JPH09247573A - テレビジョン受信機、及び映像信号処理装置 - Google Patents

テレビジョン受信機、及び映像信号処理装置

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JPH09247573A
JPH09247573A JP8046019A JP4601996A JPH09247573A JP H09247573 A JPH09247573 A JP H09247573A JP 8046019 A JP8046019 A JP 8046019A JP 4601996 A JP4601996 A JP 4601996A JP H09247573 A JPH09247573 A JP H09247573A
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cpu
microprogram
signal
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賢太 寒川
Yoichiro Miki
陽一郎 三木
Takashi Yamaguchi
隆 山口
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/46Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for receiving on more than one standard at will
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な放送方式に対して、プログラムの変更
のみでフレキシブルに対応できるテレビジョン受信機、
及び映像信号処理装置を提供する。 【解決手段】 映像デコード処理のような高速レート処
理は、プログラマブル演算回路130を用いて処理を行
い、さらに、同期処理あるいは偏向処理のような低速レ
ート処理は、CPU170を用いてソフトウェアで対応
する。 【効果】 多様な放送方式に対しても、それぞれ個別に
専用の処理回路を設ける必要がなく、プログラムの変更
のみで対応でき、回路規模の増大を抑えることができ、
大幅なコストダウンが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプログラマブル演算
回路およびCPUを用いて映像信号を再生するテレビジ
ョン受信機、及び映像信号処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、放送方式は多様になってきてお
り、現在では、地上波を用いたNTSC方式による現行
テレビジョン放送だけでなく、放送衛星を用いたNTS
C放送や高品位テレビジョン放送が実現されている。こ
のように放送方式が多様になってくるとテレビジョン受
信機としては各種放送を受信できる機能を備えることが
要求されている。
【0003】図9は地上波によるNTSC方式での現行
テレビジョン放送と、衛星放送によるNTSC放送およ
び高品位テレビジョン放送を受信するテレビジョン受信
機の構成図である。
【0004】まずはじめに、現行テレビジョン放送を受
信する場合についてその動作を説明する。アンテナ10
で受信された地上波による現行テレビジョン放送波は、
V/UHFチューナ11に供給されて所望のチャンネル
信号が選択され中間周波数に変換された後、中間周波数
増幅器12にて増幅され、VSB復調器13でベースバ
ンドNTSC信号に変換された後、選択回路24に出力
される。選択回路24ではVSB復調器13からのベー
スバンドNTSC信号が選択されており、同期処理回路
15およびAD変換器14にそれぞれ供給される。AD
変換器14のサンプリング周波数は、NTSC方式の場
合カラーサブキャリアの4倍の周波数を用いることが一
般的であり、その場合約14.3MHzである。AD変
換器14でディジタル化されたベースバンドNTSC信
号はNTSCデコード回路16に供給され、輝度信号/
色信号分離処理、色信号復調処理、逆マトリクス処理等
のNTSCデコード処理が施される。デコード出力はR
GB信号として出力され、DA変換器17を介してアナ
ログ信号に変換された後、選択回路20にて選択され、
ドライブ回路21を介してCRT22に供給され画像表
示される。
【0005】一方、同期処理回路15では、入力された
ベースバンドNTSC信号から、水平同期再生および垂
直同期再生および、入力信号に同期したクロック信号の
再生等の処理が行われる。これらの同期信号およびクロ
ックはNTSCデコード回路16,AD変換器14,D
A変換器17,および偏向処理回路18にそれぞれ供給
されており、それぞれの処理動作はこれらの信号に従っ
て行われる。
【0006】また、偏向処理回路18は供給された同期
信号をもとに偏向制御信号を発生する。これは水平およ
び垂直偏向のためののこぎり波形信号であり、選択器2
3にて選択され、CRT22の偏向を制御する。
【0007】次に高品位テレビ信号を受信する場合につ
いてその動作を説明する。現在実用に供されている高品
位テレビジョン放送は、MUSE(Multiple Sub-Nyqui
