JP5004016B2 - 画像読取ユニット及びこれを用いた画像読取装置 - Google Patents

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本発明は、所定のプラテン上に静止セットされた画像原稿、或いは所定速度で走行する画像原稿を光学的に読み取る複写機、スキャナ、ファクシミリなどの画像読取ユニットに係わり、プラテン上の画像原稿に線状光を照射する光源ユニットの改良に関する。
一般にこの種の画像読取装置は、プラテン上に準備された原稿画像に光を照射し、その反射光を集光レンズで光電変換素子(撮像素子)上に結像して読み取る装置として広く用いられている。従来このような装置ではプラテン上に静止セットした原稿画像、若しくはプラテン上を所定速度で走行する原稿画像に光源からの光を照射して、その反射光をミラー、プリズムなどの偏光手段で偏光して集光レンズに案内し、CCDなどの撮像素子で光電変換する読取機構が知られている。
従来、このような原稿画像を線順位で読み取る装置ではプラテンに主走査方向の線状光を照射し、原稿画像からの反射光を撮像素子に案内する光学系を構成している。例えば特許文献1(特開2005−12832号公報)には、静止原稿をセットする原稿セットプラテン(第1プラテン)と、走行原稿を案内する走行プラテン(第2プラテン)を並設し、この2つのプラテンに沿って移動するキャリジに光源ランプと反射ミラーと撮像素子を搭載した読取ユニットが開示されている。そして前者の第1プラテンに載置された原稿画像は、これに沿って移動するキャリッジの光源ランプから光を照射し、その反射光を撮像素子で読み取る(スキャン露光)ように構成されている。また、後者の第2プラテンを所定速度で移動する原稿は、その直下に静止したキャリッジの光源ランプから光を照射し、その反射光を撮像素子で読み取る(スリット露光)機構が開示されている。
従来このようにプラテンの近傍に光源ランプとミラーなどの偏光手段を配置し、原稿画像に線状光を照射して、その反射光を撮像素子上に結像する読取機構では、光源ランプが高熱になる問題がある。例えば特許文献2(特開平10−164328号公報)には、光源ランプとして棒状光源(蛍光灯、キセノンランプなど)を用いた場合にこの主走査方向に長い線形状の光源ランプの温度を均一にコントロールするため、冷却風を送る冷却構造が開示されている。同文献には冷却ファンからランプ表面に冷却風を送るカイドを設け、このガイドから送風方向先端部の風量を大きくなるように構成した「送風ガイド」構造が提案されている。
特開2005−12832号公報(図6、図4) 特開平10−164328号公報(図1)
上述のように、プラテン上の原稿画像に棒状光源から線状光を照射する際に次の問題が知られている。第1に光源ランプから原稿画像に向けて照射した光が原稿以外に投射され、その反射光(以下「外乱光」という)がミラーなどの偏光手段に入射すると画像ボケを招く問題がある。例えば光源ランプからの光がプラテンのガラス表面で反射して反射ミラーに原稿画像の反射光と同時に入射するとフレア画像として画像ボケ(ゴースト現象)が生ずる。このため従来は光源ランプの周囲を覆って外乱光の侵入を防止するフード状のカバー部材を設けることが試みられている。
また、第2の問題として高速の画像読取りのために光源ランプの光量を大きくすると発熱の問題があり、このランプ表面の温度が主走査方向に変化すると光量斑を招き読み取った画像のコントラストが異なる画像斑を招く問題がある。
そこで前掲特許文献2には光源ランプに主走査方向に冷却風を送り、ランプ表面の温度をコントロールすることが提案されている。そして同文献には送風ファンから光源ランプに至る送風ガイドを設け、この冷却ファンから遠方に位置するランプ表面への送風量を大きくする構造が開示されている。
ところが、画像読取装置の高速化と小型化が要求される画像読取ユニットにおいて、上述のフレア光を防止するカバー部材と、ランプ表面を冷却する送風ガイドを個別に配置することは装置の小型化と同時に装置コストに影響を及ぼす。
