JP3609664B2 - 擁壁及びその構築方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、擁壁及びその構築方法に関し、特に、埋設型枠と補強材兼用の支保材を用いた擁壁及びその構築方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
従来より、擁壁の構築作業において、予め工場で製造された型枠で所定のコンクリート充填用空間を形成し、この空間にコンクリートを打設する工法があり、このような工法は、例えば実開昭60−80138号公報に開示されている。そして、この工法によれば、表側の型枠を取り外さずに残して擁壁の壁面を構成するので、型枠の取り外し作業を省略することができる。ただし、上記公報に開示された技術は、型枠の構築において作業の簡略化が十分ではなかった。
【0003】
そこで、本発明の目的は、施工を合理化できる擁壁及びその構築方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係る擁壁は、端面同士を接合して立て並べられる複数のパネルと、前記パネルを支持する支保材と、を含み、
前記支保材の一部を挿入して締結する取付具が、各パネルに設けられてなる。
【0005】
本発明によれば、取付具に支保材の一部を挿入して締結するだけで、パネルを支保材に簡単に固定することができる。
【0006】
(2)この擁壁において、
前記取付具は、各パネルの支保材を向く面から突出して回動できるボルトと、間隔をあけて設けられた一対の係止片を有して一方の係止片に前記ボルトが螺合する係合部材と、
を含み、
前記支保材の一部が前記一対の係止片の間に配置され、前記ボルトが一方の係止片を貫通して螺合し、前記ボルトの先端と他方の係止片との間で前記支保材が締結されていてもよい。
【0007】
これによれば、ボルトを使用してパネルと支保材とを簡単に固定でき、ボルトが各パネルに設けられているので作業性に優れている。
【0008】
(3)この擁壁において、
前記ボルトの側面には、締結用のジグとの係合面が形成されていてもよい。
【0009】
これによれば、ボルトを回転させる作業が容易になる。
【0010】
(4)この擁壁において、
前記ボルトは、各パネルに埋設されたインサートに螺合して取り付けられていてもよい。
【0011】
これによれば、作業現場でボルトをパネルに簡単に取り付けられるので、運搬時にボルトがじゃまにならない。
【0012】
(5)この擁壁において、
前記ボルトの、前記一方の係止片と螺合する第1のねじと、前記インサートと螺合する第2のねじと、は逆ねじであってもよい。
【0013】
これによれば、ボルトを回転させると、第1及び第2のねじが同時に締まるようになる。
【0014】
(6)この擁壁において、
前記複数のパネルは、前記支保材を挟む両側に対向して設けられて、対向する前記パネル間の領域にコンクリートが打設されていてもよい。
【0015】
こうすることで、コンクリートによって強固な擁壁が構築される。
【0016】
(7)この擁壁において、
前記支保材は、硬化したときに前記コンクリートに係合する係合部を有してもよい。
【0017】
これによれば、支保材とコンクリートの間の滑り止めが働いて、両者が強固に一体化する。
【0018】
(8)本発明に係る擁壁の構築方法は、取付具が設けられた複数のパネルを、端面同士を接合し、支保材の両側に対向させて並べて、前記支保材に固定する第1工程と、
対向する前記パネル間の領域にコンクリートを打設する第2工程と、
を含み、
前記第1工程で、各パネルを、前記支保材に前記取付具を向けて配置し、前記支保材の一部を前記取付具に挿入して締結する。
【0019】
本発明によれば、支保材の一部を取付具に挿入して締結するだけで、簡単にパネルを支保材に固定することができ、作業性が向上する。
【0020】
(9)この擁壁の構築方法において、
前記取付具は、各パネルの支保材を向く面から突出して回動できるボルトと、間隔をあけて設けられた一対の係止片を有して一方の係止片に前記ボルトが螺合する係合部材と、を含み、
前記支保材の一部を前記一対の係止片の間に配置し、前記ボルトを一方の係止片を貫通して螺合させ、前記ボルトの先端と他方の係止片との間で前記支保材を締結してもよい。
【0021】
これによれば、ボルトを使用してパネルと支保材とを簡単に固定でき、ボルトが各パネルに設けられているので作業性に優れている。
【0022】
(10)この擁壁の構築方法において、
前記ボルトは、各パネルに埋設されたインサートに螺合して取り付けられており、前記ボルトの、前記一方の係止片と螺合する第1のねじと、前記インサートと螺合する第2のねじと、は逆ねじであり、
