JP4158894B2 - 路車間サービス提供システム - Google Patents
路車間サービス提供システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4158894B2 JP4158894B2 JP2002312751A JP2002312751A JP4158894B2 JP 4158894 B2 JP4158894 B2 JP 4158894B2 JP 2002312751 A JP2002312751 A JP 2002312751A JP 2002312751 A JP2002312751 A JP 2002312751A JP 4158894 B2 JP4158894 B2 JP 4158894B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- service
- sequence
- client
- client device
- host device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C5/00—Registering or indicating the working of vehicles
- G07C5/008—Registering or indicating the working of vehicles communicating information to a remotely located station
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08G—TRAFFIC CONTROL SYSTEMS
- G08G1/00—Traffic control systems for road vehicles
- G08G1/14—Traffic control systems for road vehicles indicating individual free spaces in parking areas
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車外に設置された路側のサービス・ホスト機器と、車載のサービス・クライアント機器との間でDSRC通信により情報を送受信して、サービス・クライアント機器のユーザに対して複数のサービスを享受可能なサービス提供システムに関し、特に、サービス・クライアント機器が対応していないサービスであっても、サービス・ホスト機器からサービスを受けられるようにした路車間サービス提供システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の路車間サービス提供システムとしては、たとえば高度道路交通システムの構想の1つとして、自動料金収受システム(ETC:Electric Toll Collection)が実用化されている。このようなETCシステムにおいて、ドライバーは、料金所で一時停止せずとも、有料道路の通行料を支払うことが可能となっている。また、ETCでは、狭域通信(DSRC:Dedicated Short Range Communication)の技術を使用しており、今後、DSRCを使用した様々なアプリケーションの実現が期待されている。
【0003】
一般に、DSRCにおいては、路側の機器と車載機器との間で、大容量で双方向の通信が可能であり、狭域のゾーン(数m〜数十mの間)で通信が可能となっている。DSRCを使用したサービスとしては、たとえば、駐車場での入出場管理サービス、ガソリンスタンドでの給油・料金決済サービス、または、ドライブスルーでの注文・料金決済サービスなど、様々なサービスの提供が望まれている。
従来より、このような様々なサービスに対応するDSRC車載器として、たとえばサービスを提供するアプリケーションを車載器であらかじめ設定しておき、アプリケーション識別子に基づいて路側機器との間でアプリケーションの種別を識別し、識別したアプリケーションの種別があらかじめ車載器で設定したアプリケーションと一致する場合のみ、アプリケーションの通信処理を実行してサービスを開始するものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0004】
しかしながら、上記のように、あらかじめアプリケーションを車載器に登録しておく必要がある場合、登録していないアプリケーションに対応するためには、車載器の登録内容を変更する必要が発生する。
たとえば、駐車場の入出場管理サービスのみが登録されている車載器では、ガソリンスタンドでの給油・料金決済サービスを受けることができず、サービスを受けるためには、さらに、ガソリンスタンドでの給油・料金決済サービスを実行するためのアプリケーションを車載器に登録する必要がある。
【0005】
また、DSRCを用いて、あるアプリケーションを実行する場合については、たとえばガソリンスタンドでのサービス提供を実現したDSRCシステムも提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
このように、ガソリンスタンドにおいてDSRCシステムを構築した場合、まず、給油する燃料の種類および分量をDSRC経由で伝え、続いて、伝えられた情報に基づき自動的に燃料給油を実行し、最後に、DSRCの自動決済機能を用いて支払いを行うことができる。このようなサービスを受ける場合に、ある店舗でサービスを受けた後、同様のサービスを別の店舗でも受けることがあるが、このとき、ユーザが伝えるべき情報(燃料の種類および分量など)を、同一内容であっても、店舗毎で必ず伝えなければならない。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−15342号公報
