JP3097688B2 - 画像出力装置用コントローラ、画像出力装置、画像出力装置の制御方法 - Google Patents

画像出力装置用コントローラ、画像出力装置、画像出力装置の制御方法

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JP3097688B2
JP3097688B2 JP11093172A JP9317299A JP3097688B2 JP 3097688 B2 JP3097688 B2 JP 3097688B2 JP 11093172 A JP11093172 A JP 11093172A JP 9317299 A JP9317299 A JP 9317299A JP 3097688 B2 JP3097688 B2 JP 3097688B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コントローラ、画
像出力装置、画像出力装置の制御方法、及び、クロック
周波数変調回路に関し、特に電磁輻射ノイズの低減を図
ったコントローラ、画像出力装置、及び画像出力装置の
制御方法、並びに、電磁輻射ノイズの低減を図るための
クロック周波数変調回路に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等の画像出力装置においても、
高密度化及びデジタル化の進展とともに、より一層の電
磁輻射ノイズの低減が求められている。すなわち、画像
出力装置に電磁輻射ノイズ対策(EMI(Electro Magn
etic Interference)対策)を施すことが求められてい
る。この電磁輻射ノイズは、高いクロック周波数、例え
ば、60MHz以上のクロック周波数のクロック信号を
クロック用配線等を用いて各種回路に供給することが一
因となり発生する。
【0003】電磁輻射ノイズは、通常数百MHzまでの
高周波成分を含んでおり、ノイズ発生源と伝播経路の特
性を考慮し、電気回路と実装構造の両面で総合的に設計
段階から作り込むことが必要である。また、電気電子部
品の選定や、配線方法の選択により電磁輻射ノイズの低
減を図るとともに、フィルタ、筐体、フェライトビーズ
等で電磁輻射ノイズ対策を施すことにより、この電磁輻
射ノイズの低減を図っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フィルタ、筐
体、フェライトビーズ等で電磁輻射ノイズ対策を施す方
法では、製品開発の最終段階に至るまでに余分な重量が
発生したり、複雑な設計を要求されたり、余分なコスト
が発生したりして、製品開発にしめる負担が大きく、時
として信号品質の低下をまねいていた。特に、プリンタ
の高速化にともない、電磁輻射ノイズ対策に要するコス
ト負担はより大きくなる傾向にある。
【0005】そこで本発明は、上記課題に鑑みてなされ
たものであり、製品開発の初期段階で電磁輻射ノイズ対
策を施すことのできる画像出力装置を提供することを目
的とする。すなわち、電磁輻射ノイズの発生源であるク
ロック発振回路にクロック周波数変調回路を用いた画像
出力装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るコントローラは、クロック発振周波数
を所定の周期で変調した動作クロック信号を生成して出
力するクロック周波数変調回路を設け、このクロック周
波数変調回路から画像制御用回路に動作クロック信号を
供給するようにした。このようなクロック周波数変調回
路を用いることにより、電磁輻射ノイズのピーク値の低
減を図ることが可能になる。
【0007】また、この画像制御用回路に、描画エンジ
ンから所定の描画タイミングで描画タイミング信号を入
力し、この描画タイミング信号に基づいてリセット信号
を生成してクロック周波数変調回路に出力するように
し、クロック周波数変調回路は、このリセット信号に基
づいて動作クロック信号のクロック周波数を変調する周
期をリセットするようにしてもよい。このようにするこ
とにより、描画エンジンで描画した画像の揺れを肉眼で
はわからないようにすることが可能になる。
【0008】さらに、描画エンジンからの描画タイミン
グ信号を、描画エンジンが各描画ラインの描画を開始す
る時点でその都度出力することにより、ビデオクロック
信号の変調周期を各描画ラインの開始時にそろえること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕本発明の第1実
施形態は、電磁輻射ノイズの発生源であるクロック発振
回路にクロック周波数変調回路を用いることにより、電
磁輻射ノイズのピーク値を低下させようとするものであ
