JP3870024B2 - 情報記録装置及び情報記録方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報記録装置及び情報記録方法に係わり、特にユーザデータ記録領域と、当該ユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックを救済するための交替記録領域と、当該交替記録領域内の交替ブロックとユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックとの対応情報を記録するための交替ブロック管理領域とを有する記録再生媒体を使用する情報記録技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
記録再生媒体にデータを記録する情報記録再生装置において、ホストコンピュータなどの上位装置より記録が指示された場合、高速にデータ記録が可能な記憶手段であるメモリに一時的に記録指示データとデータ記録場所を格納し、上位装置にデータの記録が完了したことを報告することで上位装置から見たデータの記録時間を短縮させる手段が特開昭58−105365号公報で開示されている。メモリに記憶したデータは上位装置へ記録の完了を報告した後、記録再生媒体へデータ記録を実施し、記録が正常に終了した場合はメモリに記憶していた記録指示データとデータの記録場所を無効とすることによって、以降の上位装置からの記録指示受領時にメモリの当該領域にデータの格納を可能とする。
【0003】
また、上位装置から繰り返し記録指示が発行される場合には、記録再生媒体への記録時間の短縮を目的として、記録再生媒体へのデータ記録を実施中に不良ブロックを検出し交替記録領域の交替ブロックにデータを記録した際、メモリに記憶していた記録場所と記録指示データを無効としていた。不良ブロックと交替ブロックの対応情報は記録再生媒体の交替ブロック管理領域へ記録するのではなく情報記録再生装置内のメモリに記憶させて記録再生媒体へのデータ記録を継続し、上位装置からの記録指示が終了し記録指示データを全て記録再生媒体に記録後、前記メモリに記憶している不良ブロックと交替ブロックの対応情報を記録再生媒体の交替ブロック管理領域へ記録することで記録再生媒体の交替ブロック管理領域への記録回数を減らし、記録再生媒体への記録時間を短縮する手段が使用されていた。
【0004】
また、特開平11−338782号公報には、バッファメモリを有し欠陥セクタのチェックと代替処理を行う代替処理制御部及び記録媒体を備え、記録媒体にはユーザデータを格納するユーザセクタ領域、欠陥セクタとその代替先セクタのアドレス等の情報を持つ代替情報領域、ユーザセクタ領域内の欠陥セクタの代替データを格納するスペアセクタ領域を有し、代替処理制御部は、欠陥セクタに書き込みされるデータに対して代替処理を行う場合にデータを一時的に内部のバッファメモリに格納しておき、代替処理を行う複数のセクタデータをバッファメモリから一度にスペアセクタ領域に格納することによって、代替処理のためのデータ書込み回数を削減し、データの書込み動作の高速化を図ることが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開昭58−105365号公報で開示されている従来技術では、上位装置からの記録指示データの記録において、不良ブロックを検出し交替記録領域の交替ブロックに記録した場合はメモリに記憶していた記録場所と記録指示データを無効としているため、情報記録再生装置のメモリに記憶している不良ブロックと交替ブロックの対応情報を記録再生媒体の交替ブロック管理領域へ記録する際に、この記録が正常に実施できなかった場合には、不良ブロックの記録場所と記録指示データが情報記録再生装置に存在せず上位装置における回復処理を実施するには困難となってしまう。
【0006】
また、上記特開平11−338782号公報に開示されている技術では、データの書込み回数を削減し、高速化を図るために、代替情報領域とスペアセクタ領域への書込みを一度に行っているが、いずれかの領域に対して書込みが失敗した場合の処置については何も記載されていない。
【0007】