前記第1工程で、前記第1のねじが前記一方の係止片を貫通して行く方向であって、かつ、前記第2のねじが前記インサートに入り込む方向に、前記ボルトを回転させてもよい。
【0023】
これによれば、ボルトを回転させると、第1及び第2のねじが同時に締まる。
【0024】
(11)この擁壁の構築方法において、
前記第1工程の前に、前記一対の係止片の間に配置された前記支保材の一部と前記ボルトが螺合する前記一方の係止片との間隔の長さ分、前記第2のねじを前記インサートから出しておいてもよい。
【0025】
こうすることで、ボルトの先端を支保材の一部に当接させると、第2のねじがインサート内に隙間なく締められる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0027】
図1は、本発明を適用した実施の形態に係る擁壁を示す図である。この擁壁10は、捨てコンクリート10の水平な天端に構築されるもので、水平に構築された基礎部12と、上下に(鉛直方向に)構築された壁部14と、を含む。擁壁10は、基礎部12及び壁部14によって逆T字状をなす逆T型擁壁である。正確には、基礎部12の中央よりも一方の端部に近い位置から壁部14が立ち上がり、基礎部12の他方の端部および中央を含む領域上に裏込土2が埋め戻される。基礎部12は、図示しない配筋を含むコンクリートで構成されている。壁部14は、支保材20と複数のパネル30とコンクリート40とを含む。
【0028】
図2は、本実施の形態に係る擁壁の構築工程を示す図であり、図3は、本実施の形態に係る擁壁の基礎部と壁部との接続部付近を示す図である。図2に示すように、支保材20は、複数の主鋼材22、複数の配力鋼材24及び複数の連結鋼材26を含む。
【0029】
主鋼材22は、捨てコンクリート1の天端に上下に延びるように配置されている。主鋼材22として、例えば山形鋼(アングル鋼)やH形鋼などのように、複数の板状部が組み合わされた鋼材を使用することが強度を高める上で好ましい。このような鋼材を使用するときには、いずれかの板状部の面が、壁部14のいずれかの面に沿うように、主鋼材22を設けることが好ましい。
【0030】
主鋼材22は、鉛直方向よりもわずかに傾斜させて設けられている。複数の主鋼材22が、壁部14(図1参照)の一方の壁面に沿って好ましくは等間隔で配置され、同様に、壁部14の他方の壁面に沿って好ましくは等間隔で複数の主鋼材22が配置されている。壁部14の厚みが下方に向かうに従って大きくなるように、対向する一対の主鋼材22の間隔は、下方に向かうに従って大きくなっている。
【0031】
対向する一対の主鋼材22は、上下方向に所定の間隔をあけて配置された複数の連結鋼材26によって連結されている。連結鋼材26は壁部14の厚み方向に配設されている。また、壁部14のいずれかの壁面に沿って配置された複数の主鋼材22は、上下方向に所定間隔をあけて配置された複数の配力鋼材24によって連結されている。配力鋼材24は、壁部14の長さ方向に配設されている。
【0032】
主鋼材22には、コンクリートとの係合部28が設けられている。例えば、図2に示すように主鋼材22の上端部に係合部28が設けられ、図3に示すように主鋼材22の下端部にも係合部28が設けられている。係合部28が設けられることで、主鋼材22とコンクリート40との間の滑り止めが図られる。
【0033】
また、主鋼材22は、ボルトなどからなる高さ調整具29を有する。図3に示す例では、主鋼材22の下端部に設けられた係合部28に螺合したボルトが、高さ調整具29である。高さ調整具29を設けることで、捨てコンクリート1の高さに誤差があっても、主鋼材22の高さを正確に調整することができる。
【0034】
パネル30は、プレキャストコンクリート製の成形板であって、その一方の面(支保材20とは反対側の面)が、壁部14の表面を構成する。したがって、パネル30の一方の面に意匠を施すことによって、景観の良い壁部14を形成することができる。複数のパネル30が、支保材20にて支持されて、端面同士を接合して立て並べられる。例えば、図2に示すように、複数のパネル30は千鳥状に並べられることが、強度を上げるために好ましい。また、複数のパネル30は、支保材20を挟む両側に対向して設けられている。対向するパネル30間の領域にコンクリート40が打設される。
【0035】
パネル30の端面には、しゃくり(係合部)を形成して、接合されたパネル30間に隙間が形成されてないようにすることが好ましい。こうすることで、打設されたコンクリート40の漏れがなくなる。なお、図3に示すように、最も下に位置するパネル30は、基礎部12上に設けられた根がらみ(位置決め部材)32によって、基礎部12上における位置決めが図られている。
【0036】