そこで本発明者は、光源ランプを主走査方向に覆ってフレア光の影響を防止するカバー部材を配置する装置構成において、このカバー部材でランプ表面の温度を主走査方向に均一に冷却するように冷却風を制御するとの着想に至った。
本発明はプラテン上の原稿画像に線状光を照射するに際し、読取光学系にフレア現象を招く光が入射することがなく、同時に照射する線状光源の温度を主走査方向に略々均一に制御することの可能な画像読取ユニットの提供をその主な課題としている。
更に、本発明はフレア光及び光源の温度斑によって読取画像に斑が生ずることのない画像読取装置の提供をその課題としている。
上記課題を達成するため本発明は、プラテン上の原稿画像に線状光を照射する際に、読取光学系にフレア光の入射を防止するカバー部材を設け、このカバー部材に、「原稿画像以外からの反射光を規制する上面遮光部」と、この上面遮光部を支持する側面支持部に複数の放熱開口を形成するのと同時にこの側部支持部の内側(面)と外側(面)に沿って主走査方向に冷却風を送る。このとき複数の放熱開口の開口面積は送風方向に開口面積が大きくなるように形成することを特徴としている。以下その構成を詳述する。
プラテンの主走査方向に線状光を照射する線状光照射手段と、前記プラテン上の原稿画像からの反射光を読取光路方向に偏光する偏光手段と、前記原稿画像以外の反射光が前記偏光手段に入射するのを防止するための前記線状光照射手段と前記プラテンとの間に配置された上面遮光部と、この上面遮光部を支持する側壁状の側面支持部とを有する反射光規制手段と、前記反射光規制手段に冷却風を送風する送風手段とを備える。
前記反射光規制手段は、前記上面遮光部と側面支持部とを耐熱性樹脂で一体成形したカバー部材で構成し、前記側面支持部には主走査方向の一端側から他端側に向かって開口面積が大きくなる複数の放熱開口を形成する。
前記送風手段は、前記側面支持部に沿って主走査方向の一端側から他端側へ向かう冷却風を形成すると共に、この冷却風は、前記側面支持部の内壁面と前記線状光照射手段の間に流れる流路と、前記側面支持部の外壁面と前記複数の開口に沿って流れる流路を形成する
前記側面支持部に形成された放熱開口には、その開口端縁に外部から冷却風を導入するフィンを設け、このフィンは主走査方向の一端側から他端側へ向かう複数の放熱開口に導入する風量を調節するように形成される。
前記カバー部材には主走査方向の一端側から他端側へ向かう冷却風を送る送風手段を備え、この送風手段は上記カバー部材の内側で前記線状光照射手段に沿って流れる冷却風と、このカバー部材の外側で前記側面支持部に沿って流れる冷却風を生起するように単一若しくは複数の送風ファンで構成する。
前記カバー部材には主走査方向の基端側から先端側に向かう冷却風を送る送風手段を備え、この基端側に位置する前記放熱開口には前記側面支持部の内側と外側にそれぞれ前記線状光照射手段に沿って流れる冷却風を形成する。上記先端側に位置する放熱開口には前記側面支持部の外側に沿って流れる冷却風を内側に導入するフィンを配置する。
前記線状光照射手段には光源ランプを用いる。
上述の構成を備えた画像読取ユニットであって、前記偏光手段からの光を集光する集光手段と、上記集光手段で集光された光を光電変換する光電変換手段と、前記プラテンに沿って移動自在に配置されたキャリッジ手段とを備え、上記キャリッジ手段には、前記線状光照射手段と、前記反射光規制手段と、前記偏光手段と、上記集光手段と、上記光電変換手段とが一体的に支持される。
原稿を支持するプラテンと、上記プラテンの主走査方向に線状光を照射する線状光照射手段と、上記プラテン上の原稿画像からの反射光を読取光路方向に偏光する偏光手段と、上記原稿画像以外の反射光が上記偏光手段に入射するのを防止する反射光規制手段とを備え、上記反射光規制手段は、上記線状光照射手段の一部を覆うカバー部材で構成し、このカバー部材は、(1)上記プラテンの主走査方向に沿って上記原稿画像以外からの反射光を規制する上面遮光部と、(2)この上面遮光部を支持する側面支持部と、(3)上記側面支持部に形成された複数の放熱開口とを有する。上記複数の放熱開口は主走査方向の一端側から他端側へ向かって開口面積が大きくなるように形成する。
