JP4138160B2 - 重ね合わせ接着用シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、重ね合わせシートを得るための重ね合わせ接着用シートに関するものである。
【0002】
近年においては、郵送コストが安い葉書の形態で多くの情報が送れるようにするため、複数枚のシート片を剥離可能に接合した形式の葉書が利用されており、受取人がその葉書のシート片を開くことで郵送時には隠れていた情報を確認することができるものとなっている。そして、このような葉書においては受取人が見開き操作し易いようにした工夫が提案されており、図6に示すように重ね合わせて葉書を構成する複数枚のシート片aのうち外部、例えば葉書表面となるシート片や葉書裏面となるシート片の一隅にコーナーカットbを設け、このコーナーカットbの部分を指掛かりとしてつまみ易くし、接着されているシート片の見開き操作が簡単に行なえるようにした工夫が提案されている。
【0003】
ところで、上記葉書を連続的に多く作成する場合、図7に示すように、葉書を構成する複数のシート片aからなるシートcを一単位として複数単位が連続した連続シートが用意され、そして、その連続シートでは上記コーナーカットを得るために予め所要のシート片aの一隅側に打ち抜き孔dが設けられている。しかし、この打ち抜き孔dを有した連続シートにおける各シートcの所定位置それぞれに宛名情報、通知情報などを設ける際に電子写真方式のプリンタ装置を用いて出力するようにしているため、シートcへトナーを転移する際にその打ち抜き孔dと電子写真方式の感光体との間で放電が生じ、その感光体の寿命が短くなるという問題があった。また、作成された葉書にあっても、この葉書の郵送過程でコーナーカットbの段差に他の葉書などが引っ掛ってシート片が剥離するという問題もあった。なお、図6において、eは最上部のシートcを見開き可能に綴じ合わせるための強接着手段を示し、図7において、fは切断除去のための切断予定線を示している。
そこで本発明は上記事情に鑑み、重ね合わせ前の重ね合わせ接着用シートに孔を設けることなく重ね合わせシートでの見開きの手助けとなる部分が得られるようにすることを課題とし、重ね合わせ接着用シートのプリンタ適性を良好にして適正に情報出力が行われるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、複数枚のシート片からなり、シート片それぞれは該シート片を重ね合わせた時の対向面の少なくとも一方に所要の接着条件の付与により剥離可能に接着する弱接着手段が設けられた重ね合わせ接着用シートであって、シート片を重ね合わせたときに外部に位置するシート片の見開き辺側の一隅に、シート片中心側に向けて凸となるように曲成されたスリットにより摘み片が捲り上げ可能に切り込み形成され、前記スリットの両端部それぞれが、該両端部の間に対して逆方向に曲成されていることを特徴とする重ね合わせ接着用シートを提供して、上記課題を解消するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明を図1から図5に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は重ね合わせ接着用シート1の一例を示しているもので、図1に示すように該重ね合わせ接着用シート1は葉書の形態となる重ね合わせシートが得られるように三枚のシート片2、3、4が折り用ミシン目からなる折り部5を介して一連にして連接されている。この重ね合わせ接着用シート1ではZ状に折り畳むことで前記シート片2、3、4を重ね合わせるようにしており、重ね合わせたときの前記三片における対向面6それぞれには加圧するなどの所要の接着条件を付与することで剥離可能に接着する弱接着手段7が設けられている。なお、前記弱接着手段7は重ね合わせ時に相対する対向面6の内、いずれか一方にのみ設けるようにしてもよい。
【0006】
図中8は切断予定線であり、上記重ね合わせ接着用シート1のシート片2、3、4のそれぞれに、後述する重ね合わせシートの見開き側となる同一辺側に沿って重ね合わせ時に重なる位置にして設けられている(図2(イ)参照)。さらに重ね合わせ接着用シート1をZ状に折り畳むようにして三片2、3、4を重ね合わせた時に外部となるシート2、4とには、前記切断予定線8よりシート片中心側であって前記重ね合わせシート形態における見開き側の辺部の一隅に摘み片9が設けられている。
上記摘み片9は、シート2、4にシート片中心側に向けて凸となるようにU字型状、或いは山型状に曲成されたスリット10を入れ、このスリット10により捲り上げ可能に切り込み形成されているものであり、後述するように摘み片9を摘み持って引張るときに裂けを生じさせないために、スリット10の両端部11それぞれが、該両端部11の間に対して逆方向に曲成されている。
【0007】
上記重ね合わせ接着用シート1において上記シート片2の幅寸法は重ね合わせした時に相対するシート片3の幅寸法より小さく設定されていて、上記折り部5からZ状に折り畳んだ際、シート片3におけるシート片4側の辺部がシート片2の側方から表出するように設けられている。そして、このシート片3におけるシート片4側の辺部に葉書表示部12が位置していて、折り畳んだときに前記葉書表示部12が外部から見えるようにしている。
さらに、図2に示すように、この重ね合わせ接着用シート1から得る重ね合わせシートにあってはシート片3とシート片4との間の折り部5側を中心として見開きできるようにするもので、このためにシート片2とシート片3との対向面6中、重ね合わせしたときに前記葉書表示部12側となる辺部それぞれに所要の接着条件の付与により剥離困難に接着する強接着手段13の塗布位置13aが設けられていて、後述の重ね合わせシートとなったときにはシート片2とシート片3とがこの強接着手段13にて綴じ合わされた状態にして見開きできるようにしている。
