JPH11196266A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
- Publication number
- JPH11196266A JPH11196266A JP9369442A JP36944297A JPH11196266A JP H11196266 A JPH11196266 A JP H11196266A JP 9369442 A JP9369442 A JP 9369442A JP 36944297 A JP36944297 A JP 36944297A JP H11196266 A JPH11196266 A JP H11196266A
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- Pending
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- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
ことで、読取画像精度を維持しつつ処理速度の向上を図
り、信頼性の向上を図った画像読取装置を提供する。 【解決手段】 連続コピーを行う場合には、蛍光灯3が
点灯し9の位置で停止した状態で、シェーディング用の
白地を照射し、長手方向の光量分布データーを取込み、
シェーディングが終ると、第1ミラーユニット4を画先
10に移動させて読取りを開始すると同時にCCD7の
画像領域外のビットを使って、白地18から反射される
光源の光量も検知し、読取りが終わった際に光量の変化
が所定量を越えた場合には、再びホームポジション9に
移動し、再度光量分布データーをとりなおす。一方、読
取り終了時の光量変化が所定量未満の場合は、ホームポ
ジション9まで戻らずに、画先10位置で停止し、再度
読取りを行うようにする。
Description
ファクシミリ,イメージリーダー等の画像読取装置に関
するものである。
は、たとえば、複写機,ファクシミリ,イメージリーダ
ーなどがある。
例として複写機を例にして説明する。図7は従来技術に
係る画像読取装置の概略構成断面図である。
光源である蛍光灯、4は第1ミラーユニット、5は第
2,3ミラーユニットであり、原稿台ガラス1上に載置
された原稿2を蛍光灯3により照射して、その反射光
(読取光)を第1ミラーユニット4および第2,3ミラ
ーユニット5に備えられた計3枚のミラーを介して、さ
らにレンズ6を通して、読取手段としての光電変換素子
であるCCD7に結像させている。
準部としての白色板(白地)であり、板金に白色の塗装
を行っている。
の白色板8のある位置9(以後ホームポジションと呼
ぶ)で待機している。
合(以後Book読取りと呼ぶ)は、ホームポジション
で待機していた第1ミラーユニット4を、原稿の先端位
置(以後画先位置と呼ぶ)まで移動させ、そこから読取
りを開始する。
ミラーユニット4に対して、1/2の速度で移動し、ス
キャン中も光路長が一定になるようになっている。
送するための原稿搬送装置であり、原稿トレー12上の
原稿は、Uターンパス13を通り、搬送ベルト14によ
って原稿台ガラス1に搬送される。
ポジションから、画先10の位置まで移動し、前述のB
ook読取り時と同様に、第1ミラーユニットが移動し
ながら原稿の走査が行われる(以後シート読みと呼
ぶ)。
逆転し、Uターンパス15を通って再びトレー12の上
に乗せられるようになっている。
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
たとえば原稿台ガラス1上の原稿を複数枚読み取る場合
には、1枚読み取るごとに、第1ミラーユニット4はシ
ェーディング補正をするために画像読取領域外部のホー
ムポジションまで戻り、シェーディング補正を行ってか
ら、再び読み取りを開始していた。
にシェーディング補正をする必要はないのが現実であっ
た。
後端16まで行って戻る場合、画先位置10まで戻れば
よい。
ホームポジション9まで戻る必要があり、読取りのため
の時間としてはシェーディングなしの時にくらべ、ロス
時間がかかってしまっていた。
のための時間の他、画先からホームポジションまでの往
復移動時間分が、かかっている。
くリーダー部を動かす必要があり、そのためには、より
高価なモーターを必要とし、コストupとなってしま
う。
上昇して騒音が問題となってしまう。
た画像を記録する機能を備えた複写機の場合を例にし
て、以下、より具体的に説明する。
スピードの仕様であり、記録のプロセススピードを5
2.5mm/secとするならば、1枚のコピーに要す
る時間は60秒/10枚=6秒であるが、この間にリー
ダー部も読取って戻ってくる必要がある。
リを大量に持たない場合には、記録紙の搬送スピードで
あるプロセススピードと、原稿の読取り速度を一致させ
る必要があり、たとえばこの場合、読取りに、210m
m(A4ヨコ)/52.5m/sec=4秒かかること
になり、バック時間に当てることのできる時間は6秒−
4秒=2秒となる。
度画像先端に行けばよいわけである。
ャンスピードは210mm/2sec=105mm/s
ecの速度でよいが、前述のように、たとえばシェーデ
ィングの補正処理に、0.2秒、画先〜ホームポジショ
ン〜画先の移動に、0.3秒かかるとすると、間合うた
めには、2秒−(0.2+0.3)=1.5秒の間で2
10mm戻る必要があり、その時の速度は、210mm
/1.5秒=140mm/secで動かす必要があり、
スキャンスピードの約1.33倍のスピードが要求され
る。
トup、及び騒音防止のためにシェーディングを毎回行
わない場合には、長手方向の光画ムラが発生し、画像に
濃度ムラが生じてしまう。
場合、温度依存性が高いため、安定するまで時間がかか
り、また、温度依存性も高いため、特に朝一の立上り時
の初期の数枚は光量ムラがはげしく、シェーディング補
正は必須となってしまう。
ためになされたもので、その目的とするところは、必要
な場合にのみシェーディング補正を行うことで、読取画
像精度を維持しつつ処理速度の向上を図り、信頼性の向
上を図った画像読取装置を提供することにある。
に本発明にあっては、原稿台に載置された原稿を照射す
る光源と、該光源による照射により得られた原稿画像の
読取光を読み取る読取手段と、原稿の読取領域外に配置
された基準部からの反射光によって、前記読取手段によ
