JP4141477B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に与えるべき画像データを処理する画像処理装置に関し、より詳細にはフルカラーの画像とモノクロの画像とを形成可能な画像形成装置に与えるべき画像データを処理する画像処理装置に関する。
近年、複写機やプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は、カラーの画像を形成可能なものが多く、このようなディジタルカラー印刷装置等が急速に普及しつつある。このディジタルカラー印刷装置は、オフィスで現在使用されているディジタルモノクロ印刷装置に置き換わりつつある。
このような画像形成装置により、いわゆるプレゼンテーションソフトで作成されたカラードキュメントやディジタルカメラで撮影されたカラーの画像データ等をオフィスでも簡単に印刷できる。
しかし、白黒のみの文章や帳票出力、過去にモノクロデータとして電子ファイリングされたドキュメント等の印刷も必要であり、これらのドキュメントについても、ディジタルカラー印刷装置で印刷される。
このディジタルカラー印刷装置で白黒ページの印刷出力を行う場合、印刷コストおよび装置寿命の点から、印刷モードをカラーモードから白黒モード(モノクロモード)に切り替える必要がある。この切り換えは、画像形成装置に画像データを与える画像処理装置において、印刷前にドキュメントの各ページにおける属性(すなわちカラーページであるか白黒ページであるか)をまず判定し、判定された上記属性とドキュメントに対応する画像データとをカラー印刷装置へ送信することにより、ページ単位で行われる。また、このような画像処理装置の判定機能を内蔵するカラー印刷装置もある。
このようにカラーモードとモノクロモードとを切り換えて印刷する従来の画像処理装置としては、例えば印刷データに含まれるテキストデータまたはイメージデータの少なくとも一方を参照することにより、当該印刷データがカラー情報とモノクロ情報とのいずれに分類されるかを判定するカラーモノクロ分散印刷システムがある(特許文献1を参照)。
また従来より、CMYK4色でそれぞれ示される画素データを均等色素空間であるCIEXYZ空間およびCIELAB空間などに変換し、変換後の色差が一定値以上の場合にはカラー画像と判定し、色差が一定値以下の場合には白黒画像であると判定する画像処理装置が提案されている(特許文献2を参照)。
さらに従来より、画像を分割して得られる複数の部分画像である各バンドに含まれるオブジェクトデータをチェックし、当該バンドにカラーが含まれる場合には当該バンドはカラーであると判定し、当該バンドにカラーで描画すべきオブジェクトが含まれない場合には当該バンドはモノクロデータであると判定する画像データ生成装置が提案されている(特許文献3を参照)。
さらにまた従来より、パーソナルコンピュータ等のホスト装置から受け取ったプリンタコマンドを解析して所定の中間データに変換し、変換された中間データに基づいて生成されたRGB画像データにおける全てのピクセルについてカラーであるかモノクロであるかの判定(以下、「カラーモノクロ判定」という)を行い、この判定結果に基づきCMYK画像データ生成する情報処理装置が提案されている(特許文献4を参照)。
特開2004−70521号公報 特開2003−244452号公報 特開2002−44465号公報 特開2003−320715号公報
しかし、特許文献1に記載の従来のカラーモノクロ分散印刷システムでは、カラー判定基準をユーザにより設定可能とするものであって、カラーモノクロ判定を正確に行うための工夫はなされていない。
また、特許文献2に記載の従来の画像処理装置では、消費する画像メモリを最小限に抑えることはできるが、同様にカラーモノクロ判定を正確に行うための工夫はなされていない。
さらに、特許文献3に記載の従来の画像データ生成装置では、イメージデータを生成するための全体的な速度を向上することはできるが、やはり上記と同様にカラーモノクロ判定を正確に行うための工夫はなされていない。
この点、特許文献4に記載の従来の情報処理装置では、印刷用の中間データから生成される画像データの全ピクセルについてカラーモノクロ判定を行うことにより、カラーモノクロ判定を正確に行うことができる。しかし、全てのピクセルを判定対象にするため処理量が多くなり高速に処理することができない。また、この従来の情報処理装置では、上記判定結果に基づいて第2の画像データを生成するため、追加のメモリエリアが必要となり、さらに最終的な画像データを生成するための特別な回路またはソフトウェアによる特別な処理が必要となるので、高速に処理することができない。
そこで本発明の目的は、印刷のための画像データに対するカラーモノクロ判定を正確かつ高速に行うことができる画像処理装置を提供することである。
第1の発明は、所定の印刷用データを変換したビットマップデータに対応する画像を所定の画像形成装置に出力させる画像処理装置であって、
前記画像の属性を示す前記印刷用データから得られる属性データに基づき、前記画像がカラーであるかモノクロであるかを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段により判定されたデータを複数のバンドに分割し、該バンド毎に前記画像がカラーであると判定される場合、前記印刷用データに基づいてカラーのビットマップデータを生成し、前記第1の判定手段により前記画像がモノクロであると判定される場合、前記印刷用データに基づいてモノクロのビットマップデータを生成するビットマップデータ生成手段と、
前記ビットマップデータ生成手段により生成されるカラーのビットマップデータに基づき、バンド毎に前記画像がカラーであるかモノクロであるかを判定する第2の判定手段と、
前記ビットマップデータ生成手段により生成されるビットマップデータの一部を構成すべき複数のバンドデータを順に圧縮するデータ圧縮手段と、
前記ビットマップデータ生成手段により生成されるビットマップデータに基づき、前記第1および第2の判定手段による判定に基づいてカラーまたはモノクロのいずれかの画像を前記画像形成装置に出力させる印刷制御手段とを備え、
前記第2の判定手段は、前記複数のバンドデータについて1つずつ順に、前記データ圧縮手段により圧縮されたバンドデータの圧縮データサイズと、前記画像を示すデータが含まれないバンドデータを前記データ圧縮手段により圧縮した場合の予め記憶された圧縮データサイズと比較し、前記圧縮されたバンドデータの圧縮データサイズと前記予め記憶された圧縮データサイズとが一致するバンドデータについて、前記画像がカラーであるかモノクロであるかの判定を省略する画像処理装置を特徴とする。
第2の発明は、所定の印刷用データを変換したビットマップデータに対応する画像を所定の画像形成装置に出力させる画像処理方法であって、
