JP2872269B2 - 標準/高品位テレビジョン受信装置 - Google Patents

標準/高品位テレビジョン受信装置

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JP2872269B2
JP2872269B2 JP1121506A JP12150689A JP2872269B2 JP 2872269 B2 JP2872269 B2 JP 2872269B2 JP 1121506 A JP1121506 A JP 1121506A JP 12150689 A JP12150689 A JP 12150689A JP 2872269 B2 JP2872269 B2 JP 2872269B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、標準テレビジョン信号と高品位テレビジョ
ン信号の2方式のテレビジョン信号を受信可能な装置で
あって、5:3または16:9のアスペクト比を持つ表示器を
持つ標準/高品位テレビジョン受信装置の処理方法と回
路に関する。
〔従来の技術〕
テレビジョン受像機の高画質化の要求に対応して、新
しい高品位テレビが近年開発されつつある。この高品位
テレビは、日本放送協会(NHK)が世界に先駆けて提案
したもので、画面のアスペクト比が16:9(または5:
3),走査線数が1125本と、現行の標準テレビ方式(ア
スペクト比4:3,走査線数525本)とは異なった方式とな
っている。
この高品位テレビジョンの伝送方式として、放送衛星
を用いて帯域圧縮した信号を伝送するハイビジョン衛星
伝送方式(以下、この伝送方式をMUSEと略称する。)が
開発されている。このMUSEの原理、信号形式、受信装置
の概略構成については、「二宮ほか、『MUSE方式の開
発』、NHK技術研究誌、第39巻第2号;pp18-53、(198
7)」や、「二宮ほか、『ハイビジョン衛星伝送方式−M
USE−』、テレビジョン学会誌Vol.42,No.5、pp.468-47
7、(1988)」に示されている。このような高品位テレ
ビ放送が始まると、受信装置としては、従来の標準テレ
ビジョン信号と、MUSE信号との2方式の信号を受信可能
となる必要がある。こうした要求に対し、これまでいく
つかの処理方式が考案されてきた。例えば、高品位テレ
ビジョン方式と標準テレビジョン方式との変換方式につ
いて示す特開昭59-70369号、特開昭59-104866号、アス
ペクト比の違いを解消する方法を示す特開昭61-206380
号、61-206381号、63-26172号、63-263783号、両テレビ
ジョン方式の処理に用いる画像メモリを共用する特開昭
62-206977号、記録再生装置と受信装置の信号授受をデ
ィジタル信号の状態で行なう特開昭63-67984号などを挙
げることができる。
また、最近では、4:3のアスペクト比を持った現行の
受信装置で、上記MUSE方式で伝送された画像信号を表示
させるような信号変換装置も開発されている。しかし、
16:9のアスペクト比の画面を4:3のアスペクト画面に入
れるため、画面の左右を切り捨てて表示したり、画面の
上下に無信号期間を付加して表示することとなり、前者
は画面の左右の情報が欠落し、後者では垂直解像度を約
3割近くに大幅に低下させる欠点を持っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、MUSE方式で伝送される映像信号の再
生には、画像の動きの有無によって動画処理と静止画処
理とを切り換えて用いるといったように、複雑なデコー
ド処理を行なうため、処理回路の規模が大きいという問
題があった。また高品位テレビジョン方式に対応した1
6:9(または5:3)のアスペクト比を持つ表示装置を備え
たテレビジョン受像機と、既存の記録再生装置との関係
が配慮されておらず、MUSE方式で伝送される画像信号に
対しては新たな専用の記録再生装置(例えばVTR)を備
えなければならないという問題があった。
本発明の目的は、上記間題点を解消し、16:9(または
5:3)のアスペクト比を持つ表示装置を備えた回路規模
の小さな簡易型の標準/高品位テレビジョン受信装置を
提供することにある。
また、本発明の他の目的は、既存の記録再生装置で、
MUSE方式で伝送された映像信号を記録再生可能にする標
準/高品位テレビジョン受信装置の処理方法と回路とを
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明では、標準テレビ
ジョン信号と高品位テレビジョン信号の2方式のテレビ
ジョン信号を受信可能な装置において、16:9(または5:
3)のアスペクト比を持つ標準テレビジョン信号の表示
装置と、高品位テレビジョン信号のアスペクト比を持ち
垂直解像度が半分の標準テレビジョン信号に前記高品位
テレビジョン信号を変換する走査方式変換手段と、標準
