JP4163170B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

この発明は画像読取装置に関し、例えばコピー機やFAXなどのように原稿を搬送して、光電変換素子を用いて画像を読取る画像読取装置に関する。
例えば、デジタル複写機のような画像形成装置においては、画像読取装置が内蔵されている。画像読取装置は、原稿を搬送ローラによって搬送して原稿表面に光を照射し、原稿表面からの反射光を光電変換素子によって光電変換して原稿上の画像を読取るように構成されている。
ところが、原稿は様々な厚さのものが使用されているため、この厚さの変化により読取画像位置がずれてしまうことがある。特に、光電変換素子として、例えばCIS(Contact Image Sensor:密着イメージセンサ)を用いた場合には、反射光をイメージセンサに導くためにセルフォックレンズが用いられているが、セルフォックレンズは、被写体深度が浅いため、ピント位置を厳密に調整しなければ入射される像がボケてしまい、解像度が低下してしまう。
このために、特開2003−32442号公報(特許文献1)には、原稿の厚さを検出し、検出した厚さに対応してレンズによる光電変換素子への画像の結像位置が一定になるように搬送ローラの位置を制御する画像読取装置について記載されている。
特開平9−23304号公報(特許文献2)には、原稿影を軽減するために原稿の読取画像面に接する半透明シート部材からなる原稿キャリアシートを原稿上に載置し、半透明シート部材を介して原稿を読取ることで、原稿の浮きを無くした画像形成装置について記載されている。
特開2003−32442号公報(段落番号0027、図8) 特開平9−23304号公報(段落番号0011〜0013、図1)
しかし、特許文献1では光電変換素子の筐体にばらつきがあり、原稿が載置されるガラス面にも反りなどがあり、特に、原稿の先端,後端における原稿浮きなどの位置のばらつきがあるので、原稿全面の画像を光電変換素子の最良のピント位置に通すのは極めて困難である。
また、特許文献2のように原稿の読取ごとに、原稿上に半透明シート部材である原稿キャリアシートを載置することはユーザに負担を強いることになり、非効率である。
そこで、この発明は、原稿全面の画像を同一のピント位置で読取ることができ、ピントボケの少ない画像読取を可能にする画像読取装置を提供することである。
この発明は、原稿の画像を読取るための画像読取装置であって、原稿を載置して搬送するための搬送ベルトと、搬送ベルト上の原稿の画像を読取る読取手段と、読取手段の近傍に配置され、風圧により原稿を搬送ベルトに密着させる風圧手段とを備える。
さらに、読取手段を囲むダクトを含み、風圧手段はダクト内に風を送り込んで原稿の読取手段の周囲を搬送手段に密着させる。
好ましくは、ダクト内には発熱する基板が配置されていて、風圧手段からの風により基板を冷却する。
具体的な実施形態では、搬送手段は複数の穴が形成された搬送ベルトであって、風圧手段は搬送ベルトの複数の穴を介して原稿を吸引する。
好ましくは、風圧印加手段はモータファンであって複数設けられる。
この発明では、搬送ベルトによって搬送される原稿上に風圧手段により風圧を与えて原稿が浮き上がらないように搬送手段上に密着させ、原稿と読取手段との間の距離を一定にして読取手段により原稿の画像を読取るようにしたので、原稿の全面の画像を同一のピント位置で読取ることができ、ピントボケの少ない画像読取が可能になる。
図1はこの発明の一実施形態における画像読取装置の原稿搬送経路を示す概略図であり、図2はこの発明の一実施形態の画像読取装置を示す図である。
図1および図2において、原稿トレイ1には原稿が載置され、給紙ローラ2によって原稿が1枚づつ取り込まれる。取り込まれた原稿はローラ3と4とに掛け渡された搬送ベルト16によって搬送され、さらに搬送ローラ5aと5b,6aと6b,7aと7bによって搬送され、排出トレイ8に排出される。搬送ベルト16は、その幅が原稿18と同じかそれ以上の幅を有している。ローラ3と4との間には、CISなどで構成された読取部20が配置されている。読取部20は原稿18上の画像を読取る。
読取部20には、原稿18に対向してガラス21が設けられており、ガラス21上にはランプ22,23が配置されていて、ランプ22と23との間にはセルフォックレンズ24が設けられている。セルフォックレンズ24の光軸上にはイメージセンサ25が配置されている。
読取部20の搬送方向上流側および下流側には、風圧手段としてのモータファン31,32が設けられている。モータファン31,32は矢印で示す方向に風圧を発生し、この風圧で原稿18を搬送ベルト16に吹付ける。搬送ベルト16は原稿18と幅が等しいかそれ以上になるように選ばれているので、原稿18が浮き上がることがなく搬送ベルト16に密着する。そして、ランプ22,23は、原稿18上を照射し、その反射光がセルフォックレンズ24を介してイメージセンサ25に入射されて原稿18の画像が読取られる。
したがって、この実施形態によれば、モータファン31,32により風圧で原稿18を搬送ベルト16に密着させて原稿18の浮き上がりを防止できるので、原稿18とセルフォックレンズ24との距離を一定に保つことができる。その結果、被写体深度が浅いセルフォックレンズ24を用いても、イメージセンサ25への結像位置を一定にすることができるので、イメージセンサ25により原稿18の全面の画像を同一のピント位置で読取ることができ、ピントボケの少ない画像読取が可能になる。
