JP5004016B2 - 画像読取ユニット及びこれを用いた画像読取装置 - Google Patents
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更に、本発明はフレア光及び光源の温度斑によって読取画像に斑が生ずることのない画像読取装置の提供をその課題としている。
前記反射光規制手段は、前記上面遮光部と側面支持部とを耐熱性樹脂で一体成形したカバー部材で構成し、前記側面支持部には主走査方向の一端側から他端側に向かって開口面積が大きくなる複数の放熱開口を形成する。
前記送風手段は、前記側面支持部に沿って主走査方向の一端側から他端側へ向かう冷却風を形成すると共に、この冷却風は、前記側面支持部の内壁面と前記線状光照射手段の間に流れる流路と、前記側面支持部の外壁面と前記複数の開口に沿って流れる流路を形成する。
スキャナ部Aは外装ケーシング1に上述の第1プラテン2と第2プラテン3を備え、このケーシング内部には画像読取ユニットCが内蔵されている。画像読取ユニットCは上記第1、第2プラテン2、3に沿って移動自在のキャリッジ(キャリッジ手段)6と、このキャリッジ6に搭載された光源(線状光照射手段)9と、反射ミラー(偏光手段)10と、集光レンズ(集光手段)7と、光電変換素子(光電変換手段)8とで構成されている。そして第1プラテン2の直下にキャリッジ6を静止した状態に置き、プラテン2上を所定速度で移動する原稿画像に光源9から光を照射し、その反射光を反射ミラー10で集光レンズ7に案内し、この集光レンズ7で光電変換素子8上に結像するように構成されている。また、上記キャリッジ6を第2プラテン3のホームポジションに移動し、この位置から所定速度でスキャン移動させることによってプラテン3上にセットされた静止原稿を読み取るように構成されている。
このように複数のミラー間を往復して光路形成しているのは結像光学系を小型化するためである。尚本発明にあって原稿画像からの反射光はミラーで集光レンズ7に案内する場合を説明したが、ミラーに限らずプリズムなどの偏光手段10で構成しても良いことは勿論である。
上述のように構成された光源(線状光照射手段)9からの光は第1プラテン2に照射され、その上の原稿画像からの反射光を集光レンズ7に案内するようになっている。そこで本発明は光源9の一部を覆って原稿画像以外の反射光(以下「フレア光」という)が反射ミラー10aに入射するのを防止する以下の反射光規制手段15を設けたことを特徴としている。
つまりカバー部材15で覆われた光源9は主走査方向に小さい開口面積ar1から大きい開口面積ar2で外部に露出し、この開口から輻射熱が放熱されるようになっている。従って光源9は第1開口16aから第4開口16dに向かって放熱量が大きくなるように構成されている。
従って冷却風fkの上流側は風による冷却効果が大きく、その下流側は冷却効果が小さくなるが、逆に上流側に位置する放熱開口の開口面積は小さいため放熱量(輻射熱)は小さく、下流側に位置する放熱開口の開口面積は大きいため放熱量は大きくなるように設定されている。これにより光源9の主走査方向の温度は均一化されることとなる。
図6には前述した図4Aと異なる反射光規制手段の構成を示す。図4と同一の構成については同一符号を付して説明を省略する。図4のものと同様にカバー部材15に上面遮光部15aと側面支持部15bを形成する。そしてこの側面支持部15bに形成する放熱開口19を第1開口19a、第2開口19b、第3開口19c、第4開口19dで構成する。そして第1開口19aの開口面積aq1、第2開口19bの開口面積aq2、第3開口19cの開口面積aq3、第4開口19dの開口面積aq4を順次この順に大きくなるように設定してある。つまりaq1<aq2<aq3<aq4に設定されている。そして第3開口19cにはフィン19f1が、第4開口19dにはフィン19f2がそれぞれ開口縁に連設してある。このフィン19f1の外部突出長さはフィン19f2より小さく設定されている。
従って光源9を覆うカバー部材15の放熱開口19は主走査方向に順次開口面積が大きくなるように配列され、先端側(送風下流側)に位置する第3開口19cと第4開口19dには外部冷却風を内部に導入するフィン19f1と19f2が設けられ、フィン19f1からの導入風量よりフィン19f2からの導入風量が大きくなるように形成されている。
原稿搬送部Bは図1に示すように上述の第1,第2プラテン2、3を覆うようにその上方に配置され、上記第1プラテン2に原稿シートを給送するリードローラ(原稿給送手段)20と、第1プラテン2から原稿シートを上方に掬い上げるガイド部材21と搬出ローラ22とを備えている。更に上記リードローラ20の上流側には原稿シートを積載収納する給紙スタッカ23と、この給紙スタッカ23に積載されてシートを1枚づつ分離給送する給紙ローラ24と、分離給送されたシート先端をスキュ修正するレジストローラ対25が配置されている。図示26は給紙スタッカ23から第1プラテン2に原稿シートを案内する給紙経路であり、図示S1はプラテンに至る原稿の先端を検知するリードセンサである。
B 原稿搬送部
C 画像読取ユニット
2 第1プラテン
3 第2プラテン
6 キャリッジ(キャリッジ手段)
6a 軸受嵌合部
6b スライド係合部
