JP4140669B2 - 法覆工用プレキャストコンクリートブロックの連結構造 - Google Patents

法覆工用プレキャストコンクリートブロックの連結構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、法覆工用プレキャストコンクリートブロック(以下ブロックという)の連結構造に関し、法面ブロックだけでなく、各種のブロック等の構造物を連結する場合の連結構造にも適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図18のように、基礎コンクリート6と両側の小口止又は隔壁コンクリート61で囲まれた法面にブロック 1を配置して施工される護岸や河川堤防の法面等における連結構造において、上下左右に隣接する4個のブロック 1の連結部Aで連結する手段として、(a)図16Aに示したように、ブロック 1の角部の隅切部にバン線aの一部を埋設し、該バン線aで結束する方法、(b)図16Bに示したように、角部の隅切部にフック等の接続具cの基部を埋め込み、この接続具cをコ字形鉄筋bの落とし込みで連結する方法、(c)図17A、Bに示したように、角部の隅切部にフック等の接続具cを配置し、この接続具cを円形のスパイラル筋dで連結する方法、(d)図17C、Dに示したように、角部の隅切部にプレート等の接続具eを配置し、この接続具eを卍型鉄筋fとナットgで連結する方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の技術では、以下のような問題点がある。法面には基礎材として砕石を敷設する方法、均しコンクリートを打設する方法、吸出防止材を敷設する方法等で基礎工事が行われるが、この基礎材を均一面にする状態で工事を行うことは不可能に近い。その結果、この基礎材上にプレキャストコンクリートブロックを敷設した場合は、上下左右に並べられる隣接のブロック間には段差が発生し、又ブロック間の目地の開きも僅かに異なった状態で敷設されることになり不都合が発生している。又図15に示した曲線区間では目地の開きが大きく異なり、ブロック間の目地の開きがあるためにブロック同士を強固に連結できないという問題点がある。
【0004】
また、従来の技術(a)の場合は、結束するバン線aは手で容易に曲げられるためブロックに外力が加わった場合はブロックが簡単に移動するという問題点がある。従来の技術(b)の場合は、コ字形鉄筋bは硬くコ字形に成形されているため治具を使用しても簡単に折曲することはできない。したがって、外力が加わってブロックが移動するとコ字形鉄筋bは外れてしまうという欠点がある。従来の技術(c)の場合は、使用されるスパイラル筋dは硬く太いため自由に曲げることができない。したがって、接続具c同士を確実に連結できないため、外力によりブロックが移動すると外れてしまう欠点がある。
従来の技術(d)の場合は、卍型鉄筋fによる連結は確実に出来るが、取付け方が複雑なため作業性が不能率である。また、卍型鉄筋fは実際はせいぜいφ6mm程度であり、φ9mm以上の強度を必要とする場合は太さと硬さで容易に曲げることができないため強固な連結ができないという問題点がある。
また、上記バン線a、コ字形鉄筋b、スパイラル筋d、卍型鉄筋fにより連結する構造では、隣接するブロック 1、1
間に段差が発生しても、上下左右に隣接する4個のブロック 1の高さ調整が出来ず、ブロック 1据付後においてブロック同士の合わせ目の高さを調整することや、目地のズレを調整することは全く不可能で、連結作業時間も長くかかるという問題点がある。
そこで、本発明は、ブロック据付後においてブロック同士の合わせ目の高さ調整が可能で、目地のズレを調整し強固に連結可能で、又連結作業も短時間で可能な法覆工用プレキャストコンクリートブロックの連結構造の提供を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明の法覆工用プレキャストコンクリートブロックの連結構造では、角部に隅切部を設けた、上下左右に配置される4個のブロックの連結構造において、
4個のブロックの隅切部で囲まれる連結部がほぼ正方形と成るように各ブロックの隅切部を形成すると共に、長手方向一方側にはネジ孔を穿設した露出部を形成し、他方側には埋設部を形成した取付プレートを、4個のブロックの連結により形成される平面に対しほぼ平行に配置し、前記ネジ孔が隅切部から露出するように埋設部を対角線上に埋め込んだブロックと、
