JP2002182990A - 情報記録装置及び情報記録方法 - Google Patents

情報記録装置及び情報記録方法

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JP2002182990A JP2000384043A JP2000384043A JP2002182990A JP 2002182990 A JP2002182990 A JP 2002182990A JP 2000384043 A JP2000384043 A JP 2000384043A JP 2000384043 A JP2000384043 A JP 2000384043A JP 2002182990 A JP2002182990 A JP 2002182990A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上位装置から繰り返し記録指示が発行される
場合に記録再生媒体への記録時間の短縮を実現する場合
に、記録再生媒体への記録が正常に実施できない時は記
録できなかった場所と記録指示データを上位装置に報告
することで、上位装置における回復処理を可能としデー
タの信頼性を確保する。 【解決手段】 ユーザデータ記録領域と、当該ユーザデ
ータ記録領域内の記録不良ブロックを救済するための交
替記録領域と、当該交替記録領域内の交替ブロックとユ
ーザデータ記録領域内の記録不良ブロックとの対応情報
を記録するための交替ブロック管理領域とを有する記録
再生媒体を使用する記録再生装置において記録再生媒体
の交替ブロック管理領域への記録が正常に実施できない
場合に、不良ブロックの記録場所と記録指示データを保
持して、当該情報を上位装置に報告する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報記録装置及び情
報記録方法に係わり、特にユーザデータ記録領域と、当
該ユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックを救済す
るための交替記録領域と、当該交替記録領域内の交替ブ
ロックとユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックと
の対応情報を記録するための交替ブロック管理領域とを
有する記録再生媒体を使用する情報記録技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】記録再生媒体にデータを記録する情報記
録再生装置において、ホストコンピュータなどの上位装
置より記録が指示された場合、高速にデータ記録が可能
な記憶手段であるメモリに一時的に記録指示データとデ
ータ記録場所を格納し、上位装置にデータの記録が完了
したことを報告することで上位装置から見たデータの記
録時間を短縮させる手段が特開昭58−105365号
公報で開示されている。メモリに記憶したデータは上位
装置へ記録の完了を報告した後、記録再生媒体へデータ
記録を実施し、記録が正常に終了した場合はメモリに記
憶していた記録指示データとデータの記録場所を無効と
することによって、以降の上位装置からの記録指示受領
時にメモリの当該領域にデータの格納を可能とする。
【0003】また、上位装置から繰り返し記録指示が発
行される場合には、記録再生媒体への記録時間の短縮を
目的として、記録再生媒体へのデータ記録を実施中に不
良ブロックを検出し交替記録領域の交替ブロックにデー
タを記録した際、メモリに記憶していた記録場所と記録
指示データを無効としていた。不良ブロックと交替ブロ
ックの対応情報は記録再生媒体の交替ブロック管理領域
へ記録するのではなく情報記録再生装置内のメモリに記
憶させて記録再生媒体へのデータ記録を継続し、上位装
置からの記録指示が終了し記録指示データを全て記録再
生媒体に記録後、前記メモリに記憶している不良ブロッ
クと交替ブロックの対応情報を記録再生媒体の交替ブロ
ック管理領域へ記録することで記録再生媒体の交替ブロ
ック管理領域への記録回数を減らし、記録再生媒体への
記録時間を短縮する手段が使用されていた。
【0004】また、特開平11−338782号公報に
は、バッファメモリを有し欠陥セクタのチェックと代替
処理を行う代替処理制御部及び記録媒体を備え、記録媒
