の管理装置は、次のような解決すべき課題が存在した。
第一に、インサートワークの管理,生産計画の管理,金型の管理,成形品(製品コンテナ)の管理等のように、基本的には個別の管理により行われるため、生産に係わる準備段階から生産終了段階までの総合的な管理を行うのが容易でなく、生産に係わるミスや漏れ等を回避して管理を的確に行うには不十分となるとともに、円滑かつ能率的な生産を行うにも限界がある。
第二に、個別の管理に留まるため、それぞれに個別の管理装置を配設する必要があるとともに、仮に全体の管理を行う場合には、個々の管理装置に対して管理を行うコンピュータシステム等を必要とするなど、コストアップ,管理システム全体の煩雑化及び大型化等の不具合を招く。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した射出成形機の管理方法の提供を目的とするものである。
本発明に係る射出成形機Mの管理方法は、射出成形機Mにより成形品2…を生産する際における一連の工程の一部又は全部を管理するに際し、ICタグ3a…に対して非接触によりデータの読出し及び/又は書込みを行うリードライト装置4の装置本体部5を射出成形機Mに搭載する成形機コントローラ7に設け、かつ装置本体部5に接続したアンテナ部6を射出成形機Mの所定部位Xsに配設するとともに、成形品2…を生産する際に用いる一又は二以上の生産関連物であって、少なくとも成形品2…を収容する成形品コンテナ8dを含む生産関連物(8a,8ap…,8b,8c…,8d,8e…)のそれぞれにICタグ3a,3b,3c…,3d,3s…を設け、このICタグ3a,3ap…,3b,3c…,3d,3s…に対してリードライト装置4によりデータの読出し及び/又は書込みを行うことにより、成形品2…に係わるデータの管理を含む工程の一部又は全部に対する管理を行うようにしたことを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、生産関連物として、さらに、成形品2…をインサート成形する際に用いるインサートワーク8ap…又はこのインサートワーク8ap…を収容するインサートワークコンテナ8a,射出成形機Mに用いる金型8b,射出成形機Mに用いる一又は二以上の周辺機器8c…の一又は二以上に適用し、これにより、少なくともインサートワーク8ap…が生産に使用するインサートワークに一致するか否かの判断を含むインサートワーク8ap…に係わるデータの管理,少なくとも金型8bが生産に使用する金型に一致するか否かの判断を含む金型8bに係わるデータの管理,少なくとも各周辺機器8c…が生産に使用する周辺機器に一致するか否かの判断を含む各周辺機器8c…に係わるデータの管理の一又は二以上を行うことができる。
このような本発明に係る射出成形機の管理方法によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) ICタグ3a,3b…に対して非接触によりデータの読出し及び/又は書込みを行うリードライト装置4を射出成形機Mの成形機コントローラ7に設けるとともに、成形品2…を生産する際に用いる生産関連物(8a,8ap…,8b…)にICタグ3a,3b…を設けたため、生産に係わる準備段階から生産終了段階までの総合的な管理を容易に行うことができる。したがって、生産に係わるミスや漏れ等を回避して的確な管理を行うことができるとともに、円滑かつ能率的な生産を行うことができる。
(2) 射出成形機Mに搭載する成形機コントローラ7を管理装置に利用(兼用)することにより総合的な管理を行うことができるため、管理装置全体の簡略化によるコストダウン,小型コンパクト化及び省エネルギ性向上を図ることができる。
(3) 成形品2…を生産する際に用いる生産関連物として少なくとも成形品2…を収容する成形品コンテナ8dを適用したため、生産実績データや成形モニタデータ等の必要かつ十分な量のデータを、後処理工程に対する誤伝達を生じることなく容易かつ確実に伝達できる。
