JP4157438B2 - 熱分解システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃棄物等の被処理物を熱分解により処理する熱分解システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、廃棄物等の被処理物を熱分解により処理する熱分解システムが知られている(例えば特許文献1参照)。このシステムは、様々な汚染物質を含む未分別で、かつ未処理の廃棄物などを処理して、使用可能な物質に変質させるもので、廃棄物処理システムとして用いられるようになってきた。
【0003】
熱分解システムで用いられる熱分解炉としては、例えば、回転ドラムを外部から加熱する外熱式回転キルンが一般的に用いられている。この熱分解炉の回転ドラムの入口側には廃棄物投入装置が配置され、回転ドラム内へ廃棄物が連続または間欠的に供給される。そして、この回転ドラム内において、いわゆる蒸し焼き状態になり、廃棄物は熱分解される。
【0004】
熱分解された廃棄物は回転ドラムの出口側に設置された出口フードにおいて、熱分解ガスと熱分解残渣とに分離されて排出される。有機性の高分子からなる熱分解ガスは改質器に送られ、燃焼空気と混合して、低酸素状態で燃焼され、約1000℃の温度で低分子の可燃性ガスに改質処理される。
【0005】
ところで、このような熱分解システムでは、廃棄物を安定的かつ長期的に継続して熱分解処理できることが望まれる。
【0006】
しかしながら、廃棄物処理を長時間に渡って行っていると、煤やスラグの蓄積により廃棄物処理が停止に至ることがある。例えば、上述した改質器についてみる。改質器は、上部に熱分解ガスの自燃部を有する第1の縦長空間と、この第1の縦長空間の下端部に連通する水平方向の連通部と、この連通部の他端に連通し上部に改質されたガスの送出部を有する第2の縦長空間とから成る、略J字形に形成されている。
【0007】
熱分解ガスは、改質器の第1の縦長空間の上部において燃焼空気と共に低酸素状態で自燃し、第1の縦長空間を下降し、底部の連通部を水平方向に通り、第2の縦長空間を上昇する略J字形に流れ、改質される。そして、第2の縦長空間上部から、改質ガスとして次工程に送出される。このとき、熱分解ガスの自燃によりカーボン灰(煤)が生じる。このカーボン灰の多くは改質器内における、上述した略J字形のガスの流れに伴って改質ガスと共に送出され、次工程のガス浄化装置により除去される。
【0008】
ガス改質器内部のガスの流れに同伴でなかったカーボン灰や自燃用バーナ火炎近傍で溶融して滴下したスラグは、改質器の連通部の床上にスラグとして堆積する。その結果、ガス改質器の床がカーボン灰やスラグで閉塞し、ガスの流れが阻害され廃棄物処理が停止になることがある。
【0009】
【特許文献1】
特公平8−24904号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の熱分解システムでは、長期間継続運転すると、ガス改質器内部においてカーボン灰やスラグの堆積が生じ、ガスの流れが阻害され、処理が停止に至ることがあった。
【0011】
本発明の目的は、ガス改質器の炉床部がカーボン灰やスラグで閉塞されることなく、安定かつ長期間に渡って熱分解処理を継続できる熱分解システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明による熱分解システムは、有機性の高分子からなる熱分解ガスを低酸素状態で自燃させ、低分子の可燃性ガスに改質するガス改質器を有するシステムであって、前記改質器は、上部に熱分解ガスの自燃部を有する第1の縦長内部空間と、この第1の縦長空間の下端部に連通する水平方向の連通部と、この連通部の他端に連通し上部に改質されたガスの送出部を有する第2の縦長空間とから成り、前記連通部にはカーボン灰を一定方向に移送するスクリューを設けるとともに、このスクリューの前記自燃部直下の部分を覆うカバーを設けたことを特徴とする。
【0013】
上記スクリューの移送方向先端部には、カーボン灰を冷却しながら所定方向に移送するカーボン灰冷却器の一端が連結されている。
【0014】
また、カーボン灰冷却装置の出口部分に2個の仕切弁を直列に配置し、これら2個の仕切弁を交互に開閉させるダブルダンパ排出機構を構成した。
【0015】