【特許文献2】
特開2001−213286号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の路車間サービス提供システムは以上のように、特許文献1の場合には、たとえば駐車場やガソリンスタンドなどのようにサービス対象が異なる毎に、各サービス実行用のアプリケーションを登録し直さなければならないという問題点があった。
また、特許文献2の場合には、たとえば複数のガソリンスタンドでサービスが受けられたとしても、ユーザが伝えるべき情報を店舗毎で必ず伝えなければならないという問題点があった。
【0008】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、DSRC車載機器が対応していないサービスであっても、路側機器からサービスを受けられるようにして、サービス内容の変更に対して容易に対応可能な路車間サービス提供システムを得ることを目的とする。
また、サービスを受ける店舗などの場所が変わっても、ユーザから伝えるべき情報が省略可能な場合には、ユーザがその都度情報を伝える必要がなく、ユーザの利便性を向上させた路車間サービス提供システムを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る路車間サービス提供システムは、車外のサービス・ホスト機器と、車載のサービス・クライアント機器と、サービス・ホスト機器とサービス・クライアント機器との間を双方向通信可能に接続するDSRC通信機器とを備え、サービス・クライアント機器のユーザにサービスを提供するシステムであって、サービス・ホスト機器は、サービスの手順を記述したホスト用サービス・シーケンスおよびクライアント用サービス・シーケンスを格納するためのサービス・シーケンス格納手段と、サービス・クライアント機器に対して、サービス・ホスト機器で選択されたサービス手順を記述したクライアント用サービス・シーケンスを送信するサービス・シーケンス提供手段と、ホスト用サービス・シーケンスに記述されたサービス手順に基づき、個々の処理を記述したシーケンス・ステップを実行するための第1のシーケンス・ステップ実行手段とを含み、サービス・クライアント機器は、サービスの開始を検知するサービス検知手段と、ユーザとコミュニケーションするためのヒューマン・インタフェース手段と、サービス検知手段によりサービスの開始を検知すると、DSRC通信機器を介してサービス・ホスト機器からクライアント用サービス・シーケンスを取り出すためのサービス・シーケンス取得手段と、クライアント用サービス・シーケンスを格納するためのクライアント用サービス・シーケンス格納手段と、取り出したクライアント用サービス・シーケンスに記述されたサービス手順に基づき、個々の処理を記述したシーケンス・ステップを、サービス・クライアント機器に蓄積した個々のシーケンス・ステップの実行に必要な情報を参照して実行し、実行内容に応じてヒューマン・インタフェース手段を介してユーザに問い合わせを行い、問い合わせへの回答をサービス・ホスト機器に返信するための第2のシーケンス・ステップ実行手段とを含み、サービス・クライアント機器はクライアント用サービス・シーケンスの取得により、サービス・ホスト機器に用意された任意のサービス手順に基づくサービス内容に対応可能としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の形態1を示すブロック図である。
図1において、サービス・ホスト機器1は、車外に設置されてサービスを提供する路上側の機器であり、サービス・シーケンス格納手段2、サービス・シーケンス提供手段3およびシーケンス・ステップ実行手段4を備えている。
【0011】
サービス・クライアント機器6は、車内に設置されてサービスを受ける側の車載機器であり、ヒューマン・インタフェース手段7、サービス検知手段8、サービス・シーケンス取得手段9、シーケンス・ステップ実行手段10およびユーザ情報管理手段11を備えている。
サービス・ホスト機器1およびサービス・クライアント機器6は、各々のDSRC通信機器5a、5bを介して双方向通信可能に接続されている。DSRC通信機器5a、5bは、それぞれ、サービス・ホスト機器1およびサービス・クライアント機器6内の全体の構成要素に関連している。
【0012】
サービス・ホスト機器1内のサービス・シーケンス格納手段2は、サービスの手順を記述したサービス・シーケンス(ホスト用サービス・シーケンスおよびクライアント用サービス・シーケンス)をあらかじめ格納している。
サービス・シーケンス提供手段3は、サービス・クライアント機器6からの要求にしたがい、サービス・シーケンス格納手段2から読み出されたサービス・シーケンスをクライアントに提供する。
シーケンス・ステップ実行手段4は、サービス・シーケンス格納手段2内のサービス・シーケンスに記述されたサービス手順からなる個々のシーケンス・ステップを実行する。
【0013】
サービス・クライアント機器6内のヒューマン・インタフェース手段7は、ヒューマン・インタフェース手段7およびユーザ情報管理手段11と関連しており、画像表示・タッチパネル・ボタンスイッチなどによるインタフェースや、音声対話によるインタフェースなどを含み、ユーザとコミュニケーションするときに用いられる。
