JP4153051B2 - テレビジョン受信機、及び映像信号処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はプログラマブル演算回路およびCPUを用いて映像信号を再生するテレビジョン受信機、及び映像信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、放送方式は多様になってきており、現在では、地上波を用いたNTSC方式による現行テレビジョン放送だけでなく、放送衛星を用いたNTSC放送や高品位テレビジョン放送が実現されている。このように放送方式が多様になってくるとテレビジョン受信機としては各種放送を受信できる機能を備えることが要求されている。
【0003】
図9は地上波によるNTSC方式での現行テレビジョン放送と、衛星放送によるNTSC放送および高品位テレビジョン放送を受信するテレビジョン受信機の構成図である。
【0004】
まずはじめに、現行テレビジョン放送を受信する場合についてその動作を説明する。
アンテナ10で受信された地上波による現行テレビジョン放送波は、V/UHFチューナ11に供給されて所望のチャンネル信号が選択され中間周波数に変換された後、中間周波数増幅器12にて増幅され、VSB復調器13でベースバンドNTSC信号に変換された後、選択回路24に出力される。選択回路24ではVSB復調器13からのベースバンドNTSC信号が選択されており、同期処理回路15およびAD変換器14にそれぞれ供給される。AD変換器14のサンプリング周波数は、NTSC方式の場合カラーサブキャリアの4倍の周波数を用いることが一般的であり、その場合約14.3MHzである。AD変換器14でディジタル化されたベースバンドNTSC信号はNTSCデコード回路16に供給され、輝度信号/色信号分離処理、色信号復調処理、逆マトリクス処理等のNTSCデコード処理が施される。デコード出力はRGB信号として出力され、DA変換器17を介してアナログ信号に変換された後、選択回路20にて選択され、ドライブ回路21を介してCRT22に供給され画像表示される。
【0005】
一方、同期処理回路15では、入力されたベースバンドNTSC信号から、水平同期再生および垂直同期再生および、入力信号に同期したクロック信号の再生等の処理が行われる。これらの同期信号およびクロックはNTSCデコード回路16,AD変換器14,DA変換器17,および偏向処理回路18にそれぞれ供給されており、それぞれの処理動作はこれらの信号に従って行われる。
【0006】
また、偏向処理回路18は供給された同期信号をもとに偏向制御信号を発生する。これは水平および垂直偏向のためののこぎり波形信号であり、選択器23にて選択され、CRT22の偏向を制御する。
【0007】
次に高品位テレビ信号を受信する場合についてその動作を説明する。
現在実用に供されている高品位テレビジョン放送は、MUSE(Multiple Sub-Nyquist Sampling Encoding)方式(二宮、他「高品位テレビの衛星1チャンネル伝送方式」テレビジョン学会技術報告TEBS95-2 Vol.7,No.44)によるものである。この方式は広帯域な高品位映像信号を4フィールドで一巡する4:1のサブナイキストサンプリングを施すことにより、約1/4に帯域圧縮して伝送する方式であり、FM(周波数変調)方式を用いた衛星放送が実施されている。
【0008】
まず、アンテナ30で受信された高品位テレビジョン放送波は、BSチューナ31に供給されて所望のチャンネル信号が選択され中間周波数に変換された後、中間周波数増幅器32にて増幅され、FM復調器33に供給される。FM復調器33からのベースバンドMUSE信号はAD変換器34において16.2MHzでサンプリングされ、MUSEデコード回路36および同期処理回路35にそれぞれ供給される。
【0009】
MUSEデコード回路36は、フィールド内、フィールド間あるいはフレーム間内挿を用いて、伝送されなかった標本点情報を近似的に補間することによって元の広帯域な高品位映像信号を再生する。再生された高品位映像信号はRGB信号として出力され、DA変換器37を介してアナログ信号に変換された後、選択器20にて選択され、ドライブ回路21を介してCRT22に供給され、画像表示される。
【0010】
一方、同期処理回路35では、入力されたベースバンドMUSE信号から水平同期信号あるいは垂直同期信号を再生するとともに、MUSEデコード処理回路36の動作に必要とするクロック信号および制御信号を発生する。再生されたクロック信号、同期信号および制御信号は、MUSEデコード回路36,AD変換器34,DA変換器37,および偏向処理回路38にそれぞれ供給されており、それぞれの処理動作はこれらの信号に従って行われる。
【0011】
