JP3527259B2 - 映像信号処理装置及び処理方法 - Google Patents

映像信号処理装置及び処理方法

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトウェアで処理の
切り替えを行なえる映像信号処理装置及びその処理方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ映像の高画質化の要求から
EDTV(Extended Definiton TV 、いわゆるクリアビ
ジョン)と呼ばれる放送方式が実用化されている。ま
た、HDTV(High Definiton TV 、いわゆるハイビジ
ョン)方式の一種であるMUSE(Multiple Sub-nyqui
st Sampling Encoding)方式などの新たな高画質放送が
提案され、一部実用化されている。今後、EDTV II
(第2世代EDTV)、デジタル放送などが実施される
予定である。これに伴い、テレビジョン受像機(以下、
TV受像機という。)やビデオテープレコーダ(以下、
VTRという。)などの映像信号処理装置では、現行の
NTSC(National Television System Committee)方
式を含む複数の放送方式に対応する必要が生じている。
例えば従来のTV受像機では、TV学会誌vol.16,No.7
1,pp.19〜24(Oct.1992)の「走査線変換用LSIの開
発」に示されるように、各々1放送方式に対応した複数
のボードを内蔵し、受信すべき信号に応じて使用ボード
を切り替えるようにしていた。
【0003】図19に従来のTV受像機のハードウェア
構成を示す。この受像機は、MUSE信号を処理するた
めのMUSE処理ボード1100と、NTSC信号を処
理するためのNTSC処理ボード1101とを備えてい
る。
【0004】MUSE処理ボード1100は、同期回路
1104、MUSE信号処理部1105、メモリ110
6及び出力回路1107を備えている。同期回路110
4は、受信MUSE信号の同調と、16.2MHzの同
期クロックの生成とを司るものである。MUSE信号処
理部1105は、帯域圧縮された画素データの復元処理
などのMUSE信号に固有の処理を行なう。メモリ11
06は、フィールド間処理などに必要なものである。M
USE放送は画面のアスペクト比が16:9であり、現
行NTSC受像機の4:3と異なる。そこで、出力回路
1107ではアスペクト変換などを行なう。
【0005】NTSC処理ボード1101は、同期回路
1108、NTSC信号処理部1109、メモリ111
0及び出力回路1111を備えている。同期回路110
8は、受信NTSC信号の同調と、14.3MHzの同
期クロックの生成とを司るものである。NTSC信号処
理部1109は、Y/C分離処理などのNTSC信号の
復調に必要な処理を行なう。メモリ1110は、フィー
ルド間処理などに必要なものである。出力回路1111
は、出力映像の倍速変換などを司る。
【0006】1103は、MUSE処理ボード1100
の出力とNTSC処理ボード1102の出力とのいずれ
かを選択するための出力選択部である。1112は、M
USE処理ボード1100の16.2MHzレート出力
とNTSC処理ボード1101の14.3MHzレート
出力とを調整してCRT1131に画像を映し出すため
のCRT表示制御部である。1113は音声制御部、1
132はスピーカである。1102は、選択されたチャ
ネル番号などを示す外部からの制御信号と各同期回路1
104,1108からの放送方式認識信号とに基づいて
出力選択部1103や音声制御部1113を切り替える
ための制御信号入力部である。
【0007】さて、MUSE処理ボード1100は、受
信したMUSE信号をY,R−Y,B−Y信号にデコー
ドし、デコード結果を出力選択部1103に出力する。
MUSE信号では、ハイビジョン信号を所定の伝送バン
ド幅に収めるために、静止画では前フィールドの画素と
現フィールドの画素とが一致することを利用して、また
動画に対して人間の視覚の解像度が低下することとを利
用して、画素データの帯域圧縮がなされている。このた
め、MUSE処理ボード1100では、静止画と動画と
で異なる内容の処理が実行される。静止画処理の主な手
順は、(1) フレーム間内挿、(2) フィールド間内挿であ
る。静止画では1画面のデータが4フィールドに分けて
送られてくるので、各フィールドの画素の合成結果を出
力する。動画処理の主な手順は、(1) フィールド内内
挿、(2) 周波数変換である。動画では前フィールドのデ
ータを利用できないので、現フィールドのデータから内
挿により必要な画素を生成する。これらの処理によっ
て、静止画、動画ともに48MHzのサンプリングレー
トの画素データが出力される。ただし、フィールド間処
理にはメモリ1106が用いられる。
【0008】一方、NTSC処理ボード1101は、受
信したNTSC信号をY,R−Y,B−Y信号にデコー
ドし、デコード結果を出力選択部1103に出力する。
NTSC信号は輝度信号Yと色信号Cとが混合して送ら
れてくるため、Y/C分離処理が必要である。NTSC
処理ボード1101での主な処理はY/C分離である。
C信号は1走査線及び1フレームごとに位相が反転して
いるので、現画素と1走査線前の画素とを加算すればY
信号のみを抽出でき、減算すればC信号のみを抽出でき
る。ただし、1走査線だけ離れた画素は実際には位置が
異なるため、このままでは完全なY/C分離はできな
い。したがって、上下のラインの平均値から擬似的に現
画素と同一位置の画素を求めたうえ、加減算によるY/
C分離を行なっている。静止画では、1フレーム前の画
素の利用により完全なY/C分離が可能となる。そのた
めのフィールド間処理にはメモリ1110が用いられ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のTV受像機
は、各々1放送方式に対応した複数のボード1100,
1101を内蔵し、受信信号に応じて使用ボードを切り
替えるものであったので、コスト高となる欠点があっ
た。また、今後開始される放送方式に対応するためには
新たにボードを開発する必要があり、開発期間の長期
化、開発コストアップという問題点をも有していた。
【0010】本発明の目的は、異なる放送方式に対して
ハードウェアの共通化を図り、ソフトウェアで処理の切
り替えを行なえるようにした映像信号処理装置及びその
処理方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、積和演算すなわちデータベクトルp=
(p0,p1,…,pn)と積和係数ベクトルa=(a
0,a1,…,an)との内積p・a=a0*p0+a
1*p1+…+an*pnを算出する演算が信号処理に
多用されることに鑑み、チャネル制御などのための処理
手段により並列積和演算手段をプログラム動作させるこ
ととしたものである。しかも、入力側及び出力側に各々
データ保持のための記憶手段を設けることとした。
【0012】
【作用】本発明によれば、1つの並列積和演算手段が種
々の方式の信号処理に共用される。また、入力側及び出
力側に各々設けられた記憶手段は、処理手段の処理速度
と入出力レートとの相違を吸収可能にする。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例に係るTV受像機につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0014】図1は、本発明の実施例に係るMUSE/
NTSC対応のTV受像機の構成を示すブロック図であ
る。同図において、プロセッサ100は、並列積和演算
器部101、比較器102、入出力レジスタ部103、
積和係数レジスタ部104、中央演算処理装置105、