(4) 好適な態様により、生産関連物として、インサートワーク8ap…又はこのインサートワーク8ap…を収容するインサートワークコンテナ8aに適用すれば、多種のインサートワーク8ap…が存在したり、複数種類のインサートワーク8ap…を組合わせて用いる場合等であっても比較的発生しやすいインサートワーク8ap…の誤投入を確実に防止できるとともに、生産に係わる歩留まりの向上及び作業効率の向上に寄与できる。特に、インサートワーク8ap自身にICタグ3aを設けたり、インサートワーク8apとしてICタグ3s自身を用いれば、ICタグ3a自身を成形品2…の内部に埋込むことができるため、成形品2…のデータ等がいつでも識別可能となり、しかも改竄等を防止できる。
(5) 好適な態様により、生産関連物として、金型8bや一又は二以上の周辺機器8c…を適用すれば、金型8bや周辺機器8c…の誤設置を確実に防止できるとともに、金型8bや周辺機器8c…を準備する際における円滑かつ能率的な進行に寄与できる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る管理方法を実施できる管理装置1を搭載した射出成形機Mの構成について、図1及び図2を参照して説明する。
図1には、射出成形機Mの外観構成を示す。射出成形機Mは、機台Mbと、この機台Mb上に設置された射出装置Mi及び型締装置Mcを備える。射出装置Miは加熱筒11を備え、この加熱筒11の先端には図に現れない射出ノズルを有するとともに、加熱筒11の後部には成形材料を供給するホッパ12を備える。また、加熱筒11には、スクリュを内蔵するとともに、加熱筒11の後部には、同スクリュを回転駆動及び進退駆動するスクリュ駆動部13を備える。一方、型締装置Mcには、可動型と固定型からなる金型8bを備える。さらに、機台Mb上には側面パネル14を起設し、この側面パネル14にタッチパネル15p(図2)を付設したディスプレイ15を配設するとともに、このディスプレイ15(タッチパネル15p)は、射出成形機Mに搭載する成形機コントローラ7(図2)に接続する。
図2は、成形機コントローラ7のブロック系統図を示す。21はCPUであり、このCPU21には内部バス22を介してチップセット23を接続する。そして、チップセット23には、PCIバス等のローカルバスを用いたバスライン24を接続してHMI(ヒューマン・マシン・インタフェース)制御系を構成する。また、バスライン24には、RAM,ROM等の各種メモリ類を総括するメモリ(内部メモリ)25を接続する。
このメモリ25は、図3に示すような成形品データエリアAa,生産計画データエリアAb,成形条件データエリアAc,調整条件データエリアAd,プログラムエリアAe,ICタグ用データエリアAf,その他のエリアAg等の各種の記憶エリアを有する。この場合、プログラムエリアAeには、PLCプログラムとHMIプログラムを格納するとともに、各種処理プログラムを格納する。PLCプログラムは、射出成形機Mにおける各種工程のシーケンス動作や射出成形機Mの監視等を実現するためのソフトウェアであり、HMIプログラムは、射出成形機Mの動作パラメータの設定及び表示,射出成形機Mの動作監視データの表示等を実現するためのソフトウェアである。これらのソフトウェアは、成形機コントローラ7を搭載する射出成形機Mの固有アーキテクチャとして構築される。そして、このプログラムエリアAeには、成形機コントローラ7を本実施形態に係る管理装置1として機能させるための処理プログラムを備えている。
他方、バスライン24には、表示インタフェース26を介して上述したディスプレイ15(タッチパネル15p)を接続するとともに、入出力インターフェイス27を介してメモリカード等の記憶メディア(外部メモリ)28に対する読出し及び書込きを行うドライブユニット29を接続する。
