JP4157798B2 - オフトラック発生防止方法及びオフトラック発生防止装置 - Google Patents

オフトラック発生防止方法及びオフトラック発生防止装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,特にハードディスクドライブ(HDD)の動作時に発生するオフトラック現象を防止できるオフトラック発生防止方法及びオフトラック発生防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ハードディスクの記録密度が順次増加するにつれて,サーボ信号をハードディスクに記録するサーボライタの精巧な位置決めが要求される。一般にハードディスクのトラックは,サーボライタによりハードディスク上に記録されるサーボ信号により形成される。この時,ハードディスクに形成されるトラックの幅を均一にするためには,すなわち,あらゆるトラックが互いに一定の幅を有するためには,サーボライタがサーボ信号を精度よく,揺れることなく固定された状態でハードディスク上に記録せねばならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが,サーボライタがサーボ信号を揺れながらハードディスクに記録した場合,トラックは互いに一定の幅を有することができない。このようにトラックの幅が不均一になる場合,HDDのヘッド(図示せず)がトラックにデータを記録,またはトラックからデータを再生する時,アクセスするデータの位置が不正確になる問題点がある。
【0004】
例えば,n+1番目のトラックにヘッドが位置する時,トラックの幅が均一であればデータはn−1番目のトラックに正確に記録される。しかし,n+1番目のトラックにヘッドが位置する時,n番目のトラックの幅が他のトラックより狭ければ,データはn−1番目のトラックとn−2番目のトラックとの境界地点に記録される。また,n+1番目のトラックにヘッドが位置する時,n番目のトラックの幅が他のトラックより広ければ,データはn番目のトラックとn−1番目のトラックとの境界地点に記録される。このように,トラック幅の不均衡によりトラックの境界地点にデータが記録されるオフトラック現象が発生する。
【0005】
本発明は,従来のオフトラック発生防止方法及びオフトラック発生防止装置が有する上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,ハードディスクに記録されたトラック幅の不均一によって発生するオフトラック現象を防止する,新規かつ改良されたオフトラック発生防止方法及びオフトラック発生防止装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため,本発明によれば,サーボ信号が記録される複数のサーボセクタで形成されるトラックを少なくとも1つ有するハードディスクを駆動するハードディスクドライブのオフトラック発生防止方法において;
(a)トラックの幅が正常であるか否かを,各々のサーボセクタに含まれるA,B,C及びDバースト領域を利用して判断する段階と,
(b)トラックの幅が正常でないと判断される際には,トラックを再形成,またはトラックを不良として処理する段階と,を備え
(a)段階は,
(a1)トラックの番号が増加する第1方向,及び減少する第2方向に,ハードディスクドライブのヘッドを所定距離だけ移動させ,ハードディスクドライブのヘッドを通じて再生されたA,B,C及びDバースト領域の信号を利用して,サーボセクタの幅を測定する段階と,
(a2)サーボセクタの幅を測定していないサーボセクタがトラックに存在するかどうかを判断し,サーボセクタの幅を測定していないサーボセクタが存在すると判断された場合は,(a1)段階に進む段階と,
(a3)サーボセクタの幅を測定していないサーボセクタが存在しないと判断された場合は,測定されたサーボセクタの幅を利用して,サーボセクタで形成されるトラックの幅を測定する段階と,
(a4)トラックの幅を測定していないトラックが存在するかどうかを判断し,トラックの幅を測定していないトラックが存在すると判断された場合は,(a1)段階に進む段階と,
(a5)トラックの幅を測定していないトラックが存在しないと判断されれば,測定されたトラックの幅を利用して,トラックの幅の平均範囲を求める段階と,
(a6)トラックの幅が,平均範囲に含まれるかどうかを判断する段階と,
を含み,
(b)段階は,各トラックの幅が平均範囲から外れる場合には,トラックの幅が正常ではないと判断することを特徴とするオフトラック発生防止方法が提供される。
【0008】
また,前記(a1)段階は,
(a11)トラックが,奇数番目のトラックか偶数番目のトラックかを判断する段階と,
(a12)奇数番目のトラックであると判断された場合は,ヘッドをトラックの中心から第1方向に所定距離だけ移動させ,Bバースト領域の再生信号からDバースト領域の再生信号を減算した第1絶対値を求め,ヘッドをトラックの中心から第2方向に所定距離だけ移動させ,Aバースト領域の再生信号からDバースト領域の再生信号を減算した第2絶対値を求める段階と,
(a13)トラックが偶数番目のトラックであると判断された場合は,ヘッドをトラックの中心から第1方向に所定距離だけ移動させ,Aバースト領域の再生信号からCバースト領域の再生信号を減算した第3絶対値を求め,ヘッドをトラックの中心から第2方向に所定距離だけ移動させ,Bバースト領域の再生信号からCバースト領域の再生信号を減算した結果の第4絶対値を求める段階と,
