JP2003194315A - 焼却炉 - Google Patents

焼却炉

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JP2003194315A
JP2003194315A JP2001395532A JP2001395532A JP2003194315A JP 2003194315 A JP2003194315 A JP 2003194315A JP 2001395532 A JP2001395532 A JP 2001395532A JP 2001395532 A JP2001395532 A JP 2001395532A JP 2003194315 A JP2003194315 A JP 2003194315A
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combustion chamber
exhaust gas
hopper
cooling
primary combustion
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Akeshi Yamamoto
明士 山本
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Seiko Corp
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Seiko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来と同量の燃焼量でありながら燃焼効率お
よび排気ガスの冷却効率がよく、もって焼却炉全体を小
型化することを課題とする。 【解決手段】燃焼物が投入されるホッパー1と、一次燃
焼室2と、この一次燃焼室用の一次燃焼バーナ22と、
一次燃焼室2と熱伝導性の良い隔壁を接して隣接された
二次燃焼室3と、この二次燃焼室用の二次燃焼バーナ3
2と、二次燃焼室3からの高温排気ガスの冷却装置4
と、サイクロン集塵器5と、サイクロン集塵器から排出
される排気ガスを下方へと導くダクト6内に散水装置6
2と、前記ダクト6を下方より上方へと斜めに横断する
冷却用パイプ63とを備え、前記排気ガスの冷却を行う
冷却ダクト6と、該冷却ダクト6の下端に水槽70を介
して設けられたスクラバー排気ガス処理装置7と、該ス
クラバー排気ガス処理装置7の末端に設けられた吸引フ
ァン8と、排気筒9とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は焼却炉に関し、詳
しくは主として建築廃材を焼却するための焼却炉に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、木造家屋の新築時に出る端材や解
体廃材の処分用として種々の焼却炉が知られている(例
えば特開2000−193216号、特開平11−66
09号、特開平11−132428号等)。
【0003】ところで、これら廃材を焼却炉で焼却する
際には、特にダイオキシン類の発生を抑制する必要があ
り、このためそれぞれの焼却炉では、例えば燃焼温度を
800℃以上で燃焼するように燃焼温度を高めたり、あ
るいは外気に排出される燃焼ガスを冷却するため、排気
経路に冷却装置を設けたり、さらには排気ガスに含まれ
る煤塵類を除去する装置を設けるなど種々の装置が付設
されている。
【0004】しかしながら、燃焼温度を800℃以上の
高温に維持するにはかなりカロリーの高い燃焼バーナー
を要し、しかも一次燃焼バーナー、二次燃焼バーナーと
複数時に分けて燃焼するなど熱エネルギもかなり必要と
する問題があった。
【0005】また、燃焼ガスを大気に排出する場合、今
度は高温排気ガスを一定温度以下に冷却しなければなら
ず、その冷却のために長い冷却経路を設ける必要が生じ
少容量の焼却炉であっても付属装置が大掛かりとなって
しまう問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記問題を