図4は、パネルと支保材との連結構造を説明する図である。パネル30は、取付具34によって支保材20に連結されている。取付具34は、ボルト36及び係合部材38を含む。
【0037】
ボルト36は、パネル30の、支保材20(具体的には主鋼材22)を向く面から、好ましくは垂直に突出し回動できるようなっている。また、ボルト36の側面には、締結用のジグ(図示せず)を係合させるために、係合面39が形成されている。図4に示すボルト36は、両端部に第1及び第2のねじ44、46が形成されている。第1及び第2のねじ44、46は逆ねじであることが好ましい。パネル30に埋設されたインサート42に、ボルト36のねじ(例えば第2のねじ46)は螺合している。
【0038】
係合部材38は、間隔をあけて配置された一対の係止片35、37を有する部材であり、図4に示す例では一枚の板材をU字状に曲げて構成されたものである。U字における対向する一対の係止片35、37の一方に、ボルト36のねじ(例えば第1のねじ44)が螺合している。詳しくは、ボルト36のねじ(第1のねじ44)は、一方の係止片35を貫通できるように螺合している。
【0039】
図4に拡大して示すように、係合部材38の一対の係止片35、37の間に、主鋼材22の一部(板状部)が挿入される。そして、ボルト36を、係合部材38の一方の係止片35を貫通させて、他方の係止片37とボルト36とで、主鋼材22の一部(板状部)を挟み込んで固定する。こうして、パネル30は、取付具34を介して、支保材20に連結される。なお、ボルト36の両端の第1及び第2のねじ44、46が逆ねじであれば、第1のねじ44が主鋼材22の一部(板状部)を貫通するようにボルト36が回転すると、第2のねじ46はインサート42に入り込む。第1のねじ44が主鋼材22を締め付けたときに、第2のねじ46はインサート42内に隙間なく入り込んだ状態となっていることが好ましい。
【0040】
対向する複数のパネル30間に形成された領域に、図1に示すように、コンクリート40が打設されている。コンクリート40は、支保材20(主鋼材22、配力鋼材24及び連結鋼材26を含む。)が主鉄筋として機能して強度を発現する。
【0041】
本実施の形態は、上述したように構成されており、以下その構築方法を説明する。まず、擁壁10の構築領域に捨てコンクリート1を打つ。捨てコンクリート1が硬化したら、その上に支保材20を構築する。なお、支保材20(具体的には主鋼材22)に高さ調整具29が設けられているので、これによって支保材20の高さを調整する。
【0042】
また、図4に示すように、パネル30に取付具34を設けておく。取付具34は、ボルト36などによって現場で簡単にパネル30に取り付けられることが好ましい。そうすることで、運搬時に取付具34がじゃまにならない。
【0043】
本実施の形態では、取付具34のボルト36を、係合部材38の一方の係止片35を貫通せず、かつ、パネル30に対して緩めた状態で設けておくことが好ましい。詳しくは、係合部材38の一対の係止片35、37間に、保持材20の一部(主鋼材22の板状部)を挿入し、係止片37に保持材20の一部を接触させたときに、係止片35と保持材20の一部(主鋼材22の板状部)との間に形成される間隔D1と、インサート42の内底面とボルト36の先端との間に形成された隙間の間隔D2と、が等しいことが好ましい。なお、間隔D2を視覚的に確認できるように、ボルト36に印を付けたり色分けしてもよい。
【0044】
次に、構築された支保材20にパネル30を取り付ける。詳しくは、パネル30を所定の位置に配置し、係合部材38の一対の係止片35、37の内側に、保持材20の一部(主鋼材22の板状部)を挿入する(図4参照)。そして、ボルト36の係合面39に、図示しないジグを係合させてボルト36を回転させる。ボルト36の両端部には、逆ねじとなった第1及び第2のねじ44、46が形成されている。したがって、ボルト36は、インサート42内に入り込み、かつ、係合部材38の一方の係止片35から他方の係止片37に向けて突出するように、インサート42及び一方の係止片35に螺合する。こうして、ボルト36の先端と係合部材38の他方の係止片37とで、保持材20の一部(主鋼材22の板状部)を挟んで固定する。また、上述したように、間隔D1、D2が等しくなるようにボルト36を緩めておけば、インサート42内に隙間がなくなるように、ボルト36とインサート42とが螺合する。こうすることで、ボルト36の全長からインサート42に螺合する長さを引いた長さが、支保材20とパネル30との間の距離となる。この距離は、コンクリート40のかぶり長さとなるので、かぶり長さを予め設定した値にすることが簡単にできる。
【0045】
以上の工程を繰り返して、複数のパネル30を支保材20の両側に取り付ける。そして、対向するパネル30間にコンクリート40を打設することで、擁壁10を構築することができる。