命令キャッシュ106、データメモリ107、バスコン
トローラ108、割り込み制御部112及びDMAコン
トローラ113を備えたものである。このうち、並列積
和演算器部101、比較器102、入出力レジスタ部1
03及び積和係数レジスタ部104は、中央演算処理装
置105に対するコプロセッサを構成するものである。
中央演算処理装置105、命令キャッシュ106及びバ
スコントローラ108は、命令バス109を介して互い
に接続されている。また、コプロセッサ(要素101〜
104で構成される。)、中央演算処理装置105、デ
ータメモリ107及びバスコントローラ108は、デー
タバス110を介して互いに接続されている。
【0015】MUSE同期回路114は、受信したMU
SE信号をサンプリング周波数16.2MHzでA/D
変換し、これを同期信号とともに出力するものである。
NTSC同期回路115は、受信したNTSC信号をサ
ンプリング周波数14.3MHzでA/D変換し、これ
を同期信号とともに出力するものである。両同期回路1
14,115は、各々受信信号の同調をとり、選択した
チャネルの映像信号を取り出すはたらきを持っている。
切替え装置120は、MUSE信号とNTSC信号とを
切り替えて入力側のフレームメモリ116へ供給するも
のである。すなわち、このフレームメモリ116は、入
力画素格納用のメモリである。117は、表示用画像デ
ータを格納するための出力側のフレームメモリである。
CRT表示制御部118は、MUSE同期回路114及
びNTSC同期回路115からの各同期信号に応じて画
面サイズを切り替えながら、出力側フレームメモリ11
7のデータをCRT131へ表示するものである。すな
わち、入力側及び出力側のフレームメモリ116,11
7は、MUSE方式及びNTSC方式に共用されるよう
になっている。
【0016】制御信号入力部121は、例えば該TV受
像機のリモートコントローラから発信されるチャネル変
更要求や音量変更要求などを内容とする外部からの制御
信号に応じてプロセッサ100へ割り込み信号を送るも
のであって、設定されたチャネル番号などを保持するた
めの内部レジスタを備えている。122は、プロセッサ
100が実行すべき命令を格納するためのプログラムメ
モリである。123は、入力側のフレームメモリ116
から音声信号の供給を受け、またプロセッサ100から
の信号により音量が設定される音声処理部である。13
2はスピーカである。プロセッサ100、MUSE同期
回路114、NTSC同期回路115、切替え装置12
0、両フレームメモリ116,117、制御信号入力部
121、プログラムメモリ122及び音声処理部123
は、システムバス119を介して互いに接続されてい
る。
【0017】図2は、図1中の並列積和演算器部10
1、入出力レジスタ部103及び積和係数レジスタ部1
04の各々の内部構成を示すブロック図である。図2
中、201〜216は、入出力レジスタ部103の一部
を構成する16個の入力レジスタであって、各々画素デ
ータを格納するための8ビットレジスタである。これら
の入力レジスタ201〜216は、データバス110を
介して供給される並列積和演算器部101又は比較器1
02の出力を格納することも可能である。282は、同
じく入出力レジスタ部103の一部を構成する出力レジ
スタであって、並列積和演算器部101の演算結果を格
納するものである。241〜256は、積和係数レジス
タ部104の一部を構成する16個の係数レジスタであ
って、各々積和演算の実行に用いられる係数を格納する
ための4ビットのレジスタである。
【0018】221〜236は、並列積和演算器部10
1の一部を構成する16個の乗算器であって、各々入力
レジスタ201〜216に格納されたデータと係数レジ
スタ241〜256に格納されたデータとの積を計算す
るものである。261〜275は、同じく並列積和演算
器部101の一部を構成するツリー状に接続された15
個の加算器であって、各乗算器221〜236の演算結
果の加算に用いられる。281は、同じく並列積和演算
器部101の一部を構成するキャリールックアヘッド回
路(CLA)であって、加算結果を2進数に変換するは
たらきを持つ。加算器261〜275の各々は、CLA
281を介さずにデータバス110を通じて演算結果を
入出力レジスタ部103に直接書き込むことも可能な構
成となっている。
【0019】以上の構成を備えた本実施例のTV受像機
の概略動作を、図3及び図4を用いて説明する。図3は
メインルーチンのフローチャート図であり、図4は割り
込み処理ルーチンのフローチャート図である。
【0020】図3に示すように、スイッチのパワーオン
時にプロセッサ100にリセットがかかり(ステップ1
000)、プロセッサ100はプログラムメモリ122
のイニシャルアドレスからプログラムを実行する。これ
により、プロセッサ100の内部に設けられた並列積和
演算器部101、比較器102、入出力レジスタ部10
3、積和係数レジスタ部104、中央演算処理装置10
5、命令キャッシュ106、データメモリ107、バス
コントローラ108、割り込み制御部112及びDMA
コントローラ113が各々初期化される(ステップ10
01)。プログラムを構成する各命令は、プログラムメ
モリ122よりバスコントローラ108及び命令バス1
09を介して中央演算処理装置105に取り込まれると
同時に、命令キャッシュ106にも格納される。これに
より、2回目からの命令の読み出しが高速化されるの
で、高速映像処理が可能となる。
【0021】次に、初期化時に設定されたチャネルに応
じて放送方式が検出され(ステップ1002)、放送方
式判別(ステップ1003)の結果に応じてMUSE処
理(ステップ1005)又はNTSC処理(ステップ1
004)へ分岐する。その後は無限ループとなってお
り、割り込み信号が入力されるまで各々の映像処理が行
なわれる。
【0022】MUSE処理(ステップ1005)中にチ
ャネル変更要求が発生すると、制御信号入力部121に
制御信号が供給され、該制御信号入力部121の内部レ
ジスタにチャネル番号が設定される。これによって制御
信号入力部121からプロセッサ100内の割り込み制
御部112に割り込み信号が出力され、割り込み制御部
112から初期化時に設定された割り込みレベルの信号
が中央演算処理装置105に出力されて割り込みが発生
し(ステップ1015)、図4の割り込み処理ルーチン
(ステップ1006)へ分岐する。NTSC処理(ステ
ップ1004)中にチャネル変更要求が発生した場合も
同様に割り込みが発生し(ステップ1014)、同割り
込み処理ルーチン(ステップ1006)へ分岐する。
【0023】図4に示す割り込み処理ルーチンでは、音
量設定などのシステム制御処理(ステップ1007)を
経て、割り込み要因がチャネルの設定変更であるか否か
をチェックするch切替ルーチン(ステップ1008)
から前記放送方式検出ルーチン(ステップ1002)へ
分岐する。分岐先の放送方式検出ルーチン(ステップ1
002)では、制御信号入力部121の内部レジスタに
設定されたチャネル番号に応じて放送方式が検出され
る。そして、放送方式判別(ステップ1003)の結果
に応じてMUSE処理(ステップ1005)又はNTS
C処理(ステップ1004)へ分岐する。前記のとおり
MUSE処理及びNTSC処理の各ルーチン(ステップ
1005,1004)はそれぞれ無限ループとなってい
るので、次の割り込みが入るまで同じ処理ルーチンを実
行する。
【0024】MUSE又はNTSCの処理(ステップ1
005,1004)中に音量変更要求が発生すると、同
様に割り込みが発生し(ステップ1015,101
4)、割り込み処理ルーチン(ステップ1006)へ分
岐する。割り込み処理ルーチンでは、システム制御処理
(ステップ1007)により音声処理部123に音量設