前記画像の属性を示す前記印刷用データから得られる属性データに基づき、前記画像がカラーであるかモノクロであるかを判定する第1の判定ステップと、
前記第1の判定手段により判定されたデータを複数のバンドに分割し、該バンド毎に前記画像がカラーであると判定される場合、前記印刷用データに基づいてカラーのビットマップデータを生成し、前記第1の判定ステップにより前記画像がモノクロであると判定される場合、前記印刷用データに基づいてモノクロのビットマップデータを生成するビットマップデータ生成ステップと、
前記ビットマップデータ生成手段により生成されるカラーのビットマップデータに基づき、バンド毎に前記画像がカラーであるかモノクロであるかを判定する第2の判定ステップと、
前記ビットマップデータ生成手段により生成されるビットマップデータの一部を構成すべき複数のバンドデータを順に圧縮するデータ圧縮ステップと、
前記ビットマップデータ生成手段により生成されるビットマップデータに基づき、前記第1および第2の判定手段による判定に基づいてカラーまたはモノクロのいずれかの画像を前記画像形成装置に出力させる印刷制御ステップとを備え、
前記第2の判定ステップは、前記複数のバンドデータについて1つずつ順に、前記データ圧縮ステップにより圧縮されたバンドデータの圧縮データサイズと、前記画像を示すデータが含まれないバンドデータを前記データ圧縮手段により圧縮した場合の予め記憶された圧縮データサイズと比較し、前記圧縮されたバンドデータの圧縮データサイズと前記予め記憶された圧縮データサイズとが一致するバンドデータについて、前記画像がカラーであるかモノクロであるかの判定を省略する画像処理装置の制御方法を特徴とする。
第3の発明は、コンピュータに第2の発明の画像処理装置の制御方法を実行させるプログラムを提供する
発明によれば、まず第1の判定属性データに基づき画像がカラーであるかモノクロであるかが判定され、この第一の判定により画像がカラーであると判定される場合にカラーのビットマップデータが生成され、第2の判定画像がカラーであるかモノクロであるかが判定される。このことにより、カラーモノクロ判定を正確かつ高速に行うことができる。
さらに、第2の判定で、圧縮されたバンドデータの圧縮データサイズと、予め記憶された空白のバンドデータの圧縮データサイズとが比較され、これらが一致する場合にはカラーモノクロ判定が省略されるので、バンドデータが空白であることを簡易に判別することができ、かつその場合についてカラーデータが存在するか否かを判定するための(大量のデータの)処理が省略されるので、カラーモノクロ判定をさらに高速化することができる。
以下、本発明について添付図面を参照して説明する。
1は、本発明に係る画像形成装置(デジタル複合機)の構造を簡単に示す側面図である。この画像形成装置は、装置外部から与えられる画像データに基づき用紙Paに対してフルカラーまたはモノクロの画像を形成した用紙Pbを出力する。このため、本画像形成装置は、露光ユニット19と、感光体ドラム12a〜12dと、現像装置13a〜13dと、トナーカートリッジ23a〜23dと、画像を形成するための中間転写ベルト11、二次転写ローラ14、および一次転写ローラと、加熱ローラ(定着ローラとも言う)および加圧ローラからなる定着ユニット21と、用紙さばきローラ16と、排紙トレイ18とを備えている。なお、図1において、用紙の搬送路は一点鎖線で示されており、搬送ローラを含む所定のローラ等により用紙が搬送経路を導かれる構成であるが詳しい説明は省略する。
この画像形成装置は、ブラック(K)、並びに減法混色の3原色であるシアン(C)、マゼンタ(M)、およびイエロー(Y)からなる4色の各色相に対応した画像データに基づき画像形成を行う。例えば、画像形成装置には、ブラックの画像形成を行うため、感光体ドラム12a、現像装置13a、帯電ローラ、およびクリーニングユニットが備えられており、他の3色の画像形成を行うため、同様の構成(感光体ドラム12b〜12dおよび現像装置13b〜13d等)が備えられている。これらの構成要素は、中間転写ベルト11の移動方向に沿って図1に示されるように一列に配置されている。
帯電ローラは、像の担持体である感光体ドラム12a〜12dの表面を所定の電位になるよう均一に帯電させる接触方式の帯電器である。なお、本実施形態では帯電装置として上記帯電ローラを使用しているが、使用される帯電装置は上記帯電ローラに限定されるものではなく、例えばファーブラシ、磁気ブラシ、コロナワイヤーを使用するものや、ノコ歯状のもの、またはイオン発生装置等、感光体に対して所望の帯電電位を付与するものであれば使用可能である。
レーザビーム走査装置である露光ユニット19は、半導体レーザと、ポリゴンミラー15と、複数の反射ミラー等とを含んでおり、ブラック、シアン、マゼンタ、およびイエローの各色相に対応した画像データに基づき変調された4つのレーザビームのそれぞれを、対応する感光体ドラム12a〜12dの表面に照射する。このことにより、感光体ドラム12a〜12dの表面には、ブラック、シアン、マゼンタ、およびイエロー各色相に対応した画像データに基づく静電潜像が形成される。なお、上記半導体レーザに代えて、例えばELやLEDなどをアレイ状に配列した周知の書込みヘッドが使用されてもよい。
トナーカートリッジ23a〜23dは、現像装置13a〜12dの上部近傍に着脱自在に取り付けられており、ブラック、シアン、マゼンタ、またはイエローの色相に対応した現像剤であるトナーを貯留する。
現像装置13a〜13dは、静電潜像が形成された感光体ドラム12a〜12dの表面にトナーを供給し、静電潜像を現像剤像であるトナー像に顕像化する。具体的には現像装置13a〜13dは、上部に取り付けられたトナーカートリッジ23a〜23dの図示されない供給口から上記色相に対応したトナーを受けとり、このトナーにより感光体ドラム12a〜12dに形成された色相に対応した静電潜像をブラック、シアン、マゼンタ、またはイエローの色相に対応したトナー像に顕像化する。また、クリーニングユニット17は、現像および画像転写後における感光体ドラム12a〜12dの表面に残留したトナーを除去し回収する。
中間転写ベルト11は、厚さ100μm〜150μm程度のフィルムが無端状に形成された構造であって、駆動ローラと従動ローラとの間に張架されて図1に示されるようなループ状の移動経路を形成している。この中間転写ベルト11の外周面は、感光体ドラム12d、感光体ドラム12c、感光体ドラム12b、および感光体ドラム12aに対向しており、中間転写ベルト11はこれらの順番で各感光体ドラム12a〜12dに対向するよう回転する。この中間転写ベルト11を挟んで各感光体ドラム12a〜12dに対向する位置には、一次転写ローラが配置されている。これらの一次転写ローラは、直径8〜10mmの金属製(例えばステンレス製)の軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDMや発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルト11に対して均一に高電圧を印加することができる。なお、ここではローラ形状であるものとしたが、ブラシなどであってもよい。