前記カバー部材に一端側から他端側に向かう冷却風を形成する送風手段を設け、この送風手段は、前記側面支持部の内側と外側にそれぞれ前記線状光照射手段に沿って流れる冷却風を形成するように構成し、この場合冷却風の下流側に位置する放熱開口には側面支持部の外側に流れる冷却風を内側に導入するフィンを設ける。
本発明は、プラテン上の原稿画像に線状光を照射する際に、読取光学系にフレア光が入射するのを防止するカバー部材を設け、このカバー部材に原稿画像以外からの反射光を規制する上面遮光部と、この上面遮光部を支持する側面支持部に複数の放熱開口を形成すると共にその開口面積を主走査方向の一端から他端に向かって開口面積が大きくなるように配置したものであるから次の効果を奏する。
開口面積の小さい放熱開口側から大きい放熱開口の方向に線状光に沿って冷却風を送ることによって、冷却風と開口面積による冷却効果が逆に作用するため光源ランプなどの線状光照射手段を主走査方向に沿って略々均一な温度に制御することが出来る。つまり冷却風の冷却効果は上流側が大きく、逆に開口面積による放熱効果は下流側が大きいため線状光照射手段をほぼ均一な温度に管理することが出来る。
従って光源ランプなどの線状光照射手段の主走査方向に沿ってカバー部材を設けるのみでフレア光による画像ボケを防止することができ、これと同時に線状光照射手段の温度を主走査方向に沿って略々均一に保持することが可能となり、簡単な構造で安価に画像ボケの問題を解決することが出来る。
更に、本発明は主走査方向に複数形成する放熱開口の内側と外側に冷却風を送る送風手段と、この冷却風の下流側に位置する放熱開口に外部冷却風を内部に導入するフィンを設けることによって線状光照射手段の温度をより低温で均一に維持することが出来るなど顕著な効果を奏する。
以下図示の好適な実施の態様に基づいて本発明を詳述する。図1は本発明に係わる画像読取装置の全体説明図である。図2はその画像読取ユニットの斜視説明図であり、図3は、要部断面の説明図である。図4Aは線状光照射手段を覆うカバー部材の斜視説明図であり、図5はカバー部材の作用を示す説明図である。図6はカバー部材の図4と異なる形態を示す。
図1に示す画像読取装置はスキャナ部Aと、原稿搬送部Bとから構成され、原稿搬送部Bはスキャナ部Aの上部に設置されている。スキャナ部Aは図1に示すように外装ケーシング(筐体)1の上面に原稿走行プラテン(以下「第1プラテン」という)2と原稿固定プラテン(以下「第2プラテン」という)3とが並設配置されている。上記原稿搬送部Bは第1プラテン2に原稿シートを給送するフィーダ機構4と、上記第2プラテン3上の原稿を覆うプラテンカバー5とから構成され、スキャナ部Aの上面に開閉自在にヒンジ連結されている。以下各構成を詳述する。
[スキャナ部の構成]
スキャナ部Aは外装ケーシング1に上述の第1プラテン2と第2プラテン3を備え、このケーシング内部には画像読取ユニットCが内蔵されている。画像読取ユニットCは上記第1、第2プラテン2、3に沿って移動自在のキャリッジ(キャリッジ手段)6と、このキャリッジ6に搭載された光源(線状光照射手段)9と、反射ミラー(偏光手段)10と、集光レンズ(集光手段)7と、光電変換素子(光電変換手段)8とで構成されている。そして第1プラテン2の直下にキャリッジ6を静止した状態に置き、プラテン2上を所定速度で移動する原稿画像に光源9から光を照射し、その反射光を反射ミラー10で集光レンズ7に案内し、この集光レンズ7で光電変換素子8上に結像するように構成されている。また、上記キャリッジ6を第2プラテン3のホームポジションに移動し、この位置から所定速度でスキャン移動させることによってプラテン3上にセットされた静止原稿を読み取るように構成されている。