る読取画像出力の長手方向の光量ムラを補正するシェー
ディング補正手段と、を備えた画像読取装置おいて、前
記光源の光量を検知する光量検知手段を設け、該光量検
知手段により検知された光量の変化量に基づいて前記シ
ェーディング補正手段により補正を行うか否かの判断を
行うことを特徴とする。
た光量の変化量に基づいて、必要な場合にのみシェーデ
ィング補正を行えば良いので、不必要なシェーディング
補正を行う必要はなくなる。
と共に、光源による照射により得られた原稿画像の読取
光の光路長を一定に保たせながら前記読取手段に導くよ
うに読取走査するとよい。
い。
外に白地を設け、前記光電変換素子により白地を読み取
ることで光量検知を行うとよい。
設ける必要はない。
に配置した検知素子であるとよい。
きるのでより精度の高い検知が可能となる。
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
発明の実施の形態に係る画像読取装置について説明す
る。なお、画像読取装置の一例として複写機を例にして
説明する。
来技術で説明した構成等と同じであるので、同一の構成
部分については同一の符号を付してその説明は省略す
る。
詳しく説明する。
装置の概略斜視図であり、図2は本発明の実施の形態に
係る画像読取装置の概略構成断面図である。
1に示したように、従来技術の構成に、さらに、原稿台
ガラス1と原稿の置き場所を示す原稿突当て板17との
間に、はさみこむように白地18を塗った点であり、他
の点は従来技術と同様である。
係る画像読取装置の動作を説明する。
ーが原稿をセットし、たとえば50枚の出力を指定し、
スタートボタンを押下する。
の9の位置で停止した状態で、シェーディング用の白地
(白色板8)を照射し、長手方向の光量分布データーを
取込む。
行われ、平均化処理をして、ノイズ成分を除去する。
ット4を画先10に移動させて読取りを開始する。
ットを使って、白地18から反射される光源の光量も検
知している。
白地18からCCD7へ流入する光量が減り、CCDに
蓄積される電荷も減少していく。
ット、すなわち256階調でA/D変換し、変化量を検
出している。
量の変化が所定量(たとえば5%)を越えると、再びホ
ームポジション9に移動し、再度光量分布データーをと
りなおすことを行う。
ず、光量のみが全体的に均一低下する場合も考えられ
る。
として使われる蛍光灯等においては、長手方向の光量分
布変化は管自身の発熱による影響が大きい。
と中央では、当然熱の伝わり方が異なり、中央は周囲か
ら熱が伝わり暖まりやすく、その結果早く明るくなり、
逆に端部は支持台、端子台などへ熱がうばわれるので暖
まりにくくなり、明るくなりにくい。
域で、ある程度均一になるが、それまでの間は、中央と
端部の暖まり方の差、つまり明るくなる速度に差がある
ということであり、光量変化=長手光量分布変化と考え
てよい場合が多い。
(たとえば5%)未満の場合は、ホームポジション9ま
で戻らずに、図5に示したように画先10位置で停止
し、再度読取りを行うようにする。
8の他に、白地18を設けたことによって、読取走査ご
とに白色板8の位置まで戻ることなく、白地18からの
光量の変化によって主走査方向の光量分布のむらを予想
して、必要な場合(光量変化が大きく、長手光量分布変
化が大きくなってしまったと考えられる場合)にのみ、
白色板8の位置まで戻ってシェーディング補正を行うこ
とによって、読み取り時間を短縮させて処理速度の向上
を図ることができる。
先までしか戻らない場合でも、モーターのバックスピー
ドは同じであるため、読み取り動作にかかる時間には差
異が生じるので、複写機の場合には記録側に2通りの給
紙タイミングを持ち、読み取り時間にタイミングを合わ
せている。
(プリント枚数)の関係を示したものであり、蛍光灯の
場合、初めの数枚の間は、管が暖まっている最中である
ため光量が上昇するが、管の温度が40度前後でMAX
となり、それ以上温度が上昇すると光量は減少し、所定
量で飽和する。
は比較的多くホームポジションに戻り再シェーディング
を行うことになるが、徐々に、再シェーディングの回数
が減り、飽和点近傍からはほとんどシェーディングを行
っていないため、多数枚処理する場合には、全体で平均
すると、シェーディングによるロス時間はほんのわずか
な比率しかなく、毎分ごとのコピーの出力枚数もほぼ同
等となる。
てシェーディングを行うことにより処理速度が向上す
る。
には、毎分ごとのコピー枚数を落とすことなく、かつ画
質を維持したまま、ミラーユニットの移動速度を落とす
ことができるので、安価なモーターにより低速で駆動で
き、コストdown及び低騒音が可能となる。
の検出を画像領域外に設けられた白地を、CCDで読取
る構成としたので、光量検知のためのセンサーを別部品
として設ける必要もない。
の形態の説明では、光量検知をCCDで行う場合を示し
たが、たとえば、第1ミラーユニットの光源近傍に、検
知素子として、CdSセンサーやフォトダイオードを設
け光量検知を行うこともできる。
読取光路等に影響しない位置(例えば、蛍光灯3(キセ
ノン管)のアパーチャーの裏面など)に、CdSセンサ
ーやフォトダイオードを配置する。
束をけることはないので、長手方向で光源の光量変動の
一番激しい所等、自由な位置に配置できるので、シェー
ディングが必要な場合の検知精度が向上し、より細かく
必要に応じたシェーディング補正が行うことができ、画
像の濃度ムラをなくし、画質が向上する。
以上設ければ、より精度が向上する。
は、白地は1ヶ所しかないが、ガラスの両端2ヶ所や画
先近傍に追加することもできる。
のムラを検出できるため、より高い精度で細かくシェー
ディング補正を行うことができ、画質が向上する。
装置は、光量検知手段により検知された光量の変化量に
基づいて、シェーディング補正手段により補正を行うか
否かの判断を行うので、必要な場合にのみシェーディン
グ補正を行うことができ、不必要なシェーディング補正
を行う必要はなくなり、読取画像精度を維持しつつ処理
速度が向上し、信頼性が向上する。
を読み取ることで光量検知を行うようにすれば、光量検
知手段を別部品として設ける必要はなく、構成の簡略化
を図ることができる。
た検知素子で行えば、より精度の高い検知が可能とな
る。
の概略斜視図である。
の概略構成断面図である。
の動作説明図である。
に設けられたミラーユニットの移動の様子を示す模式図
である。
断面図である。
たミラーユニットの移動の様子を示す模式図である。