本発明の目的は、上位装置から繰り返し記録指示が発行される場合において記録再生媒体への記録時間の短縮を実現し、かつ、記録再生媒体の交替ブロック管理領域への記録が正常に実施できない場合においても正常に記録できなかった記録場所と記録指示データを上位装置に報告することによって上位装置による回復処理を可能とし、データの信頼性を確保できる情報記録方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための発明は、記録再生媒体への記録において不良ブロックを検出し交替ブロックに正常にデータを記録できた場合は、情報記録再生装置のメモリに記憶してある記録場所と記録指示データを無効にはせずに保持し、不良ブロックと交替ブロックの対応情報を記録再生媒体の交替ブロック管理領域に正常に記録できた場合に無効とする。これにより、不良ブロックと交替ブロックの対応情報を記録再生媒体の交替ブロック管理領域に正常に記録できない場合においても、情報記録再生装置のメモリに不良ブロックを検出した記録場所と記録指示データが保持されているため、当該情報を上位装置に報告することが可能となり、上位装置による回復処理の実施を容易にすることができる。
【0009】
更に詳細に説明すると、第1の発明では、情報記録方法は、ユーザデータ記録領域と、当該ユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックを救済するための交替記録領域と、当該交替記録領域内の交替ブロックとユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックとの対応情報を記録するための交替ブロック管理領域とを有する記録再生媒体に対してデータを記録する情報記録方法であって、上位装置からデータの記録を指示された際に該記録再生媒体よりも高速にデータを記録可能なメモリに記録データを格納した時点で該上位装置にデータの記録が完了したことを報告するステップと、その後該メモリに格納された記録データを記録再生媒体のユーザデータ記録領域に記録するステップと、該記録再生媒体のユーザデータ記録領域へデータの記録中に不良ブロックを検出し、該交替記録領域の交替ブロックに記録データを記録した際、該不良ブロックと該交替ブロックの対応情報を記録再生媒体の交替ブロック管理領域には直に記録せずに該メモリにのみ記憶して該記録再生媒体のユーザデータ記録領域へのデータの記録を再開し、再度不良ブロックを検出し交替ブロックに記録した際においても不良ブロックと交替ブロックの対応情報は該メモリ内の情報のみを更新し該上位装置からの記録指示データを全て記録再生媒体に記録するステップと、該不良ブロックのため該交替ブロックに記録したデータを不良ブロックと交替ブロックの対応情報を記録再生媒体の交替ブロック管理領域に記録するまで保存し、該交替ブロック管理領域への記録が失敗した際に、正しく記録できなかったブロックのデータを報告するステップとを備え、該上位装置に報告したデータをもとに該上位装置がデータの回復処理を可能とする。
【0010】
第2の発明では、情報記録方法は、ユーザデータ記録領域と、当該ユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックを救済するための交替記録領域と、当該交替記録領域内の交替ブロックとユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックとの対応情報を記録するための交替ブロック管理領域とを有する記録再生媒体に対してデータを記録するために、上位装置からデータの記録を指示された際に、第1のメモリに記録データを格納するステップと、該記録データの該記録再生媒体の記録場所を第2のメモリに記録するステップと、該第1のメモリに該記録データを格納した時点で該上位装置にデータの記録が完了したことを報告するステップと、該ユーザデータ記録領域へ該記録データを記録するステップと、記録データの記録中に不良ブロックを検出した場合、該ユーザデータ記録領域に記録できなかった記録データを該第1のメモリ保管して該交替記録領域の交替ブロックに記録データを記録するステップと、該ユーザデータ記録領域の記録場所と該交替ブロックの記録場所との対応情報を該第2のメモリに格納して該ユーザデータ記録領域への記録データの記録を再開するステップと、該上位装置からの記録指示された該記録データを該記録再生媒体に記録した場合に該第2のメモリ内の該不良ブロックと該交替ブロックの対応情報を該交替ブロック管理領域に記録するステップと、該不良ブロックのため該交替ブロックに記録したデータを該不良ブロックと該交替ブロックの対応情報を該交替ブロック管理領域に記録するまで保存し、該交代記録領域の交代ブロックに該記録データを記録できなかった場合、または該交替ブロック管理領域への記録が失敗した場合に、正しく記録できなかったブロックの記録データと該対応情報を該上位装置に対して報告するステップとを備える。
【0011】