上記キャリッジ6は例えば耐熱性の樹脂で画像読取エレメントを搭載するに適した形状に構成されている。図示の光電変換素子8はCCD(チャージカップルドディバイス)などのラインセンサで構成されている。このためキャリッジ6は最大原稿の幅サイズより若干幅広に構成され、光源9、反射ミラー10を搭載可能な長さに形成されている。このように構成されたキャリッジ6は第1,第2プラテン2、3間を位置移動可能に支持され、同時に第2プラテン3に沿って移動走査可能に支持されている。このため前記外装ケーシング1には幅方向に平行な一対のガイドレール12bが設けられ、このガイドレール12bはロッド部材とレール部材で構成されている。そして図2に示すようにキャリッジ6にロッド部材に嵌合する軸受嵌合部6aとレール部材に係合するスライド係合部6bが設けられている。
従ってキャリッジ6は、外装ケーシング1に固定されたガイドロッド12aに軸受嵌合部6aが、ガイドレール12bに係合するスライド係合部6bがそれぞれ支持され図1左右方向に移動可能に構成されている。そしてこのキャリッジ6は図示しないベルト、ワイヤなどの伝動手段でキャリッジ移動モータ(不図示)に連結されている。このようなキャリッジ移動の構成は広く知られているので詳細な説明を省く。
上記キャリッジ6には光源9が搭載されている。この光源9はプラテン上の原稿に対して主走査方向に線状光を照射するライン光源で構成され、線状光照射手段を構成している。光源(線状光照射手段;以下同様)9は蛍光灯、キセノンランプなどの棒状発光体或いは点状発光素子の光を線状光として照射する反射構造が知られている。図示の光源9は棒状のキセノンランプを示し、複数の発光素子(電極)を主走査方向に線状に配列して棒状光源を形成してある。この光源9は図2に示す両端部をソケットでキャリッジ6に固定されている。尚その断面を示す図3の9aはその光照射部である。
上記反射ミラー10はキャリッジ6に搭載され、上述の光源9から画像原稿に照射した光の反射光を第1反射ミラー10aに入射され、この反射光を複数の反射ミラーを介して最後の反射ミラー10eから集光レンズ7に集光するように光路形成されている。図3にその光路を示し、第1反射ミラー10a、第2反射ミラー10b、第3反射ミラー10c、第4反射ミラー10dに順次反射し、第4反射ミラー10dに入射した画像光は、第2反射ミラー10bに反射し、再び第1反射ミラー10aに向けて反射される。第1反射ミラー10aに入射した画像光は、最後の反射ミラーである第5反射ミラー10eに反射され、その反射光が集光レンズ7に至るように光路形成されている。
このように複数のミラー間を往復して光路形成しているのは結像光学系を小型化するためである。尚本発明にあって原稿画像からの反射光はミラーで集光レンズ7に案内する場合を説明したが、ミラーに限らずプリズムなどの偏光手段10で構成しても良いことは勿論である。
上記集光レンズ7は通常の結像レンズで構成され、原稿画像の反射光を、その背部に配置されたラインセンサ8上に結蔵するようにキャリッジ6に搭載されている。そして集光レンズ7の結像位置に配置されたラインセンサ(光電変換手段)8は、基板8aに固定された半導体チップで構成され、内部に光電変換素子が線状に配列されたセンサアレイが内蔵されている。
従ってキャリッジ6に搭載された光源(線状光照射手段)9からプラテン上の原稿画像に光を照射し、その反射光を反射ミラー(偏光手段)10で集光レンズ(集光手段)7に導き、ラインセンサ(光電変換手段)8上に結像することとなる。そしてこの結像された光をラインセンサ8で電気的に変換して出力ケーブル(図示せず)から出力する。尚この出力ケーブルからの電気信号は図示しないデータ処理部で2値化され、ディザ補正など画像処理され外部装置に出力される。