定信号が与えられる。この場合チャネルの切り替えと異
なり、割り込み発生時点の処理(ステップ1005,1
004)を続ける必要があるため、ステップ1010の
RETURN(リターン)命令が実行される。割り込み
要因がスイッチオフである場合には、図4の割り込み処
理ルーチンにおいて、SWオフチェック(ステップ10
09)を経て、エンド処理(ステップ1011)を実行
して処理を終える。
【0025】以上、割り込み処理方式の場合のTV受像
機の概略動作を説明したが、図5に示すポーリング方式
を採用することも可能である。図5において、ステップ
1201,1200は制御信号判別ルーチンである。ポ
ーリング方式によれば、MUSE処理(ステップ100
5)又はNTSC処理(ステップ1004)の後に制御
信号入力部121の内部レジスタを中央演算処理装置1
05が読み出し、制御信号が入力されていないか(チャ
ネル切り替えの有無等)を確認しながら(ステップ12
01,1200)、処理を進める。制御信号入力部12
1の内部レジスタの読み出しは、システムバス119を
介して行なわれる。例えばMUSE処理(ステップ10
05)中に制御信号入力部121に制御信号が入った場
合には、制御信号判別ルーチン(ステップ1201)か
らシステム制御処理(ステップ1007)へ分岐する。
これにより、前記割り込み処理方式の場合と同様の機能
が実現される。
【0026】以下、MUSE処理(ステップ1005)
及びNTSC処理(ステップ1004)に関するプロセ
ッサ100の内部詳細動作を説明する。ただし、MUS
E処理についてはフィールド内内挿と折り返し歪除去と
を、NTSC処理についてはY/C分離を各々例として
説明する。
【0027】まず、図6〜図12を用いてNTSC方式
に関するY/C分離の動作を説明する。図6はNTSC
方式の入力画素データの構成図であり、図7及び図8は
Y/C分離のための積和係数の構成図である。ただし、
各画素は4fsc(色副搬送波周波数の4倍、すなわち1
4.3MHz)の周波数でサンプリングされたものとす
る。
【0028】図6において、p1〜p15は5画素×3
走査線分の画素を示す。これらの画素それぞれに対し、
所定の係数を掛けて足し合わせることによってY/C分
離を実現する。中央の画素p8を演算対象画素とした場
合の輝度信号Yの分離のための積和係数の値を、図7に
示す。空白の画素の積和係数は0である。この積和演算
を書き下すと、 p1+2*p3+p5+2*P6+4*p8+2*p10+p11+2* p13+p15 (1) となる。この積和演算によってY信号が分離される。ま
た、図8に色信号Cの分離のための積和係数の値を示
す。同図の積和演算を書き下すと、 p1−2*p3+p5−2*P6+4*p8−2*p10+p11−2* p13+p15 (2) となり、この処理によってC信号が分離される。演算対
象画素p8に隣接する8個の画素のデータが両積和演算
(1),(2)に含まれているのは、演算対象画素と隣
の画素との連続性を考慮したものである。
【0029】Y分離のための積和演算(1)を実行する
際のデータ設定を図9に示す。15個の入力レジスタ2
01〜215には図6の画素データp1〜p15が、同
じく15個の係数レジスタ241〜255には図7の積
和係数が各々格納される。ただし、画素p2,p4,p
7,p9,p12,p14に対応する積和係数は0であ
る。また、16番目の入力レジスタ216は使われない
ので、これに対応する係数レジスタ256には0を設定
している。C分離のための積和演算(2)の実行時に
は、図10に示すように、係数レジスタ241〜255
の内容が図8の積和係数に書き替えられる。
【0030】図11に、プロセッサ100によるNTS
C処理(図3中のステップ1004)の詳細手順をPA
D(Problem Analysis Diagram)の形式で示す。中央演
算処理装置105は、3走査線分の画素データを入力側
のフレームメモリ(外部メモリ)116からバスコント
ローラ108を介してデータメモリ(内部メモリ)10
7へDMA転送するように、転送開始アドレスと転送デ
ータ数とをDMAコントローラ113の命令レジスタに
設定する。これにより、後の処理のためにデータメモリ
107が初期化される。データ転送の終了は、DMAコ
ントローラ113からの割り込み信号によって、割り込
み制御部112を介して中央演算処理装置105に通知
される。
【0031】つづいて、更に1走査線分の画素データを
入力側のフレームメモリ116からデータメモリ107
へDMA転送するように、DMAコントローラ113に
指示する。次に、中央演算処理装置105は、Y/C分
離のための演算を実行するように並列積和演算器部10
1を起動する。すなわち、入出力レジスタ部103の入
力レジスタ201〜215に画素データが、積和係数レ
ジスタ部104の係数レジスタ241〜256に積和係
数が各々設定されたうえ(図9参照)、並列積和演算器
部101は、Y分離のための積和演算を実行する。続い
て、積和係数の設定が変えられたうえ(図10参照)、
並列積和演算器部101はC分離のための積和演算を実
行する。各々の演算結果は、入出力レジスタ部103か
ら読み出されてデータメモリ107に格納される(図1
1中の“A”の処理)。この処理“A”は、1走査線分
の各画素について繰り返し実行される。1走査線分のY
/C分離処理が完了すると、中央演算処理装置105
は、1走査線分の演算結果をデータメモリ107から出
力側のフレームメモリ(外部メモリ)117へDMA転
送するように、DMAコントローラ113に指示する。
以上の処理は、1画面分の各走査線について繰り返し実
行される。
【0032】図12は、図11中の“A”の処理に関す
る中央演算処理装置105及び並列積和演算器部101
のタイミング図である。COexe (コプロセッサ起動)
命令が実行されると、並列積和演算器部101が起動さ
れ、データメモリ107から入力レジスタ201〜21
5へ画素データが格納される。次のサイクルではY分離
のための演算が、その次のサイクルではC分離のための
演算が各々並列積和演算器部101によって実行され
る。並列積和演算器部101がY/C分離のための演算
を行なっている間、中央演算処理装置105は、ADD
(加算)命令によってアドレスのインクリメントを行な
い、BNE(条件分岐)命令によって1走査線分の画素
処理が終ったかどうか判断している。Y/C分離のため
の演算が終了すると、中央演算処理装置105は、ST
(ストア)命令によって演算結果をデータメモリ107
へ格納する。以上のような動作の繰り返しにより、NT
SC方式のY/C分離を高速に処理することができる。
【0033】なお、本実施例のY/C分離は2次元であ
るが、フィールド内演算を行なう3次元Y/C分離にも
本発明は適用可能である。
【0034】次に、図13〜図18を用いてMUSE方
式の場合の輝度信号Yの処理を詳細に説明する。
【0035】図13は、MUSE方式の画像処理の流れ
を示す図である。処理を簡略化するため、入力MUSE
信号には、動画/静止画の区別なくフィールド内内挿処
理601が施される。この際に静止画については折り返
し歪が発生するので、折り返し歪除去処理602が次に
実行される。この折り返し歪除去処理602と並行し
て、入力画像が動画、静止画のいずれであるかを判別す
るために動き検出603が行なわれる。動き検出603
の結果、動画であればフィールド内内挿処理601の結
果が合成処理604の段階で選択される。静止画であれ
ば、折り返し歪除去処理602の結果が選択される。
【0036】フィールド内内挿処理601及び動き検出
603のためのデータ設定と、演算結果の格納の様子と
を図14に示す。ここでは、16個の入力レジスタ20
1〜216のうちの8個のみに画素データが設定され
