JP3978391B2 - 燃焼装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は燃焼装置に係り、特に、焼却炉等の燃焼ガス供給装置から供給される燃焼ガスを下から上に向けて導通させて燃焼させる燃焼室を有した筒状の燃焼塔を備えた燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5に示すように、例えば、特許文献1に記載の燃焼装置70がある。図5はこの概略断面図を示している。当該燃焼装置70は、燃焼ガス供給装置である溶融炉本体72に隣接して設けられており、溶融炉本体72から排出された排気ガスであるガス体Gを燃焼させると共に、ガス体Gに随伴されて一部未燃物を含む落下灰Dを搬送用流体A1 により燃焼装置70内へ循環再投入して燃焼させるようにしたものである。
【0003】
そして、この燃焼装置70は、二次燃焼室本体73、温度制御用の助燃バーナ74及び落下灰処理装置75等を具備しており、燃焼装置70内に落下した一部未燃物を含む落下灰Dを搬送用流体A1 と共に燃焼装置70内へ循環再投入して燃焼させることにより、落下灰D中に含まれている未燃物や有機塩素化合物を燃焼・分解させることができると共に、落下灰Dによる燃焼装置70の閉塞事故を防止できるようになっている。
【0004】
具体的には、二次燃焼室本体73は、円筒状の周壁73aと、周壁73aの上端に連設された天井部73bと、周壁73aの下端に連設されたホッパ状の底部73cとから成り、周壁73aと天井部73bと底部73cとで囲まれた空間がガス体Gを燃焼させる燃焼室となっている。また、二次燃焼室本体73の周壁73a下部には、溶融炉本体72のガス体流出口72aから排出されたガス体Gを燃焼装置70内へ受け入れる為のガス体流入口73dが形成されている。更に、二次燃焼室本体73の周壁73a上部には、高温の排ガスG′を排出する為の排ガス出口73eが形成されている。
【0005】
上記助燃バーナ74は、二次燃焼室本体73の周壁73a下部に連通状に接続した熱風吹き込みダクト74aの端部に設けられており、燃焼装置70内の温度制御用のバーナである。この助燃バーナ74には、オイルバーナやガスバーナが使用されている。
【0006】
落下灰処理装置75は、燃焼装置70の底部73c(二次燃焼室本体73の底部73c)に落下した落下灰Dを排出してこれを搬送用流体A1 と共に燃焼装置70内へ循環再投入するものであり、燃焼用空気を2系統に分けて燃焼装置70内へ供給し、一方の系統を流れる燃焼用空気を落下灰Dの搬送用流体A1 として利用すると共に、他方の系統を流れる燃焼用空気をガス体Gの二次燃焼用空気A2 として利用するようにしたものである。
【0007】
即ち、燃焼装置70の落下灰処理装置75は、燃焼装置70の底部73cに弁77を介して連通状に接続され、燃焼装置70の底部73cへ落下した落下灰Dを排出する排出シュート78と、排出シュート78の途中に介設された定量供給装置79(例えば弁)と、弁77と定量供給装置79の間で且つ排出シュート78に分岐状に接続された分岐シュート80と、排出シュート78に設けられ、落下灰Dを排出シュート78側若しくは分岐シュート80側へ排出する切換え用ダンパ81と、排出シュート78の下端部及び燃焼装置70内に夫々連通状に接続され、排出シュート78から排出された落下灰Dを搬送用流体A1 (燃焼用空気)と共に燃焼装置70内へ搬送する落下灰搬送用ダクト82と、落下灰搬送用ダクト82に介設された流量調節弁83と、落下灰搬送用ダクト82の流量調節弁83を制御する流量制御器84と、燃焼装置70内に連通状に接続され、燃焼装置70内へ二次燃焼用空気A2 を供給する空気供給用ダクト85と、空気供給用ダクト85に介設された流量調節弁86と、空気供給用ダクト85の流量調節弁86を制御する酸素検出制御器87と、落下灰搬送用ダクト82及び空気供給用ダクト85に接続されたファン88とから構成されている。
【0008】