テレビジョン信号を高品位テレビジョン信号のアスペク
ト比を持つ表示装置に合致するようアスペクト比を変換
するアスペクト比変換手段と、上記走査方式変換手段の
出力信号と上記アスペクト比変換手段の出力信号とを切
り換えて上記表示装置に出力する標準/高品位信号切換
手段とを備えたものである。
また、上記他の目的を達成するために、上記走査方式
変換手段の出力信号を、標準テレビジョン信号の輝度信
号と色信号にエンコードするエンコード手段と、前記エ
ンコード手段の出力信号を出力する出力端子と、標準テ
レビジョン信号の輝度信号と色信号とを独立に入力可能
な入力端子と、前記入力端子から入力される高品位テレ
ビジョン信号と同様なアスペクト比を持つ標準テレビジ
ョン信号を、アスペクト比の変換を行わずに標準/高品
位信号切換手段に供給するためのアスペクト比選択手段
を備えたものである。
〔作用〕
上記走査方式変換回路は、1125本のインタレース走査
の16:9のアスペクト比を持つ映像信号を、動画処理のみ
で525本のインタレース走査の16:9のアスペクト比を持
つ映像信号に変換する。また、上記アスペクト比変換回
路は、4:3のアスペクト比を持つ映像信号の時間軸を圧
縮し左右に無信号領域を付加して、16:9のアスペクト比
を持つ映像信号に変換する。変換された2つの映像信号
は、標準/高品位信号切換手段によって一方が選択され
て、16:9のアスペクト比を持つ表示装置に供給される。
それによって、簡単な回路規模で、高品位テレビジョン
方式で伝送された画像を16:9のアスペクト比の画像とし
て再現でき、また、標準テレビジョン方式で伝送された
画像も16:9のアスペクト比を持つ表示装置の一部に表示
可能となる。
また、上記走査方式変換回路が高品位テレビジョン方
式で伝送された映像信号を525本のインタレース走査の
映像信号に変換するため、この出力信号をエンコード手
段によって標準テレビジョン信号の輝度信号と色信号に
エンコードして出力端子に出力することによって、既存
のVTRなど映像記録再生装置に記録することができるよ
うになる。また、再生した映像信号に対しては、入力端
子を設け、上記アスペクト比選択手段によって標準テレ
ビジョン信号でもアスペクト比の変換を行わず16:9のア
スペクト比を持つ表示装置に供給することで、再生可能
となる。ここで、輝度信号と色信号とを分離して記録再
生するセパレート映像信号タイプのVTRでは、輝度信号
の周波数特性が約5MHz以上の帯域を持っている。このた
め、高品位テレビジョン方式の映像信号を標準テレビジ
ョン方式の映像信号に変換して記録再生しても、標準テ
レビジョン信号に換算して約3.8MHz以上の周波数帯域を
持つこととなり、家庭用としては十分な性能を実現でき
ることとなる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面を用いて詳細に説明する。第1図
は、本発明の一実施例を示す図である。第1図におい
て、101はU・VHF用のアンテナ、102はアンテナ101から
入力される高周波の標準テレビジョン信号を低域の映像
信号に変換するU・VHFチューナ、103はBSアンテナ、10
4はBSチューナ、105は映像信号入力端子、106は映像信
号切換回路、107は映像信号の輝度信号(Y)と色信号
(C)とを分離するY/C分離回路、108はY/C分離回路107
で分離した輝度信号と色信号とを出力する出力端子、10
9は輝度信号と色信号との分離タイプの入力端子、110は
出力端子108と入力端子109と映像信号を授受する記録再
生装置(VTR)、111は映像信号の入力選択の為の入力選
択切換回路、112は輝度信号と色信号からRGB色信号や水
平同期信号(HD)や垂直同期信号(VD)を再生する色信
号・同期再生回路である。これらの構成は、従来のテレ
ビジョン受像装置と同一の構成であり、詳細な動作説明
は省略する。また、113は、16:9のアスペクト比を持っ
表示装置、114は表示装置113の偏向回路、115は色信号
・同期再生回路112で再生された映像信号が4:3のアスペ
クト比を持つ場合に16:9のアスペクト比の映像信号に変
換するアスペクト比変換回路、116は入力する映像信号
の持つアスペクト比によって切り換えるアスペクト比選
択回路、117は標準テレビジョン信号と高品位テレビジ
ョン信号との切換を行なう標準/高品位信号切換回路、
118は高品位テレビジョン信号を16:9のアスペクト比を
保ったままで標準テレビジョン信号の走査方式に変換す
る走査方式変換回路、119は走査方式変換回路118の出力
信号から標準テレビジョン信号の輝度信号と色信号とを
エンコードするエンコード回路、120は前記エンコード
回路119の出力信号を出力する出力端子、121は切換制御
回路である。
また、第2図には、表示画面の一例を示し、第3図に
は走査方式変換回路118で実施される走査方式変換の一