さらに、バスライン24には、入出力インターフェイス30を介して、ICタグ3…に対して非接触によりデータの読出し及び/又は書込みを行うリードライト装置4を接続する。この場合、リードライト装置4は、リーダ機能及び/又はライタ機能に係わる実質的な処理を行う装置本体部(R/W処理部)5と、この装置本体部5に接続したアンテナ部(R/Wヘッド部)6を有する。そして、装置本体部5は、射出成形機Mに搭載する成形機コントローラ7に対して一体になるように内蔵させるとともに、アンテナ部6は、図1に示すように射出成形機Mの所定部位Xsに配設する。アンテナ部6は、様々な位置に存在するICタグ3a,3b…に対して良好にアクセスできる位置(所定部位Xs)を選定して取付ける。アンテナ部6は、図4に示すように、所定部位Xsに取付ける取付部61及びこの取付部61から起立した伸縮ロッド等を利用した可動支持部62を介して支持し、アンテナ部6の高さや角度等を変更できるように取付けてもよいし、取付部61を所定部位Xsに対して着脱可能に構成し、射出成形機Mの設置場所や設置状況に応じて取付位置(所定部位Xs)を変更できるようにしてもよい。
また、ICタグ3a…を用意し、成形品2…を生産する際に用いる一又は二以上の生産関連物(8a,8ap…,8b,8c…,8d,8e…)のそれぞれに設ける。ICタグ3a…には、RFID(Radio Frequency IDentification)タグを用いることができる。RFIDタグは、900〔MHz〕帯の電波を用いて上述したリードライト装置4と通信可能であり、通信距離は10〔m〕程度まで許容される。RFIDタグの動作方式は、パッシブ方式或いはセミパッシブ方式を用いる。パッシブ方式は、ICとアンテナを内蔵するICタグ3a…に対して、リードライト装置4から電波を送信し、ICタグ3a…に内蔵するICに対してデータの書込みを行うとともに、ICタグ3a…に内蔵するICからデータの読取りを行う。なお、リードライト装置4は、ICタグ3a…から読取ったデータを副搬送波により受信する。
一方、ICタグ3a…を設ける生産関連物には、図1に示すように、成形品2…をインサート成形する際に用いるインサートワーク8ap…又はこのインサートワーク8ap…を収容するインサートワークコンテナ8a、射出成形機Mに用いる金型8b、射出成形機Mに用いる一又は二以上の周辺機器8c…、成形品2…を収容する成形品コンテナ8dを適用できる。そして、インサートワーク8ap…又はインサートワークコンテナ8aには、ICタグ3a,3a…を容易に離脱しないように取付ける。また、金型8bの表面には、ICタグ3bを容易に離脱しないように取付けるとともに、各周辺機器8c…の表面には、ICタグ3c…を容易に離脱しないように取付ける。さらに、成形品コンテナ8dには、ICタグ3dを容易に離脱しないように取付ける。いずれにおいても、ICタグ3a,3b…を取付ける場合、前述したアンテナ部6と良好に通信できる取付位置を選定し、接着剤等により固定するとともに、必要により、外部を保護カバー等により覆う。
なお、インサートワーク8apとして、ICタグ3s自身を用いることもできる。この場合、ICタグ3sは、インサート成形により成形品2の内部に埋め込まれる。したがって、耐熱性を考慮する必要があり、図1に示すように、必要によりICタグ本体3smの周りを断熱材3scにより覆うことができる。ICタグ3s自身をインサートワーク8apとして用いる場合、生産関連物は成形品2(生産関連物8e)となる。インサートワーク8ap…自身にICタグ3a…を取付ける場合も同様であり、ICタグ3aの周りを断熱材(3sc)により覆うことができる。また、図1の周辺機器8cは、金型8bから成形品2を取出す取出機を示すが、その他、材料供給装置,金型温調機等の各種周辺機器にも同様に適用できる。
よって、このようなリードライト装置4の装置本体部5を、射出成形機Mに搭載する成形機コントローラ7に設けるとともに、装置本体部5に接続したアンテナ部6を射出成形機Mの所定部位Xsに配設し、さらに、インサートワークコンテナ8a,インサートワーク8ap…,金型8b,周辺機器8c…,成形品コンテナ8d,成形品2…(生産関連物8e…)に対してそれぞれICタグ3a,3b…を設けることにより、本実施形態に係る管理装置1が構成される。