第3の発明では、情報記録装置は、ユーザデータ記録領域と、当該ユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックを救済するための交替記録領域と、当該交替記録領域内の交替ブロックとユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックとの対応情報を記録するための交替ブロック管理領域とを有する記録再生媒体に対してデータを記録するために、上位装置からデータの記録を指示された際に、記録指示データを格納する第1のメモリと、記録データの該記録再生媒体の記録場所を記録する第2のメモリと、第1のメモリに該記録データを格納した時点で該上位装置にデータの記録が完了したことを報告するマイクロプロセッサとを備え、該マイクロプロッセサの指示により該第2のメモリに格納された記録場所に従って該記録再生媒体のユーザデータ記録領域に該記録データを記録し、記録データの記録中に不良ブロックを検出した場合、該ユーザデータ記録領域に記録できなかった記録データを該第1のメモリ保管して該交替記録領域の交替ブロックに記録データを記録し、該ユーザデータ記録領域の記録場所と該交替ブロックの記録場所との対応情報を該第2のメモリに格納して該ユーザデータ記録領域への記録データの記録を再開し、該上位装置からの記録指示された該記録データを該記録再生媒体に記録した場合に該第2のメモリ内の該不良ブロックと該交替ブロックの対応情報を該交替ブロック管理領域に記録し、該不良ブロックのため該交替ブロックに記録したデータを該不良ブロックと該交替ロックの対応情報を該交替ブロック管理領域に記録するまで保存し、該交替ブロック管理領域への記録が失敗した際に、正しく記録できなかったブロックの記録データと該対応情報を該上位装置に対して報告することができるように構成されている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例を用い、図を参照して説明する。
図3は本発明よる記録再生装置の一実施例を示すブロック図である。図において、記録再生装置1には、ホストコンピュータ等の上位装置10との間での信号授受を制御するインタフェース・コントローラ2、高速のICメモリであるバッファメモリ3、バッファメモリ3の入出力バスを選択したり、記録か再生かのバスを選択するセレクタ、上位装置10からの指示に応じて記録再生動作を実現すべく装置を所定の手順で動作させるマイクロ・プロセッサ5、マイクロ・プロッセサ5による制御動作を規定するマイクロ命令を格納するための制御メモリ6、バッファメモリ3からのデータを記録再生媒体9へ記録する記録回路7、記録再生媒体9からデータを再生しバッファメモリ3に格納する再生回路8を備えている。なお、図3において、細い矢印線は制御情報の流れを、太い矢印線はデータの流れを示している。
【0013】
上位装置10からの記録指示により記録指示された記録指示データはインタフェース・コントローラ2、セレクタ4を介して記録指示データはバッファメモリ3に格納する。また、記録指示データの記録再生媒体9への記録場所、即ちアドレスはセレクタ4、マイクロ・プロセッサ5を介して制御メモリ6に記憶される。なお、セレクタ4は記録か再生かのモード変更やバスの切替えを行う。記録指示データがバッファメモリ3に格納されると上位装置に記録の完了を報告する。バッファメモリ3に格納された記録指示データは、セレクタ4によって記録回路7が選択され、格納完了と同時、又は多少遅延された後に、記録回路7を介して記録再生媒体9のユーザデータ記録領域に記録される。この場合、ユーザデータ記録領域の記録場所は制御メモリ6から指示される。ユーザデータ記録領域に正常に記録された場合にはバッファメモリ3に記憶されている記録指示データ及び制御メモリ6に記憶されているユーザデータ記録領域の記録場所、即ちアドレスは消去される。
【0014】
記録指示データを書き込んだユーザデータ記録領域にエラーが発生した場合には、交代記録領域にこの記録指示データが書き込まれる。この記録指示データが書き込まれた交代記録領域の記録場所とエラーが発生したユーザデータ記録領域の場所の対応情報は制御メモリ6に記憶され、後で交代ブロック管理領域に書き込まれる。
【0015】
交代記録領域に記録指示データが書き込まれなかった場合、又は交代記録領域に書き込まれる記録指示データの記録場所が交代ブロック管理領域に書き込まれなかった場合には、これを上位装置10に報告する。
【0016】
以上、図3に示す実施例の動作について、図1および図2に示すフローチャートを用いて説明する。
【0017】
図2はメモリに記録完了後上位装置に記録完了を報告するまでの動作を示すフローチャートである。
【0018】
図1は上位装置に記録完了を報告した後のデータ記録動作を示すフローチャートである。
【0019】
なお、以下に説明する情報記録再生装置1の動作は全てマイクロ・プロセッサ5の制御の下に行われる。
【0020】
