JPH02101681A - ディスク制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、補助記憶装置として用いられるディスク装
置の制御や不具合検出を行なうディスク制御方式に関す
るものである。

［従来の技術］ 第２図に、ディスク装置に使われる一般的な記録フォー
マットを示す。図において、（ａｌはトラックフォーマ
ットを示し、シリンダアドレスとヘッドアドレスで示さ
れる各トラック１はアドレス部２１とデータ部２２から
成る複数個のセクタ２に分割される。（ｂｉは１セクタ
分のアドレス部２１のフォーマットを示し、ＰＬＯシン
クデータ２１ａ、アドレスマーク２１ｂ、フラグ２１Ｃ
。

トラックアドレス２１ｄ、セクタアドレス２１ｅ及びチ
エツクコード２１ｆ等が含まれる。

第３図は従来方式によるディスク制御装置のマイクロプ
ログラム制御による書込み、読出し動作を示す流れ図で
ある。

次に動作について説明する。なお、この発明は、アドレ
ス部の一致比較を行うところが重点であるので、この部
分についてのみ説明する。

書込み、読出しは目的とした１〜ラツク及びセクタアド
レスに対して行うため、アドレス部２１を検出すると（
ステップＳ１）、アドレス部２１が正しく読めたか否か
を判定するためチエツクコード２１ｆの検査が行われる
（ステップＳ２）。正常な場合は、欠陥セクタ、代替セ
クタ等の情報を得るフラグ２１ｃの処理が行われ（ステ
ップＳ３）、シリンダアドレス、ヘッドアドレスを含ん
だトラックアドレス２１ｄと目的とするトラックアドレ
スの比較が行われる（ステップＳ４）。

不一致ならシークエラー処理（ステップＳ５）へ進み、
一致した場合はセクタアドレス２１−ｅが目的とするセ
クタアドレスと比較される（ステップＳ７）。ここで一
致した場合はデータ部２２の書込み、読出し処理（ステ
ップＳ８）へ進み、一致しない場合は再びステップＳ１
のアドレス部検出処理に戻り、セクタアドレスが一致す
るまでループする。このため最大で１回転分、平均で半
回転分の待時間が生じる。

［発明が解決しようとする課題］ 従来のディスク制御方式は以−ヒのようになされている
ので、ディスク装置のシーク動作完了後。

データ部の書込み、読出しまでに待時間が発生し、シー
ク動作完了直後に残存しているヘッドのセトリング不良
に起因するエラー確認のための書込み、読出し動作のチ
エツクには、少ない頻度を補うため大量の時間を必要と
し、また、待時間のため精度が非常に低いという問題点
があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、シーク動作完了直後に残存しているヘッドの
セトリング不良の検出時には、待時間なしにシーク動作
完了直後のセクタに書込み、読出しができるディスク制
御方式を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るディスク制御方式は、１−ラックアドレ
ス比較処理とセクタアドレス比較処理の間に、ヘッドの
セトリング不良を検出するためのナス１−モートを判定
するテストモード判定処理を挿入し、テストモード時は
」二記セクタアドレス比較処理を行わずに占込み、読出
し処理を行うようにしたものである。

［作用コ この発明においては、モード設定により、通常は行われ
るセクタアドレス比較処理を行わないように操作でき、
ヘッドのセトリング不良の検出が短時間で精度良く行え
る。

［実施例コ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図は実施例におけるディスク制御装置のマイクロプ
ロゲラｔ＼制御による書込み、読出し動作を示す流れ図
である。図において、Ｓｌはアドレス部検出処理、Ｓ２
はチエツクコード検査処理、Ｓ３はフラグ処理、Ｓ４は
１へラックアドレス比較処理、Ｓ５はシークエラー処理
、Ｓ６はナス１〜モー１判定処理、Ｓ７はセクタアドレ
ス比較処理、Ｓ８は２Ｉ込み、読出し処理であり、上記
テストモード判定処理Ｓ６は、ヘッドのセトリング不良
を検出するためのテストモードを判定するために、トラ
ックアドレス比較処理Ｓ４とセクタアドレス比較処理Ｓ
７の間に新たに設けられたもので、モード設定によるテ
ストモードと判定したときにはセクタアドレス比較処理
Ｓ７は行わず、直ちに書込み、読出し処理Ｓ８に移行す
る処理を行うものである。

次に動作について説明する。

シーク動作を完了すると、ディスク制御装置７！はアド
レス部２１の検出を行う（ステップＳｌ）。

アドレス部２１が検出されると、先ず正しく読まれたか
否かを判定するためチエツクコード検査が行われ（ステ
ップＳ２）、正常な場合には従来方式と同様にフラグ処
理（ステップＳ３）が行われ、続いてトラックアドレス
比較が行われる（ステップＳ４）。ここでもし不一致の
場合はシークエラー処理（ステップＳ５）が行われる。

一致した場合は、テストモードか否かの判定が行われ（
ステップＳ６）、テストモードでない時は従来方式と同
様にセクタアドレス比較処理（ステップＳ７）が行われ
るが、テストモード時はセクタアドレス比較処理（ステ
ップＳ７）が行われず、直ちに書込み、読出し処理（ス
テップＳ８）に入る。これにより、テストモード時には
シーク動作完了直後のセクタへの書込み、読出しが可能
となり、シーク動作完了直後に残存しているヘッドのセ
トリング不良の検出を短時間で精度良く行うことができ
る。

なお、上記実施例では、シーク動作完了直後に残存して
いるヘッドのセトリング不良の検出について説明したが
、温度や振動等に依存するヘッドのセトリング不良の検
出についても上記実施例と同様の効果が得られる。

また、」二記実施例では、マイクロプログラム制御方式
によるものとして流れ図で説明したが、実施方式はハー
ドウェアによるものでも全く同様の効果が得られる。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、セクタアドレス比較
を行わないモードを設けたので、シーク動作完了直後や
温度、振動等に依存するセトリング不良の検出が短時間
で精度良く行える効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す流れ図、第２図はデ
ィスク装置の一般的な記録フォーマットを示す図、第３
図は従来方式を示す流れ図である。 １はトラック、２はセクタ、２１はアドレス部、２１ａ
はＰＬＯシンクデータ、２１ｂはアドレスマーク、２１
ｃはフラグ、２１ｄはトラックアドレス、２１ｅはセク
タアドレス、２１ｆはチエツクコード、２２はデータ部
、Ｓｌはアドレス部検出処理、Ｓ２はチエツクコード検
査処理、Ｓ３はフラグ処理、Ｓ４はトラックアドレス比
較処理、Ｓ５はシークエラー処理、Ｓ６はテストモード
判定処理、Ｓ７はセクタアドレス比較処理、Ｓ８は書込
み、読出し処理。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ディスク装置の目的とするトラックへのヘッドのシーク
   動作完了後、トラックを構成するセクタのアドレス部を
   検出して、当該アドレス部に含まれるトラックアドレス
   と目的とするトラックアドレスとの比較を行い、一致し
   た場合は上記アドレス部に含まれるセクタアドレスと目
   的とするセクタアドレスとの比較を行い、一致した場合
   は当該セクタのデータ部に対して書込み、読出し処理を
   行い、一致しない場合は上記アドレス部検出処理に戻る
   ようにしたディスク制御方式において、上記トラックア
   ドレス比較処理とセクタアドレス比較処理の間に、ヘッ
   ドのセトリング不良を検出するためのテストモードを判
   定するテストモード判定処理を挿入し、テストモード時
   は上記セクタアドレス比較処理を行わずに書込み、読出
   し処理を行うようにしたことを特徴とするディスク制御
   方式。