JP3637230B2 - 熱分解ドラム設備のメンテナンス方法及びメンテナンス用装置 - Google Patents

熱分解ドラム設備のメンテナンス方法及びメンテナンス用装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンベアからの廃棄物を低酸素又は無酸素雰囲気の回転ドラム内で、熱分解ガスと熱分解残渣とに熱分解する熱分解ドラム設備を、前記回転ドラム内の付着ダスト及び引っかかり滞留物が回転ドラム外に排出されるように掃除する熱分解ドラム設備のメンテナンス方法及びメンテナンス用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、地球環境保全・循環型環境社会をめざして、新しいごみ処理プラントである熱分解ガス化溶融プラントが提案され、実証試験等が進んでいる。
【0003】
上記の熱分解ドラム設備は、一例として熱分解ガス化溶融プラントの複数の設備のうちの一つの設備を構成するもので、前工程側の廃棄物の前処理設備と、後工程側の高温燃焼溶融設備(及び熱分解残渣選別設備)との間に配備してある。
【0004】
因みに、前記熱分解ドラム設備からの熱分解ガスは高温燃焼溶融設備側の高温燃焼溶融炉内に供給する。熱分解残渣は冷却コンベアで冷却しながら搬送し、選別手段を介して鉄・アルミニウム・銅・ガラス等の有価物を選別回収し、有価物以外のカーボン残渣は高温燃焼溶融炉に供給する。
【0005】
ところで、廃棄物がカーシュレッダーダストや家電製品のような産業廃棄物であった場合、廃棄物中の針金や針金状の金属部材(例えば電線)、あるいはその他の種々の部材が、回転ドラムの回転に伴ってその中空内の伝熱管などに引っかかることがある。
【0006】
このような部材が伝熱管などに引っかかったまま回転ドラムの中空内に滞留すると、前記中空が狭まって新たな廃棄物の収容量が少なくなるだけでなく、前記部材が廃棄物の流れを妨げて、廃棄物の均一な混合・攪拌が困難になり、熱分解効率が低下するという問題がある。
【0007】
また、廃棄物が産業廃棄物であった場合はもちろんのこと、家庭ごみ等の一般廃棄物であった場合でも、運転が進むに連れて回転ドラムの内壁や伝熱管にダストが付着して成長し、上記と同様の問題が生じる。特に、伝熱管に付着したダストは伝熱管の伝熱性を低下させて、熱分解効率を低下させやすい。
【0008】
そこで、前記針金等の引っかかり滞留物や付着ダストを回転ドラム内から排出させることになるが、回転ドラムの中空内は低酸素又は無酸素雰囲気にあり、運転中の回転ドラムの中空内に点検口等から掃除用部材を挿入して掃除することは困難である。
【0009】
そのために、従来では回転ドラムの運転を停止させるとともに冷却させ、回転ドラム内に外気を入り込ませた後、作業者が回転ドラムの内部を掃除していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の方法によれば、回転ドラムの内部を掃除するに当たって、回転ドラムの運転を停止させていたために、その停止の間、廃棄物の処理ができず、また運転を再開しても、回転ドラムの中空内が低酸素又は無酸素雰囲気になるとともに所定温度になるまでに時間がかかり、廃棄物の処理の中断時間が長かった。
【0011】
つまり、従来の方法では廃棄物の処理効率が低下しており、改善の余地が残されていた。
【0012】
また作業者は、回転ドラム内に伝熱管を配置してあることもあって、回転ドラムの内方側を窮屈な姿勢で作業しなければならず、負担が大きかった。
【0013】
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その目的は、廃棄物の処理効率を上げるとともに、メンテナンス作業に要する作業者の労力を軽減化する点にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1による発明の構成・作用・効果は次の通りである。