図2において、上位装置10より記録指示を受領した場合、上位装置10からの記録指示対応処理が起動され、ステップ201で記録指示された記録指示データをバッファメモリ3へ格納し、当該データの記録再生媒体9への記録場所(アドレス)を制御メモリ6に記憶する。次に、ステップ202で情報記録再生装置1は上位装置10からの記録指示が完了したことを上位装置10に報告する。
【0021】
図1は上位装置10より記録指示を受領していない場合に繰り返し実行される処理において、記録指示を受領した直後のケースでは、ステップ101で記録再生媒体9への記録処理を開始済みか判定し、開始済みでない場合は、ステップ102に移行して記録再生媒体9に記録を実施していない記録指示データがバッファメモリ3に存在するか判定し、記録再生媒体9に記録指示データが存在する場合は記録回路7に記録指示を実行しバッファメモリ3の記録指示データを記録再生媒体9のユーザデータ記録領域に記録を開始する。
【0022】
記録再生媒体9のユーザデータ記録領域への記録を開始したケースでは、ステップ101の記録再生媒体9への記録処理を開始済みかの判定はYESとなるため、ステップ106に移行して記録再生媒体9への記録処理が終了したか判定する。記録が終了していない場合は処理を一度終了する。前記処理は記録処理が終了するまで繰り返し実施され、記録再生媒体9への記録処理が終了した場合は、ステップ107に移行して当該記録が記録再生媒体9のユーザデータ記録領域への記録であったか否かを判定し、ユーザデータ記録領域への記録の場合には、ステップ108に進み、記録再生媒体9への記録が正常に終了したかを判定する。記録が正常に終了した場合は、ステップ109に移行してバッファメモリ3に格納していた記録が終了したブロックの記録指示データと制御メモリ6の当該ブロックの記録場所情報を無効とし以降はバッファメモリ3の当該領域に上位装置10からの新たな記録指示データの格納を可能とする。ステップ108で記録が正常に終了しなかった場合は、ステップ110で記録再生媒体9の交替記録領域へ当該記録指示データの記録を開始する。
【0023】
記録再生媒体9の交替記録領域への記録を開始したケースでは、ステップ101に戻り、記録再生媒体9への記録処理を開始済みか否かを判定し、開始済みの場合は、ステップ106に移行して記録再生媒体9への記録処理が終了したか否かを判定する。記録処理が終了した場合には、ステップ107に移行して当該記録が記録再生媒体9のユーザデータ記録領域への記録であったか判定し、ユーザデータ記録領域への記録でない場合には、更にステップ111に移行して当該記録が記録再生媒体9の交替記録領域への記録であったか否かを判定する。交替記録領域への記録の場合には、ステップ114に移行して記録再生媒体9への記録が正常に終了したか判定し、記録が正常に終了した場合は、ステップ116で不良ブロックと交替ブロックの対応情報を作成し制御メモリ6に登録する。記録が正常に終了しなかった場合は、ステップ115に移行して記録再生媒体9への記録が失敗したこと、制御メモリ6に記憶していた失敗したブロックの記録場所、バッファメモリ3に格納していた失敗したブロックの記録指示データを上位装置10に報告する。
【0024】
ステップ114で記録再生媒体9の交替記録領域への記録が正常に終了し、さらに上位装置10からの記録指示データを全て記録再生媒体9に記録したケースでは、再度ステップ101に戻って記録再生媒体9への記録処理を開始済みか判定し、開始済みでない場合は、ステップ102で記録再生媒体9に記録を実施していない記録指示データがバッファメモリ3に存在するかを判定する。記録指示データがバッファメモリ3に存在しない場合は、ステップ103で制御メモリ6に不良ブロックと交替ブロックの対応情報が登録されているか判定し、登録されている場合にはステップ104に移行して制御メモリ6に登録されている不良ブロックと交替ブロックの対応情報を記録再生媒体9の交替ブロック管理領域に記録を開始する。
【0025】
記録再生媒体9の交替ブロック管理領域への記録を開始したケースでは、ステップ101で記録再生媒体9への記録処理を開始済みか判定し、開始済みの場合は、ステップ106で記録再生媒体9への記録処理が終了したか判定し、終了した場合は、ステップ107で当該記録が記録再生媒体9のユーザデータ記録領域への記録であったか判定し、ユーザデータ記録領域への記録でない場合には、ステップ111で当該記録が記録再生媒体9の交替記録領域への記録であったか判定し、交替記録領域への記録でない場合には、ステップ112で記録再生媒体9への記録が正常に終了したか判定し、記録が正常に終了した場合には、ステップ113でバッファメモリ3に格納していた交替ブロックに記録した記録指示データと、制御メモリ6の不良ブロックの記録場所情報と、制御メモリ6の不良ブロックと交替ブロックの対応情報を無効とし、記録が正常に終了しなかった場合には、ステップ115で記録再生媒体への記録が失敗したこと、制御メモリ6に記憶していた不良ブロックの記録場所、バッファメモリ3に格納していた不良ブロックの記録指示データを上位装置10に報告する。