(a14)前記(a2)段階後に,第1絶対値と第2絶対値とを加算して第1加算値を求め,前記(a3)段階後に,第3絶対値と第4絶対値とを加算して第2加算値を求める段階と,
(a15)第1加算値または第2加算値を利用して,サーボセクタの幅が正常であるか否かを判断し,前記(a2)段階に進む段階と,を備えることが望ましい。
【0009】
ここで所定距離は,ヘッドの幅が小さくなるに従って徐々に小さくし,トラック幅の1/4の値に近づけることが望ましく,例えば,トラック幅の1/4の値とすることができる。
【0010】
また,前記(a15)段階は,第1加算値または第2加算値が,所定値と同一かどうかを判断する段階と,第1加算値または第2加算値が所定値と同一でないと判断された場合は,第1加算値または第2加算値が所定値より大きいかまたは小さいかを判断する段階と,第1加算値または第2加算値が所定値より大きいと判断された場合は,サーボセクタの幅が正常な幅より増加したと判断する段階と,第1加算値または第2加算値が所定値より小さいと判断された場合は,サーボセクタの幅が正常な幅より減少したと判断する段階と,第1加算値または第2加算値が所定値と同一であると判断された場合は,サーボセクタの幅が正常であると判断し,前記(a2)段階に進む段階と,を備えることが望ましい。
【0011】
また,前記(b)段階は,
(b1)トラックの幅が正常でないと判断されれば,正常でない幅を有するトラックを形成するサーボセクタのサーボ信号を消去する段階と,
(b2)前記(b1)段階で消去されるサーボセクタのサーボ信号を記録した,トラックを再び形成する段階と,を備えることが望ましい。
【0012】
またさらに,前記(b)段階は,
(b3)トラックの幅が正常でないと判断された場合は,サーボセクタの幅が所定範囲に含まれるかどうかを判断し,サーボセクタの幅が所定範囲に含まれると判断された場合は,前記(b1)段階に進む段階と,
(b4)サーボセクタの幅が所定範囲から外れると判断された場合は,トラックは復旧不能と判断する段階と,をさらに備えることが望ましい。
【0013】
さらに,前記(b)段階は,前記(b4)段階後に,復旧不能なトラック数が所定数以上であるかどうかを判断する段階と,復旧不能なトラック数が所定数以上であると判断された場合は,復旧不能なトラックを有するハードディスクを不良であると判断する段階とをさらに備えることが望ましい。
【0014】
このオフトラック発生防止方法は,ハードディスクのテスト時に行われることが好ましい。こうして各トラックの幅が均一であるかを測定し,均一でない場合は信号を消去してトラック幅を復旧し,また復旧不可能な幅であればハードディスクを不良として処理する。そのためトラック幅の不均一による潜在的なオフトラック現象を防止でき,ハードディスクの信頼性を高め,かつ不均一なトラック幅を復旧してハードディスクの工程収率を向上させることができる。
【0015】
上記オフトラック発生防止方法を行うために,トラックの幅が正常であるか否かを,各々のサーボセクタに含まれるA,B,C及びDバースト領域を利用して検査し,検査された結果を出力する幅検査部と,幅検査部を制御し,検査された結果に応じて,正常でない幅を有するトラックを形成するサーボセクタのサーボ信号を消去させる第1制御信号,第1制御信号によって消去させられたサーボ信号をサーボセクタに記録し,トラックを再び形成させる第2制御信号,サーボセクタで形成されるトラックの幅を測定させる第3制御信号及び測定されたトラックの幅の平均範囲を計算させる第4制御信号を出力し,オフトラックの発生を防止する動作を行う制御部と,を備え,制御部は,第1制御信号に応じて正常でない幅を有するトラックを形成するサーボセクタのサーボ信号を消去し,第2制御信号に応じて消去されたサーボ信号をサーボセクタに記録し,トラックを再び形成し,幅検査部は,第3制御信号及び第4制御信号に応じて,ハードディスクドライブのヘッドを通じて再生された,各々のサーボセクタに含まれるA,B,C及びDバースト領域の信号を利用して,サーボセクタの幅を測定し,正常であるかどうかを判断する第1幅測定部と,第3制御信号に応じて,第1幅測定部から入力したサーボセクタの幅から,トラックの幅を測定する第2幅測定部と,第4制御信号に応じて,第2幅測定部から入力したトラックの幅から,トラックの幅の平均範囲を計算する範囲計算部と,第2幅測定部から入力したトラックの幅と範囲計算部から入力した平均範囲とを比較し,比較結果を出力する比較部と,比較部から入力した比較結果に応じて,トラックの幅が正常であるか否かを示す情報信号を制御部に出力する信号発生部と,を有し,制御部は,サーボセクタの幅を測定していないサーボセクタがトラックに存在するかどうかを検査した結果に応じて第3制御信号を生じ,トラックの幅を測定していないトラックが残っているかどうかを検査した結果に応じて第4制御信号を生じ,ハードディスクドライブのヘッドは,第3制御信号に応じて,トラックの番号が増加する第1方向及び減少する第2方向に所定距離だけ移動し,A,B,C及びDバースト領域の信号を再生することを特徴とするオフトラック発生防止装置が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照しながら,本実施の形態にかかるオフトラック発生防止方法及びオフトラック発生防止装置について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0019】