【0015】
[構成]コンベアからの廃棄物を低酸素又は無酸素雰囲気の回転ドラム内で熱分解ガスと熱分解残渣とに熱分解する熱分解ドラム設備を、前記回転ドラム内の付着ダスト及び引っかかり滞留物が回転ドラム外に排出されるように掃除するに、前記回転ドラムの回転に伴って、前記付着ダスト及び引っかかり滞留物を掻き落とす所定量の小塊状又は粒状の硬質体を、前記コンベアを介して前記回転ドラム内に供給するメンテナンス方法において、前記回転ドラム内に配設した伝熱管の熱貫流率を検出して算出し、その算出結果に基づいて前記硬質体を供給する。
【0016】
[作用]
回転ドラムを通常通りに運転させたまま、廃棄物とともに所定量の小塊状又は粒状の硬質体をコンベアを介して回転ドラムの中空内に供給する。
【0017】
回転ドラム内に入り込んだ小塊状又は粒状の硬質体は、中空内の伝熱管等に引っかかった針金や針金状の金属部材(例えば電線)、あるいはその他の種々の部材を、回転ドラムの回転に伴って伝熱管等から掻き落とすとともに、回転ドラムの内壁や伝熱管等に付着したダストを掻き落とす。
【0018】
その結果、前記針金等の引っかかり滞留物や付着ダストが回転ドラムから排出されやすくなる。小塊状又は粒状の硬質体は熱分解残渣として回転ドラムから排出される。
【0019】
この種の熱分解ドラム設備は、一般に、高温燃焼溶融設備及び熱分解残渣選別設備の前工程として配備してあり、前記回転ドラムからの熱分解ガスを高温燃焼溶融設備側の高温燃焼溶融炉内に供給し、熱分解残渣は発火しないように冷却しながら搬送して熱分解残渣の選別手段に送るが、この場合、熱分解残渣として搬送される前記硬質体は小塊状又は粒状のものであるから、大きな塊状の硬質体とは異なって熱容量が小さく、しかも表面積が全体として大きくて、回転ドラムから排出した後に冷却させやすい。
【0020】
さらに、小塊状又は粒状の硬質体は前記選別手段を介して鉄類等の回収部や他の回収部に回収され(小塊状の硬質体の場合)、あるいは高温燃焼溶融炉内に供給される(粒状の硬質体の場合)が、前記小塊状又は粒状の硬質体は、回転ドラムから搬送装置を経て前記回収部等に至る経路を通過するに伴って、前記搬送装置・選別手段等の内部に引っかかった針金等を掻き落とすとともに、前記搬送装置の内壁等に付着したダストを掻き落とす。
【0021】
これにより、針金等の引っかかり滞留物や付着ダストが前記回収部等に排出されやすくなる。つまり、後工程側の熱分解残渣の流通経路も掃除することができて、熱分解残渣の流れを円滑にすることができる。
【0022】
また例えば、回転ドラムからの熱分解残渣を発火しないように冷却振動コンベアで搬送する構造のものでは、冷却振動コンベアの搬送面に付着した付着ダストを前記小塊状又は粒状の硬質体で掻き落とすことができる。
【0023】
作業者は、メンテナンスに当たって所定量の小塊状又は粒状の硬質体を前記コンベアに供給するだけでよく、回転ドラムの内部を掃除部材で掃除する場合に比べると負担が軽くなる。
【0024】
[効果]
従って、回転ドラムを通常通りに運転させたまま回転ドラムの中空内を掃除することができて、廃棄物の処理効率を上げることができた。
【0025】
しかも、後工程側の熱分解残渣の流通経路も掃除することができて、熱分解残渣の流れを円滑にすることができるから、より円滑に運転させることができるようになった。
【0026】
また、回転ドラムから排出された熱分解残渣を冷却する場合、熱分解残渣が冷えにくくなるという不具合を招来することがなく、熱分解残渣の冷却手段の冷却の程度を上げる作業も不要になって、作業性が低下するのを回避できた。