フルカラー画像を形成する場合、この一次転写ローラには、感光体ドラム12a〜12dの表面に担持されたトナー像を中間転写ベルト11上に転写するために、トナーの帯電極性(−)と逆極性(+)の定電圧である一次転写バイアスが印加される。またこの一次転写ローラは、中間転写ベルト11の内周面に所定のニップ圧で圧接されている。このことによって、感光体ドラム12a〜12dに形成された各色相に対応するトナー像は中間転写ベルト11の外周面に順次重ねられるように転写され、中間転写ベルト11の外周面にフルカラーのトナー像が形成される。また、モノクロ画像を形成する場合には、ブラックの感光体ドラム12aに対向する位置に配置される一次転写ローラのみが帯電し、その他の感光体ドラム12b〜12dに対向する位置に配置される一次転写ローラは帯電せず、所定の離接機構により中間転写ベルト11から所定距離だけ離される。このことにより、中間転写ベルト11の外周面にはブラックのトナー像のみが形成される。
このように中間転写ベルト11の外周面に転写されたトナー像は、中間転写ベルト11の回転によって、二次転写ローラ14と対向する位置に搬送される。二次転写ローラ14は、画像形成時において、内周面が駆動ローラの周面に接触する中間転写ベルト11の外周面に所定のニップ圧で圧接されている。なお、このように圧接する場合、1対のローラの一方は金属等の硬質材料からなり、他方は弾性ゴムローラまたは発泡性樹脂ローラ等の弾性材料からなる。
用紙Paを収納する給紙カセットから用紙Paを一枚ずつ引き出す用紙さばきローラ16により給紙される用紙は、二次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間を通過する際に、トナーの帯電極性とは逆極性の高電圧を二次転写ローラ14によって印加される。これにより、中間転写ベルト11の外周面から用紙の表面にフルカラーまたはモノクロのトナー像が転写される。なお、中間転写ベルト11に付着したトナーのうち用紙上に転写されることなく中間転写ベルト11上に残存したトナーは、混色を防止するため、従動ローラに摺接するよう設けられるクリーニングブレードを含むクリーニングユニットによって回収される。
このフルカラーまたはモノクロ画像であるトナー像が転写された用紙は、定着ユニット21に導かれ、定着ユニット21を構成する加熱ローラと加圧ローラとの間を通過して加熱および加圧を受ける。なお、加熱ローラは、図示されない温度検出器からの信号に基づいて制御部によって所定の定着温度となるように設定されている。この定着ユニット21の動作によって、トナー像は、用紙の表面に堅牢に定着する。トナー像が定着した用紙Pbは、排紙ローラによって排紙トレイ18上に(印刷面を下側に向けて)排出される。
以上のような画像の形成動作は、図示されない電動モータやギヤなどを含む複数の駆動部と、これらの駆動部を制御する制御部とにより行われ、上記制御部の機能は、図示されないセンサや操作入力部などの情報を受け付けるマイクロコンピュータにより実現される。以下、この制御部の機能を含む本画像形成装置の機能的な構成について説明する。
2は、本発明に係る画像形成装置の機能的な構成を示すブロック図である。この図2に示される画像形成装置10は、外部のコンピュータ端末であるデータ処理装置2等から所定の通信回線を介して与えられる印刷用データを受け取り、受け取った印刷用データに応じた画像を所定の用紙上に出力する。
なお、上記印刷用データは、具体的には画像形成装置10において解釈可能なページ記述言語(PDL:Page Description Language)により記述されるデータを含むファイルである。また、画像形成装置10とデータ処理装置2とは、所定のケーブルやハブなどからなるLAN(Local Area Network)5により相互に通信可能に接続される。なお、このLAN5に代えて、WAN(Wide Area Network)やインターネットなど周知の相互通信網またはUSB(Universal Serial Bus)接続や各種パラレルインタフェースなどの通信接続手段が使用されてもよい。
この画像形成装置10は、CPU(Central Processing Unit )101、メモリ(半導体メモリ)102、および各種インタフェースなどにより構成されるプリンタコントローラ(基板)100と、液晶ディスプレイ等からなる表示装置とタッチパネルやボタンなどからなる入力装置とを含む操作表示部20と、ディスク状の磁気記憶媒体を含むハードディスク記憶装置(以下「ハードディスク」または「HDD」と略称する)30と、用紙に画像を形成して当該用紙を装置外へ排出するための画像形成部40とを備えている。
画像形成部40は、ビデオコントローラ115を介して印刷のためのビットマップデータを受け取り、対応する画像を所定の用紙上に形成する。なお、画像形成部40における画像形成機構の詳細な構成については図1を参照して前述したとおりである。
図2に示されるように、プリンタコントローラ100は、CPU101と、メモリ102と、操作表示部20との接続インタフェースである操作表示部インタフェース112と、ハードディスク30との接続インタフェースであるハードディスクインタフェース113と、後述するバンドデータを圧縮または伸張する圧縮伸張回路114と、画像形成部40との接続インタフェースであるビデオコントローラ115と、LAN5を介してデータ処理装置2との間で通信を行うネットワークインタフェース116とを備える。
なお、上記CPU101と、自由に読み書き可能なメモリであるRAM(Random Access Memory)と読み出し専用のメモリであるROM(Read Only Memory)からなるメモリ102と上記各種インタフェースとは、それぞれ所定のバス(メモリバス、システムバス、またはペリフェラルバスなど)で接続されている。これらのバスによる接続は一般的なコンピュータにおける周知の構成であるためその詳しい説明は省略する。
このプリンタコントローラ100は、対象となる文書の画像を光学的に読み取る図示されないスキャナユニットにより読み取られた画像を所定の用紙上に形成して出力するいわゆる複写機能や、外部のデータ処理装置2から受け取った印刷データ(画像データ)を所定の用紙上に形成して出力するいわゆるプリンタ機能などの周知の各種機能を有している。