解消し、従来と同量の燃焼量でありながら燃焼効率およ
び排気ガスの冷却効率がよく、もって焼却炉全体を小型
化することを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、請求項1の焼却炉は、燃焼物が投入されるホッパー
と、該ホッパー下部と連通した一次燃焼室と、この一次
燃焼室用の一次燃焼バーナと、前記一次燃焼室から排気
ガスが流入し、前記一次燃焼室に熱伝導性の良い隔壁を
接して隣接された二次燃焼室と、この二次燃焼室用の二
次燃焼バーナと、前記二次燃焼室からの高温排気ガスを
水冷ジャケットで冷却する冷却装置と、該冷却装置の水
冷ジャケットで発生した水蒸気と前記二次燃焼室からの
排ガスとが吹きこまれるサイクロン集塵器と、該サイク
ロン集塵器から排出される排気ガスを下方へと導くダク
トと、該ダクト内に散水する散水装置と、前記ダクトを
下方より上方へと斜めに横断して貫通する外気空気流通
用の冷却筒と、該ダクトの下端に水槽を介して設けられ
たスクラバー排気ガス処理装置と、該スクラバー排気ガ
ス処理装置の末端に設けられた吸引ファンと、該吸引フ
ァンの排気側に設けられた排気筒とからなるものであ
る。
【0008】即ち、この焼却炉は、一次燃焼室と二次燃
焼室とが熱伝導性の良い隔壁を接して隣接されているの
で、二次燃焼室での燃焼熱に一次燃焼室の伝導熱を利用
でき、高温焼却での熱エネルギの有効利用ができる。ま
た、スクラバー排気ガス処理装置に送り込まれる排気ガ
スを、水噴射と外気空気流通用の冷却筒とで冷却するの
でスクラバー排気ガス処理装置直前での排気ガス温度の
上昇が防げる。
【0009】請求項2の焼却炉は、請求項1の焼却炉に
おいて、ホッパー上面が耐熱断熱材よりなる蓋体で密閉
可能とされ、該ホッパー下部にはホッパー外部より一次
燃焼室へ向け空気供給ノズルが設けられてなるものであ
る。
【0010】従ってホッパー下部での廃材の燃焼が効率
良く行え、またホッパー開口よりの排気ガス、煤煙など
の流出が防げる。請求項3の焼却炉は、上記請求項1又
は請求項2の焼却炉において、一次燃焼室の平面形状が
ホッパー側を長辺とした等脚台形状とされ、互いに対向
する斜辺部に前記ホッパーへ向けて火焔を噴射する一次
燃焼バーナを設けてなるものである。
【0011】従って、燃焼で発生した高温ガスは、向き
合ったバーナーの間を通って二次燃焼室へと流れるの
で、高温ガスは熱が失なわれにくく、高温を維持したま
ま二次燃焼室へと送りこむことができるのである。
【0012】
【実施の形態】次に、この発明の実施の形態である焼却
炉について説明する。図1は、実施の形態である焼却炉
の正面図、図2は図1のX−X線矢視断面図、図3は図
1のY−Y線矢視断面図、図4は実施の形態である焼却
炉の要部平面図である。
【0013】焼却炉は、ホッパー1と一次燃焼室2、二
次燃焼室3、二次燃焼室からの高温排気ガスの冷却装置
4、サイクロン集塵器5、該サイクロン集塵器からの排
気ガスを案内し同時に冷却するダクト6、スクラバー排
気ガス処理装置7、吸引ファン8および排気筒9とから
なる。
【0014】次に各部について説明する。ホッパー1
は、図2に示すように、上方が広く下方が漏斗状に狭め
られた形状をなし、周壁10は耐熱キャスター、耐火煉
瓦などで形成されている。
【0015】このホッパー1の上面11は、同じく耐熱
キャスターなどより形成された開閉蓋12で密閉可能と
されている。この開閉蓋12は、ホッパー1の上部開口
の両側に設けられたレール13、13にジャッキ14a
を備えた車輪14、14を介して走行可能に支持され、
図4に示すようにホッパー1の両側に張り出して付設さ
れたレール13…13に沿って走行することによりホッ
パー1上面11の開閉を行うようにされている。
【0016】なお、図2において15は開閉蓋12の開
閉動作のための電動駆動装置を示し、開閉時はこのジャ
ッキ14aにより開閉蓋12を持ち上げ、その状態で電
動駆動装置15によりレール13上を走行駆動すること
