JP2003280111A - 画像読み取り装置 - Google Patents
画像読み取り装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像読み取り装置における照明ランプの温度
上昇を抑える。 【解決手段】原稿に光を照射する照明手段を有する画像
読み取り装置の走査光学部に於いて、該照明手段を囲む
主走査方向の風路(第1の風路)、およびそれから分岐
する第2の風路、該風路に対する送風手段とを備えたこ
とを特徴とする。これによると、風による冷却効果によ
り走査光学部の温度上昇を抑えることができる。また、
前記風路の断面積を適切に変化させることにより、効率
的に走査光学部の温度上昇を抑えることができる。さら
に、前記送風手段の配置、送風の向きを適切に配すこと
によって風のながれを制御することによって効率的に走
査光学部の温度上昇を抑えることができる。また、画像
読み取り手段が「流し読み方式」つまり走行中の原稿の
画像を静止した走査光学部で読み取る方式で好適であ
り、この場合には照明手段の連続点灯による過度な温度
上昇も抑制する。
上昇を抑える。 【解決手段】原稿に光を照射する照明手段を有する画像
読み取り装置の走査光学部に於いて、該照明手段を囲む
主走査方向の風路(第1の風路)、およびそれから分岐
する第2の風路、該風路に対する送風手段とを備えたこ
とを特徴とする。これによると、風による冷却効果によ
り走査光学部の温度上昇を抑えることができる。また、
前記風路の断面積を適切に変化させることにより、効率
的に走査光学部の温度上昇を抑えることができる。さら
に、前記送風手段の配置、送風の向きを適切に配すこと
によって風のながれを制御することによって効率的に走
査光学部の温度上昇を抑えることができる。また、画像
読み取り手段が「流し読み方式」つまり走行中の原稿の
画像を静止した走査光学部で読み取る方式で好適であ
り、この場合には照明手段の連続点灯による過度な温度
上昇も抑制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像読み取り装置に
おける温度上昇抑制機構に関する。
おける温度上昇抑制機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像読み取り装置として、原稿台
に載置し、停止した原稿の表面を走査光学部が移動して
画像を読み取る「スキャン方式」の画像読み取り装置
と、走行中の原稿の画像を静止した走査光学部で読み取
る「流し読み方式」の画像読み取り装置が知られてい
る。
に載置し、停止した原稿の表面を走査光学部が移動して
画像を読み取る「スキャン方式」の画像読み取り装置
と、走行中の原稿の画像を静止した走査光学部で読み取
る「流し読み方式」の画像読み取り装置が知られてい
る。
【0003】スキャン方式による画像読み取り装置は、
オペレータまたは紙搬送装置によって原稿を原稿台ガラ
ス上にセットし、画像読み取り後に原稿を取り除くとい
う一連の動作を行い、また、流し読み方式による画像読
み取り装置は、原稿を一定速度で流し続けることにより
画像読み取りを行うものである。
オペレータまたは紙搬送装置によって原稿を原稿台ガラ
ス上にセットし、画像読み取り後に原稿を取り除くとい
う一連の動作を行い、また、流し読み方式による画像読
み取り装置は、原稿を一定速度で流し続けることにより
画像読み取りを行うものである。
【0004】ここで、図3を用いて従来からある流し読
み方式による画像読み取り装置の構成の概略を説明す
る。
み方式による画像読み取り装置の構成の概略を説明す
る。
【0005】まず、原稿搬送部1は原稿載置台5に載置
された複数の原稿を流し読み部4へ送り込み、読み取り
後に排紙トレイ15へ排出する構成になっている。一
方、画像読取部2は走査光学部としての第一ミラー台
A、同じく第二ミラー台B、レンズ26、読み取り素子
としてのCCDセンサ27により構成される。第一ミラ
ー台Aにおいて照明ランプ21の光は、反射笠22によ
り効率よく原稿台ガラス3上の原稿に照明され、その反
射光は第一ミラー20、第二ミラー24、第三ミラー2
5により折り返され、レンズ26によりCCDセンサ2
7に導かれる。そして、CCDセンサで電気信号に変換
された後に、画像処理され外部へ画像データとして送ら
れる。
された複数の原稿を流し読み部4へ送り込み、読み取り
後に排紙トレイ15へ排出する構成になっている。一
方、画像読取部2は走査光学部としての第一ミラー台
A、同じく第二ミラー台B、レンズ26、読み取り素子
としてのCCDセンサ27により構成される。第一ミラ
ー台Aにおいて照明ランプ21の光は、反射笠22によ
り効率よく原稿台ガラス3上の原稿に照明され、その反
射光は第一ミラー20、第二ミラー24、第三ミラー2
5により折り返され、レンズ26によりCCDセンサ2
7に導かれる。そして、CCDセンサで電気信号に変換
された後に、画像処理され外部へ画像データとして送ら
れる。
【0006】また、第一ミラー台Aは、Hで示した場所
をホームポジションとし、原稿が載置された状態でコピ
ーボタンを押すと、その位置での白色板41によるシェ
ーディング(読取回路の白調整によるバラツキ補正)の
後、Iの位置に移動し、同時に原稿の搬送が開始され原
稿読み取りが始まる。その後、ラスト原稿の読み取りが
終了すると、第一ミラー台Aは再びHへ戻り次の複写動
作まで待機する。以上、従来の画像読み取り方式による
画像読み取り装置の構成について説明してきたが、この
方式では、スキャン方式に比べ原稿交換時間が不要なた