以上の構成において、各ICタグ3a,3b…からリードライト装置4により読取った各データは、ディスプレイ15上に表示させることができる。また、リードライト装置4によるICタグ3a,3b…に対するデータの読取り及び/又は書込みは、成形機コントローラ7からの開始トリガ(指令)により実行される。リードライト装置4は、複数のICタグ3a,3b…に対して同時にアクセスすることができ、複数のIDを同時に認識することができる。なお、必要により複数のリードライト装置4…を内蔵させることも可能である。このようなICタグ3a,3b…は、バーコードに比べて、大量のデータを書込むことができるとともに、自由に書換えが可能である。しかも、サイズが小さく、汚れや振動等の環境性に強いとともに、長期使用にも耐えるなど、耐久性に優れる利点があるため、成形工場内の環境下で用いて最適である。
他方、チップセット23には、バスライン24と同様のバスライン31を接続してPLC(プログラマブル・ロジック・成形機コントローラ)制御系を構成する。このため、バスライン31には、スイッチ等の切換データDiをCPU21に付与し、かつCPU21から得る制御指令データDoを対応するアクチュエータに付与する入出力インターフェイス32を接続するとともに、各種センサの検出信号Siを、アナログ−ディジタル変換してCPU21に付与し、かつCPU21から得る制御指令データをディジタル−アナログ変換して得た制御信号Soを対応するアクチュエータに付与する入出力インターフェイス33を接続する。これにより、所定のフィードバック制御系及びオープンループ制御系が構成される。
次に、このように構成される管理装置1の動作を含む本実施形態に係る管理方法について、各図を参照しつつ図7〜図9に示すフローチャートに従って説明する。
まず、管理対象となる各種データについて、図5を参照して説明する。インサートワークコンテナ8a又はインサートワーク8ap…に取付けるICタグ3a,3a…には、「インサートワーク名」,「インサートワーク材料」,「インサートワーク数」,「ロット番号」等のインサートワークデータDaを書込むことができる。金型8bに取付けるICタグ3bには、「金型番号」,「型厚」等の金型データDbを書込むことができる。周辺機器8c…に取付けるICタグ3c…には、各周辺機器8c…に対応した識別番号(ID番号)等の周辺機器データDc…を書込むことができる。成形品コンテナ8dに取付けるICタグ3dには、生産実績データDda,成形品モニタデータDdb,成形機履歴データDdcを書込むことができる。この場合、生産実績データDdaには、「生産総数」,「良品数」,「不良品数」,「不良項目別数」等が含まれるとともに、成形品モニタデータDdbには、「充填時間」,「射出終了位置」,「充填ピーク圧」等が含まれ、さらに、成形機履歴データDdcには、「成形条件変更履歴」,「異常停止履歴」,「操作履歴」等が含まれる。一方、成形品データDs,成形条件データDm,生産計画データDpは、メモリ25における対応する各データエリアAa…に書込まれる。この場合、成形品データDsには、「成形品名」,「成形品色」,「成形品材料」等が含まれるとともに、成形条件データDmには、「型開閉設定条件」,「射出・計量設定条件」,「温度設定条件」,「良否判別設定条件」等が含まれ、さらに、生産計画データDpには、「生産順番」,「成形品名」,「生産数」等が含まれる。
次に、実際の管理方法の具体例について、図7に示すフローチャートに従って説明する。最初に、必要な各種データの準備を行う(ステップS1)。図8は、データの具体的な準備手順をフローチャートにより示している。まず、別途のコンピュータシステム等を利用して成形品データDsを作成する(ステップS11)。図6(a)に、具体的な成形品データDsを示す。この場合、複数の成形品名「H10」,「E88」,「S92」…等にそれぞれ対応して複数の成形品データDs…をデータベースとして作成する。作成した成形品データDs…は記憶メディア(外部メモリ)28に登録し、この記憶メディア28をドライブユニット29に装填して成形機コントローラ7側に登録する。これにより、記憶メディア28から付与された成形品データDs…は、図3に示すメモリ25における成形品データエリアAaに格納される(ステップS12)。なお、成形品データDs…は、ディスプレイ15及びタッチパネル15pを利用し、成形機コントローラ7により作成してもよい。
