JP3537968B2 - 廃棄物処理装置 - Google Patents

廃棄物処理装置

Info

Publication number
JP3537968B2
JP3537968B2 JP28402896A JP28402896A JP3537968B2 JP 3537968 B2 JP3537968 B2 JP 3537968B2 JP 28402896 A JP28402896 A JP 28402896A JP 28402896 A JP28402896 A JP 28402896A JP 3537968 B2 JP3537968 B2 JP 3537968B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
cooling device
pyrolysis
residue
waste
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP28402896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10132235A (ja
Inventor
俊美 塚田
敏正 鈴木
豊 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd, Mitsui E&S Holdings Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP28402896A priority Critical patent/JP3537968B2/ja
Publication of JPH10132235A publication Critical patent/JPH10132235A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3537968B2 publication Critical patent/JP3537968B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/12Heat utilisation in combustion or incineration of waste

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は廃棄物処理装置に係
り、特に一般廃棄物や産業廃棄物(家庭やオフィスなど
から出される都市ごみなどの一般廃棄物、廃プラスチッ
ク、カーシュレッダー・ダスト、廃オフィス機器、電子
機器、化成品等の産業廃棄物など、可燃物を含むもの)
を加熱して乾留ガスと熱分解残留物を生成するととも
に、熱分解残留物から分離された燃焼性成分と乾留ガス
を燃焼器に導入し、該燃焼器内で乾留ガスと燃焼性成分
を燃焼するようにした廃棄物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】都市ごみなどの一般廃棄物や廃プラスチ
ックなど可燃物を含む産業廃棄物の処理装置に関する従
来例としては、例えばドイツ特許公開 No.37570
4.8、ドイツ特許公開 No.3811820.3及び特
公平6−56253号公報を挙げることができる。これ
らの従来例では、廃棄物を熱分解反応器に入れて低酸素
状態において加熱して熱分解し、乾留ガスと主として不
揮発性成分からなる熱分解残留物とを生成し、さらに熱
分解残留物を分離装置に導き、この分離装置において燃
焼性成分と不燃焼性成分(例えば、金属、陶器など)と
に分離している。そして、燃焼性成分と乾留ガスを燃焼
器に導入して当該燃焼器内で燃焼処理するようにしてい
る。
【0003】このような廃棄物処理装置においては、熱
分解反応器内での熱分解は、例えば300℃〜600
℃、通常は450℃程度の比較的高温域で行なわれる。
そのため、熱分解反応器から排出される熱分解生成物
(乾留ガスと熱分解残留物)もこの比較的高温の状態と
なっている。この高温の熱分解残留物は冷却装置に導か
れ、大気に晒しても問題ない程度に冷却されるが、この
冷却装置内での冷却は、熱分解残留物のうち前記した燃
焼性成分が主としてカーボンであるため、このカーボン
の酸化反応を防止するために低酸素雰囲気で冷却され
る。この低酸素雰囲気は燃焼器からの排ガスや窒素ガス
等の低酸素ガスを冷却装置内に導入することで形成され
る。
【0004】冷却装置の入口は、熱分解反応器の出口を
成す排出装置に連通されているが、この連通部分にはシ
ール手段が設けられ、外部から負圧の熱分解反応器内に
空気が漏れ込まないようになっている。前記シール手段
としては、2つのスライド式ゲートを交互に開閉して前
記熱分解反応器から該冷却装置内に熱分解残留物を送る
構造が提案されている。また冷却装置出口は、大気雰囲
気の分離装置のバケットコンベアに連なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、2つのスライ
ド式ゲートから成るシール手段は、熱分解残留物の一部
が該スライド式ゲートに付着して、その開閉を阻害し、
外部空気のシール性を損なう恐れがあった。また、経時
的にスライド式ゲートが摩耗し、シール性が低下する恐
れがあった。従って、スライド式ゲートを常に点検、整
備し、その開閉状態を良好に維持する必要があった。更
に、排出装置から排出される熱分解残留物は、凡そ45