る。p0は、p8と同じ位置の2フレーム前の画素であ
る。実行される積和演算は、 q1=p1+2*p2+p3 (3) q4=p7+2*p8+p9 (4) m=p0−p8 (5) である。これらの演算結果q1,q4,mは、入出力レ
ジスタ部103の一部を構成する3個の出力レジスタ2
83〜285に格納される。q1,q4はフィールド内
内挿処理の結果であり、mは動き検出データである。
【0037】動画/静止画の判別の様子を図15に示
す。2つのレジスタ285,286からそれぞれ供給さ
れるmの値と閾値m0との各々の絶対値を比較器102
で比較することにより、動画か静止画かを判断する。
【0038】折り返し歪除去処理602及び折り返し歪
成分の抽出のためのデータ設定と、演算結果の格納の様
子とを図16に示す。ここでは、16個の入力レジスタ
201〜216のうちの10個のみにフィールド内内挿
処理601の結果を含むデータが設定される。実行され
る積和演算は、 r1=q1+2*q4+p5 (6) r2=q1+q4 (7) s1=−q1+2*q4−p5 (8) s2=−q1+q4 (9) である。これらの演算結果r1,r2,s1,s2は、
入出力レジスタ部103の一部を構成する4個の出力レ
ジスタ287〜290に格納される。r1,r2は折り
返し歪(フレーム間,フィールド間)の除去処理の結果
であり、s1,s2は抽出された折り返し歪成分(フレ
ーム間,フィールド間)である。
【0039】折り返し歪成分の大小判定の様子を図17
に示す。図16中の2つのレジスタ289,290から
それぞれ供給される折り返し歪成分s1,s2の各々の
絶対値を比較器102で比較することにより、フレーム
間折り返し歪成分とフィールド間折り返し歪成分とのい
ずれが大きいかを判定する。
【0040】以上のMUSE処理のためのプログラムを
アセンブリ言語で記述すると、 LD データ読み込み COexe1 フィールド内内挿 A: COexe2 折り返し歪除去 COexe3 動画判定 BL 動画ならCへ分岐 NOP NO OPERATION COexe4 折り返し歪成分の大小判定 BL フレーム間折り返し歪成分よりフィールド間折り返し歪 成分の方が大きければBへ分岐 LD データ読み込み STr2 フレーム間折り返し歪を除去したデータを格納 JMP Aへ分岐 COexe1 フィールド内内挿 B: STr1 フィールド間折り返し歪を除去したデータを格納 JMP Aへ分岐 COexe1 フィールド内内挿 C: LD データ読み込み STr5 内挿データの格納 JMP Aへ分岐 COexe1 フィールド内内挿 となる。ただし、JMP(無条件分岐)命令の次の行に
記述されたCOexe1命令は、その分岐の際に実行され
る。
【0041】図18は、このプログラムをフローチャー
ト形式で表した図である。中央演算処理装置105は、
まずLD(ロード)命令によりデータを読み込む(ステ
ップ901)。次に、COexe1命令により図14のフィ
ールド内内挿処理及び動き検出を行ない(ステップ90
2,904)、COexe2命令により図16の折り返し歪
除去処理及び歪成分の抽出を行ない(ステップ90
3)、COexe3命令により図15の動画判定を行なう
(ステップ905)。この動画判定の結果を用いて、B
L(条件分岐)命令で分岐制御を行なう(ステップ90
6)。すなわち、動画であればステップ907へ、静止
画であればステップ910へそれぞれ進む。
【0042】動画であれば、LD命令により次データの
読み込みを行ない(ステップ907)、ST命令により
図14の演算結果のうちの内挿データをデータメモリ1
07へ書き込む(ステップ908)。そして、JMP命
令の実行により、フィールド内内挿(ステップ909)
を実行したあと、ステップ903へ戻る。
【0043】静止画であれば、COexe4命令により、図
17に示すフレーム間折り返し歪成分とフィールド間折
り返し歪成分との大小判定を行なう(ステップ91
0)。この歪判定の結果を用いて、BL命令で分岐制御
を行なう(ステップ911)。すなわち、フィールド間
折り返し歪成分の方が大きければステップ912へ、フ
レーム間折り返し歪成分の方が大きければステップ91
5へそれぞれ進む。
【0044】フィールド間折り返し歪成分の方が大きい
場合は、ディレイスロットにあるLD命令の実行により
次データが読み込まれた後(ステップ912)、ST命
令により、フィールド間折り返し歪を除去したデータを
データメモリ107へ書き込む(ステップ913)。そ
して、JMP命令の実行により、フィールド内内挿(ス
テップ914)を実行したあと、ステップ903へ戻
る。
【0045】フレーム間折り返し歪成分の方が大きい場
合は、LD命令の実行により次データを読み込んだ後
(ステップ915)、ST命令により、フレーム間折り
返し歪を除去したデータをデータメモリ107へ書き込
む(ステップ916)。そして、JMP命令の実行によ
り、フィールド内内挿(ステップ917)を実行したあ
と、ステップ903へ戻る。
【0046】以上のような動作の繰り返しにより、MU
SE方式の画像処理を高速に処理することができる。
【0047】なお、本実施例では1本のシステムバス1
19を介して命令及びデータの転送を実行することとし
たが、プロセッサ100に2つのポートを設け、プログ
ラムメモリ122から中央演算処理装置105への命令
及びデータの転送などのためのバスと、2つのフレーム
メモリ116,117とデータメモリ107との間のデ
ータのDMA転送のためのバスとを分離すれば、相互の
干渉がなくなり、より高速な制御が可能となる。DMA
コントローラ113を設けずに、両フレームメモリ11
6,117とデータメモリ107との間のデータ転送を
中央演算処理装置105が直接行なってもよい。両フレ
ームメモリ116,117に代えて、ラインメモリ、F
IFOメモリなどを採用してもよい。
【0048】MUSE同期回路114又はNTSC同期
回路115と入力側のフレームメモリ116との間に、
ゴーストキャンセラや波形等化回路などを配置すること
もできる。プロセッサ100と出力側のフレームメモリ
117との間には、フィルタ処理回路などを配置しても
よい。
【0049】また、上記のように1つのプロセッサ10
0によりY分離処理とC分離処理とをシーケンシャルに
実行するのではなく、両処理を複数のプロセッサで並列
に実行するようにしてもよい。上記NTSC方式に関す
るY/C分離の手順は、EDTV方式、EDTV II 方
式などのY/C分離を必要とする他の放送方式にも適用
可能である。PAL(Phase Alternation Line)方式の
映像信号についても、プログラムを変更し、積和係数を
切り替えることによって処理可能である。
【0050】更に、本発明は、TV受像機に限らず、V
TRなどの他の映像信号処理装置にも適用可能である。
並列積和演算器部101は、音声処理のためのフィルタ
としても利用可能である。積和係数レジスタ部104へ
の係数設定を変更すれば、可変特性の音声フィルタを実
現できる。更に、システムバス119にデジタルTVあ
るいはVTR、CD−ROMなどの他のメディアからの
デジタル信号を入力すれば、上記映像信号の場合と同様
にこれらの信号に対するマルチメディア処理が可能とな
る。なお、並列積和演算器部101中のツリー構造の加
算器261〜275に代えて、リップルキャリー方式の
加算器なども使用可能である。入力レジスタ201〜2
16及び係数レジスタ241〜256の各々のビット構
成は、前記の構成(8ビット、4ビット)に限らない。
【0051】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、本発明によれ
ば、チャネル制御などのための処理手段により並列積和
演算手段をプログラム動作させる構成を採用したので、