体にはユーザデータを格納するユーザセクタ領域、欠陥
セクタとその代替先セクタのアドレス等の情報を持つ代
替情報領域、ユーザセクタ領域内の欠陥セクタの代替デ
ータを格納するスペアセクタ領域を有し、代替処理制御
部は、欠陥セクタに書き込みされるデータに対して代替
処理を行う場合にデータを一時的に内部のバッファメモ
リに格納しておき、代替処理を行う複数のセクタデータ
をバッファメモリから一度にスペアセクタ領域に格納す
ることによって、代替処理のためのデータ書込み回数を
削減し、データの書込み動作の高速化を図ることが記載
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭58−10
5365号公報で開示されている従来技術では、上位装
置からの記録指示データの記録において、不良ブロック
を検出し交替記録領域の交替ブロックに記録した場合は
メモリに記憶していた記録場所と記録指示データを無効
としているため、情報記録再生装置のメモリに記憶して
いる不良ブロックと交替ブロックの対応情報を記録再生
媒体の交替ブロック管理領域へ記録する際に、この記録
が正常に実施できなかった場合には、不良ブロックの記
録場所と記録指示データが情報記録再生装置に存在せず
上位装置における回復処理を実施するには困難となって
しまう。
【0006】また、上記特開平11−338782号公
報に開示されている技術では、データの書込み回数を削
減し、高速化を図るために、代替情報領域とスペアセク
タ領域への書込みを一度に行っているが、いずれかの領
域に対して書込みが失敗した場合の処置については何も
記載されていない。
【0007】本発明の目的は、上位装置から繰り返し記
録指示が発行される場合において記録再生媒体への記録
時間の短縮を実現し、かつ、記録再生媒体の交替ブロッ
ク管理領域への記録が正常に実施できない場合において
も正常に記録できなかった記録場所と記録指示データを
上位装置に報告することによって上位装置による回復処
理を可能とし、データの信頼性を確保できる情報記録方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの発明は、記録再生媒体への記録において不良ブロッ
クを検出し交替ブロックに正常にデータを記録できた場
合は、情報記録再生装置のメモリに記憶してある記録場
所と記録指示データを無効にはせずに保持し、不良ブロ
ックと交替ブロックの対応情報を記録再生媒体の交替ブ
ロック管理領域に正常に記録できた場合に無効とする。
これにより、不良ブロックと交替ブロックの対応情報を
記録再生媒体の交替ブロック管理領域に正常に記録でき
ない場合においても、情報記録再生装置のメモリに不良
ブロックを検出した記録場所と記録指示データが保持さ
れているため、当該情報を上位装置に報告することが可
能となり、上位装置による回復処理の実施を容易にする
ことができる。
【0009】更に詳細に説明すると、第1の発明では、
情報記録方法は、ユーザデータ記録領域と、当該ユーザ
データ記録領域内の記録不良ブロックを救済するための
交替記録領域と、当該交替記録領域内の交替ブロックと
ユーザデータ記録領域内の記録不良ブロックとの対応情
報を記録するための交替ブロック管理領域とを有する記
録再生媒体に対してデータを記録する情報記録方法であ
って、上位装置からデータの記録を指示された際に該記
録再生媒体よりも高速にデータを記録可能なメモリに記
録データを格納した時点で該上位装置にデータの記録が
完了したことを報告するステップと、その後該メモリに
格納された記録データを記録再生媒体のユーザデータ記
録領域に記録するステップと、該記録再生媒体のユーザ
データ記録領域へデータの記録中に不良ブロックを検出
し、該交替記録領域の交替ブロックに記録データを記録
した際、該不良ブロックと該交替ブロックの対応情報を
記録再生媒体の交替ブロック管理領域には直に記録せず
に該メモリにのみ記憶して該記録再生媒体のユーザデー
タ記録領域へのデータの記録を再開し、再度不良ブロッ
クを検出し交替ブロックに記録した際においても不良ブ
ロックと交替ブロックの対応情報は該メモリ内の情報の
みを更新し該上位装置からの記録指示データを全て記録
再生媒体に記録するステップと、該不良ブロックのため
該交替ブロックに記録したデータを不良ブロックと交替