0℃の高温温度で排出されるので、スライド式ゲートそ
の他の部分が熱変形し、この点からも外部空気のシール
性に支障を来す恐れがあった。
【0006】また、冷却装置の出口は大気下の分離装置
に連なっているが、該冷却装置内の低酸素ガスが分離装
置側に漏れだす恐れがあり、それが漏れだすと分離装置
のその部分が酸欠雰囲気となるため、作業環境上好まし
くない問題があった。
【0007】本発明の課題は、冷却装置の入口及び出口
の両方において、外部雰囲気に対するシール性を安定的
に向上させ、外部空気が熱分解反応器内へ漏れ込む恐れ
が無いのは勿論、分離装置側に冷却装置内の低酸素ガス
が漏れだす恐れのない廃棄物処理装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、廃棄物を300℃〜600℃に加熱して
熱分解し、乾留ガスと熱分解残留物とを生成する熱分解
反応器と、該熱分解残留物を冷却する冷却装置と、該冷
却装置で冷却された熱分解残留物を熱分解カーボンを含
燃焼性成分と不燃焼性成分とに大気下において分離す
る分離装置と、前記乾留ガスと前記燃焼性成分とを燃焼
させる燃焼器とを備え、前記冷却装置は、一端に前記熱
分解残留物の入口部を有し他端に出口部を有して回転駆
動される円筒状の胴体と、該円筒状胴体の外表面を冷却
水により冷却して胴体内から排出される熱分解残留物を
80℃以下に冷却する冷却手段とを備え、前記胴体内は
低酸素雰囲気に保持され、前記熱分解残留物の入口部及
び出口部に、前記熱分解残留物自体を遮断部材として内
外雰囲気を遮断するマテリアルシール構造を有する搬送
装置を設けて成ることを特徴とするものである。上記構
成によれば、冷却装置の入口及び出口の両方に熱分解残
留物自体を外部雰囲気から隔離するための遮断部材とし
て利用したマテリアルシール構造の搬出装置より成るシ
ール手段が設けられているため、外部雰囲気に対するシ
ール性がスライド式ゲート構造のものに比して向上し、
もって外部空気が熱分解反応器内へ漏れ込むのを、及び
分離装置側に冷却装置内の低酸素ガスが漏れだすのを防
止できる。しかも、該シールがマテリアルシール構造で
あるため、そのシール性は経時的に安定している。ま
た、シール手段の搬送装置はスクリューコンベア又はプ
ッシャーであることを特徴とするものである。この構成
によれば、構造簡単にして上記シール性を向上できる。
前記冷却装置の冷却手段としては、次のように構成する
ことができる。まず第1に、前記胴体の外部にノズルを
配置し、該ノズルから前記胴体の外表面に冷却水を噴霧
する構成とする。第2に、前記胴体下部に冷却水を貯え
た水槽を配置し、前記胴体の少なくとも下部が前記冷却
水に浸漬する構成とする。第3に、前記胴体内部に冷却
管を配置し、該冷却管に冷却水を供給する構成とする。
第4に、前記胴体を少なくとも二重の殻体構造とし、該
殻体同士で形成される隙間内に冷却水を供給する構成と
する。なお、前記排出装置から前記胴体内に供給される
熱分解残留物の温度を検出し、その検出温度に基づいて
前記冷却水の量を制御する制御手段を設けることもでき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例を図面に従っ
て説明する。図1は、本発明に係る冷却装置を有する廃
棄物処理装置の概略構成を示している。図1において、
1は都市ごみ等の可燃物を含有する廃棄物aを熱分解反
応器2内に供給する廃棄物供給装置である。熱分解反応
器2は、通常、横型回転式ドラムが用いられ図示しない
シール機構によりその内部は負圧で低酸素雰囲気に保持
され、また燃焼器4の後流側に配置される熱交換器(図
示せず)により加熱された加熱空気がラインL1から供
給され、この加熱空気により内部は300℃〜600℃
に、通常は450℃程度に加熱されている。そして、廃
棄物供給装置1から供給された廃棄物aは熱分解反応器
2内で熱分解され、乾留ガスG1と主として不揮発性の
熱分解残留物bとを生成する。熱分解反応器2内で生成
された乾留ガスG1と熱分解残留物bは排出装置3によ
り分離され、乾留ガスG1はラインL2を経て燃焼器4
のバーナ5に供給される。
【0010】一方、熱分解残留物bは冷却装置6に供給
され、ここで冷却された後、大気下の分離装置7に供給
される。熱分解残留物bは金属や陶器等の不燃焼性成分
とカーボンを主体とする燃焼性成分とよりなるが、冷却
装置6に供給される熱分解残留物bは約450℃と比較
的高温状態であるため、大気と接すると酸化反応する恐
れがある。それを防ぐために、冷却装置6には低酸素ガ
スとして本例では排ガスG2の一部がラインL3から供
給され、冷却装置6の内部は低酸素雰囲気に保持されて
いる。
【0011】ここで、冷却装置6の詳細を図2及び図3
を用いて説明する。冷却装置6は図2及び図3に示した
ように、内部にスパイラルフィン8を有するほぼ円筒状
の胴体9からなり、その胴体9の一端には排出装置3に
接続された入口部10が、他端には分離装置7に接続さ
れた出口部11がそれぞれ設けられている。胴体9は支
持ローラ12,13上に回転自在に支持されており、駆
動装置(例えばモータ)14の駆動回転力がチェーン1
5を介して伝達されることにより回転する。
【0012】冷却装置の前記入口部10には内外雰囲気
を遮断するシール手段30が設けられているが、該シー
ル手段30は先方に送られる熱分解残留物b自体を外部
空気から隔離遮断するための遮断部材として利用したマ
