JP4500719B2 - 廃棄物処理装置 - Google Patents

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本発明は、廃棄物処理装置、更に詳しくは、横型回転ドラム式の熱分解炉に供給した廃棄物を間接加熱して乾留ガスと熱分解残渣とを生成する廃棄物処理装置において、前記熱分解残渣の中に含まれている比較的大型の不燃物を安全に、かつ、容易に取り除くことができる廃棄物処理装置に関するものである。
昨今、使用済み自動車aは、図1に示すように、解体事業者Aに引き取られた後、「自動車リサイクル法」で定められたフロン、オイル類、燃料、エアバック、バッテリなどの不要物bや、タイヤ、ボンネット、工具類、シート、オーディオ機器、エンジン、ラジエータ、バンパーなどの主要部品cが回収される。
このような不要物bや主要部品cを回収した後の廃車ガラdは、シュレッダー事業者Bに引き取られる。シュレッダー事業者Bに引き取られた廃車ガラdは、その後、シュレッダーなどの破砕機によって約1メートル角程度の大きさに破砕された後、鉄、非鉄金属などの有価金属eとカーシュレッダーダスト(以下、ASR(=Automobile Shureded Residue ) と称する。)fとに分級される。分級されたASR(f)は、処分場Cに搬送されて埋め立てられる。
他方、解体事業者Aに回収された主要部品cや、シュレッダー事業者Bに回収された有価金属eなどは、部品又はマテリアルとしてリサイクルされる。そして、不要物bの一部は、ASR(f)と同様に、処分場Cに搬送されて埋め立てられる。
しかしながら、埋立地が、年々、手狭になることから、ASR(f)の減量化が強く要望されているのが実情である。
ところで、都市ゴミなどの廃棄物の減量化については、従来、都市ゴミなどの廃棄物を破砕機で破砕し、必要に応じて乾燥機で水分を除去し、次いで、破砕後の廃棄物を熱分解炉で熱分解させて熱分解残渣を生成し、この熱分解残渣からチャー(炭化物)を選別装置で選別した後、このチャーを固形化装置で所定形状の固形物に固形化し、この固形化したチャーを移送手段で移送して、発電所などの別設備で燃料として燃焼させることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−283404号公報
この特許文献1は、熱分解炉として、外筒と内筒とを備えた2重筒型のロータリーキルンを用い、乾燥機からの乾燥廃棄物を内筒の中に投入すると共に、外筒と内筒との間の空間に熱風炉からの加熱ガスを導入することにより、空気を遮断した状態の乾燥廃棄物を加熱ガスによって間接的に約350〜500℃程度に加熱して熱分解させ、熱分解残渣を生成するようにしている。
しかし、廃棄物の中に細長い金属片やワイヤー製のハンガーなどが混入していると、熱分解炉が回転していることから、熱分解炉を通過する間に細長い金属片やワイヤー製ハンガーがどうし互いに絡み合ってソーセージ状の塊(ワイヤーソーセージともいう。)となることがある。
このようなワイヤーソーセージが熱分解炉の排出口に詰まった場合、従来は、熱分解炉の運転を停止して数日放置し、熱分解炉が冷却してから熱分解炉の後部にある出口からワイヤーソーセージを外方に取り出していたので、その間、熱分解炉の運転が完全に停止し、廃棄物の処理に支障を来すという問題があった。
また、このワイヤーソーセージには、チャー(炭化物)が大量に付着しているので、ワイヤーソーセージをそのまま熱分解炉から外部に取り出すと、燃料などに使用することができるチャー(炭化物)が無駄になるという問題があった。
これに対して、使用済み自動車の場合は、既に説明したように、「自動車リサイクル法」で定められたフロン、オイル類、燃料、エアバック、バッテリなどの不要物や、タイヤ、ボンネット、工具類、シート、オーディオ機器、エンジン、ラジエータ、バンパーなどの主要部品を回収して廃車ガラとした後、この廃車ガラを約1メートル角程度の大きさに破砕し、更に、この約1メートル角程度の大型破砕片を別の破砕機によって約100mm角程度の大きさに、再度、破砕してASRとするのである。
しかし、このASRの中には、破砕ミスなどにより、所定の大きさに分断されずに連結したままの比較的長い不燃物も含まれている場合がある。この場合、ASRを分級機に掛けて、予め、比較的長い不燃物を除去することも考えられるが、そのようにすると、分級工程という工程が一つ増えることになり、設備や保守点検などの負担が増すという問題がある。
そこで、本発明者は、鋭意研究した結果、本発明に到達したのである。