また、同様に、別途のコンピュータシステム等を利用して生産計画を策定する(ステップS13)。図6(b)に、具体的な生産計画データDpを示す。そして、策定した生産計画データDpは、成形品データDsと同様に記憶メディア28を介して成形機コントローラ7側に登録する。これにより、記憶メディア28から付与された生産計画データDpは、図3に示すメモリ25における生産計画データエリアAbに格納される(ステップS14)。なお、生産計画データDpも、ディスプレイ15及びタッチパネル15pを利用し、成形機コントローラ7により策定することができる。
一方、金型データDbを、リードライト装置によりICタグ3bに書込む(ステップS15)。この場合、金型データDbは、射出成形機Mのリードライト装置4とは異なる別途のリードライト装置により書込むことができる。さらに、インサートワークデータDaをICタグ3aに書込む(ステップS16)。この場合もリードライト装置4とは異なる別途のリードライト装置によりICタグ3aに書込みを行い、書込まれたICタグ3aをインサートワークコンテナ8a(又はインサートワーク8ap…)に取付ける(ステップS17)。また、ディスプレイ15及びタッチパネル15pを利用し、成形機コントローラ7により成形条件(調整条件を含む)を設定する。この場合、設定された成形条件は、成形条件データDmとなり、複数の成形条件データDm…がメモリ25におけるその他のエリアAgに成形条件データベースとして登録される(ステップS18)。以上により、データ類の準備が終了する。
次いで、必要な生産準備を行う(ステップS2)。図9は、生産準備の具体的な手順をフローチャートにより示している。まず、生産に使用するインサートワーク8ap…を収容したインサートワークコンテナ8aを準備し、所定の場所にセットする。インサートワークコンテナ8a(又はインサートワーク8ap…)には、図1に示すICタグ3a(3a…)が取付けられているため、射出成形機Mのリードライト装置4によりICタグ3aに書込まれたインサートワークデータDaの読取りが行われる。そして、読取られたインサートワークデータDaは、メモリ25におけるICタグ用データエリアAfに書込まれる(ステップS21)。
今、インサートワーク名「W−H10」(ワーク数「2000」,インサートワーク材料,ロット番号等を含む)のインサートワークデータDaが読取られた場合を想定する。これにより、成形機コントローラ7は、メモリ25における成形品データエリアAaにアクセスする。成形品データエリアAaに格納されている成形品データDs(図6(a)参照)には、インサートワーク名「W−H10」の設定があるため、準備されたインサートワーク8ap…を用いる成形品に係る成形品名は、「H10」であることを読取ることができる。次いで、成形機コントローラ7は、メモリ25における生産計画データエリアAbにアクセスする。成形品名「H10」は、図6(b)に示すように、生産計画データDpにおける2番目に設定されているため、2番目の生産に移行する(ステップS22,S23)。なお、この場合、対応する成形品名が存在しないなど、データが一致しないときは、ディスプレイ15に、例えば、「インサートワークが違います」等の警報メッセージを表示したり、インターロックを行うなどのエラー処理を実行する(ステップSE)。
よって、多種のインサートワーク8ap…が存在したり、複数種類のインサートワーク8ap…を組合わせて成形するような場合であっても、比較的発生しやすいインサートワーク8ap…の誤投入を確実に防止できるとともに、生産に係わる歩留まりの向上及び作業効率の向上に寄与できる。特に、インサートワーク8ap自身にICタグ3aを設けたり、インサートワーク8apとしてICタグ3s自身を用いれば、ICタグ3a自身を成形品2…の内部に埋込むことができるため、成形品2…に係るデータがいつでも認識可能になるとともに、データの改竄等を防止できる利点がある。
一方、成形機コントローラ7は、メモリ25におけるその他のエリアAgに登録されている成形条件データベースDo(図6(c))にアクセスする。成形品名「H10」の成形条件番号は、図6(a)に示す成形品データDsから「5」番となるため、図6(c)に示す成形条件データベースDoから「5」番の成形条件データDmを読出し、メモリ25における成形条件データエリアAcに格納する(ステップS24)。この際、成形条件データDmに調整条件データが含まれていれば、分離した調整条件データを調整条件データエリアAdに格納する。
