JPH1050005A - 光ディスク欠陥管理方法および装置 - Google Patents
光ディスク欠陥管理方法および装置Info
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- JPH1050005A JPH1050005A JP19933996A JP19933996A JPH1050005A JP H1050005 A JPH1050005 A JP H1050005A JP 19933996 A JP19933996 A JP 19933996A JP 19933996 A JP19933996 A JP 19933996A JP H1050005 A JPH1050005 A JP H1050005A
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- Japan
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1883—Methods for assignment of alternate areas for defective areas
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1816—Testing
- G11B2020/183—Testing wherein at least one additional attempt is made to read or write the data when a first attempt is unsuccessful
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/20—Disc-shaped record carriers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】リードリトライが発生するような後発欠陥セク
タに関して、リードコマンド実行時に、そのリードコマ
ンド中で、リードリトライにより回復できたリードデー
タをもとに、交替処理を行いデータの保証を行い、次回
アクセスからは、リードリトライによる処理速度の低下
やデータの信頼性の低下を防ぐ。 【解決手段】リードリトライが発生したセクタに対し
て、交替処理を、交替処理アクセス範囲のイレーズ実行
部21,ライト実行部22,ベリファイ実行部23によ
り行い、交替処理チェック部24により交替処理したセ
クタのデータ正常性を保証し、ディフェクトリスト登録
部25によりSDL等に交替元アドレスと交替先アドレ
スを追加し、交替処理を終了する。また、交替先アドレ
スで、データの正常性が得られない場合には、新たな交
替先を交替先アドレス算出部20にて、再度算出し、前
述と同様な手順により正常性が確認できるまで繰り返
す。
タに関して、リードコマンド実行時に、そのリードコマ
ンド中で、リードリトライにより回復できたリードデー
タをもとに、交替処理を行いデータの保証を行い、次回
アクセスからは、リードリトライによる処理速度の低下
やデータの信頼性の低下を防ぐ。 【解決手段】リードリトライが発生したセクタに対し
て、交替処理を、交替処理アクセス範囲のイレーズ実行
部21,ライト実行部22,ベリファイ実行部23によ
り行い、交替処理チェック部24により交替処理したセ
クタのデータ正常性を保証し、ディフェクトリスト登録
部25によりSDL等に交替元アドレスと交替先アドレ
スを追加し、交替処理を終了する。また、交替先アドレ
スで、データの正常性が得られない場合には、新たな交
替先を交替先アドレス算出部20にて、再度算出し、前
述と同様な手順により正常性が確認できるまで繰り返
す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書き換え可能な光
ディスクの欠陥管理方法および光ディスク装置に関し、
特に、リード時にリトライ動作を伴うような後発欠陥に
対して、リードリトライが成功した場合には、そのリー
ドデータを用いて交替処理を、そのリードシーケンス内
で行うことによりデータの保証を行う光ディスク欠陥管
理方法およびその装置に関する。
ディスクの欠陥管理方法および光ディスク装置に関し、
特に、リード時にリトライ動作を伴うような後発欠陥に
対して、リードリトライが成功した場合には、そのリー
ドデータを用いて交替処理を、そのリードシーケンス内
で行うことによりデータの保証を行う光ディスク欠陥管
理方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の交替処理の公知例としては特開平
04−341978号公報が知られている。
04−341978号公報が知られている。
【0003】まず、この公知例について説明する。
【0004】特開平04−341978号公報に記され