め、多数のシート原稿を一度に処理する場合に大幅な時
間の短縮が可能であり、明らかに有利である。
をホームポジションとし、原稿が載置された状態でコピ
ーボタンを押すと、その位置での白色板41によるシェ
ーディング(読取回路の白調整によるバラツキ補正)の
後、Iの位置に移動し、同時に原稿の搬送が開始され原
稿読み取りが始まる。その後、ラスト原稿の読み取りが
終了すると、第一ミラー台Aは再びHへ戻り次の複写動
作まで待機する。以上、従来の画像読み取り方式による
画像読み取り装置の構成について説明してきたが、この
方式では、スキャン方式に比べ原稿交換時間が不要なた
め、多数のシート原稿を一度に処理する場合に大幅な時
間の短縮が可能であり、明らかに有利である。
【0007】しかし、一方で、ブック物などの特殊な原
稿を扱うことは困難であり、流し読み方式を用いる画像
読み取り装置に於いても、多種多様な原稿に対応できる
ように、スキャン方式による画像読み取り装置が併用で
きる構成のものも作られている。この両方式搭載形の画
像読み取り装置には、高画質、超高速を実現するため、
独立の専用ユニットを設けた性能優先タイプの複写機と
して、図4に示すような、スキャン方式による画像読取
部と、流し読み方式の画像読取部とを二つの独立した原
稿ガラス上に構成するものが提案されている。
稿を扱うことは困難であり、流し読み方式を用いる画像
読み取り装置に於いても、多種多様な原稿に対応できる
ように、スキャン方式による画像読み取り装置が併用で
きる構成のものも作られている。この両方式搭載形の画
像読み取り装置には、高画質、超高速を実現するため、
独立の専用ユニットを設けた性能優先タイプの複写機と
して、図4に示すような、スキャン方式による画像読取
部と、流し読み方式の画像読取部とを二つの独立した原
稿ガラス上に構成するものが提案されている。
【0008】この場合、流し読み方式側の画像読取部は
上記の構成とほぼ同様であるが、その大きな違いとし
て、第一ミラー台Aだけではなく、第二ミラー台Bも、
図示しないレールに支持されているという点が挙げられ
る。そして、スキャン方式の画像読み取り動作をする場
合には、モータ40と、図示しないプーリ・ワイヤー等
によって、原稿面からCCDセンサまでの光路長が常に
一定になるように第一ミラー台A、第二ミラー台Bを矢
印方向に移動させる構成になっている。また、ここで、
上記のように動作する従来の画像読み取り装置において
主に採用されている交差光学部を図5に示す。
上記の構成とほぼ同様であるが、その大きな違いとし
て、第一ミラー台Aだけではなく、第二ミラー台Bも、
図示しないレールに支持されているという点が挙げられ
る。そして、スキャン方式の画像読み取り動作をする場
合には、モータ40と、図示しないプーリ・ワイヤー等
によって、原稿面からCCDセンサまでの光路長が常に
一定になるように第一ミラー台A、第二ミラー台Bを矢
印方向に移動させる構成になっている。また、ここで、
上記のように動作する従来の画像読み取り装置において
主に採用されている交差光学部を図5に示す。
【0009】図5の走査光学部としての第一ミラー台A
は、レール51上を矢印方向に移動可能なように取り付
けられ、ミラー台側板54によって、ミラー台ベースを
支持する構成になっている。また、第一ミラー20は前
奥ミラー台側板54の中段に保持されている。ミラー台
ベース上には、照明ランプ21と、その光が原稿を効率
よく照らすための反射笠56、57、58とが配置され
ており、照明ランプ21と原稿の間には、可視光は透過
し赤外線は吸収する熱吸収フィルタ62が配置されて原
稿台ガラスの昇温を抑えるように構成されている。照明
ランプ21により照射され原稿により反射された光は、
ミラー台ベースの長穴60を通過し第一ミラー台20に
より折り返される。
は、レール51上を矢印方向に移動可能なように取り付
けられ、ミラー台側板54によって、ミラー台ベースを
支持する構成になっている。また、第一ミラー20は前
奥ミラー台側板54の中段に保持されている。ミラー台
ベース上には、照明ランプ21と、その光が原稿を効率
よく照らすための反射笠56、57、58とが配置され
ており、照明ランプ21と原稿の間には、可視光は透過
し赤外線は吸収する熱吸収フィルタ62が配置されて原
稿台ガラスの昇温を抑えるように構成されている。照明
ランプ21により照射され原稿により反射された光は、
ミラー台ベースの長穴60を通過し第一ミラー台20に
より折り返される。
【0010】この際、照明ランプ21からの光が原稿か
らの反射光と干渉しないように照明ランプを小さく囲む
形の遮光板23が設けられている。スキャン方式の画像
読み取り装置の場合には、走査光学部の遮光板の熱吸収
フィルタと対向する側面に図示しない複数の丸穴があい
ており、画像読み取り時に光学部の走査により丸穴から
ランプ部に風が吹き込むように構成されている。
らの反射光と干渉しないように照明ランプを小さく囲む
形の遮光板23が設けられている。スキャン方式の画像
読み取り装置の場合には、走査光学部の遮光板の熱吸収
フィルタと対向する側面に図示しない複数の丸穴があい
ており、画像読み取り時に光学部の走査により丸穴から
ランプ部に風が吹き込むように構成されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記に述べたような従
来の画像読み取り装置に於いて、原稿処理速度を高速化
するため、単位原稿あたりの光照射時間が減少する傾向
にあり、これを補うため、ランプ光量を増加させること