【0027】
さらに、メンテナンスに要する作業者の労力を大幅に軽減化することができた。しかも、前記回転ドラム内に配設した伝熱管の熱貫流率を検出して算出するから、付着ダスト及び引っ掛かり滞留物の除去の時期を正確に知ることができ、熱分解ドラム設備のメンテナンスを適切な時期に行うことができる。
【0028】
請求項2による発明の構成・作用・効果は次の通りである。
【0029】
[構成]
請求項1による発明の構成において前記小塊状の硬質体が砂利である。
【0030】
[作用]
請求項1の構成による作用と同様の作用を奏することができるのに加え、小塊状の硬質体として砂利を回転ドラムの中空内に供給するから、硬質体にかかるコストを低く抑えることができる。
【0031】
[効果]
従って、請求項1の構成による効果と同様の効果を奏することができるのに加え、熱分解ドラム設備のメンテナンスにかかるコストを低く抑えることができた。
【0032】
請求項3による発明の構成・作用・効果は次の通りである。
【0033】
[構成]
コンベアからの廃棄物を低酸素又は無酸素雰囲気で熱分解ガスと熱分解残渣とに熱分解する回転ドラムに、所定量の小塊状又は粒状の硬質体を供給する硬質体供給機構と、前記回転ドラム内に配設した伝熱管の熱貫流率を検出して算出する算出手段とを設け、前記熱貫流率が設定値未満になったことを前記算出手段が算出すると、前記硬質体が前記回転ドラムに入り込んで、前記回転ドラムの回転に伴って前記回転ドラム内の付着ダスト及び引っかかり滞留物を掻き落とすように、前記硬質体供給機構を供給作動制御する制御手段を設けてある。
【0034】
[作用]
回転ドラムを通常通りに運転させた状態で、算出手段が回転ドラム内の伝熱管の熱貫流率を検出して算出する。
【0035】
前記熱貫流率が設定値未満になったことを前記算出手段が算出すると、その算出結果に基づいて制御手段が前記硬質体供給機構を制御して、廃棄物とともに所定量の小塊状又は粒状の硬質体を回転ドラムの中空内に供給させる。
【0036】
これにより、請求項1の構成による作用と同様の作用を奏することができる。
【0037】
[効果]
従って、請求項1の構成による効果と同様の効果を奏することができるのに加え、次の効果を奏することができる。
【0038】
前記回転ドラム内に配設した伝熱管の熱貫流率を算出手段で検出して算出するから、付着ダスト及び引っ掛かり滞留物の除去の時期を正確に知ることができ、熱分解ドラム設備のメンテナンスを適切な時期に行うことができるようになった。
【0039】
所定量の塊状又は粒状の硬質体を自動的に回転ドラムに供給するから、作業者の労力を軽減化できた。
【0040】
請求項4による発明の構成・作用・効果は次の通りである。
【0041】
[構成]
請求項3による発明の構成において、前記回転ドラムから排出される硬質体を選別回収して前記硬質体供給機構に戻し搬送する搬送機構を設けてある。
【0042】
[作用]
請求項3の構成による作用と同様の作用を奏することができるのに加え、回転ドラムから排出される硬質体を選別回収して前記硬質体供給機構に戻し搬送する搬送機構を設けてあるから、作業者が、回転ドラムから排出される硬質体を選別回収して、再び硬質体供給機構に供給する手間を省くことができる。
【0043】
[効果]
従って、請求項3の構成による効果と同様の効果を奏することができるのに加え、作業者の労力をより軽減化できた。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0045】
図1に、廃棄物の処理プラントである熱分解ガス化溶融プラントを示してある。
【0046】