そして、燃焼装置70において、落下灰搬送用ダクト82から燃焼装置70内へ供給される落下灰D及び搬送用流体A1 の投入位置は、二次燃焼室本体73のガス体流入口73dよりも上部位置となっている。また、燃焼装置70内への落下灰D及び搬送用流体A1 の投入方向(吹き込み方向)は、落下灰D及び搬送用流体A1 が燃焼装置70内へ均等に投入され且つ燃焼装置70内へ旋回流が発生する方向となっている。即ち、燃焼装置70内への落下灰D及び搬送用流体A1 の投入方向は、二次燃焼室本体73の中心線と二次燃焼室本体73の周壁73a内周面との中間地点を通る二次燃焼室本体73と同心円上の接線方向となっている。
【0009】
溶融炉本体72内での被溶融物(焼却残渣や飛灰等)の溶融によって発生したガス体Gは、揮発成分や炭素の酸化により起生した一酸化炭素の他に一部灰を含んでおり、溶融炉本体72のガス体流出口72a及びガス通路76を経て二次燃焼室本体73のガス体流入口73dから燃焼装置70内へ入り、ここでファン88及び各ダクト82,85により供給される燃焼用空気(搬送用流体A1 及び二次燃焼用空気A2 )により燃焼される。
【0010】
ガス体Gに随伴された一部未燃物を含んだ灰は、燃焼装置70内を降下してホッパ状の底部73cへ落下し、弁77,定量供給装置79及びダンパ81の操作により排出シュート78へ排出される。また、落下灰Dの量が多い場合には、一部の落下灰Dはダンパ81の操作により分岐シュート80側へ排出される。
【0011】
排出シュート78側へ排出された落下灰Dは、落下灰搬送用ダクト82を流れる搬送用流体A1 (燃焼用空気)により落下灰搬送用ダクト82内を搬送され、搬送用流体A1 と共に燃焼装置70内へ投入される。このとき、燃焼装置70内に投入された落下灰D及び搬送用流体A1 は、その投入位置がガス体流入口73dよりも上部で、且つその投入方向が二次燃焼室本体73の中心線と二次燃焼室本体73の周壁73a内周面との中間地点を通る二次燃焼室本体73と同心円上の接線方向となっている為、燃焼装置70内へ均等に分布された状態で燃焼装置70内を旋回することになる。
【0012】
落下灰搬送用ダクト82から搬送用流体A1 (燃焼用空気)と共に燃焼装置70内へ投入された落下灰Dは、落下灰搬送用ダクト82及び空気供給用ダクト85から燃焼装置70内へ供給される搬送用流体A1 (燃焼用空気)及び二次燃焼用空気A2 により燃焼される。
【0013】
【特許文献1】
特開2000−35208号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の燃焼装置にあっては、溶融炉本体72内での被溶融物(焼却残渣や飛灰等)の溶融によって発生したガス体Gは、二次燃焼室本体73のガス体流入口73dから燃焼装置70内へ入り、ここでファン88及び各ダクト82,85により供給される燃焼用空気(搬送用流体A1 及び二次燃焼用空気A2 )により燃焼されるが、二次燃焼室本体73の燃焼室のスペースが大きいので燃焼室の上下において温度が均一になりにくく、そのため、燃焼効率が必ずしも良いとはいえないという問題がある。
【0015】
本発明は、かかる実情に鑑みなされたものであり、燃焼室内の温度を均一化することにより高い燃焼効率を有する燃焼装置を提供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明は以下の手段を備える。本発明に係る燃焼装置は、燃焼ガス供給装置から供給される燃焼ガスを下から上に向けて導通させて燃焼させる燃焼室を有した筒状の燃焼塔を備えた燃焼装置において、上記燃焼塔の外側にこの燃焼塔と同心に設けられた筒状であり、供給される燃焼ガスを導通させる燃焼ガス導通路を形成する外塔を設けた構成としている。
【0017】
これにより、燃焼ガスは燃焼塔の周囲の燃焼ガス通路を通過する際、充分に加熱されるから、燃焼ガスは燃焼塔内で安定して燃焼し、燃焼室の温度が一定となり燃焼効率が向上する。
【0018】
また、必要に応じ、上記外塔を上記燃焼塔と同心として複数設け、各外塔の燃焼ガスの導通方向を交互とした構成としている。燃焼ガスを導通する外塔を複数設けたので、燃焼ガスは高い効率で加熱されると共に、燃焼塔が外気から該複数の外塔で確実に断熱され、外気の影響を受けにくくなり、燃焼効率が更に向上する。