で必要光量を得ようとしてきた。しかしながら、小紙間
化のためにランプの連続点灯も避けることができず、走
査光学部の昇温は厳しくなる一方であった。
来の画像読み取り装置に於いて、原稿処理速度を高速化
するため、単位原稿あたりの光照射時間が減少する傾向
にあり、これを補うため、ランプ光量を増加させること
で必要光量を得ようとしてきた。しかしながら、小紙間
化のためにランプの連続点灯も避けることができず、走
査光学部の昇温は厳しくなる一方であった。
【0012】このため、従来からある、
1)ランプ光量を抑え、抜本的に発熱量を抑える(明る
いレンズを使う、CCDの感度を上げる) 2)ランプの連続点灯を避けるシーケンスにより発熱量
を抑える(紙間で光量を落とす)。
いレンズを使う、CCDの感度を上げる) 2)ランプの連続点灯を避けるシーケンスにより発熱量
を抑える(紙間で光量を落とす)。
【0013】3)読み取り部の昇温をクリアできるだけ
熱吸収フィルタの熱吸収率を落とし、第一ミラー台Aと
の昇温バランスをとる。
熱吸収フィルタの熱吸収率を落とし、第一ミラー台Aと
の昇温バランスをとる。
【0014】4)ファンの風量を上げて冷却するといっ
た対策をバランスさせることによっては、熱吸収フィル
タの温度勾配による破損、反射笠の熱変形、電極台(絶
縁のためモールド使用)の破損、ランプコードの溶断な
どの問題を回避することが困難になってきた。
た対策をバランスさせることによっては、熱吸収フィル
タの温度勾配による破損、反射笠の熱変形、電極台(絶
縁のためモールド使用)の破損、ランプコードの溶断な
どの問題を回避することが困難になってきた。
【0015】一方、流し読み部には画像読み取り精度を
向上させるための様々な部材が原稿台ガラスと第一ミラ
ー台との間に取り付けられる傾向にもある。そのため、
走査光学部の移動時にこの部材との接触を避ける必要か
ら装置構成のレイアウト上の制限を伴い、ランプと原稿
読み取り部の距離も離れる傾向にあった。これにより、
ランプ光量をさらに増加させる必要があり、走査光学部
の昇温がますます厳しくなっていた。
向上させるための様々な部材が原稿台ガラスと第一ミラ
ー台との間に取り付けられる傾向にもある。そのため、
走査光学部の移動時にこの部材との接触を避ける必要か
ら装置構成のレイアウト上の制限を伴い、ランプと原稿
読み取り部の距離も離れる傾向にあった。これにより、
ランプ光量をさらに増加させる必要があり、走査光学部
の昇温がますます厳しくなっていた。
【0016】しかし、単にファンを大型化した場合に
は、コストの増加、スペースの増加、風量増加による騒
音の増加、そして埃等が舞い込むことによるミラー汚れ
の増加と言った弊害を避けることができず、また、ラン
プ光量を増加させることによるランプ寿命の低下といっ
た問題も起きてくる。
は、コストの増加、スペースの増加、風量増加による騒
音の増加、そして埃等が舞い込むことによるミラー汚れ
の増加と言った弊害を避けることができず、また、ラン
プ光量を増加させることによるランプ寿命の低下といっ
た問題も起きてくる。
【0017】そこで、ファンを大型化することなく走査
光学部の昇温を防止し、また、ランプ光量を連続的に増
加させることなく原稿に対する光照射量を確保するとい
う、原稿処理速度の高速化に効果的に対応する方策が待
たれていた。
光学部の昇温を防止し、また、ランプ光量を連続的に増
加させることなく原稿に対する光照射量を確保するとい
う、原稿処理速度の高速化に効果的に対応する方策が待
たれていた。
【0018】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、その目的とするところは、
送風による冷却の効率化と、ランプ照射の効率化と、を
はかり、走査光学部の昇温を抑制し、ひいては原稿処理
の高速化、画像読み取りの高精度化に対応した高品質の
が贈読み取り装置を提供することにある。
ために成されたものであり、その目的とするところは、
送風による冷却の効率化と、ランプ照射の効率化と、を
はかり、走査光学部の昇温を抑制し、ひいては原稿処理
の高速化、画像読み取りの高精度化に対応した高品質の
が贈読み取り装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては原稿に光を照射する照明手段を有す
る画像読み取り装置の走査光学部に於いて、該照明手段
を囲む主走査方向の風路(第1の風路)、およびそれか
ら分岐する第2の風路、該風路に対する送風手段とを備
えたことを特徴とする。これによると、風による冷却効
果により走査光学部の温度上昇を抑えることができる。
また、前記風路の断面積を適切に変化させることによ
り、効率的に走査光学部の温度上昇を抑えることができ
る。
に本発明にあっては原稿に光を照射する照明手段を有す
る画像読み取り装置の走査光学部に於いて、該照明手段
を囲む主走査方向の風路(第1の風路)、およびそれか
ら分岐する第2の風路、該風路に対する送風手段とを備
えたことを特徴とする。これによると、風による冷却効
果により走査光学部の温度上昇を抑えることができる。
また、前記風路の断面積を適切に変化させることによ
り、効率的に走査光学部の温度上昇を抑えることができ
る。
【0020】さらに、前記送風手段の配置、送風の向き
を適切に配すことによって風のながれを制御することに
よって効率的に走査光学部の温度上昇を抑えることがで
きる。
を適切に配すことによって風のながれを制御することに
よって効率的に走査光学部の温度上昇を抑えることがで
きる。
【0021】また、画像読み取り手段が「流し読み方