st Sampling Encoding)方式(二宮、他「高品位テレビ
の衛星1チャンネル伝送方式」テレビジョン学会技術報
告TEBS95-2 Vol.7,No.44)によるものである。この
方式は広帯域な高品位映像信号を4フィールドで一巡す
る4:1のサブナイキストサンプリングを施すことによ
り、約1/4に帯域圧縮して伝送する方式であり、FM
(周波数変調)方式を用いた衛星放送が実施されてい
る。
【0008】まず、アンテナ30で受信された高品位テ
レビジョン放送波は、BSチューナ31に供給されて所
望のチャンネル信号が選択され中間周波数に変換された
後、中間周波数増幅器32にて増幅され、FM復調器3
3に供給される。FM復調器33からのベースバンドM
USE信号はAD変換器34において16.2MHzで
サンプリングされ、MUSEデコード回路36および同
期処理回路35にそれぞれ供給される。
【0009】MUSEデコード回路36は、フィールド
内、フィールド間あるいはフレーム間内挿を用いて、伝
送されなかった標本点情報を近似的に補間することによ
って元の広帯域な高品位映像信号を再生する。再生され
た高品位映像信号はRGB信号として出力され、DA変
換器37を介してアナログ信号に変換された後、選択器
20にて選択され、ドライブ回路21を介してCRT2
2に供給され、画像表示される。
【0010】一方、同期処理回路35では、入力された
ベースバンドMUSE信号から水平同期信号あるいは垂
直同期信号を再生するとともに、MUSEデコード処理
回路36の動作に必要とするクロック信号および制御信
号を発生する。再生されたクロック信号、同期信号およ
び制御信号は、MUSEデコード回路36,AD変換器
34,DA変換器37,および偏向処理回路38にそれ
ぞれ供給されており、それぞれの処理動作はこれらの信
号に従って行われる。
【0011】また、偏向処理回路38は同期処理回路3
5から供給される同期信号をもとに偏向制御信号を発生
する。これは水平および垂直偏向のためののこぎり波形
信号であり、選択器23にて選択され、CRT22の偏
向を制御する。
【0012】さらに、衛星放送では、MUSE方式によ
る高品位テレビジョン放送だけでなくNTSC方式によ
る現行テレビジョン放送も実施されていることは周知の
通りであるが、そのような場合、図9の選択回路24で
はFM復調器33からの信号が選択されており、FM復
調器33から得られるベースバンドNTSC信号に対し
て、上述した地上放送受信時と同じNTSCデコード処
理が施される。
【0013】以上、説明してきた通り、高品位テレビジ
ョン放送と現行テレビジョン放送に対応した従来のテレ
ビジョン受信機は、デコード回路、同期処理回路、偏向
処理回路等、それぞれの放送方式に応じた専用処理回路
が個々に設けられており、テレビジョン受信機に含まれ
る回路規模の増大を招くとともに、コスト的にも不利に
なっていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
テレビジョン受信機および映像信号処理装置は、各信号
方式ごとに専用信号処理回路を設けているため、回路規
模が増大するとともにコスト的にも不利になるという課
題を有していた。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、映像デコード処理アルゴ
リズムを規定するマイクロプログラムが予め格納される
メモリと、映像信号が供給され、上記マイクロプログラ
ムに従って映像デコード処理を行うプログラマブル演算
手段と、上記メモリに格納されるマイクロプログラムの
上記プログラマブル演算手段への転送を制御するCPU
とを有するテレビジョン受信機において、高速レート処
理は上記プログラマブル演算手段を用いて処理を行い、
低速レート処理は上記CPUを用いて処理を行うものと
したものである。
【0016】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
のテレビジョン受信機において、上記プログラマブル演
算回路を用いて処理を行う高速レート処理は、映像信号
処理を含み、上記CPUを用いて処理を行う低速レート
処理は、制御処理、同期処理、偏向処理の少なくとも一
つを含むものとしたものである。
【0017】また、請求項3にかかる発明は、請求項1
のテレビジョン受信機において、該テレビジョン受信機
の表示手段は、CRTであり、上記CPUを用いて処理
を行う低速レート処理は、偏向処理を含むものとしたも
のである。
【0018】また、請求項4にかかる発明は、映像デコ
ード処理アルゴリズムを規定するマイクロプログラムが
予め格納されるメモリと、映像信号が供給され、上記マ
イクロプログラムに従って映像デコード処理を行うプロ
グラマブル演算手段と、上記メモリに格納されるマイク
ロプログラムの上記プログラマブル演算手段への転送を
制御するCPUとを有するテレビジョン受信機におい
て、上記プログラマブル演算手段は、映像信号に含まれ
る情報を抽出する情報抽出手段を備え、上記CPUは、
上記情報抽出手段から抽出された情報にもとづいて、処
理アルゴリズムの一部あるいは全体を変更したマイクロ
プログラムを上記メモリから上記プログラマブル演算手