ている光ディスクの欠陥管理方法では、記録した時に行
うベリファイの方法に関して、記録データを再生する時
に再生条件を通常の読み出し動作よりも悪化させること
により、後日データエラーを生じるようなセクタを未然
に検出し、交替セクタ処理を行うことによりデータ記録
の信頼性を向上させる方法について記述している。
ている光ディスクの欠陥管理方法では、記録した時に行
うベリファイの方法に関して、記録データを再生する時
に再生条件を通常の読み出し動作よりも悪化させること
により、後日データエラーを生じるようなセクタを未然
に検出し、交替セクタ処理を行うことによりデータ記録
の信頼性を向上させる方法について記述している。
【0005】次に、一般的に行われている光ディスクの
欠陥管理方法について説明する。
欠陥管理方法について説明する。
【0006】記録−再生−消去を可能とする光ディスク
装置において、従来技術では、記録が正しく行われた場
合においても後発的な要因(ゴミ等の付着等)によりリ
ード時にリトライ(リード時のパワー等のアナログ的リ
ード要素を何種類か変化させることにより、通常モード
ではリード出来なかったセクタに関し出来る限りリード
を可能とさせるための動作)を行うことによりリード出
来たセクタに対して、その後のデータを保証する対策を
行わない為に、毎回そのセクタにアクセスする度に同じ
ようなリードリトライを行い処理速度が低下していた。
また、リードリトライが頻繁に起こるようなセクタは、
いつリード不能となってもおかしくないために、大事な
データを失ってしまう危険性を持っている。
装置において、従来技術では、記録が正しく行われた場
合においても後発的な要因(ゴミ等の付着等)によりリ
ード時にリトライ(リード時のパワー等のアナログ的リ
ード要素を何種類か変化させることにより、通常モード
ではリード出来なかったセクタに関し出来る限りリード
を可能とさせるための動作)を行うことによりリード出
来たセクタに対して、その後のデータを保証する対策を
行わない為に、毎回そのセクタにアクセスする度に同じ
ようなリードリトライを行い処理速度が低下していた。
また、リードリトライが頻繁に起こるようなセクタは、
いつリード不能となってもおかしくないために、大事な
データを失ってしまう危険性を持っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】第一の問題点は、上述
した従来の書き換え可能な光ディスク装置において、リ
ード実行時に、リードリトライが毎回発生するようなセ
クタに対するアクセスが毎回著しい速度低下を引き起こ
し、高速処理の妨げになるという問題があった。
した従来の書き換え可能な光ディスク装置において、リ
ード実行時に、リードリトライが毎回発生するようなセ
クタに対するアクセスが毎回著しい速度低下を引き起こ
し、高速処理の妨げになるという問題があった。
【0008】その理由は、リードリトライによって回復
したセクタに関して、次回のアクセスの対応を全く行わ
ない為である。一般的には、リードコマンド中では交替
処理を行っていないことに起因する。
したセクタに関して、次回のアクセスの対応を全く行わ
ない為である。一般的には、リードコマンド中では交替
処理を行っていないことに起因する。
【0009】第二の問題点は、リードリトライによって
リードできたセクタも、次に必ずリードリトライ等を行
っても、リード出来る保証が全く無いため、データの信
頼性に欠けるという問題があった。
リードできたセクタも、次に必ずリードリトライ等を行
っても、リード出来る保証が全く無いため、データの信
頼性に欠けるという問題があった。
【0010】その理由は、上記と同様、リードリトライ
によって回復したセクタに関して、次回のアクセスの対
応を全く行わない為である。一般的には、リードコマン
ド中では交替処理を行っていないことに起因する。
によって回復したセクタに関して、次回のアクセスの対
応を全く行わない為である。一般的には、リードコマン
ド中では交替処理を行っていないことに起因する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上述し
た、従来の書き換え可能な光ディスク装置では、リード
コマンドでは、障害セクタを認識したとしても、交替処
理を含めた次アクセスの為の処置を施さないので、毎回
リードリトライが起こるセクタにアクセスする度に処理
速度が低下したり、回復不能になったりするため、本発
明により、リードコマンド中でも、ライト系コマンドの
ように障害セクタを認識した場合には、リードリトライ
にて回復できた場合(障害セクタの記録データを正しく
読みとれた場合)のみ、交替処理を行うようにして処理
速度およびデータの信頼性を向上することにある。
た、従来の書き換え可能な光ディスク装置では、リード
コマンドでは、障害セクタを認識したとしても、交替処