以上画像原稿をセットするプラテンとして第1,第2、2つのプラテンを備える構成について説明したが、本発明は第1又は第2のいずれか1つのプラテンで構成しても良い。この場合、前述の第1プラテン2単独のプラテンで構成するときにはキャリッジ6はプラテン面に沿って移動可能に構成することなく、例えば外装ケーシング1の底部にシャーシ状に固定配置すれば良い。
[反射光規制手段の構成]
上述のように構成された光源(線状光照射手段)9からの光は第1プラテン2に照射され、その上の原稿画像からの反射光を集光レンズ7に案内するようになっている。そこで本発明は光源9の一部を覆って原稿画像以外の反射光(以下「フレア光」という)が反射ミラー10aに入射するのを防止する以下の反射光規制手段15を設けたことを特徴としている。
反射光規制手段15は、光源9と第1プラテン2(前記第2プラテン3でも同様)との間に配置され光源9の一部を覆う上面遮光部15aと、この上面遮光部15aを支持する側面支持部15bとを有するカバー部材15で構成されている。
カバー部材15は図4A及び図4Bに示すように上面遮光部15aと、側面支持部15bを備えるように耐熱性樹脂のモールド成形で一体形成されている。この上面遮光部15aは主走査方向に配置されている光源9の上方を覆うように配置されている。これは光源9からの線状光が原稿画像以外の、例えば第1プラテン2の下面に照射され、その反射光が反射ミラー10aに入射するのを遮るため光源9の上方に配置されている。従って上面遮光部15aは主走査方向に長い帯状の遮光板で構成され、光源9の上方に配置されている。そして側面支持部15bはこの上面遮光部15aを支持する側壁構造に構成されている。
このように上面遮光部15aを支持する側面支持部15bは、機械的にも、また温度環境変化で遮光部が容易に変形しないように支持している。これと同時に光源9は相当高温に発熱するため、上記遮光部及び光源9自体を冷却する必要がある。このため側面支持部15bには放熱開口16が形成されている。図4Aに示すように側面支持部15bは上面遮光部15aを支持するステム状側壁15cと、この側壁間に形成された放熱開口16で構成されている。
図示の放熱開口16は、第1開口16a、第2開口16b、第3開口16c、第4開口16dで形成されている。そして第1開口16aと第2開口16bは同一開口面積ar1に形成され、第3、第4開口16c、16dは同一開口面積ar2に形成され、開口面積ar2は開口面積ar1より大きく形成されている。
つまりカバー部材15で覆われた光源9は主走査方向に小さい開口面積ar1から大きい開口面積ar2で外部に露出し、この開口から輻射熱が放熱されるようになっている。従って光源9は第1開口16aから第4開口16dに向かって放熱量が大きくなるように構成されている。
上記放熱開口16の第3開口16cにはフィン17aが、第4開口16dにはフィン17bがそれぞれ後述する外部冷却風を光源9に向けて導入するように配置されている。このように構成されたカバー部材15は前述のキャリッジ6に光源9と共に搭載されている。
そこで前述のキャリッジ6には光源9を冷却する冷却手段18が装備されている。説明するまでもなく光源9に供給する電力を大きくして光源9の輝度を高くすると原稿画像を高速でスキャンすることが可能である。この場合には光源9の周囲は相当高温となり、主走査方向に長い棒状光源で、温度斑が生ずると輝度変化を招くため均一な高画質を得られなくなる。また主走査方向の温度斑に限らず光源9を適正に冷却しなければ連続する画像読み取りで画質斑が生じてしまう。このため図示の装置は冷却手段18を設けている。
冷却手段18は光源9の一端から主走査方向の他端に向かって冷却風を送る冷却ファン18fで構成され、前述の外装ケーシングに固定されている。なお、他の実施例としてキャリッジ6に搭載してキャリッジと一体で副走査方向に移動するようにしても構わず、この場合は、キャリッジ6には光源9と、この光源を冷却する冷却ファン18fが搭載されることとなる。