例を示す。以下、第2図,第3図を用いて、第1図の回
路動作を説明する。
まず、標準/高品位信号切換回路117が切換制御回路1
21によって標準信号側(a側)を選択している場合を考
える。アンテナ101または、BSアンテナ103に入力する高
周波のテレビジョン信号は、それぞれのチューナ102,10
4を経由して、映像信号切換回路106で選択され、Y/C分
離回路107、入力選択切換回路111、色信号・同期再生回
路112を経て、通常の受像機と同様TGB色信号や同期信号
となる。このRGB色信号や同期信号は、アスペクト比変
換回路115に入力され、水平方向の時間軸を圧縮され
て、左右に無信号レベルを付加される。アスペクト比変
換回路115の出力信号は、アスペクト比選択回路116、標
準/高品位信号切換回路117を経て、表示装置113へ供給
され、第2図(b)に示すような画像を再生する。すな
わち、16:9のアスペクト比を持つ画面の4:3の部分に画
像を再現することとなる。
次に、標準/高品位信号切換回路117が高品位信号側
(b側)を選択している場合を考える。BSチューナ104
で再生されたMUSE方式ベースバンド信号は、走査方式変
換回路118へ入力される。走査方式変換回路118ては、第
3図に示すように垂直走査線数1125本のインタレース走
査の到来信号を、525本のインタレース走査のRGB色信号
とそれに合致する同期信号(HD,VD)に変換して、標準
/高品位信号切換回路117に供給する。この時、垂直走
査線数を約半分にして垂直解像度を低下させたと同様
に、水平解像度についてもそれに見合うだけ低下させて
も画の自然さは失なわれない。従って、MUSE方式の信号
のデコード処理を動画処理のみに限定して、走査変換と
同時に簡単に行うことができる。標準/高品位信号切換
回路117に入力された変換後の映像信号は、表示装置113
に供給され、第2図(a)に示すように、16:9のアスペ
クト比いっぱいに画像を再現する。
次に、記録再生装置110と、本発明の装置との信号授
受について考える。4:3のアスペクト比を持つ画像の記
録再生については、とりたてて説明する必要もないであ
ろう。したがって、ここどは、16:9のアスペクト比を持
つ高品位テレビジョン信号を、そのままのアスペクト比
で標準テレビジョン信号に変換し、これを記録再生する
回路構成について述べる。
BSチューナ104で再生されたMUSE方式ベースバンド信
号は、走査方式変換回路118で標準テレビジョン信号の
走査方式に変換されるため、エンコード回路119を経由
させるだけで、出力端子120に記録再生装置110で記録可
能な映像信号として出力することができる。この出力端
子120から出力される映像信号(Y,C)は16:9のアスペク
ト比を持つ映像信号のため、記録再生装置110で記録再
生して入力端子109から入力する場合には、アスペクト
比変換回路115によってアスペクト比の変換を行うと画
面の横方向に縮まった画として再生されることとなる。
これを妨ぐために、アスペクト比選択回路116を設け、
色信号・同期再生回路112から再生されたRGB色信号や同
期信号をそのまま標準/高品位信号切換回路117に供給
できるようにしている。この構成によって、入力端子10
9から入力される映像信号を、第2図(a)のように、
水平方向いっぱいに表示することが可能となる。
このように、第1図の構成によって、16:9(または、
5:3)のアスペクト比を持つ表示装置を備えた回路規模
の小さな標準/高品位テレビジョン受信装置を提供する
ことができる。また、既存の記録再生装置で、MUSE方式
で伝送された映像信号を記録再生可能にできる。
次に、第1図の回路の主要な回路構成についてより詳
細に説明する。
第4図は、第1図のアスペクト比変換回路115のより
詳細な構成の一例を示す図であり、第5図は第4図の主
要箇所の信号波形例である。アスペクト比変換回路115
の動作は、基本的には速度変換であるが、水平同期信号
の周期は同一のままで、映像信号のみを水平方向に圧縮
し、余った部分に固定レベルを挿入する働きをする。第
4図において、401,402,403はRGB色信号の入力端子、40
4は水平同期信号(HD)の入力端子、405,406,407はRGB
色信号をそれぞれ記憶するためのラインメモリ、408〜4
11はラインメモリ405,406,407の制御信号を入力する入
力端子、412は輝度信号の余った部分の固定レベルを発
生するレベル発生回路、413は、ラインメモリ405,406,4
07の出力信号とレベル発生回路412の出力信号とを切り
換える切換回路、414は切換回路413の切り換えの制御信
号を入力する入力端子、415はアスペクト比変換の為に
ずれた映像信号位置に合致するよう同期信号もずらす為
の同期遅延回路、416,417,418はRGB色信号の出力端子、
419は同期信号の出力端子である。また、ラインメモリ4