【0019】
更に、必要に応じ、上記燃焼室内には螺旋状の案内部材が設けられている構成としている。これによれば、燃焼室内において燃焼ガスは案内部材によって外気と攪拌されつつ螺旋状に上昇していく。このため、燃焼ガスが均一に燃焼し、燃焼効率が向上する。
【0020】
更にまた、必要に応じ、上記螺旋状の案内部材の中心部に空気が下向きに通過する空気管が設けられ、この空気管の下側部に多数の空気吹き出し口を設けた構成としている。これによれば、空気吹き出し口から吹き出される外気である空気は空気管内を通過する際加熱されるため、燃焼ガスの燃焼がより効率的になされる。
【0021】
また、必要に応じ、上記燃焼塔からの排気が下方に向け導かれる排気導通路が設けられ、上記空気管には、上記排気導通路下方から上方に向け空気を導通する空気導入筒が折り返し部を介して接続されている構成としている。これによれば、空気は、排気通路内においても加熱されるから、空気の加熱をより効率的に行うことができる他、燃焼塔からの排気ガスが冷却され、その後の浄化処理が行ない易くなる。
【0022】
更にまた、必要に応じ、上記排気導通路の下部に灰取り出し部を設けた構成としている。燃焼ガスの燃焼塔での燃焼処理後に残留する灰は排気が排気導通路を通過する際に下方に落下し、灰取り出し部に貯まるから、この灰を燃焼装置から効率良く取り出すことができる。
【0023】
また、必要に応じ、上記外塔は燃焼ガスに外気を混入する外気導入口を備え、この外気導入口には温度センサとダンパとを備え、該ダンパはセンサの検知温度に基づいて開閉されて外気流入量を調整する構成としている。これによれば、温度センサは燃焼塔によって加熱される外塔の温度を測定し、その温度に応じてダンパを開閉して外気流入量を調整することができるから、燃焼塔に供給される燃焼ガスに予め外気を混入し燃焼ガス及び燃焼塔の温度を制御し燃焼効率が最適になるよう調整できる。
【0024】
更に、必要に応じ、上記外気導入口は外塔の上下方向に沿って複数設けられ、各外気導入口には夫々上記センサ及びダンパを備えた構成としている。複数設けられた外気導入口から、各外気導入口が設けられた温度センサによって検出した温度に応じて外気を導入する量をダンパで調整するから、各外気導入口の設置部分に面する燃焼塔を必要に応じて冷却することができ、燃焼塔の温度を均一なものとし、燃焼ガス燃焼温度を均一なものとすることができ、燃焼効率を向上させることができる。
【0025】
また、必要に応じ、上記燃焼室の排気ガスを外部に排出する吸引ブロアを備えた構成としている。これによれば、排気ガスが吸引ブロアによって強制的に排出されるので、外気の吸入が円滑となる他、燃焼塔の後段に排気ガスを浄化する浄化装置を取り付けたとしてもこの浄化装置による排気抵抗に抗して排気ガスを排出することができる。
【0026】
更にまた、必要に応じ、上記吸引ブロアの直前に水フィルタを配置した構成としている。浄化装置として水フィルタを用いているので排気ガスを確実に浄化することができる他、メンテナンスが容易なものとできる。また、この水フィルタに使用して発生した温水を例えば薬浴用の薬湯として使用することができる。
【0027】
また、本発明に係る燃焼装置は、必要に応じ、燃焼塔に冷却用外気あるいは冷却水を供給して温風または温水を取り出すことを特徴とする。これによれば、燃焼塔で発生する熱エネルギーを温風又は温水として取り出し有効利用することができる。
【0028】
そして、本発明に係る燃焼装置において、必要に応じ、上記燃焼ガス供給装置はタイヤ焼却炉であり、下方にタイヤを焼却させたときに燃え残る不燃物を取り出す不燃物取出装置を備えた構成としている。これによれば、燃焼装置をタイヤ焼却炉に取り付けることによりタイヤ焼却処理時に発生する排気ガスを浄化できる他、タイヤのビードワイヤ,ベルト,スチールコード等の鋼製不燃物を不燃物取出装置により別途取り出すことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る燃焼装置を添付図面に基づいて説明する。