る。以下、本発明の第1実施形態について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0010】まず、クロック周波数変調回路について説
明する。近年、電磁輻射ノイズ対策(EMI対策)とし
て、周波数を±数パーセントの割合で一定の周期で変化
させてクロック信号を発生するクロック周波数変調回路
が用いられている。このクロック周波数変調回路は、ス
ペクトラム拡散クロックジェネレータ(SSCG:Spre
ad Spectrum Clock Generator)とも呼ばれている。こ
れは、電磁輻射ノイズの発生源であるクロック発振器の
レベルで、この電磁輻射ノイズを低減するものであるこ
のように、クロック周波数変調回路は、クロック発振周
波数に狭帯域の変調をかけて、特定周波数の輻射強度を
低減する技術を採用した回路である。
【0011】図1は、100MHzのクロック周波数を
基本周波数として、±1パーセントの変調をかけた場合
の、その変調の割合と時間との関係を示す図である。図
2は、図1におけるa点、b点、c点におけるクロック
信号の信号波形を示す図である。
【0012】図1に示すように、クロック周波数変調回
路は、一定周期Tでクロック周波数を±1パーセントで
変調する。このため、図2(a)に示すように、クロッ
ク周波数変調回路は、a点付近においては、101MH
zのクロック周波数でクロック信号を生成して出力す
る。図2(b)に示すように、クロック周波数変調回路
は、b点付近においては、100MHzのクロック周波
数でクロック信号を生成して出力する。図2(c)に示
すように、クロック周波数変調回路は、c点付近におい
ては、99MHzのクロック周波数でクロック信号を生
成して出力する。このように、クロック周波数変調回路
は、一定の周期Tでクロック周波数を変調して、クロッ
ク信号を出力する。
【0013】図3は、このようにクロック信号に周波数
変調をかけることにより、電磁輻射ノイズが低減される
ことを示すグラフである。この図3に示すように、生成
するクロック信号のクロック周波数を変調することによ
り、このクロック信号が原因となる電磁輻射ノイズのピ
ーク値が低減される。
【0014】次に、本発明を画像出力装置の一例である
プリンタに適用した場合の具体的構成と動作について説
明する。
【0015】図4は、本発明の第1実施形態に係るプリ
ンタにおけるコントローラ100と描画エンジン110
との間の信号のやりとりを示す図である。図5は、水平
同期信号HSYNCXとビデオクロック信号VCLKと
ビデオ信号VIDEOXとのタイミングチャートを示す
図である。
【0016】図4に示すように、描画エンジン110か
らコントローラ100に、水平同期信号HSYNCXが
送信される。図5に示すように、この水平同期信号HS
YNCXは、描画エンジン110が各ラインの描画を開
始するタイミングでローレベルになる信号であり、この
信号に基づいてコントローラ100は水平同期を確保す
る。この水平同期信号が、本実施形態における描画タイ
ミング信号を構成する。図4に示すように、コントロー
ラ100は、水平同期信号HSYNCXに基づいて、ビ
デオクロック信号VCLKに同期したビデオ信号VID
EOXを、描画エンジン110に出力する。図5に示す
ように、ビデオ信号VIDEOXは映像信号であり、こ
のビデオ信号VIDEOXを描画エンジン110が取り
込むことにより描画を行う。
【0017】図6は、コントローラ100の内部構成を
示すブロック図である。この図6に示すように、コント
ローラ100は、主として、CPU(Central Processi
ng Unit)120と、ASIC(Application Specific
IC)122と、SDRAM(Synchronous DRAM)1
24と、システム用クロック周波数変調回路126と、
画像用クロック周波数変調回路128とを、備えて構成
されている。ASIC122内には、画像制御用回路1
30が構成されている。
【0018】システム用クロック周波数変調回路126
は、CPU120とASIC122とSDRAM124
に、クロック信号CLK1を供給する。本実施形態で
は、このクロック信号CLK1は、66.6MHzを中
心に±1パーセントの幅で変調するクロック信号であ
る。CPU120と、画像制御用回路130以外のAS
IC122と、SDRAM124とは、このクロック信
号CLK1に同期して動作する。すなわち、CPU12
0はクロック信号CLK1に同期して、コントローラ1
00の各種の演算処理を行う。SDRAM124は、ク
ロックCLK1のクロック毎にデータのリード及びライ
トが可能な同期型のDRAMである。
【0019】画像用クロック周波数変調回路128は、