段に転送するものとしたものである。
【0019】また、請求項5にかかる発明は、映像デコ
ード処理アルゴリズムを規定するマイクロプログラムが
予め格納されるメモリと、映像信号が供給され、上記マ
イクロプログラムに従って映像デコード処理を行うプロ
グラマブル演算手段と、上記メモリに格納されるマイク
ロプログラムの上記プログラマブル演算手段への転送を
制御するCPUとを有する映像信号処理装置において、
高速レート処理は、上記プログラマブル演算手段を用い
て処理を行い、低速レート処理は、上記CPUを用いて
処理を行うものとしたものである。
【0020】また、請求項6にかかる発明は、請求項5
記載の映像信号処理装置において、上記プログラマブル
演算回路を用いて処理を行う高速レート処理は、映像信
号処理を含み、上記CPUを用いて処理を行う低速レー
ト処理は、制御処理、同期処理、偏向処理の少なくとも
一つを含むものとしたものである。
【0021】また、請求項7にかかる発明は、請求項5
記載の映像信号処理装置において、該映像信号処理装置
の出力を表示する表示手段は、CRTであり、上記CP
Uを用いて処理を行う低速レート処理は、偏向処理を含
むものとしたものである。
【0022】また、請求項8にかかる発明は、映像デコ
ード処理アルゴリズムを規定するマイクロプログラムが
予め格納されるメモリと、映像信号が供給され、上記マ
イクロプログラムに従って映像デコード処理を行うプロ
グラマブル演算手段と、上記メモリに格納されるマイク
ロプログラムの上記プログラマブル演算手段への転送を
制御するCPUとを有する映像信号処理装置において、
上記プログラマブル演算手段は、映像信号に含まれる情
報を抽出する情報抽出手段を備え、上記CPUは、上記
情報抽出手段から抽出された情報にもとづいて、処理ア
ルゴリズムの一部あるいは全体を変更したマイクロプロ
グラムを上記メモリから上記プログラマブル演算手段に
転送するものとしたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1 .本発明の実施の形態1にかかるテレビジ
ョン受信機は、図1に示されるように、映像デコード処
理アルゴリズムを規定するマイクロプログラムが予め格
納されるメモリ(ROM150)と、映像信号が供給さ
れ、上記マイクロプログラムに従って映像デコード処理
を行うプログラマブル演算手段(130)と、上記メモ
リ(150)に格納されるマイクロプログラムの上記プ
ログラマブル演算手段(130)への転送を制御するC
PU(170)とを有するテレビジョン受信機におい
て、高速レート処理は上記プログラマブル演算手段(1
30)を用いて処理を行い、低速レート処理は上記CP
U(170)を用いて処理を行うものとしたものであ
る。そして、このような構成により、映像デコード処理
のような高速レート処理は、プログラマブル演算回路
(130)において、マイクロプログラムで記述される
処理手順にしたがって処理することができ、さらには、
プログラマブル演算回路(130)の制御処理、同期処
理あるいは偏向処理等、低速レート処理は、CPU(1
70)で処理を行うことにより、多様な信号方式に対し
ても、共通の信号処理回路を用いてプログラムの変更の
みでフレキシブルに対応することができ、大幅なコスト
ダウンを図ることが可能となる作用効果が得られる。
【0024】実施の形態2.本発明の実施の形態2にか
かるテレビジョン受信機は、図1,及び図2に示される
ように、映像デコード処理アルゴリズムを規定するマイ
クロプログラムが予め格納されるメモリ(ROM15
0)と、映像信号が供給され、上記マイクロプログラム
に従って映像デコード処理を行うプログラマブル演算手
段(130)と、上記メモリ(150)に格納されるマ
イクロプログラムの上記プログラマブル演算手段(13
0)への転送を制御するCPU(170)とを有するテ
レビジョン受信機において、上記プログラマブル演算手
段(130)は、映像信号に含まれる情報を抽出する情
報抽出手段(データ取り込みレジスタ134)を備え、
上記CPU(170)は、上記情報抽出手段(134)
から抽出された情報にもとづいて、処理アルゴリズムの
一部あるいは全体を変更したマイクロプログラムを上記
メモリ(150)から上記プログラマブル演算手段(1
30)に転送するものとしたものである。そして、この
ような構成により、映像デコード処理のような高速レー
ト処理は、プログラマブル演算回路(130)におい
て、映像信号に含まれ、これより抽出した情報にもとづ
いて処理アルゴリズムの一部あるいは全体を変更したマ
イクロプログラムで記述される処理手順にしたがって処
理することができ、さらには、プログラマブル演算回路
(130)の制御処理、同期処理あるいは偏向処理等、
低速レート処理は、CPU(170)で処理を行うこと
により、多様な信号方式に対しても、共通の信号処理回
路を用い、プログラムの変更のみでフレキシブルに対応
することができ、大幅なコストダウンを図ることが可能
となる作用効果が得られる。
【0025】実施の形態3.本発明の実施の形態3にか
かる映像信号処理装置は、図8に示されるように、映像
デコード処理アルゴリズムを規定するマイクロプログラ
ムが予め格納されるメモリ(ROM150)と、映像信