図1乃至図4は本発明に係る燃焼装置を実施する形態の一例である。図1は本例に係る燃焼装置を含む廃棄物燃焼システムの概要を示すブロック図、図2は本例に係る燃焼装置を構成する二次燃焼炉を示す図、図3は本例に係る燃焼装置を構成する水フィルタを示す図、図4は本例に係る燃焼装置が接続される燃焼ガス発生装置であるタイヤ焼却炉を示す図である。
【0030】
本例に係る燃焼装置100は図1に示すように燃焼ガス供給装置としてのタイヤ焼却炉400に接続されており、このタイヤ焼却炉400からの一次排気を再燃焼させる二次燃焼炉200と、この二次燃焼炉200からの二次排気を浄化する水フィルタ300とからなる。
【0031】
〔二次燃焼炉〕
本例において二次燃焼炉200は、図2に示すようにタイヤ焼却炉400から供給される燃焼ガスである一次排気ガスを下から上に向けて導通させて燃焼させる円筒形の燃焼室Rを備えている。また、本例ではこの燃焼塔5の外側に三重の外塔2,3,4が設けられている。これらの外塔2,3,4は燃焼塔5と同心に設けられた筒状のものであり、燃焼塔5及びこれらの外塔2,3,4間に、燃焼ガスが導通される燃焼ガス導通路2b,3b,4bを設けている。
【0032】
また、本例では、タイヤ焼却炉400からの一次排気を導入する入口50は入口パイプ51を経て一番外側の燃焼ガス導通路2bの上側に導入される。また各外塔2,3,4間の燃焼ガス導通路2b,3b,4bのガス導通方向は上下を交互として構成している。なお、この燃焼ガスの流れる状態を図2中矢印A1,A2,A3で示している。
【0033】
本例では、燃焼ガス導通路2b,3b,4bを3層設けることとしたため、燃焼ガスは高い効率で加熱されると共に、燃焼塔5が外気から複数の外塔2,3,4で確実に断熱され、外気の影響を受けにくくなり、燃焼効率が向上する。
【0034】
また、二次燃焼炉200の、もっとも内側とその外側に配置された燃焼ガス導通路4b,3bには燃焼ガスに外気を混入する外気導入口6を上下方向に各3個所合計6個所設け、各外気導入口6には温度センサ6bと外気流入を制御するダンパ6aとを備えている。ダンパ6aはセンサ6bの検知温度に基づいて開閉されて外気流入量を調整する。
【0035】
本例では、温度センサ6bは燃焼塔5によって加熱される外塔3,4の温度を測定し、その温度に応じてダンパ6aを開閉して外気流入量を調整することができるから、燃焼塔5に供給される燃焼ガスに予め外気を混入し燃焼ガス及び燃焼塔5の温度を制御し燃焼効率が最適になるよう調整できる。
【0036】
また、本例に係る二次燃焼炉200の燃焼室R内には螺旋状の案内部材14が設けられている。この案内部材14は、その軸部に外気である空気が下向きに通過する空気管12が設けられ、その外側に螺旋状の案内板14aが配置されている。また、この燃焼室Rの下部に位置する空気管12の下部には多数の空気吹出穴部13が開設されている。
【0037】
また、本例では燃焼室Rの下部には点火及び燃焼促進用のバーナ41を設けている。図中符号41aはバーナノズル、41bはモータ、41cはコンドルファ始動装置を示している。
【0038】
本例に係る二次燃焼炉200によれば、燃焼室R内において燃焼ガスバーナ41によって加速され、案内部材14によって外気と攪拌されつつ螺旋状に上昇して燃焼していく。このため、燃焼ガスが均一に燃焼し、燃焼効率が向上する。
【0039】
また、本例では二次燃焼炉200の上端には2枚の燃焼炉蓋板15,16が設けられ、各外塔2,3,4上端には装置蓋板17が設けられている。これらの蓋板は装置の熱膨張を考慮して本体に対してスライド可能にインロー接続3a,4a,5aで配置されている。尚、符号1は断熱材、44はセラミックスパイプを示している。
【0040】
また、本例に係る二次燃焼炉200には、燃焼塔5からの排気が下方に向け導かれる排気導通路24aが設けられている。この排気導通路24aには内筒24及び外筒25が設けられ、これら内筒24及び外筒25の間に冷却用の水あるいは外気を流通させるものとしている。尚、符号23は熱交換用のフィンを示している。