05,406,407の制御信号の入力端子408には書き込みクロ
ックを、409には書き込みリセットを、410には読み出し
リセットを、411には読み出しクロックをそれぞれ供給
するものとする。
ラインメモリ405とその他のラインメモリ406,407は同
一制御信号で動作する同一構成のメモリであるため、ラ
インメモリ405を例にとって説明する。入力端子401に
は、第5図(a)に示すようなメモリ入力映像信号が入
力され、入力端子409に入力される第5図(b)に示す
ような書き込みリセット(WRES)信号を基準にして、入
力端子408より入力される書き込みクロックでラインメ
モリ405に書き込まれる。入力端子411には、入力端子40
8の書き込みクロックのほぼ1.3倍(アスペクト比の違い
に相当)の周波数を持つ読み出しクロックが供給され、
第5図(c)の読み出しリセット(RRES)信号を基準に
して、第5図(d)のようなメモリ読み出し信号を出力
する。この出力信号を、切換回路のa入力に供給し、も
う一方のb入力にはレベル発生回路412からの信号を供
給し、これを入力端子414から入力する第5図(e)の
ような切換制御信号で切り換える事により、第5図
(f)のような圧縮された映像信号を出力端子416に得
る。出力端子417,418も同様である。また、入力端子404
には水平同期信号が入力され、同期遅延回路415で、上
記映像信号に適合するよう同期信号を遅延させて、出力
端子419に出力する。出力端子416〜419の信号、および
垂直同期信号を表示装置113と偏向回路114に供給するこ
とで、第2図(b)のような表示画面を再生できる。
第4図において、ラインメモリ405,406,407のメモリ
容量は、同期遅延回路415を設けることによって、通
常、2ライン分のメモリ容量を必要とするところを、1
ライン分のメモリ容量で実現することができる。
次に走査方式変換回路118について説明する。
第6図は、第1図の走査方式変換回路118のより詳細
な構成の一例を示す図である。第6図において、201はM
USE方式の映像信号の入力端子、202はA/D変換回路、203
はディエンファシス回路、204はMUSE同期・クロック再
生回路である。また、205はMUSE方式の映像信号を標準
テレビジョン方式の同期信号に合致させるTCIデコード
・速度変換回路、206はオフセットサンプリングや色線
順次化されたMUSE信号をフィールド内の処理によってRG
B色信号に変換するフィールド内映像信号処理回路、207
はRGB色信号の出力端子、208はMUSE同期・クロック再生
回路204で再生する同期信号やクロックを用いてNTSCに
適合する同期信号やクロックを再生するNTSC同期・クロ
ック再生回路、209は水平同期信号(HD)の出力端子、2
10は垂直同期信号(VD)の出力端子である。さらに、フ
ィールド内映像信号処理回路206において、211と212は
フィールド内内挿回路、213は色信号の線順次多重信号
を復元する線順次デコード回路、214と215はそれぞれ輝
度信号と色差信号の為の帰線消去期間ゲート回路、216
はRGBマトリクス回路である。
本回路構成の特徴は、MUSE方式で伝送された映像信号
を、NTSC方式の映像信号の画質に比較して、多少優れた
所となる程度に本来のMUSE信号の持つ最高の画質に対す
る劣化を許容し、簡単な構成でNTSCの同期に適合する1
6:9のアスペクト比の画像を再現させることにある。
第6図において、MUSE方式で伝送された映像信号は、
入力端子201からA/D変換回路202に供給され、MUSE同期
・クロック再生回路204で再生される16.2MHzの伝送クロ
ックと同一のクロックでA/D変換される。ディジタル信
号に変換された映像信号は、一方はディエンファシス回
路203に供給されてディエンファシス処理が行われ、も
う一方はMUSE同期・クロック再生回路208に供給されて
同期やクロック再生に用いられる。さらに、このほか、
図示せざる音声信号処理回路にも供給されるが、本発明
とは関係が薄いため説明を省略する。次に、ディエンフ
ァシス回路203の出力信号は、TCIデコード・速度変換回
路205に供給されて、MUSE同期・クロック再生回路204と
NTSC同期・クロック再生回路208で再生される同期・ク
ロック再生信号を用いて、NTSCの同期に対応した輝度信
号と色差信号に分離される。この信号は、フィールド内
映像信号処理回路206に入力され、内挿処理や線順次デ
コード処理などが行われ、RGB色信号として出力端子207
に出力される。一方、出力端子209と210には、NTSC同期
・クロック再生回路で再生された同期信号が出力され、
第1図の表示装置113に画像を再生可能にしている。
第6図において、TCIデコード・速度変換回路205とフ
ィールド内映像信号処理回路206とは、いずれもフィー
ルド内の映像信号処理であり、本来のMUSE方式の信号デ