によって開閉を行うようにされている。
【0017】ホッパー11の下方には、燃焼灰を落とす
火格子16と、燃焼ガスを第一の燃焼室へ排出する開口
17とが設けられ、この開口17にも格子18が設けら
れている。
【0018】また、火格子16の下方には燃焼灰を受け
る台車19が配設されている。図中20は、ホッパー1
下方に設けた空気供給ノズルを示し、一次燃焼室方向へ
向けて燃焼用空気を供給するように配設されている。
【0019】一次燃焼室2は、ホッパー1下面の開口1
7に連通して設けられ、平面視が、図3に示すようにホ
ッパー1側が長辺となる等脚台形状をなし、斜辺を構成
する室壁21、21に一次燃焼バーナー22、22が設
けられている。
【0020】一次燃焼バーナー22、22の火焔噴射方
向は、室壁21に対して直交する方向とされている。従
って、火焔は開口17方向に向け斜方向から噴射される
ようにされている。
【0021】また、この一次燃焼室2内面もホッパー1
壁と同様耐熱キャスターや耐熱煉瓦などで構成されてい
る。なお、図2において23は点検用扉を示し通常は閉
じられている。また、24は温度センサーを示し、一次
燃焼室2内の温度を測定し燃料供給など自動制御のデー
タとされる。
【0022】25は一次燃焼室2と二次燃焼室3との間
の隔壁を示し、図示例の場合は耐熱ステンレスよりなる
筒体とされている。二次燃焼室3は、一次燃焼室2内に
内包されるように設けられ、ホッパー1から遠い側に排
気ガス流入口30を有し、この廃棄ガス流入口30側か
ら末端31方向へ向けて火焔を吹きこむ二次燃焼バーナ
ー32が設けられている。従って、二次燃焼室3内の温
度は一次燃焼室2内の温度雰囲気がベースとなり、一次
燃焼室2の燃焼熱がこの二次燃焼室3の燃焼熱に有効利
用される。
【0023】二次燃焼室3の末端31側に排気ガスの出
口33が設けられ、排気ガスを導くダクト40が出口3
3に開通されている。このダクト40は断熱材35で覆
われ、二次燃焼室3の無駄な熱放射が防止されている。
また、34は温度センサーを示し、二次燃焼室3内の温
度を測定し燃料供給など自動制御のデータとされる。
【0024】ダクト40は二次燃焼室3から出た部分か
ら側面視がS字状に屈曲する蛇行部とされ、この蛇行部
が水冷ジャケット41とされている。即ち、水冷ジャケ
ット41はダクト40の蛇行部42を覆う水槽43と、
この水槽43内と連通し蛇行部42を貫通する、点線で
示すように多数の冷却水管44…44とからなり、下方
より給水された水が、ダクト40の蛇行部42における
熱交換により水蒸気となり、やがて上方の排気管45よ
り排出されるように構成されている。
【0025】そして、冷却装置4の排気側46に図1に
示すようにサイクロン集塵器5が設けられている。この
サイクロン集塵器5は遠心力を利用して集塵を行う従来
使用されているものと同じ構造のもので、図3に明示す
るように、冷却装置4の排気側46と水蒸気を排出する
排気管45とが連通されている。
【0026】なお、図1において、50は下方へ細くな
る円錐状の集塵筒、51は塵埃取出口を示す。サイクロ
ン集塵器5からの排気は、逆U字状ダクト6で下方へと
導かれ下端部分60でスクラバー排気ガス処理装置7に
連通されている。
【0027】なお、逆U字状ダクト6の下降部分61に
は、上部に散水ノズル62、62が設けられ、この散水
によって排気ガスの冷却が行われるようにされている。
また散水ノズル62、62の下方には、図5に示すよう
にダクト6の下降部分61を下方より上方へ斜めに横切
って貫通する冷却空気パイプ63…63が設けられ、こ
のパイプ63によっても排気ガスが冷却されるようにさ
れている。
【0028】冷却パイプ63は斜めに取付けられている
ので排気ガスとの熱交換でパイプ63…内の空気が加熱
されれば、パイプ内を伝って加熱空気が上昇し、やがて
斜め上方から外部へと矢印で示すように流出し、一方斜
め下方からは新たな低温空気が流入するので連続的な冷
却が行われる。
【0029】この部分は、次のスクラバー排気ガス処理
装置7へ向け空気圧が一時上昇する部分となり放置すれ