式」つまり走行中の原稿の画像を静止した走査光学部で
読み取る方式で好適であり、この場合には照明手段の連
続点灯による過度な温度上昇も抑制することができ、原
稿処理の高速化にも対応することができる。画像読み取
り手段として、流し読み方式の画像読み取り手段と「ス
キャン方式」つまり原稿台に載置し停止した原稿の表面
を走査光学部が移動して画像を読み取る方式の画像読み
取り手段とを備えた場合にも好適であり、そのような高
品質な画像読み取り装置にも対応して走査光学部の温度
上昇を抑制することができる。流し読み方式での画像読
み取り位置をホームポジションとして送風手段を固定
し、スキャン方式での画像読み取り時には、スキャン毎
に該ホームポジションに戻るように制御することも好適
であり、流し読み方式での画像読み取り時にも、スキャ
ン方式での画像読み取り時にも効果的に走査光学部の温
度上昇を抑制することができる。
式」つまり走行中の原稿の画像を静止した走査光学部で
読み取る方式で好適であり、この場合には照明手段の連
続点灯による過度な温度上昇も抑制することができ、原
稿処理の高速化にも対応することができる。画像読み取
り手段として、流し読み方式の画像読み取り手段と「ス
キャン方式」つまり原稿台に載置し停止した原稿の表面
を走査光学部が移動して画像を読み取る方式の画像読み
取り手段とを備えた場合にも好適であり、そのような高
品質な画像読み取り装置にも対応して走査光学部の温度
上昇を抑制することができる。流し読み方式での画像読
み取り位置をホームポジションとして送風手段を固定
し、スキャン方式での画像読み取り時には、スキャン毎
に該ホームポジションに戻るように制御することも好適
であり、流し読み方式での画像読み取り時にも、スキャ
ン方式での画像読み取り時にも効果的に走査光学部の温
度上昇を抑制することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この
実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形
状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り
は、この発明の範囲をそれらのみに限定するものではな
い。
の好適な形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この
実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形
状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り
は、この発明の範囲をそれらのみに限定するものではな
い。
【0023】(実施例)以下、本発明の実施の形態1に
かかる画像読み取り装置を図1乃至図3に基づき詳細に
説明する。
かかる画像読み取り装置を図1乃至図3に基づき詳細に
説明する。
【0024】まず、図1を用いて、本発明の実施の形態
1にかかる流し読み方式による画像読み取り装置の構成
の概略を説明する。
1にかかる流し読み方式による画像読み取り装置の構成
の概略を説明する。
【0025】先ず、原稿搬送部1について説明する。
【0026】原稿載置台5に載置された複数の原稿は、
ピックアップローラ6により給紙分離部7へ搬送し、給
紙分離ローラにより一枚ずつ分離されて、搬送ローラ
8、9、10によりレジストローラ11により斜行取り
された原稿は、流し読み部4へ送り込まれ、読み取り後
に搬送ローラ12、13により排紙トレイ15へ排出さ
れ、動作が終了する。
ピックアップローラ6により給紙分離部7へ搬送し、給
紙分離ローラにより一枚ずつ分離されて、搬送ローラ
8、9、10によりレジストローラ11により斜行取り
された原稿は、流し読み部4へ送り込まれ、読み取り後
に搬送ローラ12、13により排紙トレイ15へ排出さ
れ、動作が終了する。
【0027】次に、画像読み取り部2の構成について説
明する。
明する。
【0028】画像読み取り部2は走査光学部として第1
ミラー台Aの他、第2ミラー台B、レンズ26、CCD
センサ27によって構成される。第1ミラー台Aは主に
原稿面を照射する照明手段としての照明ランプ21と反
射笠22、そして照射された原稿の反射光の方向を変え
る第1ミラー20によって構成され、照明ランプ21の
光は反射笠22により効率よく原稿台ガラス3上の原稿
に照射され、その反射光は第1ミラー20、第2ミラー
24、第三ミラー25により折り返され、レンズ26に
よりCCDセンサ27に導かれる。そして、CCDセン
サ27で電気信号に変換された後に、画像処理され外部
へ画像データとして送られる。
ミラー台Aの他、第2ミラー台B、レンズ26、CCD
センサ27によって構成される。第1ミラー台Aは主に
原稿面を照射する照明手段としての照明ランプ21と反
射笠22、そして照射された原稿の反射光の方向を変え
る第1ミラー20によって構成され、照明ランプ21の
光は反射笠22により効率よく原稿台ガラス3上の原稿
に照射され、その反射光は第1ミラー20、第2ミラー
24、第三ミラー25により折り返され、レンズ26に
よりCCDセンサ27に導かれる。そして、CCDセン
サ27で電気信号に変換された後に、画像処理され外部
へ画像データとして送られる。
【0029】最後に、第1ミラー台Aの動作シーケンス
について説明する。
について説明する。
【0030】第1ミラー台Aは、Hで示した場所をホー
ムポジションとして、画像読み取り装置に電源が投入さ
れると、モータ40により第1ミラー台Aを矢印方向に