図1は,本実施の形態によるHDDのためのオフトラック発生防止方法を説明するためのフローチャートである。トラック幅が正常な値であるか否か(各トラック幅が均一であるかどうか)によってオフトラックの発生を事前に防止する段階(ステップS10及びステップS12)よりなる。
【0020】
本実施の形態によるオフトラック発生防止方法は,まずトラックの幅が正常な値であるか(不均一か)どうかをサーボセクタの各々に含まれたA,B,C及びDバースト領域(図6参照)を利用して判断する(ステップS10)。図2は,ハードディスク20の外観を示す図面であって,多数のトラック22,24,26で構成される。
【0021】
図3は,図2に示された各トラックのフォーマットを示す図面であって,データセクタ40,42,44,46及びサーボセクタ50,52,54で構成される。一般にサーボライタは複数のサーボ信号を図2に示されたハードディスク20に記録された各トラックのサーボセクタ50,52,54に記録する。この時,複数のサーボセクタ50,52,54に記録されたサーボ信号により図2に図示されたように環状のトラックが形成される。
【0022】
ここで,サーボセクタ50,52,54の各々は,図6に示されるようにA,B,C及びDバースト領域を含み,トラックの番号を貯蔵する。また,HDDは各サーボセクタ50,52または54に記録されたバースト領域を利用してトラックの中心60を探してヘッド(図示せず)を位置させる。
【0023】
図1に示されたステップS10について説明する。図4は,図1に示されたステップS10に対する本実施の形態による実施例であるステップS10Aを説明するためのフローチャートであって,トラックの幅に対する平均範囲を求める段階(ステップS70〜ステップS78)及び平均範囲と各トラックの幅とを比較する段階(ステップS80)よりなる。
【0024】
本実施の形態によるオフトラック発生防止方法は,まずステップS10を行うために,トラックの番号が増加する第1方向及びトラックの番号が減少する第2方向に各々所定距離だけHDDのヘッドを移動させ,移動させたヘッドを通じて再生されたA,B,C及びDバースト領域の信号を利用してサーボセクタの幅を測定する(ステップS70)。ここで,所定距離はヘッドの幅が小さくなるほどトラック幅の1/4に該当する値に近づけることが望ましく,例えば,トラック幅の1/4とする。
【0025】
この時,HDDのヘッドは小さい番号のトラックから大きい番号のトラックに順次トラックを再生する。図5は,図4に示されたステップS70に対する本実施の形態による実施例70Aを説明するためのフローチャートであって,ヘッドを移動させて第1,第2,第3及び第4絶対値を求める段階(ステップS90〜ステップS94),第1,第2,第3及び第4絶対値から第1及び第2加算値を求めてサーボセクタの幅の均一度を決定する段階(ステップS96及びステップS98)よりなる。
【0026】
図6は,複数のトラックでA,B,C及びDバースト領域を有するサーボセクタ100の例示的な図面であって,陰影で処理された部分は信号が存在することを意味し,陰影で処理されていない部分は信号が存在していないことを意味する。
【0027】
図4に示されたステップS70を行うために,まず,トラックが偶数番目のトラック102または106であるか,奇数番目のトラック104または108であるかを判断する(ステップS90)。もし,トラックが奇数番目のトラック104または108であると判断されれば,トラックの中心112または116から第1方向に所定距離だけヘッドを位置120に移動させ,移動させたヘッドを通じて再生されたBバースト領域の信号からDバースト領域の信号を減算した結果の第1絶対値T1を次の数1式から求める(ステップS92)。すなわち,図3に示されたトラックが奇数番目のトラックである場合,トラックの中心60に位置して幅hを有するヘッド62を所定距離だけ第1方向に移動させ,移動したヘッド64を通じてB及びDバースト領域の信号を再生する。
【0028】
【数1】
Figure 0004157798
【0029】
ここで,式中のB及びDは図6に示されたB及びDバースト領域で陰影で処理された部分の信号に該当する。また,奇数番目のトラック104または108の中心112または116から第2方向に所定距離だけヘッドを位置122に移動させ,移動させたヘッドを通じて再生されたAバースト領域の信号からDバースト領域の信号を減算した結果の第2絶対値T2を次の数2式から求める(ステップS92)。すなわち,図3に示されたトラックが奇数番目のトラックである場合,トラックの中心60に位置したヘッド62を所定距離だけ第2方向に移動させ,移動したヘッド66を通じてA及びDバースト領域の信号を再生する。
【0030】
【数2】
Figure 0004157798
【0031】
ここで,式中のAは図6に示されたAバースト領域で陰影で処理された部分の信号に該当する。しかし,トラックが偶数番目のトラック102または106であると判断されれば,トラック102または106の中心110または114から第1方向に所定距離だけヘッドを位置124に移動させ,移動したヘッドを通じて再生されたAバースト領域の信号からCバースト領域の信号を減算した結果の第3絶対値T3を次の数3式から求める。すなわち,図3に示されたトラックが偶数番目のトラックである場合,トラックの中心60に位置したヘッド62を所定距離だけ第1方向に移動させて,移動したヘッド64を通じてA及びCバースト領域の信号を再生する。