そこで上記冷却ファン18fは光源9及びこれを覆うカバー部材15に主走査方向に向かう冷却風fkを送ることとなるが、図示の装置はこの冷却風fkと放熱開口16とを図4A、4Bに示す関係にしてある。図4Aにfk1で示す冷却風は光源9と側面支持部15bとの間に送風され(以下「内部冷却風fk1」という)、同図fk2で示す冷却風は側面支持部15bに沿ってその外側に送風される(以下「外部冷却風fk2」という)。そこで前述の放熱開口16は冷却風fkの上流側に位置する第1開口16a、第2開口16bは開口面積ar1が小さく、冷却風fkの下流側に位置する第3開口16c、第4開口16dは開口面積ar2が大きくなるように設定されている。
従って冷却風fkの上流側は風による冷却効果が大きく、その下流側は冷却効果が小さくなるが、逆に上流側に位置する放熱開口の開口面積は小さいため放熱量(輻射熱)は小さく、下流側に位置する放熱開口の開口面積は大きいため放熱量は大きくなるように設定されている。これにより光源9の主走査方向の温度は均一化されることとなる。
更に、放熱開口16に送風される冷却風fkは図5(a)に示すように内部冷却風fk1はステム状側壁15cに衝突して渦流を形成し、その一部は放熱開口16から外部に流出する。この為、下流側に位置する光源9は部分的に高熱となる。ところが内部冷却風fk1に対し側面支持部15bには外部冷却風fk2が壁面に沿って流れているため内部冷却風fk1が上流側の開口から流出することが妨げられ、光源9に沿って主走査方向に高速で流れることとなる。
このように側面支持部15bの内側に内部冷却風fk1と同時にその外側に外部冷却風fk2を形成するように前述の冷却ファン18fが配置されているため、内部冷却風fk1の冷却効果を高めている。そして放熱開口16の送風方向下流側に位置する第3開口16c及び第4開口16dにはフィン17a、17bが外部冷却風fk2を内部冷却風fk1側に導入するように形成されている。図5(b)に示すように冷却風fkの下流側に位置する第3開口16c及び第4開口16dにはフィン17a、17bからそれぞれ外部冷却風fk2が導入され、光源9の冷却効果を高めるように作用している。
以上説明したように本発明は、光源9のフレア光の影響を防止するガイド部材15の側面支持部15bに放熱開口16を設け、この開口面積を主走査方向に小開口から大開口に配列し、この方向に冷却風fkを側壁内の内部冷却風fk1と、側壁外の外部冷却風fk2を送る構成を採用したものである。これによって光源9の周囲温度を主走査方向に均一化することが可能となる。更にこれらの構成と共に冷却風fkを送る下流側の放熱開口(第3開口16c、第4開口16d)にフィン17a、17bを設けることによって高温となる傾向にある光源下流側を冷却することが可能である。
[反射光規制手段の異なる形態]
図6には前述した図4Aと異なる反射光規制手段の構成を示す。図4と同一の構成については同一符号を付して説明を省略する。図4のものと同様にカバー部材15に上面遮光部15aと側面支持部15bを形成する。そしてこの側面支持部15bに形成する放熱開口19を第1開口19a、第2開口19b、第3開口19c、第4開口19dで構成する。そして第1開口19aの開口面積aq1、第2開口19bの開口面積aq2、第3開口19cの開口面積aq3、第4開口19dの開口面積aq4を順次この順に大きくなるように設定してある。つまりaq1<aq2<aq3<aq4に設定されている。そして第3開口19cにはフィン19f1が、第4開口19dにはフィン19f2がそれぞれ開口縁に連設してある。このフィン19f1の外部突出長さはフィン19f2より小さく設定されている。
従って光源9を覆うカバー部材15の放熱開口19は主走査方向に順次開口面積が大きくなるように配列され、先端側(送風下流側)に位置する第3開口19cと第4開口19dには外部冷却風を内部に導入するフィン19f1と19f2が設けられ、フィン19f1からの導入風量よりフィン19f2からの導入風量が大きくなるように形成されている。