号が供給され、上記マイクロプログラムに従って映像デ
コード処理を行うプログラマブル演算手段(130)
と、上記メモリ(150)に格納されるマイクロプログ
ラムの上記プログラマブル演算手段(130)への転送
を制御するCPU(170)とを有する映像信号処理装
置において、高速レート処理は上記プログラマブル演算
手段(130)を用いて処理を行い、低速レート処理は
上記CPU(170)を用いて処理を行うものとしたも
のである。そして、このような構成により、映像デコー
ド処理のような高速レート処理は、プログラマブル演算
回路(130)において、マイクロプログラムで記述さ
れる処理手順にしたがって処理することができ、さらに
は、プログラマブル演算回路(130)の制御処理、同
期処理あるいは偏向処理等、低速レート処理は、CPU
(170)で処理を行うため、多様な信号方式に対して
も、共通の信号処理回路を用い、プログラムの変更のみ
でフレキシブルに対応することができ、大幅なコストダ
ウンを図ることが可能となる作用効果が得られる。
【0026】実施の形態4.本発明の実施の形態4にか
かる映像信号処理装置は、図8,及び図2に示されるよ
うに、映像デコード処理アルゴリズムを規定するマイク
ロプログラムが予め格納されるメモリ(ROM150)
と、映像信号が供給され、上記マイクロプログラムに従
って映像デコード処理を行うプログラマブル演算手段
(130)と、上記メモリ(150)に格納されるマイ
クロプログラムの上記プログラマブル演算手段(13
0)への転送を制御するCPU(170)とを有する映
像信号処理装置において、上記プログラマブル演算手段
(130)は、映像信号に含まれる情報を抽出する情報
抽出手段(データ取り込みレジスタ134)を備え、上
記CPU(170)は、上記情報抽出手段(134)か
ら抽出された情報にもとづいて処理アルゴリズムの一部
あるいは全体を変更したマイクロプログラムを上記メモ
リ(150)から上記プログラマブル演算手段(13
0)に転送するものとしたものである。そして、このよ
うな構成により、映像デコード処理のような高速レート
処理は、プログラマブル演算回路(130)において、
映像信号に含まれ、これより抽出した情報にもとづいて
処理アルゴリズムの一部あるいは全体を変更したマイク
ロプログラムで記述される処理手順にしたがって処理す
ることができ、さらには、プログラマブル演算回路(1
30)の制御処理、同期処理あるいは偏向処理等、低速
レート処理は、CPU(170)で処理を行うことによ
り、多様な信号方式に対しても、共通の信号処理回路を
用い、プログラムの変更のみでフレキシブルに対応する
ことができ、大幅なコストダウンを図ることが可能とな
る作用効果が得られる。
【0027】
【実施例】実施例1 .以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら詳細に説明する。図1は本発明の一実施例によ
るテレビジョン受信機の構成図である。図9に示した従
来のテレビジョン受信機と同様な部分については同一符
号を付しており、その動作については説明を省略する。
【0028】図1において、地上波での現行テレビジョ
ン放送受信時には、VSB復調器13からベースバンド
NTSC信号が、衛星でのNTSC放送受信時にはFM
復調器33からベースバンドNTSC信号が、あるいは
高品位テレビジョン放送受信時にはFM復調器33から
ベースバンドMUSE信号が得られており、選択回路5
0で上記のうちの任意の信号が選択され、映像信号処理
装置100に供給される。
【0029】映像信号処理装置100は、信号入力側に
AD変換器110を,及び出力側にDA変換器120を
備え、バス140を介して相互に接続されるプログラマ
ブル演算回路130、同期処理回路180、偏向処理回
路190、CPU(中央処理装置)170、RAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)160,及びROM(リードオ
ンリメモリ)150を備えて構成されている。
【0030】まず、映像信号処理装置100に入力され
たベースバンド信号(ベースバンドNTSC信号あるい
はベースバンドMUSE信号)は、AD変換器110で
ディジタル信号に変換され、プログラマブル演算回路1
30に供給される。
【0031】プログラマブル演算回路130の内部構成
を図2に示す。プログラマブル演算回路130はアレイ
状に配された複数個の演算エレメント(PE11)〜
(PEmn)と、データ取り込みレジスタ134とで構
成されており、各々の演算エレメントとデータ取り込み
レジスタ134は、入出力ポート133を介して外部の
CPU170あるいはROM150とバス140で接続
されている。また、入力端子135を介して同期処理回
路180と接続されている。
【0032】各々の演算エレメントは、マイクロプログ
ラムの変更によって処理内容を変更することのできる演
算回路であって、その演算の手順はマイクロプログラム
としてROM150に書き込まれており、CPU170
からのロード命令にしたがって、各々の演算エレメント
にロードされる。また、入力端子135に供給される制
御信号に従って、マイクロプログラムのロード、演算の