また、偏向処理回路38は同期処理回路35から供給される同期信号をもとに偏向制御信号を発生する。これは水平および垂直偏向のためののこぎり波形信号であり、選択器23にて選択され、CRT22の偏向を制御する。
【0012】
さらに、衛星放送では、MUSE方式による高品位テレビジョン放送だけでなくNTSC方式による現行テレビジョン放送も実施されていることは周知の通りであるが、そのような場合、図9の選択回路24ではFM復調器33からの信号が選択されており、FM復調器33から得られるベースバンドNTSC信号に対して、上述した地上放送受信時と同じNTSCデコード処理が施される。
【0013】
以上、説明してきた通り、高品位テレビジョン放送と現行テレビジョン放送に対応した従来のテレビジョン受信機は、デコード回路、同期処理回路、偏向処理回路等、それぞれの放送方式に応じた専用処理回路が個々に設けられており、テレビジョン受信機に含まれる回路規模の増大を招くとともに、コスト的にも不利になっていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来のテレビジョン受信機および映像信号処理装置は、各信号方式ごとに専用信号処理回路を設けているため、回路規模が増大するとともにコスト的にも不利になるという課題を有していた。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1にかかる発明は、映像デコード処理アルゴリズムを規定するマイクロプログラムが予め格納されるメモリと、映像信号が供給され、上記マイクロプログラムに従って映像デコード処理を行うプログラマブル演算手段と、上記メモリに格納されるマイクロプログラムの上記プログラマブル演算手段への転送を制御するCPUとを有するテレビジョン受信機において、上記プログラマブル演算手段は、上記CPUによる制御に基づき、映像信号に含まれる情報を抽出する情報抽出手段と、上記情報抽出手段で抽出された情報を上記CPUに転送する転送手段とを有し、上記CPUは、上記転送手段から該CPUに転送された情報に基づいて、動作状態においても映像信号の状態に応じて適応的に処理内容が切り替わるようマイクロプログラムをロードするように制御し、高速レート処理は上記プログラマブル演算手段を用いて処理が行われるよう制御し、かつ低速レート処理は上記CPUを用いて処理が行われるよう制御することを特徴とするようにしたものである。
【0019】
また、請求項2にかかる発明は、映像デコード処理アルゴリズムを規定するマイクロプログラムが予め格納されるメモリと、映像信号が供給され、上記マイクロプログラムに従って映像デコード処理を行うプログラマブル演算手段と、上記メモリに格納されるマイクロプログラムの上記プログラマブル演算手段への転送を制御するCPUとを有する映像信号処理装置において、上記プログラマブル演算手段は、上記CPUによる制御に基づき、映像信号に含まれる情報を抽出する情報抽出手段と、上記情報抽出手段で抽出された情報を上記CPUに転送する転送手段とを有し、上記CPUは、上記転送手段から該CPUに転送された情報に基づいて、動作状態においても映像信号の状態に応じて適応的に処理内容が切り替わるようマイクロプログラムをロードするように制御し、高速レート処理は上記プログラマブル演算手段を用いて処理が行われるよう制御し、かつ低速レート処理は上記CPUを用いて処理が行われるよう制御するようにしたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
本発明の実施の形態1にかかるテレビジョン受信機は、図1に示されるように、映像デコード処理アルゴリズムを規定するマイクロプログラムが予め格納されるメモリ(ROM150)と、映像信号が供給され、上記マイクロプログラムに従って映像デコード処理を行うプログラマブル演算手段(130)と、上記メモリ(150)に格納されるマイクロプログラムの上記プログラマブル演算手段(130)への転送を制御するCPU(170)とを有するテレビジョン受信機において、高速レート処理は上記プログラマブル演算手段(130)を用いて処理を行い、低速レート処理は上記CPU(170)を用いて処理を行うものとしたものである。そして、このような構成により、映像デコード処理のような高速レート処理は、プログラマブル演算回路(130)において、マイクロプログラムで記述される処理手順にしたがって処理することができ、さらには、プログラマブル演算回路(130)の制御処理、同期処理あるいは偏向処理等、低速レート処理は、CPU(170)で処理を行うことにより、多様な信号方式に対しても、共通の信号処理回路を用いてプログラムの変更のみでフレキシブルに対応することができ、大幅なコストダウンを図ることが可能となる作用効果が得られる。
【0024】
実施の形態2.
