JP4135601B2 - メモリ制御装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、SDRAM等の同期式メモリを制御するメモリ制御装置、及び、それを備えた画像形成装置に関する。
従来より、パーソナルコンピュータ(以下「パソコン」と略す)やプリンタなどの、CPUにより各種データ処理や制御がなされて動作するよう構成された電子機器では、処理速度の高速化のために高クロック化が進んでいるが、システムクロック(基準クロック)の周波数が高くなるほど機器内部で発生する不要輻射ノイズも増加し、機器内部はもちろん、他の電子機器にも影響を及ぼすおそれがある。
そこで近年、不要輻射ノイズを抑制するために、スペクトラム拡散クロック(SSC:Spread Spectrum Clock )技術により基準クロックを変調した変調クロックが用いられている。このSSCは、基準クロックに狭帯域の変調をかけることによりその周波数を±数%の割合で一定周期で変化させた変調クロックを得る技術であり、クロック周波数を固定せず変化させることで、不要輻射ノイズのピークを低く抑えるようにしたものである(例えば、特許文献1参照。)。
一方、CPUは、入力したクロックをそのまま用いるよう構成されている場合は、上記変調クロックをその動作用クロックとして用いることができるが、近年はCPU内蔵のPLL(Phase Locked Loop )回路により、入力されたクロックを逓倍して使用する場合が多い。このようにPLL回路でクロック周波数を逓倍するよう構成されたCPUに対してSSCによる変調クロックを動作用クロックとして入力すると、PLLロックの基準となる周波数が一定でなく変調されたものとなってしまうため、PLLロックが外れたり、或いはロックすること自体が困難となって所望の周波数を得られなくなるおそれがある。
そのため、通常は、PLL回路を内蔵したCPUに対しては基準クロックを供給し、そのCPUと直接的に信号のやりとり(クロックに同期したやりとり)を行うものに対しても基準クロックを供給して、それ以外のものについては変調クロックにて動作させるようにしている。このような構成では、機器内の各部へ供給されるクロックの全てがSSCによる変調クロックではないものの、変調クロック供給用のクロック供給ラインからの不要輻射ノイズについてはそのノイズピークが低減され、全体として不要輻射ノイズの低減を実現している。
特開2000−280575号公報
しかしながら、上記のように基準クロックと変調クロックを併用する場合、不要輻射ノイズの低減効果が得られる反面、デメリットも生じる。例えば、外部クロックに同期して動作する同期式メモリが正常に動作しなくなるおそれがある。同期式メモリとしては、例えば同期式ROM(SROM:Synchronous ROM )、同期式SRAM(SSRAM:Synchronous Static RAM)、同期式DRAM(SDRAM:Synchronous Dynamic RAM )など様々なものが挙げられ、特にSDRAMは、大容量且つ低価格であるためパソコンやプリンタなどの電子機器におけるメインメモリとして頻繁に使用されるものである。
SDRAMの制御は一般に、専用のメモリ制御回路を備え、CPUからメモリ制御回路への各種指令に従ってメモリ制御回路がSDRAMに対してコマンドを出力することにより行われる。このメモリ制御回路は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit )などの集積回路内に形成されるのが一般的である。
そして、メモリ制御回路は、CPUとの間で各種信号・データのやりとりを行うことと、基準クロックを生成する発振器に比較的近い位置に実装される(つまり、基板上で発振器とASICが相互に近接配置される)場合が多いため、CPUと同様、基準クロックで動作させている。一方、SDRAMは、チップが基板に直接実装されることもあるが、DIMM(Dual Inline Memory Module )などのモジュールとして構成されることが多く、CPUやASIC等から遠い基板端部などに配置されるのが一般的である。
具体的には、例えば図3の概略実装図に示すように、メイン基板30において、基準クロックを生成する発振器35からCPU31までの基準クロック供給ラインLc1の配線長、又は、発振器35からASIC34までの基準クロック供給ラインLc2の配線長に比べ、発振器35からASIC34を経てSDRAM33に至るクロック供給ラインLc3の配線長の方が長い。そのため、ASIC34内に、基準クロックを変調して変調クロックを生成するスペクトラム拡散クロックジェネレータ(SSCG:SSC Generator )を設けることにより、ASIC34からSDRAM33に変調クロックを供給して、SDRAM33を変調クロックに同期して動作させるようにしている。
つまり、メモリ制御回路は基準クロックに同期してSDRAMに対する各種制御信号の出力やデータの読み書きを行うが、そのメモリ制御回路によって制御されるSDRAMは、変調クロックに同期して動作することになる。その結果、メモリ制御回路からの各種制御信号を確実に取得できなかったり、データの読み書きが正常に行われなかったりするなど、SDRAMの動作が正常に行われなくなるおそれがある。
即ち、図6(a)に示すように、基準クロックclkに同期して動作させる従来のSDRAMにおいては、基準クロックclkの立ち上がりタイミングの前後に十分なセットアップ時間・ホールド時間が確保されるため、制御信号(図6ではチップセレクト信号cs#のみ図示)を確実にラッチすることができ、延いてはコマンドを解釈することができる。
これに対し、SDRAMを変調クロックS−clkによって動作させる場合、例えば図6(b)に示すように、セットアップ時間は増加して問題ないもののホールド時間が減少してわずかな時間になってしまったり、また例えば図6(c)に示すように、ホールド時間は増加して問題ないもののセットアップ時間が減少してしまう、といった現象が発生する。なお、図6(c)を見る限りは、まだなお十分なセットアップ時間があるようにも見えるが、一般にセットアップ時間はホールド時間より十分に確保しておく必要があるため、図6(a)に示した規定のセットアップ時間より短くなるのはやはり好ましくない。
そのため、SDRAMを変調クロックに同期して動作させるようにすると、図6(b)や図6(c)に例示したようにセットアップ時間又はホールド時間が規定値より減少してしまい、制御信号やデータを確実にラッチできなくなるおそれがあるのである。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、クロックに同期して動作する同期式メモリを、そのクロックに起因して生じる不要輻射ノイズの低減を図りつつ、精度良く制御することが可能なメモリ制御装置、及び、それを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本願発明者は、同期式メモリを備えたパソコンやプリンタ等の電子機器では、同期式メモリに対して常時コマンドの出力やデータのやりとりがなされているわけではなく、外部からのデータ入力(例えばプリンタの場合は印字データの入力など)やデータ出力指示がない期間、或いはSDRAMにおけるプリチャージのためのコマンドが出力されていない期間などの、コマンド(各種制御信号)の出力やデータの読み書きを行わない待機期間が存在することに着目した。そして、このような待機期間中については変調クロックに同期して動作させても上記セットアップ時間不足又はホールド時間不足といった問題は生じないという考えの元に、本願発明に至った。
