JPH03283976A - 画像再生装置 - Google Patents

画像再生装置

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Publication number
JPH03283976A
JPH03283976A JP2084628A JP8462890A JPH03283976A JP H03283976 A JPH03283976 A JP H03283976A JP 2084628 A JP2084628 A JP 2084628A JP 8462890 A JP8462890 A JP 8462890A JP H03283976 A JPH03283976 A JP H03283976A
Authority
JP
Japan
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dsp
signal processing
signal
circuit
program
Prior art date
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Pending
Application number
JP2084628A
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English (en)
Inventor
Akira Matsushita
明 松下
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to DE69115962T priority patent/DE69115962T2/de
Priority to EP91104160A priority patent/EP0449075B1/en
Priority to CA002038457A priority patent/CA2038457A1/en
Publication of JPH03283976A publication Critical patent/JPH03283976A/ja
Priority to US07/895,237 priority patent/US5285264A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
    • H04N5/211Ghost signal cancellation

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、複数のDSP (デジタル・シグナル・プ
ロセッサ)を利用した画像再生装置に係り、特に各種の
信号処理を少ないDSPを用いて効率的に行なうように
したものに関する。
(従来の技術) 周知のように、例えばテレビジョン受像機やビデオチー
プレ・コーグ等に代表される従来の画像再生装置は、そ
の内部で行なわれる各種の信号処理を、それぞれその処
理専用の回路を設けることによって行なっている。すな
わち、第16図は、ゴーストキャンセル機能が付加され
た、従来のテレビジョン受像機の構成を示している。ま
ず、アンテナ11で受信されたテレビジョン電波は、選
局部12に供給されて所望のチャンネル信号が選択され
中間周波数に変換された後、中間周波処理回路13に出
力される。この中間周波処理回路13は、入力された中
間周波信号を増幅及び検波して、映像ベースバンド信号
と音声中間周波信号とに分離する。このうち、音声中間
周波信号は、音声中間周波増幅検波回路14に供給され
て増幅及び検波された後、A/D (アナログ/デジタ
ル)変換回路15でデジタル信号に変換される。そして
、このA/D変換回路15の出力は、音声信号処理回路
〕6に供給されて音声多重処理、音量。
音質及びバランス等の各種処理が施された後、D/A 
(デジタル/アナログ)変換回路17でアナログ信号に
戻され、ドライブ回路18を介してスピーカ19の入力
となる。
一方、上記中間周波処理回路13で分離された映像信号
は、A/D変換回路20でデジタル信号に変換された後
、後述するゴーストキャンセルブロック21に供給され
てゴースト成分の除去が行なわれる。そして、このゴー
ストキャンセルブロック21でゴースト成分の除去され
た映像信号は、輝度信号処理回路229色信号処理回路
23及び同期分離回路24にそれぞれ供給される。この
うち、輝度信号処理回路22は、入力された映像信号に
対してコントラストや画質の調整等の処理を行ない、マ
トリクス回路25の一方の入力として出力する。また、
色信号処理回路23は、入力された映像信号に対してカ
ラーコントラスト調整。
色相調整及び色復調等の処理を行ない、マトリクス回路
25の他方の入力として出力する。そして、このマトリ
クス回路25でR,G、B成分のデジタル信号が生成さ
れ、このデジタル信号がD/A変換回路26でアナログ
信号に戻された後、ドライブ回路27をt介してCRT
 (カソードeレイ・チューブ)28での画像表示に供
される。なお、上記同期分離回路24では、水平同期再
生及び垂直同期再生等の処理が行なわれ、再生された各
同期信号に基づいて偏向処理回路29により水平偏向信
号、垂直偏向信号及び左右ラスク歪補正信号等が生成さ
れてCRT28の制御に供される。
なお、図中30はマイクロプロセッサ(以下CPUとい
う)であり、プログラムROM (リード・オンリー・
メモリ)31及び演算RAM (ランダム・アクセス・
メモリ)32を使用することにより、使用者がテレビジ
ョン受像機本体の操作部やリモートコントロール送信機
で指定した、例えばチャネル、音量、明るさ及び色あい
等を示す各種パラメータに基づいて、インターフェース
回路33を介して各部回路を制御するものである。
次に、上記ゴーストキャンセルブロック21について説
明する。すなわち、上記A/D変換回路20でデジタル