本発明の実施の形態2にかかるテレビジョン受信機は、図1,及び図2に示されるように、映像デコード処理アルゴリズムを規定するマイクロプログラムが予め格納されるメモリ(ROM150)と、映像信号が供給され、上記マイクロプログラムに従って映像デコード処理を行うプログラマブル演算手段(130)と、上記メモリ(150)に格納されるマイクロプログラムの上記プログラマブル演算手段(130)への転送を制御するCPU(170)とを有するテレビジョン受信機において、上記プログラマブル演算手段(130)は、映像信号に含まれる情報を抽出する情報抽出手段(データ取り込みレジスタ134)を備え、上記CPU(170)は、上記情報抽出手段(134)から抽出された情報にもとづいて、処理アルゴリズムの一部あるいは全体を変更したマイクロプログラムを上記メモリ(150)から上記プログラマブル演算手段(130)に転送するものとしたものである。そして、このような構成により、映像デコード処理のような高速レート処理は、プログラマブル演算回路(130)において、映像信号に含まれ、これより抽出した情報にもとづいて処理アルゴリズムの一部あるいは全体を変更したマイクロプログラムで記述される処理手順にしたがって処理することができ、さらには、プログラマブル演算回路(130)の制御処理、同期処理あるいは偏向処理等、低速レート処理は、CPU(170)で処理を行うことにより、多様な信号方式に対しても、共通の信号処理回路を用い、プログラムの変更のみでフレキシブルに対応することができ、大幅なコストダウンを図ることが可能となる作用効果が得られる。
【0025】
実施の形態3.
本発明の実施の形態3にかかる映像信号処理装置は、図8に示されるように、映像デコード処理アルゴリズムを規定するマイクロプログラムが予め格納されるメモリ(ROM150)と、映像信号が供給され、上記マイクロプログラムに従って映像デコード処理を行うプログラマブル演算手段(130)と、上記メモリ(150)に格納されるマイクロプログラムの上記プログラマブル演算手段(130)への転送を制御するCPU(170)とを有する映像信号処理装置において、高速レート処理は上記プログラマブル演算手段(130)を用いて処理を行い、低速レート処理は上記CPU(170)を用いて処理を行うものとしたものである。そして、このような構成により、映像デコード処理のような高速レート処理は、プログラマブル演算回路(130)において、マイクロプログラムで記述される処理手順にしたがって処理することができ、さらには、プログラマブル演算回路(130)の制御処理、同期処理あるいは偏向処理等、低速レート処理は、CPU(170)で処理を行うため、多様な信号方式に対しても、共通の信号処理回路を用い、プログラムの変更のみでフレキシブルに対応することができ、大幅なコストダウンを図ることが可能となる作用効果が得られる。
【0026】
実施の形態4.