異なる放送方式に対してハードウェアが共通化される。
つまり、ソフトウェアで処理の切り替えを行なうことが
可能となり、その効果は絶大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るMUSE/NTSC対応
のTV受像機の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の並列積和演算器部、入出力レジスタ部
及び積和係数レジスタ部の各々の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1のTV受像機の概略動作を表わしたメイン
ルーチンのフローチャート図である。
【図4】図1のTV受像機の概略動作を表わした割り込
み処理ルーチンのフローチャート図である。
【図5】ポーリング方式を採用した場合の図1のTV受
像機の概略動作を表わしたフローチャート図である。
【図6】図1のTV受像機におけるNTSC方式の入力
画素データの構成図である。
【図7】図1のTV受像機におけるNTSC方式のY分
離のための積和係数の構成図である。
【図8】図1のTV受像機におけるNTSC方式のC分
離のための積和係数の構成図である。
【図9】図1のTV受像機においてNTSC方式のY分
離のための積和演算を実行する際の入出力レジスタ部及
び積和係数レジスタ部へのデータ設定を示す説明図であ
る。
【図10】C分離のための積和演算を実行する際の図9
と同様の図である。
【図11】図1のTV受像機におけるNTSC方式のY
/C分離処理の詳細手順を示す図である。
【図12】図11中の“A”の処理に関する中央演算処
理装置及び並列積和演算器部のタイミング図である。
【図13】図1のTV受像機におけるMUSE方式の画
像処理の流れを示す図である。
【図14】図13中のフィールド内内挿処理及び動き検
出のための入出力レジスタ部及び積和係数レジスタ部へ
のデータ設定と、演算結果の格納の様子とを示す説明図
である。
【図15】図14の動き検出結果にしたがって動画判定
を実行する様子を示す説明図である。
【図16】図13中の折り返し歪除去処理と折り返し歪
成分の抽出とを実行する際の図14と同様の図である。
【図17】図16の演算結果にしたがってフレーム間折
り返し歪成分とフィールド間折り返し歪成分との大小判
定を実行する様子を示す説明図である。
【図18】図1のTV受像機におけるMUSE方式の画
像処理の詳細手順を示すフローチャート図である。
【図19】従来のMUSE/NTSC対応のTV受像機
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 プロセッサ 101 並列積和演算器部(並列積和演算手段) 102 比較器 103 入出力レジスタ部(データレジスタ) 104 積和係数レジスタ部(積和係数レジスタ) 105 中央演算処理装置(処理手段) 106 命令キャッシュ 107 データメモリ 108 バスコントローラ(データ転送手段) 109 命令バス 110 データバス 112 割り込み制御部 113 DMAコントローラ(データ転送手段) 114 MUSE同期回路(同期手段) 115 NTSC同期回路(同期手段) 116,117 フレームメモリ(第1及び第2の記憶
手段) 118 CRT表示制御部(表示制御手段) 119 システムバス 120 切替え装置(選択手段) 121 制御信号入力部(制御信号入力手段) 122 プログラムメモリ(プログラム記憶手段) 123 音声処理部 131 CRT(表示手段) 132 スピーカ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−68888(JP,A) 特開 昭62−237879(JP,A) 特開 平3−191690(JP,A) 特開 平5−41878(JP,A) 特開 平5−14424(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/38 - 5/46 H04N 9/00

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から与えられた制御信号を保持する
    ための制御信号入力手段と、 画像を表示するための表示手段と、 各々異なる放送方式で入力された映像信号に同期をとっ
    て所望の放送信号を出力するための複数の同期手段と、 前記複数の同期手段の各々から出力される放送信号のう
    ちの1つを選択出力するための選択手段と、 前記選択手段から選択出力された放送信号に基づく画素
    データを格納するための第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段から読み出した画素データで構成さ
    れるデータベクトルp=(p0,p1,…,pn)と該
    データベクトルpに基づく積和演算結果とを格納するた
    めのデータレジスタと、 積和係数ベクトルa=(a0,a1,…,an)を格納
    するための積和係数レジスタと、複数の乗算手段と複数の加算手段とを含み、 前記データ
    レジスタに格納されたデータベクトルpと前記積和係数
    レジスタに格納された積和係数ベクトルaとの内積p・
    a=a0*p0+a1*p1+…+an*pnを算出す
    るように積和演算を実行し、かつ該積和演算の結果を前
    記データレジスタに書き込むための並列積和演算手段
    と、 前記制御信号入力手段に保持された制御信号に応じて、
    前記複数の同期手段及び選択手段の動作を制御し、かつ
    前記データレジスタへのデータベクトルpの設定、前記
    積和係数レジスタへの積和係数ベクトルaの設定、及
    び、前記並列積和演算手段の積和演算の制御を各々実行
    するための処理手段と、 前記処理手段により実行されるべき処理の内容を記述し
    たプログラムを格納するためのプログラム記憶手段と、 前記データレジスタから読み出した積和演算結果を画素
    データとして格納するための第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段から読み出した画素データに基づい
    て前記表示手段に画像を表示させるための表示制御手段
    とを備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の映像信号処理装置におい
    て、 前記データレジスタ、積和係数レジスタ及び並列積和演
    算手段を複数組備えたことを特徴とする映像信号処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の映像信号処理装
    置において、 前記データレジスタから読み出した積和演算結果あるい
    は閾値を入力し、前記積和演算結果間あるいは前記積和
    演算結果と前記閾値との比較演算を実行するための比較
    器を更に備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の映
    像信号処理装置において、 前記第1の記憶手段に格納された画素データと前記第2
    の記憶手段に格納すべき画素データとを一時的に保持す
    るためのデータメモリと、 前記データメモリと前記第1及び第2の記憶手段との間
    のデータ転送の制御を司るデータ転送手段とを更に備え
    たことを特徴とする映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の映
    像信号処理装置において、 前記第1の記憶手段に格納された画素データと前記第2
    の記憶手段に格納すべき画素データとを一時的に保持す
    るための複数ポートを有するデータメモリと、 前記データメモリの複数ポートのうちの少なくとも1つ