この熱分解ガス化溶融プラントは前処理設備1・熱分解ドラム設備2・熱分解残渣選別設備3・高温燃焼溶融設備4・ボイラ発電設備5・排ガス処理設備6から成り、廃棄物(家庭ゴミ等の一般廃棄物やカーシュレッダーダスト・電化製品等の産業廃棄物)から鉄・アルミニウム・ガラス等の有価物を再利用しやすい形で回収でき、熱効率・発電効率が高く、低NOx・低ダイオキシン化できるなど、地球環境保全・循環型環境社会に適合するプラントである。
【0047】
次に、前記熱分解ガス化溶融プラントによる廃棄物の処理について説明する。
[前処理設備1]
廃棄物ピット7に貯留された廃棄物を破砕機8で150mm角以下に破砕し、破砕廃棄物を搬送装置9等で熱分解ドラム設備2に送る。
【0048】
[熱分解ドラム設備2]
廃棄物ピット7からの廃棄物をスクリューコンベア10がコンベアケース11内(図5参照)に受け入れて熱分解ドラム12内に搬送供給し、熱分解ドラム12により廃棄物を無酸素あるいは低酸素雰囲気で約450°Cの熱分解ガスと熱分解残渣とに熱分解する。熱分解ガスは高温燃焼溶融炉13に送り、熱分解残渣は熱分解残渣選別設備3に送る。以上の各部の詳細な構造については後で説明する。
【0049】
[熱分解残渣選別設備3]
図2にも示すように、熱分解ドラム設備2からの熱分解残渣を冷却振動コンベア14で冷却しながら搬送し、後述する選別手段を介して、鉄・アルミニウム・銅・ガラス等の有価物を回収し、有価物以外のカーボン残渣を高温燃焼溶融炉13に送る。以上の各部の詳細な構造については後で説明する。
【0050】
[高温燃焼溶融設備4]
熱分解ガス・カーボン残渣・集塵ダスト(ボイラや集塵器からのダスト)を高温燃焼溶融炉13に炉頂側から吹き込み、これらを旋回燃焼する。焼却灰・集塵ダストは溶融し、炉底から連続排出される。
【0051】
熱分解ドラム設備2で廃棄物が燃料化されるから低空気比(1.3)で燃焼させることができ、低空気比燃焼により排ガスが少なくなる。多段燃焼・排ガス再循環させて低NOx化し、十分な滞留時間をとって低ダイオキシン化する。
【0052】
[ボイラ発電設備]
排ガスはボイラ輻射ゾーンで冷却し、蒸発管群で均一な温度にした後、約600°Cで過熱蒸気管群に送り、エコノマイザーを通して約200°Cで集塵器17に送る。ボイラ18で40ata・400°Cの蒸気を熱回収し、タービン19・発電機20で電気として回収する。
【0053】
[排ガス処理設備6]
ガス冷却室21・集塵器17・バグフィルター22等で処理して煙突25から排気する。排ガス量が少ないために排ガス処理設備6は狭いスペースであっても設置できる。
【0054】
次に、前記熱分解ドラム設備2について説明する。
【0055】
この熱分解ドラム設備2は、図3,図4,図5に示すように、廃棄物を熱分解ガスと熱分解残渣とに熱分解する熱分解ドラム12を設けるとともに、廃棄物ピット7からの廃棄物をコンベアケース11内に受け入れて熱分解ドラム12に搬送供給するスクリューコンベア10を、その搬送終端側のコンベアケース部分が熱分解ドラム12内に入り込む状態に設けて構成してある。
【0056】
前記熱分解ドラム12は、スクリューコンベア10からの廃棄物を中空内に受け入れる横型の回転ドラム27を設けるとともに、廃棄物加熱用の熱媒体としての加熱ガスを流通させる複数本の伝熱管28を回転ドラム27の中空内に、その回転ドラム27の長手方向に沿う状態に設け、伝熱管28に対する加熱ガス供給部29と加熱ガス排出部30と熱分解ガス・熱分解残渣排出部31とを設けて構成してある。
【0057】
前記スクリューコンベア10はコンベアケース11の搬送終端側を回転ドラム27の軸芯方向一端面側に連通接続してある。
【0058】
前記回転ドラム27は、廃棄物の搬送方向下手側ほど下方に位置する状態に傾斜させて、回転軸芯O(図5参照)を据えつけ面に対して約1.5度傾斜させてある。
【0059】
