JP2001111745A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JP2001111745A
JP2001111745A JP29156099A JP29156099A JP2001111745A JP 2001111745 A JP2001111745 A JP 2001111745A JP 29156099 A JP29156099 A JP 29156099A JP 29156099 A JP29156099 A JP 29156099A JP 2001111745 A JP2001111745 A JP 2001111745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock signal
signal
facsimile apparatus
facsimile
sscg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29156099A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ono
隆 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP29156099A priority Critical patent/JP2001111745A/ja
Publication of JP2001111745A publication Critical patent/JP2001111745A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で且つ短期間にEMI対策を完了するこ
とのできるファクシミリ装置を提供すること。 【解決手段】 ファクシミリ装置の全体制御を行なう制
御部3に供給するクロック信号として、発振器2の出力
する基準クロック信号をSSCG1で変調した変調クロ
ック信号を用いる。一方、クロックの精度が動作上必要
なモデム26には、別途駆動用の発振器27を設ける。
基準クロックに周波数の揺らぎを有する変調クロックを
用いることにより、EMIスペクトルを平坦化でき、か
つフェライトコアや多層基板を用いる必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、特に簡便な構成で優れたEMI(Electo
magnetic Interface)特性を実現す
ることの可能なファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からファクシミリ装置の電気回路
は、水晶発振器等で生成したクロック信号を用いて動作
する、マイクロプロセッサに代表されるような電子素子
を1つあるいは複数用いて構成されている。そして、こ
のクロック信号の基本波あるいは高調波が、回路基板上
の配線パターンやハーネス等を通じて不要な電磁波とし
て空中に放出される。
【0003】このような電磁波が、他の電子機器に影響
を及ぼさないように、電子機器から放出される電磁波に
対する規制(FCC part15、EN55022、
VCCIなど)があり、この規制を満足するため、多層
基板を用いたりハーネス類にフェライトコアを挿入した
り基板上のパターンを工夫したりと様々な対策(以下、
EMI対策とする)が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の対
策方法では、ファクシミリ装置を構成する上では本来不
必要なフェライトコアなどの部品を多数用いねばならな
かったり、非常に高価な多層基板を用いる必要があり、
いずれもファクシミリ装置自体の機能に直接関係しない
部分に多大なコストを費やすことになる。このようなコ
ストは、当然装置の価格に反映され、競合メーカとの価
格競争力を低下させる原因となる。
【0005】また、各電子デバイスごとに複数の周波数
のクロックを用いることによって、問題となるノイズの
発生源を容易に特定可能とする手法も知られている。こ
の手法には、デバイス毎に使用するクロックを分けるこ
とでクロックを供給するための配線長も短くなる利点も
ある。しかしながら、各電子デバイスとのタイミングを
考慮した設計が必要である上、各クロックが発生する高
調波のエネルギー自体には変化がないので、上記のよう
なフェライトコア等を用いた対策が依然として必要とな
る。
【0006】また、出来るだけ安価でEMI対策を行う
ためには、様々な方法を試さなければならず、多大な時
間と費用がかかるという問題があった。そのため、EM
I対策のために新商品の発売時期が影響を受ける可能性
もあり、場合によっては商品の出荷時期が遅れて、ビジ
ネスチャンスを逃すといった問題も発生していた。
【0007】本発明は以上の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、安価で且つ短期間にEMI対策を
完了することのできるファクシミリ装置を提供するもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、ファクシミリデータの変復調を行ない、通信回線を