    を他のポートとは独立に用いることにより前記データメ
    モリと前記第1及び第2の記憶手段との間のデータ転送
    の制御を司るデータ転送手段とを更に備えたことを特徴
    とする映像信号処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の映
    像信号処理装置において、 前記制御信号入力手段は、外部から与えられた制御信号
    に応じて状態が変化する内部レジスタを備え、 前記処理手段は、前記制御信号入力手段の内部レジスタ
    の状態を検出したうえ、該検出の結果に応じて前記各動
    作を実行する機能を備えたことを特徴とする映像信号処
    理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の映
    像信号処理装置において、 前記複数の同期手段への入力映像信号のうちの少なくと
    も1つはMUSE方式であることを特徴とする映像信号
    処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の映
    像信号処理装置において、 前記複数の同期手段への入力映像信号のうちの少なくと
    も1つはNTSC方式であることを特徴とする映像信号
    処理装置。
  9. 【請求項9】 入力信号を表わすデータベクトルp=
    (p0,p1,…,pn)と該データベクトルpに基づ
    く積和演算結果とを格納するためのデータレジスタと、 積和係数ベクトルa=(a0,a1,…,an)を格納
    するための積和係数レジスタと、複数の乗算手段と複数の加算手段とを含み、 前記データ
    レジスタに格納されたデータベクトルpと前記積和係数
    レジスタに格納された積和係数ベクトルaとの内積p・
    a=a0*p0+a1*p1+…+an*pnを算出す
    るように積和演算を実行し、かつ該積和演算の結果を前
    記データレジスタに書き込むための並列積和演算手段
    と、 前記データレジスタから読み出した積和演算結果あるい
    は閾値を入力し、前記積和演算結果間あるいは前記積和
    演算結果と前記閾値との比較演算を実行するための比較
    器と、 前記データレジスタの入出力データを一時的に保持する
    ための複数ポートを有するデータメモリと、 前記データメモリの複数ポートのうちの少なくとも1つ
    を他のポートとは独立に用いることにより前記データメ
    モリと外部との間のデータ転送の制御を司るデータ転送
    手段と、 前記データメモリから前記データレジスタへのデータベ
    クトルpの転送、前記並列積和演算手段の積和演算の制
    御、前記比較器の比較演算の制御、及び、前記データレ
    ジスタから前記データメモリへの積和演算結果の転送を
    各々実行することにより、前記入力信号に処理を施すた
    めの処理手段と、 前記処理手段により実行されるべき処理の内容を記述し
    たプログラムを格納するためのプログラム記憶手段とを
    備えたことを特徴とする信号処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の信号処理装置におい
    て、 前記処理手段は、前記積和係数レジスタへの積和係数ベ
    クトルaの設定を変更する機能を更に備えたことを特徴
    とする信号処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10に記載の信号処理装
    置において、 前記処理手段は、2つのデータの差分を算出するように
    前記並列積和演算手段に積和演算を実行させる機能を更
    に備えたことを特徴とする信号処理装置。
  12. 【請求項12】 メモリ又は外部デバイスから少なくと
    も1走査線分の画素データを入力する入力ステップと、 前記入力された少なくとも1走査線分の画素データのう
    ち、各走査線について1走査線より少ない一部の画素デ
    ータを入力し、各々並列に各画素データに対して積和演
    算を行い信号処理を施す処理ステップと、 前記信号処理が施された少なくとも1走査線分の画素デ
    ータをメモリ又は外部デバイスへ出力する出力ステップ
    とを備え、 前記入力、処理及び出力の各ステップは、1画面分の画
    素データに対して繰り返し実行されることを特徴とする
    信号処理方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の信号処理方法におい
    て、 前記処理ステップは、1画素毎に信号処理を施す画素処
    理ステップの繰り返しにより実行されることを特徴とす
    る信号処理方法。
  14. 【請求項14】 請求項12又は13に記載の信号処理
    方法において、 前記処理ステップは、前記入力された少なくとも1走査
    線分の画素データの各々と少なくとも1フィールド前の
    走査線の画素データとの比較処理により動画判定を実行
    するステップを備えたことを特徴とする信号処理方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の信号処理方法におい
    て、 前記処理ステップは、前記動画判定の結果に応じてフィ
    ールド内処理とフィールド間処理とのうちのいずれか一
    方を選択するステップを更に備えたことを特徴とする信
    号処理方法。
  16. 【請求項16】 1本あるいは複数本の走査線の画素デ
    ータの一部を入力し、各々並列に各画素データに対して
    積和演算を行う少なくとも1つの並列積和演算器を含む
    信号処理装置による信号処理方法であって、 入力信号の信号方式を検出する検出ステップと、 前記検出された信号方式が予め設定された信号方式であ
    るかどうかを判定する判定ステップと、 前記検出された信号方式が予め設定された信号方式であ
    る場合には、該信号方式に応じた信号処理を前記入力信
    号に施すように、積和係数ベクトルa=(a0,a1,
    …,an)を設定し、かつ前記入力信号を表わすデータ
    ベクトルp=(p0,p1,…,pn)と前記積和係数
    ベクトルaとの内積p・a=a0*p0+a1*p1+
    …+an*pnを算出するための積和演算を実行する処
    理ステップとを備えたことを特徴とする信号処理方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の信号処理方法におい
    て、 前記検出、判定及び処理の各ステップは、ある信号方式
    について無限ループ状に繰り返し実行され、かつ割り込
    みによって他の信号方式の処理へ移行することを特徴と
    する信号処理方法。
  18. 【請求項18】 請求項16記載の信号処理方法におい
    て、 前記検出、判定及び処理の各ステップは、ある信号方式
    について無限ループ状に繰り返し実行され、かつ外部か
    ら与えられた制御信号に応じて設定される内部レジスタ
    の状態変化を検出した際に他の信号方式の処理へ移行す
    ることを特徴とする信号処理方法。
  19. 【請求項19】 外部から与えられた制御信号を保持す
    るための制御信号入力手段と、 画像を表示するための表示手段と、 各々異なる放送方式で入力された映像信号に同期をとっ
    て所望の放送信号を出力するための複数の同期手段と、 前記複数の同期手段の各々から出力される放送信号のう
    ちの1つを選択出力するための選択手段と、 前記選択手段から選択出力された放送信号に基づく画素