サービス検知手段8は、サービス・ホスト機器1によるサービスの提供範囲に入ったことを検知する。
【0014】
サービス・シーケンス取得手段9は、サービス・シーケンスをサービス・ホスト機器1に要求して、サービス・クライアント機器6側で受け取るために、サービス検知手段8からの検知情報に応答して、シーケンス・ステップ実行手段10を動作させる。
シーケンス・ステップ実行手段10は、サービス・クライアント機器6内において、個々のサービス・ステップを実行する。
ユーザ情報管理手段11は、ヒューマン・インタフェース手段7およびシーケンス・ステップ実行手段10と関連して、ユーザとのやりとりから抽出されるユーザ情報を管理する。
【0015】
次に、図2のフローチャートを参照しながら、図1に示したこの発明の実施の形態1による概略動作について説明する。
図2はサービス・クライアント機器6およびサービス・ホスト機器1を用いたサービス開始までの動作シーケンスを示している。
図2において、まず、サービス・ホスト機器1の通信範囲にサービス・クライアント機器6を搭載した車両が進入したとき、DSRC通信機器5a、5bの通信プロトコルによって通信が確立される(ステップS201)。
【0016】
通信が確立されると、サービス・ホスト機器1内のサービス・シーケンス提供手段3は、サービス・シーケンス格納手段2から提供可能なサービスの一覧を読み出し、これをサービス・クライアント機器6に送信する(ステップS202)。
サービス・クライアント機器6は、サービス・ホスト機器1から提供可能なサービス一覧を受信し(ステップS203)、これを参照して、サービス検知手段8は、受信したサービス一覧に、ユーザが受けたいサービスが含まれているか否かを判定し、所望サービスが含まれている場合には、そのサービスを選択して、サービスを受けたい旨をサービス・ホスト機器1に返信する(ステップS204)。
【0017】
なお、ステップS204において、ユーザの意図が確定しておらず、ユーザが受けたいサービスが不明の場合には、サービス検知手段8は、ヒューマン・インタフェース手段7を介してユーザにサービスの一覧を提示し、受けたいサービスを選択させる。
一方、サービス・ホスト機器1においては、ユーザが受けたいサービスをサービス・クライアント機器6から受信し(ステップS205)、これに応答して、サービス・シーケンス提供手段3は、選択されたサービスのサービス手順を記述したサービス・シーケンスを送信する(ステップS206)。
【0018】
サービス・クライアント機器6内のサービス・シーケンス取得手段9は、送信されてくるサービス・シーケンスを受信し(ステップS207)、全てのサービス・シーケンスの受信が完了した場合に、受信完了したことを通知する(ステップS208)。
サービス・ホスト機器1は、サービス・クライアント機器6からの受信完了通知を受信し(ステップS209)、この時点で、サービス・ホスト機器1およびサービス・クライアント機器6の間でサービスが開始される(ステップS210)。
以降、サービス・ホスト機器1とサービス・クライアント機器6との間でDSRC通信機器5aおよび5cを介した通信を行い、各シーケンス・ステップ実行手段4および10で、サービス・シーケンスの個々の処理を記述したサービス・ステップを処理していくことにより、サービスの処理が遂行される。
【0019】
次に、図3のフローチャートおよび図4の説明図を参照しながら、サービス開始後のサービス・クライアント機器6による具体的な動作について説明する。なお、前述のように、サービスは、サービス・シーケンスに基づいて実行される。
図4はガソリンスタンドでのサービス・シーケンスの例を示している。
図4においては、サービスの手順として、シーケンス1からシーケンスendまで、サービスに必要な処理が個々のシーケンス・ステップとして記述されている。図4内のサービスは、各シーケンス・ステップを各シーケンス・ステップ実行手段4および10が実行することによって進行していく。
【0020】
図3において、サービス・クライアント機器6は、まず、取得したサービス・シーケンスからシーケンス・ステップの内容を1つ読み込み(ステップ501)、読み込んだシーケンス・ステップが問い合わせを含んでいるか否かを判定する(ステップ502)。
ステップS502において、問い合わせを含んでいない(すなわち、NO)と判定された場合には、指定されているシーケンス・ステップの内容を処理し(ステップ503)、ステップS501に戻る。
一方、ステップ502において、シーケンス・ステップが問い合わせを含んでいる(すなわち、YES)と判定された場合には、それが過去に処理したことのない未知のシーケンス・ステップであるか否かを判定する(ステップ504)。
【0021】
ステップS504において、今回のシーケンス・ステップを過去に処理したことがない(すなわち、YES)と判定された場合には、ユーザ情報管理手段11は、そのシーケンス・ステップに含まれる問い合わせ内容から管理すべき項目を抽出し、ユーザ情報として管理すべき項目の一覧を更新して(ステップ505)、問い合わせ処理(ステップ508)に進む。
一方、ステップ504において、過去に処理したシーケンス・ステップである(すなわち、NO)と判定された場合には、ユーザ情報管理手段11が管理しているユーザ情報の中から、シーケンス・ステップに含まれている問い合わせに対する回答を検索する(ステップ506)。
【0022】