すなわち、本発明の第1の目的は、破砕不良の比較的に長い不燃物を熱分解炉の運転を停止することなく、安全に、かつ、容易に取り出すことができる廃棄物処理装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、破砕不良の比較的に長い不燃物に付着しているチャー(炭化物)を吹き落としてから外部に取り出すことができる廃棄物処理装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明は、次のように構成されている。
請求項1に記載の発明に係る廃棄物処理装置は、横型回転ドラム式の熱分解炉に廃棄物を供給し、該廃棄物を間接加熱して乾留ガスと熱分解残渣とを生成する廃棄物処理装置において、
前記熱分解炉の下方に前記熱分解残渣を冷却する横型の冷却スクリューコンベヤを設け、該冷却スクリューコンベヤの後部排出部内に、前記熱分解残渣の中に含まれている比較的大きな不燃物を選別する分級用のスクリーンと、前記不燃物を貯留する格子状の仕切り棚とを設け、かつ、前記仕切り棚の上方に前記不燃物に付着しているチャーを吹き払う不活性ガス噴出ノズルを設けたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明に係る廃棄物処理装置は、前記冷却スクリューコンベヤのスクリュー羽根を、前記スクリーンの後端部まで延長させたことを特徴とする請求項1記載の廃棄物処理装置である。
請求項3に記載の発明に係る廃棄物処理装置は、前記仕切り棚の上方に、比較的大きな不燃物を一時的に保持する回転式の投下装置を設けたことを特徴とする請求項1記載の廃棄物処理装置である。
請求項4に記載の発明に係る廃棄物処理装置は、前記冷却スクリューコンベヤを、昇り勾配となるように傾斜して設置することを特徴とする請求項1記載の廃棄物処理装置である。
上記のように、請求項1に記載の発明は、横型回転ドラム式の熱分解炉に廃棄物を供給し、該廃棄物を間接加熱して乾留ガスと熱分解残渣とを生成する廃棄物処理装置において、前記熱分解炉の下方に前記熱分解残渣を冷却する横型の冷却スクリューコンベヤを設け、該冷却スクリューコンベヤの後部排出部内に、前記熱分解残渣の中に含まれている比較的大きな不燃物を選別する分級用のスクリーンと、前記不燃物を貯留する格子状の仕切り棚とを設けたので、前記の分級用スクリーンによって破砕不良の比較的に長い不燃物を抽出することができる。また、格子状の仕切り棚の上に溜まった前記不燃物を熱分解炉の運転を停止することなく、安全に、かつ、容易に取り出すことができる。
また、上記のように、仕切り棚の上方に前記不燃物に付着しているチャーを吹き払う不活性ガス噴出ノズルを設けたので、前記不燃物に付着しているチャー(炭化物)を吹き落としてから前記不燃物を外部に取り出すことができる。その結果、燃料などに適用できるチャーが無駄になることがない。
請求項2に記載の発明は、前記冷却スクリューコンベヤのスクリュー羽根を、前記スクリーンの後端部まで延長させたので、スクリーン上の残った比較的に長い不燃物をスクリーン上から円滑に払い出すことができる。
請求項3に記載の発明は、前記仕切り棚の上方に、比較的大きな不燃物を一時的に保持する回転式の投下装置を設けたので、係る不燃物を間欠的に下方に投下することができる。その結果、格子状の仕切り棚上に落下した不燃物は、その衝撃によってチャーを振り落とすことができる。
請求項4に記載の発明に係る廃棄物処理装置は、前記冷却スクリューコンベヤを、昇り勾配となるように傾斜して設置するので、後段、つまり、別の冷却スクリューコンベヤの設置高さを上げることができる。その結果、これらの冷却スクリューコンベヤを設置する建屋の高さを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図2は、本発明にかかる破棄物処理装置の概略構成図である。
図2において、符号1は、横型回転ドラム式の熱分解炉であり、この熱分解炉1は、スクリューフィーダー2と、横型回転ドラム3と、排出装置4により形成されている。
この横型回転ドラム3は、前後一対の支持体5及び6によって回転自在に支持されている。また、この横型回転ドラム3は、その内壁面に沿って多数の加熱管7を有しており、後部の支持体6を経て供給された高温(例えば、500℃程度)の加熱ガスgが加熱管7内を通過して前部の支持体5を経て排出される間に、横型回転ドラム3内に供給されたASR(f)を空気を遮断した状態で間接的に加熱(例えば、約450℃程度に加熱)して熱分解するようになっている。
図2中、符号8は、供給装置であり、この供給装置8は、角筒9内に設けたコンベア10によってASR(f)を熱分解炉1のスクリューフィーダー2に供給するようになっている。