化された映像信号は、トランスバーサルフィルタ34及
び入力波形メモリ35にそれぞれ供給される。このうち
、トランスバーサルフィルタ34は、第17図にn(整
数)タップの例で示したように構成されるもので、入力
端子INIに供給された映像信号に、乗算回路MO。
Ml 、M2 、M3、−−−−−−、Mnでタップ係
数CO。
CI  C2,C3,・・・・・・、Cnをそれぞれ乗
算し、各乗算回路MO−Mnの出力を遅延回路TO。
Tl 、T2 、T3 、 ・=−、Tn及び加算回路
Al。
A2.A3.・・・・・・、Anにより丑み込むことに
より、出力端子0UTIからゴーストによる歪成分が除
去された映像信号が取り出される。なお、各乗算回路M
O〜Mnのタップ係数CO〜Cnは、CPU30により
インターフェース回路36を通じて設定されるようにな
っている。
また、上記入力波形メモリ35は、ゴーストの含まれた
映像信号の垂直帰線期間に重畳されているゴースト基準
信号波形(OCR)を取り込み記憶する。さらに、上記
トランスバーサルフィルタ34で演算処理された後の映
像信号は、出力波形メモリ37に供給され、その垂直帰
線期間に重塁されているゴースト基準信号波形(G C
R)が取り込まれ記憶される。そして、入力波形メモリ
35及び出力波形メモリ37に取り込まれた各信号は、
演算器38により所定の演算処理が施された後、基準波
形ROM39に記憶された基準波形との誤差成分が演算
される。その後、この誤差成分に基づいて演算器38が
トランスバーサルフィルタ34のタップ係数CO〜Cn
を求め、このタップ係数CO〜Cnをインターフェース
回路36を介してトランスバーサルフィルタ34に供給
することによって、ここに、ゴーストキャンセル動作が
実行される。
ここで、上記ゴーストキャンセル動作の詳細について、
第18図に示すフローチャートを参照して説明する。ま
ず、ステップS1で、トランスバーサルフィルタ34に
対して、入力される波形及び出力される波形が、入力波
形メモリ35及び出力波形メモリ37に取り込まれる。
そして、入力波形メモリ35及び出力波形メモリ37に
取り込まれた波形は、演算器38によりGCR信号S 
GCRが抽出される。このGCR信号S GCRの抽出
は、第19図に示すような8フイールドシーケンスにお
いて、 S GCR−(1/4) 1(Sl−35)+(8B−
82)+(SS−87)+(S8−84))なる演算を
施すことによって実現される。
その後、抽出されたGCR信号S GCRに基づいて、
ステップS2で演算器38により差分計算が行なわれ、
第20図(a)に示すような入力波形差分信号が得られ
る。そして、この入力波形差分信号から、ステップS3
でそのピーク位置を検出する。この入力波形差分信号の
ピーク位置は、前述したタップ係数C0−Cnの修正時
の基準となるもので、演算器38を用いて、このピーク
位置より出力波形側のピーク位置を算出し、ステップS
4で、基準波形ROM39に記憶された第20図(b)
に示すような基準波形との引算を行なうことによって、
同図(c)に示す誤差信号が得られる。
そして、このようにして求められた誤差信号を利用して
、ステップS5で、トランスバーサルフィルタ・34に
供・給するタップ係数CO〜Cnが修正される。このタ
ップ係数CO〜Cnの演算は、CInew −C1ol
d −a ・ΣXk−ek+1− (1)なる相関演算
によって実行される。上式において、C1はi番目のタ
ップ係数を示し、添字のnew及びoldはそれぞれ修
正後及び修正前を示し、Xkは人力信号を示し、ekは
誤差信号を示し、αは正の微少量を示している。そして
、Cinewとしてまとまった新しいタップ係数が、ス
テップS6で、インターフェース回路36を介してトラ
ンスバーサルフィルタ34に設定され、以後、上記の動
作が繰り返されてゴーストの除去が行なわれる。
このように、ゴーストキャンセル機能が付加された従来
のテレビジョン受像機は、映像及び音声信号の再生部分
と、ゴーストキャンセルブロック21とが共に専用のハ
ードウェアで構成されている。このため、ゴーストキャ
ンセル機能以外に例えば文字放送受信機能等を付加する
場合には、別個に文字放送受信処理専用のハードウェア
が必要になることになる。すなわち、機能が多くなれば
なるほど、各機能毎に処理するブロックが必要となり、
回路規模が膨らむものである。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、従来の画像再生装置では、各機能毎にそ
れぞれその処理専用の回路を設けているので、機能を付
加すればするほど回路規模が増大するという問題を有し
ている。
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので
、DSPを利用して信号処理回路を構成し、DSPに与
えるプログラムを変更して複数の信号処理を実行させる
ことにより、回路規模を増大させることなく多くの機能
を付加することができる極めて良好な画像再生装置を提
供することを目的とする。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) この発明に係る画像再生装置は、入力映像信号をデジタ
ル化して複数系統の信号処理を施すものを対象としてい
る。そして、デジタル化された映像信号を複数のDSP
を組み合わせて構成されるDSP信号処理回路に導き、
この複数のDSPに与えるプログラムを映像信号の伝送
タイミングに基づいて時分割的に切換えることにより、
DSP信号処理回路に複数系統の信号処理を行なわせる
ように構成したものである。
(作用) 上記のような構成によれば、複数のDSPに与えるプロ
グラムを切換えることにより、同じDSP信号処理回路
を用いて複数系統の信号処理を実行することかできるの
で、回路規模を増大させることなく多くの機能を付加す