【0041】
また、空気管12は、排気導通路24aの下方から上方に向け空気を導通する空気導入筒22が折り返し部であるエルボ20を介して接続されている。尚、符号20aは絶縁用のセラミックス管を示している。本例によれば、空気は、排気通路内においても加熱されるから、空気の加熱をより効率的に行なうことができる他、燃焼塔5からの排気ガスが冷却され、その後の浄化処理が行ない易くなる。
【0042】
更にまた、本例に係る二次燃焼炉200は、排気導通路24aの下部に灰取出部27を設けている。灰取出部27にはドア27aとフック27bとが設けられている。燃焼塔5での燃焼処理後に残留する灰は排気が排気導通路24aを通過する際に落下し、灰取出部27に貯まり、この灰を二次燃焼炉200から効率良く取り出すことができる。
【0043】
また、本例に係る二次燃焼炉200は排気導通路24aの外側に設けた熱交換機26に冷却用外気あるいは冷却水を供給して温風または温水を取り出すことができる。図2において36は水又は外気の流入管、37は温水又は温風の排出管、36a,37bはバルブを示している。この例では燃焼ガスの処理で発生する熱エネルギーを温風又は温水として取り出し有効利用することができる。
【0044】
本例に係る二次燃焼炉200は、図3に示すように、燃焼室Rの排気ガスを外部に排出する吸引ブロア39を備えている。この吸引ブロア39は二次燃焼炉200からの二次排気(図2、図3中Cで示した)を吸引して水フィルタ式の排気ガス浄化装置(水フィルタ)300を経て排気を吸引して外部に放出する。
【0045】
水フィルタ300は、図3に示すように、底部に多数の排気及び水が通過する小穴35aが開設された多孔板35を底部に備えた円筒状の水フィルタ外筒30とタンク28とからなり、水フィルタ外筒30内に上部から水を噴出する多数の噴出口を備えたシャワーパイプ31を配置したものであり、水は水注入口31aから注入され噴出口から水フィルタ外筒30内に噴出され、水フィルタ外筒30底部に溜まり、多孔板35の小穴35aから噴出される二次排気を浄化すると共に、この浄化された二次排気をシャワーによって洗浄する。
【0046】
多孔板35の小穴35aからはブロア39で吸引された水フィルタ外筒30内に貯まった水内に放出されると共に、水フィルタ外筒30内の水がタンク28内に滴下される。尚、この滴下されタンク28内に貯まった温水は中和剤40を加えて薬浴用の温水として利用できる。図3中符号33は薬浴用の温水を排水する排水パイプ、符号32は液位測定管を示している。
【0047】
また、放出された水は水フィルタ外筒30内に溜まり、排気ガスが吸引ブロア39によって強制的に排出されるので、外気の吸入が円滑となる他、浄化装置300による排気抵抗に抗して排気ガスを排出することができる。また排気ガスを確実に浄化することができる他、メンテナンスが容易なものとできる。
【0048】
〔タイヤ焼却炉〕
次に、燃焼ガス供給装置であるタイヤ焼却炉400について説明する。このタイヤ焼却炉400は、図4に示すように、炉本体401と炉本体401内に廃タイヤTを供給するベルトコンベア402とを備える。また、この炉本体401の周囲には外気取り入れ口403からの取り入れた外気を流通させ炉本体401を冷却すると共に外気を加熱する外気ジャケット404と、外気ジャケット404の上部と炉本体401の下部を連結して、外気を炉本体401の下部から供給する外気通路405とを備える。
【0049】
また、本例ではタイヤ焼却炉400は、点火用のバーナ406とバーナへの外気供給量調整用のダンパ407とを備える。更に、本例ではタイヤ焼却炉400の炉本体401の最下部にはタイヤを構成する不燃物、例えば鋼製のビードワイヤ,ベルト,スチールコードなどを炉本体401から排出する不燃物取出装置410を備えている。本例では不燃物取出装置410は炉本体401の下部に設けられた排出口409から外部に排出する回転排出羽根408と排出口409を開閉するシャッタ装置411とから構成されている。
【0050】