基部の一方側には、隣接する上下のブロックの取付プレートのネジ孔に対応する位置に孔を穿設した傾斜片をほぼ45度の角度で2方向に設け、該基部の他方側端縁に接合部を設けると共に、内方ほぼ中央にはボルトの軸部を板面に直角に立設させたく字形の第1のプレートと、
一対の前記第1のプレートの接合部同士を接合させて並列させたときの両ボルトの一方に対応する位置に孔、他方に対応する位置に長孔を設けた板状の第2のプレートとから成り、隣接する上下のブロックの取付プレートのネジ孔に、第1のプレートの孔を配置し、接合部同士を接合させて並列させてボルトで締付け固定した後、並列された左右一対の第1のプレートの一方のボルトに第2のプレートの孔を配置すると共に該第1のプレートの他方のボルトに第2のプレートの長孔を配置し、通しナットで締付け固定したことを特徴としている。
【0006】
請求項2記載の発明の法覆工用プレキャストコンクリートブロックの連結構造では、請求項1記載の第1のプレートのボルトの代わりにネジ孔を設けて成り、隣接する上下のブロックの取付プレートのネジ孔に、第1のプレートの孔を配置してボルトで締付け固定してそれぞれ隣接する上下のブロックの取付プレートを連結した後、並列された左右一対の第1のプレートの一方の孔に第2のプレートの孔を配置すると共に、該第1のプレートの他方の孔に第2のプレートの長孔を配置してボルトで締付け固定したことを特徴としている。
【0007】
請求項3記載の発明の法覆工用プレキャストコンクリートブロックの連結構造では、角部に隅切部を設けた、上下左右に配置される4個のブロックの連結構造において、
4個のブロックの隅切部で囲まれる連結部がほぼ正方形と成るように各ブロックの隅切部を形成すると共に、長手方向一方側にネジ孔を穿設した露出部を形成し、他方側に埋設部を形成した取付プレートを、4個のブロックの連結により形成される平面に対しほぼ平行に配置し、前記ネジ孔が隅切部から露出するように埋設部を対角線上に埋め込んだブロックと、
ほぼ中央にネジ孔を設けると共に、長手方向両端部には、隣接する上下のブロックの取付プレートのネジ孔に対応する位置に孔及び長孔を設けた板状の3個の連結プレートとの組合せから成り、隣接する上下のブロックの取付プレートのネジ孔に、連結プレートの孔及び長孔を配置し、一対の連結プレートを左右にほぼ平行に配置してボルトで締付け固定した後、前記左右一対の連結プレートの前記中央のネジ孔と次の3個目の連結プレートの長手方向両端部に設けた孔及び長孔とを合致させ、ボルトを挿通させて締付け固定することを特徴としている。
【0008】
【作用】
請求項1記載の発明では、法面へのブロック設置時においてはブロック同士の高さ調整や目地ズレの調整をする必要がない。基礎コンクリート上に各ブロックを配列して据付後に、連結部A一箇所当たり、第1のプレートを一対用意し、接合部を接合させて並列させて、それぞれ隣接する上下2個のブロックの取付プレートのネジ孔に、第1のプレートの孔を配置した後、ボルトで締付け、この締付作業で隣接する上下のブロックの高さ調整すなわち、横目地の調整が出来る。
次に、左右に対に配列された一対の第1のプレートのボルトに第2のプレートの孔及び長孔を配置し、通しナットで締付け固定する。この一対の第1のプレートに第2のプレートを組み付けボルトで締付けることにより、上下左右に配置された4個のブロックの高さ調整ができ、同時に目地ズレ調整すなわち、縦目地の調整ができ、4個のブロックを緊密に連結できる。
【0009】
請求項2記載の発明では、第1のプレートにネジ孔を設けたので、隣接する上下2個のブロックを取付プレートでボルトで締付けることにより、隣接する上下のブロックの高さ調整を行うことができる。次に、左右に対称に配置され一対の第1のプレートのネジ孔に第2のプレートの孔及び長孔を配置してボルトで締付け固定することにより、上下左右の4個のブロックの高さ調整ができ、かつ目地ズレ調整ができ、ナットが不要となり連結作業が効率良く行えるものである。
【0010】
請求項3記載の発明では、連結部における4個のブロックをほぼ同形の3個の連結プレートとボルトとで連結するものであり、隣接する上下2個のブロックの取付プレートのネジ孔に、連結プレートの孔及び長孔を配置し、一対の連結プレートを左右ほぼ平行に配置してボルトで締付け固定して隣接する上下2個のブロックの高さ調整及び連結を行う。次に、前記左右の一対の連結プレートの孔及び長孔に、次の同形の連結プレートの孔及び長孔を配置して、通しボルトで締付け固定して、連結部における上下左右の4個のブロックの高さ調整を行い、同時に目地ズレ調整を行い、4個のブロックを緊密に連結できる。