ASIC122の画像制御用回路130にクロック信号
CLK2を供給する。本実施形態では、このクロック信
号CLK2は、40MHzを中心に±1パーセントの幅
で変調するクロック信号である。
【0020】画像制御用回路130は、このクロック信
号CLK2と水平同期信号HSYNCXとに基づいて、
ビデオクロック信号VCLKと、このビデオクロック信
号VCLKに同期したビデオ信号VIDEOXとを生成
する。そして、画像制御用回路130は、ビデオ信号V
IDEOXを描画エンジン110へ出力する。描画エン
ジン110は、このビデオ信号VIDEOXに基づいて
画像を生成し、実際に印刷を行う。
【0021】図7は、図6における画像用クロック周波
数変調回路128の内部構成を示すブロック図である。
この図7に示すように、画像用クロック周波数変調回路
128は、水晶振動子300からの源振が入力される発
振回路140と、PLL(Phase-Lock loop)回路14
2と、出力回路146とを、備えて構成されている。発
振回路140は圧電振動子の一種であり、この発振回路
140には水晶振動子300から源振が入力され、一定
のクロック周波数の第1内部クロック信号を出力する。
PLL回路は、この第1内部クロック信号の周波数を定
数倍するとともに、40MHz±1パーセントで変調し
たクロック周波数の第2内部クロック信号を出力回路1
46に出力する。出力回路146はこの第2内部クロッ
ク信号をクロック信号CLK2として出力する。
【0022】以上のように、本実施形態に係るプリンタ
によれば、クロック発振器として、システム用クロック
周波数変調回路126と画像用クロック周波数変調回路
128とを用いたので、電磁輻射ノイズのピーク値を低
減することができる。すなわち、電磁輻射ノイズの発生
源であるクロック発振器に、クロック周波数に狭帯域の
変調をかけたクロック信号を用いることとしたので、図
3に示すように、電磁輻射ノイズのピークを低く抑える
ことができる。
【0023】このため、プリンタのシールド及びEMI
対策部品を低減又は削減することができるので、製品の
軽量化及び低コスト化を図ることができる。また、シス
テム設計の段階で、電磁輻射ノイズの低減を実現するこ
とができる。しかも、実際の輻射減衰は、多くの周波数
にわたるものであり、クロック信号が高周波になればな
るほど、それだけ大きな輻射減衰を期待することができ
る。
【0024】また、システム用クロック周波数変調回路
126と画像用クロック周波数変調回路128を用いる
ことにより、すべてのクロック信号の高調波及びそれに
同期した信号、アドレス・デコーダ・コントロールバス
信号などの輻射も同時に減衰することができる。つま
り、クロック信号の電磁輻射ノイズを削減することで、
プリンタシステム全体の電磁輻射ノイズを削減すること
ができる。
【0025】〔第2実施形態〕本発明の第2実施形態
は、ビデオクロック信号の各描画ライン毎の周波数変調
の位相をそろえることにより、プリンタ画像の揺れを人
間の目で判別できないようにしたものである。以下、本
発明の第2実施形態について図面を参照して詳細に説明
する。
【0026】図8は、本発明の第2実施形態に係るコン
トローラ200の内部構成を示す図であり、上述した第
1実施形態の図6に相当する図である。この図8に示す
ように、コントローラ200は、主として、CPU12
0と、ASIC122と、SDRAM124と、システ
ム用クロック周波数変調回路126と、画像用クロック
周波数変調回路228とを、備えて構成されている。こ
れらのうち、CPU120と、ASIC122と、SD
RAM124と、システム用クロック周波数変調回路1
26は、上述した第1実施形態と同様のものである。A
SIC122内には、画像制御用回路230が構成され
ている。
【0027】画像用クロック周波数変調回路228に
は、画像制御回路230からリセット信号SCON_X
が入力される。このリセット信号SCON_Xに基づい
て、画像用クロック周波数変調回路228はクロック信
号CLK2の変調する周期、つまり変調位相をリセット
して、ASIC122の画像制御用回路130に供給す
る。本実施形態では、このクロック信号CLK2は、4
0MHzを中心に±1パーセントの幅で変調するクロッ
ク信号である。
【0028】画像制御用回路230は、このクロック信
号CLK2と水平同期信号HSYNCXとに基づいて、
ビデオ信号VIDEOXを生成する。そして、画像制御
用回路130は、このビデオ信号VIDEOXを、描画
エンジン110へ出力する。
【0029】図9は、図8における画像用クロック周波
数変調回路228の内部構成を示す図であり、上述した