    データを格納するための第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段から読み出した画素データで構成さ
    れるデータベクトルp=(p0,p1,…,pn)と該
    データベクトルpに基づく積和演算結果とを格納するた
    めのデータレジスタと、 積和係数ベクトルa=(a0,a1,…,an)を格納
    するための積和係数レジスタと、複数の乗算手段と複数の加算手段とを含み、 前記データ
    レジスタに格納されたデータベクトルpと前記積和係数
    レジスタに格納された積和係数ベクトルaとの内積p・
    a=a0*p0+a1*p1+…+an*pnを算出す
    るように積和演算を実行し、かつ該積和演算の結果を前
    記データレジスタに書き込むための並列積和演算手段
    と、 前記制御信号入力手段に保持された制御信号に応じて、
    前記複数の同期手段及び選択手段の動作を制御し、かつ
    前記データレジスタへのデータベクトルpの設定、前記
    積和係数レジスタへの積和係数ベクトルaの設定、及
    び、前記並列積和演算手段の積和演算の制御を各々実行
    するための処理手段と、 前記処理手段により実行されるべき処理の内容を記述し
    たプログラムを格納するためのプログラム記憶手段と、 前記データレジスタから読み出した積和演算結果を画素
    データとして格納するための第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段から読み出した画素データに基づい
    て前記表示手段に画像を表示させるための表示制御手段
    とを備え、 前記処理手段は、 前記第1の記憶手段から少なくとも1走査線分の画素デ
    ータを入力し、 前記入力された少なくとも1走査線分の画素データに信
    号処理を施すように前記並列積和演算手段を動作させ、
    かつ 前記信号処理が施された少なくとも1走査線分の画素デ
    ータを前記第2の記憶手段へ出力する機能を備えたこと
    を特徴とする映像信号処理装置。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の映像信号処理装置に
    おいて、 前記処理手段の動作は、ある放送方式について無限ルー
    プ状に繰り返し実行され、かつ前記制御信号入力手段か
    らの割り込み信号によって他の放送方式の処理へ移行す
    ることを特徴とする映像信号処理装置。
  21. 【請求項21】 請求項19記載の映像信号処理装置に
    おいて、 前記制御信号入力手段は、外部から与えられた制御信号
    に応じて状態が変化する内部レジスタを備え、 前記処理手段の動作は、ある放送方式について無限ルー
    プ状に繰り返し実行され、かつ前記制御信号入力手段の
    内部レジスタの状態変化を検出した際に他の放送方式の
    処理へ移行することを特徴とする映像信号処理装置。
  22. 【請求項22】 外部から与えられた制御信号を保持す
    るための制御信号入力手段と、 画像を表示するための表示手段と、 各々異なる放送方式でかつ少なくとも1つはMUSE方
    式で入力された映像信号に同期をとって所望の放送信号
    を出力するための複数の同期手段と、 前記複数の同期手段の各々から出力される放送信号のう
    ちの1つを選択出力するための選択手段と、 前記選択手段から選択出力された放送信号に基づく画素
    データを格納するための第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段から読み出した画素データで構成さ
    れるデータベクトルp=(p0,p1,…,pn)と該
    データベクトルpに基づく積和演算結果とを格納するた
    めのデータレジスタと、 積和係数ベクトルa=(a0,a1,…,an)を格納
    するための積和係数レジスタと、複数の乗算手段と複数の加算手段とを含み、 前記データ
    レジスタに格納されたデータベクトルpと前記積和係数
    レジスタに格納された積和係数ベクトルaとの内積p・
    a=a0*p0+a1*p1+…+an*pnを算出す
    るように積和演算を実行し、かつ該積和演算の結果を前
    記データレジスタに書き込むための並列積和演算手段
    と、 前記データレジスタから読み出した積和演算結果あるい
    は閾値を入力し、前記積和演算結果間あるいは前記積和
    演算結果と前記閾値との比較演算を実行するための比較
    器と、 前記制御信号入力手段に保持された制御信号に応じて、
    前記複数の同期手段及び選択手段の動作を制御し、かつ
    前記データレジスタへのデータベクトルpの設定、前記
    積和係数レジスタへの積和係数ベクトルaの設定、前記
    並列積和演算手段の積和演算の制御、及び、前記比較器
    の比較演算の制御を各々実行するための処理手段と、 前記処理手段により実行されるべき処理の内容を記述し
    たプログラムを格納するためのプログラム記憶手段と、 前記データレジスタから読み出した積和演算結果を画素
    データとして格納するための第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段から読み出した画素データに基づい
    て前記表示手段に画像を表示させるための表示制御手段
    とを備え、 前記処理手段は、 前記第1の記憶手段から少なくとも3走査線分の画素デ
    ータを入力し、 前記入力された少なくとも3走査線分の画素データを用
    いてフィールド内内挿及び動き検出を行なうように前記
    並列積和演算手段を動作させ、 前記動き検出の結果を用いて前記比較器に動画判定を行
    なわせ、かつ 前記フィールド内内挿の結果を前記第2の記憶手段へ出
    力すべきか否かを前記動画判定の結果に応じて選択する
    機能を備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の映像信号処理装置に
    おいて、 前記処理手段は、 折り返し歪除去を行なうように前記並列積和演算手段を
    動作させ、 前記動画判定の結果に応じて、静止画であれば、フレー
    ム間折り返し歪成分に比べてフィールド間折り返し歪成
    分の方が大きい場合にはフィールド間折り返し歪除去デ
    ータを出力し、フィールド間折り返し歪成分に比べてフ
    レーム間折り返し歪成分の方が大きい場合にはフレーム
    間折り返し歪除去データを出力し、動画あれば前記フィ
    ールド内内挿の結果を出力する機能を更に備えたことを
    特徴とする映像信号処理装置。
  24. 【請求項24】 外部から与えられた制御信号を保持す
    るための制御信号入力手段と、 画像を表示するための表示手段と、 各々異なる放送方式でかつ少なくとも1つはNTSC方
    式で入力された映像信号に同期をとって所望の放送信号
    を出力するための複数の同期手段と、 前記複数の同期手段の各々から出力される放送信号のう
    ちの1つを選択出力するための選択手段と、 前記選択手段から選択出力された放送信号に基づく画素
    データを格納するための第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段から読み出した画素データで構成さ
    れるデータベクトルp=(p0,p1,…,pn)と該
    データベクトルpに基づく積和演算結果とを格納するた
    めのデータレジスタと、 積和係数ベクトルa=(a0,a1,…,an)を格納
    するための積和係数レジスタと、複数の乗算手段と複数の加算手段とを含み、 前記データ
    レジスタに格納されたデータベクトルpと前記積和係数