ば温度が上昇しやすい箇所であるが、上記の冷却により
このような温度上昇が防げる。
【0030】また、図1において64は点検用扉を示
し、通常時は閉じられている。逆U字状ダクト6の下端
部分60にはスクラバー水槽70が設けられ、水面をく
ぐるようにして排気ガスが移流し、このとき排気ガス中
の種々の有害物質を含む煤塵類が除去されるようにされ
ている。
【0031】なお、図1において、71…71はスクラ
バー排気ガス処理装置7から出た排気ガスの流通邪魔板
を示し、排気ガスの流通経路を長くするとともに、まだ
残存する水蒸気、煤塵類を効率良く補足するためのもの
である。また、72は冷却水の予備タンクを示し、必要
に応じ設けられる。
【0032】スクラバー排気ガス処理装置7から排気ガ
スを吸引する吸引ファン8が設けられ、この吸引ファン
8の排気側81が外気排気筒9に連通され、除塵され冷
却されたガスが外部へと排出されるのである。
【0033】次に、この発明の実施の形態である焼却炉
の作用について説明する。木造建築の廃材は、ホッパー
1の開閉蓋12を開放することにより投入され、投入が
終われば閉じてホッパー1を密閉する。
【0034】次いで、一次燃焼バーナー22を着火し、
開口17から廃材に向け火焔を吹きつけ燃焼を開始す
る。この時、空気供給ノズル20から燃焼に必要な空気
を供給し、廃材を燃焼させる。また、空気の供給は燃焼
に必要な最小限の空気として、この部分での燃焼を還元
燃焼とすることが好ましい。
【0035】燃焼により生じた灰は火格子16から台車
19へと落下し、それにともなって新たな廃材がホッパ
ー上部より供給されてくる。また、燃焼により生じた排
気ガスは一次燃焼室2から排気ガス流入口30より二次
燃焼室3へと流入する。
【0036】この二次燃焼室3は一次燃焼室2内に伝熱
性のよい隔壁で仕切られて設けられているので、一次燃
焼室2の燃焼熱が二次燃焼室3へと迅速に伝わり、二次
燃焼室3の温度雰囲気が高くなる。従って、二次燃焼室
3での燃焼エネルギがその分少なくて済む。
【0037】二次燃焼室3では、二次燃焼バーナー32
により、高温燃焼が行われるが、このとき酸素を豊富に
供給し酸化燃焼させることが望ましい。この酸化燃焼に
より、今までの未燃ガスが一気に燃焼し、二次燃焼バー
ナー32の噴射火焔との共同により、短期間に燃焼温度
が800℃を超える高温となり、また、一次燃焼室2か
らの温度保証によつて必要な時間の高温維持、例えば2
〜3秒以上の上記高温が維持される。
【0038】従って、迅速な温度上昇と、高温条件の必
要な時間の維持によりダイオキシン類の発生も抑制され
る。このように高温に熱せられた排気ガスは、ダクト4
0から水冷ジャケット41へと導かれ、水槽43内に供
給される冷却水と冷却水管44…44を介して熱交換を
行い、800℃以上の高温も急速に温度が下げられ40
0〜300℃以下とされる。
【0039】従って、この急速冷却によっても、ダイオ
キシン類の発生が抑制される。一方、冷却水も高温排気
ガスとの熱交換により急速に熱せられ、水蒸気となって
排気管45からサイクロン集塵器5へと送られ、冷却さ
れた排気ガスも同時にサイクロン集塵器5へと送られ
て、先の水蒸気と共に集塵筒50内で旋回流を形成す
る。
【0040】この旋回流の遠心力によって煤塵類は集塵
筒50の周壁に沿って落下し、塵埃取出口51から外部
へ排出される。また、除塵された排気ガスは、サイクロ
ン集塵器5の上部排気管より逆U字状ダクト6から下降
部分61へ流れる。
【0041】この下降部分61では排気ガスに冷却水が
散水ノズル62、62より霧状に撒布され、排気ガスの
残熱が水の潜熱により奪われ,さらに冷却空気パイプ6
3…63でパイプ内外で熱交換が行われ、排気ガスの残
熱がパイプ内を自然流通する外気を介して外部へ放出さ
れる。
【0042】従って、スクラバー排気ガス処理装置7に
入る排気ガスの温度を十分に下げることができる。排気
ガスは、最終的にスクラバー排気ガス処理装置7で煤塵
類を除去したあと、吸引ファンより吸引されて排気筒9