沿って左右に移動させ、センサ30で検知し、正確にH
の位置に保持される。原稿載置台に置かれた原稿は、セ
ンサ31により検知され、原稿が載置された状態でコピ
ーボタンを押すと、第1ミラー台AはHの位置での白色
板41によるシェーディング(読取回路の白調整による
バラツキ補正)の後、図中の左方向に移動し、センサ3
2によって正確にIの位置に固定され、同時に原稿の搬
送が開始され画像読み取りが始まる。このとき、送風手
段としてIの位置の前面と奥面に1つずつ配置されたフ
ァン63が作動し、画像読み取り中、照明ランプ21に
よる温度上昇を一定の範囲に抑えている。その後、原稿
の読み取りが終了すると、第1ミラー台Aは再びHへ戻
り次の複写動作まで待機する。
ムポジションとして、画像読み取り装置に電源が投入さ
れると、モータ40により第1ミラー台Aを矢印方向に
沿って左右に移動させ、センサ30で検知し、正確にH
の位置に保持される。原稿載置台に置かれた原稿は、セ
ンサ31により検知され、原稿が載置された状態でコピ
ーボタンを押すと、第1ミラー台AはHの位置での白色
板41によるシェーディング(読取回路の白調整による
バラツキ補正)の後、図中の左方向に移動し、センサ3
2によって正確にIの位置に固定され、同時に原稿の搬
送が開始され画像読み取りが始まる。このとき、送風手
段としてIの位置の前面と奥面に1つずつ配置されたフ
ァン63が作動し、画像読み取り中、照明ランプ21に
よる温度上昇を一定の範囲に抑えている。その後、原稿
の読み取りが終了すると、第1ミラー台Aは再びHへ戻
り次の複写動作まで待機する。
【0031】次に、本発明の実施の形態1にかかる走査
光学部の詳細な構成を説明するために、その斜視図を図
2に示す。
光学部の詳細な構成を説明するために、その斜視図を図
2に示す。
【0032】2は、走査光学部としての第1ミラー台A
が、図1のIの位置にいる状態を示している。第1ミラ
ー台Aは、レール51上を矢印方向に移動可能なように
取り付けられたミラー台側板54によって、ミラー台ベ
ース52を支持する構成になっており、第1ミラー20
は前奥ミラー台側板54の中段に保持されている。ミラ
ー台ベース52上には、反射笠56、57、58が配置
されており照明ランプ21の光で原稿を効率よく照らす
ことができる。照明ランプと原稿の間には、可視光は透
過し赤外線は吸収する熱吸収フィルタ62を配置し、原
稿台ガラスの温度上昇を抑えるように構成されている。
照明ランプにより照射され、原稿により反射された光
は、ミラー台ベースの長穴60を通過し第1ミラー20
により折り返される。この際、照明ランプからの光が原
稿からの反射光と干渉しないように遮光板23が設けら
れている。この遮光板23を、ミラー台ベース52と熱
吸収フィルタ62とで照明ランプの周囲に風路を形成す
るような形状にすることによって、原稿読み取り装置本
体のIの位置の前奥側の風路の開口部にそれぞれ配置・
固定されたファン63a、63bからの風による冷却効
果を高めている。
が、図1のIの位置にいる状態を示している。第1ミラ
ー台Aは、レール51上を矢印方向に移動可能なように
取り付けられたミラー台側板54によって、ミラー台ベ
ース52を支持する構成になっており、第1ミラー20
は前奥ミラー台側板54の中段に保持されている。ミラ
ー台ベース52上には、反射笠56、57、58が配置
されており照明ランプ21の光で原稿を効率よく照らす
ことができる。照明ランプと原稿の間には、可視光は透
過し赤外線は吸収する熱吸収フィルタ62を配置し、原
稿台ガラスの温度上昇を抑えるように構成されている。
照明ランプにより照射され、原稿により反射された光
は、ミラー台ベースの長穴60を通過し第1ミラー20
により折り返される。この際、照明ランプからの光が原
稿からの反射光と干渉しないように遮光板23が設けら
れている。この遮光板23を、ミラー台ベース52と熱
吸収フィルタ62とで照明ランプの周囲に風路を形成す
るような形状にすることによって、原稿読み取り装置本
体のIの位置の前奥側の風路の開口部にそれぞれ配置・
固定されたファン63a、63bからの風による冷却効
果を高めている。
【0033】さらに風路の断面は送風手段から離れるに
従って緩やかに絞られた形状をしている。このように断
面を位置によって変化させることによって、照明ランプ
の温度上昇抑制を主走査方向の位置によらず、一様にす
ることが可能になる(請求項1、2、3、図6)。
従って緩やかに絞られた形状をしている。このように断
面を位置によって変化させることによって、照明ランプ
の温度上昇抑制を主走査方向の位置によらず、一様にす
ることが可能になる(請求項1、2、3、図6)。
【0034】(実施例2)「流し読み」時は給紙される
原稿が無くならない限り、照明ランプを点灯し続けて画
像を読み取るため、ランプの温度上昇が非常に厳しいこ
とは前にも述べた。一方、「スキャン読み」時には一枚
一枚読み取るので連続点灯しないこと、ミラー台が動く
のでファンから送風されたような効果が得られることな
どから、温度上昇に対する対策はあまり施されてこなか
った。しかしながら上記のような風路を照明ランプの周
囲に設けることによって、ミラー台が動くことによる温
度上昇抑制効果は期待できなくなる。
原稿が無くならない限り、照明ランプを点灯し続けて画
像を読み取るため、ランプの温度上昇が非常に厳しいこ
とは前にも述べた。一方、「スキャン読み」時には一枚
一枚読み取るので連続点灯しないこと、ミラー台が動く
のでファンから送風されたような効果が得られることな
