JPS5941133Y2 - エア−吹出口の取付構造 - Google Patents

エア−吹出口の取付構造

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Publication number
JPS5941133Y2
JPS5941133Y2 JP6794380U JP6794380U JPS5941133Y2 JP S5941133 Y2 JPS5941133 Y2 JP S5941133Y2 JP 6794380 U JP6794380 U JP 6794380U JP 6794380 U JP6794380 U JP 6794380U JP S5941133 Y2 JPS5941133 Y2 JP S5941133Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air outlet
locking
locking protrusion
opening
attached
Prior art date
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Expired
Application number
JP6794380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56168409U (ja
Inventor
洋 倉繁
國士 竹原
Original Assignee
ダイハツ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ダイハツ工業株式会社 filed Critical ダイハツ工業株式会社
Priority to JP6794380U priority Critical patent/JPS5941133Y2/ja
Publication of JPS56168409U publication Critical patent/JPS56168409U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、サイドデミスタ−やデフロスタ−の如きエ
アー吹出し装置に於いて、エアー通路を槽底するエアー
吹出口の被取付部材への取付構造に関するもので、被取
付部材の開孔に対してエアー吹出口の有効断面積を大き
くして取付は可能になしたものである。
一般に、サイドデミスタ−やデフロスタ−等は、エンジ
ン近傍の暖気をエアー通路を槽底するエアーホースを用
いてインストルメントパネルやダッシュパネル等の一部
に設けられた開孔に装着されるエアー吹出ロヘガイドさ
せ、エアー吹出口から暖気を吹出させている。
例えばサイドデミスタ−であれば、第1図に示す様に、
インストルメントパネル1の側部に開孔2を形成し、こ
れの内面にエアーホース3を配置させ、暖気をエアー吹
出口4から吹出させ、これをウィンド(図示せず)に当
ててウィンドのくもり等を防止する様になしである。
この様なサイドデミスタ−にあっては、エアー吹出口4
を開孔2へ確実に取付ける必要がある。
従来、このエアー吹出口4は第2図に示す様に、その筒
部6の端部に開孔2より大径のフランジ部5を形成し、
前記フランジ部5の上下内面に筒部6と平行状に夫々弾
発性係止片7a、7bを対向配置させ、フランジ部5を
開孔2の周縁部に当接されるとともに、係止片7a、7
bの係止爪8a、8bをインストルメントパネル1の裏
面に係合させることによって開孔周縁をフランジ部5と
係止爪8a、8bとで挾持して固定されていた。
・また、筒部6の他端にはエアーホース3を嵌合固定し
である。
尚、上記エアー吹出口4は、取付けに際して開孔2への
挿入が容易な様に係止片7a。
7bの内端側に係止爪8a、8bに跨がってテーパにな
しである。
しかし乍ら上記取付構造では、開孔2の開口面積に対し
て筒部6の径が小さくなるといった欠点があり、更に振
動の影響を受けでガタ付くといった欠点があった。
即ち、上記エアー吹出口4は、開孔2に外方から挿込み
、係止片7a、7bを挿入してその係止爪8a、8bを
開孔2の内周縁に係止させて挟持固定させるものである
から、係止片7a、7bの外面間の寸法は開孔2の寸法
と同一か或は若干小さく形成され、係止爪8a、8b間
の寸法は開孔2の寸法より大きく形成されておリ、しか
も係止片7a、7bと筒部6どの間には、取付は時の係
止片7a、7bの内方への撓みを吸収する為の隙間9を
設けである。
従って筒部6は、エアー吹出口2の径に対して係止片7
a、7bの厚み及び隙間9,9の寸法分小さくなり、当
然筒部6に嵌合されるエアーホース3の径も開孔2に対
して小さくなる。
従って、開孔2の面積を十分に確保出来ないような部所
では、所定の風量が得られなかったり、また開孔2に係
止する係止片7a。
7bの背面側には夫々隙間が存在してお・す、振動によ
り開孔2側或はエアーホース3が振動すると、筒部6と
係止片7a、7bとの間で振動が助長され、取付部材4
がガタ付き、延いてはエアー吹出口4が開口2から外れ
るといった欠点もあった。
この考案は、上記従来の欠点に鑑み、これを改良除去し
たもので、筒部の一方に係止突部を形成し、この係止突
部に対向させてフランジ部に弾発性係止片を形成してエ
アー吹出口に対するエアーホースの径を大きくすると共
にガタ付きを防止せしめたものである。
以下この考案の槽底を図面に示す実施例に従って説明す
る。
第3図に於いて、10は被取付部材であるインストルメ
ントパネル、11はインストルメントパネル10の一部
に形威された開孔、12は開孔11に取付けられるエア
ー吹出口、13はエアー吹出口12に保持されるエアー
ホースで、開孔11にエアー吹出口12を介してエアー
ホース13を取付けた構造となっている。
前記エアー吹出口12は、同図に示す様に、開孔11と
相似形で且つ大径に形威されたフランジ部14と、フラ
ンジ部14の内周縁に一体に形成された筒部15とより
戊り、フランジ部14に近接させて筒部15の外周面上
部に断面山形の係止突部16を形威し、フランジ部14
の下部内面に前記係止突部16と筒部15を挾んで対向
させて弾発性係止片17(以下係止片17という)を筒
部15と平行状に形成し、係止片17の先部外面に開孔
11の内周縁一部に係止する係止爪18を形威しである
前記係止突部16はフランジ部14側のテーパ面16a
にて開孔11の内周縁と係合する様になし、且つ係止突
部16を係合させた状態で、係止片17の外面が開孔1
1に当接し、係止爪18が開孔11の内周縁に係止して