本例では廃タイヤTを燃焼させた後に発生する一次排気ガスは排気口412を経て二次燃焼炉200に吸入され燃焼処理される。本例によれば、燃焼装置をタイヤ焼却炉に取り付けることによりタイヤ焼却処理時に発生する排気ガスを浄化できる他、タイヤのビードワイヤ,ベルト,スチールコード等の鋼製不燃物を別途取り出すことができる。
【0051】
尚、本発明の燃焼装置は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。即ち、上記例では本発明の燃焼装置が取り付けられる燃焼ガス発生装置としてタイヤ焼却炉を例として説明したが燃焼ガス供給装置として他の廃棄物焼却装置その他溶融炉などの排気ガスを使用する装置に使用できることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明に係る燃焼装置によれば、燃焼ガス供給装置から供給される燃焼ガスを下から上に向けて導通させて燃焼させる燃焼室を有した筒状の燃焼塔を備えた燃焼装置において、燃焼塔の外側にこの燃焼塔と同心に設けられた筒状の外塔により、供給される燃焼ガスを導通させる燃焼ガス導通路を設けたので、燃焼ガスは燃焼塔の周囲の燃焼ガス通路を通過する際、充分に加熱され、燃焼ガスは燃焼塔内で安定して燃焼し、燃焼室の温度が一定となり燃焼効率が向上する。
【0053】
また、外塔を上記燃焼塔と同心として複数設け、各外塔の燃焼ガスの導通方向を交互とした場合には、燃焼ガスは高い効率で加熱されると共に、燃焼塔が外気から複数の外塔で確実に断熱され、外気の影響を受けにくくなり、燃焼効率が更に向上する。
【0054】
また、燃焼室内に螺旋状の案内部材を設けた場合には、燃焼室内において燃焼ガスは案内部材によって外気と攪拌されつつ螺旋状に上昇していく。このため、燃焼ガスの燃焼が均一に燃焼し、燃焼効率が向上する。
【0055】
更に、螺旋状の案内部材の中心部に空気が下向きに通過する空気管が設けられ、この空気管の下側部に多数の空気吹き出し口を設けた場合には、空気吹き出し口から吹き出される外気である空気は空気管内を通過する際加熱されるため、燃焼ガスの燃焼がより効率的になされる。
【0056】
また、燃焼塔からの排気が下方に向け導かれる排気導通路が設けられ、空気管には、排気導通路下方から上方に向け空気を導通する空気導入筒が折り返し部を介して接続された場合には、空気は、排気通路内においても加熱され、空気の加熱をより効率的に行うことができる他、燃焼塔からの排気ガスが冷却され、その後の浄化処理が行ない易くなる。
【0057】
更にまた、排気導通路の下部に灰取り出し部を設けた場合には、燃焼ガスの燃焼塔での燃焼処理後に残留する灰は排気が排気導通路を通過する際に下方に落下し、灰取り出し部に貯まるから、この灰を燃焼装置から効率良く取り出すことができる。
【0058】
また、外塔は燃焼ガスに外気を混入する外気導入口を備え、この外気導入口には温度センサとダンパとを備え、ダンパはセンサの検知温度に基づいて開閉されて外気流入量を調整する場合には、温度センサは燃焼塔によって加熱される外塔の温度を測定し、その温度に応じてダンパを開閉して外気流入量を調整することができ、燃焼塔に供給される燃焼ガスに予め外気を混入し燃焼ガス及び燃焼塔の温度を制御し燃焼効率が最適になるよう調整できる。
【0059】
更に、外気導入口は外塔の上下方向に沿って複数設けられ、各外気導入口にはセンサ及びダンパを備えた場合には、複数設けられた外気導入口から、各外気導入口が設けられた温度センサによって検出した温度に応じて外気を導入する量をダンパで調整するから、各外気導入口の設置部分に面する燃焼塔を必要に応じて冷却でき、燃焼塔の温度を均一なものとし、燃焼ガス燃焼温度を均一なものとすることができ、燃焼効率を向上させることができる。
【0060】
また、燃焼室の排気ガスを外部に排出する吸引ブロアを備えた場合には、排気ガスが吸引ブロアによって強制的に排出されるので、外気の吸入が円滑となる他、燃焼塔の後段に排気ガスを浄化する浄化装置を取り付けたとしてもこの浄化装置による排気抵抗に抗して排気ガスを効率よく排出することができる。