7 集光レンズ(集光手段)
8 ラインセンサ(光電変換手段)
8a 基板
9 光源(線状光照射手段)
9a 光照射部
10 反射ミラー(偏光手段)
10a 第1反射ミラー
10b 第2反射ミラー
10c 第3反射ミラー
10d 第4反射ミラー
10e 第5反射ミラー
12a ガイドロッド
12b ガイドレール
15 カバー部材(反射光規制手段)
15a 上面遮光部
15b 側面支持部
16 放熱開口
16a 第1開口
16b 第2開口
16c 第3開口
16d 第4開口
17a、17b フィン
18 冷却手段
18f 冷却ファン
20 リードローラ(原稿給送装置)
23 給紙スタッカ
29 排紙スタッカ
fk 冷却風
fk1 内部冷却風
fk2 外部冷却風
Claims (7)
- プラテンの主走査方向に線状光を照射する線状光照射手段と、
前記プラテン上の原稿画像からの反射光を読取光路方向に偏向する偏向手段と、
前記原稿画像以外の反射光が前記偏向手段に入射するのを防止するため前記線状光照射手段と前記プラテンとの間に配置された上面遮光部と、この上面遮光部を支持する側壁状の側面支持部とを有する反射光規制手段と、
前記反射光規制手段に冷却風を送風する送風手段と、
を備え、
前記反射光規制手段は、前記上面遮光部と側面支持部とを耐熱性樹脂で一体成形したカバー部材で構成され、
前記側面支持部には主走査方向の一端側から他端側に向かって開口面積が大きくなる複数の放熱開口が形成され、
前記送風手段は、
前記側面支持部に沿って主走査方向の一端側から他端側へ向かう冷却風を形成するように装置ケーシングに配置されると共に、
この冷却風は、前記側面支持部の内壁面と前記線状光照射手段に沿って流れる流路と、
前記側面支持部の外壁面に沿って流れる流路で形成されることを特徴とする画像読取ユニット。 - 前記側面支持部に形成された放熱開口には、その開口端縁に外部から冷却風を導入するフィンが設けられ、
このフィンは主走査方向の一端側から他端側へ向かう複数の放熱開口に前記冷却風を導入するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取ユニット。 - 前記フィンは、主走査方向の一端側から他端側へ向かう複数の放熱開口に導入する風量を調節するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の画像読取ユニット。
- 前記フィンから前記カバー部材の内側に導入される冷却風は、前記線状光照射手段の長手方向に沿って送風ファンの送風方向に流れることを特徴とする請求項2および請求項3に記載の画像読取ユニット。
- 前記偏向手段からの光を集光する集光手段と、
前記集光手段で集光された光を光電変換する光電変換手段と、
前記プラテンに沿って移動自在に配置されたキャリッジ手段と、
を備え、
前記キャリッジ手段には、前記線状光照射手段と、前記反射光規制手段と、前記偏向手段と、前記集光手段と、前記光電変換手段とが一体的に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取ユニット。 - 原稿を支持するプラテンと、
前記プラテンの主走査方向に線条光を照射する線条光照射手段と、
前記プラテン上の原稿画像からの反射光を読取光路方向に偏向する偏向手段と、
前記線状光照射手段と前記プラテンとの間に配置された上面遮光部と、この上面遮光部を支持する側壁状の側面支持部とを有する反射光規制手段と、
前記反射光規制手段に冷却風を送風する送風手段と、
を備え、
前記反射光規制手段は、前記上面遮光部と側面支持部とを耐熱性樹脂で一体成形したカバー部材で構成され、
前記側面支持部には主走査方向の一端側から他端側に向かって開口面積が大きくなる複数の放熱開口が形成され、
前記送風手段は、
前記側面支持部に沿って主走査方向の一端側から他端側へ向かう冷却風を形成するように装置ケーシングに配置されると共に、
この冷却風は、前記側面支持部の内壁面と前記線状光照射手段に沿って流れる流路と、
前記側面支持部の外壁面に沿って流れる流路で形成されることを特徴とする画像読取装置。 - 前記カバー部材に向けて一端側から他端側に向かう冷却風を送る送風手段が設けられ、
この送風手段は、前記側面支持部の内側と外側にそれぞれ前記線状光照射手段に沿って流れる冷却風を形成するように構成され、
前記冷却風の下流側に位置する前記放熱開口には前記側面支持部の外側に流れる冷却風を内側に導入するフィンが設けられていることを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
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JP2007254816A JP5004016B2 (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 画像読取ユニット及びこれを用いた画像読取装置 |
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Family Applications (1)
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