JP4136688B2 - クランプ及びこのクランプを用いた棒状物取付構造 - Google Patents

クランプ及びこのクランプを用いた棒状物取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のエアコン用のパイプ等をボディパネル等の取付部材に取付けるために用いられるクランプ及びこのクランプを用いた棒状物取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に示すように、自動車のボディパネル101には、ボディパネル101に固定されたスタッドボルト100に係止可能なクランプ102に、エアコン用のパイプ104等を挟持させ、クランプ102を介してパイプ104を所定の位置に取り付けているが、衝突などにより車両が衝撃を受けた場合、スタッドボルト100によって、クランプ102に対向して配置された車載部品106を傷付けてしまう恐れがある。
【0003】
一方、特許文献1では、図6に示すように、スタッドボルト100が樹脂製の防音筒112及び閉塞部材114によって覆われているが、この防音筒112及び閉塞部材114は、クランプ115を固定するためのスタッドボルト100とボディパネル108との隙間及びスタッドボルト100と防音材110との隙間によって、車外の騒音が車内へ伝搬されるのを防止するためのものである。
【0004】
また、スタッドボルト100を覆う防音筒112及び閉塞部材114は樹脂で成形されており、衝突などにより車両が衝撃を受けた場合、防音筒112及び閉塞部材114を突き破ってスタッドボルト100の先端部が表面に露出し、クランプ115に対向して配置された車載部品106を傷付けてしまう恐れがある。
【0005】
また、特許文献2では、図7に示すように、樹脂製のボディパネル116に、樹脂製のTスタッド118を溶着し、このTスタッド118の頭部118Aにチューブ等を保持する保持部(図示省略)が一体成形されたクリップ120を係止させ、Tスタッド118をクリップ120で覆っている。
【0006】
ここで、特許文献2は樹脂製のボディパネルという特殊な例であり、通常、ボディパネルには鋼材を用いるため、Tスタッド118自体も必然的に金属となる。従って、特許文献1と同様、衝突などにより車両が衝撃を受けた場合、Tスタッド118によってクリップ120は突き破られ、クリップ120に対向して配置された車載部品106を傷付けてしまう恐れがある。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−184646号公報(第4頁、図5)
【0008】
【特許文献2】
特開平11−159504号公報(第4頁、図5)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、クランプを固定させるために用いられるスタッドボルト等の先端部によって、クランプに対向して配置された車載部品を傷付けることのないクランプ及びこのクランプを用いた棒状物取付構造を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、クランプにおいて、車両に配設された棒状物を挟持するクランプ部と、前記クランプ部と一体に設けられた係止部材と、前記係止部材に設けられ、前記車両の取付部材に固定された被係止部材を保持可能な保持部と、前記係止部材と係合し前記保持部及び前記被係止部材を覆う金属カバーと、を有し、前記金属カバーがハット状を成し、該金属カバーの鍔部が前記係止部材に形成された爪部に係止されることを特徴とする。
【0011】
請求項1に記載の発明では、車両に配設された棒状物を挟持するクランプ部と一体に設けられた係止部材に保持部を設け、車両の取付部材に固定された被係止部材に係止可能としている。また、係止部材には、保持部及び被係止部材を覆う金属カバーを係合可能としている。
【0012】
このように、保持部及び被係止部材を金属カバーで覆うことで、衝突などによって車両が衝撃を受けた場合でも、被係止部材が表面に露出することはないため、クランプに対向して配置された車載部品を傷付けることはない。また、金属カバーをハット状とし、該金属カバーの鍔部を係止部材に形成された爪部に係止させるため、金属カバーの周方向に対する位置決めを行う必要が無く、また、金属カバーを容易に係止部材に装着させることができる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、前記被係止部材が略円柱状を成し先端部に大径部を有する金属製のTスタッドであり、前記保持部が、前記大径部が通過するとき拡径し前記大径部が通過した後復元する筒体と、前記筒体の内壁側に形成され前記大径部を係止する受け部と、で構成されている。
【0014】