本発明の実施の形態4にかかる映像信号処理装置は、図8,及び図2に示されるように、映像デコード処理アルゴリズムを規定するマイクロプログラムが予め格納されるメモリ(ROM150)と、映像信号が供給され、上記マイクロプログラムに従って映像デコード処理を行うプログラマブル演算手段(130)と、上記メモリ(150)に格納されるマイクロプログラムの上記プログラマブル演算手段(130)への転送を制御するCPU(170)とを有する映像信号処理装置において、上記プログラマブル演算手段(130)は、映像信号に含まれる情報を抽出する情報抽出手段(データ取り込みレジスタ134)を備え、上記CPU(170)は、上記情報抽出手段(134)から抽出された情報にもとづいて処理アルゴリズムの一部あるいは全体を変更したマイクロプログラムを上記メモリ(150)から上記プログラマブル演算手段(130)に転送するものとしたものである。そして、このような構成により、映像デコード処理のような高速レート処理は、プログラマブル演算回路(130)において、映像信号に含まれ、これより抽出した情報にもとづいて処理アルゴリズムの一部あるいは全体を変更したマイクロプログラムで記述される処理手順にしたがって処理することができ、さらには、プログラマブル演算回路(130)の制御処理、同期処理あるいは偏向処理等、低速レート処理は、CPU(170)で処理を行うことにより、多様な信号方式に対しても、共通の信号処理回路を用い、プログラムの変更のみでフレキシブルに対応することができ、大幅なコストダウンを図ることが可能となる作用効果が得られる。
【0027】
【実施例】
実施例1.
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例によるテレビジョン受信機の構成図である。図9に示した従来のテレビジョン受信機と同様な部分については同一符号を付しており、その動作については説明を省略する。
【0028】
図1において、地上波での現行テレビジョン放送受信時には、VSB復調器13からベースバンドNTSC信号が、衛星でのNTSC放送受信時にはFM復調器33からベースバンドNTSC信号が、あるいは高品位テレビジョン放送受信時にはFM復調器33からベースバンドMUSE信号が得られており、選択回路50で上記のうちの任意の信号が選択され、映像信号処理装置100に供給される。
【0029】
映像信号処理装置100は、信号入力側にAD変換器110を,及び出力側にDA変換器120を備え、バス140を介して相互に接続されるプログラマブル演算回路130、同期処理回路180、偏向処理回路190、CPU(中央処理装置)170、RAM(ランダムアクセスメモリ)160,及びROM(リードオンリメモリ)150を備えて構成されている。
【0030】
まず、映像信号処理装置100に入力されたベースバンド信号(ベースバンドNTSC信号あるいはベースバンドMUSE信号)は、AD変換器110でディジタル信号に変換され、プログラマブル演算回路130に供給される。
【0031】
プログラマブル演算回路130の内部構成を図2に示す。プログラマブル演算回路130はアレイ状に配された複数個の演算エレメント(PE11)〜(PEmn)と、データ取り込みレジスタ134とで構成されており、各々の演算エレメントとデータ取り込みレジスタ134は、入出力ポート133を介して外部のCPU170あるいはROM150とバス140で接続されている。また、入力端子135を介して同期処理回路180と接続されている。
【0032】
各々の演算エレメントは、マイクロプログラムの変更によって処理内容を変更することのできる演算回路であって、その演算の手順はマイクロプログラムとしてROM150に書き込まれており、CPU170からのロード命令にしたがって、各々の演算エレメントにロードされる。また、入力端子135に供給される制御信号に従って、マイクロプログラムのロード、演算の起動、終了等の制御が行われる。
【0033】
図3は、演算エレメントPE11〜PEmnのうちの1つの内部構成図である。これは一般的なDSP(ディジタルシグナルプロセッサ)と同様の構成のものである。すなわち算術演算あるいは論理演算を行うALU(Arithmetic and Logic Unit)111、演算結果を格納するデータレジスタ112、外部とのデータの入出力を行うi/oポート113を備え、それぞれがマイクロプログラムによって制御される構成となっている。