Claims (5)
- 【請求項1】原稿台に載置された原稿を照射する光源
と、該光源による照射により得られた原稿画像の読取光
を読み取る読取手段と、原稿の読取領域外に配置された
基準部からの反射光によって、前記読取手段による読取
画像出力の長手方向の光量ムラを補正するシェーディン
グ補正手段と、を備えた画像読取装置おいて、 前記光源の光量を検知する光量検知手段を設け、該光量
検知手段により検知された光量の変化量に基づいて前記
シェーディング補正手段により補正を行うか否かの判断
を行うことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】前記光源は移動しながら原稿面を照射する
と共に、光源による照射により得られた原稿画像の読取
光の光路長を一定に保たせながら前記読取手段に導くよ
うに読取走査することを特徴とする請求項1に記載の画
像読取装置。 - 【請求項3】前記読取手段は光電変換素子であることを
特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。 - 【請求項4】主走査方向であって、かつ原稿の読取領域
外に白地を設け、前記光電変換素子により白地を読み取
ることで光量検知を行うことを特徴とする請求項3に記
載の画像読取装置。 - 【請求項5】前記光量検知手段は前記光源の近傍に配置
した検知素子であることを特徴とする請求項1,2また
は3に記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9369442A JPH11196266A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9369442A JPH11196266A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11196266A true JPH11196266A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18494433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9369442A Pending JPH11196266A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11196266A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001086303A (ja) * | 1999-09-16 | 2001-03-30 | Toshiba Corp | 紙葉類読取装置と紙葉類区分システム |
US7170643B2 (en) | 2000-01-28 | 2007-01-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus, composite apparatus using the image reading apparatus, and control apparatus and method for the image reading apparatus |
JP2007208939A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置、画像読取方法、及び画像読取プログラム |
US20080266617A1 (en) * | 2007-04-30 | 2008-10-30 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image reading device |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP9369442A patent/JPH11196266A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001086303A (ja) * | 1999-09-16 | 2001-03-30 | Toshiba Corp | 紙葉類読取装置と紙葉類区分システム |
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JP2007208939A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置、画像読取方法、及び画像読取プログラム |
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EP1988702A2 (en) | 2007-04-30 | 2008-11-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image reading device |
EP1988702A3 (en) * | 2007-04-30 | 2011-11-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image reading device |
US8503040B2 (en) | 2007-04-30 | 2013-08-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image reading device having correction unit for correcting read image data |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040708 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040921 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041119 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050623 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050701 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20050826 |