続いて、ステップ506による検索結果を分析して、問い合わせへの回答が可能か否かを判定し(ステップ507)、問い合わせへの回答ができない(すなわち、NO)と判定された場合には、シーケンス・ステップに含まれる問い合わせへの回答を、ヒューマン・インタフェース手段7を介してユーザに問い合わせる(ステップ508)。また、ユーザ情報管理手段11は、ユーザ情報管理項目として、ユーザへの問い合わせおよびその問い合わせに対する回答内容を更新し(ステップ509)、ステップS510に進む。
【0023】
一方、ステップS507において、問い合わせへの回答が可能(すなわち、YES)と判定された場合には、直ちにステップ510に進み、シーケンス・ステップに含まれる問い合わせへの回答をサービス・ホスト機器1に返信する。
最後に、シーケンス・ステップの最後まで処理が進んだか否かを判定し(ステップ511)、処理が最後まで進んでいない(すなわち、NO)と判定された場合には、再びステップ501の処理に戻り、処理が最後まで進んでいる(すなわち、YES)と判定された場合には、図3の処理ルーチンを終了する。
【0024】
次に、図4を参照しながら、クライアント側のサービスの進行について具体的に説明する。ここでは、図4に示すサービス・シーケンス(ステップ1、・・・、m、n、・・・、end)において、たとえばシーケンス・ステップmまで処理が進み、シーケンス・ステップmを図3の処理フローにしたがって処理する過程について説明する。
【0025】
シーケンス・ステップmにおいては、サービス・ホスト機器1側の要求として、「ガソリンの種類をユーザから取得する。ガソリンの種類は、レギュラーとハイオクから選択する。」といった内容が記述されており、シーケンス・ステップ実行手段10は、このシーケンス・ステップに対するサービス・クライアント機器6側からの回答を、図3の処理フローにしたがって実行する。
【0026】
すなわち、ユーザ情報検索処理(ステップ506)まで処理が進み、ステップ506において、ユーザ情報管理手段11は、ユーザが過去に給油したガソリンの種類がユーザ情報管理項目として格納されているか検索する。
ここで、ガソリンの種類は「レギュラー」であることが管理されていたとすると、ホストへの回答処理(ステップ510)に処理が進み、サービス・ホスト機器1にガソリンの種類を「レギュラー」と回答する。
【0027】
次のシーケンス・ステップnの処理においては、上記シーケンス・ステップmの場合と同様にステップ506まで処理が進み、ユーザ情報管理項目を検索するが、ここで、「分量」は管理されていなかったとする。
この場合、問い合わせ処理(ステップ508)を実行し、ヒューマン・インタフェース手段7を介して「ガソリンの給油量はどれくらいにしますか?」のようにユーザに問い合わせる。
【0028】
ユーザがヒューマン・インタフェース手段7を介して「満タン」と答えると、ステップ510において、「給油量は満タン」という内容をサービス・ホスト機器1に回答する。
このとき、ステップ509のユーザ情報更新処理においては、ユーザ情報管理手段11により、管理すべき項目として「給油量」、および、この項目に対するユーザの回答として「満タン」という情報が蓄積される。
【0029】
ガソリンの種類および分量に基づいて給油が完了すると、サービス・ホスト機器1からは、「給油した分量および料金」が通信されてくるので、サービス・クライアント機器6は、この受信情報をユーザに伝える。
すなわち、ヒューマン・インタフェース手段7が画像表示手段を備えている場合には、サービス・ホスト機器1からの受信内容を表示し、画像表示手段を備えていない場合には、音声でその受信内容を伝える。
【0030】
最後のシーケンス・ステップendにおいては、給油したガソリン料金の支払いがDSRCの決済機構を使用してセキュアに実行され、図4のサービス・シーケンスが完了する。
このように、サービス・クライアント機器6側からサービス・ホスト機器1側に格納されたサービス・シーケンスを取得し、サービス・シーケンスに基づいて、サービス・ホスト機器1およびサービス・クライアント機器6が通信しながらサービスの処理を進めていく。
【0031】
また、ユーザ情報管理手段11が蓄積した情報は、次回以降のサービス時に活用される。たとえば、次回ガソリン給油サービスを受けるとき、サービス・クライアント機器6からユーザに対して「ガソリンはレギュラー、給油量は満タンでよろしいですか?」のように確認するだけで、サービス・ホスト機器1への回答を行うことが可能になる。
これらの情報は、サービス・クライアント機器6内に蓄積されているので、たとえサービスを受ける店舗が変わったとしても、ユーザ情報管理手段11が管理する情報を活用した上記のようなサービスが可能である。
【0032】
以上のように、路側のサービス・ホスト機器1と車載のサービス・クライアント機器6との間で、DSRC通信機器5a、5bにより情報を送受信して、サービス・クライアント機器6のユーザにサービスを提供するシステムにおいて、サービス内容を記述したサービス・シーケンスをサービス・ホスト機器1に格納しておき、サービス実行時にサービス・クライアント機器6は、DSRC通信機器5a、5bを介してサービス・ホスト機器1からサービス・シーケンスを取得し、サービス・シーケンスに基づいて、サービス・ホスト機器1とサービス・クライアント機器6との間で通信によるデータ送受信を行いつつ、シーケンス・ステップ実行手段4および10によりサービス・シーケンスを逐次実行していくことにより、サービス・クライアント機器6が対応していないサービスであっても、サービス・ホスト機器1からサービスを受けることができる。