【0034】
まず、マイクロプログラムを演算エレメントにロードする場合は、選択回路114、及び117はそれぞれ入力端子119から入力されるマイクロプログラム、及び書き込みアドレスを選択する。ここで、選択回路114、及び117の選択動作を制御する信号は同期処理回路180等を含む制御系によって与えられ、マイクロプログラムはROM150からバス140を介して入力され、書き込みアドレスはCPU170からバス140を介して入力される。これによって命令レジスタ115の書き込みアドレスで示される領域にマイクロプログラムがロードされる。また入力端子119から入力される制御信号にしたがって、マイクロプログラムのロードは、映像信号の水平帰線期間あるいは垂直帰線期間に行われる。このマイクロプログラムのロードを制御する制御信号は同期処理回路180等を含む制御系によって与えられる。さらに、映像期間において演算が実行される時、つまり命令レジスタ115に格納されたマイクロプログラムが使用される場合は、選択回路117は命令カウンタ118からの出力信号を選択しており、命令カウンタ118で生成された読み出しアドレスにしたがって順次マイクロプログラムが命令レジスタ115から読み出される。これらの動作は入力端子119に供給される制御信号で制御されている。読み出されたマイクロプログラムは、選択回路114を介して命令デコーダ116に入力されて解読されることにより、ALU111、データレジスタ112、i/oポート113がそれぞれ制御され、所望の演算処理が行われる。
【0035】
図4はNTSCデコード処理時、及びMUSEデコード処理時のそれぞれにおける各々の演算エレメントに対する処理の割り付けを示す一覧表である。NTSCデコード時には輝度信号/色信号分離処理、ACC処理、色復調処理、フィルタリング処理、逆マトリクス処理があり、MUSEデコード処理時には、動画領域内挿処理、静止画領域内挿処理、動き検出処理、線順次デコード処理、逆マトリクス処理などがあり、それぞれの処理を割り付けられた演算エレメントは入力されるデータフローに対して所定の処理を実行する。なお、MUSEデコード処理にはフレーム間あるいはフィールド間での演算があり、フレーム遅延データあるいはフィールド遅延データが必要となるが、図2の入出力ポート136を介してフレームメモリ101を接続することで対応できる。
【0036】
デコード結果として得られるRGB信号は、プログラマブル演算回路130の出力端子132a〜132cから出力され、DA変換器120を介してアナログ信号に変換される。アナログRGB信号はドライブ回路21を介してCRT22に供給され、画像表示される。なお、図2において、演算エレメントPE4n(演算エレメントPE3nの下側に配置される図示しない演算エレメント)〜PEmnも図示しない出力端子を備えているが、上述のようにR,G,Bの3信号だけを出力する場合には演算エレメントPE4n〜PEmnの出力端子は用いられない。
【0037】
次に、図2のデータ取り込みレジスタ134についてその動作を説明する。
NTSCデコード処理あるいはMUSEデコード処理を行う場合、定常的な動作手順を示すマイクロプログラムを動作起動時にロードする以外に、動作状態においても映像信号の状態に応じて適応的に処理内容を切り替えるためにマイクロプログラムをロードする必要がある。このような適応処理を実現する場合、処理途中段階での映像データをCPU170に取り込む必要がある。すなわち、データ取り込みレジスタ134には、複数の演算エレメントを相互に接続するネットワーク端137が接続されており、入力信号データあるいはデコード処理途中データ等を取り込むことができるように構成されている。例えばデータ取り込みレジスタ134は図5に示す回路で構成される。図5において1341a,1341b,1341c,…はネットワーク端と接続される入力端子であり、多入力選択回路1342を介してランダムアクセスメモリ(以下RAMと記す)1343に接続されている。また、入力端子135および入出力端子133はそれぞれ制御回路1346に接続されている。制御回路1346は、入力される制御信号,アドレス,およびデータ信号に基づいて、多入力選択回路1342の選択,アドレスカウンタ1345の起動,RAM1343の書き込み/読み出し制御,および選択回路1344の選択それぞれに必要な制御信号を発生する。さらに、この制御回路1346は、入出力端子133を介して受け渡されるRAM1343の読み出しアドレスあるいは、そのアドレスに従って読み出されるデータのインターフェース機能を備えたものである。