実験例では、隣接する上下ブロックの高さのズレが5〜7mmあってもそれぞれ第1のプレート又は連結プレートで高さ調整できる。また、第1のプレート又は連結プレートの高さが5〜7mm異なっていても第2のプレートの連結によって高さを修正して4個のブロックを強固に連結できる。
【0011】
【発明の実施の態様】
図1〜図7は、請求項1に記載の発明の実施例に関するものである。
本発明は、角部に隅切部11を設けた、上下左右に配置される4個のブロック 1の連結部Aにおける連結構造に係るものであり、対角線上に取付プレート2の埋設部を埋め込んだブロック 1と、隣接する上下又は左右2個のブロック1をそれぞれ連結する1対の第1のプレート3と、前記一対の第1のプレート 3を連結する第2のプレート4とから概略構成されている。
ブロック1は、一辺がほぼ1m〜2mの大きさで、重量が350〜700kg程度の正方形のブロックであり、上下左右に配置される4個のブロック 1の隅切部11で囲まれる連結部Aが正方形と成るように各ブロックの隅切部11が形成されている。なお、前記連結部Aの一辺の長さは10〜14cm、深さ10〜30cm位に形成されている。
また、ブロック1は、長手方向一方側にはネジ孔21を穿設した露出部22を形成し、他方側には埋設部を形成した取付プレート2を、4個のブロック1の連結により形成される平面に対しほぼ平行に配置し、前記ネジ孔21が隅切部11から露出するように埋設部23が対角線上に埋め込まれている。
この取付プレート 2の埋設部23には孔24が設けてあり、ブロック1 の各辺内側に沿って設けられるアンカー筋12を該孔24に通して埋設し、張力に耐えるようにされている。
前記第1のプレート3は、基部の一方側には、横目地5で当接させた時、隣接する上下のブロック1,1の取付プレート2のネジ孔21に対応する位置に孔31,32を穿設した傾斜片をほぼ45度の角度で2方向に設け、該基部の他方側端縁に接合部33を設けると共に、内方ほぼ中央にはボルト34の軸部34bを板面に直角に立設させ、板状金物でく字形に形成されている。
第2のプレート 4は、前記左右一対の第1のプレート 3を連結するものであり、一対の第1のプレート 3の接合部33同士を接合させて並列させて配置したときのボルト34の一方に対応する位置に孔41を設け、他方に対応する位置に長孔42が設けられて、板状金物で制作されている。
前記ブロックの連結は、隣接する上下のブロック 1、1
の取付プレート 2のネジ孔21に、第1のプレート 3の孔31を配置し、接合部33同士を接合させて並列させてボルト44で締付けて横目地5の高さ調整を行って固定した後、並列された左右一対の第1のプレート 3のボルト34、34に第2のプレート 4の孔41及び長孔42をそれぞれ配置し、通しナット43で締付けて縦目地51のズレを調整して4個のブロック1を強固に連結する。
なお、ワッシャーWを介してボルト43で締結すれば緩むことなく確実に連結できる。前記ワッシャーWは、図7、図8、図9、図11、図12では省略しているが、図7、図8、図9、図11、図12でも、図1、図2と同様、ワッシャーWを介してボルト43で締結するのがよい。
また、図18のように、端部のほぼ直角2等辺三角形の連結部Bは、隣接する上下の2個のブロック1、1 の取付プレート2を第1のプレート3で連結するだけでよい。
【0012】
次に、図8〜図10は、請求項2に記載の発明の実施例に関するものである。
前記請求項1記載の第1のプレート 3のボルト34の代わりにネジ孔35が設けられている。
前記ブロックの連結構造は、隣接する上下のブロック 1、
1の取付プレート 2のネジ孔21に、第1のプレート 3の孔31を配置してボルト44で締付け固定してそれぞれ隣接する上下のブロック 1、1 の取付プレート 2を連結した後、左右一対の第1のプレート 3の孔35に第2のプレート 4の孔41、長孔42を配置してボルト44で締付けて横目地5の高さ調整と縦目地51のズレを調整して4個のブロック1を強固に連結する。