【0032】
【数3】
Figure 0004157798
【0033】
ここで,式中のCは図6に示されたCバースト領域で陰影で処理された部分の信号に該当する。また,偶数番目のトラック102または106の中心110または114から第2方向に所定距離だけヘッドを位置126に移動させ,移動したヘッドを通じて再生されたBバースト領域の信号からCバースト領域の信号を減算した結果の第4絶対値T4を次の数4式から求める(ステップS94)。すなわち,図3に示されたトラックが偶数番目のトラックである場合,トラックの中心60に位置したヘッド62を所定距離だけ第2方向に移動させ,移動したヘッド66を通じてB及びCバースト領域の信号を再生する。
【0034】
【数4】
Figure 0004157798
【0035】
ステップS92後に第1絶対値T1と第2絶対値T2とを加算して第1加算値を求めるか,ステップS94後に第3絶対値T3と第4絶対値T4とを加算して第2加算値を求める(ステップS96)。ステップS96後に,第1または第2加算値を利用して,各サーボセクタの幅の均一度を決定し,ステップS72に進む(ステップS98)。
【0036】
図7は,図5に示されたステップS98に対する本実施の形態での実施例98Aを説明するためのフローチャートであって,第1(または第2)加算値と所定値とを比較した結果によって各サーボセクタの幅が均一となっているかどうかを判定するステップS140〜ステップS148よりなる。
【0037】
図5に示されたステップS98を行うために,まず,第1または第2加算値が所定値と同一かどうかを判断する(ステップS140)。もし,第1または第2加算値が所定値と同一であると判断されれば,サーボセクタの幅が均一であると決定し,ステップS72に進む(ステップS142)。
【0038】
しかし,第1または第2加算値が所定値と同一でないと判断されれば,第1または第2加算値が所定値より大きいかどうかを判断する(ステップS144)。もし,第1または第2加算値が所定値より大きいと判断されれば,サーボセクタの幅が正常な幅より広がったと決定し,ステップS72に進む(ステップS146)。しかし,第1または第2加算値が所定値より小さいと判断されれば,サーボセクタの幅が正常な幅より縮まったと決定し,ステップS72に進む(ステップS148)。
【0039】
図8は,サーボセクタの幅の変化による第1,第2,第3,第4絶対値,第1加算値または第2加算値の変化を説明するためのグラフであって,横軸はサーボセクタの幅を示し,縦軸は第1,第2,第3,第4絶対値,第1加算値または第2加算値を示す。
【0040】
図8に図示されたように,サーボセクタの幅が正常的な幅より大きくなるほど第1絶対値T1,第2絶対値T2,第3絶対値T3または第4絶対値T4は増加し,サーボセクタの幅が正常的な幅より小さくなるほど第1絶対値T1,第2絶対値T2,第3絶対値T3または第4絶対値T4は減少する。したがって,図8に図示されたように,サーボセクタの幅が正常的な幅より大きくなるほど第1加算値または第2加算値も増加し,サーボセクタの幅が正常的な幅より小さくなるほど第1加算値または第2加算値も減少する。
【0041】
例えば,図6に示された偶数トラック106の幅が正常値である時,もし,中心線114の下方1/2トラックの幅105が小さくなれば,トラック106のBバースト領域で陰影で処理された部分Bの信号からCバースト領域で陰影で処理された部分Cの信号を減算した結果の絶対値である第4絶対値T4は図8に図示されたように小さくなる。なぜなら,幅105が小さくなる時にBは小さくなる一方,Cはそのまま維持されるからである。したがって,第4絶対値T4が小さくなれば第2加算値が所定値より小さくなるために,サーボセクタの幅が減少したと判定できる。
【0042】
しかし,図6に示されたトラック106で中心線114の上方1/2トラックの幅107が大きくなれば,トラック106のAバースト領域で陰影で処理された部分Aの信号からCバースト領域で陰影で処理された部分Cの信号を減算した結果の絶対値である第3絶対値T3は図8に図示されたように増加する。なぜなら,Aは大きくなる一方,陰影で処理されたC部分はそのまま維持されるからである。したがって,第3絶対値T3が大きくなれば第2加算値が所定値より大きくなるために,サーボセクタの幅は増加したと判定できる。
【0043】
一方,ステップS70後に,幅を測定していないサーボセクタがトラックに存在するかどうかを判断する(ステップS72)。例えば,トラックで幅を測定せねばならないサーボセクタがN個だけ存在するとする時,N個のサーボセクタの幅が全部測定されたかどうかを判断する。
【0044】
もし,幅を測定していないサーボセクタが存在すると判断されれば,ステップS70に進む。したがって,幅を測定していないサーボセクタの幅を測定する(ステップS70)。しかし,幅を測定していないサーボセクタが存在しないと判断されれば,サーボセクタで形成されるトラックの幅をステップS70で測定されたそのサーボセクタの幅を利用して測定する(ステップS74)。
【0045】