介してファクシミリデータの送受信を行なう変復調手段
と、この変復調手段の駆動に用いるクロック信号を発生
する変復調手段用クロック発生手段と、所定の基本周波
数を有する基準クロック信号を発生する基準クロック信
号発生手段と、基本クロック信号に所定の条件で変調を
施し、変調クロック信号として出力する変調手段と、変
調クロック信号又はその分周信号に同期してファクシミ
リ装置全体の動作を行なう制御部とを有することを特徴
とするファクシミリ装置に存する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
つき、図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の実施形態に係るク
ロック信号発生回路を用いたファクシミリ装置の構成を
示すブロック図である。同図において、1は基本クロッ
ク信号に変調をかけて揺らいだ(周波数が変動する)ク
ロック信号を出力するスペクトラム拡散クロックジェネ
レータ(SSCG)で、外部ピンの処理によって変動幅
や変動周期を設定できる。SSCGは例えば特開平7−
235862号公報、特開平9−98152号公報に記
載の構成を有するものを用いることができる。2は基本
クロック信号を生成するための振動子、3はROM
(7)に記憶されたプログラムにしたがってファクシミ
リ装置全体を制御する制御部、4は制御部(3)に含ま
れる入力クロック信号の分周器、5は分周器(4)によ
って分周された分周クロック信号である。なお、本明細
書において分周とは、元の信号の周波数を低下させる処
理のみならず、所謂逓倍処理の意味も含むものとして用
いる。
【0010】また、6はシステムバス、7は制御プログ
ラムが記憶されているROM、8は演算処理や画像デー
タの記憶などに使用されるRAM、9はCCDやコンタ
クトセンサなどの読取デバイス(光電変換素子)、10
は読取デバイスのアナログ出力信号をデジタル化し種々
の補正や補間を行ったりする読取処理部である。11は
ライン同期信号、12は画像信号(13)の転送クロッ
ク信号、13は読取デバイスで読取った画像信号であ
る。
【0011】14はサーマルヘッドなどの記録デバイ
ス、15は印字データを記録デバイスにあったフォーマ
ットに変換し記録制御を行う記録処理部、16は記録画
像データ(17)の転送クロック信号、17は記録画像
データ、18は印字信号である。19は制御部(3)の
処理を補助する種々の機能を持ったASIC、20は表
示部を有する操作部、21は操作部とのデータの授受を
行うためのクロック信号、22は表示データ信号、23
はキー信号、24は原稿搬送モータ、25は記録紙搬送
モータ、26はモデム、27はモデム駆動用振動子、2
8は電話回線とのインターフェースをとるNCUであ
る。
【0012】図1において、制御部(3)はSSCG
(1)から出力されるクロック信号のタイミングに同期
して、ROM(7)に記憶されたプログラムにしたがっ
てファクシミリ装置を制御する。この時、制御部(3)
から出力されるシステムバス(6)上のアドレス信号、
データ信号、リード信号、ライト信号等は、SSCG
(1)からの出力クロック信号を基準にしたタイミング
で出力される。従って、各信号はSSCG(1)の出力
クロック信号と同じ割合だけ揺らいでいる。
【0013】読取処理部(10)は入力されたクロック
信号に同期して動作し、図示しない分周器を用いて入力
クロック信号をさらに分周して、ラスタ読取のためのラ
イン同期信号(11)、画像信号の転送クロック信号
(12)を生成し、読取デバイスから出力される画像信
号(13)を受け取り、γ補正、2値化、解像度変換な
どの処理を行う。この読取処理部にも、制御部(3)の
分周器(4)で分周したSSCG(1)のクロック信号
を入力するので、上記の動作は、SSCG(1)の出力
クロック信号を基準に行われることになる。
【0014】読取デバイス(9)はCCDやコンタクト
センサなどに代表される光電変換素子で、ライン同期信
号の周期で光電変化を行い、転送クロック信号に同期し
て光電変換した画像信号を出力する。
【0015】記録処理部(15)は入力されたクロック
信号に同期して動作し、記録(印字)すべき画像データ
をサーマルヘッドなどの記録デバイス(14)に合わせ
て解像度変換やデータ形式の変換を行う。さらに、入力
されたクロック信号を図示しない分周器を用いて分周
し、転送クロック信号(16)、印字信号(18)を生
成し、記録画像データ(17)を記録デバイス(14)
に転送して画像データの印字を行う。記録処理部(1
5)にも、制御部(3)の分周器(4)で分周したSS
CG(1)のクロック信号(5)を入力するので、上記
の動作は、SSCG(1)の出力クロック信号を基準に
行われることになる。
【0016】記録デバイス(14)は、転送クロック信
号(16)に同期して記録画像データ(17)を受け取
り、印字信号(18)を受けると受け取った記録データ
を記録紙等に印字する。
【0017】ASIC(19)は入力されたクロック信
号に同期して動作し、制御部(3)の処理を補助する種