どから、温度上昇に対する対策はあまり施されてこなか
った。しかしながら上記のような風路を照明ランプの周
囲に設けることによって、ミラー台が動くことによる温
度上昇抑制効果は期待できなくなる。
【0035】そこで、風路を画像読み取り装置の本体枠
(非可動部)に取り付けることによって、「流し読み」
時には風路による冷却が、「スキャン読み」時にはミラ
ー台が動くことによる温度上昇抑制効果を期待すること
ができる(請求項6、7、図7)。また、風路の全てを
本体枠に取り付けなくとも、分割して本体とミラー台に
取り付けるようにしても同様の効果が得れる(請求項1
0)。
(非可動部)に取り付けることによって、「流し読み」
時には風路による冷却が、「スキャン読み」時にはミラ
ー台が動くことによる温度上昇抑制効果を期待すること
ができる(請求項6、7、図7)。また、風路の全てを
本体枠に取り付けなくとも、分割して本体とミラー台に
取り付けるようにしても同様の効果が得れる(請求項1
0)。
【0036】(実施例3)上記は「流し読み」時におけ
る照明ランプの温度上昇を抑えるための方策であり、風
路と送風手段が本体側に設置していた。しかしながら、
温度上昇抑制効果を十分に得るため、ミラー台に全てを
取り付けてもよい(請求項8、9)。
る照明ランプの温度上昇を抑えるための方策であり、風
路と送風手段が本体側に設置していた。しかしながら、
温度上昇抑制効果を十分に得るため、ミラー台に全てを
取り付けてもよい(請求項8、9)。
【0037】(実施例4)上述の風路は風の流れが奥か
ら手前(もしくは手前から奥)と構成がシンプルで実現
しやすいが、さらなる温度上昇抑制効果を得ようとした
場合、ファンの風量を増加させたり風路の断面に工夫を
するだけでは、十分な冷却効果を得ることができず、別
の構成を採らざるおえない。図8は前記実施例の風路の
途中から別風路を分岐させた場合の例である(請求項1
1)。
ら手前(もしくは手前から奥)と構成がシンプルで実現
しやすいが、さらなる温度上昇抑制効果を得ようとした
場合、ファンの風量を増加させたり風路の断面に工夫を
するだけでは、十分な冷却効果を得ることができず、別
の構成を採らざるおえない。図8は前記実施例の風路の
途中から別風路を分岐させた場合の例である(請求項1
1)。
【0038】このような構成にすることの利点は、「流
し読み」の位置は、その構成上、画像読み取り位置の端
部に位置する場合が多い。従って、前記別風路の長さ
は、分岐後の風路の長さよりも短く採ることができ、結
果、前奥に配される送風手段(請求項11.5)からみ
た風路長を短く採ることができる。また、別風路端にも
送風手段を設けることによって(請求項12)、各送風
手段からの送風効率が良くなり、ひいては、照明ランプ
の温度上昇を抑制することができる。
し読み」の位置は、その構成上、画像読み取り位置の端
部に位置する場合が多い。従って、前記別風路の長さ
は、分岐後の風路の長さよりも短く採ることができ、結
果、前奥に配される送風手段(請求項11.5)からみ
た風路長を短く採ることができる。また、別風路端にも
送風手段を設けることによって(請求項12)、各送風
手段からの送風効率が良くなり、ひいては、照明ランプ
の温度上昇を抑制することができる。
【0039】また、図示はしないが前記実施例のように
風路の断面を位置によって変化させることによって、照
明ランプの温度上昇抑制を種走査方向の位置によらず、
一様にすることができる(請求項13、14)。
風路の断面を位置によって変化させることによって、照
明ランプの温度上昇抑制を種走査方向の位置によらず、
一様にすることができる(請求項13、14)。
【0040】送風手段による風の流れの方向に関して
は、風路を短く風が効率的に流れるように配すると照明
ランプの温度上昇を抑制することができる(図8、請求
項15、16、17)。
は、風路を短く風が効率的に流れるように配すると照明
ランプの温度上昇を抑制することができる(図8、請求
項15、16、17)。
【0041】(実施例5)前述の実施例のように、風路
を画像読み取り装置の本体枠(非可動部)に取り付ける
ことによって、「流し読み」時には風路による冷却が、
「スキャン読み」時にはミラー台が動くことによる温度
上昇抑制効果を期待することができる(請求項18、1
9)。また、風路の全てを本体枠に取り付けなくとも、
分割して本体とミラー台に取り付けるようにしても同様
の効果が得れる(請求項22)。
を画像読み取り装置の本体枠(非可動部)に取り付ける
ことによって、「流し読み」時には風路による冷却が、
「スキャン読み」時にはミラー台が動くことによる温度
上昇抑制効果を期待することができる(請求項18、1
9)。また、風路の全てを本体枠に取り付けなくとも、
分割して本体とミラー台に取り付けるようにしても同様
の効果が得れる(請求項22)。
【0042】(実施例6)前述の実施例のように、温度
上昇抑制効果を十分に得るため、ミラー台に全てを取り
付けてもよい(請求項20、21)。
上昇抑制効果を十分に得るため、ミラー台に全てを取り
付けてもよい(請求項20、21)。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿に光を照射する照明手段を有する画像読み取り装置
の走査光学部に於いて、該照明手段を囲む主走査方向の
風路(第1の風路)、およびそれから分岐する第2の風
路、該風路に対する送風手段とを備えたことを特徴と
し、風による冷却効果により走査光学部の温度上昇を抑
えることができる。
原稿に光を照射する照明手段を有する画像読み取り装置