ることができるようになる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第1図において、第16図と同一部分には
同一記号を付して示している。
すなわち、図中40はDSP信号処理回路で、複数のD
SPII〜mnで構成されている。このDSP信号処理
回路40は、CPU30の出力がインターフェース回路
41を介して各DSP11〜mnに供給されることによ
って制御される。この場合、インターフェース回路41
からは、2系統の信号がDSP信号処理回路40に供給
される。
このうち1つは、ゴーストキャンセル処理のときに必要
な入出力波形データや制御データまたはテレビジョン信
号処理のときに必要なパラレル制御データであり、他の
1つは、各DSPII〜mnのプログラムの開始を規定
するためのリセット信号である。また、上記DSP信号
処理回路40は、同期分離回路24の出力に基づいて制
御信号を生成する制御信号発生回路42の出力で制御さ
れる。
さらに、上記トランスバーサルフィルタ34の出力は、
DSP信号処理回路40内のDSPIIに供給され、ト
ランスバーサルフィルタ34に対するタップ係数の設定
は、DSP21で実行される。
そして、DSP信号処理回路40内のDSPlnから、
R,G、B成分のデジタル信号がD/A変換回路26に
出力されるようになされている。
上記のような構成において、以下、その動作を説明する
。まずく第2図(a)は映像信号を垂直周期で見た場合
を示し、同図(b)は映像信号を水平周期で見た場合を
示している。いずれの場合も、映像信号は映像期間と垂
直及び水平の帰線消去期間とによって構成されており、
DSP信号処理回路40による輝度信号処理や色信号処
理等は、映像期間のみ実行されればよく、それ以外の期
間つまり帰線消去期間には実行される必要がないことが
わかる。そこで、この発明では、帰線消去期間にDSP
信号処理回路40に輝度信号処理や色信号処理以外の処
理を行なわせることにより、複数のDSPII〜mnを
効率よく使用できるようにしている。そして、この実施
例では、帰線消去期間にDSP信号処理回路40に第2
図(c)に示すように、ゴーストキャンセルのための演
算処理を行なわせるようにしている。
次に、上記DSP’ll〜mnの構造について説明する
。第3図(a)は、映像信号処理用シグナルプロセッサ
ということで開発されたDSPの基本構造を示している
。このDSPは、複数のDSPと接続することを考慮し
て5つのデータポート1〜5を有している。このような
マルチデータポートの構造は、映像信号処理用として開
発されたDSPの一般的な特徴である。上記したDSP
信号処理回路4oは、1つのDSPに対して上下左右の
4方向にそれぞれDSPを接続することを考えている。
また、第3図(b)は、DSPの内部構造を示している
。すなわち、図中ALE (アリスメティック・アンド
・ロジック・エレメント)は演算処理を行なう部分で3
系統あり、ME(メモリ・エレメント)は512X12
のスタティックRAMでなるメモリ部分で2系統あり、
OB(アウトプット・バッファ)は5系統持っている。
また、pi−pioには、上記ALU、ME、OBの各
系統を制御するプログラムが格納されている。そして、
第3図(c)、(d)は、上記ALE及びMEの詳細な
構造を示している。さらに、第3図(e)は、複数のD
SPを接続した場合を等価的に表わしたものである。
ここで、第4図は、上記したDSPの内部構造を、より
わかり易くなるよう等価的に書き換えたものである。す
なわち、5系統の入力ポートにそれぞれ供給された信号
は、セレクタ44.45及びスイッチ回路45に供給さ
れる。このうち、セレクタ44は、入力された5系統の
信号の中から2系統を選択して出力するもので、そのう
ちの1系統の信号は演算器47の一方の入力端に供給さ
れる。この演算器47の他方の入力端には、上記セレク
タ44で選択された他方の1系統の信号と、演算用デー
タメモリ48の出力とが、スイッチ49によって選択的
に供給される。また、上記セレクタ45は、入力された
5系統の信号の中から1系統を選択して出力するもので
、この選択された1系統の信号と演算器47の出力とが
、スイッチ50によって選択的に演算用データメモリ4
8に供給される。さらに、上記演算器47及び演算用デ
ータメモリ48の各出力は、上記スイッチ回路46に人
力されている。このスイッチ回路46は、入力される7
系統の信号から任意の5系統を選択して、出力ポート5
1に導出するものである。
ここで、第4図中52はプログラムメモリで、各種の演
算処理を実行するためのプログラムが格納されている。
このプログラムメモリ52から読み出されたプログラム
は、プログラムデコーダ53に供給されてデコードされ
た後、セレクタ44.45. スイッチ回路46.演算
器47及び演算用データメモリ48の制御に供される。
また、上記プログラムメモリ52には、プログラムカウ
ンタ54の出力がアドレスとして供給されている。
このプログラムカウンタ54は、リセット信号が入力さ
れた後にクロックをカウントして、アドレスを生成する
ものである。
そして、今、入力ポート43に5系統の信号a〜eが供
給されていて、出力ポート51の図中最上部の端子から
aXCなる演算結果を出力する場合、セレクタ44で信
号a、Cを選択される。このとき、セレクタ44で選択
された信号Cが演算器47に供給されるようにスイッチ
49が切換えられ、演算器47で信号a×倍信号なる演
算が行なわれる。そして、演算器47の演算結果が、ス
イッチ回路46を介して出力ポート51の図中最上部の
端子から出力されることになる。このような演算処理動
作は、プログラムデコーダ53により出力される制御信
号に基づいて各部が制御されることにより実行される。
次に、DSPに実行させる複数のプログラムを格納する
手段と、その複数のプログラムを同期信号によって関連
付けられたタイミングにより切換える手段について説明