上記弱接着手段7と強接着手段13とは適宜に構成できるもので、例えば、弱接着手段7と強接着手段13とをそれぞれ同じ接着剤を用いて前記弱接着手段7側においてはその接着剤塗布部分にベタ印刷や網点印刷による接着力調整用の加工を施したものとして構成することができる。また、強接着手段13は弱接着手段7とは別の接着剤を塗布して構成するようにしてもよい。
【0008】
上記重ね合わせ接着用シート1から見開きできる葉書形態の重ね合わせシートを得るにあたっては、まず、重ね合わせ接着用シート1をプリンタ装置に送り込んで各シート片2、3、4の所要位置に情報を出力する。このとき重ね合わせ接着用シート1のプリント面部分には孔がなく、電子写真方式のプリンタ装置を用いて適正な情報出力が行われるようになる。この後、強接着手段13を施しながらZ状に折り畳んでシート片2、3、4を重ね合わせる。この例ではZ状の折り時に強接着手段13を施すようにしていて、弱接着手段7にあっては予め上記対向面の所定部分に設けられたものとしている。つぎにこの重ね合わせ状態で上記切断予定線8から、シート片2とシート片3との間の折り部5側やシート片4の側辺を切断除去する。この切断予定線8と上記スリット10とは所定の距離を取って離れており、スリット10の部分が切り落とされることはない(図2(ロ)参照)。そして、この後、重ね合わせ接着用シート1を所要の接着条件である加圧を行なって重ね合わせシート14を得る。
上記重ね合わせシート14ではシート片2とシート片4との見開き側の一隅に摘み片9が捲り上げ可能に位置しており、図3に示すようにこの摘み片9を起こして摘み持つようにして引っ張ることで最初にこの摘み片9周りがシート片3から剥離し始め、摘み片9を引き続けることで剥離部分が一隅側から広がってシート片2、4が剥離するようになり、シート片2とシート片3との間、シート片3とシート片4との間が簡単に見開きできるようになる。また、前記摘み片9を起こす前の時点ではそれぞれシート片2やシート片4の表面は平坦であり、郵送過程に他の葉書などのが引っ掛って剥離するということは生じない。
【0009】
上記各実施の例では折り部を介して連接した三シート片を用いて重ね合わせ接着用シート1が構成されているものであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、図4に示すように折り部5を介して連接された二枚のシート片2、3から重ね合わせ接着用シート1を構成し、これを折り重ねて重ね合わせシート14を得ることも可能である。
さらに図5に示すように、シート片3に重ね合わされるシート片2に、折り部5側を除く三周辺を剥離困難に接着するものとしその内側に沿って切り取りミシン目15が穿設されているものとするとともに、その切り取りミシン目15よりシート片中心側に上記スリット10よりなる摘み片9を切り込み形成して、この重ね合わせ接着用シート1から重ね合わせシート14を得るようにしてもよい。そして、上記二例では強接着手段13は必ず必要とするものではない。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の重ね合わせ接着用シートによれば、複数枚のシート片からなり、シート片それぞれは該シート片を重ね合わせた時の対向面の少なくとも一方に所要の接着条件の付与により剥離可能に接着する弱接着手段が設けられた重ね合わせ接着用シートであって、シート片を重ね合わせたときに外部に位置するシート片の見開き辺側の一隅に、シート片中心側に向けて凸となるように曲成されたスリットにより摘み片が捲り上げ可能に切り込み形成され、前記スリットの両端部それぞれが、該両端部の間に対して逆方向に曲成されていることを特徴とするものであることから、重ね合わせ接着用シートに指掛かり形成用の孔が生じず、電子写真方式のプリント装置などに対するプリンタ適性が向上し、感光体の寿命を短くすることなく適正に情報出力が行なえるようになる。さらに、見開き時に摘み部分となる摘み片を切り込み形成しているため、その摘み片部分に段差を形成しない重ね合わせシートが得られるようになり、重ね合わせシートの郵送過程などにおいて指掛かり部分への引っ掛かりによる剥離トラブルを防止できる。そしてスリットの両端が開くように曲成されているため、摘み片を引張ったときにシートが裂け難いなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る重ね合わせ接着用シートの一例を示すもので、(イ)は一方の片面を示す説明図、(ロ)は他方の片面を示す説明図である。
【図2】同じく重ね合わせ接着用シートの一例による重ね合わせを示すもので、(イ)は切断前の重ね合わせ状態を示す説明図、(ロ)は切断除去した後の重ね合わせシートを示す説明図である。
【図3】摘み片による引き起こしを示す説明図である。
【図4】重ね合わせ接着用シートの他の例を示すもので、(イ)は展開状態の重ね合わせ接着用シートを示す説明図、(ロ)は重ね合わせシートを示す説明図である。
【図5】他の例による重ね合わせシートを示す説明図である。
【図6】従来の重ね合わせシートを示す説明図である。
【図7】従来の打ち抜き孔を有するシートを示す説明図である。
【符号の説明】
1…重ね合わせ接着用シート
2、3、4…シート片
6…対向面
7…弱接着手段
9…摘み片
10…スリット
11…端部
14…重ね合わせシート

Claims (1)

  1. 複数枚のシート片からなり、シート片それぞれは該シート片を重ね合わせた時の対向面の少なくとも一方に所要の接着条件の付与により剥離可能に接着する弱接着手段が設けられた重ね合わせ接着用シートであって、シート片を重ね合わせたときに外部に位置するシート片の見開き辺側の一隅に、シート片中心側に向けて凸となるように曲成されたスリットにより摘み片が捲り上げ可能に切り込み形成され、前記スリットの両端部それぞれが、該両端部の間に対して逆方向に曲成されていることを特徴とする重ね合わせ接着用シート。
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