また、本発明では、前記スクリューの移送方向先端部は、第2の縦方向空間の外壁より外方に突出しており、この突出部分の周囲は、冷却ジャケットを有するスクリューケーシングで囲まれ、かつこのスクリューケーシング内と改質器内との仕切部に、スクリューの外径より大きな内径を有するスリーブを一体に設けた構成としてもよい。
【0016】
また、本発明の熱分解システムでは、カーボン灰を一定方向に移送するスクリューは、移送方向先端部側の回転軸部分にて片持ち支持され、且つ、このスクリューの長さを、その移送方向基端部が、前記自燃部直下に達しない長さに設定してもよい。
【0017】
この場合、連通部には、スクリューの移送方向基端部側の回転軸外周を若干の隙間を保って支持する支持台を設けるとよい。
【0018】
本発明の熱分解システムでは、カーボン灰を一定方向に移送するスクリューは、前記連通部内の自燃部直下を含む所定長さ範囲の部分以外は回転軸の周囲に螺旋状の羽根を設け、前記所定長さ範囲の部分は螺旋状の羽根を持たない構成としてもよい。
【0019】
この場合、改質器内における連通部の、螺旋状羽根を持たないスクリュー部分に対向する床面にスラグ溜穴を設けるとよい。
【0020】
また、本発明の熱分解システムでは、改質器内に、自燃部直下を含む所定範囲内に存在するカーボン灰を、スクリューの移送方向先端側に吹き飛ばすノズルを設けるとよい。
【0021】
さらに、本発明の熱分解システムでは、スクリューの回転軸内に、その軸端部に連結端を有する冷媒通路が形成され、前記軸端部に連結する回転ジョイントにより、外部から冷媒が流れるように構成するとよい。
【0022】
これらの発明では、改質器内の底部床面上にスクリューを設けたので、改質器内底部に堆積しようとするカーボン灰などを強制的に除去することができ、長期間にわたる熱分解システムの継続した運転が可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による熱分解システムの一実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0024】
始に、熱分解システム全体の機能について、図8により説明する。熱分解システムは、廃棄物等の被処理物が投入されて前処理を行う前処理装置11と、廃棄物供給装置12、熱分解炉13および残渣排出装置14と、熱分解炉13からの熱分解ガスを改質するガス改質器15と、ガス改質器15からのガスを浄化するガス浄化装置16とを備えている。また残渣排出装置14には造粒装置17が接続されている。
【0025】
図8において、廃棄物等の被処理物は、前処理装置11を経た後、廃棄物供給装置12により熱分解炉13内へ供給され、熱分解炉13において、いわゆる蒸し焼き状態となり、熱分解処理される。この熱分解処理により熱分解炉13内には有機性の高分子ガスと残渣が発生する。
【0026】
熱分解炉13内で発生した有機性の高分子ガス(熱分解ガス)はガス改質器15により改質されて低分子の可燃性ガスとなる。ガス改質器15からの可燃性ガスはガス浄化装置16により煤などが浄化されて改質ガスとなる。この改質ガス(可燃性ガス)は熱分解システム内のエネルギー源として再利用することもできる。また、残渣は、残渣排出装置14により排出され、造粒装置17において残渣の選別と造粒が施され、再資源化される。
【0027】
次に、図1乃至図3により、熱分解炉13および改質器15の構成について詳述する。
【0028】
図1は熱分解炉13とガス改質器15との関係を示す構造図であり、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図である。
【0029】
図1において、熱分解炉13は回転ドラム21を有し、その両端近くの外周は支持体22により回転自在に支持されている。また、回転ドラム21の外周には外燃型の燃焼室23が形成され、バーナ24により外部から加熱される。さらに、回転ドラム21の入り口側には被処理物(廃棄物)供給装置12が設けられ、回転ドラム21内に被処理物を供給する。
【0030】
回転ドラム21は図示しない駆動機構により低速で回転駆動され、且つバーナ24により加熱され、投入された廃棄物を密閉状態で蒸し焼きし、熱分解して熱分解ガスと残渣を生成する。
【0031】
この回転ドラム21の出口側には、回転ドラム21内に空気が入らないように、その出口部分を覆う出口フード26が設けられている。この出口フード26は、回転ドラム21内で熱分解された熱分解ガス27と熱分解残渣28とに分離する。出口フード26の上部には連結ガス管31の一端が連結されており、分離された熱分解ガス27を排出させる。この連結ガス管31の他端は、ガス改質器15の熱分解バーナ32と連結している。