々の動作を行う。本実施形態では、制御部(3)からの
命令によって、原稿搬送モータ(24)や記録紙搬送モ
ータ(25)の駆動タイミングを制御したり、転送クロ
ック信号(21)を生成し、この転送クロック信号に同
期して操作部(20)に表示データ等の送信データ(2
2)を出力したり、操作部(20)からのキー情報等の
受信データ(23)を受け取ったりする。このASIC
(19)にも、制御部(3)の分周器(4)で分周した
SSCG(1)のクロック信号(5)を入力するので、
ASIC(19)で行われる種々の処理もSSCG
(1)の出力クロック信号を基準に行われることにな
る。
【0018】操作部(20)は転送クロック信号(2
1)に同期して動作し、受け取った表示データを表示し
たり、押下されたキー情報を出力したりする。操作部
(20)も、クロック信号(5)を図示しない分周器に
より分周して生成した転送クロック信号(21)に同期
して動作するので、SSCG(1)の出力クロック信号
を基準に動作していることになる。
【0019】モデム(26)は、その機能上基準クロッ
ク信号に揺らぎ(ジッター)があると、通信相手のモデ
ムと同期が取れなくなり通信が保証されないので、SS
CG(1)の出力クロック信号を使用することが出来な
い。そのため、モデム(26)の駆動用に精度の高い水
晶振動子(27)を別途設けている。
【0020】以上のように構成した上で、SSCG
(1)の出力クロック信号の変動周期を、各部のタイミ
ングを生成するのに影響のでない範囲に設定する。例え
ば、読取処理部(10)のライン同期信号(11)の周
期が1ラインごとにずれていると、画像に影響が出るの
で、ライン同期信号の周期が揺らがないようにしなけれ
ばならない。従って、SSCGの出力クロック信号の変
動周期は、ライン同期信号(11)の周期に比べて十分
小さな値に設定する。そうすることによって、変動成分
が平均化され、ライン同期信号の周期が一定になる。こ
こではライン同期信号を例に挙げたが、周期を守らなけ
ればならない最も周期の短い信号に合わせて、上記のよ
うにSSCGの出力クロック信号の変動周期を設定す
る。ファクシミリ装置では、守らなければならない周期
はせいぜい1msec程度であるので、30KHz以上
の周期であれば問題無い。
【0021】次に、SSCGの出力クロック信号の変動
幅であるが、変動幅を大きくした方が、当然高いEMI
対策の効果が得られるが、変動幅をあまり大きくしすぎ
ると、1.クロック信号の周期がいずれかの電子デバイ
スの動作保証範囲外になってしまう、2.独立したクロ
ック信号で動作しているモデムとのインターフェースが
取れないタイミングが発生してしまう、3.ROMやR
AMのアクセスタイムを満足できないタイミングが発生
してしまうといった問題が生ずる。従って、これらを考
慮して、SSCG(1)の出力クロック信号の変動幅を
設定する。
【0022】図2及び図3は、システムバス信号のデー
タライト時およびデータリード時の各信号のタイミング
の例を示したものである。同図の中の信号の二重になっ
ている部分が、基準クロック信号であるクロック信号
(5)が揺らぐことによって生じる変動幅である。内側
の線がクロック信号が最も速くなった時、外側の線がク
ロック信号が最も遅くなった時を表している。
【0023】T1〜T6は、ROM、RAMやモデムに
データを書き込む時あるいは読み出す時に守らなければ
ならない信号タイミングで、T1はアドレス信号が出力
されてからチップセレクト信号(XCS)がイネーブル
になるまでの時間、T2はチップセレクト信号がイネー
ブルになってからライト信号(XWR)がイネーブルに
なるまでの時間、T3はデータ信号が出力されてからラ
イト信号がディスエーブルになるまでの時間、T4はラ
イト信号がディスエーブルになったあとデータを保持す
る時間である。また、図3におけるT5はリード信号
(XRD)がイネーブルになってからデータ信号が出力
されるまでの時間、T6はリード信号がディスエーブル
になったあとデータを保持する時間である。基本的に
は、クロック信号が最も速くなった時に、ROM、RA
Mやモデムの要求する信号タイミングを満たせば問題な
く動作する。この信号タイミングを満たすようにSSC
Gの出力クロック信号の変動幅を設定する。
【0024】さらに、SSCGの出力クロック信号の周
波数が最も変動した時に、周波数がクロック信号を必要
とする電子デバイスの動作保証範囲を超えないようにS
SCGの変動幅を設定する。
【0025】以上説明したように、ファクシミリ装置の
制御部およびその周辺のクロック信号を必要とする電子
回路の基準クロック信号に、SSCGの出力クロック信
号あるいはその分周したクロック信号を用いることによ
って、ファクシミリ装置の電気回路から放出される電磁
波を大幅に低減することができ、従来のようなフェライ
トコアの挿入や基板の多層化などの対策を行う必要が無
くなり、EMI対策のためのコストと時間を大幅に抑え
ることが出来る。また、SSCGを用いることで基準ク
ロック信号が揺らぐが、モデムを除いてクロック信号を
必要とする全ての電子回路が、一つのSSCGの出力ク
ロック信号を基準に動作するように構成しているので、