ブロックの対応情報を記録再生媒体の交替ブロック管理
領域に記録するまで保存し、該交替ブロック管理領域へ
の記録が失敗した際に、正しく記録できなかったブロッ
クのデータを報告するステップとを備え、該上位装置に
報告したデータをもとに該上位装置がデータの回復処理
を可能とする。
【0010】第2の発明では、情報記録方法は、ユーザ
データ記録領域と、当該ユーザデータ記録領域内の記録
不良ブロックを救済するための交替記録領域と、当該交
替記録領域内の交替ブロックとユーザデータ記録領域内
の記録不良ブロックとの対応情報を記録するための交替
ブロック管理領域とを有する記録再生媒体に対してデー
タを記録するために、上位装置からデータの記録を指示
された際に、第1のメモリに記録データを格納するステ
ップと、該記録データの該記録再生媒体の記録場所を第
2のメモリに記録するステップと、該第1のメモリに該
記録データを格納した時点で該上位装置にデータの記録
が完了したことを報告するステップと、該ユーザデータ
記録領域へ該記録データを記録するステップと、記録デ
ータの記録中に不良ブロックを検出した場合、該ユーザ
データ記録領域に記録できなかった記録データを該第1
のメモリ保管して該交替記録領域の交替ブロックに記録
データを記録するステップと、該ユーザデータ記録領域
の記録場所と該交替ブロックの記録場所との対応情報を
該第2のメモリに格納して該ユーザデータ記録領域への
記録データの記録を再開するステップと、該上位装置か
らの記録指示された該記録データを該記録再生媒体に記
録した場合に該第2のメモリ内の該不良ブロックと該交
替ブロックの対応情報を該交替ブロック管理領域に記録
するステップと、該不良ブロックのため該交替ブロック
に記録したデータを該不良ブロックと該交替ブロックの
対応情報を該交替ブロック管理領域に記録するまで保存
し、該交代記録領域の交代ブロックに該記録データを記
録できなかった場合、または該交替ブロック管理領域へ
の記録が失敗した場合に、正しく記録できなかったブロ
ックの記録データと該対応情報を該上位装置に対して報
告するステップとを備える。
【0011】第3の発明では、情報記録装置は、ユーザ
データ記録領域と、当該ユーザデータ記録領域内の記録
不良ブロックを救済するための交替記録領域と、当該交
替記録領域内の交替ブロックとユーザデータ記録領域内
の記録不良ブロックとの対応情報を記録するための交替
ブロック管理領域とを有する記録再生媒体に対してデー
タを記録するために、上位装置からデータの記録を指示
された際に、記録指示データを格納する第1のメモリ
と、記録データの該記録再生媒体の記録場所を記録する
第2のメモリと、第1のメモリに該記録データを格納し
た時点で該上位装置にデータの記録が完了したことを報
告するマイクロプロセッサとを備え、該マイクロプロッ
セサの指示により該第2のメモリに格納された記録場所
に従って該記録再生媒体のユーザデータ記録領域に該記
録データを記録し、記録データの記録中に不良ブロック
を検出した場合、該ユーザデータ記録領域に記録できな
かった記録データを該第1のメモリ保管して該交替記録
領域の交替ブロックに記録データを記録し、該ユーザデ
ータ記録領域の記録場所と該交替ブロックの記録場所と
の対応情報を該第2のメモリに格納して該ユーザデータ
記録領域への記録データの記録を再開し、該上位装置か
らの記録指示された該記録データを該記録再生媒体に記
録した場合に該第2のメモリ内の該不良ブロックと該交
替ブロックの対応情報を該交替ブロック管理領域に記録
し、該不良ブロックのため該交替ブロックに記録したデ
ータを該不良ブロックと該交替ロックの対応情報を該交
替ブロック管理領域に記録するまで保存し、該交替ブロ
ック管理領域への記録が失敗した際に、正しく記録でき
なかったブロックの記録データと該対応情報を該上位装
置に対して報告することができるように構成されてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例を用い、図を参照して説明する。図3は本発明よる記
録再生装置の一実施例を示すブロック図である。図にお
いて、記録再生装置1には、ホストコンピュータ等の上
位装置10との間での信号授受を制御するインタフェー
ス・コントローラ2、高速のICメモリであるバッファ