テリアルシール31構造の送出装置32により形成され
ている。本例では、この送出装置32はスクリュウコン
ベア又はプッシャーにより形成されている。33は駆動
モータで、該駆動モータ33によりスクリュウコンベア
又はプッシャーが作動し、前記マテリアルシール状態を
保持しつつ熱分解残留物bを排出装置3部分から冷却装
置6内に送るようになっている。このマテリアルシール
状態を保持するために図示しないレベルセンサーが設け
られている。
【0013】冷却装置の前記出口部11にも内外雰囲気
を遮断するシール手段34が設けられ、該シール手段3
4も先方に送られる熱分解残留物b自体を外部雰囲気か
ら隔離遮断するための遮断部材として利用したマテリア
ルシール35構造の送出装置36により形成されてい
る。本例では、この送出装置36もスクリュウコンベア
又はプッシャーにより形成されている。37はスクリュ
ウコンベア又はプッシャーを作動させる駆動モータであ
る。さらに前記入口部10と同様に図示しないレベルセ
ンサーが設けられ、前記マテリアルシール状態を保持し
つつ熱分解残留物bを冷却装置6内から分離装置7側に
送るようになっている。
【0014】また、この実施の形態例では、冷却装置の
胴体9の側方には植立部材16が立設され、この植立部
材16には胴体9の長手方向に沿って所定の間隔で複数
のノズル17が配置されている。これらのノズル17は
全て冷却水ラインL4につながっており、水槽18の冷
却水W1がポンプ19で加圧され、ノズル17から胴体
9の外表面に噴出されるようになっている。ラインL3
からは前述したように排ガスG2が供給され、冷却装置
6の内部が低酸素雰囲気に保持されている。この排ガス
G2は出口部11の上部から冷却装置6外へ排出され、
専用の集塵機(図示せず)又は共通の機器局所換気用の
集塵機を経て煙突27から大気へ放出される。支持ロー
ラ12,13、駆動装置14及び植立部材16等は基台
20上に固定されている。また21は水槽である。
【0015】次に、上記構成の廃棄物処理装置の作用に
ついて説明する。図1〜図3において、450℃程度の
温度を有する熱分解残留物bが入口部10からシール手
段30によるマテリアルシール31状態を保持しつつ冷
却装置6内に供給されると、この熱分解残留物bは、胴
体9と共に回転するスパイラルフィン8により混合撹拌
されながら、入口部10から出口部11へと移送され
る。このとき、胴体9の外表面はノズル7から噴霧され
る冷却水W1により冷却されているため、胴体9内部の
熱分解残留物bは十分に冷却され、酸化反応する温度以
下、例えば80℃以下に冷却される。そして、熱分解残
留物bは出口部11からシール手段34によるマテリア
ルシール35状態を保持しつつ分離装置7に供給され、
ここで大気中において金属、陶器等の不燃焼性成分cと
カーボン等の燃焼性成分dとに分離され、この燃焼性成
分dはラインL5を経て燃焼器4のバーナ5に送られ
る。このように冷却装置6の入口部10及び出口部11
の両方に熱分解残留物b自体を外部雰囲気から隔離遮断
するための遮断部材として利用したマテリアルシール構
造の送出装置32、36より成るシール手段30、34
が設けられているため、外部雰囲気に対するシール性が
スライド式ゲート構造のものに比して向上する。従っ
て、外部空気が入口部10から熱分解反応器2側へ漏れ
込むのを防止でき、さらに出口部11から分離装置7側
に冷却装置内の低酸素ガスが漏れだすのを防止できる。
しかも、このシール性はマテリアルシール構造であるた
め経時的に安定している。
【0016】バーナ5に送られた燃焼性成分dは、ここ
で送風機22より送られる空気eにより乾留ガスG1と
ともに燃焼器4内で燃焼処理される。燃焼器4は一般に
溶解炉と言われるものであって前記燃焼性成分dは、1
300℃程度の高温で燃焼され、燃焼灰は溶融スラグと
なって水槽23内に落下し固化する。一方、燃焼器4内
の燃焼ガスG3は排ガスラインL6を流れ、廃熱ボイラ
24の上流側に配置される熱交換器(図示せず)及び廃
熱ボイラ24で熱回収され、更に集じん器25,26で
除塵された後、煙突27から大気中へ排出される。な
お、図中28は、蒸気タービンにより作動される発電機
である。
【0017】図4は本発明の他の例を示し、冷却手段が
図2の例と異なる。シール手段30、34は図2の例と
同様なので図4ではその部分は省略した。本例では、胴
体9の下部に水槽29が設けられ、この水槽29内には
冷却水W2が貯えられている。そして、冷却水W2の水
位WLより下に胴体9の下部が位置するよう、すなわち
胴体9の下部が冷却水W2中に浸漬するように構成され
ている。また、水槽29にはポンプ40と冷却器41を
有する冷却水ラインL7が接続され、ポンプ40によっ
て水槽29内の冷却水W2は冷却水ラインL7を循環す
るようになっている。冷却水W2を循環させるタイミン
グは、温度検出器42からの信号V1によって決定され
る。すなわち、冷却水W2が所定の温度以上になると、
そのことを温度検出器42が検知して信号V1を出力し
ポンプ40を作動させ、冷却水W2を循環させるととも
に冷却器41で冷却するよう構成されている。これによ
って、冷却水W2の温度を常に所定の温度以下に保持す
ることでき、胴体9内の熱分解残留物bを効果的に冷却
することが可能となる。
【0018】なお、胴体9内の熱分解残留物bを冷却す
る設備としては、上述したもの以外に、胴体9内部に冷