の走査光学部に於いて、該照明手段を囲む主走査方向の
風路(第1の風路)、およびそれから分岐する第2の風
路、該風路に対する送風手段とを備えたことを特徴と
し、風による冷却効果により走査光学部の温度上昇を抑
えることができる。
【0044】また、前記風路の断面積を適切に変化させ
ることにより、効率的に走査光学部の温度上昇を抑える
ことができる。
ることにより、効率的に走査光学部の温度上昇を抑える
ことができる。
【0045】さらに、前記送風手段の配置、送風の向き
を適切に配すことによって風のながれを制御することに
よって効率的に走査光学部の温度上昇を抑えることがで
きる。
を適切に配すことによって風のながれを制御することに
よって効率的に走査光学部の温度上昇を抑えることがで
きる。
【0046】また、画像読み取り手段が「流し読み方
式」つまり走行中の原稿の画像を静止した走査光学部で
読み取る方式で好適であり、この場合には照明手段の連
続点灯による過度な温度上昇も抑制することができ、原
稿処理の高速化にも対応することができる。画像読み取
り手段として、流し読み方式の画像読み取り手段と「ス
キャン方式」つまり原稿台に載置し、停止した原稿の表
面を走査光学部が移動して画像を読み取る方式の画像読
み取り手段とを備えた場合にも好適であり、そのような
高品質な画像読み取り装置にも対応して走査光学部の温
度上昇を抑制することができる。流し読み方式での画像
読み取り位置をホームポジションとして送風手段を固定
し、スキャン方式での画像読み取り時には、スキャン毎
に該ホームポジションに戻るように制御することも好適
であり、流し読み方式での画像読み取り時にも、スキャ
ン方式での画像読み取り時にも効果的に走査光学部の温
度上昇を抑制することができる。
式」つまり走行中の原稿の画像を静止した走査光学部で
読み取る方式で好適であり、この場合には照明手段の連
続点灯による過度な温度上昇も抑制することができ、原
稿処理の高速化にも対応することができる。画像読み取
り手段として、流し読み方式の画像読み取り手段と「ス
キャン方式」つまり原稿台に載置し、停止した原稿の表
面を走査光学部が移動して画像を読み取る方式の画像読
み取り手段とを備えた場合にも好適であり、そのような
高品質な画像読み取り装置にも対応して走査光学部の温
度上昇を抑制することができる。流し読み方式での画像
読み取り位置をホームポジションとして送風手段を固定
し、スキャン方式での画像読み取り時には、スキャン毎
に該ホームポジションに戻るように制御することも好適
であり、流し読み方式での画像読み取り時にも、スキャ
ン方式での画像読み取り時にも効果的に走査光学部の温
度上昇を抑制することができる。
【図1】 画像読み取り装置の概略図
【図2】 走査光学部の斜視図
【図3】 画像読み取り装置の概略図
【図4】 画像読み取り装置(流し読みガラス付き)の
概略図
概略図
【図5】 走査光学部の斜視図
【図6】 風路形状の図
【図7】 風路の構成例の説明図
【図8】 風路の構成例の説明図
1 原稿搬送部
2 画像読み取り部
3 原稿台ガラス
4 流し読み部
5 原稿載置台
6 ピックアップローラ
7 給紙分離部
8 搬送ローラ
9 搬送ローラ
10 搬送ローラ
11 レジストローラ
12 搬送ローラ
13 搬送ローラ
15 排紙トレイ
26 レンズ
27 CCDセンサ
21 照明ランプ
22 反射笠
20 第1ミラー
23 遮光板
24 第2ミラー
25 第3ミラー
30 センサ
32 センサ
41 白色板
40 モータ
51 レール
52 ミラー台ベース
54 ミラー台側板
56 反射笠
57 反射笠
58 反射笠
62 熱吸収フィルタ
60 長穴
63、63a、63b、63c ファン
70 風路
71 主走査方向
72 画像読み取り装置 本体枠
73 副走査方向
74 風路
75 第1の風向
76 第2の風向
A 第1ミラー台
B 第2ミラー台
H ホームポジション
I 流し読み位置
Claims (21)
- 【請求項1】原稿に光を照射する照明手段を有する画像
読み取り装置の照明手段に沿った主走査方向の風路と、
風路に対する送風手段を有する走査光学部において、風
路の主走査方向の形状が主走査方向の位置によって異な
ることを特徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項2】原稿に光を照射する照明手段を有する画像
読み取り装置の照明手段に沿った主走査方向の風路と、
風路に対する送風手段を有する走査光学部において、送
風手段が風路の両側にあることを特徴とする画像読み取
り装置。 - 【請求項3】前記両側の送風手段からの風は、お互い同
じ方向を向いていることを特徴とする請求項2に記載の
画像読み取り装置。 - 【請求項4】前記風路は、画像読み取り装置の本体枠に
取り付けられていることを特徴とする請求項1、2又は
3に記載の画像読み取り装置。 - 【請求項5】前記送風手段は、画像読み取り装置の本体
枠に取り付けられていることを特徴とする請求項1、2
又は3に記載の画像読み取り装置。 - 【請求項6】前記風路は、画像読み取り装置のミラー台
に取り付けられていることを特徴とする請求項1、2又
は3に記載の画像読み取り装置。 - 【請求項7】前記送風手段は、画像読み取り装置のミラ
ー台に取り付けられていることを特徴とする請求項1、
2又は3に記載の画像読み取り装置。 - 【請求項8】前記風路の形成部品が、画像読み取り装置
の本体枠およびミラー台の双方に取り付けられているこ
とを特徴とする請求項1、2又は3に記載の画像読み取