請求項2に記載の発明では、被係止部材として、略円柱状を成し先端部に大径部を有する金属製のTスタッドを用いている。一方、係止部材には筒体を設けており、Tスタッドの大径部が通過するとき拡径し、該大径部が通過した後、復元する。ここで、筒体の内壁側に受け部を設けており、筒体が復元した状態で大径部を係止し、これにより、保持部が抜け止めされる。
【0015】
これに対して、被係止部材としてスタッドボルトを用いる場合、作業性を考慮して、係止部材には一般的にスタッドボルトに係止される係止爪が用いられ、係止爪をスタッドボルトに形成されたネジ溝に係止させる。
【0016】
ここで、係止爪をスタッドボルトのネジ部へ係止させ易く、また、該ネジ部に係止された係止爪をネジ部から取り外し難くするため、係止部材をスタッドボルトへ装着させる方向と反対方向へ向かって係止爪を立ち上がらせる必要があり、係止爪の長さも長くなってしまう。従って、保持部自体の高さが高くなってしまう。
【0017】
このため、被係止部材としていわゆるTスタッドを用いることで、Tスタッドの頭部を通過させるときに拡径する筒体に、Tスタッドの頭部を係止させる受け部を設けるだけで、保持部は抜け止めされるため、保持部自体の高さを低くすることができ、クランプをコンパクトにすることができる。また、被係止部材としてスタッドボルトを用いた場合と比較して、係止部材の上下方向の位置が確実に保持される。
【0018】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のクランプにおいて、前記係止部材の裏面角部から斜め下方へ向かって張出し、前記Tスタッドに軸方向に対するTスタッドと受け部との寸法誤差を吸収すると共に、係止部材を前記Tスタッドの頭部側へ押し付ける弾性片を設けたことを特徴とする。
【0019】
請求項に記載の発明では、係止部材の裏面角部から斜め下方へ向かって張出し、Tスタッドの軸方向に対するTスタッドと受け部との寸法誤差を吸収すると共に、係止部材をTスタッドの頭部側へ押し付ける弾性片を設けている。
【0020】
これにより、Tスタッドと受け部との間でTスタッドの軸方向に対して寸法誤差が生じたとしても、弾性片によって該寸法誤差が吸収されるため、受け部がTスタッドの頭部を係止できないということはない。また、弾性片によって、係止部材をTスタッドの頭部側へ押し付けるようにすることで、係止部材と取付部材との間でガタツキが生じないようにすることができる。
【0021】
請求項に記載の発明は、車両に固定された被係止部材に請求項1〜の何れかに記載のクランプの保持部を係止させ、前記車両に配設された棒状物をクランプ部で挟持させて車両に固定することを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態に係るクランプについて説明する。
【0023】
図1及び図3に示すように、クランプ10は、自動車のボディパネル12に固定されT字状を成す被係止部材14(以下、「Tスタッド14」という)に係止される係止部材16と、棒状物としてのエアコン用のパイプ18を保持するクランプ部20と、で構成されている。なお、説明の便宜上、クランプ部20のTスタッド14への装着方向(矢印A方向)を下方向とし、矢印A方向と反対方向を上方向としている。
【0024】
係止部材16は箱型を成しており、底部中央には、Tスタッド14が挿通可能な孔部22が形成されている。この孔部22の周縁部からは、保持部としての筒体24が立設しており、筒体24には、筒体24の軸方向に沿って一対の切欠き部26が対面して形成されている。これにより、筒体24は拡径可能となっている。
【0025】
また、筒体24の内壁の上方には、周方向に沿って段部28(受け部)が形成されている。この段部28の上面は、係止部材16の裏面からの高さが、Tスタッド14の首部14Aの長さと略同一となっており、Tスタッド14の頭部14Bを保持可能な大きさとなっている。
【0026】
また、段部28から下方へ行くに従って、筒体24の内壁は徐々に拡径しており、筒体24の軸方向の略中央部には、Tスタッド14の頭部14Bの肉厚と略同一の長さ分で同一径を成す仮置き部30が形成されている。
【0027】
Tスタッド14に筒体24を外挿させたとき、Tスタッド14の頭部14Bが仮置き部30に当接して、係止部材16が一旦停止する。この状態で係止部材16を押圧すると、筒体24の内壁に合わせて筒体24が徐々に拡径し(図2参照)、Tスタッド14の頭部14Bが段部28の上面に到達する。
【0028】
これにより、筒体24が復元すると共に、Tスタッド14の頭部14Bが段部28の上面に保持される。このため、係止部材16は抜け止めされ、Tスタッド14を介してボディパネル12に係止される。
【0029】
ここで、仮置き部30の下方は、筒体24の内壁が徐々に拡径しており、Tスタッド14に筒体24を外挿し易くなっている。