曲線区間では図7のように第1のプレート 3の接合部33を離して取付けられる。そのため第2のプレート 4の長孔42は、横方向に左右に並列されたブロック1同士を曲線区間でも取付け可能に約26mm程度の長さにされている。また、曲線区間の連結部Aでもブロック 1の高さ調整及び目地ズレの調整が可能に、長さが異なる数種類の第2のプレート 4を用意して、適宜の長さのものを選択して使用される。
【0013】
次に、図11〜13は、請求項3記載の発明の法覆工用プレキャストコンクリートブロックの連結構造の実施例に関し、上下左右に配置される4個のブロック1の連結部Aを、同形の3個の連結プレート7で連結できるようにし、部品点数を少なくしたものである。
ブロック 1は、請求項1記載の発明のブロック 1と同一構成のブロックを使用しているので説明を省略する。
連結プレート7は、図13に示したように、ほぼ中央にネジ孔73を設け、長手方向両端部には隣接する上下のブロック 1、1
の取付プレート 2のネジ孔21位置に、孔71及び長孔72が設けられている。この連結プレート7は長さ約103mm、幅約35mm、厚さ6mm程度の板状の金物で制作されている。
連結構造は、隣接する上下のブロック 1、1
の取付プレート 2のネジ孔21に、連結プレート7の孔71及び長孔72を位置合わせして配置し、1番目と2番目の一対の連結プレート7をほぼ平行に配置してボルト44で締付け固定した後、前記一対の連結プレート7の前記中央のネジ孔 73 と、次の3番目の連結プレート7の長手方向両端部に設けた孔71及び長孔72をとを合致させ、ボルト44を挿通させて締付け固定する(図12)。
なお、ワッシャーWを介してボルト44締結すれば緩むことなく確実に連結できる。
【0014】
【発明の効果】
本発明は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。
請求項1、2記載の発明では、ブロック設置時にはブロックの高さ調整や目地ズレの調整の必要がなく、ブロックを基礎コンクリート上に据付後に隣接する上下のブロックをボルトで締付け固定することにより、隣接する上下2個のブロックの締付けの際に高さ調整ができる。又横方向(左右)は並列した一対の第1のプレートを第2のプレートでボルト締付け固定することにより、この段階で4個のブロックの高さ調整及び目地の調整ができる。更に、ブロック同士は段差がない状態で強固に連結され、ブロックに外力が加わってもブロックは移動することがない。
また、目地の開きが直線区間と異なる曲線区間(図15)でも、隣接する上下のブロックをボルトで締付け固定することにより、隣接する上下2個のブロックの締付けの際に高さ調整ができる。又横方向(左右)に並列した一対の第1のプレートを第2のプレートでボルト締付けることにより、この段階で4個のブロックの高さ調整及び目地の調整ができる。更に、ブロック同士は強固に連結され、ブロックに外力が加わってもブロックは移動することがない。
更に、従来はブロックの据付作業に時間がかかり、同一作業者がブロックの連結も行うため、相当の熟練者であっても1日約100個の設置が限界であったが、本発明の連結構造では、ブロックの据付の際には、基礎を均一勾配面とする必要がなく、第1のプレートを第2のプレートで締結することによってブロックの高さ調整ができ、ブロックの継ぎ目は強固に連結でき、かつ、連結部の4個のブロックの連結作業を短時間で行うことができる。又据付作業者と連結作業者が別々に分担して施工でき、分担して施工した場合は、ブロック1枚当たりの据付は1〜3分で出来、1日に250個〜300個の据付ができ、かつ1箇所の連結部当たり1分以内で連結出来る。
請求項3記載の発明では、4個のブロックの連結部を同形の3個の連結プレートで連結でき、請求項1記載の発明の場合と同様に、締結作業により連結部におけるブロックの合わせ目の高さ調整やブロックの目地のズレ調整ができ、ブロック同士は強固に連結でき、ブロックに外力が加わってもブロックは移動することがない。
また、同形の3個の連結プレートで連結できるため、部品点数も少なくなり、作業性の向上を図ることができ、更には連結プレートを安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の平面図である。
【図2】 本発明のAーA断面図である。
【図3】 本発明のブロックの平面図である。
【図4】 Aは取付プレートの平面図、Bは取付プレートの正面図である。
【図5】 Aは第1のプレートの平面図、Bは第1のプレートの正面図である。
【図6】 Aは第2のプレートの平面図、Bは第2のプレートの正面図である。