コード処理に比べて、大幅に回路を簡略化できる。とい
うのも、本来のMUSE方式の信号デコード処理には、フレ
ームメモリを用いる動き検出回路や、より高い周波数を
再現するためにフィールド間内挿回路やフレーム間内挿
回路といった大規模な信号処理回路を必要とするからで
ある。
第7図に、上記TCIデコード・速度変換回路205の更に
詳細な回路構成の一例を示す。また、第8図に、第7図
の主要な信号波形を示す。
第7図に示すTCIデコード・速度変換回路の動作は、
輝度信号のほぼ1フィールドに相当する容量のバッファ
メモリと、色差信号のほぼ1フィールドに相当する容量
のバッファメモリに、それぞれMUSE方式で伝送される映
像信号の輝度信号と色差信号とを間欠的に記憶し、NTSC
の同期で同時に読み出すし、NTSCの映像信号に相当する
出力を得ることである。
第7図において、301は入力端子、302,303は輝度信号
用のバッファメモリ、304,305は色差信号用のバッファ
メモリ、306〜309は出力端子、310〜313はバッファメモ
リ302〜305の書き込みクロックを発生するための論理積
回路、314,315は同読み出しクロックを発生するための
論理積回路、316は水平周期毎にハイレベルとローレベ
ルを繰り返す2水平周期パルス(HP)を反転するための
インバータ回路、317〜324はバッファメモリ302〜305の
制御信号の入力端子である。
以下、動作を説明する。入力端子301から入力される
第8図(a)に示すようなMUSE方式による映像信号は、
バッファメモリ302,303に輝度信号(Y)が、バッファ
メモリ304,305には色差信号(R−Y,B−Y)がそれぞれ
記憶される。入力端子317には、MUSE方式の伝送クロッ
ク(CLK)である16.2MHzのクロック信号が入力され、入
力端子318には第8図(c)に示すような輝度信号位置
を示すパルス(YEN)が入力され、入力端子319には上述
のように2水平周期パルス(HP)が入力され、入力端子
320には第8図(b)に示すような色差信号位置を示す
パルス(CEN)が入力される。論理積回路310〜313およ
びインバータ回路316によって、入力端子317〜320に入
力された信号が組み合わされ、バッファメモリ302〜305
の書き込みクロックが作成される。バッファメモリ302
と303は、輝度信号部分を1水平走査周期(1/33.75KH
z)毎に記憶する。また、バッファメモリ304と305は色
差信号部分を同様に記憶する。バッファメモリ304には
色差信号R−Yを、バッファメモリ305には色差信号B
−Yを、それぞれ記憶する。一方、記憶された映像信号
は、バッファメモリ302〜305から同時に読み出されて出
力端子306〜309に供給される。読み出しの為の制御信号
を作成する回路が、論理積回路314,315である。入力端
子321には1フィールドに1回、垂直帰線期間にバッフ
ァメモリ302〜305の書き込みアドレスと読み出しアドレ
スを初期化するためにフィールドパルス(VD)が入力さ
れ、入力端子324には第8図(d)に示すようなNTSC同
期に対応した水平走査周期(1/15.75KHz)の読み出しゲ
ートパルス(YCEN)が入力される。また、入力端子323
には輝度信号の読み出しクロック(YCK)として7.0875M
Hzの信号が入力され、入力端子322には色信号の読み出
しクロック(CCK)として1.771875MHzの信号が入力され
る。これらのクロックは、読み出しゲートパルス(YC
N)で、論理積回路314,315によってゲートされてバッフ
ァメモリ302〜305に供給される。従って、バッファメモ
リ302〜305からは、第8図(e)で示すような出力信号
が読み出される。色差信号R−Y,B−Yの読み出しクロ
ックCCKは、輝度信号Yの読み出しクロックYCKに比較し
て、4分の1の周波数の為、輝度4画素について色差1
画素の割で読み出される。こうして、MUSE方式で伝送さ
れた映像信号を、NTSCの同期に対応して読み出し、TCI
デコードと速度変換を同時に実現することができる。な
お、この後に続くフィールド内映像信号処理回路206
が、輝度信号と色差信号を垂直方向にずらした形で用い
る場合には、入力端子324に入力するパルスをそれぞれ
独立に用いれば良い。
ここで、NTSC信号を再生するためのクロック発生回路
について説明する。第9図は、NTSC同期・クロック再生
回路208の一例を示す図である。第9図において、501は
クロック信号(CLK)の入力端子、502はフレーム周期に
1回到来するフレームパルス(FPP)の入力端子、503は
輝度信号のサブサンプル位相制御信号の入力端子、504
は色差信号のサブサンプル位相制御信号の入力端子であ
り、これらの信号は第6図MUSE同期・クロック再生回路
204でMUSE方式で伝送される映像信号を用いて再生され
供給される。また、505はMUSEの伝送クロック周波数に