【0026】
以上説明したように、本発明によれば、上位装置からの記録指示データを全て記録再生媒体に記録した後にのみ記録再生媒体9の交替ブロック管理領域への記録を実施するため、不良ブロックが複数発生した場合には記録再生媒体の交替ブロック管理領域への記録回数が減少するため記録時間が短縮され、記録再生媒体の交替ブロック管理領域への記録が正常に実施できない場合には、不良ブロックの記録場所と記録指示データを保持しているため、当該情報を上位装置に報告することが可能となる。
【0027】
また、本発明においては、記録再生媒体への記録が正常に行われなかった場合、即ち、記録指示データを交代記録領域に記録できなかった場合には記録再生媒体への記録が失敗したことと、失敗した記録指示データのブロックの記録場所と記録指示データとを上位装置に報告することが出来る。また、この記録指示データを交代記録領域に記録できたとしても、この記録指示データのユーザデータ領域の記録場所と交代記録領域の記録場所の対応情報が交代ブロック管理領域に記録できなかった場合には、記録場所の対応場所とこの記録指示データを上位装置に報告することが出来る。従って、上位装置はこの報告を受けて、記録再生媒体の交換を指示するとか、書きこめなかった記録指示データを記録媒体のユーザデータ領域の他の場所に記録する指示を行うことが出来る。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、上位装置から繰り返し記録指示が発行される際に記録再生媒体の交替ブロック管理領域への記録回数を減少させることで記録時間の短縮を実現した場合においても、記録再生媒体の交替ブロック管理領域への記録が正常に実施できない場合には、正常に記録できなかった記録場所と記録指示データを上位装置に報告することが可能となるため、データの信頼性を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】上位装置に記録完了を報告した後のデータ記録動作を示すフローチャートである。
【図2】メモリに記録完了後上位装置に記録完了を報告するまでの動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明よる記録再生装置の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…情報記録再生装置、2…インタフェース・コントローラ、3…バッファメモリ、4…セレクタ、5…マイクロ・プロセッサ、6…制御メモリ、7…記録回路、8…再生回路、9…記録再生媒体、10…上位装置。

Claims (4)

  1. ユーザデータ記録領域と、当該ユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックを救済するための交替記録領域と、当該交替記録領域内の交替ブロックとユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックとの対応情報を記録するための交替ブロック管理領域とを有する記録再生媒体に対してデータを記録する情報記録方法であって、
    上位装置からデータの記録を指示された際にメモリに記録データを格納した時点で該上位装置にデータの記録が完了したことを報告するステップと、
    その後該メモリに格納された記録データを前記ユーザデータ記録領域に記録するステップと、
    該ユーザデータ記録領域へデータの記録中に不良ブロックを検出し、前記交替ブロックに記録データを記録した際、前記対応情報を記録再生媒体の交替ブロック管理領域には直に記録せずに前記メモリにのみ記憶して該記録再生媒体のユーザデータ記録領域へのデータの記録を再開し、再度不良ブロックを検出し交替ブロックに記録した際においても前記メモリ内の対応情報のみを更新し該上位装置からの記録指示データを全て記録再生媒体に記録するステップと、
    該不良ブロックのため該交替ブロックに記録したデータを前記対応情報を前記交替ブロック管理領域に記録するまで保存し、該交替ブロック管理領域への記録が失敗した際に、正しく記録できなかったブロックのデータを報告するステップと
    を備え、
    該上位装置に報告したデータをもとに該上位装置がデータの回復処理を可能とすることを特徴とする情報記録方法。