【0030】
一方、係止部材16の裏面角部中央からは、弾性片34が形成されている。図2及び図3に示すように、弾性片34は、係止部材16をボディパネル12に対面させた状態で、ボディパネル12側へ向かって斜め下方に張り出しており、係止部材16をボディパネル12に係止させた状態で、係止部材16をTスタッド14の頭部14B側へ押し付けている。
【0031】
このように、係止部材16をボディパネル12に対面させた状態で、弾性片34をボディパネル12側へ向かって張り出させることで、段部28の係止部材16の裏面からの高さとTスタッド14の首部14Aの長さの寸法誤差を吸収させることができる。
【0032】
また、図1及び図4に示すように、係止部材16の対面する内壁には、爪部36がそれぞれ突設されており、爪部36の両側には切込み部38が切り込まれ、爪部36が弾性変形可能となっている。
【0033】
ここで、係止部材16内には金属カバー40が挿通可能となっている。この金属カバー40はハット状に形成されており、全周に渡って鍔部40Aが外側へ張り出している。この鍔部40Aが爪部36に係止可能となっており、鍔部40Aを爪部36に係止させた状態で、筒体24が金属カバー40によって覆われる。
【0034】
一方、図1及び図3に示すように、係止部材16の外壁面には、クランプ部20が一体に形成されている。このクランプ部20は、横臥した状態で略U字状に形成されており、ガイド壁42と保持壁44とが対面して配置されている。
【0035】
ガイド壁42はクランプ部20の下方に配置されており、ガイド壁42の端部側は、薄肉となって、ガイド壁42と保持壁44との間隔を広げるように形成されている。
【0036】
ガイド壁42及び保持壁44の奥部には、挟持部46が設けられており、保持壁44には、先端部が挟持部46の中央側へ向かって折曲げられた折曲げ片48が形成されている。
【0037】
この折曲げ片48とガイド壁42とは接離可能となっており、折曲げ片48とガイド壁42の間をパイプ18が進入する。また、折曲げ片48の先端面と該先端面と対面する挟持部46との離間距離は、パイプ18の外径寸法と略同一となっている。
【0038】
これにより、パイプ18が折曲げ片48とガイド壁42との間を進入し、パイプ18の外周面が挟持部46に略面接した状態で、折曲げ片48の先端面がパイプ18の外周面に当接して、挟持部46内でパイプ18を確実に保持する。
【0039】
次に、本発明の実施の形態に係るクランプ10の作用について説明する。
【0040】
図3及び図4に示すように、Tスタッド14に筒体24を係止させた状態で、筒体24及びTスタッド14を金属カバー40で覆うことで、衝突などによって車両が衝撃を受けた場合でも、Tスタッド14の先端部が表面に露出することはないため、クランプ10に対向して配置された車載部品50を傷付けることはない。
【0041】
また、金属カバー40をハット状とし、鍔部40Aを係止部材16に形成された爪部36に係止させるため、金属カバー40の周方向に対する位置決めを行う必要が無く、また、金属カバー40を容易に係止部材16に装着させることができる。
【0042】
また、本形態では、被係止部材として、略円柱状を成し先端部に頭部14Bを有する金属製のTスタッド14を用いており、係止部材16には、Tスタッド14の頭部14Bが通過するとき拡径し、頭部14Bが通過した後、復元する筒体24を設けている。ここで、筒体24の内壁側に段部28を設け、筒体24が復元した状態でTスタッド14の頭部14Bに係止部材16が係止される。
【0043】
これに対して、図示はしないが、被係止部材としてスタッドボルトを用いる場合、作業性を考慮して、係止部材には一般的にスタッドボルトに係止される係止爪が用いられ、係止爪をスタッドボルトに形成されたネジ溝に係止させる。
【0044】
ここで、係止爪をスタッドボルトのネジ部へ係止させ易く、また、該ネジ部に係止された係止爪をネジ部から取り外し難くするため、係止部材をスタッドボルトへ装着させる方向と反対方向へ向かって係止爪を立ち上がらせる必要があり、係止爪の長さも長くなってしまう。従って、保持部自体の高さが高くなってしまう。
【0045】
このため、本形態のように、被係止部材としていわゆるTスタッド14を用いることで、Tスタッド14の頭部を通過させるときに拡径する筒体24に、Tスタッド14の頭部14Bを係止させる段部28を設けるだけで、筒体24は抜け止めされるため、筒体24自体の高さを低くすることができ、クランプ部20をコンパクトにすることができる。また、被係止部材としてスタッドボルトを用いた場合と比較して、係止部材16の上下方向の位置が確実に保持される。
【0046】