対して7/8倍のクロック信号(14.175MHz)を発生するPL
L回路、506は900分周する水平カウンタ、507は262分周
する垂直カウンタ、508は2分周のフィールドカウン
タ、509は水平パルスデコーダ、510は垂直パルスデコー
ダ、511〜514は排他的論理和回路、515,516は論理積回
路、517〜526は出力端子、527はサブサンプル位相決定
回路である。MUSE方式の伝送クロックからNTSC方式のク
ロックを再生するためには、その周波数の決定にあたっ
て下記の条件を満足する必要がある。
(1) 必要な輝度信号帯域を再生できること。
(2) 水平周期の整数倍であること。
(3) インタレース走査の同期を再生できること。
(4) MUSE方式で伝送される有効表示領域がNTSC方式
に変換した後でも適正な有効表示領域を持つこと。
(5) MUSEの伝送クロックと簡単な整数比関係で発生
できること。
これらの条件の(1),(3),(5)を満たす周波
数の例を第10図に示す。12MHzから15MHzの間に8種類の
周波数が存在し、それらについて、伝送クロックとの関
係、水平走査周波数(fH)、水平画素数、1フィール
ド当リの走査線数、MUSE方式で伝送される画素が水平走
査に占める映像の割合をそれぞれ示す。この結果、残さ
れた条件、(3),(4)に適合する周波数は14.175MH
zと13.608MHzのみである。これら2つの周波数の比較で
は、有効映像期間の割合がより適正な14.175MHzが優れ
ている。そこで、第9図PLL回路505に示すように、入力
したクロックを7/8分周することによってNTSC同期の為
の基準クロック(CK)を得ることができる。このクロッ
クは、出力端子512に出力され、フィールド内映像信号
処理回路206に供給され、各種信号処理に用いられる。
NTSC同期とクロック再生の為に、水平カウンタ506で9
00分周し、この出力を水平パルスデコード回路509に供
給して各種水平パルスを得る。また、垂直カウンタ507
で水平パルスを262分周し、さらにフィールドカウンタ5
08で2分周してフレーム周期のカウンタを形成しこれら
の出力を垂直パルスデコード回路510に供給して各種垂
直周期のパルスを得る。また、垂直パルスデコード回路
510には、水平パルスデコード回路509の出力も供給さ
れ、例えば、垂直同期信号の作成等に役立てられる。入
力端子503,504には、サブサンプル位相の制御信号が入
力され、サブサンプル位相決定回路527を経て、Yサブ
サンプルクロック(YSS)、Cサブサンプルクロック(C
SS)をそれぞれ出力端子519,518に出力する。論理積回
路515,516は、水平パルスと垂直パルスの合成に用いら
れ、論理積515は表示期間を示すパルス(YCEN)、論理
積516は帰線期間を示すパルス(BLK)を作成し、それぞ
れ出力端子524,525へ出力する。上記説明以外の出力端
子に出力される信号は、いずれも、フィールド内映像信
号処理回路206で用いられるものである。
次にフィールド内映像処理回路206の特徴ついて簡単
に説明する。この回路は、TCIデコード・速度変換回路2
05よりNTSC同期で読み出される映像信号を、フィールド
内内挿しRGB色信号を再生する回路である。本来のMUSE
方式の伝送クロックである。16.2MHzより低い7.0875MHz
で信号処理できる為、回路規模、発熱、消費電力の点で
有利である。
フィールド内映像信号処理回路206において、211,212
はフィールド内内挿回路、213は線順次デコード回路、2
14,215は帰線消去、期間ゲート回路、216はRGBマトリク
ス回路である。TCIデコード・速度変換回路205で分離さ
れた輝度信号は、フィールド内内挿回路211に供給され
て内挿処理が行われ、更に帰線消去期間ゲート回路214
でブランキング期間をゲートされてRGBマトリクス回路2
16に供給される。また色差信号は、フィールド内内挿回
路212で内挿処理、線順次デコード回路213で色差信号R
−YとB−Yが再生され、帰線消去ゲート回路215でブ
ランキング期間をゲートされてRGBマトリクス回路216に
供給される。RGBマトリクス回路216は、輝度信号と色差
信号から、RGB色信号を作成し、出力端子207に出力す
る。
ここで、フィールド内内挿回路206の主要な回路構成
について説明する。第11図は、フイールド内内挿回路の
一例を示す図で、輝度信号の内挿処理を行うものとす
る。第11図において601,602は映像信号の入力端子、603
はサブサンプルクロックの入力端子、604〜606は2ライ
ンメモリ、607は切換回路、608〜612は低域通過フィル
タ(以下LPFと略す)、613は加算回路、614,615はクロ
ックの入力端子である。これまで説明した他の図との関
係で述べると、入力端子601,602には第7図出力端子30
6,307の映像信号が、入力端子603には第9図出力端子51