する。すなわち、第5図に示すように、上記プログラム
メモリ52は、映像信号処理用プログラムの記憶された
エリア52aと、ゴーストキャンセル用プログラムの記
憶されたエリア52bとを有している。また、上記プロ
グラムカウンタ54も、プログラムメモリ52のエリア
52aのアドレス指定が可能なカウンタ54aと、エリ
ア52bのアドレス指定が可能なカウンタ54bとに別
れている。そして、両カウンタ54a、54bから出力
されるアドレスは、スイッチ55によって選択的にプロ
グラムメモリ52に導かれるようになされている。
ここで、上記スイッチ55は、第1図に示した制御信号
発生回路42から出力される切換信号に基づいて切換制
御される。つまり、この切換信号は、第6図に示すよう
に、帰線消去期間にLレベルとなり映像期間にHレベル
となるもので、Hレベルのとき第5図に示すようにプロ
グラムカウンタ54aから出力されるアドレスを、プロ
グラムメモリ52に導くようにスイッチ55を切換え、
Lレベルのときプログラムカウンタ54bがら出カされ
るアドレスを、プログラムメモリ52に導くようにスイ
ッチ55を切換えるものである。
このため、映像期間では、プログラムカウンタ54aか
ら出力されるアドレスに基づいてプログラムメモリ52
のエリア52aの内容が読み出され、これに基づいてD
SPの演算動作が行なわれることにより、映像信号処理
が実行される。また、帰線消去期間では、プログラムカ
ウンタ54bから出力されるアドレスに基づいてプログ
ラムメモリ52のエリア52bの内容が読み出され、こ
れに基づいてDSPの演算動作が行なわれることにより
、ゴーストキャンセル処理が実行される。
具体的に言えば、プログラムメモリ52の全容量を64
ワードとし、エリア52a、52bをそれぞれ32ワー
ドとしている。そして、リセ・ソト信号が発生されたと
き、プログラムカウンタ54aはカウント開始アドレス
が000000#のバイナリ−値に設定され、プログラ
ムカウンタ54bはカウント開始アドレスが“1000
00”のバイナリ−値に設定される。なお、上記切換信
号は、プログラムカウンタ54bの制御端に直接供給さ
れるとともに、ノット回路56を介してプログラムカウ
ンタ54aの制御端に供給されている。これは、一方の
プログラムカウンタ54aまたは54bの動作中は、他
方のプログラムカウンタ54bまたは54aの動作を停
止させるためになされている。
第5図に示すようにプログラムを制御することにより、
DSPに対して2種類のプログラム制御が可能となる。
なお、第5図では、2つのプログラムを切換える場合の
例について説明したが、プログラム数がそれ以上の場合
のときも、同じ考え方で実現できることはもちろんであ
る。例えば4つのプログラムを切換えるときには、プロ
グラムカウンタを4つ設置し、切換信号を2系統にして
バイナリ−コード化すれば簡単に実現することができる
次に、第7図は、上記DSP信号処理回路40によって
ゴーストキャンセル処理を行なわせた場合の演算処理の
概念を示している。このゴーストキャンセル処理の内容
は、第16図のゴーストキャンセルブロック21で説明
したものと同様である。すなわち、入力波形メモリ35
.出力波形メモリ37及び基準波形ROM39に記憶さ
れた各データは、インターフェース回路41を介してD
SPmlに供給され、各メモリ35,37゜39のデー
タ別に分割される。このうち、入力波形メモリ35から
の出力データは、波形取り込みOCR検出ブロック57
を構成するDSP22〜24に供給され、そのDSP2
2〜24内に格納された処理プログラムに基づいてメモ
リ58と併用して演算が行なわれることにより、OCR
信号が検出される。また、出力波形メモリ37からの出
力データは、波形取り込みOCR検出ブロック59を構
成するDSP32〜34に供給され、そのDSP32〜
34内に格納された処理プログラムに基づいてメモリ6
0と併用して演算が行なわれることにより、OCR信号
が検出される。
そして、各波形取り込みOCR検出ブロック57.59
から出力されるOCR信号は、差分演算ブロック61.
62を構成するDSP25゜35にそれぞれ供給され、
各DSP25.35内に格納された処理プログラムに基
づいて、差分信号が生成される。その後、差分演算ブロ
ック61から出力される入力波形差分信号は、ピーク検
出ブロック63を構成するDSP26に供給され、ピー
ク位置データが生成される。また、このピーク位置デー
タと、差分演算ブロック62から出力される出力波形差
分信号と、[)SPmlから得られる基準波形ROM3
9からの出力データとは、DSP36が構成する誤差検
出ブロック64に供給され、ピーク位置データに基づい
て誤差計算が行なわれる。そして、この誤差検出ブロッ
ク64で計算された誤差信号は、上記DSP36が構成
する相関演算ブロック65に供給され、差分演算ブロッ
ク61から出力される入力波形差分信号を利用して相関
演算処理が実行される。この相関演算結果は、DSP3
7が構成する乗算ブロック66に供給され、所定の定数
が乗算された後、上記DSP37が構成する減算ブロッ
ク67に供給されて、係数メモリ68のデータと引き算
されることにより、新しいタップ係数データが生成され
る。この生成されたタップ係数は、係数メモリ68に書
き込まれるとともに、DSP21を介してトランスバー
サルフィルタ34に設定される。
以上のゴーストキャンセル処理動作は、先に述べた(1
)式の演算を実行しているもので、非映像期間である帰
線消去期間に行なわれる。
次に、第8図は、上記DSP信号処理回路40によって
映像信号処理を行なわせた場合の演算処理の概念を示I
している。すなわち、トランスバーサルフィルタ34か
ら出力された映像信号は、インターフェース用のDSP
IIを介して、輝度分離ブロック69を構成するDSP
23に供給されるとともに、色分離ブロック70を構成