【0038】
以上のように構成されたデータ取り込みレジスタ134について、その動作を説明する。
まず、データ取り込み時においては、多入力選択回路1342で選択されたデータはRAM1343に入力される。また、選択回路1344はアドレスカウンタ1345からの信号を選択している。制御回路1346はRAM1343を書き込み動作に設定するとともに、予め設定された任意のタイミングでデータを書き込む。また、それに連動して、アドレスカウンタ1345が起動されており、アドレスカウンタ1345で生成されるアドレスにデータが順次書き込まれる。
【0039】
次に、データ転送時においては、選択回路1344は制御回路1346に介してCPU170から供給される読み出しアドレスを選択している。したがって、予め設定されるタイミングで、制御回路1346で生成される制御信号に従ってRAM1343が読み出し動作に設定されるとともに、選択回路1344を介して供給される読み出しアドレスに従って、上述した動作で書き込まれたデータを読み出す。読み出されたデータは入出力端子133を介してCPU170に転送される。
【0040】
以上の動作によって、CPU170にはデータが取り込まれ、CPU170においては、該取り込まれたデータに基づいて必要な演算が行なわれ、その結果に応じて、処理アルゴリズムの一部あるいは全体を変更するマイクロプログラムがROM150より新たにロードされる。
【0041】
ここで、RAM160は取り込まれたデータの一時的な保存領域、あるいはCPU170での演算時に必要なワーキング領域として動作する。
【0042】
例えば、NTSCデコード処理の中にACC(自動色飽和度補正)と呼ばれる処理がある。これはバースト信号の振幅に応じて色復調時のゲインを制御するものである。このような処理を実現するには、バースト信号をデータ取り込みレジスタ134で取り込み、CPU170に転送する。さらにCPU170において補正ゲインを演算し、図4に示すようにACC処理が割り付けられた演算エレメントPE21に対し、上記補正ゲインを実現する新たなマイクロプログラムを新たにロードすればよい。
【0043】
図6に、ACC処理を行う場合の制御タイミングを示す。取り込まれたバースト信号はそのライン期間内にCPU170に転送され、CPU170で補正ゲインの演算が行われる。さらに次ラインのバースト信号取り込み開始前に、CPU170は、上記補正ゲインを実現するマイクロプログラムの再ロードを完了し、演算エレメントPE21は新たに設定された命令にしたがってACC処理を行う。
【0044】
図7は、MUSEデコード処理におけるコントロール信号による制御タイミングを、MUSE信号フォーマットに照らし合わせて示したものである。MUSE信号には毎フィールドごとの動作を設定するコントロール信号Ctrが重畳されており、MUSEデコード処理を行う際は上記コントロール信号Ctrに従って処理内容を変更することが必要である。図示したように、データ取り込みレジスタ134で取り込まれたコントロール信号Ctrは、そのフィールド期間内にCPU170に転送されるとともに、CPU170ではコントロール信号のデコード処理が行われ、次フィールドの垂直帰線期間中に制御を実現するためのマイクロプログラムがロードされる。演算エレメントPEは新たにロードされたマイクロプログラムに従って動作を行う。このように、本発明の映像信号処理装置は、演算エレメントPEに対するマイクロプログラム変更のような制御処理に対してフレキシブルに対応することができる。
【0045】
次に、同期処理について説明する。
NTSCデコード処理において、水平同期検出、垂直同期検出、同期クロック再生などの処理は、基本的にはライン毎あるいはフィールド毎の処理であるのでCPU170において処理される。すなわち上述したプログラマブル演算回路130が有するデータ取り込み機能を用い、これらの処理に必要なデータをCPU170に取り込むことで実現できる。ここで、図1に示す同期処理回路180は、CPU170の周辺回路としての機能を持つものであり、CPU170での演算結果にしたがって制御信号を発生する。例えば、CPU170で処理された位相誤差データをPLL制御電圧に変換し、図示していないVCXOに供給する。また、再生された同期信号に基づいて、プログラマブル演算回路130、偏向処理回路190等への制御信号を発生する。