【0033】
また、ヒューマン・インタフェース手段7を介して、サービスの過程で不足する情報をユーザから取得することができる。
このとき、サービス・ホスト機器1に伝えるべき情報をユーザに問い合わせてサービス・ホスト機器1に通信する場合に、ユーザから得られた情報を管理するユーザ情報管理手段11を設けることにより、問い合わせに対して、管理しているユーザ情報を用いて回答可能な場合には、ユーザへの問い合わせを省略したり、簡易的なものとすることができる。
以上の説明では、ガソリンスタンドでの給油サービスを例にサービス提供の模様を説明したが、別の種類のサービスであっても、図4に示すようなサービス内容を記述したサービス・シーケンスを各種サービスに応じて用意しておくことにより、そのサービスに対応していないサービス・クライアント機器であってもサービスを受けることができる。
【0034】
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1では、特に言及しなかったが、たとえばガソリンスタンドのサービスにおいてサービス内容が変更になる場合に適用してもよい。
以下、図5の説明図を参照しながら、この発明の実施の形態2において、ガソリンスタンドのサービスでサービス内容が変更になる場合について説明する。
まず、サービス提供者がサービスを修正したい場合には、サービス・シーケンスを変更する必要がある。
ここでは、前述と同様にガソリンスタンドでの給油サービスを例にとり、サービス・シーケンスを変更する場合、特に、上記実施の形態1でのサービス・シーケンスには含まれていなかったシーケンス(ステップs)を追加する場合について説明する。
【0035】
たとえば、ガソリンスタンドで温湯による洗車サービスを開始したので、その案内をサービス・シーケンスに追加したい場合、図4のサービス・シーケンスは、図5のようなサービス・シーケンスに修正される。
図5のサービス・シーケンスにおいては、シーケンス・ステップnでガソリンの給油・分量を問い合わせた後、シーケンス・ステップendで料金決済が完了するまでの間に、シーケンス・ステップsとして、新サービスの広告が挿入されている。
このようなシーケンス修正(追加)を行う場合、サービス・ホスト機器1のみにおいて、サービス内容を記述したサービス・シーケンスを保持しているので、サービス・クライアント機器6においては、サービス・シーケンスを変更するための修正を全く必要としない。
【0036】
また、図5のサービス・シーケンスsの追加にともない、たとえば、図3内のユーザ情報管理項目変更処理(ステップ505)において、ユーザ情報管理手段11は、管理すべき項目として「洗車サービスを受けるか否か」の回答を追加する。
このようなユーザ情報を使用することにより、たとえば、1ヶ月に1回洗車サービスを受けることが習慣となっていることを統計的に分析できたとすると、この分析結果に基づいて、ユーザに「前回洗車してから1ヶ月経過しましたが、そろそろ洗車を受けますか?」のように案内することも可能となる。
【0037】
このように、サービス内容が変更になっても、サービス・シーケンスを変更することで対応可能とし、また、サービス・ホスト機器1とサービス・クライアント機器6との間でやりとりされる問い合わせおよび回答をユーザ情報として管理することにより、それらの情報を用いて、ユーザが回答する負荷を軽減し、利便性を向上させることができる。
【0038】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、サービス・ホスト機器は、サービスの手順を記述したホスト用サービス・シーケンスおよびクライアント用サービス・シーケンスを格納するためのサービス・シーケンス格納手段と、サービス・クライアント機器に対して、サービス・ホスト機器で選択されたサービス手順を記述したクライアント用サービス・シーケンスを送信するサービス・シーケンス提供手段と、ホスト用サービス・シーケンスに記述されたサービス手順に基づき、個々の処理を記述したシーケンス・ステップを実行するための第1のシーケンス・ステップ実行手段とを含み、サービス・クライアント機器は、サービスの開始を検知するサービス検知手段と、ユーザとコミュニケーションするためのヒューマン・インタフェース手段と、サービス検知手段によりサービスの開始を検知すると、DSRC通信機器を介してサービス・ホスト機器からクライアント用サービス・シーケンスを取り出すためのサービス・シーケンス取得手段と、クライアント用サービス・シーケンスを格納するためのクライアント用サービス・シーケンス格納手段と、取り出したクライアント用サービス・シーケンスに記述されたサービス手順に基づき、個々の処理を記述したシーケンス・ステップを、サービス・クライアント機器に蓄積した個々のシーケンス・ステップの実行に必要な情報を参照して実行し、実行内容に応じてヒューマン・インタフェース手段を介してユーザに問い合わせを行い、問い合わせへの回答をサービス・ホスト機器に返信するための第2のシーケンス・ステップ実行手段とを含み、サービス・クライアント機器はクライアント用サービス・シーケンスの取得により、サービス・ホスト機器に用意された任意のサービス手順に基づくサービス内容に対応可能とし、サービス内容を記述したサービス・シーケンスをサービス・ホスト機器に用意し、ユーザがサービスを受けるときにサービス・クライアント機器に、そのサービス・シーケンスを取得できるようにしたので、サービス・クライアント機器があらかじめ対応していないサービスであっても、サービスを受けることのできる路車間サービス提供システムが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すブロック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるサービス開始までの処理手順を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1によるシーケンス・ステップ実行手段の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1によるサービス・シーケンスの一例を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるサービス・シーケンスの追加例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 サービス・ホスト機器、2 サービス・シーケンス格納手段、3 サービス・シーケンス提供手段、4、10 シーケンス・ステップ実行手段、5a、4b DSRC通信機器、6 サービス・クライアント機器、7 ヒューマン・インタフェース手段、8 サービス検知手段、9 サービス・シーケンス取得手段、11 ユーザ情報管理手段。
Claims (3)
- 車外のサービス・ホスト機器と、車載のサービス・クライアント機器と、前記サービス・ホスト機器と前記サービス・クライアント機器との間を双方向通信可能に接続するDSRC通信機器とを備え、前記サービス・クライアント機器のユーザにサービスを提供するシステムであって、
前記サービス・ホスト機器は、
前記サービスの手順を記述したホスト用サービス・シーケンスおよびクライアント用サービス・シーケンスを格納するためのサービス・シーケンス格納手段と、
前記サービス・クライアント機器に対して、前記サービス・ホスト機器で選択されたサービス手順を記述したクライアント用サービス・シーケンスを送信するサービス・シーケンス提供手段と、
前記ホスト用サービス・シーケンスに記述されたサービス手順に基づき、個々の処理を記述したシーケンス・ステップを実行するための第1のシーケンス・ステップ実行手段とを含み、
前記サービス・クライアント機器は、
前記サービスの開始を検知するサービス検知手段と、
前記ユーザとコミュニケーションするためのヒューマン・インタフェース手段と、
前記サービス検知手段により前記サービスの開始を検知すると、前記DSRC通信機器を介して前記サービス・ホスト機器から前記クライアント用サービス・シーケンスを取り出すためのサービス・シーケンス取得手段と、
前記クライアント用サービス・シーケンスを格納するためのクライアント用サービス・シーケンス格納手段と、
取り出した前記クライアント用サービス・シーケンスに記述されたサービス手順に基づき、個々の処理を記述したシーケンス・ステップを、前記サービス・クライアント機器に蓄積した個々のシーケンス・ステップの実行に必要な情報を参照して実行し、実行内容に応じて前記ヒューマン・インタフェース手段を介して前記ユーザに問い合わせを行い、前記問い合わせへの回答を前記サービス・ホスト機器に返信するための第2のシーケンス・ステップ実行手段とを含み、
前記サービス・クライアント機器はクライアント用サービス・シーケンスの取得により、サービス・ホスト機器に用意された任意のサービス手順に基づくサービス内容に対応可能としたことを特徴とする路車間サービス提供システム。 - 前記サービス・クライアント機器は、ユーザ情報管理手段を含み、
前記ユーザ情報管理手段は、前記ヒューマン・インタフェース手段を介した前記ユーザとのコミュニケーションに基づいて、所定のユーザ情報を抽出して前記サービス・クライアント機器内に維持し、
前記第2のシーケンス・ステップ実行手段は、前記シーケンス・ステップの実行内容に前記問い合わせが含まれる場合に、維持している前記ユーザ情報に基づく回答が可能であれば前記問い合わせへの回答を行い、一方、前記ユーザ情報に基づく回答ができなければ、前記ヒューマン・インターフェース手段を介して前記ユーザに問い合わせを行い、前記問い合わせへの回答を前記サービス・ホスト機器に返信するとともに、前記ユーザ情報管理手段は、前記回答内容を更新することを特徴とする請求項1に記載の路車間サービス提供システム。 - 前記サービス・シーケンス格納手段内に格納された前記ホスト用サービス・シーケンスおよび前記クライアント用サービス・シーケンスは、外部から修正可能に構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の路車間サービス提供システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002312751A JP4158894B2 (ja) | 2002-10-28 | 2002-10-28 | 路車間サービス提供システム |
US10/422,801 US6768934B2 (en) | 2002-10-28 | 2003-04-25 | Vehicle-roadside service providing system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002312751A JP4158894B2 (ja) | 2002-10-28 | 2002-10-28 | 路車間サービス提供システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004145826A JP2004145826A (ja) | 2004-05-20 |