これらの機能は、典型的にはメモリ102のROMに内蔵されまたはRAMに展開された所定のプログラムをCPU101が実行することにより実現される。ここで、上記プログラムは、例えば、そのプログラムを記録した記録媒体であるCD−ROMによって提供される。すなわち、上記プログラムの記録媒体としてのCD−ROMが本画像形成装置10内に補助記憶装置として内蔵された図示されないCD−ROM駆動装置に装着され、そのCD−ROMから上記プログラムが読み出されてハードディスク30にインストールされる。また、上記プログラムは、CD−ROM以外の記録媒体や通信回線を介して提供されてもよい。そして、本画像形成装置10の起動のための所定操作がなされると、ハードディスク30にインストールされた所定プログラムは、上記RAMに転送されてそこに展開され、CPU101によって実行される。これにより、上記各種機能が実現される。
次に、上記プリンタ機能に着目し、データ処理装置2等からLAN5を介して与えられるPDLデータがカラーのデータであるかモノクロのデータであるかを判別する特徴的な構成を有する画像処理を含むPDLデータに対応する画像の印刷までの各種処理機能について図3を参照して詳細に説明する。
3は、本画像形成装置においてPDLデータを印刷するまでの各種画像処理の機能構成を順に示すブロック図である。図3に示されるように、PDLデータを印刷するまでの各種処理は、PDLデータを受け取り解釈することにより画像データを分割して得られる部分画像データである複数のバンドデータを生成するPDLインタプリタ50と、このPDLインタプリタ50により生成されたバンドデータを受け取り印刷する印刷制御部60とにより行われる。
PDLインタプリタ50は、入力インタフェース部51、コマンド解析部52、中間データ生成部53、第1カラーモノクロ判定部54、レンダリング部55、バンドメモリ制御部56、および第2カラーモノクロ判定部57からなる。これらは、前述したように所定のプログラムからなるが、その一部または全部が所定のハードウェアからなるものであってもよい。
入力インタフェース部51は、上記ハードディスク30およびハードディスクインタフェース113を含み、データ処理装置2から送られてきたPDLデータを一時的に格納する。入力インタフェース部51に格納されたPDLデータは、コマンド解析部52に渡される。コマンド解析部52は、PDLデータに含まれるPDLコマンドを順次抽出し解析する。
中間データ生成部53は、解析されたPDLコマンドを受け取り、このPDLコマンドに基づき生成されるべきバンドデータ単位で分類された印刷のための周知の中間データを生成する。この中間データには、描画すべき対象を表すオブジェクトを構成するためのデータおよびその属性(すなわちオブジェクトの種類、座標、および色情報等)が記述されている。なお、以下ではオブジェクトを構成するためのデータをオブジェクトデータまたは単にオブジェクトとも呼ぶ。
第1カラーモノクロ判定部54は、各オブジェクトの属性に基づき当該オブジェクトがカラーであるかモノクロであるかを判定する。なお詳しくは後述するが、この判定はオブジェクトデータの種類(データ種別)がラスター画像データ(ビットマップ画像データ)である場合は実行されることなく、上記画像は常にカラーとして扱われる。オブジェクトデータの種類がラスター画像データである場合、もちろん当該画像がカラーでない場合もあるが、その判定には多量のデータ処理が必要となるためここではカラーであるものとして取り扱われ、後に第2カラーモノクロ判定部57において正確に判定されることになる。
レンダリング部55は、各バンドデータ単位に、対応する中間データに基づきラスター画像データを生成する。その際、中間データに含まれているオブジェクトデータがモノクロデータのみで構成される場合にはK画像データのみ生成する。この動作状態を以下では、モノクロモードまたはKモードと呼ぶ。また、中間データにカラーが含まれている場合(またはカラーとして取り扱われる場合)、CMYK画像データの生成を行う。この動作状態を以下では、カラーモードまたはCMYKモードと呼ぶ。
バンドメモリ制御部56は、生成されるべきバンドデータに対応する中間データが存在しない場合、画像データの生成が行われないことから、当該バンドデータに対応する中間データの属性を空白とする。このときバンドメモリ制御部56は空白属性付与手段として機能する。なお、後述する第2の実施形態では、中間データの属性が空白の場合には、次の第2カラーモノクロ判定部57の判定が行われない。
第2カラーモノクロ判定部57は、レンダリング部55により1つのバンドデータの生成が終了する毎に、カラーモードの場合、さらにカラーモノクロ判定を行う。すなわち第2カラーモノクロ判定部57は、この判定において各バンドデータに含まれるCMYプレーンのいずれかにデータが1画素でも存在すれば、対応するページの以後の処理をカラーモードとし、対応するページに含まれる他のバンドデータについてはカラーモノクロ判定を行わない。また、ページ内のすべてのバンドデータに含まれるCMYプレーンに画素データが存在しない場合、第2カラーモノクロ判定部57は、対応するページの処理をモノクロモードとしてCMYデータを削除し、Kデータのみを保持する。
なお、印刷されるべき1枚の画像は複数のバンド画像からなるものとし、この1枚の画像に対応する1ページの画像データは、前述したように複数のバンドデータからなる。また、このバンドデータは、CMYKの各プレーンを含み、この各プレーン内にそれぞれ画素データが配されている。
次に、印刷制御部60は、バンドデータ圧縮部61、HDD制御部62、バンドデータ伸張部63、および印刷処理部64からなる。バンドデータ圧縮部61は、PDLインタプリタ50により生成された各バンドデータの画像データを圧縮し、ページの属性情報とともにHDD制御部62に与える。HDD制御部62は、圧縮されたバンドデータをページ単位でHDD30に保存する。
1ページ分のデータが保存されると、印刷処理部64は、印刷されるべきページの属性をHDD30から読み出し、印刷処理部64に含まれるビデオコントローラ115に対して各種情報を設定する。また、ビデオコントローラ115に設定されたされた動作モードがカラーモードである場合、画像形成部40にカラーモードで動作させるためのコマンドを送信することにより、画像形成部40をカラーモードで動作するように設定する。さらに、印刷処理部64は、HDD30からバンドデータ単位で各CMYK色の圧縮データを読み出す。バンドデータ伸張部63は、圧縮伸張回路114により、読み出された画像データを伸張し、ビデオコントローラ115に転送する。ビデオコントローラ115は、画像形成部40から画像データの転送要求が発信されると、所定の同期信号にあわせてCMYK各色の画像データを画像形成部40へ送信する。