    レジスタに格納された積和係数ベクトルaとの内積p・
    a=a0*p0+a1*p1+…+an*pnを算出す
    るように積和演算を実行し、かつ該積和演算の結果を前
    記データレジスタに書き込むための並列積和演算手段
    と、 前記制御信号入力手段に保持された制御信号に応じて、
    前記複数の同期手段及び選択手段の動作を制御し、かつ
    前記データレジスタへのデータベクトルpの設定、前記
    積和係数レジスタへの積和係数ベクトルaの設定、及
    び、前記並列積和演算手段の積和演算の制御を各々実行
    するための処理手段と、 前記処理手段により実行されるべき処理の内容を記述し
    たプログラムを格納するためのプログラム記憶手段と、 前記データレジスタから読み出した積和演算結果を画素
    データとして格納するための第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段から読み出した画素データに基づい
    て前記表示手段に画像を表示させるための表示制御手段
    とを備え、 前記処理手段は、 前記第1の記憶手段から少なくとも1走査線分の画素デ
    ータを入力し、 前記入力された少なくとも1走査線分の画素データにY
    /C分離処理を施すように前記並列積和演算手段を動作
    させ、かつ 前記Y/C分離処理の結果により得られた少なくとも1
    走査線分の画素データを前記第2の記憶手段へ出力する
    機能を備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の映像信号処理装置に
    おいて、 前記処理手段は、前記走査線毎の処理を1画面分の画素
    データに対して繰り返し実行する機能を備えたことを特
    徴とする映像信号処理装置。
  26. 【請求項26】 外部から与えられた制御信号を保持す
    るための制御信号入力手段と、 画像を表示するための表示手段と、 各々異なる放送方式でかつ少なくとも1つはMUSE方
    式で他の1つはNTSC方式で入力された映像信号に同
    期をとって所望の放送信号を出力するための複数の同期
    手段と、 前記複数の同期手段の各々から出力される放送信号のう
    ちの1つを選択出力するための選択手段と、 前記選択手段から選択出力された放送信号に基づく画素
    データを格納するための第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段から読み出した画素データで構成さ
    れるデータベクトルp=(p0,p1,…,pn)と該
    データベクトルpに基づく積和演算結果とを格納するた
    めのデータレジスタと、 積和係数ベクトルa=(a0,a1,…,an)を格納
    するための積和係数レジスタと、複数の乗算手段と複数の加算手段とを含み、 前記データ
    レジスタに格納されたデータベクトルpと前記積和係数
    レジスタに格納された積和係数ベクトルaとの内積p・
    a=a0*p0+a1*p1+…+an*pnを算出す
    るように積和演算を実行し、かつ該積和演算の結果を前
    記データレジスタに書き込むための並列積和演算手段
    と、 前記データレジスタから読み出した積和演算結果あるい
    は閾値を入力し、前記積和演算結果間あるいは前記積和
    演算結果と前記閾値との比較演算を実行するための比較
    器と、 前記制御信号入力手段に保持された制御信号に応じて、
    前記複数の同期手段及び選択手段の動作を制御し、かつ
    前記データレジスタへのデータベクトルpの設定、前記
    積和係数レジスタへの積和係数ベクトルaの設定、前記
    並列積和演算手段の積和演算の制御、及び、前記比較器
    の比較演算の制御を各々実行するための処理手段と、 前記処理手段により実行されるべき処理の内容を記述し
    たプログラムを格納するためのプログラム記憶手段と、 前記データレジスタから読み出した積和演算結果を画素
    データとして格納するための第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段から読み出した画素データに基づい
    て前記表示手段に画像を表示させるための表示制御手段
    とを備え、 前記処理手段は、 MUSE方式の映像信号が入力された同期手段の出力を
    処理する場合には、 前記第1の記憶手段から少なくとも3走査線分の画素デ
    ータを入力し、 前記入力された少なくとも3走査線分の画素データを用
    いてフィールド内内挿及び動き検出を行なうように前記
    並列積和演算手段を動作させ、 前記動き検出の結果を用いて前記比較器に動画判定を行
    なわせ、かつ 前記フィールド内内挿の結果を前記第2の記憶手段へ出
    力すべきか否かを前記動画判定の結果に応じて選択し、 NTSC方式の映像信号が入力された同期手段の出力を
    処理する場合には、 前記第1の記憶手段から少なくとも1走査線分の画素デ
    ータを入力し、 前記入力された少なくとも1走査線分の画素データにY
    /C分離処理を施すように前記並列積和演算手段を動作
    させ、かつ 前記Y/C分離処理の結果により得られた少なくとも1
    走査線分の画素データを前記第2の記憶手段へ出力する
    機能を備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  27. 【請求項27】 外部から与えられた制御信号を保持す
    るための制御信号入力手段と、 各々映像信号又は音声信号に同期をとって所望の被処理
    信号を出力するための複数の同期手段と、 前記複数の同期手段の各々から出力される被処理信号の
    うちの1つを選択出力するための選択手段と、 前記選択手段から選択出力された被処理信号に基づくデ
    ータを格納するための第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段から読み出したデータで構成される
    データベクトルp=(p0,p1,…,pn)と該デー
    タベクトルpに基づく積和演算結果とを格納するための
    データレジスタと、 積和係数ベクトルa=(a0,a1,…,an)を格納
    するための積和係数レジスタと、複数の乗算手段と複数の加算手段とを含み、 前記データ
    レジスタに格納されたデータベクトルpと前記積和係数
    レジスタに格納された積和係数ベクトルaとの内積p・
    a=a0*p0+a1*p1+…+an*pnを算出す
    るように積和演算を実行し、かつ該積和演算の結果を前
    記データレジスタに書き込むための並列積和演算手段
    と、 前記制御信号入力手段に保持された制御信号に応じて、
    前記複数の同期手段及び選択手段の動作を制御し、かつ
    前記データレジスタへのデータベクトルpの設定、前記
    積和係数レジスタへの積和係数ベクトルaの設定、及
    び、前記並列積和演算手段の積和演算の制御を各々実行
    するための処理手段と、 前記処理手段により実行されるべき処理の内容を記述し
    たプログラムを格納するためのプログラム記憶手段と、 前記データレジスタから読み出した積和演算結果を出力
    データとして格納するための第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段から読み出したデータに基づいて画
    像又は音声を出力するための出力手段とを備えたことを
    特徴とする信号処理装置。
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