JP2015005801A - シートスルー方式の画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、いくつかの図面に示されるX軸、Y軸およびZ軸について説明する。X軸、Y軸およびZ軸は互いに直交する。また、X軸は、原稿読み取り時の副走査方向を示す。Y軸は、原稿読み取り時の主走査方向を示す。Z軸方向は、画像読取装置1の上下方向を示す。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る、シートスルー方式の画像読取装置について詳説する。
図1において、画像読取装置1は、大略的に、自動原稿搬送手段2と、第一読取手段3と、第二読取手段4と、制御手段5と、を備えている。
次に、図4を参照して、画像読取装置1の詳細な動作について説明する。まず、原稿がユーザによって供給トレイ20にセットされると(図4:S01)、制御手段5は、原稿の読取り開始前に、検出手段6の出力電流値を取得し、ギャップGの現在値を把握する(S02)。その後、制御手段5は、テーブルにアクセスして、ギャップGの現在値に対応する係数C1を取得して、ユーザが所望する読取倍率に乗算する。これによって、ギャップGの現在値を加味した読取倍率(つまり、調整済みの読取倍率)が求められる(S03)。
上記実施形態では、S02〜S05の一連の動作は、トレイ20上の原稿が無くなるまで繰り返されるとして説明した。しかし、必ずしも、原稿単位で読取倍率を変更する必要もなく、例えば、一度S01〜S03の一連の動作が行われた後、S04およびS05の一連の動作のみが、トレイ20上の原稿が無くなるまで繰り返されても構わない。
上記実施形態では、制御手段5が、S05において画像処理により、原稿画像の副走査方向長さを調整していた。しかし、これに限らず、制御手段5は、係数C1に基づく読取倍率の調整に代えて、係数C2を用いた各種ローラの回転速度の変更により、原稿画像の副走査方向長さを調整しても構わない。
次に、図5のフロー図を参照して、第一変形例の詳細な動作について説明する。図5は、図4と比較すると、S03〜S05の代わりに、S13〜S15を含む点で相違する。それ以外に相違点は無いので、図5において、図4のステップに相当するものには同一ステップ番号を付けて、それぞれの説明を省略する。
なお、第一変形例に記載の副走査方向長さの調整は、第二実施形態や第三実施形態にも応用可能である。
次に、第二変形例について説明する。上記実施形態では、制御手段5が、S05において画像処理により、原稿画像の副走査方向長さを調整していた。しかし、これに限らず、制御手段5は、係数C1に基づく読取倍率の調整に代えて、ギャップGの現在値が初期値を下回っていれば、図6に示すアクチュエータ7により、ギャップGを拡げるようガイド板28を上方に変位させても構わない。
ガイド板28は、初期状態では、ガイド板72の第一面上に載せられている。制御手段5は、まず、検出手段6からの出力電流値に基づき、ギャップGが0.8[mm]以下か否かを判断する。肯定判断の場合、制御手段5は、表3のテーブルを参照することで、ギャップ拡張要と判断する。その後、制御手段5は、ガイド板72をX軸負方向側にスライドさせる。これにより、ガイド板28はZ軸正方向側に移動し、ギャップGが拡張される。この後、原稿の読み取りが実行される。
上記第二変形例の説明では、ガイド板28は、ガイド板72の第一面から第二面へと二段階に変位していた。しかし、これに限らず、ガイド板28は、三段階以上に変位しても構わない。さらに、図7に示すように、ガイド板28をXY平面に対する斜面上でスライドさせるガイド板72を採用することにより、制御手段5は、ガイド板28を所望のZ軸方向位置に(つまり、無段階に)位置決め可能である。
図8において、画像読取装置1Aは、前述の画像読取装置1と比較すると、制御手段5および検出手段6(図3参照)に代えて、制御手段5Aおよび検出手段6Aを備えている点で相違する。それ以外に両画像読取装置1,1Aの間に相違点は無い。それゆえ、図8において、図1〜図3の構成に相当するものには同一参照符号を付け、それぞれの説明を省略する。
次に、図9を参照して、画像読取装置1の詳細な動作について説明する。まず、原稿がユーザによって供給トレイ20にセットされると(図9:S21)、制御手段5Aは、原稿の読取り開始前(換言すると、照明手段31の点灯前)に、検出手段6Aの検出結果、つまり、点灯前のガイド温度T0を得る(S22)。次に、制御手段5Aは、照明手段31を点灯する(S23)。照明手段31の点灯により、ガイド板28は温度上昇し、熱膨張し始める。その後、制御手段5Aは、検出手段6Aの検出結果、つまり、現在のガイド温度T1を得て、ガイド温度差ΔT(=T1−T0)を求める(S24)。