また、ビデオコントローラ115に設定されたされた動作モードがモノクロモードであって印刷されるべきページがモノクロの場合、画像形成部40にモノクロモードで動作させるためのコマンドを送信することにより、画像形成部40をモノクロモードで動作するように設定する。印刷処理部64は、HDD30からバンドデータ単位でK色の圧縮データを読み出す。バンドデータ伸張部63は、圧縮伸張回路114により、読み出された画像データを伸張し、ビデオコントローラ115に転送する。ビデオコントローラ115は、画像形成部40から画像データの転送要求が発信されると、所定の同期信号にあわせてK色の画像データを画像形成装置10へ送信する。
次に、以上のような動作のうち、特にカラーモノクロ判定動作に着目し、この判定動作を含む本画像形成装置の動作について、図4および図5を参照してさらに詳細に説明する。なお、この判定動作に着目すれば、本画像形成装置は画像処理装置として機能するといえる。
4は、本画像形成装置によって実行されるカラーモノクロ判定動作の処理を含む処理の前半部分の流れを説明するフローチャートであり、図5は、本画像形成装置によって実行されるカラーモノクロ判定動作の処理を含む処理の後半部分の流れを説明するフローチャートである。
まず図4に示されるように、データ処理装置2から本画像形成装置にPDLデータが送られてくると、PDLインタプリタ50は、PDLデータに含まれるコマンドを解析し対応する中間データを生成する(ステップS101)。次にPDLインタプリタ50は、カラーモノクロ判定の結果を表すフラグであるカラーフラグをリセットする(ステップS102)。
続いて、PDLインタプリタ50は、生成された中間データに含まれるオブジェクトの属性(データ種別)を判定し(ステップS103)、属性判定の結果オブジェクトデータが(文字やベクターデータなどであって)ラスター画像データでない場合(ステップS103においてNoである場合)、さらに当該オブジェクトについて対応する属性に含まれる色情報に基づくカラーモノクロ判定を行い(ステップS104)、カラーモノクロ判定の結果オブジェクトがモノクロである場合(ステップS104においてNoである場合)、次のステップS105の処理へ進む。また、属性判定の結果オブジェクトデータがラスター画像データである場合(ステップS103においてYesである場合)または(色情報に基づく)カラーモノクロ判定の結果オブジェクトがカラーである場合(ステップS104においてYesである場合)、カラーフラグをセットして(ステップS106)、次のステップS105の処理へ進む。このように、オブジェクトの属性(ここではデータ種別および色情報)に基づき、当該オブジェクトデータがラスター画像データでなくかつモノクロであると判定される場合にはカラー画像が形成されることはないので、正確かつ高速に当該中間データがモノクロであると判定することができる。このようなカラーモノクロ判定を、以下では第1のカラーモノクロ判定という。
次に、PDLインタプリタ50は、さらに生成された中間データがあるか否かを判定し(ステップS105)、判定の結果中間データがない場合(ステップS105においてNoである場合)、次のステップS107の処理へ進み、判定の結果さらに中間データがある場合(ステップS105においてYesである場合)、その中間データの判定を行うためステップS103の処理に戻り、生成される中間データがなくなるまで処理が繰り返される(S105→S103→…→S105)。
続いて全ての中間データについて第1のカラーモノクロ判定が終了したことから、PDLインタプリタ50は、ステップS106の処理でカラーフラグがセットされているか否かの判定を行う(ステップS107)。判定の結果カラーフラグがセットされている場合(ステップS107においてYesである場合)、レンダリングモードをCMYKにセットすることにより、以後CMYKモードでレンダリングが実行され(ステップS108)、図5に示されるステップS109の処理へ進む。また、上記判定の結果カラーフラグがセットされていない場合(ステップS107においてNoである場合)、レンダリングモードをKにセットすることにより、以後Kモードでレンダリングが実行され(ステップS119)、図5に示されるステップS120の処理へ進む。
次に、図5に示されるように、PDLインタプリタ50は、ステップS119においてKモードでレンダリングされるべきとされた場合には、バンドデータごとにK画像データを生成し(ステップS120)、生成された画像データが最終のバンドデータに対応するものであるか否かを判定して(ステップS121)、判定の結果最終のバンドデータに対応するものである場合(ステップS121においてYesである場合)、次のステップS122の処理へ進み、判定の結果最終のバンドデータに対応するものでない場合(ステップS121においてNoである場合)、次の画像データを生成するためステップS120の処理に戻り判定対象の画像データが最終のバンドデータに対応するものとなるまで処理が繰り返される(S121→S120→S121)。なお、ステップS120の処理は後述する。
また、PDLインタプリタ50は、図4に示されるステップS108においてCMYKモードでレンダリングされるべきとされた場合には、後述する第2のカラーモノクロ判定を行うために、カラーフラグをリセットする(ステップS109)。その後、PDLインタプリタ50は、バンドデータごとにCMYK画像データを生成する(ステップS110)。
続いて、PDLインタプリタ50は、既にカラーフラグがセットされているか否かを判定し(ステップS111)、判定の結果カラーフラグがセットされていない場合(ステップS111においてNoである場合)、さらにバンドデータにカラーデータが存在するか否かを(当該バンドデータを構成するデータ全てについて)判定する(ステップS112)。この判定の結果カラーデータが存在する場合(ステップS112においてYesである場合)、カラーフラグをセットし(ステップS113)、次のステップS114の処理へ進む。また、カラーフラグが既にセットされている場合(ステップS111においてYesである場合)またはカラーフラグがセットされていない場合であってもカラーデータが存在しない場合(ステップS112においてNoである場合)、カラーフラグをセットすることなく、次のステップS114の処理へ進む。以上のようなカラーモノクロ判定を、以下第2のカラーモノクロ判定という。
この第2のカラーモノクロ判定において、上記のようにカラーフラグが既にセットされている場合(ステップS111においてYesである場合)には(当該バンドデータを構成するデータ全てについて)バンドデータにカラーデータが存在するか否かを判定することがない。よって、1ページを構成するバンドデータの一部にカラーデータが存在する場合にはその他のバンドデータについてカラーデータが存在するか否かを判定するための(多くのデータの)処理が省略されるので、処理を高速化することができる。