より外部へ放出されるのである。
【0043】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、木造建
築などで出る廃材などを焼却する場合ホッパーから供給
される廃材の燃焼温度を一次燃焼室、二次燃焼室により
急速かつ高温で燃焼することができ、しかもその後は急
速に冷却するので、ダイオキシン類の発生が抑制され、
サイクロン集塵器やスクラバー排気ガス処理装置との組
み合わせによって大気汚染の恐れのない焼却が可能とな
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態である焼却炉の正面図である。
【図2】図1のX−X線矢視断面図である。
【図3】図1のY−Y線矢視断面図である。
【図4】実施の形態である焼却炉の要部平面図である。
【図5】図1のZ−Z線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 ホッパー 2 一次燃焼室 3 二次燃焼室 4 高温排気ガスの冷却装置 5 サイクロン集塵器 6 サイクロン集塵器からの排気ガスを案内し同時に
冷却するダクト 7 スクラバー排気ガス処理装置 8 吸引ファン 9 排気筒 22 一次燃焼バーナー 32 二次燃焼バーナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F23G 5/44 B01D 53/34 134B F23J 15/06 Fターム(参考) 3K065 AA18 AB01 EA06 EA16 EA57 GA03 GA12 GA22 GA34 3K070 DA04 DA05 DA07 DA29 DA36 DA37 DA48 DA64 3K078 BA03 CA02 CA07 CA25 4D002 AA17 AC04 BA02 BA13 BA14 CA01 EA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼物が投入されるホッパーと、該ホッ
    パー下部と連通した一次燃焼室と、この一次燃焼室用の
    一次燃焼バーナと、前記一次燃焼室から排気ガスが流入
    し、前記一次燃焼室に熱伝導性の良い隔壁を接して隣接
    された二次燃焼室と、この二次燃焼室用の二次燃焼バー
    ナと、前記二次燃焼室からの高温排気ガスを水冷ジャケ
    ットで冷却する冷却装置と、該冷却装置の水冷ジャケッ
    トで発生した水蒸気と前記二次燃焼室からの排ガスとが
    吹きこまれるサイクロン集塵器と、該サイクロン集塵器
    から排出される排気ガスを下方へと導くダクトと、該ダ
    クト内に散水する散水装置と、前記ダクトを下方より上
    方へと斜めに横断して貫通する外気空気流通用の冷却筒
    と、該ダクトの下端に水槽を介して設けられたスクラバ
    ー排気ガス処理装置と、該スクラバー排気ガス処理装置
    の末端に設けられた吸引ファンと、該吸引ファンの排気
    側に設けられた排気筒とからなる焼却炉。
  2. 【請求項2】請求項1の焼却炉において、ホッパー上面
    が耐熱断熱材よりなる蓋体で密閉可能とされ、該ホッパ
    ー下部にはホッパー外部より一次燃焼室へ向け空気供給
    ノズルが設けられてなる焼却炉。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2の焼却炉において、
    一次燃焼室の平面形状がホッパー側を長辺とした等脚台
    形状とされ、互いに対向する斜辺部に前記ホッパーへ向
    けて火焔を噴射する一次燃焼バーナを設けてなる焼却
    炉。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106322394A (zh) * 2016-10-19 2017-01-11 李文清 一种吊篮式垃圾焚烧锅炉
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