メモリ3、バッファメモリ3の入出力バスを選択した
り、記録か再生かのバスを選択するセレクタ、上位装置
10からの指示に応じて記録再生動作を実現すべく装置
を所定の手順で動作させるマイクロ・プロセッサ5、マ
イクロ・プロッセサ5による制御動作を規定するマイク
ロ命令を格納するための制御メモリ6、バッファメモリ
3からのデータを記録再生媒体9へ記録する記録回路
7、記録再生媒体9からデータを再生しバッファメモリ
3に格納する再生回路8を備えている。なお、図3にお
いて、細い矢印線は制御情報の流れを、太い矢印線はデ
ータの流れを示している。
【0013】上位装置10からの記録指示により記録指
示された記録指示データはインタフェース・コントロー
ラ2、セレクタ4を介して記録指示データはバッファメ
モリ3に格納する。また、記録指示データの記録再生媒
体9への記録場所、即ちアドレスはセレクタ4、マイク
ロ・プロセッサ5を介して制御メモリ6に記憶される。
なお、セレクタ4は記録か再生かのモード変更やバスの
切替えを行う。記録指示データがバッファメモリ3に格
納されると上位装置に記録の完了を報告する。バッファ
メモリ3に格納された記録指示データは、セレクタ4に
よって記録回路7が選択され、格納完了と同時、又は多
少遅延された後に、記録回路7を介して記録再生媒体9
のユーザデータ記録領域に記録される。この場合、ユー
ザデータ記録領域の記録場所は制御メモリ6から指示さ
れる。ユーザデータ記録領域に正常に記録された場合に
はバッファメモリ3に記憶されている記録指示データ及
び制御メモリ6に記憶されているユーザデータ記録領域
の記録場所、即ちアドレスは消去される。
【0014】記録指示データを書き込んだユーザデータ
記録領域にエラーが発生した場合には、交代記録領域に
この記録指示データが書き込まれる。この記録指示デー
タが書き込まれた交代記録領域の記録場所とエラーが発
生したユーザデータ記録領域の場所の対応情報は制御メ
モリ6に記憶され、後で交代ブロック管理領域に書き込
まれる。
【0015】交代記録領域に記録指示データが書き込ま
れなかった場合、又は交代記録領域に書き込まれる記録
指示データの記録場所が交代ブロック管理領域に書き込
まれなかった場合には、これを上位装置10に報告す
る。
【0016】以上、図3に示す実施例の動作について、
図1および図2に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0017】図2はメモリに記録完了後上位装置に記録
完了を報告するまでの動作を示すフローチャートであ
る。
【0018】図1は上位装置に記録完了を報告した後の
データ記録動作を示すフローチャートである。
【0019】なお、以下に説明する情報記録再生装置1
の動作は全てマイクロ・プロセッサ5の制御の下に行わ
れる。
【0020】図2において、上位装置10より記録指示
を受領した場合、上位装置10からの記録指示対応処理
が起動され、ステップ201で記録指示された記録指示
データをバッファメモリ3へ格納し、当該データの記録
再生媒体9への記録場所(アドレス)を制御メモリ6に
記憶する。次に、ステップ202で情報記録再生装置1
は上位装置10からの記録指示が完了したことを上位装
置10に報告する。
【0021】図1は上位装置10より記録指示を受領し
ていない場合に繰り返し実行される処理において、記録
指示を受領した直後のケースでは、ステップ101で記
録再生媒体9への記録処理を開始済みか判定し、開始済
みでない場合は、ステップ102に移行して記録再生媒
体9に記録を実施していない記録指示データがバッファ
メモリ3に存在するか判定し、記録再生媒体9に記録指
示データが存在する場合は記録回路7に記録指示を実行
しバッファメモリ3の記録指示データを記録再生媒体9
のユーザデータ記録領域に記録を開始する。
【0022】記録再生媒体9のユーザデータ記録領域へ
の記録を開始したケースでは、ステップ101の記録再
生媒体9への記録処理を開始済みかの判定はYESとな
るため、ステップ106に移行して記録再生媒体9への
記録処理が終了したか判定する。記録が終了していない
場合は処理を一度終了する。前記処理は記録処理が終了
するまで繰り返し実施され、記録再生媒体9への記録処
理が終了した場合は、ステップ107に移行して当該記