次に、PDLインタプリタ50は、生成された画像データが最終のバンドデータに対応するものであるか否かを判定し(ステップS114)、判定の結果最終のバンドデータに対応するものである場合(ステップS114においてYesである場合)、次のステップS115の処理へ進み、判定の結果最終のバンドデータに対応するものでない場合(ステップS114においてNoである場合)、次の画像データを生成するためステップS110の処理に戻り判定対象の画像データが最終のバンドデータに対応するものとなるまで処理が繰り返される(S114→S110→S111→…→S114)。
続いて、すべてのバンドデータの処理が終了すると、PDLインタプリタ50は、再度カラーフラグがセットされているか否かを判定し(ステップS115)、判定の結果カラーフラグがセットされている場合(ステップS115においてYesである場合)、カラーモードをCMYKにセットし(ステップS116)、印刷制御部60はCMYKデータを圧縮してHDD30へ保存する(ステップS117)。
また、上記判定の結果カラーフラグがセットされている場合(ステップS115においてYesである場合)、または最終のバンドデータまでK画像データが生成された場合(ステップS121においてYesである場合)、カラーモードをKにセットし(ステップS122)、印刷制御部60はKデータのみを圧縮してHDD30へ保存する(ステップS123)。このことにより、保存されるビットマップデータのデータサイズを小さくすることができる。なお、説明の便宜のため、上記印刷制御部60によるデータの圧縮保存は最後に一括して行われるものとしたが、実際にはバンドデータが作成される毎に行われる。
次に、印刷制御部60は、全てのバンドデータが作成されHDD30に保存された後、これらを読み出し、印刷可能となった後に印刷処理を実行する(ステップS118)。その後、処理は終了し、データ処理装置2から本画像形成装置に再度PDLデータが送られてくると、上記処理が再び開始される(S101→…→S118)。
上のように、カラーモノクロ判定は、中間データ生成処理(S101)の後に行われる第1のカラーモノクロ判定処理(S103,S104)と、バンドデータ毎に行われる画像データ生成処理(S110)の後に行われる第2のカラーモノクロ判定処理(S111,S112)により、正確かつ高速に行うことができる。
5に示されるステップS109〜S114の処理は、図6に示される処理に替えることができる。すなわち、第2のラーモノクロ判定(S111,S112)では、レンダリング部55が生成した画像データにおける全ピクセルデータを対象とする構成であるが、第2のカラーモノクロ判定(S204〜S206)では、レンダリング部55により生成されるべき各バンドデータのうちオブジェクトが存在しない中間データに対応するバンドデータ(ラスター画像データ)が生成されず、当該中間データに空白の属性データのみをセットし、この属性を持った中間データについてはカラーモノクロ判定の対象としない構成である。以下、図6を参照して、PDLインタプリタ50の上記動作について詳しく説明する。
カラーモノクロ判定処理を含む部分的な処理の流れを説明するためのフローチャートである。なお、前述したように図5に示されるステップS109〜S114の処理のみが図5の場合とは異なり、それ以外の処理については図5の場合と同一であるので、同一のステップ番号を付してその説明を省略する。したがって、第1のカラーモノクロ判定処理(S103,S104)については図4の場合と同一である。
図6に示されるように、PDLインタプリタ50は、図4に示されるステップS108においてCMYKモードでレンダリングが実行されるべきとされた場合、カラーフラグをリセットし(ステップS200)、生成すべきバンドデータに対応する中間データ内にオブジェクトがあるか否かを判定する(ステップS201)。判定の結果、レンダリングすべきオブジェクトがない場合(ステップS201においてNoである場合)、PDLインタプリタ50は、中間データの属性を空白にセットし(ステップS202)、対応するラスター画像データを生成することなく(空白の属性のみを生成して)ステップS204の処理へ進む。また上記判定の結果、オブジェクトが存在する場合(ステップS201においてYesである場合)、対応するラスター画像データの生成を行い(ステップS203)、ステップS204の処理へ進む。
次に、PDLインタプリタ50は、既にカラーフラグがセットされているか否かを判定し(ステップS204)、判定の結果カラーフラグがセットされていない場合(ステップS204においてNoである場合)、さらに対応する中間データの属性が空白であるか否かを判定し(ステップS205)、判定の結果空白でない場合(ステップS205においてNoである場合)、さらにまた中間データにカラーデータが存在するか否かを(データ全体について)判定し(ステップS206)、この判定の結果カラーデータが存在する場合(ステップS206においてYesである場合)、カラーフラグをセットし(ステップS207)、次のステップS208の処理へ進む。また、カラーフラグが既にセットされている場合(ステップS204においてYesである場合)、またはカラーフラグがセットされていない場合であっても対応する中間データの属性が空白である場合(ステップS205においてYesである場合)、もしくは各中間データの属性が空白でない場合であってもカラーデータが存在しない場合(ステップS206においてNoである場合)、カラーフラグをセットすることなく、次のステップS208の処理へ進む。
ここで、PDLインタプリタ50は、上記のようにカラーフラグが既にセットされている場合(ステップS204においてYesである場合)には中間データにカラーデータが存在するか否かを判定することがない点で図5の場合と同様であるが、さらに対応する中間データの属性が空白である場合(ステップS205においてYesである場合)にも中間データにカラーデータが存在するか否かを判定することがない。よって、1ページを構成するバンドデータの一部にカラーデータが存在する場合の他、中間データの属性が空白である場合には当該中間データについてカラーデータが存在するか否かを判定するための(大量のデータの)処理が省略されるので、カラーモノクロ判定処理全体をさらに高速化することができる
次に、PDLインタプリタ50は、生成された画像データが最終のバンドデータに対応するものであるか否かを判定し(ステップS208)、判定の結果最終のバンドデータに対応するものである場合(ステップS208においてYesである場合)、図5に示される次のステップS115の処理へ進み、判定の結果最終のバンドデータに対応するものでない場合(ステップS208においてNoである場合)、次の画像データを生成するためステップS201の処理に戻り判定対象の画像データが最終のバンドデータに対応するものとなるまで処理が繰り返される(S208→S201→…→S208)。その後の処理は図5の場合と同様である。