【図7】 曲線区間におけるブロックの連結状態の平面図である。
【図8】 本発明の第2実施例の平面図である。
【図9】 本発明のBーB断面図である。
【図10】 第2実施例における第1のプレートの平面図である。
【図11】 本発明の第3実施例の平面図である。
【図12】 図11のCーC断面図である。
【図13】 連結プレートの平面図である。
【図14】 Aは直線区間の平面図、Bは直線区間の側面図である。
【図15】 Aは曲線区間の平面図、Bは曲線区間の側面図である。
【図16】 Aは従来のバン線を使用して結束した場合の平面図、Bは従来のコ字状鉄筋を使用して連結した場合の平面図である。
【図17】 Aは従来のスパイラル筋で連結した場合の平面図、BはEーE断面図、Cは従来の卍型鉄筋で連結した場合の平面図、DはFーF断面図である。
【図18】 従来の護岸ブロックの実施例の正面図である。
【符号の説明】
A 連結部
1 ブロック
11 隅切部
2 取付プレート
21 ネジ孔
22 露出部
23 埋設部
3 第1のプレート
31 孔
32 孔
33 接合部
34 ボルト
4 第2のプレート
41 孔
42 長孔
43 ナット
44 ボルト
7 連結プレート
71 孔
72 長孔
73 ネジ孔

Claims (3)

  1. 角部に隅切部を設けた、上下左右に配置される4個のブロックの連結構造において、
    4個のブロックの隅切部で囲まれる連結部がほぼ正方形と成るように各ブロックの隅切部を形成すると共に、長手方向一方側にはネジ孔を穿設した露出部を形成し、他方側には埋設部を形成した取付プレートを、4個のブロックの連結により形成される平面に対しほぼ平行に配置し、前記ネジ孔が隅切部から露出するように埋設部を対角線上に埋め込んだブロックと、
    基部の一方側には、隣接する上下のブロックの取付プレートのネジ孔に対応する位置に孔を穿設した傾斜片をほぼ45度の角度で2方向に設け、該基部の他方側端縁に接合部を設けると共に、内方ほぼ中央にはボルトの軸部を板面に直角に立設させたく字形の第1のプレートと、
    一対の前記第1のプレートの接合部同士を接合させて並列させたときの両ボルトの一方に対応する位置に孔、他方に対応する位置に長孔を設けた板状の第2のプレートとから成り、隣接する上下のブロックの取付プレートのネジ孔に、第1のプレートの孔を配置し、接合部同士を接合させて並列させてボルトで締付け固定した後、並列された左右一対の第1のプレートの一方のボルトに第2のプレートの孔を配置すると共に該第1のプレートの他方のボルトに第2のプレートの長孔を配置し、通しナットで締付け固定したことを特徴とする法覆工用プレキャストコンクリートブロックの連結構造。
  2. 第1のプレートのボルトの代わりにネジ孔を設けて成り、隣接する上下のブロックの取付プレートのネジ孔に、第1のプレートの孔を配置してボルトで締付け固定してそれぞれ隣接する上下のブロックの取付プレートを連結した後、並列された左右一対の第1のプレートの一方の孔に第2のプレートの孔を配置すると共に、該第1のプレートの他方の孔に第2のプレートの長孔を配置してボルトで締付け固定したことを特徴とする請求項1記載の法覆工用プレキャストコンクリートブロックの連結構造。
  3. 角部に隅切部を設けた、上下左右に配置される4個のブロックの連結構造において、
    4個のブロックの隅切部で囲まれる連結部がほぼ正方形と成るように各ブロックの隅切部を形成すると共に、長手方向一方側にネジ孔を穿設した露出部を形成し、他方側に埋設部を形成した取付プレートを、4個のブロックの連結により形成される平面に対しほぼ平行に配置し、前記ネジ孔が隅切部から露出するように埋設部を対角線上に埋め込んだブロックと、
    ほぼ中央にネジ孔を設けると共に、長手方向両端部には、隣接する上下のブロックの取付プレートのネジ孔に対応する位置に孔及び長孔を設けた板状の3個の連結プレートとの組合せから成り、隣接する上下のブロックの取付プレートのネジ孔に、連結プレートの孔及び長孔を配置し、一対の連結プレートを左右にほぼ平行に配置してボルトで締付け固定した後、前記左右一対の連結プレートの前記中央のネジ孔と次の3個目の連結プレートの長手方向両端部に設けた孔及び長孔とを合致させ、ボルトを挿通させて締付け固定することを特徴とする法覆工用プレキャストコンクリートブロックの連結構造。
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