起動、終了等の制御が行われる。
【0033】図3は、演算エレメントPE11〜PEm
nのうちの1つの内部構成図である。これは一般的なD
SP(ディジタルシグナルプロセッサ)と同様の構成の
ものである。すなわち算術演算あるいは論理演算を行う
ALU(Arithmetic and Logic Unit)111、演算結果
を格納するデータレジスタ112、外部とのデータの入
出力を行うi/oポート113を備え、それぞれがマイ
クロプログラムによって制御される構成となっている。
【0034】まず、マイクロプログラムを演算エレメン
トにロードする場合は、選択回路114、及び117は
それぞれ入力端子119から入力されるマイクロプログ
ラム、及び書き込みアドレスを選択する。ここで、選択
回路114、及び117の選択動作を制御する信号は同
期処理回路180等を含む制御系によって与えられ、マ
イクロプログラムはROM150からバス140を介し
て入力され、書き込みアドレスはCPU170からバス
140を介して入力される。これによって命令レジスタ
115の書き込みアドレスで示される領域にマイクロプ
ログラムがロードされる。また入力端子119から入力
される制御信号にしたがって、マイクロプログラムのロ
ードは、映像信号の水平帰線期間あるいは垂直帰線期間
に行われる。このマイクロプログラムのロードを制御す
る制御信号は同期処理回路180等を含む制御系によっ
て与えられる。さらに、映像期間において演算が実行さ
れる時、つまり命令レジスタ115に格納されたマイク
ロプログラムが使用される場合は、選択回路117は命
令カウンタ118からの出力信号を選択しており、命令
カウンタ118で生成された読み出しアドレスにしたが
って順次マイクロプログラムが命令レジスタ115から
読み出される。これらの動作は入力端子119に供給さ
れる制御信号で制御されている。読み出されたマイクロ
プログラムは、選択回路114を介して命令デコーダ1
16に入力されて解読されることにより、ALU11
1、データレジスタ112、i/oポート113がそれ
ぞれ制御され、所望の演算処理が行われる。
【0035】図4はNTSCデコード処理時、及びMU
SEデコード処理時のそれぞれにおける各々の演算エレ
メントに対する処理の割り付けを示す一覧表である。N
TSCデコード時には輝度信号/色信号分離処理、AC
C処理、色復調処理、フィルタリング処理、逆マトリク
ス処理があり、MUSEデコード処理時には、動画領域
内挿処理、静止画領域内挿処理、動き検出処理、線順次
デコード処理、逆マトリクス処理などがあり、それぞれ
の処理を割り付けられた演算エレメントは入力されるデ
ータフローに対して所定の処理を実行する。なお、MU
SEデコード処理にはフレーム間あるいはフィールド間
での演算があり、フレーム遅延データあるいはフィール
ド遅延データが必要となるが、図2の入出力ポート13
6を介してフレームメモリ101を接続することで対応
できる。
【0036】デコード結果として得られるRGB信号
は、プログラマブル演算回路130の出力端子132a
〜132cから出力され、DA変換器120を介してア
ナログ信号に変換される。アナログRGB信号はドライ
ブ回路21を介してCRT22に供給され、画像表示さ
れる。なお、図2において、演算エレメントPE4n
(演算エレメントPE3nの下側に配置される図示しな
い演算エレメント)〜PEmnも図示しない出力端子を
備えているが、上述のようにR,G,Bの3信号だけを
出力する場合には演算エレメントPE4n〜PEmnの
出力端子は用いられない。
【0037】次に、図2のデータ取り込みレジスタ13
4についてその動作を説明する。NTSCデコード処理
あるいはMUSEデコード処理を行う場合、定常的な動
作手順を示すマイクロプログラムを動作起動時にロード
する以外に、動作状態においても映像信号の状態に応じ
て適応的に処理内容を切り替えるためにマイクロプログ
ラムをロードする必要がある。このような適応処理を実
現する場合、処理途中段階での映像データをCPU17
0に取り込む必要がある。すなわち、データ取り込みレ
ジスタ134には、複数の演算エレメントを相互に接続
するネットワーク端137が接続されており、入力信号
データあるいはデコード処理途中データ等を取り込むこ
とができるように構成されている。例えばデータ取り込
みレジスタ134は図5に示す回路で構成される。図5
において1341a,1341b,1341c,…はネ
ットワーク端と接続される入力端子であり、多入力選択
回路1342を介してランダムアクセスメモリ(以下R
AMと記す)1343に接続されている。また、入力端
子135および入出力端子133はそれぞれ制御回路1
346に接続されている。制御回路1346は、入力さ
れる制御信号,アドレス,およびデータ信号に基づい
て、多入力選択回路1342の選択,アドレスカウンタ
1345の起動,RAM1343の書き込み/読み出し
制御,および選択回路1344の選択それぞれに必要な
制御信号を発生する。さらに、この制御回路1346
は、入出力端子133を介して受け渡されるRAM13
43の読み出しアドレスあるいは、そのアドレスに従っ
て読み出されるデータのインターフェース機能を備えた