り装置。 - 【請求項9】原稿に光を照射する照明手段を有する画像
読み取り装置の走査光学部において、照明手段に沿った
主走査方向の第一の風路と、前記第一の風路の途中から
分かれる第二の風路とを備えたことを特徴とする画像読
み取り装置。 - 【請求項10】前記第一の風路に対し、送風手段を備え
たことを特徴とする請求項9に記載の画像読み取り装
置。 - 【請求項11】前記第一・第二の風路に対し、送風手段
を備えたことを特徴とする請求項9に記載の画像読み取
り装置。 - 【請求項12】前記第一若しくは第二の風路に於ける流
れの方向に対する断面積が一様であることを特徴とする
請求項9、10又は11に記載の画像読み取り装置。 - 【請求項13】前記第一若しくは第二の風路に於ける流
れの方向に対する断面積が、その場所によって異なるこ
とを特徴とする請求項9、10又は11に記載の画像読
み取り装置。 - 【請求項14】前記第一の風路に対する送風手段は、風
路の両側にあることを特徴とする請求項10又は13に
記載の画像読み取り装置。 - 【請求項15】前記両側の送風手段からの風は、互いに
向かい合う方向であることを特徴とする請求項14に記
載に画像読み取り装置。 - 【請求項16】前記両側の送風手段からの風は、互いに
逆方向であることを特徴とする請求項14に記載の画像
読み取り装置。 - 【請求項17】前記第1及び第2風路は、画像読み取り
装置の本体枠に取り付けられていることを特徴とする請
求項9乃至16のいずれかに記載の画像読み取り装置。 - 【請求項18】前記第1および第2の風路に対する送風
手段は、画像読み取り装置の本体枠に取り付けられてい
ることを特徴とする請求項9乃至16のいずれかに記載
の画像読み取り装置。 - 【請求項19】前記第1及び第2の風路は、画像読み取
り装置のミラー台に取り付けられていることを特徴とす
る請求項9乃至16のいずれかに記載の画像読み取り装
置。 - 【請求項20】前記第1および第2の風路に対する送風
手段は、画像読み取り装置の本体枠に取り付けられてい
ることを特徴とする請求項9乃至16のいずれかに記載
の画像読み取り装置。 - 【請求項21】前記第1および第2の風路の形成部品
が、画像読み取り装置の本体枠およびミラー台の双方に
取り付けられていることを特徴とする請求項9乃至16
のいずれかに記載の画像読み取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002077404A JP2003280111A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 画像読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002077404A JP2003280111A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 画像読み取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003280111A true JP2003280111A (ja) | 2003-10-02 |
Family
ID=29227962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002077404A Pending JP2003280111A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 画像読み取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003280111A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013005075A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置及び画像形成装置 |
CN113033742A (zh) * | 2021-04-26 | 2021-06-25 | 四川智能信息处理技术研究中心 | 一种万物联网式资产管理系统 |
JP7471886B2 (ja) | 2020-03-25 | 2024-04-22 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置及び画像形成システム |
-
2002
- 2002-03-20 JP JP2002077404A patent/JP2003280111A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013005075A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置及び画像形成装置 |
JP7471886B2 (ja) | 2020-03-25 | 2024-04-22 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置及び画像形成システム |
CN113033742A (zh) * | 2021-04-26 | 2021-06-25 | 四川智能信息处理技术研究中心 | 一种万物联网式资产管理系统 |
CN113033742B (zh) * | 2021-04-26 | 2021-07-30 | 四川智能信息处理技术研究中心 | 一种万物联网式资产管理系统 |
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