ステップS74後に,ハードディスク20に記録された幅を測定せねばならないトラックのうち,まだ幅を測定していないトラックが残っているかどうかを判断する(ステップS76)。もし,ハードディスク20で幅を測定していないトラックが残っていると判断されれば,ステップS70に進んで幅を測定していないトラックに対してステップS70〜ステップS74を行う。しかし,幅を測定するトラックが残っていないと判断されれば,トラックの幅に対する平均範囲をステップS74で測定されたトラックの幅を利用して求める(ステップS78)。ここで,平均範囲は,測定されたトラックの幅の平均値から所定の誤差を考慮して決定される。
【0046】
ステップS78後に,各トラックの幅が平均範囲を外れるかどうかを判断する(ステップS80)。もし,あるトラックの幅が平均範囲を外れていないと判断されれば,そのトラックの幅が均一なので図4または図1に示された本実施の形態によるオフトラック発生防止方法を終了する。
【0047】
しかし,あるトラックの幅が平均範囲を外れると判断されれば,すなわち,あるトラックの幅が不均一であると判断されれば,不均一な幅を有するそのトラックによりオフトラック現象が発生できるので,このようなオフトラックの発生をあらかじめ防止できる措置を取る(ステップS12)。
【0048】
以下,図1に示されたステップS12に対する本実施の形態による実施例を,添付した図面を参照して次のように説明する。図9は,図1に示されたステップS12に対する本実施の形態による実施例12Aを説明するためのフローチャートであって,他のトラックに対して不均一な幅を有するトラックを不均一度によって復旧する(ステップS160〜ステップS166)よりなる。
【0049】
トラックの幅が他のトラックに比較して不均一であると判断されれば,トラック幅の不均一度が所定範囲を外れるかどうかを判断する(ステップS160)。もし,不均一度が所定範囲を外れると判断されれば,トラックの不均一な幅を均一に復旧できないと判定する(ステップS162)。
【0050】
しかし,トラック幅の不均一度が所定範囲を外れていないと判断されれば,不均一な幅を有するトラックを形成するサーボセクタのサーボ信号を消去する(ステップS164)。ステップS164後に,サーボライタを利用して,消されたサーボ信号をサーボセクタに記録し,トラックをハードディスクに再び形成する(ステップS166)。
【0051】
本実施の形態によれば,図9に示されたステップS12AはステップS160及びステップS162を行わないこともある。この場合,ステップS10でトラックの幅が不均一であると判断されれば,不均一な幅を有するトラックを形成するサーボ信号を消去する(ステップS164)。ステップS164後に,サーボ信号をハードディスクにサーボライタを利用して記録することによって,消されたサーボ信号が記録されたトラックを再び形成する(ステップS166)。
【0052】
本実施の形態のさらに他の実施例によれば,ステップS12はステップS162後に,復旧できないトラックの数が所定値以上かどうかを判断する段階(図示せず)及び復旧できないトラックの数が所定値以上であると判断されれば,所定値以上の復旧できないトラックを有するハードディスクを不良であると判定する段階(図示せず)をさらに含む。
【0053】
前述した本実施の形態によるオフトラック発生防止方法は,サーボ信号により形成したトラックを有するハードディスクをテストする時に行われる。したがって,ステップS162で所定値以上の不均一な幅を有するトラックを有するハードディスクは不良と処理され,オフトラックを未然に防止できる。
【0054】
以下,前述したオフトラック発生防止方法を用いたHDDのオフトラック発生防止装置の構成及び動作を添付した図面を参照して説明する。
【0055】
図10は,前述したオフトラック発生防止方法を行う本実施の形態によるオフトラック発生防止装置のブロック図であって,幅検査部180及び制御部182で構成される。図10に示された幅検査部180は,制御部182の制御下に図1に示されたステップS10を行うために,トラック幅が正常値であるかどうかを,入力端子INを通じてHDDのヘッドから入力したA,B,C及びDバースト領域の信号から検査し,検査された結果を制御部182に出力する。
【0056】
この時,ステップS12を行う制御部182は,幅検査部180から入力した検査結果に応答してオフトラックの発生を予測し,予測された結果によってオフトラック現象の発生をあらかじめ防止する動作を行う。例えば,制御部182は検査された結果に応答して第1制御信号及び第2制御信号をサーボライタ(図示せず)で出力端子OUTを通じて出力する。
【0057】
この時,サーボライタは,ステップS164を行うために,制御部182から入力した第1制御信号に応答して不均一な幅を有するトラックを形成するサーボ信号を消す。また,サーボライタはステップS166を行うために,制御部182から入力した第2制御信号に応答して,サーボ信号をハードディスクに記録して消されたトラックを再び形成する。
【0058】
図4に示されたステップS10Aを行うために,幅検査部180は,第1測定部190,第2幅測定部192,範囲計算部194,比較部196及び信号発生部198で構成される。図10に示された第1幅測定部190は,ステップS70を行うために,制御部182から入力した第3制御信号に応答して,HDDのヘッドを通じて再生され,入力端子INを通じて入力されるA,B,C及びDバースト領域の信号からサーボセクタの幅の均一度を前述したように判定する。