この発明は、上記熱分解炉1の下方、具体的には、熱分解炉1の排出装置4の下方に横型の第1の冷却スクリューコンベヤ11を設けている。この第1の冷却スクリューコンベヤ11の入口部12は、熱分解炉1の排出装置4とダクト13を介して接続している。
更に、この第1の冷却スクリューコンベヤ11の下方に横型の第2の冷却スクリューコンベヤ14を設けている。この第2の冷却スクリューコンベヤ14の入口部15は、第1の冷却スクリューコンベヤ11の後部に設けた排出部16の出口と接続している。また、第2の冷却スクリューコンベヤ14の排出部17は、図3に示すように、ダクト18を介して搬送装置19の入口部20と接続している。この搬送装置19は、角筒21内に無端状のコンベヤ22を有している。
ここで、第1の冷却スクリューコンベヤ11には、昇り勾配(例えば、約5°程度の昇り勾配)を持たせ、第2の冷却スクリューコンベヤ14の設置位置をできるだけ上方に位置させるようにしている。
第1の冷却スクリューコンベヤ11は、図3に示すように、外側に冷却ジャケット23を持つ筒型の本体24と、この本体24内に回転自在に設けた中空状の回転軸25と、この回転軸25の外側に螺旋状に設けたスクリュー羽根26により形成されている。この中空状の回転軸25の内部も水wが通っており、外と内から被処理物を冷却するようになっている。
また、第2の冷却スクリューコンベヤ14は、第1の冷却スクリューコンベヤ11と同様に、外側に冷却ジャケット27を持つ筒型の本体28と、この本体28内に回転自在に設けた中空状の回転軸29と、この回転軸29の外側に螺旋状に設けたスクリュー羽根30により形成されている。この中空状の回転軸29の内部も水wが通っており、外と内から被処理物を冷却するようになっている。
更に、第1の冷却スクリューコンベヤ11の後部に設けた排出部16は、無底のボックス31と、その下部に設けた漏斗状体32により形成されている。この漏斗状体32の上半部は、隔壁又は仕切壁33によって前後に二分されている。
第1の冷却スクリューコンベヤ11のスクリュー羽根26は、図3に示すように、上記隔壁又は仕切壁33の位置まで延長しており、その延長部26aの直下には、所定の大きさ(例えば、50〜150mm程度)の分級用の目開穴34を持つスクリーン35が設けられている。このスクリーン35は、無底のボックス31の三方の壁面に固定されている。
上記漏斗状体32の上半部に設けた隔壁又は仕切壁33は、垂直壁33aと傾斜壁33bにより形成されており、その接合部36に位置して格子状の仕切り棚37を設けている。
この格子状の仕切り棚37は、図4に示すように、鋼鉄製の棒体38を所定の間隔(例えば、5〜50mm程度)を保持して横方向に、複数本、平行に並べて形成したのものである。
また、上記漏斗状体32の後部上端には、仕切り棚37に向けて不活性ガスiを噴出する不活性ガス噴出ノズル40を設けている。この不活性ガス噴出ノズル40は、図5に示すように、ガス供給管42に沿って等間隔に設けられている。
更に、図3に示すように、不活性ガス噴出ノズル40に対向する位置には、比較的大型の不燃物を、前述の格子状の仕切り棚37上に投下する投下装置42を設けている。この投下装置42は、図6及び図7に示すように、櫛歯状に形成されており、金属製の複数本の櫛歯43が回転軸44の側面に等間隔に取り付けられている。この回転軸44は、漏斗状体32の両側面32aに回転自在に取り付けられている。
そして、回転軸44の一端には、漏斗状体32の外部に位置して重錘(ウエイト)45が設けられている。この重錘45は、アーム46を介して回転軸44に取り付けられているが、アーム46は、図6に示すように、水平な櫛歯43に対して垂直下方になるように回転軸44に取り付けられている。
更に、上記漏斗状体32の上部後端面には、仕切り棚37に溜まった不燃物を取り出す取出口48を設けている。この取出口48は、通常、平板状の蓋49によって塞がれている。また、漏斗状体32の下部傾斜面には、エアショッカー50を設け、漏斗状体32の下部傾斜面に堆積した可燃物を剥離するようになっている。
次に、この破棄物処理装置の作用について説明する。
図2に示すように、廃棄物の一種であるASR(f)を、供給装置8によって熱分解炉1に供給すると、熱分解炉1の横型回転ドラム3内に供給されたASR(f)は、空気をほぼ遮断した状態で間接的に加熱(例えば、約450℃程度に加熱)されて熱分解して、乾留ガスmと熱分解残渣nとになる。
この乾留ガスmは、燃料として、熱分解炉1の排出装置4を経て次工程に供給される。
他方、熱分解残渣nは、熱分解炉1の排出装置4からダクト13を経て第1の冷却スクリューコンベア11の入口部12に供給される。