するDSP21に供給される。このうち、輝度分離ブロ
ック69は、入力された映像信号中から輝度信号を分離
し、分離された輝度信号は、輪郭補正ブロック71を構
成するDSP24に供給されて輪郭補正される。この場
合、輪郭補正量は、上記CPU30からインターフェー
ス回路41を通りDSPmlにより制御される。そして
、輪郭補正された輝度信号は、コントラスト制御ブロッ
ク72を構成するDSP25に供給されてコントラスト
制御が行なわれる。この場合も、コントラスト制御量は
、上記CPU30からインターフェース回路41を通り
DSPmlにより制御される。
一方、上記色分離ブロック70は、入力された映像信号
中から色信号を分離する。この分離された色信号の一方
は、色復調ブロック73を構成するDSP22に供給さ
れて色復調処理が施され、他方は、色副搬送波再生ブロ
ック74を構成するDSP31〜38に供給されて色副
搬送波fscが再生される。この再生された色副搬送波
fscは、色復調ブロック73における色復調処理のた
めの基準信号として使用される。そして、上記コントラ
スト制御ブロック72から出力される輝度信号と、色復
調ブロック73から出力される色信号とが、マトリクス
ブロック75を構成するDSPlnに供給されてマトリ
クス処理されることによりR,G、B信号が生成され、
D/A変換回路26に導出される。
ここで、第9図は、DSP信号処理回路40を構成する
各DSP11〜mnが、映像信号処理時とゴーストキャ
ンセル処理時とで、それぞれどのような処理に供される
かを対比させて示したものである。これら2つの処理は
、各DSPII〜mnに格納された処理プログラムによ
って実行されるもので、処理プログラムの切換えは、第
5図及び第6図で説明したようにして行なわれ、非映像
期間はゴーストキャンセル処理を行ない、映像期間は映
像信号処理を行なうように制御されるものである。
次に、第10図は、DSPに実行させる処理プログラム
を切換えて、映像信号処理とゴーストキャンセル処理と
を選択的に行なわせるための、先に第5図に示した手段
の他の構成例を示している。
第5図では、DSPのプログラムメモリ52に予め映像
信号処理用とゴーストキャンセル処理用のプログラムを
エリア別に分けて格納するようにしたが、第10図では
、外部メモリに記憶された映像信号処理用とゴーストキ
ャンセル処理用のプログラムとを、処理を実行する毎に
DSP内のプログラムメモリ52に選択的に取り込むよ
うにしている。
すなわち、DSP内では、プログラムカウンタ54の出
力が、スイッチ76を介してプログラムメモリ52にア
ドレスとして供給可能となっている。また、このプログ
ラムカウンタ54の出力は、映像信号用のスタックレジ
スタ77及びゴーストキャンセル用のスタックレジスタ
78にそれぞれラッチされ、このラッチされた値は、ス
イッチ79を介して選択的にプログラムカウンタ54に
帰還されるようになされている。なお、第10図中80
はDSPセレクト信号発生回路80で、セレクト信号を
プログラムメモリ52に出力することにより、外部より
処理プログラムを書き込むためのDSPを選択している
。また、外部より入力される処理プログラムは、ゲート
81を介してプログラムメモリ52に供給される。
一方、DSP外には、映像信号処理用のプログラムが格
納されたプログラムメモリ82と、ゴーストキャンセル
処理用のプログラムが格納されたプログラムメモリ83
とが用意されている。これらプログラムメモリ82.8
3には、アドレス発生器84から出力されるアドレスが
それぞれ供給されている。また、このアドレス発生器8
4から出力されるアドレスは、DSPセレクト信号発生
回路80に供給されてセレクト信号の生成に供されると
ともに、スイッチ76を介してプログラムメモリ52に
供給可能になされている。つまり、プログラムカウンタ
54から出力されるアドレスと、アドレス発生器84か
ら出力されるアドレスとが、スイッチ76によって選択
的にプログラムメモリ52に供給されるものである。
そして、上記アドレス発生器84は、第1図に示した同
期分離回路24から出力される水平同期信号に同期した
クロックを発生するクロック発生回路85の出力タロツ
クをカウントしてアドレスを生成している。また、この
クロック発生回路85の出力クロックは、プログラムカ
ウンタ54のカウント用としても供されている。なお、
上記同期分離回路24から出力される水平及び垂直同期
信号は、制御信号発生回路86に供給されて、スタック
レジスタ77.78に対するラッチ信号。
スイッチ76.79に対する切換信号、スイッチ79に
よって選択されたスタックレジスタ77゜78の内容を
プログラムカウンタ54にロードさせるロード信号、ア
ドレス発生器84のリセット信号や、ゲート81の開閉
制御信号等の各種制御信号の生成に供される。
ここで、第11図(a)〜(f)は、それぞれ第10図
(a)〜(f)点の制御信号の波形を示している。まず
、帰線消去期間の開始時点、つまり、ゴーストキャンセ
ル処理の開始時点では、制御信号(a)がHレベルにな
り、スイッチ76がアドレス発生器84から出力される
アドレスをプログラムメモリ52に導くように切換えら
れるとともに、ゲート81が導通される。このとき、制
御信号(b)がHレベルとなりアドレス発生器84がリ
セットされた後カウントを開始するとともに、制御信号
(d)がHレベルとなりプログラムメモリ83が選択さ
れ読み出し状態になされる。
このため、プログラムメモリ52には、アドレス発生器
84から出力されるアドレスに基づいて、プログラムメ
モリ83から読み出されたゴーストキャンセル処理用の
プログラムが順次書き込まれる。
なお、制御信号(C)がLレベルであることから、スイ
ッチ79がスタックレジスタ78の内容をプログラムか
ウンタ54に供給するように切換えられており、制御信
号(b)がHレベルになった時点で、スタックレジスタ
78の内容がプログラムカウンタ54にロードされ、プ