このように構成されたカバー部材15には第1開口19a側から冷却風fkが送風されるようになっている。この冷却風fkは前述のものと同様に内部冷却風fk1と外部冷却風fk2が形成されるように冷却手段18が配置されている。
[原稿搬送部の構成]
原稿搬送部Bは図1に示すように上述の第1,第2プラテン2、3を覆うようにその上方に配置され、上記第1プラテン2に原稿シートを給送するリードローラ(原稿給送手段)20と、第1プラテン2から原稿シートを上方に掬い上げるガイド部材21と搬出ローラ22とを備えている。更に上記リードローラ20の上流側には原稿シートを積載収納する給紙スタッカ23と、この給紙スタッカ23に積載されてシートを1枚づつ分離給送する給紙ローラ24と、分離給送されたシート先端をスキュ修正するレジストローラ対25が配置されている。図示26は給紙スタッカ23から第1プラテン2に原稿シートを案内する給紙経路であり、図示S1はプラテンに至る原稿の先端を検知するリードセンサである。
図示の装置は第1プラテン2の上方に原稿シートを案内するバックアップローラ27が配置されている。このバックアップローラ27はリードローラ20と同一周速度で回転し第1プラテン2上に原稿シートをフィットさせる為であり、このバックアップローラ27を設けることなくプラテン上方にバックアップカイドを配置しても良い。
上記搬出ローラ22の下流側には排紙ローラ28と排紙スタッカ29が配置されている。この排紙スタッカ29は図1に示すように給紙スタッカ23の下方に上下並列に配置され、その底部には前述の第2プラテン3上の原稿シートを押圧支持するプラテンカバー5が設けられている。
このように構成された原稿搬送部Bはスキャナ部Aの上部筐体(外装ケーシング)1にヒンジ部材で開閉自在に据え付けられている。そして第2プラテン3を開放した状態で原稿シートを載置セットし、この原稿搬送部Bのプラテンカバー5でこの原稿を覆うように構成されている。一方この原稿搬送部Bを開閉する際に第1プラテン2とバックアップローラ27(又はバックアップガイド)との間隔(原稿搬送ギャップ)が変化しないように原稿搬送部Bのフレームには第1プラテン2に当接する位置決め突起(ストッパ部材;不図示)が設けられている。
本発明に係わる画像読取装置の全体説明図。 図1の装置における画像読取ユニットの斜視説明図。 画像読取ユニットの要部断面の説明図。 線状光照射手段を覆うカバー部材の斜視説明図。 線状光照射手段を覆うカバー部材の横断面図。 カバー部材の作用を示す説明図であり、(a)は上流側開口の冷却風の流れを示し、(b)は下流側開口の冷却風の流れを示す。 図4Aと異なるカバー部材の形態を示し、(a)は側面図であり、(b)は上面図。
符号の説明
A スキャナ部
B 原稿搬送部
C 画像読取ユニット
2 第1プラテン
3 第2プラテン
6 キャリッジ(キャリッジ手段)
6a 軸受嵌合部
6b スライド係合部
7 集光レンズ(集光手段)
8 ラインセンサ(光電変換手段)
8a 基板
9 光源(線状光照射手段)
9a 光照射部
10 反射ミラー(偏光手段)
10a 第1反射ミラー
10b 第2反射ミラー
10c 第3反射ミラー
10d 第4反射ミラー
10e 第5反射ミラー
12a ガイドロッド
12b ガイドレール
15 カバー部材(反射光規制手段)
15a 上面遮光部
15b 側面支持部
16 放熱開口
16a 第1開口
16b 第2開口
16c 第3開口
16d 第4開口
17a、17b フィン
18 冷却手段
18f 冷却ファン
20 リードローラ(原稿給送装置)
23 給紙スタッカ
29 排紙スタッカ
fk 冷却風
fk1 内部冷却風
fk2 外部冷却風

Claims (7)

  1. プラテンの主走査方向に線状光を照射する線状光照射手段と、
    前記プラテン上の原稿画像からの反射光を読取光路方向に偏向する偏向手段と、