各々の電子回路の間のインターフェースタイミングにず
れが生じることがないので、タイミングに関して特別な
配慮をする必要が無い。
【0026】なお、図1のファクシミリ装置の構成は、
本発明を説明するための例であり、これに限ったもので
はない。
【0027】[第2の実施形態]第1の実施形態におい
ては、記録デバイス(14)がファクシミリ装置に内蔵
され、制御部(3)の制御下で動作する構成のファクシ
ミリ装置について説明した。一方、最近では、ファクシ
ミリ装置とは独立した制御部を有するレーザビームプリ
ンタやインクジェットプリンタなどを記録デバイスとし
て用いるファクシミリ装置も多く存在する。本実施形態
では、このような構成を有するファクシミリ装置につい
て説明する。
【0028】このような構成を有するファクシミリ装置
において、記録デバイス以外の回路を、第1の実施形態
の構成と同様にSSCGの出力クロック信号を基準に動
作するように構成することで、EMI対策にかける工数
を軽減できる。
【0029】図4は本実施形態に係るファクシミリ装置
のブロック図であり、同図において、31は独立した制
御部を有する記録デバイスであるプリンタ部、32はデ
ータ転送信号、33は記録画像データ、34はデータ許
可信号である。図4において、図1と同じ構成要素には
同じ参照数字を付与し、重複する説明は省略する。
【0030】記録処理部(15)は制御部3から供給さ
れるクロック信号(5)に同期して動作し、記録(印
字)すべき画像データをプリンタ部(31)に合わせて
解像度変換やデータ形式の変換を行う。さらに、入力さ
れたクロック信号を図示しない分周器で分周して転送信
号(32)を生成し、プリンタ部(31)から出力され
るデータ許可信号(34)を参照して、データ許可状態
であれば、この転送信号(32)をトリガとして記録画
像データ(33)をプリンタ部(31)に転送して画像
データの印字を行う。その他の部分に関しては、第1の
実施形態と同様である。
【0031】本実施形態において、SSCG(1)の変
動周期、変動幅の設定は、第1の実施形態で説明した条
件に加えて、プリンタ部(31)とのインターフェース
タイミングを満足するように設定すれば良い。
【0032】このケースでは、プリンタ部(31)に関
してはSSCG(1)を用いることによるEMI対策の
効果は得られないが、その他の部分の電気回路から放出
される電磁波を大幅に低減することができるので、やは
りEMI対策のためのコストと時間を大幅に抑えること
が出来る。
【0033】その他、ファクシミリ装置に外部接続機器
が接続可能な場合も、接続される機器とのインターフェ
ースタイミングが守れるように、SSCGの出力クロッ
ク信号の変動幅を設定すればよい。
【0034】図5及び図6は、ファクシミリ装置のコピ
ーモード動作時(原稿を読み取りながら読み取り内容を
記録紙に出力する動作)における高調波出力測定結果を
示す図である。図5は、従来の同一クロックを利用した
場合、図6は、本発明を適用した場合をそれぞれ示す。
クロック周波数は16MHzである。測定は、電波暗室
内にファクシミリ装置を配置し、30MHz〜300M
Hzの範囲でCISPR、クラスB規格に準拠して行な
った。装置とアンテナとの距離は3mである。
【0035】図において、50はCISPRクラスB規
格におけるリミットライン、60は同−6dBラインを
示す。また、70は垂直方向、80は水平方向での測定
値をそれぞれ示す。また、本発明を適用したファクシミ
リ装置において、クロックの揺らぎ幅は±1.2%、揺
らぎ周期は30kHzとした。図5と図6との比較から
明らかなように、本発明によるファクシミリ装置は、全
周波数帯域において高周波レベルが低く抑えられている
ことがわかる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファクシミリ装置の制御部およびその周辺のクロック信
号を必要とする電子回路の基準クロック信号に、SSC
Gの出力クロック信号あるいはその分周したクロック信
号を用いることによって、電気回路から放出される電磁
波を大幅に低減したファクシミリ装置を実現することが
できるので、EMI対策のためのコストと時間を大幅に
抑えることが出来る。
【0037】また、SSCGを用いることで基準クロッ
ク信号が揺らぐが、モデム等のクロック信号の揺らぎが
動作上致命的な構成要素を除き、クロック信号を必要と
する全ての電子回路を、一つのSSCGの出力クロック
信号を基準に動作するように構成することによって、各
々の電子回路の間のインターフェースタイミングにずれ
が生じることがないので、タイミングに関して特別な配
慮をする必要が無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したファクシミリ装置のブロック
図である。
【図2】本発明を実施した時のシステムバスのライトタ
イミングの例を示す図である。
【図3】本発明を実施した時のシステムバスのリードタ
イミングの例を示す図である。
【図4】第2の実施形態でのファクシミリ装置のブロッ
ク図である。
【図5】従来構成のファクシミリ装置における高調波ノ