また、図6(a)に示すように、成形品データDsには、取出機8cに係わる条件番号が「1」に設定されているため、成形機コントローラ7は、取出機8cに対して条件番号「1」を送信する(ステップS25)。これにより、取出機8cは、条件番号「1」により設定された取出条件による制御が行われる。同様に、図6(a)に示すように、成形品データDsには、成形品材料「PS」、成形品色「黒」、マスタバッチ「BL」がそれぞれ設定されているため、これらのデータを材料供給装置に送信する(ステップS26)。これにより、材料供給装置では、対応する材料の準備が行われる。
さらに、図6(a)に示すように、成形品データDsには、金型8bに係わる金型番号が「3」に設定されているため、金型番号「3」の金型8bに対する交換が行われる(ステップS27)。この際、自動金型交換装置が設置されていれば、自動金型交換装置に金型番号「3」が送信され、自動金型交換装置により金型番号の「3」の金型8bに自動交換される。なお、手動により金型番号「3」の金型8bに交換することもできる。一方、金型8bには、図1に示すICタグ3bが取付けられているため、リードライト装置4によりICタグ3bに書込まれた金型データDbの読取りが行われる。そして、読取られた金型データDbに含む金型番号「3」が成形品データDsの金型番号に一致するか否かを照合する(ステップS28)。この際、金型番号が一致せず、他の金型が取付けられている場合には、ディスプレイ15に、例えば、「金型が違います」等の警報メッセージを表示したり、インターロックを行うなどのエラー処理を実行する(ステップSE)。これにより、金型8bや周辺機器8c…の誤設置を確実に防止できるとともに、金型8bや周辺機器8c…を準備する際における円滑かつ能率的な進行に寄与できる。
これに対して、金型番号「3」が一致した場合には、金型温調機に昇温指示を行うとともに、加熱筒11に対する昇温指示を行う(ステップS29,S30)。これにより、金型8b及び加熱筒11に対する昇温制御及び定温制御が行われる。また、成形機コントローラ7は、調整条件データエリアAdに格納されている調整条件データに従って、型厚調整等の各種調整を行う(ステップS31)。以上により、生産準備が終了する。
そして、生産準備が終了したなら、成形品2…に対して生産計画に基づく生産を行う(ステップS3)。生産中は、各種データを収集する(ステップS4)。収集するデータは、前述した図5に示す生産実績データDda,成形モニタデータDdb,成形機履歴データDdcである。一方、生産予定数である「2000」(図6(b)参照)に達したなら、生産を終了させ、成形品コンテナ8dに取付けたICタグ3dに、収集したデータを書込む。即ち、ICタグ3dに対し、リードライト装置4により、収集した生産実績データDda,成形モニタデータDdb,成形機履歴データDdcの一部又は全部を書込む(ステップS5,S6)。また、ICタグ3dには、成形品データDs,インサートワークデータDa,金型データDb,成形条件データDm等のオペレータが選択できる任意のデータを書込むことができる。
これにより、生産実績データDdaや成形モニタデータDdb等の必要かつ十分な量のデータを、後処理工程に対する誤伝達を生じることなく容易かつ確実に伝達できる。具体的には、後処理工程となるゲートカット工程や成形品の組立工程等における迅速かつ円滑な作業開始に寄与できる。他方、他の成形品に対する生産計画が残っている場合には、ステップS2〜S6までの工程を同様に繰返して行う(ステップS7)。