また、係止部材16をボディパネル12に対面させた状態で、ボディパネル12側へ向かって張り出す弾性片34を係止部材16の裏面角部中央に設けており、係止部材16をボディパネル12に係止させた状態で、係止部材16をTスタッド14の頭部14B側へ押し付けるようにしている。
【0047】
これにより、Tスタッド14の軸方向に対してTスタッド14と段部28との間で寸法誤差が生じたとしても、弾性片34によって該寸法誤差が吸収されるため、段部28がTスタッド14の頭部14Bを係止できないということはない。
【0048】
また、弾性片34によって、係止部材16をTスタッド14の頭部14B側へ押し付けるようにすることで、係止部材16とボディパネル12との間でガタツキが生じないようにすることができる。
【0049】
また、ここでは、クランプ部20には1本のパイプ18を装着させるようにしたが、これに限るものではなく、複数のパイプ18を装着可能なクランプ部に適用させても良い。
【0050】
【発明の効果】
本発明は、上記構成としたので、請求項1及びに記載の発明では、衝突などによって車両が衝撃を受けた場合でも、被係止部材が表面に露出することはないため、クランプに対向して配置された車載部品を傷付けることはない。また、金属カバーをハット状とし、金属カバーの鍔部を係止部材に形成された爪部に係止させるため、金属カバーの周方向に対する位置決めを行う必要が無く、また、金属カバーを容易に係止部材に装着させることができる。
【0051】
請求項2に記載の発明は、Tスタッドの頭部を通過させるときに拡径する筒体に、Tスタッドの頭部を係止させる受け部を設けるだけで、保持部は抜け止めされるため、保持部自体の高さを低くすることができ、クランプをコンパクトにすることができる。また、被係止部材としてスタッドボルトを用いた場合と比較して、係止部材の上下方向の位置が確実に保持される。
【0053】
請求項に記載の発明では、Tスタッドと受け部との間でTスタッドの軸方向に対して寸法誤差が生じたとしても、弾性片によって該寸法誤差が吸収されるため、受け部がTスタッドの頭部を係止できないということはない。また、弾性片によって、係止部材をTスタッドの頭部側へ押し付けるようにすることで、係止部材と取付部材との間でガタツキが生じないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るクランプを示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るクランプを示す断面図であり、Tスタッドに係止部材を係止させようとしている状態を示している。
【図3】本発明の実施の形態に係るクランプを示す断面図であり、Tスタッドに係止部材を係止させた状態を示している。
【図4】本発明の実施の形態に係るクランプを示す断面図であり、金属カバーと爪部との係止状態を示している。
【図5】従来のクランプを示す断面図である。
【図6】従来のクランプの他の例を示す断面図である。
【図7】従来のクランプのその他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 クランプ
14 Tスタッド(被係止部材)
16 係止部材
20 クランプ部
24 筒体(保持部)
28 段部(受け部、保持部)
34 弾性片
36 爪部
40 金属カバー

Claims (4)

  1. 車両に配設された棒状物を挟持するクランプ部と、
    前記クランプ部と一体に設けられた係止部材と、
    前記係止部材に設けられ、前記車両の取付部材に固定された被係止部材を保持可能な保持部と、
    前記係止部材と係合し、前記保持部及び前記被係止部材を覆う金属カバーと、
    を有し、
    前記金属カバーがハット状を成し、該金属カバーの鍔部が前記係止部材に形成された爪部に係止されることを特徴とするクランプ。
  2. 前記被係止部材が略円柱状を成し、先端部に大径部を有する金属製のTスタッドであり、
    前記保持部が、
    前記大径部が通過するとき拡径し、前記大径部が通過した後復元する筒体と、
    前記筒体の内壁側に形成され前記大径部を係止する受け部と、
    で構成されたことを特徴とする請求項1に記載のクランプ。
  3. 前記係止部材の裏面角部から斜め下方へ向かって張出し、前記Tスタッドに軸方向に対するTスタッドと受け部との寸法誤差を吸収すると共に、係止部材を前記Tスタッドの頭部側へ押し付ける弾性片を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のクランプ。
  4. 車両に固定された被係止部材に請求項1〜3の何れかに記載のクランプの保持部を係止させ、前記車両に配設された棒状物をクランプ部で挟持させて車両に固定することを特徴とする棒状物取付構造。
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