イズの測定結果を示す図である。
【図6】本発明による構成のファクシミリ装置における
高調波ノイズの測定結果を示す図である。
【符号の説明】
1 スペクトラム拡散クロック信号ジェネレータ(SS
CG) 2 振動子 3 制御部 4 制御部に内蔵された分周器 5 SSCGの出力クロック信号を分周したクロック信
号 6 システムバス 7 ROM 8 RAM 9 読取デバイス 10 読取処理部 11 ライン同期信号 12 読取転送クロック信号 13 読取画像信号 14 記録デバイス 15 記録処理部 16 記録転送クロック信号 17 記録画像データ 18 印字信号 19 ASIC 20 操作部 21 転送クロック信号 22 表示データ 23 キーデータ 24 原稿搬送モータ 25 記録紙搬送モータ 26 モデム 27 モデム用振動子 28 NCU 31 プリンタ部 32 データ転送信号 33 記録画像データ 34 転送許可信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリデータの変復調を行ない、
    通信回線を介してファクシミリデータの送受信を行なう
    変復調手段と、 この変復調手段の駆動に用いるクロック信号を発生する
    変復調手段用クロック発生手段と、 所定の基本周波数を有する基準クロック信号を発生する
    基準クロック信号発生手段と、 前記基本クロック信号に所定の条件で変調を施し、変調
    クロック信号として出力する変調手段と、 前記変調クロック信号又はその分周信号に同期してファ
    クシミリ装置全体の動作を行なう制御部とを有すること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 原稿画像をライン単位で読取る画像読み
    取り手段であって、前記読取りを前記変調クロック信号
    又はその分周信号に同期して行なう画像読み取り手段を
    有し、 前記所定の条件が、前記変調による前記基準クロックの
    変動周期が、前記読取りに実質的に影響しないことであ
    ることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 受信したファクシミリデータを出力する
    記録手段及びその制御を行なう記録手段制御手段を有
    し、 前記記録手段制御手段が前記変調クロック信号又はその
    分周信号に同期して動作することを特徴とする請求項1
    記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 受信したファクシミリデータを出力する
    記録手段を有し、この記録手段が、前記変調クロック信
    号とは別のクロック信号発生手段を有することを特徴と
    する請求項1記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記変調手段がスペクトラム拡散クロッ
    クジェネレータ(SSCG)であることを特徴とする請
    求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のファクシミ
    リ装置。
JP29156099A 1999-10-13 1999-10-13 ファクシミリ装置 Withdrawn JP2001111745A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29156099A JP2001111745A (ja) 1999-10-13 1999-10-13 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29156099A JP2001111745A (ja) 1999-10-13 1999-10-13 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001111745A true JP2001111745A (ja) 2001-04-20

Family

ID=17770510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29156099A Withdrawn JP2001111745A (ja) 1999-10-13 1999-10-13 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001111745A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008005013A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Kyocera Mita Corp ファクシミリ基板及びファクシミリ装置
US7346752B2 (en) 2003-09-03 2008-03-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Memory controller and image forming device provided with the same
US7366936B2 (en) 2003-09-02 2008-04-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Memory control device and image forming device equipped with a selection circuit selectively applying a reference clock or a modulated clock to a synchronous memory as an external clock based on a selection signal

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7366936B2 (en) 2003-09-02 2008-04-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Memory control device and image forming device equipped with a selection circuit selectively applying a reference clock or a modulated clock to a synchronous memory as an external clock based on a selection signal
US7346752B2 (en) 2003-09-03 2008-03-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Memory controller and image forming device provided with the same
JP2008005013A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Kyocera Mita Corp ファクシミリ基板及びファクシミリ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8362816B2 (en) Reducing an EMI effect by preventing the diffuse width with the SSCG from being limited by the jitter standard value in a structure in which the PLL circuit is mounted
EP0973324B1 (en) Image processing apparatus and method of the same, and storage medium
JP2001111745A (ja) ファクシミリ装置
JP2011119801A (ja) 読取装置、読取装置の制御方法、および、プログラム
EP1376531B1 (en) Electronic apparatus with reduced electromagnetic interference noise
JP2007069377A (ja) 画像形成装置
EP1480444B1 (en) Apparatus and method for image forming capable of processing an image at suitable clock speeds
US20070133065A1 (en) Image forming apparatus, image processing apparatus and image forming system
JP2005223770A (ja) 電子機器及びその電磁波障害防止方法
CN101256376B (zh) 成像装置和控制成像装置的方法
JP2001246777A (ja) 印刷システムの画像データ送出方式および印刷装置
JP6551360B2 (ja) データ通信装置及びこれを備えた画像形成装置
JP3097688B2 (ja) 画像出力装置用コントローラ、画像出力装置、画像出力装置の制御方法
JP2002091603A (ja) クロック発生回路を内蔵する集積回路
JP5747465B2 (ja) 画像形成装置、電気機器および信号転送方法
JP3054269B2 (ja) 画像形成方法及び装置
JPS6235929A (ja) 電磁妨害の防止方法
JP2002209092A (ja) プリンタ用に水平解像度を変換するシステムと方法
JP3017579B2 (ja) 画像形成装置
JP2000032190A (ja) 画像処理装置、変調幅監視方法及び記憶媒体
JP2006167983A (ja) プリンタコントローラ
JPH0930042A (ja) プリンタ及びプリンタの制御方法
JP2002132709A (ja) データ処理装置
JPH07162404A (ja) 同期制御装置
JP2000263841A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070109