【0046】
本実施の形態によれば、簡単な作業でパネル30を支保材20に固定することができる。また、本発明によれば、プレキャストコンクリート製のパネル30によって擁壁10の表面が形成されるので、コンクリート40の養生期間が短くても、裏込土2を埋め戻すことができる。
【0047】
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、ボルト36に、第2のねじ46の代わりに係合部(例えばボルト36の端部に形成した凸部又は凹部)を形成し、その係合部に係合する被係合部をパネル30に設けておき、ボルト36が回転でき、かつ、パネル30からの抜け止めが図られるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態に係る擁壁を示す図である。
【図2】本実施の形態に係る擁壁の構築工程を示す図である。
【図3】本実施の形態に係る支保材の下端部を示す図である。
【図4】本実施の形態に係るパネルと支保材との連結部分を示す図である。
【符号の説明】
10 擁壁
20 支保材
28 係合部
29 高さ調整具
30 パネル
34 取付具
35 一方の係止片
36 ボルト
37 他方の係止片
38 係合部材
40 コンクリート
42 インサート
44 第1のねじ
46 第2のねじ

Claims (11)

  1. 端面同士を接合して立て並べられる複数のパネルと、前記パネルを支持する支保材と、を含み、
    前記支保材の一部を挿入して締結する取付具が、各パネルに設けられてなる擁壁。
  2. 請求項1記載の擁壁において、
    前記取付具は、各パネルの支保材を向く面から突出して回動できるボルトと、間隔をあけて設けられた一対の係止片を有して一方の係止片に前記ボルトが螺合する係合部材と、
    を含み、
    前記支保材の一部が前記一対の係止片の間に配置され、前記ボルトが一方の係止片を貫通して螺合し、前記ボルトの先端と他方の係止片との間で前記支保材が締結される擁壁。
  3. 請求項2記載の擁壁において、
    前記ボルトの側面には、締結用のジグとの係合面が形成されてなる擁壁。
  4. 請求項2又は請求項3記載の擁壁において、
    前記ボルトは、各パネルに埋設されたインサートに螺合して取り付けられている擁壁。
  5. 請求項4記載の擁壁において、
    前記ボルトの、前記一方の係止片と螺合する第1のねじと、前記インサートと螺合する第2のねじと、は逆ねじである擁壁。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の擁壁において、
    前記複数のパネルは、前記支保材を挟む両側に対向して設けられて、対向する前記パネル間の領域にコンクリートが打設されてなる擁壁。
  7. 請求項6記載の擁壁において、
    前記支保材は、硬化したときに前記コンクリートに係合する係合部を有する擁壁。
  8. 取付具が設けられた複数のパネルを、端面同士を接合し、支保材の両側に対向させて並べて、前記支保材に固定する第1工程と、
    対向する前記パネル間の領域にコンクリートを打設する第2工程と、
    を含み、
    前記第1工程で、各パネルを、前記支保材に前記取付具を向けて配置し、前記支保材の一部を前記取付具に挿入して締結する擁壁の構築方法。
  9. 請求項8記載の擁壁の構築方法において、
    前記取付具は、各パネルの支保材を向く面から突出して回動できるボルトと、間隔をあけて設けられた一対の係止片を有して一方の係止片に前記ボルトが螺合する係合部材と、を含み、
    前記支保材の一部を前記一対の係止片の間に配置し、前記ボルトを一方の係止片を貫通して螺合させ、前記ボルトの先端と他方の係止片との間で前記支保材を締結する擁壁の構築方法。
  10. 請求項9記載の擁壁の構築方法において、
    前記ボルトは、各パネルに埋設されたインサートに螺合して取り付けられており、前記ボルトの、前記一方の係止片と螺合する第1のねじと、前記インサートと螺合する第2のねじと、は逆ねじであり、
    前記第1工程で、前記第1のねじが前記一方の係止片を貫通して行く方向であって、かつ、前記第2のねじが前記インサートに入り込む方向に、前記ボルトを回転させる擁壁の構築方法。
  11. 請求項10記載の擁壁の構築方法において、
    前記第1工程の前に、前記一対の係止片の間に配置された前記支保材の一部と前記ボルトが螺合する前記一方の係止片との間隔の長さ分、前記第2のねじを前記インサートから出しておく擁壁の構築方法。
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