ログラムカウンタ54はそのロードされた値からカウン
トを開始するようになる。ただし、制御信号(a)がH
レベルの期間は、プログラムカウンタ54はカウント動
作を行なわないように制御されている。
そして、プログラムメモリ52に対するゴーストキャン
セル処理用のプログラムの書き込みが終了すると、制御
信号(a)がLレベルに反転し、スイッチ76がプログ
ラムカウンタ54から出力されるアドレスをプログラム
メモリ52に導くように切換えられる。このため、プロ
グラムメモリ52よりプログラムカウンタ54から出力
されるアドレスに基づいてゴーストキャンセル処理用の
プログラムが順次読み出され、以下の帰線消去期間にD
SPがゴーストキャンセル処理動作を実行するようにな
る。
次に、上記帰線消去期間が終了すると、制御信号(a)
がHレベルになり、スイッチ76がアドレス発生器84
から出力されるアドレスをプログラムメモリ52に導く
ように切換えられるとともに、ゲート81か導通される
。このとき、制御信号(b)かHレベルとなりアドレス
発生器84がリセットされた後カウントを開始するとと
もに、制御信号(C)がHレベルとなりプログラムメモ
リ82か選択され読み出し状態になされる。このため、
プログラムメモリ52には、アドレス発生器84から出
力されるアドレスに基づいて、ブロダラムメモリ82か
ら読み出された映像信号処理用のプログラムが順次書き
込まれる。
なお、このとき、制御信号(C)がHレベルであること
から、スイッチ79がスタックレジスタ77の内容をプ
ログラムカウンタ54に供給するように切換えられ、制
御信号(b)がHレベルになった時点で、スタックレジ
スタ77の内容がプログラムカウンタ54にロードされ
、プログラムカウンタ54はそのロードされた値からカ
ウントを開始するようになる。ただし、制御信号(a)
がHレベルの期間は、プログラムカウンタ54はカウン
ト動作を行なわないように制御されている。
さらに、このとき、制御信号(e)がHレベルであるこ
とから、先にゴーストキャンセル処理を行なっている時
のプログラムカウンタ54の最後の値がスタックレジス
タ78にラッチされる。
そして、プログラムメモリ52に対する映像信号処理用
のプログラムの書き込みが終了すると、制御信号(a)
がLレベルに反転し、スイッチ76がプログラムカウン
タ54から出力されるアドレスをプログラムメモリ52
に導くように切換えられる。このため、プログラムメモ
リ52よりプログラムカウンタ54から出力されるアド
レスに基づいて映像信号処理用のプログラムが順次読み
出され、以下の映像信号期間にDSPが映像信号処理動
作を実行するようになる。
次に、上記映像処理期間が終了すると、制御信号(a)
がHレベルになり、スイッチ76がアドレス発生器84
から出力されるアドレスをプログラムメモリ52に導く
ように切換えられるとともに、ゲート81が導通される
。このとき、制御信号(b)がHレベルとなりアドレス
発生器84がリセットされた後カウントを開始するとと
もに、制御信号(d)がHレベルとなりプログラムメモ
リ83が選択され読み出し状態になされる。このため、
プログラムメモリ52には、アドレス発生器84から出
力されるアドレスに基づいて、プログラムメモリ83か
ら読み出されたゴーストキャンセル処理用のプログラム
が順次書き込まれるようになる。
なお、このとき、制御信号(C)がLレベルであること
から、スイッチ79がスタックレジスタ78の内容をプ
ログラムカウンタ54に供給するように切換えられ、制
御信号(b)がHレベルになった時点で、スタックレジ
スタ78の内容がプログラムカウンタ54にロードされ
、プログラムカウンタ54はそのロードされた値からカ
ウントを開始するようになる。ただし、制御信号(a)
がHレベルの期間は、プログラムカウンタ54はカウン
ト動作を行なわないように制御されている。
さらに、この・とき、制御信号(f)がHレベルである
ことから、先に映像信号処理を行なっている時のプログ
ラムカウンタ54の最後の値がスタックレジスタ77に
ラッチされる。そして、以下、上記の動作が繰り返され
、ゴーストキャンセル処理と映像信号処理とが交互に行
なわれる。
以上のよう【:、複数のDSPII〜mnを利用してそ
の処理プログラムを変えることにより、ゴーストキャン
セル処理と映像信号処理とを効率的に実現することがで
きる。なお、複数のDSP11〜mnを利用して実現す
ることができる信号処理は、上述した実施例のようにゴ
ーストキャンセル処理と映像信号処理とに限らず、第1
2図に示すように輝度信号処理と色信号処理とを行なわ
せることもできる。すなわち、第12図において、第1
図と同一部分には同一記号を付して説明すると、A/D
変換回路20によりデジタル信号に変換された映像信号
は、DSP信号処理回路40のDSPIIに供給される
とともに、映像信号圧縮用のメモリ86に供給される。
また、DSP信号処理回路40のDSP2nから出力さ
れる圧縮された色信号は、メモリ87に供給されてもと
の速度及びタイミングに戻す伸長処理が施された後、D
SPlnで輝度信号とマトリクス演算されD/A変換回
路26に出力される。なお、DSP信号処理回路40中
に設けられたIH遅延回路88は、輝度信号の位相と色
信号のタイミングとを合わせるためのものである。
また、同期分離回路24から出力される水平同期信号及
び垂直同期信号は、制御信号発生回路89に供給される
。この制御信号発生回路89は、入力された水平同期信
号及び垂直同期信号に基づいて、各DSP11〜mnの
処理プログラムを切換えるための先に述べたような各種
制御信号を発生するとともに、上記メモリ86.87に
データを書き込むためのライト信号を生成して出力する
さらに、これらメモリ86.87に供給されるアドレス
は、アドレスカウンタ90によって生成される。このア
ドレスカウンタ90は、クロック発生回路91から出力