【0032】
熱分解バーナ32は、燃焼空気供給管33を有し、連結ガス管31により送られてくる熱分解ガス27と燃焼空気とを混合させ、ガス改質器15内において低酸素状態で燃焼させる。このため、熱分解ガスはガス改質器15内において約1000℃の温度で改質処理される。
【0033】
ガス改質器15は、第1の縦長内部空間15Aと、この第1の縦長空間15Aの下端部に連通する水平方向の連通部15Bと、この連通部15Bの他端に連通する第2の縦長空間15Cとから成る、略J字形に形成されている。第1の縦長空間15Aの上部には、熱分解バーナ32による熱分解ガスの自燃部32Aが位置する。また、第2の縦長空間15Cの上部には、改質されたガスの送出部34が設けられ、後段のガス浄化装置に接続される。したがって、自燃部32Aで燃焼したガスは、改質器15内において矢印で示すように略J字形の経路で流れ、送出部34から改質ガスとして送出される。
【0034】
連通部15Cの床上には、熱分解ガスの燃焼により生じるカーボン灰35を一定方向(図示右方)に移送するスクリュー36を設ける。このスクリュー36の、自燃部32Aの直下となる部分(図示左部分)は、耐熱煉瓦で構成したカバー37で覆っている。
【0035】
スクリュー36は、例えばステンレス材など高温に耐える材料で作られ、図示のように、改質器15の幅より長く設定されている。このスクリュー36の両端部分は、改質器15の外側面より突出しており、その周囲はスクリューケーシング38,39により覆われている。そして、スクリュー36の両端は、スクリューケーシング38,39内に設けた耐熱性の軸シール41と軸受け42で回転自在に支持される。さらに、このスクリュー36の一端(図示右端)は駆動モータ43とチェーン44を介して連結し、この駆動モータ43により回転駆動される。
【0036】
スクリュー36の移送方向先端部(図示右方)の周囲、すなわち、スクリューケーシング39の下面には排出口45が設けられ、仕切弁46を介してカーボン灰冷却器47の一端と連結している。カーボン灰冷却器47は、カーボン灰35を冷却しながら所定方向に移送するもので、水冷ジャケット48を備えた円筒状のケーシング49を有し、その内部にスクリュー50を回転自在に設けている。スクリユー50は軸受け51と軸シール52で回転自在に支持され、駆動モータ53により回転駆動される。
【0037】
カーボン灰冷却器47の出口側(図示左側)に設けられた排出口には2個の仕切弁55,56を直列に結合して、ダブルダンパ排出機構を構成している。カーボン灰35は最終的に回収缶57に溜められ、定期的に交換するようになっている。
【0038】
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
【0039】
図1において、廃棄物は廃棄物供給装置12により熱分解炉13へ供給される。廃棄物は、密閉された熱分解炉12の回転ドラム21内に投入され、暖められながら出口側に送られ、熱分解ガス26を発生させる。熱分解ガス26は連結ガス管31を通って熱分解バーナ32に送られ、燃焼空気と混合してガス改質器15の内の自燃部32Aで燃焼し、約1000℃の温度で改質処理され、ガス送出部34から後段の図示しないガス浄化装置へ送られる。
【0040】
このとき、熱分解バーナ32からの火炎の局部加熱により生成されるスラグ59は液滴下する。しかし、改質器15内の自燃部直下の部分にはカバー37が設けられているため、滴下したスラグ59は図1及び図2で示すように、カバー37の外表面部に固体のスラグ59として堆積する。すなわち、スクリユー36に接触しないため、スクリユー36が固持することを避けられる。
【0041】
また、熱分解ガスの燃焼により生じるカーボン灰35は、矢印で示す改質ガスの流れに沿って大部分が後段のガス浄化装置に搬送されるが、一部はガス改質器15の底部に降り落ちる。この降り落ちたカーボン灰35は、スクリュー36によって図示右方の移送方向先端側に移送され、排出口45の仕切弁46を経て、ガス改質器15外へ排出される。
【0042】
排出されたカーボン灰35はカーボン灰冷却器47のスクリュー50により図示左方に運ばれながら冷却される。そして、排出口に設けられたダブルダンパ55,56で空気進入を遮断しながら、外部に排出される。なお、ダブルダンパ55,56は両方が同時に開かないように自動シーケンスで動かし、カーボン灰冷却器47およびガス改質器15内に空気が進入しないように構成している。このようにカーボン灰35は充分に冷却し、しかも外部空気と接触しないので、高温のカーボン灰が発火するような恐れはない。