【0046】
MUSEデコード処理においても、水平同期検出、クランプレベル検出、ALC(Automatic Level Control)レベル検出などの処理は、基本的にはライン毎あるいはフィールド毎の処理であるので、NTSCデコード処理と同様にCPU170を用いて処理される。この場合、同期処理回路180ではバス140を介して供給されるCPU170からの処理データを、クランプレベル、ALC制御電圧、あるいはPLL制御電圧に変換し、それぞれ図示していないクランプ回路、ALC回路、VCXO等に供給する。また、再生された同期信号に基づいて、プログラマブル演算回路130、偏向処理回路190等への制御信号を発生する。
【0047】
次に偏向処理について説明する。
偏向処理の主要な機能の一つは、偏向のためのノコギリ波形を発生することであるが、その場合、走査時の幾何学的歪みを除去するために予めピンクッション補正などの処理を行うことが必要である。このような処理に対しても本発明の映像信号処理装置は好適である。すなわち、上記処理はライン毎の処理であるからCPU170を用いて処理することができる。図1の偏向処理回路190は、同期処理回路180と同様にCPU170の周辺回路としての機能を持つものであり、CPU170で演算された補正データ,及び同期処理回路180からの同期信号に基づいて歪み補正されたノコギリ波形を発生し、CRT22を制御する。
【0048】
このように、本実施例1のテレビジョン受信機のもつ映像信号処理装置によれば、同期処理あるいは偏向処理の主要な機能をCPUで実現できるため、多様な信号方式に対してフレキシブルに対応できるとともに、同期処理回路あるいは偏向処理回路として必要な機能は、CPUの周辺回路的な簡単な機能のみを有するものとすればよく、従来の専用回路に比べて大幅な規模削減を図ることができる。
【0049】
実施例2.
図8は図1のテレビジョン受信機における映像信号処理装置100のみを分離したものである。図1の映像信号処理装置100と異なる点は、図8の映像信号処理装置においては、偏向処理回路190が削除されている点である。図1に示した実施例1においては、テレビジョン受信機を例に説明したが、本実施例2の映像信号処理装置は、テレビジョン受信機以外へも適用可能である。偏向処理回路190は、テレビジョン受信機において表示装置がCRTである場合に必要な回路であって、表示装置がその他のものからなる用途に適用する場合は必要ない。
【0050】
図8の映像信号処理装置の適用例としては、大画面投射型ディスプレイシステムへの適用が考えられる。近年、公共施設などにおいて、大画面の投射型ディスプレイシステムが設置されることが増えている。このシステムは基本的には投射型ディスプレイ装置と信号再生装置との組み合わせで構成されており、表示する信号方式毎に信号再生装置を備える必要があった。したがって、かかる場合に信号再生装置として本実施例2の映像信号処理装置を用いることは極めて好適であるといえる。
【0051】
なお、上記実施例の説明においては、プログラマブル演算回路を、MIMD(Multi Instruction stream, Multi Data stream )型演算回路を用いて構成した例を説明したが、本発明では、このプログラマブル演算回路はこれに限定されるものではなく、SIMD(Single Instruction stream, Multi Data stream)型演算回路など、映像信号を実時間で処理することのできるプログラマブル演算回路であればどのような構成のものを用いてもよい。
【0052】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明のテレビジョン受信機、及び映像信号処理装置によれば、NTSCデコード処理あるいはMUSEデコード処理のような高速レート処理についてはプログラマブル演算回路によりマイクロプログラムで記述される処理手順にしたがって処理を行い、さらには、演算エレメントに対するマイクロプログラム変更のような制御処理、同期処理、偏向処理等の,ライン毎、フィールド毎の低速レート処理についてはCPUを用いてソフトウエア処理を行うようにしているため、多種多様の映像信号の信号方式に対してもプログラムの変更のみでフレキシブルに対応可能であるとともに、低速レート処理に必要な主要機能をCPUで実現するため、回路規模の大幅な削減が可能であり、大幅なコストダウンが可能となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1によるテレビジョン受信機を示す構成図である。