上のように、カラーモノクロ判定を正確かつ高速に行うことができるとともに、中間データの属性が空白である場合には当該中間データについてカラーデータが存在するか否かを判定するための(大量のデータの)処理が省略されるので、カラーモノクロ判定処理をさらに高速化することができる。また、空白の属性を有する中間データに対応するラスター画像データが生成されないので、その点においても処理を高速化することができる。
また、図5に示されるステップS109〜S114の処理は、図7に示される処理に替えることができる。すなわち、第2のカラーモノクロ判定(S111,S112)では、レンダリング部55が生成した画像データにおける全ピクセルデータを対象とする構成であるが、第2のカラーモノクロ判定(S304)では、あらかじめ空白のバンドデータを圧縮した場合の圧縮データサイズを示す値を用紙サイズ毎に算出しておき、この算出された値と中間データから生成された各バンドデータの圧縮データサイズを示す値とを比較する構成である。この比較の結果、全てのバンドデータの圧縮データサイズが空白バンドデータの圧縮データサイズと同一であるならば、1ページ分のデータ内にカラーデータが存在しないことがわかるので、当該ページは白黒ページであると判定することができる。以下、図7を参照して、PDLインタプリタ50の上記動作について詳しく説明する。
7は、カラーモノクロ判定処理を含む部分的な処理の流れを説明するためのフローチャートである。なお、前述したように、図5に示されるステップS109〜S114の処理のみが異なり、それ以外の処理については図5の場合と同一であるので、同一のステップ番号を付してその説明を省略する。したがって、第1のカラーモノクロ判定処理(S103,S104)については図4の場合と同一である。
図7に示されるように、PDLインタプリタ50は、図4に示されるステップS108においてCMYKモードでレンダリングが実行されるべきとされた場合、カラーフラグをリセットし(ステップS300)、バンドデータごとに対応するラスター画像データの生成を行い(ステップS301)、生成された画像データを圧縮した後(ステップS302)、ステップS303の処理へ進む。
次に、PDLインタプリタ50は、既にカラーフラグがセットされているか否かを判定し(ステップS303)、判定の結果カラーフラグがセットされていない場合(ステップS303においてNoである場合)、さらに対応する画像データの圧縮データサイズが空白の場合の圧縮データサイズと一致するか否かを判定し(ステップS304)、判定の結果圧縮データサイズが一致しない場合(ステップS304においてNoである場合)、さらにまたバンドデータにカラーデータが存在するか否かを(当該バンドデータを構成するデータ全てについて)判定し(ステップS305)、この判定の結果カラーデータが存在する場合(ステップS305においてYesである場合)、カラーフラグをセットし(ステップS306)、次のステップS307の処理へ進む。また、カラーフラグが既にセットされている場合(ステップS303においてYesである場合)、またはカラーフラグがセットされていない場合であっても対応するバンドデータの圧縮データサイズが空白の場合の圧縮データサイズと一致する場合(ステップS304においてYesである場合)、もしくは圧縮データサイズが一致しない場合であってもカラーデータが存在しない場合(ステップS305においてNoである場合)、カラーフラグをセットすることなく、次のステップS307の処理へ進む。
ここで、上記ステップS304の判定処理を詳しく説明すると、上記ステップS302において圧縮された画像データの圧縮データサイズをまず検出し(または算出し)、その圧縮データサイズを示す値と、あらかじめ用紙サイズ毎に算出され記憶されている空白のバンドデータを圧縮した場合の圧縮データサイズのうちの対応する用紙サイズにおける圧縮データサイズを示す値とを比較する。そしてこの比較の結果、当該バンドデータの圧縮データサイズが上記空白のバンドデータの圧縮データサイズと同一であるならば、1ページ内にカラーデータが存在しないことがわかるので、当該ページは白黒ページであると判定することができる。
次に、PDLインタプリタ50は、生成された画像データが最終のバンドデータに対応するものであるか否かを判定し(ステップS307)、判定の結果最終のバンドデータに対応するものである場合(ステップS307においてYesである場合)、図5に示される次のステップS115の処理へ進み、判定の結果最終のバンドデータに対応するものでない場合(ステップS307においてNoである場合)、次の画像データを生成するためステップS301の処理に戻り判定対象の画像データが最終のバンドデータに対応するものとなるまで処理が繰り返される(S307→S301→…→S307)。その後の処理は図5の場合と同様である。
上のように、カラーモノクロ判定を正確かつ高速に行うことができるとともに、対応するバンドデータの圧縮データサイズを空白の場合の圧縮データサイズと比較することによりバンドデータが空白であることを簡易に判別することができ、かつその場合についてカラーデータが存在するか否かを判定するための(大量のデータの)処理が省略されるので、カラーモノクロ判定処理をさらに高速化することができる。
本発明において、第1のカラーモノクロ判定では、オブジェクトの属性に基づき、当該オブジェクトデータが画像データでなくかつモノクロであると判定される場合に正確かつ高速に当該中間データがモノクロであると判定することができるが、およそ印刷用データに基づきカラー画像が形成されることはないと考えられる場合、例えば印刷用データ全体についてモノクロの属性が付されている場合や、文字認識用ソフトウェアなどカラー画像を前提としないアプリケーションにより画像データが生成される場合などに上記中間データがモノクロであると判定する構成であってもよい。
2のカラーモノクロ判定は、バンドデータ毎に生成されるラスター画像データに基づき行われるが、一括して生成される全てのバンドデータに対応するラスター画像データに基づき行われてもよい。なお、ここでのバンドデータは、印刷されるべき画像のバンド画像に対応するものとして説明したが、バンドデータはバンドの形状にかかわらず所定の単位データ(バンド)を有するブロックデータであれば足り、またこれに含まれる画素データの配列態様等にも特に限定はない。