即ち、上記課題を解決するためになされた請求項1記載のメモリ制御装置は、外部クロックに同期して動作する同期式メモリに対し、CPUからの指示に従って制御コマンドを出力するメモリ制御手段と、前記メモリ制御手段の動作の基準となる所定周波数の基準クロックを生成する基準クロック生成手段と、前記基準クロック生成手段が生成した基準クロックの周波数を、その基準クロックの周波数を含む所定の周波数帯域内で変調して変調クロックとして出力するクロック変調手段と、を備え、上記外部クロックとして、クロック変調手段から出力された変調クロックが同期式メモリに供給されるよう構成されたものであり、少なくとも、メモリ制御手段が同期式メモリへ制御コマンドを出力しているときは、同期式メモリへの外部クロックとして、変調クロックに代えて基準クロックを供給するよう構成されている。
つまり、同期式メモリには、その同期用の外部クロックとして常に変調クロックが供給されるのではなく、少なくともメモリ制御手段が制御コマンドを出力しているときは、予め設定された一定周波数の基準クロックが供給されるのである。
これにより、同期式メモリは、メモリ制御手段からの制御コマンド入力に対しては基準クロックに同期して動作するため、制御コマンドを確実に取得・解釈してそれに基づく動作を行うことができる。また、メモリ制御手段からの制御コマンド出力時以外あるいは制御コマンド出力時を含む所定の期間(基準クロックが供給される期間)以外は、変調クロックが同期式メモリに供給されるため、その間は、基準クロック供給時に比べて不要輻射ノイズが低減される。
従って、請求項1記載のメモリ制御装置によれば、同期式メモリへ供給されるクロックに起因して生じる不要輻射ノイズの低減を図りつつ、同期式メモリを精度良く制御することが可能となる。
尚、ここでいう「制御コマンドを出力しているとき」とは、制御コマンドが出力されている全期間のみを意味するものではなく、少なくとも、制御コマンドの出力期間において同期式メモリ側で実際に制御コマンドが取得(ラッチ)されるタイミングを含むものであればよい。後述する請求項3,5,7についても同様である。
そして、上記請求項1記載のメモリ制御装置は、具体的には例えば請求項5に記載のように構成してもよい。即ち、請求項5記載のメモリ制御装置は、上記のメモリ制御手段、基準クロック生成手段、及びクロック変調手段を備えたものであって、更に、変調クロックを外部クロックとして同期式メモリに供給するよう構成されると共に、入力される選択信号に応じて変調クロックに代えて基準クロックを外部クロックとして同期式メモリに供給するよう構成された外部クロック選択手段と、少なくとも、メモリ制御手段が同期式メモリへ制御コマンドを出力しているときに、基準クロック外部クロックとして同期式メモリへ供給させるための選択信号を外部クロック選択手段へ出力する選択制御手段と、を備えたものである。
上記構成のメモリ制御装置によれば、メモリ制御手段からの制御コマンド出力の有無に応じて選択制御手段が外部クロック選択手段へ選択信号を出力することにより、少なくとも制御コマンド出力時には基準クロックが同期式メモリへ供給され、制御コマンド出力時以外あるいは制御コマンド出力時を含む所定の期間以外は変調クロックが供給されるようにできるため、請求項1と同様の効果が得られる。
尚、ここでいう所定の周波数帯域内での「変調」とは、単に別の一定周波数に変化(単なる周波数変換)させることではなく、所定の周波数帯域内で複数の周波数に変化させることを意味するものであり、その変化は連続的であってもいいし、離散的(周波数ホッピング)であってもいい。
次に、請求項2記載のメモリ制御装置は、外部クロックに同期して動作する同期式メモリに対し、CPUからの指示に従って該同期式メモリに記憶されているデータの読み出しを行うメモリ制御手段と、前記メモリ制御手段の動作の基準となる所定周波数の基準クロックを生成する基準クロック生成手段と、前記基準クロック生成手段が生成した基準クロックの周波数を、その基準クロックの周波数を含む所定の周波数帯域内で変調して変調クロックとして出力するクロック変調手段と、を備え、上記外部クロックとして、クロック変調手段から出力された変調クロックが同期式メモリに供給されるよう構成されたものであり、少なくとも、メモリ制御手段が同期式メモリに対する上記データの読み出しを行っているときは、同期式メモリへの外部クロックとして、変調クロックに代えて基準クロックを供給するよう構成されている。
つまり、同期式メモリには、その同期用の外部クロックとして常に変調クロックが供給されるのではなく、少なくともメモリ制御手段が同期式メモリに対するデータの読み出しを行っているときは、基準クロックが供給されるのである。
そのため同期式メモリは、メモリ制御手段からのデータ読み出し要求に対しては基準クロックに同期してその要求されたデータを出力できる。そして、その基準クロックに同期して出力されたデータは、同じく基準クロックに同期して動作するメモリ制御手段にて確実に取得される。また、メモリ制御手段による上記データ読み出し時以外あるいは上記データ読み出し時を含む所定の期間(基準クロックが供給される期間)以外は、変調クロックが同期式メモリに供給されるため、その間は、基準クロック供給時に比べて不要輻射ノイズが低減される。
従って、請求項2記載のメモリ制御装置によれば、同期式メモリへ供給されるクロックに起因して生じる不要輻射ノイズの低減を図りつつ、同期式メモリを精度良く制御することが可能となる。
そして、上記請求項2記載のメモリ制御装置は、具体的には例えば請求項6に記載のように構成してもよい。即ち、請求項6記載のメモリ制御装置は、上記請求項2のメモリ制御装置が備えるメモリ制御手段、基準クロック生成手段、及びクロック変調手段を備えたものであって、更に、変調クロックを外部クロックとして同期式メモリに供給するよう構成されると共に、入力される選択信号に応じて変調クロックに代えて基準クロックを外部クロックとして同期式メモリに供給するよう構成された外部クロック選択手段と、少なくとも、メモリ制御手段が同期式メモリに対するデータの読み出しを行っているときに、基準クロック外部クロックとして同期式メモリへ供給させるための選択信号を外部クロック選択手段へ出力する選択制御手段と、を備えたものである。
上記構成のメモリ制御装置によれば、メモリ制御手段が同期式メモリに対してデータ読み出しを行っているか否かに応じて選択制御手段が外部クロック選択手段へ選択信号を出力することにより、少なくともデータ読み出し時には基準クロックが同期式メモリへ供給され、データ読み出し時以外あるいはデータ読み出し時を含む所定の期間以外は変調クロックが供給されるようにできるため、請求項2と同様の効果が得られる。
次に、請求項3記載のメモリ制御装置は、外部クロックに同期して動作する同期式メモリに対し、CPUからの指示に従って制御コマンドを出力し、該同期式メモリに記憶されているデータの読み出しを行うメモリ制御手段と、前記メモリ制御手段の動作の基準となる所定周波数の基準クロックを生成する基準クロック生成手段と、前記基準クロック生成手段が生成した基準クロックの周波数を、該基準クロックの周波数を含む所定の周波数帯域内で変調して変調クロックとして出力するクロック変調手段と、を備え、上記外部クロックとして、クロック変調手段から出力された変調クロックが同期式メモリに供給されるよう構成されたメモリ制御装置であり、少なくとも、メモリ制御手段が同期式メモリへ制御コマンドを出力しているとき、及び、同期式メモリに対するデータの読み出しを行っているときは、同期式メモリへの外部クロックとして、変調クロックに代えて基準クロックを供給するよう構成されている。
つまり、同期式メモリには、その同期用の外部クロックとして常に変調クロックが供給されるのではなく、少なくとも、メモリ制御手段が制御コマンドを出力しているとき及びメモリ制御手段が同期式メモリに対するデータの読み出しを行っているとき(以下これらをまとめて「制御・読み出しアクセス時」という)は、基準クロックが供給されるのである。
これにより、同期式メモリは、メモリ制御手段からの制御コマンド入力に対しては基準クロックに同期して動作するため、制御コマンドを確実に取得・解釈してそれに基づく動作を行うことができ、メモリ制御手段からのデータ読み出し要求に対しては基準クロックに同期してその要求されたデータを出力できるため、その基準クロックに同期して出力されたデータは、同じく基準クロックに同期して動作するメモリ制御手段にて確実に取得される。
また、制御・読み出しアクセス時以外あるいは制御・読み出しアクセス時を含む所定の期間(基準クロックが供給される期間)以外は、変調クロックが同期式メモリに供給されるため、その間は、基準クロック供給時に比べて不要輻射ノイズが低減される。
従って、請求項3記載のメモリ制御装置によれば、同期式メモリへ供給されるクロックに起因して生じる不要輻射ノイズの低減を図りつつ、同期式メモリを精度良く制御することが可能となる。
そして、上記請求項3記載のメモリ制御装置は、具体的には例えば請求項7に記載のように構成してもよい。即ち、請求項7記載のメモリ制御装置は、上記請求項3のメモリ制御装置が備えるメモリ制御手段、基準クロック生成手段、及びクロック変調手段を備えたものであって、更に、変調クロックを外部クロックとして同期式メモリに供給するよう構成されると共に、入力される選択信号に応じて変調クロックに代えて基準クロックを外部クロックとして同期式メモリに供給するよう構成された外部クロック選択手段と、
少なくとも、メモリ制御手段による制御・読み出しアクセス時に、基準クロック外部クロックとして同期式メモリへ供給させるための選択信号を外部クロック選択手段へ出力する選択制御手段と、を備えたものである。
上記構成のメモリ制御装置によれば、制御・読み出しアクセス時であるか否かに応じて選択制御手段が外部クロック選択手段へ選択信号を出力することにより、少なくとも制御・読み出しアクセス時には基準クロックが同期式メモリへ供給され、制御・読み出しアクセス時以外あるいは制御・読み出しアクセス時を含む所定の期間以外は変調クロックが供給されるようにできるため、請求項3と同様の効果が得られる。
次に、請求項4記載のメモリ制御装置は、請求項2又は3記載のメモリ制御装置であって、同期式メモリは、データの書き込み及び読み出しが可能な同期式RAMであり、メモリ制御手段は、更に、CPUからの指示に従って同期式メモリへのデータの書き込みも行うよう構成され、メモリ制御手段が同期式メモリに対してデータの書き込みを行っているときは、同期式メモリへの外部クロックとして、変調クロックに代えて基準クロックを供給するよう構成されている。
上記構成のメモリ制御装置によれば、同期式メモリにおけるデータの書き込み時も、基準クロックに同期して動作(データ書き込み)するため、同期式メモリへ供給されるクロックに起因して生じる不要輻射ノイズの低減を図りつつ、同期式メモリをさらに精度良く制御することが可能となる。
そして、上記請求項4記載のメモリ制御装置は、具体的には例えば請求項8に記載のように構成してもよい。即ち、請求項8記載のメモリ制御装置は、請求項6又は7記載のメモリ制御装置であって、同期式メモリは、データの書き込み及び読み出しが可能な同期式RAMであり、メモリ制御手段は、更に、CPUからの指示に従って同期式メモリへのデータの書き込みも行うよう構成され、選択制御手段は、メモリ制御手段が同期式メモリに対してデータの書き込みを行っているときは、基準クロック外部クロックとして同期式メモリへ供給させるための選択信号を外部クロック選択手段へ出力する
上記構成のメモリ制御装置によれば、同期式メモリにおけるデータの書き込み時も、基準クロックに同期して動作(データ書き込み)するため、請求項4と同様の効果が得られる。
ここで、CPUは、既述の通り外部から入力された動作用クロックをPLL回路により逓倍して使用するよう構成される場合が多く、そのように構成されたCPUに変調クロックを供給するとPLLロックが外れるなどしてCPUが正常に動作できなくなり、延いては当該メモリ制御装置が同期式メモリを正常に制御することができなくなるおそれがある。
そこで、請求項1〜8いずれかに記載のメモリ制御装置は、例えば請求項9に記載のように、CPUがその動作用クロックとして基準クロックを使用するものであるとよい。このように構成されたメモリ制御装置によれば、CPUが基準クロックに同期して正常に動作することができるため、そのCPUからの指示に従って同期式メモリを精度良く制御することができる。
次に、請求項10記載のメモリ制御装置は、請求項1〜9いずれかに記載のメモリ制御装置であって、同期式メモリは同期式DRAMであり、メモリ制御手段は、CPUからの指示に従って同期式DRAMに対するデータの書き込み及び読み出しを行うよう構成されている。
即ち、既述の通り、多種存在する同期式メモリの中でも特に同期式DRAM(SDRAM)は、低価格で大容量であるため、パソコンやプリンタなどの各種電子機器におけるメインメモリとして広く使用されている。そこで、その同期式DRAMに対する制御装置として本発明(請求項1〜9)のメモリ制御装置を適用すると、より効果的である。
次に、請求項11記載の発明は、請求項4,8又は10のいずれかに記載のメモリ制御装置と、外部から画像データを入力するための入力手段と、少なくとも前記画像データがメモリ制御手段によって書き込まれる同期式RAMと、その同期式RAMに書き込まれた画像データに基づく画像を印字媒体に印字する印字手段と、を備えた画像形成装置である。
例えば一枚の印刷用紙に画像を印刷する際の画像データは、非常に多くのデータ量となるため、大容量の同期式メモリを設けてそれを精度良く制御する必要がある。そこで、そのような画像形成装置におけるメモリ制御装置として本発明(請求項4,8又は10)のメモリ制御装置を用いれば、大容量の画像データを精度良く制御でき、高精度の印字(画像印刷)結果を得ることが可能となる。
そして、例えば請求項12に記載のように、画像データがカラー画像データである画像形成装置においては、データ量がさらに大容量化するが、その大容量カラー画像データを記憶する同期式メモリに対するデータの読み出しや書き込みを制御するために、本発明(請求項4,8又は10)のメモリ制御装置を用いれば、大容量のカラー画像データを精度良く制御でき、高精度の印字(カラー画像印刷)結果を得ることが可能となる。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、画像形成装置としてのプリンタ全体の概略構成を示す説明図である。図1に示す如く、本実施形態のプリンタ10では、画像形成を行う際、感光体ベルト1が時計回りに周回移動し、まず帯電器2により感光体ベルト1の像担持面への帯電が行われる。次に、レーザ書込ユニット3からのレーザ光により、カラー画像データに従った静電潜像が感光体ベルト1上に形成される。カラー画像データは、後述するパソコン40(図2参照)などから入力されるものである。レーザ書込ユニット3は、レーザ光源やポリゴンミラー等により構成された周知のものであり、レーザ光源から発光されたレーザ光は、ミラー27及びミラー26による反射を経て感光体ベルト1上へ照射される。
レーザ書込ユニット3により静電潜像が形成されると、各現像器5〜8により順次現像が行われる。表面に静電潜像が形成された可撓性且つ無端状の感光体ベルト1は、感光体ベルト支持搬送ローラ1a,1b,1cに張架され、これら各ローラ1a〜1cにより一定方向へ周回する。そして、収容するトナー(現像剤)の色がそれぞれ異なる第一現像器5,第二現像器6,第三現像器7及び第四現像器8を順次感光体ベルト1側に移動させることにより、感光体ベルト1上の静電潜像を各色のトナーにて現像する。
図1では、第一現像器5を感光体ベルト1側へ移動させて該第一現像器5の現像ローラ5aを回転させながら感光体ベルト1の表面に当接させることにより、感光体ベルト1上の静電潜像が第一現像器5内のトナーによって現像されている状態を示している。第一現像器5による現像が終わり、感光体ベルト1上のトナーが中間転写ベルト9に転写されると、第一現像器5を感光体ベルト1から離間させると共に第二現像器6を感光体ベルト1側へ移動させて、現像ローラ6aを感光体ベルト1の表面に当接させる。これにより、第二現像器6に収容されているトナーにより感光体ベルト1が現像される。
以降、第三現像器7の現像ローラ7a及び第四現像器8の現像ローラ8aを順次感光体ベルト1の表面に当接させることにより、各現像器7及び8が収容するトナーによる現像が行われ、現像の都度、中間転写ベルト9への転写が行われる。また、各現像器5〜8毎に、現像の前には、帯電器2による感光体ベルト1への帯電及びレーザ書込ユニット3による感光体ベルト1上への静電潜像形成が行われる。
尚、各現像器5〜8は、現像ローラ5a〜8aやトナー供給ローラ5b〜8bの他、図示は省略したものの現像ローラ5a〜8aの表面に付着するトナーの層厚を規制してトナー量の調整等を行うドクターブレード、トナー攪拌等を行うアジテータ等を備え、感光体ベルト1に担持された静電潜像をトナーで現像するための周知の現像器である。また、中間転写ベルト9は、4つの中間転写ベルト支持搬送ローラ9a,9b,9c,9dにより支持・搬送(図1では反時計回り)されている。そして、中間転写ベルト9への転写後、感光体ベルト1上に残余したトナーは感光体ベルトクリーニング装置11により除去される。この感光体ベルト1と中間転写ベルト9との間には、中間転写ベルト9へトナーを中間転写するためのバイアスが印加されている。
そして、各現像器5〜8による現像・転写が終わった後、中間転写ベルト9上に形成された多色のトナー像は、転写ローラ16と中間転写ベルト9との間に印加されたバイアスにより、用紙トレイ12から給紙ローラ13及び各搬送ローラ14,15を経て搬送されてきた印刷用紙上に転写される。そして、転写されたトナーが定着器17によって定着された後、各排紙ローラ18〜20を経て外部に出力(排紙)されることにより、カラー画像が得られる。尚、印刷用紙への転写後、中間転写ベルト9上に残った残余トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置21により除去される。
また、用紙トレイ12の上部には、上記説明したプリンタ10内の各部の動作を制御するためのメイン基板30(図3参照)が設けられている。このメイン基板30については後で説明する。
次に、パソコン等の外部端末装置からプリンタ10へカラー画像データが入力され、そのカラー画像データに従ってプリンタ10にてカラー画像が印刷用紙に印刷されることについて、図2に基づいて説明する。図2は、本実施形態のネットワーク印刷システムの概略構成を示す説明図である。図2に示す如く、本実施形態のネットワーク印刷システムでは、プリンタ10及びパソコン40がいずれもネットワーク伝送線L1に接続され、相互にデータの授受ができるよう構成されている。
プリンタ10は、当該プリンタ10の動作全体を制御するCPU31と、CPU31にて実行される各種プログラムやパラメータ等が格納されたROM32と、パソコン40等から送信されてくるカラー画像データ等の格納やCPU31の一時的な作業領域として用いられるRAM33と、CPU31からの指令に従って各部(図2におけるCPU31及びASIC34以外)に制御信号を出力するASIC34と、当該プリンタ10内の各部が動作する際の同期用基準クロックを生成する発振器35と、ネットワーク伝送線L1を介して入出力されるデータ中のMAC(Media Access Control)フレームに含まれるデータ(MACアドレス等)に基づいて各種処理を行うMACチップ36と、当該プリンタ10と外部との間でデータ授受を行うためのインターフェイスであって本発明の入力手段としてのネットワークI/F37と、USB(Universal Serial Bus)規格に基づくデータを入出力するためのUSB端子38と、外部から入力されたカラー画像データに従って印刷用紙にカラー画像を形成(印刷出力)する印字部51と、ユーザがこのプリンタ10の各種設定等を行う場合にその設定の種類に応じた操作を行うための操作部52と、操作部52により操作・入力された設定内容やプリンタ10自身のステータス情報など、プリンタ10の動作に関する種々の情報を表示するための表示部53と、により構成される。
このうち印字部51は、詳細には、レーザ書込ユニット3や感光体ベルト1、各現像器5〜8、中間転写ベルト9、定着器17などの図1に示したプリンタ10内の各部と、これら各部をASIC34からの制御信号に従って実際に動作させるための制御・駆動信号を出力するエンジン基板(図示略)とからなり、本発明の印字手段に相当するものである。
また、図2において一点鎖線で囲んだ部分、即ち、CPU31、ROM32、RAM33、ASIC34、発振器35、MACチップ36、ネットワークI/F37、及びUSB端子38は、図1で説明したメイン基板30に実装されており、その具体的実装状態は図3に示す通りである。図3に示すように、ROM32は実際には複数(本例では4つ)のROMチップ32a,32b,32c,32dにより構成されている。また、RAM33は、本実施形態ではSDRAMであり、より詳細には、複数のSDRAMチップが搭載されたSDRAMモジュール(DIMM)33a,33bにより構成されている。尚、以下の説明においては、RAM33を、より具体的な名称であるSDRAM33と称する。
また、既に説明したように、発振器35とCPU31とが基準クロック供給ラインLc1により接続され、発振器35とASIC34とが基準クロック供給ラインLc2により接続されている。そして、本実施形態では、ASIC34とSDRAM33とがメモリクロック供給ラインLcsにより接続され、SDRAM33へ基準クロック又は変調クロックが供給されるよう構成されている。この変調クロックについては後述する。
一方、パソコン40は、CPU41、ROM42、RAM43、ハードディスクドライブ(HDD)44、液晶ディスプレイ等の表示部45、キーボード等の操作部46、CD−ROMドライブ47、及びネットワークI/F48を備えたごく一般的な構成のものである。そして、このパソコン40にインストールされたアプリケーション上で作成された文書データやカラー画像データ等の各種印刷用データは、ユーザによる印刷指示によってネットワークI/F48から出力され、ネットワーク伝送線L1を介してプリンタ10内に入力される。プリンタ10は、ネットワーク伝送線L1を介して入力された印刷用データを印字部51にて実際に印刷可能なデータ形式に展開し、印刷出力する。
次に、上記説明した本実施形態のプリンタ10における、SDRAM33の制御について、図4に基づいて説明する。図4は、プリンタ10内におけるSDRAM制御システムの概略構成を示す説明図である。
本実施形態のプリンタ10では、CPU31と、ASIC34と、SDRAM33と、発振器35とによりSDRAM制御システムが構成されている。発振器35は、一定周波数(本実施形態では例えば100MHz)の基準クロックclkを生成する周知のクロックジェネレータであり、CPU31及びASIC34にはこの発振器35で生成された基準クロックclkが入力される。
CPU31は、ROM32内のプログラム等に基づいて各種演算処理を実行するCPUコア56と、ASIC34内のメモリ制御信号発生回路61とCPUコア56との間で相互に伝送される各種データ・制御信号を中継するインターフェイスとしてのメモリI/F回路57と、発振器35から入力された基準クロックclkを逓倍(例えば1GHzに逓倍)するPLL回路58とを備える。即ち、CPU31は基本的には基準クロックclkを入力して動作用クロックとして使用するが、CPUコア56は、その基準クロックclkを逓倍してより高周波数化されたクロックに同期して動作するよう構成されている。
ASIC34は、発振器35から入力された基準クロックclkをSSCにより変調して変調クロックS−clkを生成するスペクトラム拡散クロックジェネレータ(SSCG)62と、基準クロックclkまたは変調クロックS−clkのいずれか一方をメモリ制御信号発生回路61からの選択信号SELに基づいて選択する選択回路63と、その選択信号SELやSDRAM33への各種制御信号を生成するメモリ制御信号発生回路61とを備える。
SSCG62は、基準クロックclk(100MHz)に狭帯域の変調をかけることにより、例えば99〜101MHzの間で周期的に変化するような変調クロックS−clkを生成するものであり、この変調クロックS−clkは選択回路63へ入力される。そして、基準クロックclk自体も選択回路63へ入力される。
選択回路63は、3つのゲート回路76,77,78により構成され、このうちゲート回路76には変調クロックS−clkと選択信号SELが入力され、ゲート回路77(ANDゲート)には基準クロックclkと選択信号SELが入力されており、これら各ゲート回路76,77からの出力がゲート回路78(ORゲート)に入力される。
このように構成された選択回路63において、選択信号SELがLow レベルの場合は、ゲート回路77の出力はLow レベルとなり、ゲート回路76の出力は変調クロックS−clkに応じたものとなる。そのため、ゲート回路78からの出力(つまり選択回路63からの出力)は変調クロックS−clkとなり、この変調クロックS−clkがメモリクロック供給ラインLcsによってSDRAM33へ供給されることになる。
一方、選択信号SELがHighレベルの場合は、ゲート回路76の出力はLow レベルとなり、ゲート回路77の出力は基準クロックclkに応じたものとなる。そのため、ゲート回路78からの出力は基準クロックclkとなり、この基準クロックclkがメモリクロック供給ラインLcsによってSDRAM33へ供給されることになる。
メモリ制御信号発生回路61は、CPU31からの制御信号に従ってSDRAM33へ制御信号・アドレス信号を出力し、また、必要に応じてCPU31に対して所定の制御信号を出力する回路であり、SDRAM33は、このメモリ制御信号発生回路61からの各種制御信号及びアドレス信号に従って動作する。また、メモリ制御信号発生回路61は、CPU31とSDRAM33との間でデータの中継も行うよう構成されている。そのため、メモリ制御信号発生回路61とSDRAM33とは、各種制御信号をSDRAM33へ送信するための制御バスBcと、アドレス信号伝送用のアドレスバスBaと、データ伝送用のデータバスBdとによって相互に接続されている。
メモリ制御信号発生回路61は、主としてCPU命令解析部71とSDRAM制御部72とにより構成される。CPU命令解析部71は、CPU31からの制御信号をデコード処理してSDRAM制御用の信号・データであるか否か判断し、SDRAM制御用の場合に、その内容(CPU31の命令内容)をSDRAM制御部72に伝達する。これを受けたSDRAM制御部72は、CPU31による命令内容に従って、SDRAM33を制御するための各種制御信号及びアドレス信号を生成し、SDRAM33へ出力する。そして、この制御信号及びアドレス信号を受けたSDRAM33は、制御信号に基づいてコマンドの解釈を行い、コマンドの内容及び指定されたアドレス信号に基づいてデータの読み出し(又は書き込み)を行う。
SDRAM制御部72は、更に、選択回路63に対して選択信号SELを出力する。具体的には、SDRAM制御部72からSDRAM33へ制御信号を出力しているとき、及び、SDRAM33からのデータ読み出し又はSDRAM33へのデータ書き込みを行っているとき(以下これらをまとめて「制御・データアクセス時」という)にHighレベルの選択信号SELを出力し、それ以外のときはLow レベルの選択信号SELを出力する。つまり、制御・データアクセス時には基準クロックclkがSDRAM33へ供給され、制御・データアクセス時以外は変調クロックS−clkがSDRAM33へ供給されるのである。
ここで、SDRAM33の動作について概略説明する。SDRAM33には、上記のようにSDRAM制御部72から各種制御信号が入力されるが、具体的には、チップセレクト信号(cs#)、ローアドレスストローブ信号(ras#)、カラムアドレスストローブ信号(cas#)、及びライトイネーブル信号(we#)が制御信号として用いられる。即ち、SDRAM制御部72は、これら各制御信号cs#、ras#、cas#、及びwe#の組み合わせによってSDRAM33に対するコマンド(本発明の制御コマンド)を指定するよう構成されている。尚、信号名称の後に付加されている「#」は、その信号が負論理(アクティブ・ロー)であることを意味する。
そして、コマンド指定によって、SDRAM33に対する動作モード、バースト長(BL)、CASレイテンシー(CL)などを設定することができる。バースト長とは、バースト動作時におけるデータの連続出力(入力)数を指定するものであり、CASレイテンシーとは、リードコマンド入力時からデータの読み出しが始まるまでのクロックサイクル数である(後述の図5参照)。
SDRAM33は、メモリクロック供給ラインLcsからのクロック信号(制御・データアクセス時は基準クロックclk)の立ち上がり時に各制御信号cs#、ras#、cas#、及びwe#をラッチして、コマンドを解釈するよう構成されている。代表的なコマンドとしては、例えば、cs#とras#が共にLow レベルでcas#とwe#が共にHighレベルのときのアクティブコマンド、cs#とcas#が共にLow レベルで他が共にHighレベルのときのリードコマンド、cs#とcas#とwe#が共にLow レベルでras#がHighレベルのときのライトコマンド、cs#とras#とwe#が共にLow レベルでcas#がHighレベルのときのプリチャージコマンド、各制御信号cs#、ras#、cas#、及びwe#が全てLow レベルのときのモードレジスタ設定コマンドなどが挙げられる。そして、上記のバースト長及びCASレイテンシーは、モードレジスタ設定コマンド出力時にアドレス信号を所定の論理レベルにすることで設定される。その他にも種々のコマンドがあるが、上記各コマンドを含め、いずれもSDRAMの制御において用いられる周知のものであるため、ここではその詳細説明を省略する。
上記構成のSDRAM制御システムにおけるSDRAM33の具体的制御例について、図5に基づいて説明する。図5は、SDRAM33に対してデータの書き込みを行うライト動作時の制御例を示すタイムチャートである。
図5に示すライト動作は、バースト長BL=4とした場合を示しており、図示の如く、時刻t1までは、SDRAM制御部72から制御信号が入力されていない、若しくは入力されていてもSDRAM33側でそれをまだラッチしない期間である。そのため、SDRAM制御部72が選択回路63へLow レベルの選択信号SELを出力することにより、SDRAM33には変調クロックS−clkが供給される。
一方、ras#及びcs#がLow レベルとなることによりアクティブコマンドが入力されると、それを確実にラッチするために、時刻t1にてSDRAM制御部72がHighレベルの選択信号SELを選択回路63へ出力することにより、SDRAM33には基準クロックclkが供給される。そのため、この基準クロックclkが立ち上がる時刻t2のタイミングで、各制御信号がラッチされ、アドレスバスBa上を流れているアドレスデータ(書き込むべきメモリセルのローアドレス)も有効ローアドレスとしてラッチされる。
このように、時刻t1でクロック信号を基準クロックclkに切り換えることにより、SDRAM33は、アクティブコマンドが入力されたことを確実に解釈できると共に、書き込み先のローアドレスも確実に取得できる。そして、このアクティブコマンドをラッチした後は、時刻t3にてSDRAM制御部72が選択信号SELを再びLow レベルとすることにより、SDRAM33に変調クロックS−clkが供給されるようになる。
そして、時刻t3〜t4までの間は、SDRAM制御部72から制御信号が入力されていない、若しくは入力されていてもSDRAM33側でそれをまだラッチしない期間であるが、時刻t3以降、ras#,cs#及びwe#がLow レベルとなることによりライトコマンドが入力されると、それを確実にラッチするために、時刻t4にてSDRAM制御部72がHighレベルの選択信号SELを選択回路63へ出力することにより、SDRAM33には基準クロックclkが供給される。そのため、この基準クロックclkが立ち上がる時刻t5のタイミングで、各制御信号がラッチされ、アドレスバスBa上を流れているアドレスデータ(書き込むべきメモリセルのカラムアドレス)も有効カラムアドレスとしてラッチされる。
更にこのとき、SDRAM33には、書き込むべき4つのデータData0,Data1,Data2及びData3が基準クロックclkに同期して順次バースト転送されてくるため、SDRAM33においては、基準クロックclkに同期して各データData0〜Data3を順次ラッチし、所定のメモリセルに順次書き込む。具体的には、時刻t5ではData0がラッチされ、時刻t6ではData1がラッチされ、時刻t7ではData2がラッチされ、時刻t8ではData3がラッチされる。
そして、これら各データのラッチや時刻t5におけるライトコマンドの取得は、時刻t4でクロック信号が基準クロックclkに切り換えられているため、その基準クロックclkに同期して確実に行われる。そして、書き込むべき全てのデータData0〜Data3をラッチした後は、時刻t9にてSDRAM制御部72が選択信号SELを再びLow レベルとすることにより、SDRAM33には変調クロックS−clkが供給されるようになる。
尚、図5ではライト動作について説明したが、SDRAM33からデータを読み出すリード動作についても同様であり、SDRAM33におけるあらゆる動作状態において、制御・データアクセス時にはSDRAM33への供給クロックを基準クロックS−clkに切り換えるようにすることができる。
以上詳述した本実施形態のプリンタ10によれば、SDRAM33は、制御・データアクセス時には基準クロックclkに同期して動作するため、制御信号を確実にラッチしてコマンドを解釈し、それに基づく動作を行うことができる。また、データの読み書きも確実に行うことができる。
一方、制御・データアクセス時以外は変調クロックS−clkがSDRAM33に供給されるため、その間は、基準クロックclkが供給される場合に比べて不要輻射ノイズが低減される。
よって、SDRAM33へ供給されるクロックに起因して生じる不要輻射ノイズの低減を図りつつ、SDRAM33を精度良く制御することが可能なプリンタ10の提供が可能となる。
特に、本実施形態のプリンタ10はカラー画像データに基づくカラー画像形成が可能に構成されたカラープリンタであるため、SDRAM33は大容量のものとなり、SDRAM制御部72からの制御信号やその制御信号に応じて読み書きされるデータ量も多くなるが、上記のように制御・データアクセス時にはSDRAM33を基準クロックclkに同期して動作させるようにしているため、不要輻射ノイズの低減を図りつつ、大容量のカラー画像データを精度良く制御でき、高精度の印字(カラー画像印刷)結果を得ることが可能となる。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素の対応関係を明らかにする。本実施形態において、メモリ制御信号発生回路61は本発明のメモリ制御手段に相当し、発振器35は本発明の基準クロック生成手段に相当し、SSCG62は本発明のクロック変調手段に相当し、選択回路63は本発明の外部クロック選択手段に相当し、SDRAM制御部72は本発明の選択制御手段に相当する。
尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、制御・データアクセス時(厳密には図5に示すように少なくとも制御信号・データをラッチするクロック立ち上がりタイミングを含む所定期間)にSDRAM33へのクロック信号を変調クロックS−clkから基準クロックclkに切り換えるようにしたが、これに限らず、例えば制御信号が出力されているときのみ基準クロックclkに切り換えるようにしてもよいし、また例えば、データの読み書きを行っているときのみ基準クロックclkに切り換えるようにしてもよい。
逆に、制御・データアクセス時はもちろん、例えば制御信号が出力されてからデータの出力(又は入力)が終わるまで継続して基準クロックclkに切り換えるなど、制御・データアクセス時以外であっても基準クロックclkを供給するようにしてもよい。より具体的には、例えば図5において、時刻t3で一旦変調クロックS−clkに戻しているが、この間も引き続き基準クロックclkとすることにより、時刻t1〜t9までの間は継続して基準クロックclkを供給するようにしてもよい。但し、不要輻射ノイズの低減効果を考慮すると、上記実施形態のように制御・データアクセス時のみ基準クロックclkに切り換えるのが好ましい。
また、上記実施形態では、変調クロックS−clkを用いることによるセットアップ時間・ホールド時間の問題を解決するために、制御・データアクセス時には基準クロックclkに切り換えるようにしたが、基準クロックclkに切り換える代わりに、変調クロックS−clkの周波数の占有幅を短くするようにしてもよい。
即ち、例えば上記実施形態のように変調クロックS−clkの周波数幅が99〜101MHzであるものに対し、SDRAM33における制御信号・データのラッチで実際に問題となるのは例えば周波数が99〜99.5MHzの間、或いは、100.5〜101MHzの間であることも考えられる。言い換えれば、99.5〜100.5MHzの比較的狭い帯域で変調をかければSDRAM33の動作に影響を及ぼさない場合も考えられるということである。そのような場合、制御・データアクセス時に変調クロックS−clkの周波数幅を99.5〜100.5MHzに切り換えるようにすれば、変調クロックS−clkであってもセットアップ時間・ホールド時間に関する問題は生じないことになる。
このように、制御・データアクセス時に変調クロックS−clkの周波数幅を変化(狭帯域化)することによっても、上記実施形態と同様、SDRAM33を精度良く制御することが可能となる。しかも、周波数幅は狭帯域化するもののSDRAM33には常に変調クロックS−clkが供給されることになるため、不要輻射ノイズの低減効果は上記実施形態よりも大きくなる。
また、上記実施形態では、同期式メモリとしてSDRAM33を例に挙げたが、SDRAMに限らず例えばRambus(登録商標)仕様のR−DRAMなどの種々の同期式DRAMに適用できる。また、DRAMだけでなく、様々な同期式メモリに対して適用することも可能である。例えば、キャッシュメモリなどで利用される同期式SRAM(SSRAM)や、同期式ROM(SROM)などが挙げられる。
本実施形態のプリンタ全体の概略構成を示す説明図である。 本実施形態のネットワーク印刷システムの概略構成を示す説明図である。 メイン基板における各部品の実装状態の概略を示す説明図である。 本実施形態のプリンタにおけるSDRAM制御システムの概略構成を示す説明図である。 ライト動作時の制御例を示すタイムチャートである。 SDRAMにおけるクロックと制御信号との関係を説明するためのタイムチャートである。
符号の説明
1…感光体ベルト、2…帯電器、3…レーザ書込ユニット、5…第一現像器、6…第二現像器、7…第三現像器、8…第四現像器、9…中間転写ベルト、10…プリンタ、12…用紙トレイ、14,15…搬送ローラ、16…転写ローラ、17…定着器、30…メイン基板、31…CPU、32…ROM、32a〜32d…ROMチップ、33…RAM(SDRAM)、33a,33b…SDRAMモジュール、34…ASIC、35…発振器、36…MACチップ、37…ネットワークI/F、38…USB端子、40…パソコン、51…印字部、52…操作部、53…表示部、56…CPUコア、57…メモリI/F回路、58…PLL回路、61…メモリ制御信号発生回路、62…スペクトラム拡散クロックジェネレータ(SSCG)、63…選択回路、71…CPU命令解析部、72…SDRAM制御部、76,77,78…ゲート回路、L1…ネットワーク伝送線、Lc1,Lc2…基準クロック供給ライン、Lc3…クロック供給ライン、Lcs…メモリクロック供給ライン

Claims (12)

  1. 外部クロックに同期して動作する同期式メモリに対し、CPUからの指示に従って制御コマンドを出力するメモリ制御手段と、
    前記メモリ制御手段の動作の基準となる所定周波数の基準クロックを生成する基準クロック生成手段と、
    前記基準クロック生成手段が生成した基準クロックの周波数を、該基準クロックの周波数を含む所定の周波数帯域内で変調して変調クロックとして出力するクロック変調手段と、
    を備え、前記外部クロックとして、前記クロック変調手段から出力された変調クロックが前記同期式メモリに供給されるよう構成されたメモリ制御装置であって、
    少なくとも、前記メモリ制御手段が前記同期式メモリへ前記制御コマンドを出力しているときは、前記同期式メモリへの外部クロックとして、前記変調クロックに代えて前記基準クロックを供給するよう構成されている
    ことを特徴とするメモリ制御装置。
  2. 外部クロックに同期して動作する同期式メモリに対し、CPUからの指示に従って該同期式メモリに記憶されているデータの読み出しを行うメモリ制御手段と、
    前記メモリ制御手段の動作の基準となる所定周波数の基準クロックを生成する基準クロック生成手段と、
    前記基準クロック生成手段が生成した基準クロックの周波数を、該基準クロックの周波数を含む所定の周波数帯域内で変調して変調クロックとして出力するクロック変調手段と、
    を備え、前記外部クロックとして、前記クロック変調手段から出力された変調クロックが前記同期式メモリに供給されるよう構成されたメモリ制御装置であって、
    少なくとも、前記メモリ制御手段が前記同期式メモリに対する前記データの読み出しを行っているときは、前記同期式メモリへの外部クロックとして、前記変調クロックに代えて前記基準クロックを供給するよう構成されている
    ことを特徴とするメモリ制御装置。
  3. 外部クロックに同期して動作する同期式メモリに対し、CPUからの指示に従って制御コマンドを出力し、該同期式メモリに記憶されているデータの読み出しを行うメモリ制御手段と、
    前記メモリ制御手段の動作の基準となる所定周波数の基準クロックを生成する基準クロック生成手段と、
    前記基準クロック生成手段が生成した基準クロックの周波数を、該基準クロックの周波数を含む所定の周波数帯域内で変調して変調クロックとして出力するクロック変調手段と、
    を備え、前記外部クロックとして、前記クロック変調手段から出力された変調クロックが前記同期式メモリに供給されるよう構成されたメモリ制御装置であって、
    少なくとも、前記メモリ制御手段が前記同期式メモリへ前記制御コマンドを出力しているとき、及び、前記同期式メモリに対する前記データの読み出しを行っているときは、前記同期式メモリへの外部クロックとして、前記変調クロックに代えて前記基準クロックを供給するよう構成されている
    ことを特徴とするメモリ制御装置。
  4. 請求項2又は3記載のメモリ制御装置であって、
    前記同期式メモリは、データの書き込み及び読み出しが可能な同期式RAMであり、
    前記メモリ制御手段は、更に、CPUからの指示に従って前記同期式メモリへのデータの書き込みも行うよう構成され、
    前記メモリ制御手段が前記同期式メモリに対してデータの書き込みを行っているときは、前記同期式メモリへの外部クロックとして、前記変調クロックに代えて前記基準クロックを供給するよう構成されている
    ことを特徴とするメモリ制御装置。
  5. 外部クロックに同期して動作する同期式メモリに対し、CPUからの指示に従って制御コマンドを出力するメモリ制御手段と、
    前記メモリ制御手段の動作の基準となる所定周波数の基準クロックを生成する基準クロック生成手段と、
    前記基準クロック生成手段が生成した基準クロックの周波数を、該基準クロックの周波数を含む所定の周波数帯域内で変調して変調クロックとして出力するクロック変調手段と、
    を備えたメモリ制御装置であって、
    記変調クロックを前記外部クロックとして前記同期式メモリに供給するよう構成されると共に、入力される選択信号に応じて前記変調クロックに代えて前記基準クロックを前記外部クロックとして前記同期式メモリに供給するよう構成された外部クロック選択手段と、
    少なくとも、前記メモリ制御手段が前記同期式メモリへ前記制御コマンドを出力しているときに、前記基準クロック外部クロックとして前記同期式メモリへ供給させるための前記選択信号を前記外部クロック選択手段へ出力する選択制御手段と、
    を備えたことを特徴とするメモリ制御装置。
  6. 外部クロックに同期して動作する同期式メモリに対し、CPUからの指示に従って該同期式メモリに記憶されているデータの読み出しを行うメモリ制御手段と、
    前記メモリ制御手段の動作の基準となる所定周波数の基準クロックを生成する基準クロック生成手段と、
    前記基準クロック生成手段が生成した基準クロックの周波数を、該基準クロックの周波数を含む所定の周波数帯域内で変調して変調クロックとして出力するクロック変調手段と、
    を備えたメモリ制御装置であって、
    記変調クロックを前記外部クロックとして前記同期式メモリに供給するよう構成されると共に、入力される選択信号に応じて前記変調クロックに代えて前記基準クロックを前記外部クロックとして前記同期式メモリに供給するよう構成された外部クロック選択手段と、
    少なくとも、前記メモリ制御手段が前記同期式メモリに対する前記データの読み出しを行っているときに、前記基準クロック外部クロックとして前記同期式メモリへ供給させるための前記選択信号を前記外部クロック選択手段へ出力する選択制御手段と、
    を備えたことを特徴とするメモリ制御装置。
  7. 外部クロックに同期して動作する同期式メモリに対し、CPUからの指示に従って制御コマンドを出力し、該同期式メモリに記憶されているデータの読み出しを行うメモリ制御手段と、
    前記メモリ制御手段の動作の基準となる所定周波数の基準クロックを生成する基準クロック生成手段と、
    前記基準クロック生成手段が生成した基準クロックの周波数を、該基準クロックの周波数を含む所定の周波数帯域内で変調して変調クロックとして出力するクロック変調手段と、
    を備えたメモリ制御装置であって、
    記変調クロックを前記外部クロックとして前記同期式メモリに供給するよう構成されると共に、入力される選択信号に応じて前記変調クロックに代えて前記基準クロックを前記外部クロックとして前記同期式メモリに供給するよう構成された外部クロック選択手段と、
    少なくとも、前記メモリ制御手段が前記同期式メモリへ前記制御コマンドを出力しているとき、及び、前記同期式メモリに対する前記データの読み出しを行っているときに、前記基準クロック外部クロックとして前記同期式メモリへ供給させるための前記選択信号を前記外部クロック選択手段へ出力する選択制御手段と、
    を備えたことを特徴とするメモリ制御装置。
  8. 請求項6又は7記載のメモリ制御装置であって、
    前記同期式メモリは、データの書き込み及び読み出しが可能な同期式RAMであり、
    前記メモリ制御手段は、更に、CPUからの指示に従って前記同期式メモリへのデータの書き込みも行うよう構成され、
    前記選択制御手段は、前記メモリ制御手段が前記同期式メモリに対してデータの書き込みを行っているときは、前記基準クロックを前記外部クロックとして前記同期式メモリへ供給させるための前記選択信号を前記外部クロック選択手段へ出力する
    ことを特徴とするメモリ制御装置。
  9. 請求項1〜8いずれかに記載のメモリ制御装置であって、
    前記CPUは動作用クロックとして前記基準クロックを使用することを特徴とするメモリ制御装置。
  10. 請求項1〜9いずれかに記載のメモリ制御装置であって、
    前記同期式メモリは同期式DRAMであり、
    前記メモリ制御手段は、CPUからの指示に従って前記同期式DRAMに対するデータの書き込み及び読み出しを行う
    ことを特徴とするメモリ制御装置。
  11. 請求項4,8又は10のいずれかに記載のメモリ制御装置と、
    外部から画像データを入力するための入力手段と、
    少なくとも前記画像データが、前記メモリ制御手段によって書き込まれる前記同期式RAMと、
    前記同期式RAMに書き込まれた画像データに基づく画像を印字媒体に印字する印字手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記画像データはカラー画像データであることを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
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