第1実施形態の図7に相当する図である。図10は、第
2実施形態における水平同期信号HSYNCXとビデオ
クロック信号VCLKとビデオ信号VIDEOXとリセ
ット信号SCON_Xのタイミングチャートを示す図で
あり、上述した第1実施形態の図5に相当する図であ
る。
【0030】図9に示すように、画像用クロック周波数
変調回路228は、水晶振動子301からの源振が入力
される発振回路240と、PLL回路242と、変調制
御回路244と、出力回路246とを、備えて構成され
ている。発振回路240には水晶振動子301から源振
が入力され、一定のクロック周波数の第1内部クロック
信号を出力する。PLL回路はこの第1内部クロック信
号のクロック周波数を定数倍して出力するとともに、4
0MHz±1パーセントで変調したクロック周波数で第
2内部クロック信号を出力する。変調制御回路244に
は、リセット信号SCON_Xが入力される。図10に
示すように、このリセット信号SCON_Xは、描画エ
ンジン110からの水平同期信号HSYNCXがローに
なるのを受けてローになる信号である。すなわち、リセ
ット信号SCON_Xは、描画エンジン110が各描画
ラインの描画を開始するタイミングでその都度ローにな
る信号である。
【0031】図9に示すように、変調制御回路244か
ら出力された変調制御信号とPLL回路242からの第
2クロック信号により生成した第3内部クロック信号
が、出力回路246に入力される。この出力回路246
は第3内部クロック信号をクロック信号CLK2として
出力する。すなわち、出力回路246は、40MHz±
1パーセントのクロック周波数に変調するクロック信号
CLK2を出力する。このクロック信号CLK2は、リ
セット信号SCON_Xがローになるタイミングで変調
周期がリセットされるクロック信号である。すなわち、
描画エンジン110が描画を開始するタイミングで位相
がそろうクロック信号である。
【0032】図11は、クロック信号CLK2の変調プ
ロファイルを示す図である。この図11では、各描画ラ
インの描画開始時点でクロック信号CLK2の変調周期
がリセットされ、最も高い周波数である40MHz+1
パーセントからクロック周波数がスタートする。この変
調周期がそろったクロック信号CLK2が、図8に示す
画像制御用回路230にビデオクロック信号VCLKと
して入力される。
【0033】図12は、図10に示したタイミングチャ
ートの各信号を生成する処理を説明するためのフローチ
ャートである。この図12に示すように、まず、画像制
御回路230に描画エンジン110から一定期間ローレ
ベルの水平同期信号HSYNCXが入力される(ステッ
プS10)。画像制御回路230は、この水平同期信号
HSYNCXがローになったタイミングに基づいて、リ
セット信号SCON_Xを一定期間ローレベルにし、画
像用クロック周波数変調回路228に出力する(ステッ
プS11、S12)。
【0034】画像用クロック周波数変調回路228は、
このリセット信号SCON_Xがローになったタイミン
グでクロック信号CLK2の変調周期をリセットする。
本実施形態では、このリセットのタイミングで、最も高
いクロック周波数である40MHz+1パーセントでク
ロック信号CLK2を画像制御回路230へ出力する
(ステップS13)。このクロック信号CLK2に基づ
いて、画像制御回路230はビデオクロック信号VCL
Kを生成し、これに同期したビデオ信号VIDEOX
を、描画エンジン110へ出力する(ステップS1
4)。
【0035】以上のように、本実施形態に係るプリンタ
によれば、ビデオクロック信号VCLKの変調周期を各
描画ラインの開始時にそろえることとしたので、描画エ
ンジン110で描画した画像の揺れを肉眼では分からな
いようにすることができる。すなわち、図13に示すよ
うに、出力画像における各描画ラインのドットサイズを
上下の各描画ラインでそろえることができるので、画像
の揺れを人の目で判別できないようにすることができ
る。このため、ビデオクロック信号VCLKにクロック
周波数変調をかけた信号を用いても、きれいな出力画像
を得ることができる。
【0036】しかも、上述した第1実施形態と同様に、
クロック発振器として、システム用クロック周波数変調
回路126と画像用クロック周波数変調回路228とを
用いたので、電磁輻射ノイズのピーク値を低減すること
ができる。
【0037】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
種々に変形可能である。例えば、上記実施形態では画像
出力装置としてのプリンタを例に説明したが、CRTの
ディスプレイ等にも適用することができる。また、スキ
ャナ等の画像入力装置に適用してもよい。