【0043】
本実施の形態によれば、ガス改質器15に降り落ちたカーボン灰35はスクリュー36により強制的に改質器15外に排出されるので、床および連通部15Bのトンネルが、カーボン灰35やスラグ59で閉塞されることはない。したがって、従来のようにガスの流れが阻害され廃棄物処理が停止になることはなく、安定かつ長期間に渡って熱分解処理を継続できる。
【0044】
次に、図4および図5を用いて、第2の実施の形態を説明する。
【0045】
この実施の形態は、図1で示した実施の形態に対し、スクリユー36の移送方向先端部分、すなわち、図示右方の出口部分45の構成を変更したもので他の部分は図1と同様の構成であり、対応する部分に同一符号を付している。
【0046】
スクリュー36の移送方向先端部分は、前述のように改質器15の幅方向より突出し、スクリューケーシング39内に設けた耐熱性の軸シール41と軸受け42で回転自在に支持される。スクリューケーシング39の外周には冷却ジャケット60が設けられている。すなわち、冷却ジャケット60は、スクリューケーシング39と同芯に、内部の水が漏れないように取り付けてあり、その内部を流れる冷媒(冷却水など)により、スクリュー36によって移送されてきたカーボン灰35などを冷却する。
【0047】
また、このスクリューケーシング36内と改質器15内との仕切部に、スクリュー36の外径より大きな内径を有するスリーブ61を一体に設けている。このスリーブ61は、例えばステンレス材などの耐熱合金によるものである。そして、この金属スリーブ61は、前記寸法関係により、スクリュー36の軸と同芯に、若干の隙間をもって取りつけられ、改質器15内の輻射熱がスクリューケーシング39内に入らないように機能する。
【0048】
スクリューケーシング39の下面には仕切弁46を有する排出口45が設けられ、仕切弁46を介して回収缶62が、シールバンド63及びシール材64により外部の空気が進入しないように締め付けられ、密閉状態で連結している。
【0049】
スクリュー36は回転軸36Aとその周囲に形成された強固な螺旋状の羽根36Bとからなる。回転軸36A内には、図5で示すように、図示右端からスクリューケーシング39の長さ範囲部分に、軸端部に連結端を有する冷媒通路64が形成されている。この回転軸36Aの軸端部には、回転ジョイント65が連結される。この回転ジョイント65は、冷媒入り口側通路65Aと冷媒出口側通路65Bとを有する。そして、回転軸36Aの軸端部に連結されることにより、その回転状態において、冷媒通路64内に外部から冷媒(冷却水など)を流すことができる。すなわち、回転ジョイント65で静止側から回転側へ水を供給し、冷媒通路64を通った戻り水を、回転ジョイント65で回転側から静止側へ戻すものである。
【0050】
なお、図示していないが、スクリュー36の図示左端側(反駆動側)にも冷媒通路64を設け、回転ジョイント65により、所定の長さ範囲冷媒が流れるように構成している。
【0051】
次に、これらの構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
【0052】
図4において、金属スリーブ61はスクリュー36と同芯に若干の隙間をもって取りつけられているため、改質器15内の高温部から輻射熱がスクリュー36の送出方向先端部側に伝熱し難くなる。また、スクリューケーシング39には冷却ジャケット60が取り付けられているため、スクリュー36によって移送されてきたカーボン灰35などを冷却し、排出口46の温度を低温に保つことができる。
【0053】
冷却されたカーボン灰35は仕切弁46を経て回収缶62に回収される。回収缶62は、シール材64とシールバンド63で締め付けられ、外部空気が進入しないように構成されているため、カーボン灰35の発火を防止することができる。
【0054】
また、図5に示すように、スクリュー36の回転軸36Aに対して、回転ジョイント65により静止側から回転側へ冷媒を供給し、冷却後、回転側から静止側へ戻している。このため、スクリュー回転軸36Aの端部を冷却して、軸の温度を低温に保ち、軸受け42を保護することができる。
【0055】