第1の冷却スクリューコンベヤ11の入口部12に供給された熱分解残渣nは、図3に示すように、冷却スクリューコンベヤ11の本体24内に設けたスクリュー羽根26によって排出部16の方に移送されるが、その間に本体24の外側に設けた冷却ジャケット23内に供給した冷却水wと、本体24内に設けた中空状の回転軸25内に供給した冷却水wとにより、所定の温度(例えば、150℃程度)に冷却される。
第1の冷却スクリューコンベヤ11の筒型本体24内を通過する間に所定の温度に冷却された熱分解残渣nは、回転軸25の周囲の螺旋状に設けたスクリュー羽根26によってスクリーン35上に押し出される。そして、熱分解残渣nのうち、チャーhや小さい(例えば、約100mm角以下)の不燃物jは、スクリーン35の目開穴34を通過して下方に落下する。
他方、破砕不良などにより分離しないで連結したままの比較的大きな不燃物pは、スクリーン35上に残るが、この比較的大きな不燃物35は、上記スクリュー羽根26によってスクリーン35の後方に設けた投下装置42の方に押し出される。
この投下装置42の櫛歯43上に投下された比較的大きな不燃物pが所定の重量を超えると、図6に示すように、櫛歯43が矢印Dの方向に回転して、櫛歯43上の不燃物pが仕切り棚37上に落下する。不燃物pが仕切り棚37上に落下すると、その衝撃によって不燃物pに付着していたチャーhが振り落とされる。
上記の如く、スクリーン35によって分級された小さいな不燃物j及びチャーh、並びに比較的大きな不燃物pから落下したチャーhは、漏斗状体32の出口から第2の冷却スクリューコンベア14の入口部15に供給される。
第2の冷却スクリューコンベヤ14の入口部15に供給された不燃物jやチャーhは、冷却スクリューコンベヤ14の筒型本体28内に設けたスクリュー羽根30によって排出部17の方に移送されるが、その間に本体28の外側に設けた冷却ジャケット27内に供給した冷却水wと、本体28内に設けた中空状の回転軸29内に供給した冷却水wとにより、所定の温度(例えば、20℃程度)に冷却される。
第2の冷却スクリューコンベヤ14の筒型本体28内を通過する間に所定の温度に冷却された不燃物jやチャーhは、回転軸29の周囲の螺旋状に設けたスクリュー羽根30によって排出部17に排出される。
第2の冷却スクリューコンベヤ14から搬送装置19に排出された小さい不燃物jやチャーhは、搬送装置19によって次工程(図示せず)に搬送される。
他方、仕切り棚37上に溜まった比較的大きな不燃物pは、時々、第1の冷却スクリューコンベア11の排出部16に設けた取出口48の蓋49を開けて外部に取る出される(図4参照)。その際、つまり、取出口48の蓋49を開ける前に不活性ガス噴出ノズル40から不活性ガス(例えば、窒素ガス)iを噴出して上記の不燃物pに付着しているチャーhを吹き払う(図5参照)。
使用済み自動車処理フローである。 本発明に係る廃棄物処理装置の概略構成図である。 第1、第2冷却スクリューコンベアの配置図である。 仕切り棚の平面面である。 第1冷却スクリューコンベアの背面図である。 投下装置の側面面である。 投下装置の平面面である。
符号の説明
1 熱分解炉
11 横型の冷却スクリューコンベヤ
16 後部排出部
35 分級用のスクリーン
37 格子状の仕切り棚
40 不活性ガス噴出ノズル
f 廃棄物
m 乾留ガス
n 熱分解残渣
p 比較的大きな不燃物

Claims (4)

  1. 横型回転ドラム式の熱分解炉に廃棄物を供給し、該廃棄物を間接加熱して乾留ガスと熱分解残渣とを生成する廃棄物処理装置において、
    前記熱分解炉の下方に前記熱分解残渣を冷却する横型の冷却スクリューコンベヤを設け、該冷却スクリューコンベヤの後部排出部内に、前記熱分解残渣の中に含まれている比較的大きな不燃物を選別する分級用のスクリーンと、前記不燃物を貯留する格子状の仕切り棚とを設け、かつ、前記仕切り棚の上方に前記不燃物に付着しているチャーを吹き払う不活性ガス噴出ノズルを設けたことを特徴とする廃棄物処理装置。
  2. 前記冷却スクリューコンベヤのスクリュー羽根を、前記スクリーンの後端部まで延長させたことを特徴とする請求項1記載の廃棄物処理装置。
  3. 前記仕切り棚の上方に、比較的大きな不燃物を一時的に保持する回転式の投下装置を設けたことを特徴とする請求項1記載の廃棄物処理装置。
  4. 前記冷却スクリューコンベヤを、昇り勾配となるように傾斜して設置することを特徴とする請求項1記載の廃棄物処理装置。
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