【0038】さらに、上記第2実施形態では、各画像ラ
インの描画開始時に描画エンジン100が出力する水平
同期信号HSYNCXを描画タイミング信号として用
い、これに基づいてリセット信号SCON_Xを生成す
ることとしたが、このタイミングに限られるものではな
く、他のタイミングでリセット信号SCON_Xを生成
するようにしてもよい。例えば、各描画ラインにおける
描画の途中のタイミングや、描画終了のタイミングでリ
セット信号SCON_Xを生成するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クロック発振器として、発振周波数を所定の周期で変調
して動作クロック信号として出力するクロック周波数変
調回路を用いたので、電磁輻射ノイズのピーク値を低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クロック信号にクロック周波数の変調をかけた
場合の変調割合と時間との関係を示す図。
【図2】図1におけるa点、b点、c点におけるクロッ
ク信号波形を示す図。
【図3】クロック周波数変調をかける前と後における周
波数スパンと電磁輻射ノイズの強度の関係を示すグラ
フ。
【図4】本発明の第1実施形態に係るプリンタにおける
コントローラと描画エンジンとの間の信号の送受関係を
示す図。
【図5】コントローラと描画エンジンの間で送受される
水平同期信号とビデオクロック信号とビデオ信号のタイ
ミングチャート。
【図6】本発明の第1実施形態に係るコントローラの内
部構造を示す図。
【図7】本発明の第1実施形態に係る画像用クロック周
波数変調回路の内部構造を示す図。
【図8】本発明の第2実施形態に係るコントローラの内
部構造を示す図。
【図9】本発明の第2実施形態に係る画像用クロック周
波数変調回路の内部構造を示す図。
【図10】コントローラと描画エンジンの間で送受され
る水平同期信号とビデオクロック信号とビデオ信号と、
画像制御用回路から画像用クロック周波数変調回路へ出
力されるリセット信号のタイミングチャート。
【図11】画像用クロック周波数変調回路から出力され
るクロック信号の変調周期と、リセット信号とのタイミ
ングを示す図。
【図12】本発明の第2実施形態に係るプリンタ処理を
フローチャートにして示す図。
【図13】本発明の第2実施形態に係るプリンタの出力
画像とビデオクロック信号のクロック周波数との関係を
示す図。
【符号の説明】
100 コントローラ 110 描画エンジン 120 CPU 122 ASIC 124 SDRAM 126 システム用クロック周波数変調回路 128 画像用クロック周波数変調回路 130 画像制御用回路 140 発振回路 142 PLL回路 228 画像用クロック周波数変調回路 230 画像制御用回路 240 発振回路 242 PLL回路 244 変調制御回路 246 出力回路

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】描画エンジンにビデオ信号を出力する画像
    出力装置用コントローラであって、 クロック発振周波数を所定の周期で変調した動作クロッ
    ク信号を生成して出力するクロック周波数変調回路と、 前記動作クロック信号が入力され、この動作クロック信
    号に基づいてビデオクロック信号を生成するとともに、
    このビデオクロック信号に同期した前記ビデオ信号を生
    成し、このビデオ信号を前記描画エンジンに出力する画
    像制御用回路と、 を備えるとともに、 前記画像制御用回路には、前記描画エンジンから、この
    描画エンジンが各描画ラインの描画を開始するタイミン
    グで描画タイミング信号がその都度入力され、この描画
    タイミング信号に基づいてリセット信号を生成して前記
    クロック周波数変調回路に出力するとともに、 前記クロック周波数変調回路は、前記リセット信号に基
    づいて前記動作クロック信号のクロック周波数を変調す
    る周期をリセットする、 ことを特徴とする画像出力装置用コントローラ。
  2. 【請求項2】 前記クロック周波数変調回路は、 源振が入力され、この源振に基づいて所定クロック周波
    数の第1内部クロック信号を生成して出力する発振回路
    と、 前記発振回路から前記所定クロック周波数の前記第1内
    部クロック信号が入力され、この第1内部クロック信号
    のクロック周波数を前記所定の周期で変調して第2内部
    クロック信号として出力する位相同期ループ回路と、 前記リセット信号が入力され、前記リセット信号に基づ
    いて前記動作クロック信号のクロック周波数を変調する
    周期をリセットするための変調制御信号を出力する変調