【0061】
更にまた、吸引ブロアの直前に水フィルタを配置した場合には、排気ガスを浄化することができる他、メンテナンスが容易なものとできる。また、この水フィルタに使用して発生した温水をたとえば薬浴用の薬湯として使用することができる。
【0062】
また、冷却用外気あるいは冷却水を供給して温風または温水を取り出す構成とした場合には、燃焼塔で発生する熱エネルギーを温風又は温水として取り出し有効利用することができる。
【0063】
そして、燃焼ガス供給装置はタイヤ焼却炉であり、下方にタイヤ焼却させたときに燃え残る不燃物を取り出す不燃物取出装置を備えた場合には、燃焼装置をタイヤ焼却炉に取り付けることによりタイヤ焼却処理時に発生する排気ガスを浄化できる他、タイヤのビードワイヤ,ベルト,スチールコード等の鋼製不燃物を別途取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃焼装置を含む廃棄物燃焼システムの概要を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る燃焼装置の構成を示す断面図である。
【図3】図2に示した燃焼装置に接続される水フィルタの構成を示す断面図である。
【図4】図2に示した燃焼装置に接続されるタイヤ焼却炉の構成を示す断面図である。
【図5】従来の燃焼装置の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 断熱材
2,3,4 外塔
2b,3b,4b 燃焼ガス導通路
5 燃焼塔
R 燃焼室
6 外気導入口
6a ダンパ
6b センサ
12 空気管
13 空気吹出穴部
14 案内部材
14a 案内板
15,16 燃焼炉蓋板
17 装置蓋板
20 エルボ
20a セラミックス管
22 空気導入筒
23 フィン
24 内筒
24a 排気導通路
25 外筒
26 熱交換機
27 灰取出部
27a ドア
27b フック
28 タンク
30 水フィルタ外筒
31 シャワーパイプ
31a 水注入口
32 液位測定管
33 排水パイプ
35 多孔板
35a 小穴
39 吸引ブロア
40 中和剤
41 バーナ
50 入口
51 入口パイプ
70 燃焼装置
72 溶融炉本体
72a ガス体流出口
73 二次燃焼室R本体
73a 周壁
73b 天井部
73c 底部
73d ガス体流入口
73e 排ガス出口
74 助燃バーナ
74a ダクト
75 落下灰処理装置
76 ガス通路
77 弁
78 排出シュート
79 定量供給装置
80 分岐シュート
81 ダンパ
82 落下灰搬送用ダクト
83 流量調節弁
84 流量制御器
85 空気供給用ダクト
86 流量調節弁
87 検出制御器
88 ファン
100 燃焼装置
200 二次燃焼炉
300 水フィルタ
400 タイヤ焼却炉
401 炉本体
402 ベルトコンベア
404 外気ジャケット
405 外気通路
406 バーナ
407 ダンパ
408 回転排出羽根
409 排出口
410 不燃物取出装置
411 シャッタ装置
412 排気口
D 落下灰
G ガス体
T 廃タイヤ

Claims (18)

  1. 燃焼ガス供給装置から供給される燃焼ガスを下から上に向けて導通させて燃焼させる燃焼室を有した筒状の燃焼塔を備えた燃焼装置において、
    上記燃焼塔の外側にこの燃焼塔と同心に設けられた筒状であり、供給される燃焼ガスを導通させる燃焼ガス導通路を形成する外塔を設け、
    上記燃焼室内には螺旋状の案内部材が設けられ、
    上記螺旋状の案内部材の中心部に空気が下向きに通過する空気管が設けられ、この空気管の下側部に多数の空気吹き出し口を設け、
    上記燃焼塔からの排気が下方に向け導かれる排気導通路が設けられ、上記空気管には、上記排気導通路下方から上方に向け空気を導通する空気導入筒が折り返し部を介して接続されていることを特徴とする燃焼装置。
  2. 燃焼ガス供給装置から供給される燃焼ガスを下から上に向けて導通させて燃焼させる燃焼室を有した筒状の燃焼塔を備えた燃焼装置において、