ものである。
【0038】以上のように構成されたデータ取り込みレ
ジスタ134について、その動作を説明する。まず、デ
ータ取り込み時においては、多入力選択回路1342で
選択されたデータはRAM1343に入力される。ま
た、選択回路1344はアドレスカウンタ1345から
の信号を選択している。制御回路1346はRAM13
43を書き込み動作に設定するとともに、予め設定され
た任意のタイミングでデータを書き込む。また、それに
連動して、アドレスカウンタ1345が起動されてお
り、アドレスカウンタ1345で生成されるアドレスに
データが順次書き込まれる。
【0039】次に、データ転送時においては、選択回路
1344は制御回路1346に介してCPU170から
供給される読み出しアドレスを選択している。したがっ
て、予め設定されるタイミングで、制御回路1346で
生成される制御信号に従ってRAM1343が読み出し
動作に設定されるとともに、選択回路1344を介して
供給される読み出しアドレスに従って、上述した動作で
書き込まれたデータを読み出す。読み出されたデータは
入出力端子133を介してCPU170に転送される。
【0040】以上の動作によって、CPU170にはデ
ータが取り込まれ、CPU170においては、該取り込
まれたデータに基づいて必要な演算が行なわれ、その結
果に応じて、処理アルゴリズムの一部あるいは全体を変
更するマイクロプログラムがROM150より新たにロ
ードされる。
【0041】ここで、RAM160は取り込まれたデー
タの一時的な保存領域、あるいはCPU170での演算
時に必要なワーキング領域として動作する。
【0042】例えば、NTSCデコード処理の中にAC
C(自動色飽和度補正)と呼ばれる処理がある。これは
バースト信号の振幅に応じて色復調時のゲインを制御す
るものである。このような処理を実現するには、バース
ト信号をデータ取り込みレジスタ134で取り込み、C
PU170に転送する。さらにCPU170において補
正ゲインを演算し、図4に示すようにACC処理が割り
付けられた演算エレメントPE21に対し、上記補正ゲ
インを実現する新たなマイクロプログラムを新たにロー
ドすればよい。
【0043】図6に、ACC処理を行う場合の制御タイ
ミングを示す。取り込まれたバースト信号はそのライン
期間内にCPU170に転送され、CPU170で補正
ゲインの演算が行われる。さらに次ラインのバースト信
号取り込み開始前に、CPU170は、上記補正ゲイン
を実現するマイクロプログラムの再ロードを完了し、演
算エレメントPE21は新たに設定された命令にしたが
ってACC処理を行う。
【0044】図7は、MUSEデコード処理におけるコ
ントロール信号による制御タイミングを、MUSE信号
フォーマットに照らし合わせて示したものである。MU
SE信号には毎フィールドごとの動作を設定するコント
ロール信号Ctrが重畳されており、MUSEデコード処
理を行う際は上記コントロール信号Ctrに従って処理内
容を変更することが必要である。図示したように、デー
タ取り込みレジスタ134で取り込まれたコントロール
信号Ctrは、そのフィールド期間内にCPU170に転
送されるとともに、CPU170ではコントロール信号
のデコード処理が行われ、次フィールドの垂直帰線期間
中に制御を実現するためのマイクロプログラムがロード
される。演算エレメントPEは新たにロードされたマイ
クロプログラムに従って動作を行う。このように、本発
明の映像信号処理装置は、演算エレメントPEに対する
マイクロプログラム変更のような制御処理に対してフレ
キシブルに対応することができる。
【0045】次に、同期処理について説明する。NTS
Cデコード処理において、水平同期検出、垂直同期検
出、同期クロック再生などの処理は、基本的にはライン
毎あるいはフィールド毎の処理であるのでCPU170
において処理される。すなわち上述したプログラマブル
演算回路130が有するデータ取り込み機能を用い、こ
れらの処理に必要なデータをCPU170に取り込むこ
とで実現できる。ここで、図1に示す同期処理回路18
0は、CPU170の周辺回路としての機能を持つもの
であり、CPU170での演算結果にしたがって制御信
号を発生する。例えば、CPU170で処理された位相
誤差データをPLL制御電圧に変換し、図示していない
VCXOに供給する。また、再生された同期信号に基づ
いて、プログラマブル演算回路130、偏向処理回路1
90等への制御信号を発生する。
【0046】MUSEデコード処理においても、水平同
期検出、クランプレベル検出、ALC(Automatic Leve
l Control)レベル検出などの処理は、基本的にはライン
毎あるいはフィールド毎の処理であるので、NTSCデ
コード処理と同様にCPU170を用いて処理される。
この場合、同期処理回路180ではバス140を介して
供給されるCPU170からの処理データを、クランプ
レベル、ALC制御電圧、あるいはPLL制御電圧に変
換し、それぞれ図示していないクランプ回路、ALC回
路、VCXO等に供給する。また、再生された同期信号
に基づいて、プログラマブル演算回路130、偏向処理
回路190等への制御信号を発生する。