却管を配置しこの冷却管に冷却水を供給したり、または
胴体9を少なくとも二重の殻体構造(ジャケット方式)
とし、該殻体同士で形成される隙間内に冷却水を供給す
る構成としてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の廃棄物処
理装置によれば、冷却装置の入口及び出口の両方に、熱
分解残留物自体を外部雰囲気から隔離するための遮断部
材として利用したマテリアルシール構造の送出装置より
成るシール手段が設けられているため、外部雰囲気に対
するシール性がスライド式ゲート構造のものに比して向
上する。従って、外部空気が熱分解反応器内へ漏れ込む
のを防止でき、また分離装置側に冷却装置内の低酸素ガ
スが漏れだすのを防止できる。しかも、該シール性はマ
テリアルシール構造であるため、経時的に安定してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃棄物処理装置の概略構成図である。
【図2】本発明に係る却装置の詳細な側面図である。
【図3】図2のA−A線に沿った矢視図である。
【図4】本発明に係る冷却装置の他の例の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 廃棄物供給装置 2 熱分解反応器 3 排出装置 4 燃焼器 5 バーナ 6 冷却装置 7 分離装置 8 スパイラルフィン 9 胴体 10 入口部 11 出口部 30、34 シール手段 31、35 マテリアルシール 32、36 送出装置(スクリューコンベア)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−141547(JP,A) 特開 昭49−2124(JP,A) 特開 平5−180576(JP,A) 特開 昭52−100766(JP,A) 特開 昭57−92685(JP,A) 特開 昭52−126880(JP,A) 実開 昭55−142568(JP,U) 実開 平3−14584(JP,U) 特公 平6−56253(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23G 5/027 ZAB F23J 1/00 F23J 15/00 F27D 15/02 F27D 17/00 F28D 11/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】廃棄物を300℃〜600℃に加熱して熱
    分解し、乾留ガスと熱分解残留物とを生成する熱分解反
    応器と、該熱分解残留物を冷却する冷却装置と、該冷却
    装置で冷却された熱分解残留物を熱分解カーボンを含む
    燃焼性成分と不燃焼性成分とに大気下において分離する
    分離装置と、前記乾留ガスと前記燃焼性成分とを燃焼さ
    せる燃焼器とを備え、前記冷却装置は、一端に前記熱分
    解残留物の入口部を有し他端に出口部を有して回転駆動
    される円筒状の胴体と、該円筒状胴体の外表面を冷却水
    により冷却して胴体内から排出される熱分解残留物を8
    0℃以下に冷却する冷却手段とを備え、前記胴体内は低
    酸素雰囲気に保持され、前記熱分解残留物の入口部及び
    出口部に、前記熱分解残留物自体を遮断部材として内外
    雰囲気を遮断するマテリアルシール構造を有する搬送装
    置を設けて成ることを特徴とする廃棄物処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記マテリアルシール
    構造を有する搬送装置はスクリューコンベア又はプッシ
    ャーであることを特徴とする廃棄物処理装置。
  3. 【請求項3】請求項において、前記冷却手段として、
    前記胴体の外部にノズルを配置し、該ノズルから前記胴
    体の外表面に冷却水を噴霧する構成としたことを特徴と
    る廃棄物処理装置。
  4. 【請求項4】請求項において、前記冷却手段として、
    前記胴体下部に冷却水を貯えた水槽を配置し、前記胴体
    の少なくとも下部が前記冷却水に浸漬する構成としたこ
    とを特徴とする廃棄物処理装置。
  5. 【請求項5】請求項において、前記冷却手段として、
    前記胴体を少なくとも二重の殻体構造とし、該殻体同士
    で形成される隙間内に冷却水を供給する構成としたこと
    を特徴とする廃棄物処理装置。
JP28402896A 1996-10-25 1996-10-25 廃棄物処理装置 Expired - Lifetime JP3537968B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28402896A JP3537968B2 (ja) 1996-10-25 1996-10-25 廃棄物処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28402896A JP3537968B2 (ja) 1996-10-25 1996-10-25 廃棄物処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10132235A JPH10132235A (ja) 1998-05-22
JP3537968B2 true JP3537968B2 (ja) 2004-06-14