DLインタプリタ50は、中間データ内にオブジェクトがあるか否かを判定し(ステップS201)、オブジェクトがない場合中間データの属性を空白にセットするが(ステップS202)、このようなオブジェクトがあるか否かの判定および属性のセットは、周知の中間データ毎に行われる必要はなく、1ページ分の画像データの一部を構成する所定の単位データブロックを広く中間データとしてこの中間データ毎に行われてもよい。また、オブジェクトがない場合に当該中間データに対応するラスター画像データは生成されないが、生成される構成も考えられる。
本発明における画像形成装置は、カラーモノクロ判定処理を含む画像処理を行う画像処理装置として機能するが、このような画像処理装置としての機能は画像形成機能と分離されて、データ処理装置2や、LAN5に接続される図示されないプリントサーバなどにより実現されてもよい。例えば、データ処理装置2またはプリントサーバはPDLインタプリタ50の各構成要素の一部または全部の機能を備え、また上記画像形成装置は印刷制御部60の一部または全部の機能を備えており、この印刷制御部60(の印刷処理部64)は、LAN5を介してデータ処理装置2またはプリントサーバから送られるビットマップデータを受け取り、所定の用紙に画像を形成する構成であってもよい。このように画像形成装置がビットマップデータを受け取る方式はホストベース方式と呼ばれており、画像形成装置の構成を簡易なものとすることができる。
像形成装置(デジタル複合機)の構造を簡単に示す側面図である。 記画像形成装置の機能的な構成を示すブロック図である。 記画像形成装置においてPDLデータを印刷するまでの各種画像処理の機能構成を順に示すブロック図である。 記画像形成装置によって実行されるカラーモノクロ判定動作の処理を含む処理の前半部分の流れを説明するフローチャートである。 記画像形成装置によって実行されるカラーモノクロ判定動作の処理を含む処理の後半部分の流れを説明するフローチャートである。 ラーモノクロ判定処理を含む部分的な処理の流れを説明するためのフローチャートである。 本発明のカラーモノクロ判定処理を含む部分的な処理の流れを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
2 …データ処理装置
5 …LAN
10 …画像形成装置
11 …中間転写ベルト
12a〜12d …感光体ドラム
13a〜13d …現像装置
14 …二次転写ローラ
15 …ポリゴンミラー
16 …用紙さばきローラ
18 …排紙トレイ
19 …露光ユニット
20 …操作表示部
21 …定着ユニット
23a〜23d …トナーカートリッジ
30 …ハードディスク
40 …画像形成部
50 …PDLインタプリタ
60 …印刷制御部
100 …プリンタコントローラ
Pa,Pb …用紙

Claims (3)

  1. 所定の印刷用データを変換したビットマップデータに対応する画像を所定の画像形成装置に出力させる画像処理装置であって、
    前記画像の属性を示す前記印刷用データから得られる属性データに基づき、前記画像がカラーであるかモノクロであるかを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により判定されたデータを複数のバンドに分割し、該バンド毎に前記画像がカラーであると判定される場合、前記印刷用データに基づいてカラーのビットマップデータを生成し、前記第1の判定手段により前記画像がモノクロであると判定される場合、前記印刷用データに基づいてモノクロのビットマップデータを生成するビットマップデータ生成手段と、
    前記ビットマップデータ生成手段により生成されるカラーのビットマップデータに基づき、バンド毎に前記画像がカラーであるかモノクロであるかを判定する第2の判定手段と、
    前記ビットマップデータ生成手段により生成されるビットマップデータの一部を構成すべき複数のバンドデータを順に圧縮するデータ圧縮手段と、
    前記ビットマップデータ生成手段により生成されるビットマップデータに基づき、前記第1および第2の判定手段による判定に基づいてカラーまたはモノクロのいずれかの画像を前記画像形成装置に出力させる印刷制御手段とを備え、
    前記第2の判定手段は、前記複数のバンドデータについて1つずつ順に、前記データ圧縮手段により圧縮されたバンドデータの圧縮データサイズと、前記画像を示すデータが含まれないバンドデータを前記データ圧縮手段により圧縮した場合の予め記憶された圧縮データサイズと比較し、前記圧縮されたバンドデータの圧縮データサイズと前記予め記憶された圧縮データサイズとが一致するバンドデータについて、前記画像がカラーであるかモノクロであるかの判定を省略することを特徴とする画像処理装置。
  2. 所定の印刷用データを変換したビットマップデータに対応する画像を所定の画像形成装置に出力させる画像処理方法であって、
    前記画像の属性を示す前記印刷用データから得られる属性データに基づき、前記画像がカラーであるかモノクロであるかを判定する第1の判定ステップと、
    前記第1の判定手段により判定されたデータを複数のバンドに分割し、該バンド毎に前記画像がカラーであると判定される場合、前記印刷用データに基づいてカラーのビットマップデータを生成し、前記第1の判定ステップにより前記画像がモノクロであると判定される場合、前記印刷用データに基づいてモノクロのビットマップデータを生成するビットマップデータ生成ステップと、
    前記ビットマップデータ生成手段により生成されるカラーのビットマップデータに基づき、バンド毎に前記画像がカラーであるかモノクロであるかを判定する第2の判定ステップと、
    前記ビットマップデータ生成手段により生成されるビットマップデータの一部を構成すべき複数のバンドデータを順に圧縮するデータ圧縮ステップと、
    前記ビットマップデータ生成手段により生成されるビットマップデータに基づき、前記第1および第2の判定手段による判定に基づいてカラーまたはモノクロのいずれかの画像を前記画像形成装置に出力させる印刷制御ステップとを備え、
    前記第2の判定ステップは、前記複数のバンドデータについて1つずつ順に、前記データ圧縮ステップにより圧縮されたバンドデータの圧縮データサイズと、前記画像を示すデータが含まれないバンドデータを前記データ圧縮手段により圧縮した場合の予め記憶された圧縮データサイズと比較し、前記圧縮されたバンドデータの圧縮データサイズと前記予め記憶された圧縮データサイズとが一致するバンドデータについて、前記画像がカラーであるかモノクロであるかの判定を省略することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  3. コンピュータに請求項2に記載の画像処理装置の制御方法を実行させるプログラム
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