【0059】
この時,制御部182はステップS72を行うために,幅を測定していないサーボセクタがトラックに存在するかどうかを検査し,検査された結果に応じて第3制御信号を生じ,第3制御信号を第1測定部190及び第2幅測定部192に出力する。例えば,第1幅測定部190は,制御部182から入力した第3制御信号を通じて,幅を測定していないサーボセクタが存在すると認識されれば,サーボセクタに存在するA,B,C及びDバースト領域の信号を入力端子INを通じて入力する。
【0060】
第2幅測定部192は,ステップS74を行うために,制御部182から入力した第3制御信号に応答して,サーボセクタで形成されるトラックの幅を第1幅測定部190から入力したサーボセクタの幅を用いて測定する。このために,第1幅測定部190はサーボセクタの幅を測定して貯蔵する。例えば,制御部182から入力した第3制御信号を通じて,幅を測定していないサーボセクタは存在しないと認識されれば,第2幅測定部192はトラックの幅を測定する。
【0061】
この時,制御部182はステップS76を行うために,ハードディスク20に記録された幅を測定せねばならないトラックのうちまだ幅を測定していないトラックが残っているかどうかを検査し,検査された結果に応じて第4制御信号を生じ,第4制御信号を第1幅測定部190及び範囲計算部194に各々出力する。この時,第1幅測定部190は,制御部182から入力した第4制御信号を通じて幅を測定すべきトラックが残っていると認識されれば,その測定すべきトラックに対してステップS70を行う。
【0062】
一方,範囲計算部194はステップS78を行うために,制御部182から入力した第4制御信号に応答して,第2幅測定部192から入力したトラックの幅から平均範囲を計算し,平均範囲を比較部196に出力する。このために,第2幅測定部192はトラックの幅を測定して貯蔵する。例えば,第4制御信号を通じて幅を測定すべきトラックが残っていないと認識されれば,範囲計算部194はトラックの幅に対する平均範囲を求める。
【0063】
ステップS80を行うために,比較部196は第2幅測定部192から入力した各トラックの幅と範囲計算部194から入力した平均範囲とを比較し,比較された結果を信号発生部198に出力する。この時,信号発生部198は,比較部196から入力した比較結果に応答して,トラック幅が均一であるか否かを示す情報信号を検査された結果として制御部182に出力する。
【0064】
例えば,信号発生部198は,比較部196から入力した比較結果を通じてトラックの幅が平均範囲を外れていると認識されれば,これを示す情報信号を制御部182に出力する。また,信号発生部198は,比較部196から入力した比較結果を通じてトラックの幅が平均範囲を外れていないと認識されれば,これを示す情報信号を制御部182に出力する。したがって,制御部182は情報信号を通じてトラックの幅が平均範囲を外れたかどうかが分かる。
【0065】
図11の(a)及び(b)はオフトラック現象を説明するためのグラフであって,各グラフの横軸はトラック番号を,縦軸はトラック幅の大きさを各々示す。ハードディスク20に記録されたトラック22,24,26の幅をトラック番号によって測定すれば,従来は,図11の(a)に図示されたようにいろいろなトラックでオフトラック現象が発生する。この時,図11の(a)に示されたグラフで,太線はトラックの上側1/2幅を,細線はトラックの下側1/2幅を各々示す。
【0066】
しかし,本実施の形態によるオフトラック発生防止方法及び装置により,不均一な幅を有するトラックのサーボ信号を消去して,サーボライタによりサーボ信号を再び記録して新しいトラックを形成させれば,図11の(b)に図示されたようにオフトラック現象が大きく減少できる。この時,図11の(b)に示されたグラフで,太線はトラックの上側1/2幅を,細線はトラックの下側1/2幅を各々示す。
【0067】
以上,添付図面を参照しながら本実施形態にかかるオフトラック発生防止方法及びオフトラック発生防止装置の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によるオフトラック発生防止方法及び装置において,各トラックの幅が均一であるかを測定し,均一でない場合は信号を消去してトラック幅を復旧し,また復旧できない程,不均一な幅であればハードディスクを不良として処理するために,トラック幅の不均一による潜在的なオフトラック現象を未然に防止でき,製作されたハードディスクの信頼性を確保でき,かつ不均一なトラック幅を均一に復旧してハードディスクの工程収率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるオフトラック発生防止方法を説明するフローチャートである。
【図2】ハードディスクの外観を示す説明図である。
【図3】ハードディスクの各トラックのフォーマットを示す説明図である。
【図4】本実施形態にかかるオフトラック発生防止方法において,図1のステップS10について説明するフローチャートである。
【図5】本実施形態にかかるオフトラック発生防止方法において,図4のステップS70について説明するフローチャートである。
【図6】複数のトラックのサーボセクタにおいて,A,B,C及びDバースト領域を示す説明図である。
【図7】本実施形態にかかるオフトラック発生防止方法において,図5に示されたステップS98について説明するフローチャートである。
【図8】本実施形態にかかるオフトラック発生防止方法において,サーボセクタの幅による第1,第2,第3,第4絶対値,第1加算値または第2加算値の変化を示す説明図である。
【図9】本実施形態にかかるオフトラック発生防止方法において,図1に示されたステップS12について説明するフローチャートである。
【図10】本実施形態にかかるオフトラック発生防止装置のブロック図である。
【図11】ハードディスクのトラック番号に対するトラック幅を示したオフトラック現象を説明するグラフであり,(a)は従来方法によるグラフ,(b)は本実施形態にかかるオフトラック発生防止装置を用いた場合のグラフである。
【符号の説明】
180 幅検査部
182 制御部
190 第1幅測定部
192 第2幅測定部
194 範囲計算部
196 比較部
198 信号発生部

Claims (10)

  1. サーボ信号が記録される複数のサーボセクタで形成されるトラックを少なくとも1つ有するハードディスクを駆動するハードディスクドライブのオフトラック発生防止方法において;
    (a)前記トラックの幅が正常であるか否かを,各々の前記サーボセクタに含まれるA,B,C及びDバースト領域の信号を利用して判断する段階と,
    (b)前記トラックの幅が正常でないと判断される際には,前記トラックを再形成,または前記トラックを不良として処理する段階と,
    を備え
    前記(a)段階は,
    (a1)前記トラックの番号が増加する第1方向,及び減少する第2方向に,前記ハードディスクドライブのヘッドを所定距離だけ移動させ,前記ハードディスクドライブのヘッドを通じて再生された前記A,B,C及びDバースト領域の信号を利用して,前記サーボセクタの幅を測定する段階と,
    (a2)前記サーボセクタの幅を測定していないサーボセクタがトラックに存在するかどうかを判断し,前記サーボセクタの幅を測定していない前記サーボセクタが存在すると判断された場合は,前記(a1)段階に進む段階と,
    (a3)前記サーボセクタの幅を測定していない前記サーボセクタが存在しないと判断された場合は,測定された前記サーボセクタの幅を利用して,前記サーボセクタで形成される前記トラックの幅を測定する段階と,
    (a4)前記トラックの幅を測定していないトラックが存在するかどうかを判断し,前記トラックの幅を測定していないトラックが存在すると判断された場合は,前記(a1)段階に進む段階と,
    (a5)前記トラックの幅を測定していないトラックが存在しないと判断されれば,測定された前記トラックの幅を利用して,前記トラックの幅の平均範囲を求める段階と,
    (a6)前記トラックの幅が,前記平均範囲に含まれるかどうかを判断する段階と,
    を含み,
    前記(b)段階は,前記各トラックの幅が前記平均範囲から外れる場合には,前記トラックの幅が正常ではないと判断することを特徴とするオフトラック発生防止方法。
  2. 前記(a1)段階は,
    (a11)前記トラックが,奇数番目のトラックか偶数番目のトラックかを判断する段階と,
    (a12)前記トラックが奇数番目のトラックであると判断された場合は,前記ヘッドを前記トラックの中心から前記第1方向に前記所定距離だけ移動させ,前記Bバースト領域の再生された信号から前記Dバースト領域の再生された信号を減算した第1絶対値を求め,前記ヘッドを前記トラックの中心から前記第2方向に前記所定距離だけ移動させ,前記Aバースト領域の再生された信号から前記Dバースト領域の再生された信号を減算した第2絶対値を求める段階と,
    (a13)前記トラックが偶数番目のトラックであると判断された場合は,前記ヘッドを前記トラックの中心から前記第1方向に前記所定距離だけ移動させ,前記Aバースト領域の再生された信号から前記Cバースト領域の再生された信号を減算した第3絶対値を求め,前記ヘッドを前記トラックの中心から前記第2方向に前記所定距離だけ移動させ,前記Bバースト領域の再生された信号から前記Cバースト領域の再生された信号を減算した結果の第4絶対値を求める段階と,
    (a14)前記(a2)段階後に,前記第1絶対値と前記第2絶対値とを加算して第1加算値を求め,前記(a3)段階後に,前記第3絶対値と前記第4絶対値とを加算して第2加算値を求める段階と,
    (a15)前記第1加算値または前記第2加算値を利用して,前記サーボセクタの幅が正常であるか否かを判断し,前記(a2)段階に進む段階と,
    を備えることを特徴とする請求項に記載のオフトラック発生防止方法。
  3. 前記所定距離は,
    前記ヘッドの幅が小さくなるに従って徐々に小さくし,前記トラック幅の1/4の値に近づけることを特徴とする請求項1または2に記載のオフトラック発生防止方法。
  4. 前記所定距離は,
    前記トラック幅の1/4の値であることを特徴とする請求項1または2に記載のオフトラック発生防止方法。
  5. 前記(a15)段階は,
    前記第1加算値または前記第2加算値が,所定値と同一かどうかを判断する段階と,
    前記第1加算値または前記第2加算値が前記所定値と同一でないと判断さた場合は,前記第1加算値または前記第2加算値が前記所定値より大きいかまたは小さいかを判断する段階と,