録が記録再生媒体9のユーザデータ記録領域への記録で
あったか否かを判定し、ユーザデータ記録領域への記録
の場合には、ステップ108に進み、記録再生媒体9へ
の記録が正常に終了したかを判定する。記録が正常に終
了した場合は、ステップ109に移行してバッファメモ
リ3に格納していた記録が終了したブロックの記録指示
データと制御メモリ6の当該ブロックの記録場所情報を
無効とし以降はバッファメモリ3の当該領域に上位装置
10からの新たな記録指示データの格納を可能とする。
ステップ108で記録が正常に終了しなかった場合は、
ステップ110で記録再生媒体9の交替記録領域へ当該
記録指示データの記録を開始する。
【0023】記録再生媒体9の交替記録領域への記録を
開始したケースでは、ステップ101に戻り、記録再生
媒体9への記録処理を開始済みか否かを判定し、開始済
みの場合は、ステップ106に移行して記録再生媒体9
への記録処理が終了したか否かを判定する。記録処理が
終了した場合には、ステップ107に移行して当該記録
が記録再生媒体9のユーザデータ記録領域への記録であ
ったか判定し、ユーザデータ記録領域への記録でない場
合には、更にステップ111に移行して当該記録が記録
再生媒体9の交替記録領域への記録であったか否かを判
定する。交替記録領域への記録の場合には、ステップ1
14に移行して記録再生媒体9への記録が正常に終了し
たか判定し、記録が正常に終了した場合は、ステップ1
16で不良ブロックと交替ブロックの対応情報を作成し
制御メモリ6に登録する。記録が正常に終了しなかった
場合は、ステップ115に移行して記録再生媒体9への
記録が失敗したこと、制御メモリ6に記憶していた失敗
したブロックの記録場所、バッファメモリ3に格納して
いた失敗したブロックの記録指示データを上位装置10
に報告する。
【0024】ステップ114で記録再生媒体9の交替記
録領域への記録が正常に終了し、さらに上位装置10か
らの記録指示データを全て記録再生媒体9に記録したケ
ースでは、再度ステップ101に戻って記録再生媒体9
への記録処理を開始済みか判定し、開始済みでない場合
は、ステップ102で記録再生媒体9に記録を実施して
いない記録指示データがバッファメモリ3に存在するか
を判定する。記録指示データがバッファメモリ3に存在
しない場合は、ステップ103で制御メモリ6に不良ブ
ロックと交替ブロックの対応情報が登録されているか判
定し、登録されている場合にはステップ104に移行し
て制御メモリ6に登録されている不良ブロックと交替ブ
ロックの対応情報を記録再生媒体9の交替ブロック管理
領域に記録を開始する。
【0025】記録再生媒体9の交替ブロック管理領域へ
の記録を開始したケースでは、ステップ101で記録再
生媒体9への記録処理を開始済みか判定し、開始済みの
場合は、ステップ106で記録再生媒体9への記録処理
が終了したか判定し、終了した場合は、ステップ107
で当該記録が記録再生媒体9のユーザデータ記録領域へ
の記録であったか判定し、ユーザデータ記録領域への記
録でない場合には、ステップ111で当該記録が記録再
生媒体9の交替記録領域への記録であったか判定し、交
替記録領域への記録でない場合には、ステップ112で
記録再生媒体9への記録が正常に終了したか判定し、記
録が正常に終了した場合には、ステップ113でバッフ
ァメモリ3に格納していた交替ブロックに記録した記録
指示データと、制御メモリ6の不良ブロックの記録場所
情報と、制御メモリ6の不良ブロックと交替ブロックの
対応情報を無効とし、記録が正常に終了しなかった場合
には、ステップ115で記録再生媒体への記録が失敗し
たこと、制御メモリ6に記憶していた不良ブロックの記
録場所、バッファメモリ3に格納していた不良ブロック
の記録指示データを上位装置10に報告する。
【0026】以上説明したように、本発明によれば、上
位装置からの記録指示データを全て記録再生媒体に記録
した後にのみ記録再生媒体9の交替ブロック管理領域へ
の記録を実施するため、不良ブロックが複数発生した場
合には記録再生媒体の交替ブロック管理領域への記録回
数が減少するため記録時間が短縮され、記録再生媒体の
交替ブロック管理領域への記録が正常に実施できない場
合には、不良ブロックの記録場所と記録指示データを保