    上記燃焼塔の外側にこの燃焼塔と同心に設けられた筒状であり、供給される燃焼ガスを導通させる燃焼ガス導通路を形成する外塔を設け、
    上記外塔を上記燃焼塔と同心として複数設け、各外塔の燃焼ガスの導通方向を交互とし、
    上記燃焼室内には螺旋状の案内部材が設けられ、
    上記螺旋状の案内部材の中心部に空気が下向きに通過する空気管が設けられ、この空気管の下側部に多数の空気吹き出し口を設け、
    上記燃焼塔からの排気が下方に向け導かれる排気導通路が設けられ、上記空気管には、上記排気導通路下方から上方に向け空気を導通する空気導入筒が折り返し部を介して接続されていることを特徴とする燃焼装置。
  3. 上記排気導通路の下部に灰取り出し部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の燃焼装置。
  4. 上記外塔は燃焼ガスに外気を混入する外気導入口を備え、この外気導入口には温度センサとダンパとを備え、該ダンパはセンサの検知温度に基づいて開閉されて外気流入量を調整することを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の燃焼装置。
  5. 上記外気導入口は外塔の上下方向に沿って複数設けられ、各外気導入口には夫々上記センサ及びダンパを備えたことを特徴とする請求項4記載の燃焼装置。
  6. 上記燃焼室の排気ガスを外部に排出する吸引ブロアを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の燃焼装置。
  7. 上記吸引ブロアの直前に水フィルタを配置したことを特徴とする請求項6記載の燃焼装置。
  8. 冷却用外気あるいは冷却水を供給して温風または温水を取り出すことを特徴とする請求項1乃至請求項6記載の燃焼装置。
  9. 上記燃焼ガス供給装置はタイヤ焼却炉であり、下方にタイヤを焼却させたときに燃え残る不燃物を取り出す不燃物取出装置を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項8記載の燃焼装置。
  10. 燃焼ガス供給装置から供給される燃焼ガスを下から上に向けて導通させて燃焼させる燃焼室を有した筒状の燃焼塔を備えた燃焼装置において、
    上記燃焼塔の外側にこの燃焼塔と同心に設けられた筒状であり、供給される燃焼ガスを導通させる燃焼ガス導通路を形成する外塔を設け、
    上記外塔は燃焼ガスに外気を混入する外気導入口を備え、この外気導入口には温度センサとダンパとを備え、該ダンパはセンサの検知温度に基づいて開閉されて外気流入量を調整することを特徴とする燃焼装置。
  11. 上記外塔を上記燃焼塔と同心として複数設け、各外塔の燃焼ガスの導通方向を交互としたことを特徴とする請求項10記載の燃焼装置。
  12. 上記燃焼室内には螺旋状の案内部材が設けられていることを特徴とする請求項10または請求項11記載の燃焼装置。
  13. 上記螺旋状の案内部材の中心部に空気が下向きに通過する空気管が 設けられ、この空気管の下側部に多数の空気吹き出し口を設けたことを特徴とする請求項12記載の燃焼装置。
  14. 上記外気導入口は外塔の上下方向に沿って複数設けられ、各外気導入口には夫々上記センサ及びダンパを備えたことを特徴とする請求項10乃至請求項13記載の燃焼装置。
  15. 上記燃焼室の排気ガスを外部に排出する吸引ブロアを備えたことを特徴とする請求項10乃至請求項14記載の燃焼装置。
  16. 上記吸引ブロアの直前に水フィルタを配置したことを特徴とする請求項15記載の燃焼装置。
  17. 冷却用外気あるいは冷却水を供給して温風または温水を取り出すことを特徴とする請求項10乃至請求項15記載の燃焼装置。
  18. 上記燃焼ガス供給装置はタイヤ焼却炉であり、下方にタイヤを焼却させたときに燃え残る不燃物を取り出す不燃物取出装置を備えたことを特徴とする請求項10乃至請求項17記載の燃焼装置。
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