本実施の形態によれば、これらの総合的な効果により、改質器15内から排出されるカーボン灰35を十分冷却できる。しかも、空気進入を不可能としているため、カーボン灰35の発火を防止しながら、連続して排出できる。この結果、ガス改質器15の床および連通部15Bのトンネルに、カーボン灰35やスラグ59が堆積せず、ガスの流れが阻害されて処理が停止になることはない。したがって、安定かつ長期間に渡って熱分解処理を継続できる。
【0056】
次に、図6により第3の実施の形態を説明する。この実施の形態では、スクリュー67は、移送方向先端部側(図示右側)の回転軸67A部分にて片持ち支持され、且つ、このスクリュー67の長さを、その移送方向基端(図示左端)部が、図1で示した自燃部32Aの直下に達しない長さに設定したことを特徴とする。
【0057】
すなわち、スクリュー67の移送方向先端部側の回転軸67A部分は長く形成されており、これを囲むスクリューケーシング68の軸長も長く設定している。この回転軸67Aの先端部分はスクリューケーシング68内に設けられた2組の耐熱性の軸シール41と軸受け42で回転自在に片持ち支持される。また、スクリューケーシング68は、フランジ部68Aにおいて、冷却ジャケット60を設けた部分と2組の耐熱性の軸シール41と軸受け42を内装した部分とに分割可能に構成されている。
【0058】
また、回転軸67Aの内部には、その図示右端からほぼ全長にわたって、軸端部に連結端を有する冷媒通路70が形成されている。したがって、この回転軸67Aの軸端部に、回転ジョイント65を連結することにより、スクリュー回転軸67Aのほぼ全長にわたって冷媒を流すことができる。
【0059】
また、改質器15内の連通部15Bの床上、すなわち、スクリュー67の移送方向基端部(図示左端)側の位置に、回転軸67Aの外周を若干の隙間を保って支持する支持台71を設けた。この支持台71は、スクリュー67に撓みが発生した場合に軸受けとなり、撓みを制限して支持するものである。
【0060】
なお、改質器15内の図示左側の床上、すなわち、図1で示した自燃部32Aの直下を含む所定範囲内には、スクリュー67が存在しないので、図5などで示したカバー37は設けない。これに代って蒸気などを噴出するノズル72を設け、その近くに存在するカーボン灰35を、スクリュー67の移送方向先端側(図示右側)に吹き飛ばすように構成する。
【0061】
他の構成は前述した第1及び第2の実施の形態と略同一であり、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0062】
上記構成において、スクリュー67はガス改質器15の連通部15Bの中央部分くらいまで挿入されており、スクリューケーシング68内において間隔を保って設けた2つの軸受け42により片持ち状態で回転自在に支持されている。改質器15内の軸端部分は、若干の隙間をもって支持部材71により支持されており、スクリュー67の撓みを制限している。
【0063】
このスクリュー67の外側軸端には回転ジョイント65が取り付け可能であり、スクリュー67の軸内部に形成した冷媒通路70に冷媒(冷却水など)を流すことができる。冷媒通路70は、図示のようにスクリュー67のほぼ全長にわたって形成されており、スクリュー67全体を内部から冷却することができる。一般に、スクリュー67は、高温になると械的強度が低下するが、前記冷却により強度が低下することを防止し、スクリュー67の回転を潤滑にできる。
【0064】
また、スクリュー67は、その改質器15内において、連通部15Bの中間位置程度以上には挿入されていないため、上方の自燃部からスラグ59が滴下する領域にはスクリュー67が存在しないことになる。このため、スクリュー67の螺旋羽根67Bにスラグ59を巻きこむことがなく、スクリュー67の回転は何ら阻害されることはない。なお、スラグ59はガス改質器15の床部に溜め、定期的に実施する点検補修時に除去すればよい。
【0065】
また、スクリューケーシング68内における2組の軸受け42、軸シール41の補修を容易にするために、スクリューケーシング68をフランジ68A部分で分割できるようにしている。
【0066】
さらに、スラグ59が溜まる部分にはカーボン灰35も同時に溜まるので、ノズル72から蒸気などを噴出させ、このカーボン灰35を後段に吹き飛ばし、スクリュー67でカーボン灰35を改質器15外に排出することができる。
【0067】
本実施の形態によれば、カーボン灰35を連続して排出できるため、ガス改質器15の床および連通部15Bがカーボン灰35やスラグ59で閉塞することはなく、安定かつ長期間にわたって熱分解を継続できる。