持しているため、当該情報を上位装置に報告することが
可能となる。
【0027】また、本発明においては、記録再生媒体へ
の記録が正常に行われなかった場合、即ち、記録指示デ
ータを交代記録領域に記録できなかった場合には記録再
生媒体への記録が失敗したことと、失敗した記録指示デ
ータのブロックの記録場所と記録指示データとを上位装
置に報告することが出来る。また、この記録指示データ
を交代記録領域に記録できたとしても、この記録指示デ
ータのユーザデータ領域の記録場所と交代記録領域の記
録場所の対応情報が交代ブロック管理領域に記録できな
かった場合には、記録場所の対応場所とこの記録指示デ
ータを上位装置に報告することが出来る。従って、上位
装置はこの報告を受けて、記録再生媒体の交換を指示す
るとか、書きこめなかった記録指示データを記録媒体の
ユーザデータ領域の他の場所に記録する指示を行うこと
が出来る。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上位装置から繰り返し記録指
示が発行される際に記録再生媒体の交替ブロック管理領
域への記録回数を減少させることで記録時間の短縮を実
現した場合においても、記録再生媒体の交替ブロック管
理領域への記録が正常に実施できない場合には、正常に
記録できなかった記録場所と記録指示データを上位装置
に報告することが可能となるため、データの信頼性を向
上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】上位装置に記録完了を報告した後のデータ記録
動作を示すフローチャートである。
【図2】メモリに記録完了後上位装置に記録完了を報告
するまでの動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明よる記録再生装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…情報記録再生装置、2…インタフェース・コントロ
ーラ、3…バッファメモリ、4…セレクタ、5…マイク
ロ・プロセッサ、6…制御メモリ、7…記録回路、8…
再生回路、9…記録再生媒体、10…上位装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 550 G11B 20/18 550F 552 552A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザデータ記録領域と、当該ユーザデー
    タ記録領域内の記録不良ブロックを救済するための交替
    記録領域と、当該交替記録領域内の交替ブロックとユー
    ザデータ記録領域内の記録不良ブロックとの対応情報を
    記録するための交替ブロック管理領域とを有する記録再
    生媒体に対してデータを記録する情報記録方法であっ
    て、上位装置からデータの記録を指示された際に該記録
    再生媒体よりも高速にデータを記録可能なメモリに記録
    データを格納した時点で該上位装置にデータの記録が完
    了したことを報告するステップと、その後該メモリに格
    納された記録データを記録再生媒体のユーザデータ記録
    領域に記録するステップと、該記録再生媒体のユーザデ
    ータ記録領域へデータの記録中に不良ブロックを検出
    し、該交替記録領域の交替ブロックに記録データを記録
    した際、該不良ブロックと該交替ブロックの対応情報を
    記録再生媒体の交替ブロック管理領域には直に記録せず
    に該メモリにのみ記憶して該記録再生媒体のユーザデー
    タ記録領域へのデータの記録を再開し、再度不良ブロッ
    クを検出し交替ブロックに記録した際においても不良ブ
    ロックと交替ブロックの対応情報は該メモリ内の情報の
    みを更新し該上位装置からの記録指示データを全て記録
    再生媒体に記録するステップと、該不良ブロックのため
    該交替ブロックに記録したデータを不良ブロックと交替
    ブロックの対応情報を記録再生媒体の交替ブロック管理
    領域に記録するまで保存し、該交替ブロック管理領域へ
    の記録が失敗した際に、正しく記録できなかったブロッ
    クのデータを報告するステップとを備え、該上位装置に