Family

ID=17673376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28402896A Expired - Lifetime JP3537968B2 (ja) 1996-10-25 1996-10-25 廃棄物処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3537968B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101876446B (zh) * 2009-04-28 2011-09-14 温巨国 冷渣器

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100380529B1 (ko) * 2000-08-02 2003-04-16 최완순 슬러지의 저온 무산소 탄화장치
JP4500719B2 (ja) * 2005-03-29 2010-07-14 三井造船株式会社 廃棄物処理装置
CN2878390Y (zh) * 2006-04-07 2007-03-14 王新明 多功能全自动远程恒温供热废旧轮胎裂化装置
DE102010055706A1 (de) * 2010-12-22 2012-06-28 Tridelta Gmbh Vorrichtung zum Kühlen eines rieselfähigen oder fließfähigen Produktes
CN104697371B (zh) * 2015-04-02 2016-07-27 山东理工大学 一种大型箱式高温物料换热器
CN105157437A (zh) * 2015-10-12 2015-12-16 安徽工业大学 一种铁铝合金生产线的冷却装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101876446B (zh) * 2009-04-28 2011-09-14 温巨国 冷渣器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10132235A (ja) 1998-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3537968B2 (ja) 廃棄物処理装置
JP2012533044A (ja) ガスバリア
KR20010029405A (ko) 로터리 킬른
JPH09280524A (ja) ロータリキルン抑制燃焼方法
JP2003292964A (ja) 加熱処理装置及び施設
JP6124755B2 (ja) 飛灰堆積防止設備及び飛灰堆積防止方法
JP3377359B2 (ja) 廃棄物処理装置
EP0918192A1 (en) A method of disposal of waste materials
JP4160833B2 (ja) 金属廃棄物の加熱処理のための横型回転加熱装置
JP6266370B2 (ja) 有価金属の回収処理装置及び方法
JP4157438B2 (ja) 熱分解システム
HUT76073A (en) Method for pirollitic treatment of wastes and pipe-still thereof
JP3530678B2 (ja) 廃棄物処理装置
JP2007155231A (ja) 廃棄物熱分解チャーの冷却方法及び装置
JP3739026B2 (ja) 廃棄物処理プラント
JP3900951B2 (ja) 熱分解処理方法及びその施設
JP3550265B2 (ja) 廃棄物処理装置
JP3726779B2 (ja) 汚泥の加熱処理方法とその施設
JP2003138275A (ja) プラスチックの溶融油化装置
JPH10103639A (ja) 熱分解反応器
JP3755055B2 (ja) 溶融処理装置及びそれを備える廃棄物処理システム
JPH10122536A (ja) 熱分解反応器の排出装置
JPH04302909A (ja) 廃棄物処理方法およびその装置
JP2003294227A (ja) 加熱処理方法及びその施設
JP5950881B2 (ja) リサイクル原料の前処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040309

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090326

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100326

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100326

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110326

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110326

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120326

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140326

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150326

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term