よって、このような本実施形態に係る管理装置1(管理方法)によれば、ICタグ3a,3b…に対して非接触によりデータの読出し及び/又は書込みを行うリードライト装置4を射出成形機Mの成形機コントローラ7に設けるとともに、成形品2…を生産する際に用いる生産関連物(8a,8ap…,8b…)にICタグ3a,3b…を設けたため、生産に係わる準備段階から生産終了段階までの総合的な管理を容易に行うことができる。したがって、生産に係わるミスや漏れ等を回避して的確な管理を行うことができるとともに、円滑かつ能率的な生産を行うことができる。また、射出成形機Mに搭載する成形機コントローラ7を管理装置1に利用(兼用)することにより総合的な管理を行うことができるため、管理装置1全体の簡略化によるコストダウン,小型コンパクト化及び省エネルギ性向上を図ることができる。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,手法,材料,項目等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除できる。例えば、例示した管理装置1の動作(管理方法)において、その一部を実施する場合や他の管理を追加して実施する場合を排除するものではない。また、生産関連物(8a,8ap…,8b,8c…,8d,8e…)は、例示に限定されるものではなく、成形品2…を生産する際に用いる他の各種生産関連物にも同様に適用することができる。さらに、ICタグ3dを成形品コンテナ8dに取付けた場合を示したが、インサートワーク8ap…と同様に、生産した各成形品2…のそれぞれに取付けてもよい。これにより、成形品トレース管理も容易となり、品質向上に貢献できる。
本発明の最良の実施形態に係る管理方法を実施できる管理装置の全体を示す概要図、 同管理装置のブロック系統図、 同管理装置に用いるメモリにおける記憶エリアに格納する各種データの説明図、 同管理装置に用いるアンテナ部の取付状態説明図、 同管理装置における管理対象となるデータの説明図、 同管理装置の動作に伴うデータの説明図、 同管理装置の動作(管理方法)を説明するためのフローチャート、 同管理装置の動作(管理方法)におけるデータの準備を説明するためのフローチャート、 同管理装置の動作(管理方法)における生産準備を説明するためのフローチャート、
符号の説明
1:管理装置,2…:成形品,3a…:ICタグ,4:リードライト装置,5:装置本体部,6:アンテナ部,7:成形機コントローラ,8a:インサートワークコンテナ(生産関連物),8ap…:インサートワーク(生産関連物),8b:金型(生産関連物),8c…:周辺機器(生産関連物),8d:成形品コンテナ(生産関連物),8e:成形品(生産関連物),M:射出成形機,Xs:所定部位

Claims (4)

  1. 射出成形機により成形品を生産する際における一連の工程の一部又は全部を管理する射出成形機の管理方法において、ICタグに対して非接触によりデータの読出し及び/又は書込みを行うリードライト装置の装置本体部を前記射出成形機に搭載する成形機コントローラに設け、かつ前記装置本体部に接続したアンテナ部を前記射出成形機の所定部位に配設するとともに、前記成形品を生産する際に用いる一又は二以上の生産関連物であって、少なくとも前記成形品を収容する成形品コンテナを含む生産関連物のそれぞれにICタグを設け、このICタグに対して前記リードライト装置によりデータの読出し及び/又は書込みを行うことにより、前記成形品に係わるデータの管理を含む前記工程の一部又は全部に対する管理を行うことを特徴とする射出成形機の管理方法。
  2. 前記生産関連物として、前記成形品をインサート成形する際に用いるインサートワーク又はこのインサートワークを収容するインサートワークコンテナに適用し、少なくとも前記インサートワークが生産に使用するインサートワークに一致するか否かの判断を含む前記インサートワークに係わるデータの管理を行うことを特徴とする請求項1記載の射出成形機の管理方法。
  3. 前記生産関連物として、射出成形機に用いる金型に適用し、少なくとも前記金型が生産に使用する金型に一致するか否かの判断を含む前記金型に係わるデータの管理を行うことを特徴とする請求項1記載の射出成形機の管理方法。
  4. 前記生産関連物として、射出成形機に用いる一又は二以上の周辺機器に適用し、少なくとも各周辺機器が生産に使用する周辺機器に一致するか否かの判断を含む各周辺機器に係わるデータの管理を行うことを特徴とする請求項1記載の射出成形機の管理方法。
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