    前記原稿画像以外の反射光が前記偏向手段に入射するのを防止するため前記線状光照射手段と前記プラテンとの間に配置された上面遮光部と、この上面遮光部を支持する側壁状の側面支持部とを有する反射光規制手段と、
    前記反射光規制手段に冷却風を送風する送風手段と、
    を備え、
    前記反射光規制手段は、前記上面遮光部と側面支持部とを耐熱性樹脂で一体成形したカバー部材で構成され、
    前記側面支持部には主走査方向の一端側から他端側に向かって開口面積が大きくなる複数の放熱開口が形成され、
    前記送風手段は、
    前記側面支持部に沿って主走査方向の一端側から他端側へ向かう冷却風を形成するように装置ケーシングに配置されると共に、
    この冷却風は、前記側面支持部の内壁面と前記線状光照射手段に沿って流れる流路と、
    前記側面支持部の外壁面に沿って流れる流路で形成されることを特徴とする画像読取ユニット。
  2. 前記側面支持部に形成された放熱開口には、その開口端縁に外部から冷却風を導入するフィンが設けられ、
    このフィンは主走査方向の一端側から他端側へ向かう複数の放熱開口に前記冷却風を導入するように形成されていることを特徴とする請求項に記載の画像読取ユニット。
  3. 前記フィンは、主走査方向の一端側から他端側へ向かう複数の放熱開口に導入する風量を調節するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の画像読取ユニット。
  4. 前記フィンから前記カバー部材の内側に導入される冷却風は、前記線状光照射手段の長手方向に沿って送風ファンの送風方向に流れることを特徴とする請求項2および請求項3に記載の画像読取ユニット。
  5. 前記偏向手段からの光を集光する集光手段と、
    前記集光手段で集光された光を光電変換する光電変換手段と、
    前記プラテンに沿って移動自在に配置されたキャリッジ手段と、
    を備え、
    前記キャリッジ手段には、前記線状光照射手段と、前記反射光規制手段と、前記偏向手段と、前記集光手段と、前記光電変換手段とが一体的に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取ユニット。
  6. 原稿を支持するプラテンと、
    前記プラテンの主走査方向に線条光を照射する線条光照射手段と、
    前記プラテン上の原稿画像からの反射光を読取光路方向に偏向する偏向手段と、
    前記線状光照射手段と前記プラテンとの間に配置された上面遮光部と、この上面遮光部を支持する側壁状の側面支持部とを有する反射光規制手段と、
    前記反射光規制手段に冷却風を送風する送風手段と、
    を備え、
    前記反射光規制手段は、前記上面遮光部と側面支持部とを耐熱性樹脂で一体成形したカバー部材で構成され、
    前記側面支持部には主走査方向の一端側から他端側に向かって開口面積が大きくなる複数の放熱開口が形成され、
    前記送風手段は、
    前記側面支持部に沿って主走査方向の一端側から他端側へ向かう冷却風を形成するように装置ケーシングに配置されると共に、
    この冷却風は、前記側面支持部の内壁面と前記線状光照射手段に沿って流れる流路と、
    前記側面支持部の外壁面に沿って流れる流路で形成されることを特徴とする画像読取装置。
  7. 前記カバー部材に向けて一端側から他端側に向かう冷却風を送る送風手段が設けられ、
    この送風手段は、前記側面支持部の内側と外側にそれぞれ前記線状光照射手段に沿って流れる冷却風を形成するように構成され、
    前記冷却風の下流側に位置する前記放熱開口には前記側面支持部の外側に流れる冷却風を内側に導入するフィンが設けられていることを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
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