【0047】次に偏向処理について説明する。偏向処理
の主要な機能の一つは、偏向のためのノコギリ波形を発
生することであるが、その場合、走査時の幾何学的歪み
を除去するために予めピンクッション補正などの処理を
行うことが必要である。このような処理に対しても本発
明の映像信号処理装置は好適である。すなわち、上記処
理はライン毎の処理であるからCPU170を用いて処
理することができる。図1の偏向処理回路190は、同
期処理回路180と同様にCPU170の周辺回路とし
ての機能を持つものであり、CPU170で演算された
補正データ,及び同期処理回路180からの同期信号に
基づいて歪み補正されたノコギリ波形を発生し、CRT
22を制御する。
【0048】このように、本実施例1のテレビジョン受
信機のもつ映像信号処理装置によれば、同期処理あるい
は偏向処理の主要な機能をCPUで実現できるため、多
様な信号方式に対してフレキシブルに対応できるととも
に、同期処理回路あるいは偏向処理回路として必要な機
能は、CPUの周辺回路的な簡単な機能のみを有するも
のとすればよく、従来の専用回路に比べて大幅な規模削
減を図ることができる。
【0049】実施例2.図8は図1のテレビジョン受信
機における映像信号処理装置100のみを分離したもの
である。図1の映像信号処理装置100と異なる点は、
図8の映像信号処理装置においては、偏向処理回路19
0が削除されている点である。図1に示した実施例1に
おいては、テレビジョン受信機を例に説明したが、本実
施例2の映像信号処理装置は、テレビジョン受信機以外
へも適用可能である。偏向処理回路190は、テレビジ
ョン受信機において表示装置がCRTである場合に必要
な回路であって、表示装置がその他のものからなる用途
に適用する場合は必要ない。
【0050】図8の映像信号処理装置の適用例として
は、大画面投射型ディスプレイシステムへの適用が考え
られる。近年、公共施設などにおいて、大画面の投射型
ディスプレイシステムが設置されることが増えている。
このシステムは基本的には投射型ディスプレイ装置と信
号再生装置との組み合わせで構成されており、表示する
信号方式毎に信号再生装置を備える必要があった。した
がって、かかる場合に信号再生装置として本実施例2の
映像信号処理装置を用いることは極めて好適であるとい
える。
【0051】なお、上記実施例の説明においては、プロ
グラマブル演算回路を、MIMD(Multi Instruction
stream, Multi Data stream )型演算回路を用いて構成
した例を説明したが、本発明では、このプログラマブル
演算回路はこれに限定されるものではなく、SIMD
(Single Instruction stream, Multi Data stream)型
演算回路など、映像信号を実時間で処理することのでき
るプログラマブル演算回路であればどのような構成のも
のを用いてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のテレ
ビジョン受信機、及び映像信号処理装置によれば、NT
SCデコード処理あるいはMUSEデコード処理のよう
な高速レート処理についてはプログラマブル演算回路に
よりマイクロプログラムで記述される処理手順にしたが
って処理を行い、さらには、演算エレメントに対するマ
イクロプログラム変更のような制御処理、同期処理、偏
向処理等の,ライン毎、フィールド毎の低速レート処理
についてはCPUを用いてソフトウエア処理を行うよう
にしているため、多種多様の映像信号の信号方式に対し
てもプログラムの変更のみでフレキシブルに対応可能で
あるとともに、低速レート処理に必要な主要機能をCP
Uで実現するため、回路規模の大幅な削減が可能であ
り、大幅なコストダウンが可能となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1によるテレビジョン受信機
を示す構成図である。
【図2】 上記実施例1におけるプログラマブル演算回
路を示す構成図である。
【図3】 上記実施例1における演算エレメントを示す
構成図である。
【図4】 上記実施例1における演算エレメントへの処
理割り付け例を示す図である。
【図5】 上記実施例1におけるデータ取り込みレジス
タを示す構成図である。
【図6】 上記実施例1におけるACC処理における制
御タイミングを示す図である。
【図7】 上記実施例1におけるコントロール信号によ
る制御タイミングを示す図である。
【図8】 本発明の実施例2による映像信号処理装置の
構成図である。
【図9】 従来のハイビジョン受信機を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
10・・・ アンテナ、11・・・ V/UHFチューナ、12
・・・ 中間周波数増幅器、13・・・ VSB復調器、21・・
・ ドライブ回路、22・・・ CRT、30・・・ アンテナ、
31・・・ BSチューナ、32・・・ 中間周波数増幅器、3
3・・・ FM復調器、100・・・ 映像信号処理装置、10
1・・・ フレームメモリ、110・・・ AD変換器、111
・・・ ALU、112・・・ データレジスタ、113・・・ i