図3はこの発明の他の実施形態における画像読取装置を示す図である。この実施形態は、読取装置20を上側から囲み、底が開放されたダクト40を設け、ダクト40の上部にモータファン31を配置したものである。読取装置20は図2と同様にしてCISによって構成されている。
図2に示した実施形態では、モータファン31,32の周囲をダクトで囲んでいないため、一定の均一な風圧で原稿18を搬送ベルト16に密着させるのが困難である。これに対して、図3に示した実施形態では、モータファン31によりダクト40内の読取部20の周囲を一定の風圧にして、原稿18を搬送ベルト16に密着させることができるので原稿18の浮き上がりを防止できる。
その結果、原稿18とセルフォックレンズ24との距離をより一定距離に保つことができ、イメージセンサ25により原稿18の全面の画像を同一のピント位置で読取ることができ、ピントボケの少ない画像読取が可能になる。さらに、この実施形態では、モータファン31による送風でイメージセンサ25を冷却することもできる。
図4はこの発明のさらに他の実施形態における画像読取装置を示す図である。この実施形態は、ダクト41を水平部分と垂直部分とを含むL字形状に形成し、基板42をダクト41の水平部分に配置し、ダクト41の垂直部分に読取部20を配置したものである。そして、モータファン31によりダクト41の水平部分内に送風して基板42を冷却するとともに、ダクト41の垂直部分に配置された読取部20の周囲を一定の風圧にして原稿18を搬送ベルト16に密着させる。基板42としては、発熱部品を搭載した電源基板などを配置するのが好ましい。この例においても、モータファン31からの送風によりイメージセンサ25も冷却される。
この実施形態では、モータファン31でダクト41内の基板42とイメージセンサ25とを冷却するとともに、読取部20の周辺に一定の風圧をかけて原稿18をベルト16に密着させて原稿18の浮き上がりを防止できる。
図5はこの発明のさらに他の実施形態の画像読取装置を示す図である。この実施形態は、搬送ベルト16側にモータファン31が配置されており、搬送ベルト16には図示しないが複数の穴が形成されている。モータファン31が回転すると、搬送ベルト16側が吸引されて矢印方向に風圧が発生する。
搬送ベルト16には複数の穴が形成されているので、原稿18が搬送ベルト16に吸着されて、原稿18が浮き上がるのが防止される。これにより、読取時の原稿18を平坦にすることができ、原稿18とセルフォックレンズ24との距離を一定距離に保つことができ、イメージセンサ25により原稿18の全面の画像を同一のピント位置で読取ることができ、ピントボケの少ない画像読取が可能になる。
なお、図2に示した実施形態では複数のモータファン31,32を設けるようにしたが、図3〜図5の実施形態においても、モータファンを複数設けてもよい。
さらに、ベルト16の下部に読取部20に対向して別のローラを配置すれば、ベルト16が風圧により下方に押し下げられるのを防止できて、原稿18をよりベルト16に密着させることができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明の一実施形態における画像読取装置の原稿搬送経路を示す概略図である。 この発明の一実施形態の画像読取装置を示す図である。 この発明の他の実施形態における画像読取装置を示す図である。 この発明のさらに他の実施形態における画像読取装置を示す図である。 この発明のさらに他の実施形態の画像読取装置を示す図である。
符号の説明
1 原稿トレイ、2 給紙ローラ、3,4 ローラ、5a,5b,6a,6b,7a,7b 搬送ローラ、8 排出トレイ、16 搬送ベルト、18 原稿、20 読取部、21 ガラス、22,23 ランプ、24 セルフォックレンズ、25 イメージセンサ、31,32 モータファン、40,41 ダクト、42 基板。

Claims (3)

  1. 原稿の画像を読取るための画像読取装置であって、
    前記原稿を載置して搬送するための搬送ベルトと、
    一端側が前記搬送ベルトに載置された原稿に対向するように配置されたダクトと、
    前記ダクトの開口側内部に配置され、前記搬送ベルトに載置された原稿の画像を読取る読取手段と、
    前記ダクト内部に配置される発熱する基板と、
    前記ダクト内部に配置され、発生した風により前記基板を冷却するとともに、前記ダクトに生じる風圧により前記原稿を前記搬送ベルトに密着させる風圧印加手段とを備える、画像読取装置。
  2. 前記ダクトは、水平部分と垂直部分とを含み、
    前記基板は、前記ダクトの水平部分内部に配置され、
    前記読取手段は、前記ダクトの垂直部分の開口側内部に配置される、請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記風圧印加手段は、モータファンであって複数設けられる、請求項1または2に記載の画像読取装置。
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