理を含めた次アクセスの為の処置を施さないので、毎回
リードリトライが起こるセクタにアクセスする度に処理
速度が低下したり、回復不能になったりするため、本発
明により、リードコマンド中でも、ライト系コマンドの
ように障害セクタを認識した場合には、リードリトライ
にて回復できた場合(障害セクタの記録データを正しく
読みとれた場合)のみ、交替処理を行うようにして処理
速度およびデータの信頼性を向上することにある。
【0012】そのため、 (1) 本発明の光ディスク欠陥管理方法は、書き換え可能
であり、後発欠陥に対して代替えセクタを以て、データ
の保証を行うような光ディスク装置の光ディスク欠陥管
理方法において、光ディスク上の任意のセクタをリード
した時に、リードリトライによりリード出来たセクタに
対して、そのリードコマンド内で、リード出来たデータ
を用いて交替処理を行いデータの保証を行うことを特徴
としている。 (2) 本発明の光ディスク装置は、書き換え可能であり、
後発欠陥に対して代替えセクタを以て、データの保証を
行う手段を有する光ディスク装置において、光ディスク
上の任意のセクタをリードした時に、リードリトライに
よりリード出来たセクタに対して、そのリードコマンド
内で、リード出来たデータを用いて交替処理を行いデー
タの保証を行う手段を有することを特徴とする 本発明の光ディスクの欠陥管理方法および光ディスク装
置は、図2のフロチャートに示すようなアルゴリズムを
用いて、リードコマンド中で、積極的に、交替処理を行
う手段を有しており、データの信頼性、高速アクセスを
可能とするものである。従来の技術では、交替処理を行
うのは、ライト系のコマンドであり、そのライトしたデ
ータを保証するためのものである。しかしながら、ライ
トした時は、ベリファイ等によりデータの保証されたセ
クタでも、後発的に発生する欠陥に対する保証をするこ
とは出来ない。よって、後発的に発生した障害セクタ
は、リードリトライによって救われることとなるが、欠
陥の度合いが大きいものは、回復不能として、リードエ
ラーとなってしまう。
であり、後発欠陥に対して代替えセクタを以て、データ
の保証を行うような光ディスク装置の光ディスク欠陥管
理方法において、光ディスク上の任意のセクタをリード
した時に、リードリトライによりリード出来たセクタに
対して、そのリードコマンド内で、リード出来たデータ
を用いて交替処理を行いデータの保証を行うことを特徴
としている。 (2) 本発明の光ディスク装置は、書き換え可能であり、
後発欠陥に対して代替えセクタを以て、データの保証を
行う手段を有する光ディスク装置において、光ディスク
上の任意のセクタをリードした時に、リードリトライに
よりリード出来たセクタに対して、そのリードコマンド
内で、リード出来たデータを用いて交替処理を行いデー
タの保証を行う手段を有することを特徴とする 本発明の光ディスクの欠陥管理方法および光ディスク装
置は、図2のフロチャートに示すようなアルゴリズムを
用いて、リードコマンド中で、積極的に、交替処理を行
う手段を有しており、データの信頼性、高速アクセスを
可能とするものである。従来の技術では、交替処理を行
うのは、ライト系のコマンドであり、そのライトしたデ
ータを保証するためのものである。しかしながら、ライ
トした時は、ベリファイ等によりデータの保証されたセ
クタでも、後発的に発生する欠陥に対する保証をするこ
とは出来ない。よって、後発的に発生した障害セクタ
は、リードリトライによって救われることとなるが、欠
陥の度合いが大きいものは、回復不能として、リードエ
ラーとなってしまう。
【0013】本発明は、回復不能になるまではいかない
が、リードリトライを行わなければ、読み出すことが出
来ないようなセクタに対して、そのとき読めたリードデ
ータを利用して、積極的にリードコマンド内でも交替処
理を行い、不安定な状態のセクタを無くすことにより、
データの保証と高速性を提供する特徴を持っている。
が、リードリトライを行わなければ、読み出すことが出
来ないようなセクタに対して、そのとき読めたリードデ
ータを利用して、積極的にリードコマンド内でも交替処
理を行い、不安定な状態のセクタを無くすことにより、
データの保証と高速性を提供する特徴を持っている。
【0014】すなわち、毎回リードリトライが、発生し
やすいデータをリードした場合は、極端にリード性能が
低下し、光ディスク装置が接続されているシステム全体
のパフォーマンスが低下してしまう。このような状況下
において、リードコマンド中で、積極的にリードリトラ
イが発生したセクタに対して交替処理を行うことによ
り、毎回リードリトライが発生していた領域が、自動的
にリード出来るようになる。
やすいデータをリードした場合は、極端にリード性能が
低下し、光ディスク装置が接続されているシステム全体
のパフォーマンスが低下してしまう。このような状況下
において、リードコマンド中で、積極的にリードリトラ