される伸長用の4fSCなる周波数のクロックと、圧縮
用の5x4fSCなる周波数のクロックとが、スイッチ
92によって選択的に供給されることにより、メモリ8
6.87における圧縮作用及び伸長作用にそれぞれ対応
するアドレスを生成するもので、スイッチ92の切換え
は制御信号発生回路89で生成される切換信号によって
行なわれる。
以下、第13図に示すタイミング図を参照して動作を説
明する。まず、第13図に示す映像信号の映像期間b1
において、メモリ86に色信号1を書き込む。ただし、
実際にはこの時点ては、メモリ86に書き込まれるデー
タは色信号になっておらず、映像信号の形態となってい
るが、将来的に色復調等の処理を施されて色信号1にな
ることを想定している。このとき、スイッチ92は4f
SCのクロックをアドレスカウンタ90に導くように切
換えられており、アドレスカウンタ90からは、4fS
Cのクロックでアドレスが発生してメモリ86への色信
号1の書き込みが行なわれる。
この4fSCのクロックに基づいて生成されたアドレス
によって行なわれるメモリ86への色信号1の書き込み
速度は、A/D変換回路20のサンプリングクロックと
同一レートとなっている。このとき、DSP信号処理回
路40では、A/D変換回路20からDSPIIに供給
された映像信号に基づいて、映像期間b1における輝度
信号1の処理を行なっている。
そして、色信号1がメモリ86に書き込まれた後、非映
像期間a2になると同時にスイッチ92か5X4fSC
のクロックをアドレスカウンタ90に導くように切換え
られ、アドレスカウンタ90からは、6X4fSCのク
ロックに基づいて生成される圧縮の周波数で動くアドレ
スが生成される。
このため、メモリ86からは、圧縮された色信号1が読
み出され、DSPIIに出力される。このとき、各DS
P11〜mnは、プログラムの切換えが行なわれ色信号
を復調する信号処理が実行される。そして、DSP2n
から色信号1が出力され、そのままのレートでメモリ8
7に書き込まれる。次の映像期間b2になると、スイッ
チ92が4fSCのクロlックをアドレスカウンタ90
に導くように切換えられ、この4fSCのクロックに基
づいてアドレスカウンタ90で生成されたアドレスによ
って、メモリ87から色信号1が読み出される。つまり
、メモリ87に圧縮されて書き込まれた色信号1は、映
像期間b2になると伸長されて正規の速度の信号に戻さ
れることになる。このとき、メモリ86には、映像期間
b2における色信号2の書き込みが行なわれる。以下、
同様な動作が繰り返されることにより、1つのDSP信
号処理回路40によって輝度信号処理と色信号処理とが
交互に行なわれるようになる。
次に、第14図(a)、(b)は、それぞれ上記DSP
信号処理回路40によって輝度信号処理及び色信号処理
を行なわせた場合の演算処理の概念を示している。ます
、第14図(a)において、A/D変換回路20から出
力されるデジタル化された映像信号は、輝度分離回路9
3を構成するDSPIIに供給されて輝度信号が分離さ
れ、輪郭補正回路94を構成するDSP12に供給され
て輪郭補正処理が実行され、コントラスト調整回路95
を構成するDSP2nに供給されてコントラスト調整処
理が実行された後、IH遅延回路88を介してマトリク
ス回路96を構成するDSPlnに供給される。なお、
第14図(a)で点線で示すラインは、輝度信号処理時
には使用しないことを示している。
また、第14図(b)において、メモリ86から出力さ
れるデジタル化された映像信号は、色分離回路97を構
成するDSPIIに供給されて色信号が分離され、色復
調回路98を構成するDSP12に供給されて色復調処
理が実行され、色相調整回路99を構成するDSP2n
に供給されて色相調整処理が実行された後、メモリ87
に供給される。なお、第14図(b)で点線で示すライ
ンは、色信号処理時には使用しないことを示している。
ここで、第15図は、DSP信号処理回路40を構成す
る各DSPII〜mnが、輝度信号処理時と色信号処理
時とで、それぞれどのような処理に供されるかを対比さ
せて示したものである。また、第12図に示した例では
、色信号を圧縮して非映像期間に処理するようにしたが
、これは輝度信号を圧縮して非映像期間に処理するよう
にしてもよいことはもちろんである。
なお、この発明は上記各実施例に限定されるものではな
く、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施することができる。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、DSPを利用し
て信号処理回路を構成し、DSPに与えるプログラムを
変更して複数の信号処理を実行させることにより、回路
規模を増大させることなく多くの機能を付加することが
できる極めて良好な画像再生装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る画像再生装置の一実施例を示す
ブロック構成図、第2図は同実施例に用いられるDSP
の演算処理期間を説明するための図、第3図は同DSP
の概略を説明するための図、第4図は同pSPの内部構
造を示すブロック構成図、第5図及び第6図はそれぞれ
DSPに与えるプログラムの切換手段を示すブロック構
成図及びその動作を説明するだめのタイミング図、第7
図及び第8図はそれぞれDSPによるゴーストキャンセ
ル処理及び映像信号処理を概念的に示すブロック構成図
、第9図はゴーストキャンセル処理及び映像信号処理を
行なう場合に各DSPがどのような処理に供されるかを
対比させて示した図、第10図及び第11図はそれぞれ
DSPに与えるプログラムの切換手段の他の例を示すブ
ロック構成図及びその動作を説明するためのタイミング
図、第12図はこの発明の他の実施例を示すブロック構
成図、第13図は同地の実施例の動作を説明するための