  2. ユーザデータ記録領域と、当該ユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックを救済するための交替記録領域と、当該交替記録領域内の交替ブロックとユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックとの対応情報を記録するための交替ブロック管理領域とを有する記録再生媒体に対してデータを記録するために、
    上位装置からデータの記録を指示された際に第1のメモリに記録データを格納するステップと、
    該記録データの該記録再生媒体の記録場所を第2のメモリに記録するステップと、
    該第1のメモリに該記録データを格納した時点で該上位装置にデータの記録が完了したことを報告するステップと、
    該ユーザデータ記録領域へ該記録データを記録するステップと、
    記録データの記録中に不良ブロックを検出した場合、該ユーザデータ記録領域に記録できなかった記録データを該第1のメモリ保管して該交替記録領域の交替ブロックに記録データを記録するステップと、
    前記対応情報を該第2のメモリに格納して該ユーザデータ記録領域への記録データの記録を再開するステップと、
    該上位装置からの記録指示された該記録データを該記録再生媒体に記録した場合に該第2のメモリ内の対応情報を該交替ブロック管理領域に記録するステップと、
    前記交替ブロックに記録したデータを前記対応情報を該交替ブロック管理領域に記録するまで保存し、前記交替ブロックに該記録データを記録できなかった場合、または該交替ブロック管理領域への記録が失敗した場合に、正しく記録できなかったブロックの記録データと該対応情報を該上位装置に対して報告するステップと
    を備えることを特徴とする情報記録方法。
  3. ユーザデータ記録領域と、当該ユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックを救済するための交替記録領域と、当該交替記録領域内の交替ブロックとユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックとの対応情報を記録するための交替ブロック管理領域とを有する記録再生媒体に対してデータを記録する情報記録装置であって
    上位装置からデータの記録を指示された際に、記録データを格納する第1のメモリと、記録データの該記録再生媒体の記録場所を記録する第2のメモリと、第1のメモリに該記録データを格納した時点で該上位装置にデータの記録が完了したことを報告するマイクロプロセッサとを備え、
    該マイクロプロッセサの指示により該第2のメモリに格納された記録場所に従って該記録再生媒体のユーザデータ記録領域に該記録データを記録し、
    記録データの記録中に不良ブロックを検出した場合、該ユーザデータ記録領域に記録できなかった記録データを該第1のメモリ保管して該交替記録領域の交替ブロックに記録データを記録し、
    該ユーザデータ記録領域の記録場所と該交替ブロックの記録場所との対応情報を該第2のメモリに格納して該ユーザデータ記録領域への記録データの記録を再開し、
    該上位装置からの記録指示された該記録データを該記録再生媒体に記録した場合に該第2のメモリ内の対応情報を該交替ブロック管理領域に記録し、
    該不良ブロックのため該交替ブロックに記録したデータを前記対応情報を該交替ブロック管理領域に記録するまで保存し、
    該交替ブロック管理領域への記録が失敗した際に、正しく記録できなかったブロックの記録データと該対応情報を該上位装置に対して報告することを特徴とする情報記録装置。
  4. 複数のブロックを有するユーザデータ記録領域と、記録に失敗したデータを記録するための交替ブロックを有する交替記録領域と、記録に失敗したユーザデータ記録領域内のブロックと交替ブロックの対応情報を記録する交替ブロック管理領域と、を備えた記録再生媒体に対する情報記録方法であって、
    上位装置から入力されたデータを情報記録装置に設けられたメモリに記録した時点で該上位装置にデータの記録が完了したことを報告するステップと、
    前記メモリに記録されたデータを前記ユーザデータ記録領域に記録するステップと、
    何れかのブロックへの記録に失敗したときに前記交替ブロックにデータを記録するステップと、
    前記対応情報を作成し前記メモリに記録するステップと、
    前記対応情報の前記交替ブロック管理領域への記録に失敗したときに、記録を失敗したデータおよび前記対応情報を前記上位装置に報告するステップと、
    を含むことを特徴とする情報記録方法。
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