そして、その状態で回転ドラム27の長手方向両端側を一対の遊転ローラ機構32に回転自在に各別に支持させ、両遊転ローラ機構32間の回転ドラム部分の外周部に全周にわたって設けた大径ギア33と、支持台35に支持させた電動モータM1に設けた小径ギア34とを噛み合わせて、電動モータM1の駆動で回転ドラム27を回転駆動(1.5rpm)するよう構成してある。
【0060】
前記伝熱管28は、回転ドラム27の両端側に各別に設けた一対の隔壁36,37にわたって架設してあり、図4に示すように、回転ドラム27の内壁面側に互いが近接する状態に複数本(全数の約2/3の数)を配置するとともに、それらの伝熱管28よりも回転ドラム27の内方側に、各伝熱管28が放射状に並ぶように複数本(全数の約1/3の数)を配置してある。
【0061】
これにより、回転ドラム27の回転に伴って伝熱管28で廃棄物が掻き上げられて混合攪拌され、加熱ガスの熱が効率よく伝わるようになる。
【0062】
前記両隔壁36,37のうち廃棄物の搬送方向下手側の隔壁37から、回転ドラム27と同芯状の廃棄物排出管38を前記搬送方向下手側に延出してある。
【0063】
前記加熱ガス供給部29は、加熱ガス供給口39を備えた加熱ガス供給ケース40を、前記廃棄物排出管38の長手方向中間部分を囲む状態に、かつ、回転ドラム27の回転を許す状態に支持台35に位置固定して構成してある。
【0064】
前記加熱ガス供給口39には熱風発生炉41から加熱ガスを供給する。供給される加熱ガスの温度は約530°Cである。
【0065】
前記加熱ガス排出部30は、加熱ガス排出口42を備えた加熱ガス排出ケース43を、スクリューコンベア10の所定長さにわたるコンベアケース部分を囲む状態に、かつ、回転ドラム27の回転を許す状態に支持台35に位置固定して構成してある。加熱ガス排出ケース43の内周部にはスクリューコンベア10のコンベアケース11受入用の筒状ケース79を固定してある。
【0066】
そして、図5,図6に示すように、前記所定長さにわたるコンベアケース部分、及び前記コンベアケース部分よりも廃棄物の搬送方向下手側のコンベアケース部分を断熱材としての珪酸カルシウム材44で覆ってある。
【0067】
前記珪酸カルシウム材44は、前記筒状ケース79とコンベアケース11との間に位置する状態に、前記コンベアケース部分に巻付けるとともに針金・アンカーボルトを介して固定してある。
【0068】
これにより、加熱ガス排出ケース43内や伝熱管28内を流れる加熱ガスの熱がコンベアケース11内の搬送中の廃棄物に伝わりにくくなり、廃棄物のうちのゴムや樹脂等の軟化しやすい物質が溶融するのを防止できて、前記物質がコンベアケースの内壁等に溶着するのを防止できる。
【0069】
前記加熱ガス排出口42からの加熱ガスは煙突25から排出され、一部が再び加熱ガス供給口39に送られる。加熱ガス排出口42から排出される加熱ガスの温度は約300°Cである。
【0070】
前記熱分解ガス・熱分解残渣排出部31は、加熱ガス排出ケース43から突き出た廃棄物排出管部分に熱分解ガス・熱分解残渣排出ケース45を連通接続し、熱分解ガス・熱分解残渣排出ケース45の上端側に熱分解ガス排出口46を、下端側に熱分解残渣排出口47を形成して構成してある。
【0071】
前記スクリューコンベア10は搬送始端側を支持台35上の台車48に支持させてあり、回転ドラム27と同芯状に姿勢設定して、回転ドラム27の両隔壁36,37のうち廃棄物の搬送方向上手側の隔壁36に設けた中心孔にコンベアケース11の終端部を臨ませ、搬送始端側のコンベアケース部分の上面側に廃棄物供給口を形成し、台車48上の電動モータM2に連動連結したスクリュー軸50にスクリュー羽根51を、搬送終端側ほど羽根ピッチが狭くなる状態に設けて構成してある。
【0072】