図、第14図は同地の実施例におけるDSPによる輝度
信号処理及び色信号処理を概念的に示すブロック構成図
、第15図は輝度信号処理及び色信号処理を行なう場合
に各DSPがどのような処理に供されるかを対比させて
示した図、第16図は従来の画像再生装置を示すブロッ
ク構成図、°第17・図は同従来装置のトランスバーサ
ルフィルタの構造を示すブロック構成図、第18図は同
従来装置のゴーストキャンセル処理を説明するためのフ
ローチャート、第19図は同ゴーストキャンセル処理の
ためのOCR信号の検出を説明するための図、第20図
は同ゴーストキャンセル処理の動作を説明するための波
形図である。 11・・・アンテナ、12・・・選局部、13・・・中
間周波処理回路、14・・・音声中間周波増幅検波回路
、15・・・A/D変換回路、16・・・音声信号処理
回路、17・・・D/A変換回路、18・・・ドライブ
回路、19・・・スピーカ、20・・・A/D変換回路
、21・・・ゴーストキャンセルブロック、22・・・
輝度信号処理回路、23・・・色信号処理回路、24・
・・同期分離回路、25・・・マトリクス回路、26・
・・D/A変換回路、27・・・ドライブ回路、2 訃
= CRT 。 29・・・偏向処理回路、30・・・CPU、31・・
・プログラムROM、32・・・演算RAM、33・・
・インターフェース回路、34・・・トランスバーサル
フィルタ、35・・・入力波形メモリ、36・・・イン
ターフェース回路、37・・・出力波形メモリ、38・
・・演算器、39・・・基準波形ROM、40・・・D
SP信号処理回路、41・・・インターフェース回路、
42・・・制御信号発生回路、43・・・入力ボート、
44.45・・・セレクタ、46・・スイッチ回路、4
7・・・演算器、48・・・演算用データメモリ、49
.50・・・スイッチ、51・出力ボート、52・・・
プログラムメモリ、53・・・プログラムデコーダ、5
4・・・プログラムカウンタ、55・・・スイッチ、5
5・・・ノット回路、57・・・波形取り込みOCR検
出ブロック、58・・・メモリ、59・・・波形取り込
みOCR検出ブロック、60・・・メモリ、61.62
・・・差分演算ブロック、63・・・ピーク検出ブロッ
ク、64・・・誤差検出ブロック、65・・・相関演算
ブロック、66・・・乗算ブロック、67・・・減算ブ
ロック、68・・・係数メモリ、69・・・輝度分離ブ
ロック、70・・・色分離ブロック、71・・・輪郭補
正ブロック、72・・・コントラスト制御ブロック、7
3・・・色復調ブロック、74・・・色副搬送波再生ブ
ロック、75・・・マトリクスブロック、76・・・ス
イッチ、77.78・・・スタックレジスタ、79・・
・スイッチ、80・・・DSPセレクト信号発生回路、
81・・・ゲート、82.83・・・プログラムメモリ
、84・・・アドレス発生器、85・・・クロック発生
回路、86.87・・・メモリ、88・・・1H遅延回
路、89・・・制御信号発生回路、90・・・アドレス
カウンタ、91・・・クロック発生回路、92・・・ス
イッチ、93・・・輝度分離回路、94・・・輪郭補正
回路、95・・・コントラスト調整回路、96・・・マ
トリクス回路、97・・・色分離回路、98・・・色復
調回路、99・・・色相調整回路。 第 図 区 Cつ 第 5 図 第 15 図 薪17 図 第 8 図 SGC「−一一一1−−1 第 9 図 第 0 図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力映像信号をデジタル化して複数系統の信号処
    理を施す画像再生装置において、前記デジタル化された
    映像信号を複数のDSPを組み合わせて構成されるDS
    P信号処理回路に導き、この複数のDSPに与えるプロ
    グラムを前記映像信号の伝送タイミングに基づいて時分
    割的に切換えることにより、前記DSP信号処理回路に
    複数系統の信号処理を行なわせるように構成してなるこ
    とを特徴とする画像再生装置。
  2. (2)前記DSPに与えるプログラムを切換える手段は
    、前記DSPに内蔵されたプログラムメモリに複数系統
    の信号処理に対応する複数のプログラムをエリア別に記
    憶させておき、前記プログラムメモリのエリアをアドレ
    ス指定するように構成してなることを特徴とする請求項
    1記載の画像再生装置。
  3. (3)前記DSPに与えるプログラムを切換える手段は
    、前記DSPに外付けされ複数系統の信号処理に対応す
    る複数のプログラムが記憶されたメモリから、所望のプ
    ログラムを前記DSPに内蔵されたプログラムメモリに
    取り込むように構成してなることを特徴とする請求項1
    記載の画像再生装置。
  4. (4)前記DSPに与えるプログラムを切換える手段は
    、前記映像信号の映像期間と帰線消去期間とで、それぞ
    れ異なる系統の信号処理に対応する第1及び第2のプロ
    グラムを、前記DSPに与えるように構成してなること
    を特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の画像再生
    装置。
  5. (5)前記第1及び第2のプログラムは、それぞれ映像
    信号処理及びゴーストキャンセル処理に対応したもので
    あることを特徴とする請求項4記載の画像再生装置。
  6. (6)前記第1及び第2のプログラムは、それぞれ輝度
    信号処理及び色信号処理に対応したものであることを特
    徴とする請求項4記載の画像再生装置。
JP2084628A 1990-03-30 1990-03-30 画像再生装置 Pending JPH03283976A (ja)

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