イが発生したセクタに対して交替処理を行うことによ
り、毎回リードリトライが発生していた領域が、自動的
にリード出来るようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の光ディスク装置の一実施の
形態を示すブロック図、図2は本発明の一実施の形態の
動作を説明するためのフロチャートである。
形態を示すブロック図、図2は本発明の一実施の形態の
動作を説明するためのフロチャートである。
【0017】図1において、本発明の光ディスク装置
は、光ディスク1と、この光ディスク1にデータをリー
ドライトする光ヘッド2と、この光ヘッド2をアクセス
制御するサーボコントローラ回路3と、光ヘッド2でリ
ードライトされたデータの処理を行うリードライト回路
4と、装置全体を制御するコントローラ回路5と、ホス
ト装置とのインターフェイスを行うインターフェイス回
路6とから構成される。
は、光ディスク1と、この光ディスク1にデータをリー
ドライトする光ヘッド2と、この光ヘッド2をアクセス
制御するサーボコントローラ回路3と、光ヘッド2でリ
ードライトされたデータの処理を行うリードライト回路
4と、装置全体を制御するコントローラ回路5と、ホス
ト装置とのインターフェイスを行うインターフェイス回
路6とから構成される。
【0018】本実施の形態では、リードライト回路4
に、図2のアクセス範囲リード実行部15,リードデー
タ転送部16,交替アクセス範囲イレーズ実行部21,
交替アクセス範囲ライト実行部22,交替アクセス範囲
ベリファイ実行部23,交替処理チェック部24が含ま
れ、コントローラ回路5に、ホストコマンド解析部1
2,アクセス範囲決定部13,アクセス範囲パラメータ
設定部14,リードリトライチェック部17,リトライ
セクタアドレス算出部18,リトライセクタバッファア
ドレス算出部19,交替先アドレス算出部20,ディフ
ェクトリスト登録処理部25,ネクストリードリトライ
チェック部26が含まれ、インターフェイス回路6に、
ホストコマンド受信部11が含まれている。
に、図2のアクセス範囲リード実行部15,リードデー
タ転送部16,交替アクセス範囲イレーズ実行部21,
交替アクセス範囲ライト実行部22,交替アクセス範囲
ベリファイ実行部23,交替処理チェック部24が含ま
れ、コントローラ回路5に、ホストコマンド解析部1
2,アクセス範囲決定部13,アクセス範囲パラメータ
設定部14,リードリトライチェック部17,リトライ
セクタアドレス算出部18,リトライセクタバッファア
ドレス算出部19,交替先アドレス算出部20,ディフ
ェクトリスト登録処理部25,ネクストリードリトライ
チェック部26が含まれ、インターフェイス回路6に、
ホストコマンド受信部11が含まれている。
【0019】次に、本発明の一実施の形態の動作につい
て図2を参照して説明する。
て図2を参照して説明する。
【0020】最初に、ホスト装置からリードコマンドが
発行され、本発明の光ディスク装置は、ホストコマンド
受信部11にてコマンド受信を行う。当然、このときの
リードコマンドが発行されたアドレスエリアは、ライト
されていなければならない。発行されたリードコマンド
は、ホストコマンド解析部12にてコマンド解析され、
実際の装置が動作する為の各種パラメータをアクセス範
囲決定部13、アクセス範囲パラメータ設定部14によ
り生成する。特に、アクセス範囲パラメータ設定部14
では、読み出したデータをホスト装置に転送する前に一
時的にデータを格納しておくデータバッファアドレスも
設定される。
発行され、本発明の光ディスク装置は、ホストコマンド
受信部11にてコマンド受信を行う。当然、このときの
リードコマンドが発行されたアドレスエリアは、ライト
されていなければならない。発行されたリードコマンド
は、ホストコマンド解析部12にてコマンド解析され、
実際の装置が動作する為の各種パラメータをアクセス範
囲決定部13、アクセス範囲パラメータ設定部14によ
り生成する。特に、アクセス範囲パラメータ設定部14
では、読み出したデータをホスト装置に転送する前に一
時的にデータを格納しておくデータバッファアドレスも
設定される。
【0021】次に、設定されたパラメータに従って、リ
ードをアクセス範囲リード実行部15にて実際に行う。
このリードにより得られたデータは、指定されたバッフ
ァアドレスに格納されているので、今回ホスト装置から
指定されたセクタ数分のリードが終わり次第、ホスト装
置にデータをバッファからリードデータ転送部16によ
り転送する。
ードをアクセス範囲リード実行部15にて実際に行う。
このリードにより得られたデータは、指定されたバッフ
ァアドレスに格納されているので、今回ホスト装置から
指定されたセクタ数分のリードが終わり次第、ホスト装
置にデータをバッファからリードデータ転送部16によ
り転送する。
【0022】通常は、ここでリード動作に何の問題もな