前記スクリュー羽根51は、スクリュー軸50の終端側の所定長さにわたる部分の手前側まで設けてあり、この構造と、スクリュー羽根51を搬送終端側ほど羽根ピッチが狭くなる状態に設けた構造とで、搬送終端側ほど廃棄物の送りが小さくなって廃棄物が圧縮されるようにしてある(圧縮比は2)。
【0073】
これにより、廃棄物供給口側からの回転ドラム27の中空内側への空気の侵入を圧縮廃棄物で阻止することができる。
【0074】
スクリューコンベア10のメンテナンス作業等は、台車48を移動させてスクリューコンベア10を回転ドラム27から抜き出して行う。
【0075】
前記コンベアケース11は長手方向視で内壁が八角形になるように形成して(図6参照)、スクリュー羽根51による廃棄物の連れ周りを防止してある。
【0076】
加熱ガス供給ケース40や加熱ガス排出ケース43等の固定部と回転ドラム27との間にはシール機構を設けて、空気の流入や加熱ガスの洩れを防止してある。
【0077】
次に、前記熱分解残渣選別設備3について説明する(図2参照)。
【0078】
熱分解ガス・熱分解残渣排出ケース45の熱分解残渣排出口47からの熱分解残渣は、振動フィーダ52を介して粗大物振動スクリーン53に送り、熱分解残渣のうちの粗大物を粗大物振動スクリーン53を介して第1コンテナ54に回収する。
【0079】
粗大物以外の熱分解残渣は、冷却振動コンベア14を介してバケットコンベア55側に送る。冷却振動コンベア14は窒素封入水冷ジャケットタイプであり、熱分解残渣を発火等が起こらない温度(約80°C)まで窒素雰囲気中で冷却する。
【0080】
前記振動フィーダ52は搬送面上に熱分解残渣を溜めて、熱分解ガス・熱分解残渣排出ケース45側からの熱が、熱分解残渣の搬送方向下手側の粗大物振動スクリーン53及び冷却振動コンベア14側に伝わるのを困難にしているとともに、熱分解ガス・熱分解残渣排出ケース45側への外気の侵入を阻止している。
【0081】
バケットコンベア55からの熱分解残渣はシール用振動コンベア59を介して1次振動スクリーン56に送り、最大径が2mm以下の熱分解残渣と、2mm〜5mmの熱分解残渣と、5mm以上の熱分解残渣とに選別する。
【0082】
前記シール用振動コンベア59は、搬送面上に熱分解残渣を溜めてバケットコンベア55側への外気の侵入を阻止している。
【0083】
1次振動スクリーン56の上手側にバイパスコンテナ68を配置してあり、トラブル発生時にはダンパ69を切り換えて、熱分解残渣をバイパスコンテナ68に回収する。
【0084】
バイパスコンテナ68内の熱熱分解残渣のうち、小径のカーボン残渣は第1経路71を通して分級バグフィルター66側に、分級バグフィルター用ファン70を介して導くとともに、第2経路72を通してカーボン残渣コンベア57に送り、このカーボン残渣コンベア57でカーボン残渣サイロ61に送り込む。
【0085】
2mm径以下の熱分解残渣は第3経路73を通してカーボン残渣コンベア57に送り、このカーボン残渣コンベア57でカーボン残渣サイロ61に送り込む。
【0086】
2mm〜5mm径の熱分解残渣は第4経路74を通して熱分解残渣粉砕機58に送り込む。
【0087】
そして、熱分解残渣粉砕機58で粉砕した熱分解残渣を、2次振動スクリーン60で小径のカーボン残渣と、鉄・アルミニウム・ガラス・石等(以下、鉄類と称する)とに選別し、前者はカーボン残渣コンベア57を介してカーボン残渣サイロ61に、後者は鉄類移送コンベア62を介して鉄類ヤード63に回収する。
【0088】
鉄類ヤード63に回収された鉄類は再利用することができる。この場合、鉄類を磁選器・アルミ選別器等で選別するよう構成してあってもよい。
【0089】
熱分解残渣粉砕機58内の小径のカーボン残渣は、第5経路75を通して、分級バグフィルター66側に導くとともに、第2経路72のカーボン残渣に合流させて、カーボン残渣サイロ61に送り込む。