JP4158894B2 true JP4158894B2 (ja) | 2008-10-01 |
Family
ID=32105332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002312751A Expired - Fee Related JP4158894B2 (ja) | 2002-10-28 | 2002-10-28 | 路車間サービス提供システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6768934B2 (ja) |
JP (1) | JP4158894B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005323160A (ja) * | 2004-05-10 | 2005-11-17 | Mitsubishi Electric Corp | 地域内広報システム |
US8073615B2 (en) | 2007-05-02 | 2011-12-06 | Panasonic Corporation | Destination-prediction apparatus, destination-prediction method, and navigation apparatus |
US9466153B2 (en) | 2014-08-05 | 2016-10-11 | Myine Electronics, Inc. | Vehicle maintenance reminders |
US11216824B1 (en) | 2015-02-26 | 2022-01-04 | Allstate Insurance Company | Role assignment for enhanced roadside assistance |
US9886708B2 (en) | 2016-02-01 | 2018-02-06 | Ford Global Technologies, Llc | Method and apparatus for secure processing of fuel delivery requests |
US10810572B1 (en) * | 2016-02-16 | 2020-10-20 | State Farm Mutual Automobile Insurance Company | Connected car as a payment device |
CN108885752A (zh) * | 2016-03-01 | 2018-11-23 | 福特全球技术公司 | 支持专用短程通信的预先协商的燃料购买账户定位 |
DE102017209711A1 (de) * | 2017-06-08 | 2018-12-13 | Audi Ag | Verfahren zum Vorbereiten eines Fahrzeugs |
DE102018221093A1 (de) * | 2018-12-06 | 2020-06-10 | Audi Ag | Verfahren zum Verarbeiten von Umgebungsinformationen eines Kraftfahrzeugs, Computerprogrammprodukt sowie elektronisches Informationsverarbeitungssystem |
CN111681451B (zh) * | 2020-06-12 | 2022-10-14 | 苏州博众智能机器人有限公司 | 一种停车数据处理方法、系统和停车场 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001109989A (ja) * | 1999-10-07 | 2001-04-20 | Denso Corp | 車載装置及び無線通信システム |
JP3591405B2 (ja) | 2000-02-02 | 2004-11-17 | 株式会社デンソー | 車両用燃料販売所におけるサービスシステム |
JP2002015342A (ja) | 2000-06-30 | 2002-01-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Dsrc車載器 |
JP3456195B2 (ja) * | 2000-08-07 | 2003-10-14 | 日本電気株式会社 | 狭域通信の通信接続方式 |
KR100400549B1 (ko) * | 2000-12-22 | 2003-10-08 | 엘지전자 주식회사 | 단거리 무선전용 통신망을 이용한 지리정보 서비스 장치 |
SG103889A1 (en) * | 2001-11-08 | 2004-05-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Toll charging system and toll charging method |
US6636799B2 (en) * | 2001-12-21 | 2003-10-21 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for modification of vehicular navigation information |