9の輝度信号のサブサンプルクロックが、入力端子614に
は第9図出力端子520の輝度信号用のクロックが、入力
端子615には第9図出力端子517のクロックがそれぞれ供
給される。入力端子601,602から入力された映像信号
は、2ラインメモリ604,605と2ラインメモリ606に供給
され、5走査線分の信号として切換回路607に供給され
る。切換回路607では、入力端子603から入力されるサブ
サンプルクロックに従って、到来する映像信号と零レベ
ルが交互に選択され、LPF608〜612に供給される。LPF60
8〜612は、入力端子615より供給される倍の周波数のク
ロックで動作する為、内挿フィルタとして動作する。こ
れらLPF608〜612の出力信号を加算回路613で加算処理
し、水平・垂直2次元方向の内挿処理をして、結果を出
力端子616に出力する。この回路構成では、5ライン分
の映像信号を用いてフィールド内内挿ができる。また、
2ラインメモリ604〜606は、遅延時間としては2ライン
分すなわち2×63.5μs必要であるが、メモリ容量とし
ては1ライン分すなわち374画素分あれば十分である。
また、第11図の回路構成は、色差信号のフィールド内内
挿回路212にも応用可能である。
第12図は、色差信号処理を行なう線順次デコード回路
213と帰線消去期間ゲート回路215の一例を示す図であ
る。第12図において、617は線順次多重された色差信号
の入力端子、618,619は1ラインメモリ、620は加算回
路、621は係数回路、622は色差信号R−Yの基準レベル
発生回路、623は色差信号B−Yの基準レベル発生回
路、624はライン毎に色差信号の選択を切り換える切り
換え回路、625は表示期間と帰線期間を切り換える切り
換え回路、626,627は色差信号の出力端子、628は第9図
の垂直カウンタ507の最下位ビットの出力信号(VO)に
相当するパルスの入力端子、629は第9図の出力端子525
の帰線期間パルスが入力される入力端子である。入力端
子617から入力する線順次色差信号は、1ラインメモリ6
18,619を経た信号と加算回路620で加算され、係数回路6
21で半分のレベルにされる。前記処理は、2ラインの平
均化処理にあたり、1ラインメモリ618の出力が色差信
号の一方、たとえばR−Y信号であるとすると、係数回
路621の出力は色差信号のもう一方、たとえばB−Y信
号となる。得られた色差信号は、ライン毎に交互に変化
するため、切り換え回路624で交互選択して切り換え回
路625に供給する。切り換え回路625では、得られた色差
信号と、基準レベル発生回路622,623の出力信号とを、
入力端子629から供給される帰線期間パルスを用いて切
リ換え帰線消去期間に一定レベルを付加する。基準レベ
ル発生回路622,623は、色差信号の基準値すなわち色差
信号をプラスマイナスの信号と考えると零レベルを出力
する簡単な回路である。この零レベルを若干変化させる
と、色差の基準が変化するため色相を変化させることも
可能である。
以上、第1図から第12図までを用いて、本発明による
標準/高品位テレビジョン受像機について詳細に説明し
たが、本発明はこの例に限ったものではない。
例えば、標準テレビジョン方式と高品位テレビジョン
方式の切り換えは、RGB色信号の状態で行ったが、ガン
マ特性の違いによる影響を無視して、輝度信号(Y)と
色差信号(R−Y,B−Y)の状態で切リ換えても良い。
また、走査方式変換回路の切換位置も特にRGB色信号
に限ったものではない。上述のように色差信号でも良け
れば、色差信号を色副搬送波で変調してしまった後でも
良い。第13図に、こうした例を示す。第13図は、本発明
の他の実施例を示す図で、説明の簡単化の為同期系は除
き映像信号系のみ記載している。第13図において、601
は高品位テレビジョン信号をそのままのアスペクト比で
垂直解像度が約半分の標準テレビジョン信号に変換する
走査方式変換回路、602,603は、輝度信号と色信号とを
それぞれ切り換える切り換え回路、604は色信号の復調
回路、605は4:3のアスペクト比の映像信号を16:9の画面
に映出可能とするアスペクト比変換回路、606は切り換
え回路602で切り換えた映像信号が、16:9のアスペクト
比を前提とした映像信号か4:3のアスペクト比を前提と
した映像信号かによってアスペクト比の選択を可能とす
るアスペクト比選択回路、607は輝度信号と色差信号か
らRGB色信号を再生するRGB再生回路である。その他の構
成で、第1図と同一構成には同一符号で記してある。本
構成の場合には、分離した輝度信号と色信号の状態で標
準テレビジョン方式と高品位テレビジョン方式の入力を
切り換えており、この動作を切り換え回路602,603が行
なう。また、アスペクト比の変換は輝度信号と色差信号
の状態で行っている。第13図の動作はこれまでの説明か
ら当該技術者なら容易に理解できるであろうから、詳細