ければ、このリードコマンドは、終了するが、もし、今
回のリード動作において、リードリトライ動作を行うこ
とによりリード出来たセクタが存在した場合は、リード
リトライチェック部17により判別され、そのリードリ
トライを行ったアドレスをリトライセクタアドレス算出
部18により特定する。また、同様に、リードリトライ
が発生したセクタのデータが格納されているバッファア
ドレスもリトライセクタバッファアドレス算出部19に
より特定される。この後、現在空いている交替アドレス
を、交替先アドレス算出部20により算出する。
ければ、このリードコマンドは、終了するが、もし、今
回のリード動作において、リードリトライ動作を行うこ
とによりリード出来たセクタが存在した場合は、リード
リトライチェック部17により判別され、そのリードリ
トライを行ったアドレスをリトライセクタアドレス算出
部18により特定する。また、同様に、リードリトライ
が発生したセクタのデータが格納されているバッファア
ドレスもリトライセクタバッファアドレス算出部19に
より特定される。この後、現在空いている交替アドレス
を、交替先アドレス算出部20により算出する。
【0023】ここまでで、リードリトライが発生したセ
クタに対する交替用のパラメータが揃ったので、先ほど
算出した交替先アドレスに対して、所定の交替処理、す
なわち、交替処理アクセス範囲イレーズ実行部21,交
替処理アクセス範囲ライト実行部22,交替アクセス範
囲ベリファイ実行部23により、イレーズ・ライト・ベ
リファイを行い、交替処理の正常性を交替処理チェック
部24により交替先セクタのデータ正常性をチェックす
る(ここで言う正常性とは、ベリファイ処理の結果を元
にする)。もし、データの正常性が確認できたら、ディ
フェクトリスト登録部25によりSDL等に交替元アド
レスと交替先アドレスを追加し、交替処理を終了する。
ここで、交替先アドレスにおいても、データの正常性が
得られない場合には、新たな交替先を交替先アドレス算
出部20にて、再度算出する。そして先ほどと同様な手
順を持って、正常性が確認できるまで繰り返す。
クタに対する交替用のパラメータが揃ったので、先ほど
算出した交替先アドレスに対して、所定の交替処理、す
なわち、交替処理アクセス範囲イレーズ実行部21,交
替処理アクセス範囲ライト実行部22,交替アクセス範
囲ベリファイ実行部23により、イレーズ・ライト・ベ
リファイを行い、交替処理の正常性を交替処理チェック
部24により交替先セクタのデータ正常性をチェックす
る(ここで言う正常性とは、ベリファイ処理の結果を元
にする)。もし、データの正常性が確認できたら、ディ
フェクトリスト登録部25によりSDL等に交替元アド
レスと交替先アドレスを追加し、交替処理を終了する。
ここで、交替先アドレスにおいても、データの正常性が
得られない場合には、新たな交替先を交替先アドレス算
出部20にて、再度算出する。そして先ほどと同様な手
順を持って、正常性が確認できるまで繰り返す。
【0024】ここまでで、1個のリードリトライが発生
したセクタの回復処理が終了したので、またリードリト
ライチェック部17に戻り、一番最初にリードしたエリ
アに対する、2個目以降のリードリトライセクタの発生
の有無をチェックする。もし、リードリトライが複数発
生していた場合は、全てのリードリトライ発生セクタを
交替処理し、正常性を確認できるまで上記リードリトラ
イチェック部17からネクストリードチェック部26を
繰り返し実行する。そして、全てのリードリトライに対
する交替処理が終了した所で、本リードコマンドは終了
し、リードリトライが発生したセクタは全て、データの
保証の取れたセクタとなり、次回のリードアクセス時に
は、リードリトライすること無く、安定したリードを行
うことが出来る。
したセクタの回復処理が終了したので、またリードリト
ライチェック部17に戻り、一番最初にリードしたエリ
アに対する、2個目以降のリードリトライセクタの発生
の有無をチェックする。もし、リードリトライが複数発
生していた場合は、全てのリードリトライ発生セクタを
交替処理し、正常性を確認できるまで上記リードリトラ
イチェック部17からネクストリードチェック部26を
繰り返し実行する。そして、全てのリードリトライに対
する交替処理が終了した所で、本リードコマンドは終了
し、リードリトライが発生したセクタは全て、データの
保証の取れたセクタとなり、次回のリードアクセス時に
は、リードリトライすること無く、安定したリードを行
うことが出来る。
【0025】
【発明の効果】第1の効果は、リードリトライが発生す
るセクタエリアをアクセスしたとき、毎回同じようなリ
トライが発生して処理速度が著しく低下することを防ぐ
ことが出来る。
るセクタエリアをアクセスしたとき、毎回同じようなリ
トライが発生して処理速度が著しく低下することを防ぐ
ことが出来る。