    制御回路と、 前記位相同期ループ回路から出力された前記第2内部ク
    ロック信号と、前記変調制御回路から出力された前記変
    調制御信号とにより生成された第3内部クロック信号が
    入力され、前記動作クロック信号として出力する出力回
    路と、 を備えることを特徴とする請求項に記載の画像出力装
    置用コントローラ。
  3. 【請求項3】 ビデオ信号を出力するコントローラと、前
    記ビデオ信号に基づいて画像を描画して出力する描画エ
    ンジンとを備える画像出力装置であって、 前記コントローラは、 クロック発振周波数を所定の周期で変調した動作クロッ
    ク信号を生成して出力するクロック周波数変調回路と、 前記動作クロック信号が入力され、この動作クロック信
    号に基づいてビデオクロック信号を生成するとともに、
    このビデオクロック信号に同期した前記ビデオ信号を生
    成し、このビデオ信号を前記描画エンジンに出力する画
    像制御用回路と、 を備えるとともに、 前記画像制御用回路には、前記描画エンジンから、この
    描画エンジンが各描画ラインの描画を開始するタイミン
    グで描画タイミング信号がその都度入力され、この描画
    タイミング信号に基づいてリセット信号を生成して前記
    クロック周波数変調回路に出力するとともに、 前記クロック周波数変調回路は、前記リセット信号に基
    づいて前記動作クロック信号のクロック周波数を変調す
    る周期をリセットする、 ことを特徴とする画像出力装置。
  4. 【請求項4】 前記クロック周波数変調回路は、 源振が入力され、この源振に基づいて所定クロック周波
    数の第1内部クロック信号を生成して出力する発振回路
    と、 前記発振回路から前記所定クロック周波数の前記第1内
    部クロック信号が入力され、この第1内部クロック信号
    のクロック周波数を前記所定の周期で変調して第2内部
    クロック信号として出力する位相同期ループ回路と、 前記リセット信号が入力され、前記リセット信号に基づ
    いて前記動作クロック信号のクロック周波数を変調する
    周期をリセットするための変調制御信号を出力 する変調
    制御回路と、 前記位相同期ループ回路から出力された前記第2内部ク
    ロック信号と、前記変調制御回路から出力された前記変
    調制御信号とにより生成された第3内部クロック信号が
    入力され、前記動作クロック信号として出力する出力回
    路と、 を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像出力装
    置。
  5. 【請求項5】 ビデオ信号を出力するコントローラと、前
    記ビデオ信号に基づいて画像を描画して出力する描画エ
    ンジンとを備える画像出力装置の制御方法であって、 クロック発振周波数を所定の周期で変調した動作クロッ
    ク信号を生成して出力する動作クロック生成工程と、 前記動作クロック信号に基づいてビデオクロック信号を
    生成するとともに、このビデオクロック信号に同期した
    前記ビデオ信号を生成し、このビデオ信号を前記描画エ
    ンジンに出力するビデオ信号出力工程と、前記描画エンジンが各描画ラインの描画を開始するタイ
    ミングで 前記描画エンジンからその都度入力される描画
    タイミング信号に基づいて、リセット信号を生成するリ
    セット信号生成工程と前記リセット信号に基づいて前記
    動作クロック信号のクロック周波数を変調する周期をリ
    セットするリセット工程と、 を備えることを特徴とする画像出力装置の制御方法。
  6. 【請求項6】前記動作クロック生成工程は入力された源振に基づいて所定クロック周波数の第1内
    部クロック信号を生成して出力する第1出力工程と、 入力された前記第1内部クロック信号のクロック周波数
    を前記所定の周期で変調して第2内部クロック信号とし
    て出力する第2出力工程と、 入力された前記リセット信号に基づいて前記動作クロッ
    ク信号のクロック周波数を変調する周期をリセットする
    ための変調制御信号を出力する変調制御信号出力工程
    と、 入力された前記第2内部クロック信号と前記変調制御信
    号とにより生成された 第3内部クロック信号が入力さ
    れ、前記動作クロック信号として出力する第3出力工程
    と、 を備えることを特徴とする請求項5に画像出力装置の制
    御方法。
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