【0068】
次に、図7により第4の実施の形態を説明する。この実施の形態は、スクリュー74の形状と、改質器15内におけるスラグ59の溜め方を特徴とするものである。すなわち、スクリュー74は、図1及び図4で示した第1及び第2の実施の形態と同様に、改質器15の幅より大きな長さ寸法を有する。しかも、これらの実施の形態より、改質器15の外壁より外方に突出した部分の長さが大きく設定されている。
【0069】
そして、その右側は、図6で示した第3の実施の形態と同様のスクリューケーシング68で囲まれている。ただし、このケーシング68内には1組の軸受け42及び外部に対する軸シール41と、スクリュー回転軸74Aを軸方向にシールする軸シール75が設けられている。また、このスクリュー回転軸74の図示右端からスクリューケーシング68の長さ範囲部分の内部には、軸端部に連結端を有する冷媒通路76が形成されている。この回転軸74Aの軸端部には、冷媒を流すための回転ジョイント65が連結できるように構成されている。
【0070】
スクリュー74の図示左側も、冷却ジャケット77を有するスクリューケーシング78で囲まれており、その中に設けられた軸シール79及び軸受け42により回転自在に支持されている。このスクリュー回転軸74Aの左側部分の内部にも、その図示左端からスクリューケーシング78の長さ範囲部分に、軸端部に連結端を有する冷媒通路80が形成されている。この回転軸74Aの左軸端部にも、冷媒を流すための回転ジョイント65が連結できるように構成されている。
【0071】
このスクリュー74は、回転軸74Aとその周囲に形成された螺旋状の羽根74Bとで構成されるが、改質器15内の左側部分、すなわち、上部の自燃部からスラグ59が滴下する範囲を含む所定長さの部分には、螺旋状の羽根74Bを持たない構成とした。
【0072】
また、改質器15内の図示左側の床面、すなわち、螺旋状の羽根74Bを持たないスクリュー74部分と対向する床面に、スラグ溜穴81を設け、上部から滴下するスラグ59をこのスラグ溜穴81内に溜めるようにしている。
【0073】
他の構成は前述した各実施の形態と略同一であり、対応する部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0074】
上記構成において、スラグ溜穴81を設けたことにより、落下したスラグ59をスラグ溜穴81内に溜めることができる。このため、落下したスラグ59がスクリュー74と床面との間に固着して、スクリュー74の回転を阻害することを防止できる。特に、スラグ溜穴81と対向する部分には螺旋状の羽根74Bがないため、羽根74Bなどの突起物により生じる回転阻害を防止できる。
【0075】
また、スクリュー74の左右の軸端には回転ジョイント65を取り付けることができるので、この回転ジョイント65により、スクリュー軸74Aの内部に設けた冷媒通路76,80に冷媒(冷却水など)を流すことができる。このようにスクリュー74の内部を冷却することによって、高温による機械的強度の低下を防止でき、スクリュー74の回転を潤滑にできる。また、スクリュー74の軸端部が冷却されるので、軸の温度を低温に保ち、軸受け42を保護することができる。
【0076】
なお、スラグ59が溜まる部分にはカーボン灰35も溜まるので、これを防止するために、ノズル72から蒸気を噴出させで煤払いを行い、後段にカーボン灰35を吹き飛ばし、スクリュー74でカーボン灰35を排出することができる。
【0077】
本実施の形態によれば、カーボン灰35を連続して排出できるため、ガス改質器15の床および連通部15Bがカーボン灰35やスラグ59で閉塞せず、安定かつ長期間に渡って熱分解処理を継続できる。
【0078】
【発明の効果】
本発明によれば、ガス改質器の炉床部がカーボン灰やスラグで閉塞されることなく、安定かつ長期間に渡って熱分解処理を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による熱分解処理システムの第1の実施の形態を示す全体構成図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す全体構成図である。
【図5】図4の要部を拡大して示す構成図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す構成図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態を示す構成図である。