JP2003208644A (ja) * | 2002-01-16 | 2003-07-25 | Nissan Motor Co Ltd | 狭域通信用車載装置 |
JP3794335B2 (ja) * | 2002-03-06 | 2006-07-05 | 株式会社デンソー | ダウンロードセンタおよび移動局 |
JP2004062468A (ja) * | 2002-07-26 | 2004-02-26 | Renesas Technology Corp | Dsrc車載器 |
-
2002
- 2002-10-28 JP JP2002312751A patent/JP4158894B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-04-25 US US10/422,801 patent/US6768934B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20040083030A1 (en) | 2004-04-29 |
JP2004145826A (ja) | 2004-05-20 |
US6768934B2 (en) | 2004-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11527163B2 (en) | Server for communicating with mobile and vehicle devices | |
CN106355760B (zh) | 一种电动车充电服务方法及充电服务系统 | |
JP2004310316A (ja) | 配車処理装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録する記録媒体 | |
US11176603B2 (en) | Rental vehicle operation management system | |
CN106104208A (zh) | 导航服务器和程序 | |
CN109858984B (zh) | 信息提供装置以及信息提供方法 | |
CN109410634A (zh) | 车辆管理方法、系统及存储介质 | |
CN106297030A (zh) | 一种基于终端的充电服务智能实现方法、装置 | |
WO2019024331A1 (zh) | 一种反向寻车系统、方法及装置 | |
CN113581724B (zh) | 服务器装置、车辆、服务提供系统和非暂态存储介质 | |
CN111553994A (zh) | 一种停车场的智能管理系统、停车场、停车方法及装置 | |
JP4158894B2 (ja) | 路車間サービス提供システム | |
JP2013214265A (ja) | 空き駐車場管理システム | |
US20170213261A1 (en) | Method for detecting riders and managing and optimizing their shared transport | |
CN105405314A (zh) | 用于控制车辆出行的方法与设备 | |
CN115481824A (zh) | 充电管理方法、装置、设备及存储介质 | |
CN113096434B (zh) | 用于管理停车位的方法、计算机系统和计算机可读介质 | |
CN107730226A (zh) | 基于手机号码的停车费支付方法及系统 | |
CN111131504B (zh) | 实现司机与乘客的即时对接服务方法、装置、系统和介质 | |
KR20010016414A (ko) | 통신망을 이용한 승객/화물 운송 최적화 시스템 및 방법 | |
CN113066305B (zh) | 自动代客停车系统 | |
JP4251626B2 (ja) | サーバ装置、駐車場予約方法及びプログラム | |
GB2614337A (en) | A method for booking an electrical vehicle charging station and a method of managing electrical vehicle battery charging at a commercial parking location | |
JP2020046724A (ja) | 駐車場サービス提供システム、駐車場サービス提供方法およびコンピュータプログラム | |
JP2003271836A (ja) | 販売システム、販売方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050308 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050506 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070615 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080605 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080709 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4158894 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130725 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |