JPH10269730A - 磁気ディスク媒体及びバースト欠陥検出訂正方法 - Google Patents

磁気ディスク媒体及びバースト欠陥検出訂正方法

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JPH10269730A
JPH10269730A JP6952697A JP6952697A JPH10269730A JP H10269730 A JPH10269730 A JP H10269730A JP 6952697 A JP6952697 A JP 6952697A JP 6952697 A JP6952697 A JP 6952697A JP H10269730 A JPH10269730 A JP H10269730A
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burst
data
duplicate
magnetic disk
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Application number
JP6952697A
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Inventor
Yuji Nagaishi
裕二 永石
Tsukasa Yoshiura
司 吉浦
Takumi Matsuura
巧 松浦
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セクタサーボ方式を用いる磁気ディスク媒体
において、ヘッドに位置制御にもちいるバーストデータ
の一部に、欠陥領域が存在した場合、ヘッドを正確な位
置に制御することができなくなる。そこでこの欠陥領域
を検出し訂正することができるような磁気ディスク媒体
と、バーストデータ欠陥検出訂正方法を提供する。 【解決手段】 磁気ディスク媒体に図1の期間15のよ
うな複製バーストデータを付加し、ヘッドが読みとった
バーストデータのデータ量を比較及び演算することによ
り、読みとったバーストデータが正しいかどうかを判定
する。判定後、バーストデータに欠陥があると思われる
データがあった場合には、複製バーストデータを使用し
て訂正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セクタサーボ方式
を用いる高信頼性を目的とした磁気ディスク媒体及びバ
ーストデータ欠陥検出訂正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に磁気ディスク装置等に使用される
磁気ディスクには、ディスク回転軸を中心に同心円状あ
るいは渦巻き状にトラックが形成されており、各トラッ
クにはさらに回転軸中心から放射方向に複数のセクタが
構成されている。
【0003】記録及び再生ヘッドは、このトラックの位
置を示すトラックアドレスと、セクタの位置を示すセク
タアドレスによって位置を特定し、所望の位置のデータ
をアクセスする。これら位置決め用の情報を、セクタの
間に配置するセクタサーボ方式がよく知られている。
【0004】セクタサーボ方式では、例えば、トラック
アドレスはグレイコード等をつかってサーボエリア内に
記録され、記録再生時のヘッドは、グレイコードをデコ
ードして位置決め制御をおこなう。さらに、ヘッドのオ
ントラック制御を正確におこなうために、ディスクの回
転軸中心から放射方向に、一定の間隔で記録されたバー
ストデータを使用し、ヘッドが読み込んだ際の各バース
トの出力差を利用してオントラックを判定する。
【0005】図7は、バーストの出力差を利用してオン
トラックを判定するための説明図である。図中にあるト
ラック70は、1トラック上のあるサーボエリアで4バ
ースト構成の図を示しており、グラフ71はバーストの
出力を示したものである。オントラック時には、バース
トA、Bの一方が最大出力になり、一方が出力0とな
る。そして、バーストC、Dの出力はそれぞれ半分にな
ることを利用してオントラックを判定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、バースト
の出力差でオントラックを判定する場合、なんらかの原
因によってバースト信号が読めなかったり、ノイズが入
って正しく出力されなくなると、正確な位置制御ができ
なくなる問題点がある。
【0007】バーストデータに対する対策においてバー
スト部分の電気的なノイズ対策処理をおこなっている特
開平7−201146があるが、これではメディア自体
の汚れ等のような物理的なノイズによってバーストの一
部に正しく読めないなどの欠陥を生じた場合には対処で
きない。
【0008】例えば図9は、バーストデータに欠陥が部
分を生じた場合にヘッドがバーストデータエリアを読ん
だ時を表す図である。図に示す注目トラックをヘッドが
読んだ際、期間93のバーストエリアのデータ出力量は
グラフ96のようになる。これは、バーストエリア内に
欠陥部分94があり、そのためにバーストデータの出力
結果が十分に出力されなかった様子を示すものである。
図中95の部分は本来ならば出力されなければならない
サーボデータであるが、欠陥部分94によって正しい出
力でなくなっている。
【0009】こうした問題をふまえ本特許では、バース
トデータの一部に読めない等のような欠陥がある場合
に、バーストデータに欠陥であるかどうか検出し、もし
欠陥であった場合に、訂正できるような磁気ディスク媒
体及びバーストデータ欠陥検出訂正方法を提供するであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】ディスクの回転軸を中心
とする同心状に構成される複数のトラックを有し、前記
各トラック上には、位置決めのためのサーボエリアと、
情報の記録または再生のためのデータエリアを等間隔か
つ交互に有するセクタサーボ方式の磁気ディスク媒体に
おいて、サーボエリア内に、ディスクの回転軸中心から
放射方向に、一定の間隔で記録されたバーストデータ
と、前記バーストデータの複製のバーストデータを交換
するステップを有することを特徴とする。
【0011】また、セクタサーボ方式でサーボエリア内
にバーストデータと複製のバーストデータを持つ磁気デ
ィスク媒体で、サーボエリア内のバーストデータから欠
陥を検出訂正する方法において、ディスクの回転軸中心
から放射方向に、一定の間隔で記録されたバーストデー
タを得るステップと、複製バーストデータを得るステッ
プと、得られたバーストデータから異なるバーストデー
タ同士を加算するステップと、前記加算結果から得られ
たデータ同士を大小比較するステップと、バーストデー
タと複製バーストデータを交換するステップを有するこ
とを特徴とする。
【0012】また、セクタサーボ方式でサーボエリア内
にバーストデータと複製のバーストデータを持つ磁気デ
ィスク媒体で、サーボエリア内のバーストデータから欠
陥を検出訂正する方法において、ディスクの回転軸中心
から放射方向に、一定の間隔で記録されたバーストデー
タを得るステップと、複製バーストデータを得るステッ
プと、得られたバーストデータから異なるバーストデー
タ同士を減算するステップと、前記減算結果から得られ
たデータ同士を大小比較するステップと、バーストデー
タと複製バーストデータを交換するステップを有ること
を特徴とする。
【0013】また、セクタサーボ方式でサーボエリア内
にバーストデータと複製のバーストデータを持つ磁気デ
ィスク媒体で、サーボエリア内のバーストデータから欠
陥を検出訂正する方法において、ディスクの回転軸中心
から放射方向に、一定の間隔で記録されたバーストデー
タを得るステップと、複製バーストデータを得るステッ
プと、得られたバーストデータから異なるバーストデー
タ同士を加算するステップと、加算結果を固定値と大小
比較するステップと、バーストデータと複製バーストデ
ータを交換するステップを有することを特徴とする。
【0014】また、セクタサーボ方式でサーボエリア内
にバーストデータと複製のバーストデータを持つ磁気デ
ィスク媒体で、サーボエリア内のバーストデータから欠
陥を検出訂正する方法において、ディスクの回転軸中心
から放射方向に、一定の間隔で記録されたバーストデー
タを得るステップと、複製バーストデータを得るステッ
プと、得られたバーストデータから異なるバーストデー
タ同士を減算するステップと、減算結果を固定値と大小
比較するステップと、バーストデータと複製バーストデ
ータを交換するステップを有することを特徴とする。
【0015】またセクタサーボ方式でサーボエリア内に
バーストデータと複製のバーストデータを持つ磁気ディ
スク媒体で、サーボエリア内のバーストデータから欠陥
を検出訂正する方法において、ディスクの回転軸中心か
ら放射方向に、一定の間隔で記録されたバーストデータ
を得るステップと、複製バーストデータを得るステップ
と、得られた全バーストデータの総和データ量を求める
ステップと、前記総和データ量を固定値と大小比較する
ステップと、バーストデータと複製バーストデータを交
換するステップを有することを特徴とする。
【0016】また、セクタサーボ方式でサーボエリア内
にバーストデータと複製のバーストデータを持つ磁気デ
ィスク媒体で、サーボエリア内のバーストデータから欠
陥を検出訂正する方法において、ディスクの回転軸中心
から放射方向に、一定の間隔で記録されたバーストデー
タを得るステップと、複製バーストデータを得るステッ
プと、得られた前記バーストデータと得られた前記複製
バーストデータを各々比較するステップと、バーストデ
ータと複製バーストデータを交換するステップを有すこ
とを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る磁気ディスク
媒体及びバーストデータ欠陥検出・訂正方法について、
図面を用いて詳細に説明する。
【0018】図2は、本発明で用いる磁気ディスク媒体
のフォーマット例を示す。ディスクの回転軸23を中心
とする同心状に構成される複数のトラック24を構成
し、各トラック上には、データのためのデータエリア2
1と位置決めのためのサーボエリア22が存在する。
【0019】図1は、本発明を適用した磁気ディスク媒
体の4バーストのサーボパターンの一例である。10に
示す幅を1トラックとし、期間11はAGCのためのシ
ンク領域、期間12はDCイレーズ領域、期間13はト
ラックアドレスのためのアドレス領域、期間14はバー
ストエリア領域、期間15は複製バーストエリア領域を
示す。
【0020】バースト期間14においてバーストA、
B、C、Dは、ディスクの回転軸中心から放射方向に、
一定間隔ずらして記録されており、バースト期間15の
複製バーストデータも同様である。期間15中にあるバ
ーストA’は期間14中のバーストAと同一データを記
録し、バーストB’はバーストB、バーストCはバース
トC’、バーストDはバーストD’にそれぞれ対応して
同一データが記録される。
【0021】図3は、同様に本発明を適用した3バース
トのサーボパターンの一例で、30に示す幅を1トラッ
クとし、期間31はAGCのためのシンク領域、期間3
2はDCイレーズ領域、期間33はトラックアドレスの
ためのアドレス領域、期間34はバーストエリア領域、
期間35は複製バーストエリア領域を構成する。
【0022】図8は、図1に示したような構成を持つ4
バーストのサーボパターンを構成する磁気ディスク媒体
を処理するディスク装置の例のブロック図である。図8
に示すように、磁気ディスク80は、再生信号を増幅す
る再生アンプ81と再生アンプの出力を調整する信号処
理ブロック82と、バーストデータをサンプルホールド
するサンプルホールドブロック83と、A/D変換ブロ
ック84、トラックアドレスを検出するサーボ制御ブロ
ック85、制御データをパルス信号にする信号処理ブロ
ック87、VCMを駆動するためのVCM駆動ブロック
88、そしてこれらを統合的に処理するCPU86から
なる。磁気ディスク媒体80から得られた再生信号は、
再生アンプ81、信号処理ブロック82を通して処理さ
れ、バーストデータは、サンプルホールドブロック83
で得られる。得られたバーストデータは、A、B、C、
DとバーストデータとA’、B’、C’、D’の複製バ
ーストデータと共に、A/D変換ブロック84を通して
CPU86におくられエラー検出訂正処理がおこなわれ
る。エラー検出及び訂正が終了すると、CPU86はト
ラックアドレスを検出するサーボ制御ブロック85で処
理されたデータとバーストデータとに基づいて制御をお
こない、信号処理ブロック87、VCM駆動ブロック8
8を通してVCMを制御していく。
【0023】図4は、バースト欠陥検出方法のフローチ
ャートで、図1に示したような構成を持つ4バーストの
サーボパターンにおいての本方法の適用例を説明する。
まず、フローチャート4aにおいてバーストデータA、
B、C、Dを得る。その後、フローチャート4bにおい
て、バーストAとバーストBのデータ量を加算し、同様
にバーストCとバーストDのデータ量を加算する。そし
てフローチャート4cにおいて、この2バーストずつの
加算量を大小比較し、等しくならなければ欠陥バースト
が存在すると判定する。この際、多少の部品及び読みと
り精度を考慮して、大小比較判定は、多少の誤差を許す
ようにする。
【0024】ここでエラーがあると判定したら、フロー
チャート4fのブロックにおいて、バーストAは複製バ
ーストデータであるバーストA’に置き換える。同様に
バーストBはバーストB’と置き換える。そしてフロー
チャート4dにおいて再びバーストAとバーストBのデ
ータ量を加算し、フローチャート4eにおいて再度、加
算結果を大小比較する。これでも等しくならなければ、
フローチャート4gにおいてバーストCはバーストC’
に、バーストDはバーストD’に置き換える。これによ
り欠陥バーストは複製バーストデータに置き換わること
により正しいバーストデータが得られる。
【0025】図4の4fから4nにかけてのフローチャ
ートは、データ量を減算して求める方法で、フローチャ
ート4b及び4dで示したバーストAとバーストBのデ
ータ量の加算処理部分及びバーストCとバーストDのデ
ータ量の加算処理部分を減算処理に換えて処理したもの
である。減算処理はフローチャート4j及び4mに示し
ており、フローチャート4k及び4nでは、減算結果を
絶対値で大小比較する。このとき等しくならなければ、
欠陥バーストが存在すると判定し複製バーストデータと
交換するステップに進む。この際、多少の部品及び読み
とり精度を考慮して、大小比較判定は、多少の誤差を許
すようにする。
【0026】欠陥があった場合のバーストデータと複製
バーストデータとの処理は、加算処理による方法と同様
に、フローチャート4f及び4gに示すとおり、バース
トAは複製バーストデータであるバーストA’に、バー
ストBはバーストB’に、バーストCはバーストC’
に、バーストDはバーストD’に置き換える。これによ
り欠陥バーストデータは、複製のバーストデータに置き
換わるために正しいバーストデータが得られる。
【0027】次に、図5を用いて別のバースト欠陥検出
訂正方法を説明する。図5は、バースト欠陥検出方法の
フローチャートで、図1に示したような構成を持つ4バ
ーストのサーボパターンにおいての本方法の適用例を説
明する。まず、フローチャート5aにおいてバーストデ
ータA、B、C、Dを得る。その後、フローチャート5
bにおいて、バーストAとバーストBのデータ量を加算
する。加算したデータはフローチャート5cにおいて固
定値と比較される。ここで設定される固定値は、一つの
バーストの最大出力データ量を目安に設定され、つま
り、バーストAとバーストBと加算したデータ量が1バ
ースト分の最大出力量にならない場合、バーストAある
いはバーストBに欠陥があると判定する。同様にフロー
チャート5dでは、バーストCとバーストDのデータ量
を加算してした結果を固定値と比較してバーストCとバ
ーストDについての欠陥を調べ、同様に加算結果から欠
陥を判定する。
【0028】フローチャート5c及び5eにおいて等し
くないとき、即ち欠陥があると判断した場合、フローチ
ャート5mおいて、バーストAとバーストBをそれぞれ
複製バーストA’及び複製バーストB’に置き換える。
同様に、フローチャート5nにおいてバーストC及びバ
ーストDを複製バーストC’及びバーストD’に置き換
える。これにより欠陥バーストが訂正されることにな
る。
【0029】フローチャート5fから5k及び5mと5
nでは、データ量を減算して同様な処理をおこなう方法
で、フローチャート5gにてバーストAとバーストBと
の減算処理を行い、フローチャート5jにおいて同様に
バーストCとバーストDの減算処理をおこなう。その結
果を、フローチャート5h、5kにおいて、固定値と絶
対値をとった減算結果と比較することで欠陥バーストを
検出する。欠陥があった場合は、フローチャート5m及
び5nにおいてバーストを複製バーストに置き換える。
これにより欠陥バーストデータは、複製のバーストデー
タに置き換わるために正しいバーストデータが得られ
る。
【0030】ここで、図5では固定値のデータと比較さ
れる順番は、バーストAとバーストBの組がバーストC
とバーストDの組より先にされているが、順序を入れ替
えても同様な結果が得られ比較順序が限定されるもので
はない。
【0031】図6を用いて、さらに別のバースト欠陥検
出訂正方法を説明する。図6は、バースト欠陥検出方法
のフローチャートで、図1に示したような構成を持つ4
バーストのサーボパターンにおいての本方法を説明す
る。まず、フローチャート60においてバーストデータ
A、B、C、Dを得る。次にフローチャート61におい
て複製バーストデータA’、B’、C’、D’を得る。
得られたA、B、C、Dバーストと、A’、B’、
C’、D’バーストをそれぞれ一つずつ比較してゆく、
まずフローチャート62においてバーストAとバースト
A’を比較し、等しくなければバーストAに欠陥がある
ものとし、フローチャート66においてバーストA’の
データをバーストAにする。同様にバーストBからバー
ストDまですべてにおいて同様な処理をおこなう。これ
により、バーストAからDに欠陥がある場合、複製バー
ストのデータを使用することになり、これにより欠陥バ
ーストデータは、複製のバーストデータに置き換わるた
めに正しいバーストデータが得られる。
【0032】ここで図6に示したバーストの比較順序が
A、B、C、Dになっているが、どのような順序で比較
しても同様な結果が得られ、比較順序が限定されるもの
ではない。
【0033】図10を用いて別のバーストデータ欠陥検
出訂正方法を説明する。図10は、バースト欠陥検出方
法のフローチャートで、図1に示したような構成を持つ
4バーストのサーボパターンにおいての本方法を説明す
る。
【0034】フローチャート100でバーストデータを
これまでと同様に読み込む。その後、読み込んだバース
トデータの量をすべて加えあわせる。図1のような4バ
ースト構成の場合、ある任意の位置で、ヘッドが読み込
んだバーストデータのデータ量の総和は、誤差がなけれ
ば2バースト分の最大バースト量と等しくなる。よって
2バースト分の最大バースト量を固定値としておけば、
総和バースト量がこの値と等しくならない場合、データ
バースト量になんらかの欠陥があること判定できる。そ
こでまず、フローチャート101でバーストAからDま
での総和データ量を算出し、フローチャート102にお
いて固定値と比較する。この際、多少の部品及び読みと
り精度を考慮して、大小比較判定は多少の誤差を許すよ
うにする。判定の結果、等しくないと判断した場合、欠
陥を検出したとみなし、バーストデータを一つずつ複製
バーストデータに置き換える。この場合、同時にすべて
置き換えてもいくつかの単位で置き換えてもよい。置き
換えた後は、再び総和バースト量を求め、その後固定値
と等しいかどうかを調べる。等しくなった時点で欠陥が
なくなったと判断する。
【0035】続いて、図3に示したような3バースト構
成においても前述した方法が適用可能であることを説明
する。
【0036】図3に示す3バースト構成のサーボパター
ンにおいては、各バーストを複製バーストデータと比較
していく図6の方法と同様に処理可能である。この場
合、バーストDとバーストD’はないので、フローチャ
ート65とフローチャート69の処理を省略することで
対応ができる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、セ
クターサーボ方式を用いた磁気ディスク媒体を用いる
と、ヘッドの位置を制御するためのバーストデータの一
部に欠陥が生じても、バーストデータのデータ量を演算
し、複製バーストデータにより正しいバーストデータに
訂正することが可能になり、正しい位置制御をおこなえ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した4バーストによるサーボパタ
ーン図
【図2】磁気ディスク媒体のフォーマットパターン図
【図3】本発明を適用した3バーストによるサーボパタ
ーン図
【図4】バーストデータ欠陥検出訂正方法のフローチャ
ート
【図5】バーストデータ欠陥検出訂正方法のフローチャ
ート
【図6】バーストデータ欠陥検出訂正方法のフローチャ
ート
【図7】バーストデータ量の概念図
【図8】本発明を適用したディスク装置のブロック図
【図9】バーストデータに欠陥場合の表す概念図
【図10】バーストデータ欠陥検出訂正方法のフローチ
ャート
【符号の説明】
10 1トラック幅 11 シンク期間 12 DCイレーズ期間 13 バースト期間 14 バーストデータ期間 15 複製バースト期間 21 データエリア 22 サーボエリア 23 回転軸中心 24 トラック 80 磁気ディスク

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクの回転軸を中心とする同心円状
    に構成される複数のトラックを有し、前記各トラック上
    には、位置決めのためのサーボエリアと、情報の記録ま
    たは再生のためのデータエリアを等間隔かつ交互に有す
    るセクタサーボ方式の磁気ディスク媒体において、サー
    ボエリア内に、ディスクの回転軸中心から放射方向に、
    一定の間隔で記録されたバーストデータと、前記バース
    トデータの複製のバーストデータを有することを特徴と
    する磁気ディスク媒体。
  2. 【請求項2】 前記バーストデータの数は3つである請
    求項1記載の磁気ディスク媒体。
  3. 【請求項3】 前記バーストデータの数は4つである請
    求項1記載の磁気ディスク媒体。
  4. 【請求項4】 セクタサーボ方式でサーボエリア内にバ
    ーストデータと複製のバーストデータを持つ磁気ディス
    ク媒体で、サーボエリア内のバーストデータから欠陥を
    検出訂正する方法において、ディスクの回転軸中心から
    放射方向に、一定の間隔で記録されたバーストデータを
    得るステップと、複製バーストデータを得るステップ
    と、得られたバーストデータから異なるバーストデータ
    同士を加算するステップと、前記加算結果から得られた
    データ同士を大小比較するステップと、バーストデータ
    と複製バーストデータを交換するステップを有すること
    を特徴とするバーストデータ欠陥検出訂正方法。
  5. 【請求項5】 前記得られたバーストデータから異なる
    バーストデータ同士を加算するステップを、得られたバ
    ーストデータから異なるバーストデータ同士を減算する
    ステップに置き換え、前記加算結果から得られたデータ
    同士を大小比較するステップを、減算結果から得られた
    データ同士を大小比較するステップに置き換えた請求項
    4記載のバーストデータ欠陥検出訂正方法。
  6. 【請求項6】 前記加算結果から得られたデータ同士を
    大小比較するステップを、加算結果と固定値を大小比較
    するステップに置き換えた請求項4記載のバーストデー
    タ欠陥検出訂正方法。
  7. 【請求項7】 前記減算結果から得られたデータ同士を
    大小比較するステップを、減算結果と固定値を大小比較
    するステップに置き換えた請求項5記載のバーストデー
    タ欠陥検出訂正方法。
  8. 【請求項8】 セクタサーボ方式でサーボエリア内にバ
    ーストデータと複製のバーストデータを持つ磁気ディス
    ク媒体で、サーボエリア内のバーストデータから欠陥を
    検出訂正する方法において、ディスクの回転軸中心から
    放射方向に、一定の間隔で記録されたバーストデータを
    得るステップと、複製バーストデータを得るステップ
    と、得られた全バーストデータの総和データ量を求める
    ステップと、前記総和データ量を固定値と大小比較する
    ステップと、バーストデータと複製バーストデータを交
    換するステップを有すことを特徴とするバーストデータ
    欠陥検出訂正方法。
  9. 【請求項9】 セクタサーボ方式でサーボエリア内にバ
    ーストデータと複製のバーストデータを持つ磁気ディス
    ク媒体で、サーボエリア内のバーストデータから欠陥を
    検出訂正する方法において、ディスクの回転軸中心から
    放射方向に、一定の間隔で記録されたバーストデータを
    得るステップと、複製バーストデータを得るステップ
    と、得られた前記バーストデータと得られた前記複製バ
    ーストデータを各々比較するステップと、バーストデー
    タと複製バーストデータを交換するステップを有すこと
    を特徴とするバーストデータ欠陥検出訂正方法。
JP6952697A 1997-03-24 1997-03-24 磁気ディスク媒体及びバースト欠陥検出訂正方法 Pending JPH10269730A (ja)

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Cited By (5)

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