    報告したデータをもとに該上位装置がデータの回復処理
    を可能とすることを特徴とする情報記録方法。
  2. 【請求項2】ユーザデータ記録領域と、当該ユーザデー
    タ記録領域内の記録不良ブロックを救済するための交替
    記録領域と、当該交替記録領域内の交替ブロックとユー
    ザデータ記録領域内の記録不良ブロックとの対応情報を
    記録するための交替ブロック管理領域とを有する記録再
    生媒体に対してデータを記録するために、上位装置から
    データの記録を指示された際に、第1のメモリに記録デ
    ータを格納するステップと、該記録データの該記録再生
    媒体の記録場所を第2のメモリに記録するステップと、
    該第1のメモリに該記録データを格納した時点で該上位
    装置にデータの記録が完了したことを報告するステップ
    と、該ユーザデータ記録領域へ該記録データを記録する
    ステップと、記録データの記録中に不良ブロックを検出
    した場合、該ユーザデータ記録領域に記録できなかった
    記録データを該第1のメモリ保管して該交替記録領域の
    交替ブロックに記録データを記録するステップと、該ユ
    ーザデータ記録領域の記録場所と該交替ブロックの記録
    場所との対応情報を該第2のメモリに格納して該ユーザ
    データ記録領域への記録データの記録を再開するステッ
    プと、該上位装置からの記録指示された該記録データを
    該記録再生媒体に記録した場合に該第2のメモリ内の該
    不良ブロックと該交替ブロックの対応情報を該交替ブロ
    ック管理領域に記録するステップと、該不良ブロックの
    ため該交替ブロックに記録したデータを該不良ブロック
    と該交替ブロックの対応情報を該交替ブロック管理領域
    に記録するまで保存し、該交代記録領域の交代ブロック
    に該記録データを記録できなかった場合、または該交替
    ブロック管理領域への記録が失敗した場合に、正しく記
    録できなかったブロックの記録データと該対応情報を該
    上位装置に対して報告するステップとを備えることを特
    徴とする情報記録方法。
  3. 【請求項3】ユーザデータ記録領域と、当該ユーザデー
    タ記録領域内の記録不良ブロックを救済するための交替
    記録領域と、当該交替記録領域内の交替ブロックとユー
    ザデータ記録領域内の記録不良ブロックとの対応情報を
    記録するための交替ブロック管理領域とを有する記録再
    生媒体に対してデータを記録するために、上位装置から
    データの記録を指示された際に、記録指示データを格納
    する第1のメモリと、記録データの該記録再生媒体の記
    録場所を記録する第2のメモリと、第1のメモリに該記
    録データを格納した時点で該上位装置にデータの記録が
    完了したことを報告するマイクロプロセッサとを備え、
    該マイクロプロッセサの指示により該第2のメモリに格
    納された記録場所に従って該記録再生媒体のユーザデー
    タ記録領域に該記録データを記録し、記録データの記録
    中に不良ブロックを検出した場合、該ユーザデータ記録
    領域に記録できなかった記録データを該第1のメモリ保
    管して該交替記録領域の交替ブロックに記録データを記
    録し、該ユーザデータ記録領域の記録場所と該交替ブロ
    ックの記録場所との対応情報を該第2のメモリに格納し
    て該ユーザデータ記録領域への記録データの記録を再開
    し、該上位装置からの記録指示された該記録データを該
    記録再生媒体に記録した場合に該第2のメモリ内の該不
    良ブロックと該交替ブロックの対応情報を該交替ブロッ
    ク管理領域に記録し、該不良ブロックのため該交替ブロ
    ックに記録したデータを該不良ブロックと該交替ブロッ
    クの対応情報を該交替ブロック管理領域に記録するまで
    保存し、該交替ブロック管理領域への記録が失敗した際
    に、正しく記録できなかったブロックの記録データと該
    対応情報を該上位装置に対して報告することを特徴とす
    る情報記録装置。
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