係止爪18とフランジ部14とで開孔11の周縁を挟持
する位置に係止片17を形成し、係止片17の背面と筒
部15との間に取付時の係止片17の撓みを吸収する為
の隙間19を形成する。
上記構成に於いて、その取付けは、第4図に示す様に、
開孔11にエアー吹出口12の筒部15及び係止突部1
6を外方から傾斜させた状態で挿入し、係止突部16の
フランジ部14側のテーパ面16aを開孔11の上部内
周面に係合させ、続いて前記係止突部16の開孔11と
の係合部を支点としてエアー吹出口12を回動させ、係
止片17を開孔11内に挿入し、フランジ部14を開孔
11の外周面に当接させると共に係止爪18を開孔11
の下部内周面に係止させ、前記フランジ部14と、係止
突部16及び係止爪18とにより開孔11の周縁を挟持
させてエアー吹出口12を開孔11に取付ける。
そしてエアー吹出口12の筒部15の外周面にエアーホ
ース13を嵌合させて取付けを完了する。
上記取付構造であれば、エアー吹出口12を、フランジ
部14と係止突部16及び係止片17の係止爪18にて
挾持固定したからエアー吹出口12の筒部15及び筒部
15に嵌合固定されるエアーホース13の径を第2図に
示す従来例に比して大きくすることができ、しかもガタ
付きを防止できる。
即ち、エアー吹出口12の係止突部16は筒部15の外
面に形成したから、この係止突部16と開孔11との係
合部は筒部15に近接することになり、それだけ筒部1
5の径を大きくすることができる。
従って筒部15に嵌合されるエアーホース13の径を開
孔11の面積が同じであれば従来に比べて大きくするこ
とができる。
また係止片17の背面と筒部15との間には隙間19が
存在するが、係止突部16の背面には隙間がなく、しか
も係止突部16と開孔11とが線接触し、係止片17に
て押圧されるので、開孔11の周縁が強固に保持され、
更に係止突部16が撓みを生じないので、開孔11やエ
アーホース13が振動を生じても、エアー吹出口12は
筒部15と係止突部16との間で振動を生じず、開孔1
1とエアー吹出口12との間でガタ付きを生じず外れる
こともない。
尚、上記係止突部16及び係止片17は、取付けの支障
とならず、しかも十分な保持力を得る幅寸法に形成する
尚、上記説明では、サイドデミスタ−のエアー吹出口取
付構造について説明したが、これに限定されるものでは
なく、他のエアー吹出口の取付けにも十分に適用できる
以上説明した様に、この考案は被取付部材に設けられた
開孔部に該開孔部より大径のフランジ部と上記フランジ
部の内周縁に一体に形成した筒部とからなるエアー吹出
口を取付けたものに於いて上記エアー吹出口の筒部の外
面に前記フランジ部から前記被取付部材の一部に形成さ
れた前記開孔部の肉厚と略等しい距離を離隔して係止突
部を形成すると共に上記係止突部と対向させて弾発性係
止片を形成し上記エアー吹出口を前記フランジ部と前記
係止突部及び弾発性係止片とで前記被取付部材に取付け
たから、エアー吹出口は被取付部材に対して係止突部及
び弾発性係止片にて強固に取付けられ、しかも係止突部
は筒部に形成されるため筒部と被取付部材の開孔周縁と
の隙間を小さくでき、それだけ筒部の径を大きくするこ
とができるので、十分な風量を確保することができる。
また係止突部は撓みを生じることがなく、係止突部と開
孔との線接触によりガタ付きが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図はサイドデミスタ−の取付位置を示す要部斜視図
、第2図は従来のエアーホースの取付構造を示す断面図
、第3図はこの考案に係かるエアーホースの取付構造を
示す断面図、第4図は取付要領を示す断面図である。 10・・・・・・インストルメントパネル(被取付部材
)、11・・・・・・開孔、12・・・・・・エアー吹
出口、14・・・・・・フランジ部、15・・・・・・
筒部、16・・・・・・係止突部、17・・・・・・係
止片、18・・・・・・係止爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被取付部材に設けられた開孔部に該開孔部より大径のフ
    ランジ部と上記フランジ部の内周縁に一体に形成した筒
    部とからなるエアー吹出口を取付けたものに於いて上記
    エアー吹出口の筒部の外面に前記フランジ部から前記被
    取付部材の一部に形成された前記開孔部の肉厚と略等し
    い距離を離隔して係止突部を形成すると共に上記係止突
    部と対向させて弾発性係止片を形成し上記エアー吹出口
    を前記フランジ部と前記係止突部及び弾発性係止片とで
    前記被取付部材に取付けたことを特徴とするエアー吹出
    口の取付構造。
JP6794380U 1980-05-16 1980-05-16 エア−吹出口の取付構造 Expired JPS5941133Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6794380U JPS5941133Y2 (ja) 1980-05-16 1980-05-16 エア−吹出口の取付構造

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JP6794380U JPS5941133Y2 (ja) 1980-05-16 1980-05-16 エア−吹出口の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56168409U JPS56168409U (ja) 1981-12-12
JPS5941133Y2 true JPS5941133Y2 (ja) 1984-11-26

Family

ID=29661914

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6794380U Expired JPS5941133Y2 (ja) 1980-05-16 1980-05-16 エア−吹出口の取付構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2570214Y2 (ja) * 1991-03-29 1998-05-06 株式会社イトーキクレビオ 空調空気の吹き出し装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56168409U (ja) 1981-12-12

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