上記実施形態では、検出手段6Aは、ガイド板28の上面の温度を検出するようになっていた。しかし、照明手段31による光照射により、ガイド板28の下面側が先に温度上昇し、上面側は遅れて温度上昇する。ガイド板28の熱変形は、かかる下面側と上面側との温度差に起因する熱膨張量の差に基づくと考えられる。よって、検出手段6Aは、ガイド板28の上面側のガイド温度を検出する第一温度センサと、下面側のガイド温度を検出する第二温度センサと、を含んでいても構わない。制御手段5Aは、これらのガイド温度差から、ギャップGの現在値を求めることも可能である。
図10において、画像読取装置1Bは、前述の画像読取装置1と比較すると、制御手段5および検出手段6(図3参照)に代えて、制御手段5Bおよび検出手段6Bを備えている点で相違する。それ以外に両画像読取装置1,1Bの間に相違点は無い。それゆえ、図10において、図1〜図3の構成に相当するものには同一参照符号を付け、それぞれの説明を省略する。
次に、図11を参照して、画像読取装置1Bの詳細な動作について説明する。まず、原稿がユーザによって供給トレイ20にセットされると(図11:S31)、制御手段5Bは、検出手段6Bによる計時を開始させる(S32)。次に、制御手段5Bは、照明手段31を点灯し、その結果、ガイド板28は熱膨張し始める(S33)。その後、制御手段5Bは、検出手段6Bによる経過時間を得る(S34)。
以上説明したように、本発明の第一乃至第三実施形態およびそれらの変形例によれば、透明板27およびガイド板28の間のギャップGの現在値に相関する情報に基づき、原稿の副走査方向への読取倍率を調整している。ここで、情報とは、第一実施形態ではガイド板28の上面位置を含み、第二実施形態ではガイド板28の上面温度を少なくとも含み、第三実施形態では、照明手段31の点灯からの経過時間を含んでいる。これら情報は、原稿を搬送パスFP内に送り出さなくとも、取得することが可能である。換言すると、原稿を搬送せずとも、原稿の読取倍率の調整が可能となる。
2,2A,2B 自動原稿搬送手段
27 透明板
28 ガイド板
3 第一読取手段
4 第二読取手段
5,5A,5B 制御手段
6,6A,6B 検出手段
7 アクチュエータ
70 モータ
71 ピニオン
72 ガイド板
Claims (7)
- 原稿を搬送する搬送手段であって、該原稿が通過するギャップを形成するために、透明板と、熱膨張する材料で作製されたガイド板と、を含む搬送手段と、前記透明板を介して、前記ギャップを通過する原稿に固定的な位置から光を照射し、該原稿からの反射光に基づき画像データを生成する読取手段と、前記ギャップに相関する情報を取得して、取得情報に応じて、前記原稿の読取倍率を調整する制御手段と、を備えるシートスルー方式の画像読取装置。
- 前記ガイド板の位置を検出する検出手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記ギャップに相関する情報として、前記検出手段の検出結果を取得する、請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記ガイド板周辺の温度を検出する検出手段をさらに備え、
前記制御手段は、
前記ギャップに相関する情報として、前記原稿への光照射前後の温度を、前記検出手段から取得し、
前記原稿への光照射前後の温度差に応じて、前記原稿の読取倍率を調整する、請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記原稿への光照射開始からの経過時間を計測する検出手段をさらに備え、
前記制御手段は、
前記ギャップに相関する情報として、前記原稿への光照射開始からの経過時間を、前記検出手段から取得し、
取得した経過時間に応じて、前記原稿の読取倍率を調整する、請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記制御手段は、前記読取手段により生成された画像データに対して画像処理を行って、前記原稿の読取倍率を調整する、請求項1〜4のいずれかに記載の画像読取装置。
- 前記制御手段は、前記搬送手段による原稿の搬送速度を調整して、前記原稿の読取倍率を調整する、請求項1〜4のいずれかに記載の画像読取装置。
- 前記ガイド板の前記透明部材に対する位置を変化させるアクチュエータをさらに備え、
前記調制御段は、前記アクチュエータを駆動することで、前記ガイド板の前記透明板に対する位置を変更し、これによって、前記原稿の読取倍率を調整する、請求項1〜4のいずれかに記載の画像読取装置。
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JP2005269601A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-09-29 | Ricoh Co Ltd | 原稿搬送読取装置および画像形成装置 |
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