【図8】一般的な熱分解処理工程を説明するブロック図である。
【符号の説明】
15 改質器
15A 第1の縦長空間
15B 連通部
15C 第2の縦長空間
32A 自燃部
35 カーボン灰
36,67,74 スクリュー
36A,67A,74A 回転軸
36B,67B,74B 螺旋状の羽根
37 カバー
38,39,68,78 スクリューケーシング
47 カーボン灰冷却器
55,56 ダブルダンパー機構を構成する仕切弁
59 スラグ
60,77 冷却ジャケット
61 スリーブ
64,70,76,79 冷媒通路
65 回転ジョイント
71 支持体
72 ノズル
81 スラグ溜穴
Claims (10)
- 有機性の高分子からなる熱分解ガスを低酸素状態で自燃させ、低分子の可燃性ガスに改質するガス改質器を有する熱分解システムであって、
前記改質器は、上部に熱分解ガスの自燃部を有する第1の縦長内部空間と、この第1の縦長空間の下端部に連通する水平方向の連通部と、この連通部の他端に連通し上部に改質されたガスの送出部を有する第2の縦長空間とから成り、
前記連通部にはカーボン灰を一定方向に移送するスクリューを設けるとともに、このスクリューの前記自燃部直下の部分を覆うカバーを設けたことを特徴とする熱分解システム。 - スクリューの移送方向先端部分には、カーボン灰を冷却しながら所定方向に移送するカーボン灰冷却器の一端が連結されていることを特徴とする請求項1に記載の熱分解システム。
- カーボン灰冷却装置の出口部分に2個の仕切弁を直列に配置し、これら2個の仕切弁を交互に開閉させるダブルダンパ排出機構を構成したことを特徴とする請求項2に記載の熱分解システム。
- スクリューの移送方向先端部は、第2の縦方向空間の外壁より外方に突出しており、この突出部分の周囲は、冷却ジャケットを有するスクリューケーシングで囲まれ、かつこのスクリューケーシング内と改質器内との仕切部に、スクリューの外径より大きな内径を有するスリーブを一体に設けたことを特徴とする請求項1に記載の熱分解システム。
- 有機性の高分子からなる熱分解ガスを低酸素状態で自燃させ、低分子の可燃性ガスに改質するガス改質器を有する熱分解システムであって、
前記改質器は、上部に熱分解ガスの自燃部を有する第1の縦長内部空間と、この第1の縦長空間の下端部に連通する水平方向の連通部と、この連通部の他端に連通し上部に改質されたガスの送出部を有する第2の縦長空間とから成り、
前記連通部にはカーボン灰を一定方向に移送するスクリューを設け、このスクリューは、移送方向先端部側の回転軸部分にて片持ち支持され、且つ、このスクリューの長さを、その移送方向基端部が、前記自燃部直下に達しない長さに設定したことを特徴とする熱分解システム。 - 連通部に、スクリューの移送方向基端部側の回転軸外周を若干の隙間を保って支持する支持台を設けたことを特徴とする請求項5に記載の熱分解システム。
- 有機性の高分子からなる熱分解ガスを低酸素状態で自燃させ、低分子の可燃性ガスに改質するガス改質器を有する熱分解システムであって、
前記改質器は、上部に熱分解ガスの自燃部を有する第1の縦長内部空間と、この第1の縦長空間の下端部に連通する水平方向の連通部と、この連通部の他端に連通し上部に改質されたガスの送出部を有する第2の縦長空間とから成り、
前記連通部にはカーボン灰を一定方向に移送するスクリューを設け、このスクリューは、前記連通部内の自燃部直下を含む所定長さ範囲の部分以外は回転軸の周囲に螺旋状の羽根を設けており、前記所定長さ範囲の部分は螺旋状の羽根を持たない構成としたことを特徴とする熱分解システム。 - 改質器内における連通部の、螺旋状羽根を持たないスクリュー部分に対向する床面にスラグ溜穴を設けたことを特徴とする請求項7に記載の熱分解システム。
- 改質器内に、自燃部直下を含む所定範囲内に存在するカーボン灰を、スクリューの移送方向先端側に吹き飛ばすノズルを設けたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の熱分解システム。
- スクリューの回転軸内には、その軸端部に連結端を有する冷媒通路が形成され、前記軸端部に連結する回転ジョイントにより、外部から冷媒が流れるように構成したことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の熱分解システム。
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