【0090】
5mm径以上の熱分解残渣はクリーニングドラム64で風によりカーボン残渣を吹き飛ばした後、第6経路76を通して鉄類ヤード63に回収する。
【0091】
クリーニングドラム64内のカーボン残渣はサイクロン集塵器65・分級バグフィルター66に導入し、第2経路72のカーボン残渣に合流させて、カーボン残渣サイロ61に送り込む。
【0092】
カーボン残渣サイロ61内のカーボン残渣はカーボン残渣ブロワ67を介して高温燃焼溶融炉13にその炉頂側から吹き込む。
【0093】
[熱分解ドラム設備2と熱分解残渣選別設備3とのメンテナンスについて]
廃棄物がカーシュレッダーダストや家電製品のような産業廃棄物であった場合、廃棄物中の針金や針金状の金属部材(例えば電線)、あるいはその他の種々の部材が、回転ドラム27の回転に伴って、その中空内の伝熱管28などに引っかかることがある。
【0094】
このような部材が伝熱管28などに引っかかったまま回転ドラム27の中空内に滞留すると、前記中空が狭まって新たな廃棄物の収容量が少なくなるだけでなく、引っかかり滞留物が廃棄物の流れを妨げて、廃棄物の均一な混合・攪拌が困難になり、熱分解効率が低下するという問題がある。
【0095】
そして、廃棄物が産業廃棄物であった場合はもちろんのこと、家庭ごみ等の一般廃棄物であった場合でも、運転が進むに連れて回転ドラム27の内壁や伝熱管28にダストが付着して成長し、上記と同様の問題が生じる。特に、伝熱管28に付着したダストは伝熱管28の伝熱性を低下させて、熱分解効率を低下させやすい。
【0096】
この問題を解消するために、前記引っかかり滞留物や付着ダストを回転ドラム27から除去することになるが、回転ドラム27の中空内は低酸素あるいは無酸素雰囲気にあり、運転中の回転ドラム27の中空内に点検口等から掃除用部材を挿入して掃除することは困難である。
【0097】
そこで本発明者は、回転ドラム27の内部を掃除する次の方法を発明した。
【0098】
つまり、回転ドラム27を通常通りに運転させたまま、熱分解ドラム12に対するスクリューコンベア10を介して回転ドラム27の中空内に、小塊状の硬質体としての砂利78(図7参照)を廃棄物とともに所定量供給する。
【0099】
砂利は径が5mm〜10mmであり、スクリューコンベア10の上手側のホッパー77(図1参照)に投入する。
【0100】
回転ドラム27内に入り込んだ砂利78(図7参照)は、回転ドラム27の回転に伴って、中空内の伝熱管28等に引っかかった針金や針金状の金属部材、あるいはその他の種々の引っかかった部材(つまり引っかかり滞留物)を伝熱管28等から掻き落とすとともに、回転ドラム27の内壁や伝熱管28等に付着したダストを掻き落とす。
【0101】
その結果、引っかかり滞留物や付着ダストが回転ドラム27から排出されやすくなる。
【0102】
前記砂利78は熱分解残渣として回転ドラム27から排出され、粗大振動スクリーン53・冷却振動コンベア14・バケットコンベア55・シール用振動コンベア59・1次振動スクリーン56・クリーニングドラム64を通って、鉄類ヤード63に回収される。
【0103】
この場合に、前記粗大振動スクリーン53等の内部に引っかかった針金等を掻き落とすともに、内壁等に付着して成長したダストを掻き落とす。これにより、前記針金等の引っかかり滞留物や付着ダストが排出されやすくなる。
【0104】
つまり、熱分解残渣選別設備3における熱分解残渣の流通経路も掃除することができて、熱分解残渣の流れを円滑にすることができる。
【0105】
また、砂利78は小塊状のものであるから熱容量が小さく、しかも全体として表面積が大きいから、回転ドラム27から排出した後に、冷却振動コンベア14で他の熱分解残渣とともに冷却させやすい。