/oポート、114・・・ 選択回路、115・・・ 命令レジ
スタ、116・・・ 命令デコーダ、117・・・ 選択回路、
118・・・ 命令カウンタ、119・・・ 入力端子、120
・・・ DA変換器、130・・・ プログラマブル演算回路、
131、132、133・・・ 入出力端子、134・・・ デ
ータ取り込みレジスタ、135・・・ 入力端子、136・・
・ 入出力端子、140・・・ バス、150・・・ ROM、1
60・・・ RAM、170・・・ CPU、180・・・ 同期処
理回路、190・・・ 偏向処理回路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像デコード処理アルゴリズムを規定す
    るマイクロプログラムが予め格納されるメモリと、 映像信号が供給され、上記マイクロプログラムに従って
    映像デコード処理を行うプログラマブル演算手段と、 上記メモリに格納されるマイクロプログラムの上記プロ
    グラマブル演算手段への転送を制御するCPUとを有す
    るテレビジョン受信機において、 高速レート処理は上記プログラマブル演算手段を用いて
    処理を行い、 低速レート処理は上記CPUを用いて処理を行うことを
    特徴とするテレビジョン受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテレビジョン受信機にお
    いて、 上記プログラマブル演算回路を用いて処理を行う高速レ
    ート処理は、映像信号処理を含み、 上記CPUを用いて処理を行う低速レート処理は、制御
    処理、同期処理、偏向処理の少なくとも一つを含むこと
    を特徴とするテレビジョン受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のテレビジョン受信機にお
    いて、 該テレビジョン受信機の表示手段は、CRTであり、 上記CPUを用いて処理を行う低速レート処理は、偏向
    処理を含むことを特徴とするテレビジョン受信機。
  4. 【請求項4】 映像デコード処理アルゴリズムを規定す
    るマイクロプログラムが予め格納されるメモリと、 映像信号が供給され、上記マイクロプログラムに従って
    映像デコード処理を行うプログラマブル演算手段と、 上記メモリに格納されるマイクロプログラムの上記プロ
    グラマブル演算手段への転送を制御するCPUとを有す
    るテレビジョン受信機において、 上記プログラマブル演算手段は、映像信号に含まれる情
    報を抽出する情報抽出手段を備え、 上記CPUは、上記情報抽出手段から抽出された情報に
    もとづいて、処理アルゴリズムの一部あるいは全体を変
    更したマイクロプログラムを上記メモリから上記プログ
    ラマブル演算手段に転送することを特徴とするテレビジ
    ョン受信機。
  5. 【請求項5】 映像デコード処理アルゴリズムを規定す
    るマイクロプログラムが予め格納されるメモリと、 映像信号が供給され、上記マイクロプログラムに従って
    映像デコード処理を行うプログラマブル演算手段と、 上記メモリに格納されるマイクロプログラムの上記プロ
    グラマブル演算手段への転送を制御するCPUとを有す
    る映像信号処理装置において、 高速レート処理は、上記プログラマブル演算手段を用い
    て処理を行い、 低速レート処理は、上記CPUを用いて処理を行うこと
    を特徴とする映像信号処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の映像信号処理装置におい
    て、 上記プログラマブル演算回路を用いて処理を行う高速レ
    ート処理は、映像信号処理を含み、 上記CPUを用いて処理を行う低速レート処理は、制御
    処理、同期処理、偏向処理の少なくとも一つを含むこと
    を特徴とする映像信号処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の映像信号処理装置におい
    て、 該映像信号処理装置の出力を表示する表示手段は、CR
    Tであり、 上記CPUを用いて処理を行う低速レート処理は、偏向
    処理を含むことを特徴とする映像信号処理装置。
  8. 【請求項8】 映像デコード処理アルゴリズムを規定す
    るマイクロプログラムが予め格納されるメモリと、 映像信号が供給され、上記マイクロプログラムに従って
    映像デコード処理を行うプログラマブル演算手段と、 上記メモリに格納されるマイクロプログラムの上記プロ
    グラマブル演算手段への転送を制御するCPUとを有す
    る映像信号処理装置において、 上記プログラマブル演算手段は、映像信号に含まれる情
    報を抽出する情報抽出手段を備え、 上記CPUは、上記情報抽出手段から抽出された情報に
    もとづいて、処理アルゴリズムの一部あるいは全体を変
    更したマイクロプログラムを上記メモリから上記プログ
    ラマブル演算手段に転送することを特徴とする映像信号
    処理装置。
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