な説明は省略する。本回路構成では、アスペクト比の変
換をRGB色信号の状態で行った場合より、変換に必要な
メモリ容量を小さくできる利点がある。というのも、RG
B色信号では3種類の信号とも広い帯域を必要とする
が、輝度信号と色差信号に分けている場合には色差信号
の必要周波数帯域を小さくできるからである。また、本
構成の場合、走査方式変換回路601を装置組み込みの場
合だけでなく、アダプタ形式としても販売でき経済的効
果が大きい。
また、アスペクト比変換回路115,605に、第7図のTCI
デコード速度変換回路と、第11図のフィールド内内挿回
路とを組み合わせて、画像の垂直方向にも拡大できる機
能を別に持つことができる。この場合には、従来放送で
映画を映す場合等、上下にブランキングの見えるような
画像に対しても16:9の表示装置いっぱいに表示できるよ
うな新しい機能を実現することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、16:9(または5:3)のアスペクト比
を持つ表示装置を備えた回路規模の小さな標準/高品位
受信装置を提供できるため、経済的である。
また、既存の記録再生装置を用いて、MUSE方式で伝送
された映像信号を記録し、再び16:9(または5:3)の表
示装置に再生できる為、利用者にとって非常に経済的で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図、
第3図は第1図の動作を説明するための模式図、第4
図、第6図は第1図の主要回路構成の一例を示すブロッ
ク図、第5図は第4図を説明するための信号波形図、第
7図は第6図の主要回路構成の一例を示すブロック図、
第8図は第7図を説明するための信号波形図、第9図は
クロック再生回路の一例を示すブロック図、第10図は周
波数諸元を示す図、第11図はフィールド内内挿回路の一
例を示すブロック図、第12図は線順次デコード回路を帰
線消去期間ゲート回路の例を示すブロック図、第13図は
本発明による受信装置の他の実施例のブロック図であ
る。 109……映像入力端子、111……映像切換回路、113……
表示装置、115……アスペクト比変換回路、116……アス
ペクト比選択回路、117……標準/高品位信号切換回
路、118……走査方式変換回路、119……エンコード回
路、120……映像出力端子。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−26174(JP,A) 特開 昭64−61186(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/01

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】標準テレビジョン信号と高品位テレビジョ
    ン信号の2方式のテレビジョン信号を受信可能な装置に
    おいて、ワイドアスペクト比を持つ標準テレジョン信号
    の表示装置と、高品位テレビジョン信号のアスペクト比
    を持ち垂直解像度が低下した標準テレビジョン信号に前
    記高品位テレビジョン信号を変換する走査方式変換手段
    と、標準テレビジョン信号を前記表示装置のアスペクト
    比に合致するようアスペクト比を変換するアスペクト比
    変換手段と、上記走査方式変換手段の出力信号と上記ア
    スペクト比変換手段の出力信号とを切り換えて上記表示
    装置に出力する切り換え手段を有することを特徴とする
    標準/高品位テレビジョン受信装置。
  2. 【請求項2】上記走査方式変換手段は、フィールド内の
    映像信号処理のみでRGB色信号を再生することを特徴と
    する請求項1記載の標準/高品位テレビジョン受信装
    置。
  3. 【請求項3】上記走査方式変換手段の出力信号を、標準
    テレビジョン信号の輝度信号と色信号とにエンコードす
    るエンコード手段と、前記エンコード手段の出力信号を
    出力する出力端子と、標準テレビジョン信号の輝度信号
    と色信号とを独立に入力可能な入力端子と、前記入力手
    段から入力される信号についてワイドアスペクト比を標
    準アスペクト比とのアスペクト比の選択を可能とするア
    スペクト比選択回路を設けたことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の標準/高品位テレビジョン受信装
    置。
  4. 【請求項4】上記走査方式変換手段に用いるクロック信
    号は、高品位テレビジョン伝送方式のクロック周波数の
    7/8倍の周波数であることを特徴とする請求項1,2又は3
    記載の標準/高品位テレビジョン受信装置。
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