    前記第1加算値または前記第2加算値が前記所定値より大きいと判断された場合は,前記サーボセクタの幅が正常な幅より増加したと判断する段階と,
    前記第1加算値または前記第2加算値が前記所定値より小さいと判断された場合は,前記サーボセクタの幅が正常な幅より減少したと判断する段階と,
    前記第1加算値または前記第2加算値が前記所定値と同一であると判断さた場合は,前記サーボセクタの幅が正常であると判断し,前記(a2)段階に進む段階と,
    を備えることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のオフトラック発生防止方法。
  6. 前記(b)段階は,
    (b1)前記トラックの幅が正常でないと判断されれば,正常でない幅を有する前記トラックを形成する前記サーボセクタのサーボ信号を消去する段階と,
    (b2)前記(b1)段階で消去された前記サーボ信号を再度前記サーボセクタに記録し,トラックを再び形成する段階と,
    を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のオフトラック発生防止方法。
  7. 前記(b)段階は,
    (b3)前記トラックの幅が正常でないと判断された場合は,前記サーボセクタの幅が所定範囲に含まれるかどうかを判断し,前記サーボセクタの幅が前記所定範囲に含まれると判断された場合は,前記(b1)段階に進む段階と,
    (b4)前記サーボセクタの幅が前記所定範囲から外れると判断された場合は,前記トラックは復旧不能と判断する段階と,
    をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のオフトラック発生防止方法。
  8. 前記(b)段階は,
    前記(b4)段階後に,復旧不能な前記トラック数が所定数以上であるかどうかを判断する段階と,
    復旧不能な前記トラック数が前記所定数以上であると判断された場合は,復旧不能な前記トラックを有する前記ハードディスクを不良であると判断する段階と,
    をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のオフトラック発生防止方法。
  9. 前記オフトラック発生防止方法は,前記ハードディスクのテスト時に行われることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のオフトラック発生防止方法。
  10. サーボ信号が記録される複数のサーボセクタで形成されるトラックを少なくとも1つ有するハードディスクを駆動するハードディスクドライブのオフトラック発生防止装置において;
    前記トラックの幅が正常であるか否かを,各々の前記サーボセクタに含まれるA,B,C及びDバースト領域を利用して検査し,検査された結果を出力する幅検査部と,
    前記幅検査部を制御し,前記検査された結果に応じて,正常でない幅を有する前記トラックを形成する前記サーボセクタの前記サーボ信号を消去させる第1制御信号,前記第1制御信号によって消去させられたサーボ信号を前記サーボセクタに記録し,前記トラックを再び形成させる第2制御信号,前記サーボセクタで形成されるトラックの幅を測定させ 第3制御信号及び測定されたトラックの幅の平均範囲を計算させる第4制御信号を出力し,前記オフトラックの発生を防止する動作を行う制御部と,
    を備え
    前記制御部は,前記第1制御信号に応じて正常でない幅を有する前記トラックを形成する前記サーボセクタの前記サーボ信号を消去し,前記第2制御信号に応じて前記消去されたサーボ信号を前記サーボセクタに記録し,前記トラックを再び形成し,
    前記幅検査部は,
    前記第3制御信号及び前記第4制御信号に応じて,前記ハードディスクドライブのヘッドを通じて再生された,各々の前記サーボセクタに含まれるA,B,C及びDバースト領域の信号を利用して,前記サーボセクタの幅を測定し,正常であるかどうかを判断する第1幅測定部と,
    前記第3制御信号に応じて,前記第1幅測定部から入力した前記サーボセクタの幅から,前記トラックの幅を測定する第2幅測定部と,
    前記第4制御信号に応じて,前記第2幅測定部から入力した前記トラックの幅から,前記トラックの幅の平均範囲を計算する範囲計算部と,
    前記第2幅測定部から入力した前記トラックの幅と前記範囲計算部から入力した前記平均範囲とを比較し,比較結果を出力する比較部と,
    前記比較部から入力した前記比較結果に応じて,前記トラックの幅が正常であるか否かを示す情報信号を前記制御部に出力する信号発生部と,
    を有し,
    前記制御部は,前記サーボセクタの幅を測定していないサーボセクタがトラックに存在するかどうかを検査した結果に応じて前記第3制御信号を生じ,前記トラックの幅を測定していないトラックが残っているかどうかを検査した結果に応じて前記第4制御信号を生じ,前記ハードディスクドライブのヘッドは,前記第3制御信号に応じて,前記トラックの番号が増加する第1方向及び減少する第2方向に所定距離だけ移動し,前記A,B,C及びDバースト領域の信号を再生することを特徴とするオフトラック発生防止装置。
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