【0026】その理由は、リードリトライが発生したセ
クタをそのリードコマンド中において、交替処理するこ
とにより、データの保証の取れたセクタに置き換えるこ
とにある。
クタをそのリードコマンド中において、交替処理するこ
とにより、データの保証の取れたセクタに置き換えるこ
とにある。
【0027】第2の効果は、たまたま今回のリードリト
ライにより、データを回復することが出来たが、毎回の
リードリトライにより確実に回復できるとは限らない不
安定なセクタを、データの保証の取れた安定した状態で
リードすることが出来、データの信頼性を向上できる。
ライにより、データを回復することが出来たが、毎回の
リードリトライにより確実に回復できるとは限らない不
安定なセクタを、データの保証の取れた安定した状態で
リードすることが出来、データの信頼性を向上できる。
【0028】その理由は、リードリトライが発生したセ
クタを、今回のリードリトライにより回復できたとき
に、交替処理することにより不安定なセクタを排除し、
毎回安定したリードを可能としたことによる。
クタを、今回のリードリトライにより回復できたとき
に、交替処理することにより不安定なセクタを排除し、
毎回安定したリードを可能としたことによる。
【図1】本発明の光ディスク装置の一実施の形態を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態の動作を説明するための
フロチャートである。
フロチャートである。
1 光ディスク 2 光ヘッド 3 サーボコントローラ回路 4 リードライト回路 5 コントローラ回路 6 インターフェイス回路 11 ホストコマンド受信部 12 ホストコマンド解析部 13 アクセス範囲決定部 14 アクセス範囲パラメータ設定部 15 アクセス範囲リード実行部 16 リードデータ転送部 17 リードリトライチェック部 18 リトライセクタアドレス算出部 19 リトライセクタバッファアドレス算出部 20 交替先アドレス算出部 21 交替アクセス範囲イレーズ実行部 22 交替アクセス範囲ライト実行部 23 交替アクセス範囲ベリファイ実行部 24 交替処理チェック部 25 ディフェクトリスト登録処理部 26 ネクストリードリトライチェック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/12 9295−5D G11B 20/12
Claims (2)
- 【請求項1】 書き換え可能であり、後発欠陥に対して
代替えセクタを以て、データの保証を行うような光ディ
スク装置の光ディスク欠陥管理方法において、光ディス
ク上の任意のセクタをリードした時に、リードリトライ
によりリード出来たセクタに対して、そのリードコマン
ド内で、リード出来たデータを用いて交替処理を行いデ
ータの保証を行うことを特徴とする光ディスク欠陥管理
方法。 - 【請求項2】 書き換え可能であり、後発欠陥に対して
代替えセクタを以て、データの保証を行う手段を有する
光ディスク装置において、光ディスク上の任意のセクタ
をリードした時に、リードリトライによりリード出来た
セクタに対して、そのリードコマンド内で、リード出来
たデータを用いて交替処理を行いデータの保証を行う手
段を有することを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19933996A JPH1050005A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 光ディスク欠陥管理方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19933996A JPH1050005A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 光ディスク欠陥管理方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1050005A true JPH1050005A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16406151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19933996A Pending JPH1050005A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 光ディスク欠陥管理方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1050005A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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