【0106】
上記の熱分解ガス化溶融プラントの廃棄物処理量は24時間当たりで90トンであり、回転ドラム27に前記砂利を500Kg供給したところ、前記滞留物が確実に除去されていることを確認できた。
【0107】
記スクリューコンベア10に前記硬質体78を供給する硬質体供給機構と、回転ドラム27内に配設した伝熱管28の熱貫流率を検出して算出する算出手段とを設け、前記熱貫流率が設定値未満になったことを算出手段が算出すると、前記硬質体が回転ドラム27に入り込んで、回転ドラム27の回転に伴って回転ドラム27内の付着ダスト及び引っかかり滞留物を掻き落とすように、前記硬質体供給機構を供給作動制御する制御装置(制御手段に相当)を設けてあ
【0108】
[別実施形態]前記回転ドラム27から排出される硬質体78を選別回収して前記硬質体供給機構に戻し搬送する搬送機構を設けてあってもよい。
【0109】
本発明は、熱分解ガス化溶融プラント以外のプラントにも適用でき、例えば熱分解ガス等をガスタービンの駆動用の燃料として用いるプラントの場合にも適用できる。
【0110】
上記の実施形態で示した各数値は一例であり適宜変更することができる。
【0111】
前記砂利78に代えて、砂(粒状の硬質体に相当)、あるいは鉄球等の金属製の硬質体をスクリューコンベア10を介して回転ドラム27の中空内に供給してもよい。
【0112】
また、砂利・砂・鉄球等の混合物をスクリューコンベア10を介して回転ドラム27の中空内に供給してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱分解ガス化溶融プラントの概略図
【図2】熱分解残渣選別設備の概略図
【図3】熱分解ドラム設備の概略縦断面正面図
【図4】回転ドラムの縦断面図
【図5】コンベアとその周りの構造の縦断面図
【図6】コンベアケースの構造を示す縦断面図
【図7】回転ドラム内に砂利を供給した状態を示す縦断面図
【符号の説明】
10 コンベア
27 回転ドラム
28 伝熱管
78 小塊状の硬質体

Claims (4)

  1. コンベアからの廃棄物を低酸素又は無酸素雰囲気の回転ドラム内で熱分解ガスと熱分解残渣とに熱分解する熱分解ドラム設備を、前記回転ドラム内の付着ダスト及び引っかかり滞留物が回転ドラム外に排出されるように掃除するに、前記回転ドラムの回転に伴って、前記付着ダスト及び引っかかり滞留物を掻き落とす所定量の小塊状又は粒状の硬質体を、前記コンベアを介して前記回転ドラム内に供給する熱分解ドラム設備のメンテナンス方法において、前記回転ドラム内に配設した伝熱管の熱貫流率を検出して算出し、その算出結果に基づいて前記硬質体を供給することを特徴とする熱分解ドラム設備のメンテナンス方法。
  2. 前記小塊状の硬質体が砂利である請求項1記載の熱分解ドラム設備のメンテナンス方法。
  3. コンベアからの廃棄物を低酸素又は無酸素雰囲気で熱分解ガスと熱分解残渣とに熱分解する回転ドラムに、所定量の小塊状又は粒状の硬質体を供給する硬質体供給機構と、前記回転ドラム内に配設した伝熱管の熱貫流率を検出して算出する算出手段とを設け、前記熱貫流率が設定値未満になったことを前記算出手段が算出すると、前記硬質体が前記回転ドラムに入り込んで、前記回転ドラムの回転に伴って前記回転ドラム内の付着ダスト及び引っかかり滞留物を掻き落とすように、前記硬質体供給機構を供給作動制御する制御手段を設けてある熱分解ドラム設備のメンテナンス用装置。
  4. 前記回転ドラムから排出される硬質体を選別回収して前記硬質体供給機構に戻し搬送する搬送機構を設けてある請求項3記載の熱分解ドラム設備のメンテナンス用装置。
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