【図2】 上記実施例1におけるプログラマブル演算回路を示す構成図である。
【図3】 上記実施例1における演算エレメントを示す構成図である。
【図4】 上記実施例1における演算エレメントへの処理割り付け例を示す図である。
【図5】 上記実施例1におけるデータ取り込みレジスタを示す構成図である。
【図6】 上記実施例1におけるACC処理における制御タイミングを示す図である。
【図7】 上記実施例1におけるコントロール信号による制御タイミングを示す図である。
【図8】 本発明の実施例2による映像信号処理装置の構成図である。
【図9】 従来のハイビジョン受信機を示す構成図である。
【符号の説明】
10・・・ アンテナ、11・・・ V/UHFチューナ、12・・・ 中間周波数増幅器、13・・・ VSB復調器、21・・・ ドライブ回路、22・・・ CRT、30・・・ アンテナ、31・・・ BSチューナ、32・・・ 中間周波数増幅器、33・・・ FM復調器、100・・・ 映像信号処理装置、101・・・ フレームメモリ、110・・・ AD変換器、111・・・ ALU、112・・・ データレジスタ、113・・・ i/oポート、114・・・ 選択回路、115・・・ 命令レジスタ、116・・・ 命令デコーダ、117・・・ 選択回路、118・・・ 命令カウンタ、119・・・ 入力端子、120・・・ DA変換器、130・・・ プログラマブル演算回路、131、132、133・・・ 入出力端子、134・・・ データ取り込みレジスタ、135・・・ 入力端子、
136・・・ 入出力端子、140・・・ バス、150・・・ ROM、160・・・ RAM、170・・・ CPU、180・・・ 同期処理回路、190・・・ 偏向処理回路。
Claims (2)
- 映像デコード処理アルゴリズムを規定するマイクロプログラムが予め格納されるメモリと、
映像信号が供給され、上記マイクロプログラムに従って映像デコード処理を行うプログラマブル演算手段と、
上記メモリに格納されるマイクロプログラムの上記プログラマブル演算手段への転送を制御するCPUとを有するテレビジョン受信機において、
上記プログラマブル演算手段は、
上記CPUによる制御に基づき、映像信号に含まれる情報を抽出する情報抽出手段と、
上記情報抽出手段で抽出された情報を上記CPUに転送する転送手段とを有し、
上記CPUは、上記転送手段から該CPUに転送された情報に基づいて、動作状態においても映像信号の状態に応じて適応的に処理内容が切り替わるようマイクロプログラムをロードするように制御し、高速レート処理は上記プログラマブル演算手段を用いて処理が行われるよう制御し、かつ低速レート処理は上記CPUを用いて処理が行われるよう制御する、
ことを特徴とするテレビジョン受信機。 - 映像デコード処理アルゴリズムを規定するマイクロプログラムが予め格納されるメモリと、
映像信号が供給され、上記マイクロプログラムに従って映像デコード処理を行うプログラマブル演算手段と、
上記メモリに格納されるマイクロプログラムの上記プログラマブル演算手段への転送を制御するCPUとを有する映像信号処理装置において、
上記プログラマブル演算手段は、
上記CPUによる制御に基づき、映像信号に含まれる情報を抽出する情報抽出手段と、
上記情報抽出手段で抽出された情報を上記CPUに転送する転送手段とを有し、
上記CPUは、上記転送手段から該CPUに転送された情報に基づいて、動作状態においても映像信号の状態に応じて適応的に処理内容が切り替わるようマイクロプログラムをロードするように制御し、高速レート処理は上記プログラマブル演算手段を用いて処理が行われるよう制御し、かつ低速レート処理は上記CPUを用いて処理が行われるよう制御する、
ことを特徴とする映像信号処理装置。
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