JP2002209092A - プリンタ用に水平解像度を変換するシステムと方法 - Google Patents

プリンタ用に水平解像度を変換するシステムと方法

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JP2002209092A JP2000372945A JP2000372945A JP2002209092A JP 2002209092 A JP2002209092 A JP 2002209092A JP 2000372945 A JP2000372945 A JP 2000372945A JP 2000372945 A JP2000372945 A JP 2000372945A JP 2002209092 A JP2002209092 A JP 2002209092A
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Gaiketsu Ro
艾杰 呂
Hoko Cho
寶興 張
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TOKUKIN KAGI KOFUN YUGENKOSHI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ用に水平解像度を変換するシステム
と方法を提供する。 【解決手段】 プリンタのために使われる水平解像度を
変換する変換システムと方法を開示する。解像度変換シ
ステムに含まれる位相ロックループ(PLL)回路を利
用することによって、発振クロックが供給されたときに
プリント回路基板上の発振器からのクロックを上げて、
サブドット描画用クロックを生成する。解像度変換シス
テムのPLL回路の次段にN分周器に接続することによ
って、サブドットを描くためのクロックよりも遅い、そ
れと対となる標準ドット描画用クロックが得られる。次
に、2つのクロックが画像エンハンスメント回路に供給
されて、プリンタエンジンに必要な出力信号を生成する
ための画像処理操作が始まる。プログラマブルなPLL
回路によって、2つの周波数のクロックは連続的で正確
なスイッチングを行うので、プリンタ用に水平解像度を
連続的で正確に変換することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】関連のアプリケーションに対するクロスリ
ファレンス本発明は、本アプリケーションと同じ譲受人
に譲渡された”垂直解像度をプリンタ用の解像度に変換
する方法”という題名の別の米国特許出願に関連し、そ
の内容は本明細書に援用されている。
【0002】発明の背景 1.発明の分野 本発明は、解像度変換を行うシステムと方法、特に、フ
ァクシミリからのオリジナルの水平解像度を考慮して、
プリンタ用に水平解像度を正確に変換するシステムと方
法に関する。
【0003】2.従来技術の説明 デジタル画像処理技術は、スキャナー、プリンタ、ファ
クシミリ、デジタルカメラ等の高度に発展した電子装置
からの絶え間のない需要によって後押しされてきた。デ
ジタル画像プロセスの発展によって、画報ウエブが可能
となり、人がインターネットを使ってオフィスワークと
して画像ファイルや文書を処理することが促進された。
【0004】典型的には、PC等のホストの源情報の複
製を作るためのインクジェットやレーザプリンタは周知
の装置である。典型的なプリンタは、マイクロコンピュ
ータからの画像信号を格納するメモリを備える。例え
ば、マイクロコンピュータは、画像信号をレーザプリン
タ用にフォーマット化する。そして、レーザダイオード
の光ビームを変調するために、ビットマップメモリを格
納するようにプリンタメモリが作られている。例えば、
回転する多面鏡を利用することによって、レーザダイオ
ードのレーザビームを制御して光伝導性ドラムをスキャ
ンすることができる。次に、ドラムに格納された画像
は、従来の乾式複写機の方法で1枚の用紙に転写され
る。この種の典型的なプリンタは、例えば、米国特許N
o.4383755、4783680で開示されてい
る。この種のレーザプリンタを制御することによって、
200ドットパーインチ(dpi)、300dpi、4
00dpi、600dpi、また、時には、1200d
piの水平解像度が得られる。垂直解像度は多面鏡の回
転速度の関数であり、水平解像度はレーザダイオードの
スイッチング制御レートによって決定される。
【0005】デジタル画像の著作物やその装置のアクセ
スを更に促進するために、現在、スキャナー、複写機、
ファクシミリ、プリンタ等のデジタル画像処理に関する
装置を統合する傾向がある。この結果としての統合化装
置としては、4イン1装置、3イン1装置、2イン1装
置がある。ファクシミリとプリンタが統合された装置を
使って、ファクシミリやコンピュータから受信した画像
信号に基づいて複写することができる。しかしながら、
そうする際は常に解像度の問題があって、それをうまく
処理する必要がある。ファクシミリから受信した画像信
号は、画素/mm、例えば、水平方向に8画素/mmで
フォーマット化される。コンピュータから受信した画像
信号は、ドットパーインチ(dpi)、例えば、水平方
向に200dpiや300dpiでフォーマット化され
る。実際には、dpiに基づくフォーマットは、プリン
タ、特に、プリンタエンジンにとって標準的なものであ
る。8画素/mmは203dpiと等価である。200
dpiの水平解像度のプリンタエンジンを介してファク
シミリから受信した画像信号に基づいて複写する場合
は、画像信号の一部が犠牲になることは避けられない。
300dpiの水平解像度のプリンタエンジンを介して
ファクシミリから受信した画像信号に基づいて複写する
場合は、画像信号の一部をコピーしたものがしばしば使
われる。しかしながら、高品位の2イン1装置を追求す
るためには上述の問題を克服する必要がある。
【0006】従来技術の周波数変換処理構成、これは解
像度変換処理構成に対応するものであるが、図3に示さ
れている。細かいドットを印刷するためのクロックとし
て使われるクロックCLK_SUBDOT_Pはチップ
外の発振器30で生成され、標準ドットを印刷するため
に、N分周器322でクロックCLK_SUBDOT_
Pを分周することで得られたクロックCLK_DOT_
Pが使われる。図4は、異なる周波数の3つのクロック
CLK1、CLK2、CLK3によって印刷された複数
のドットを示す。ここで、前述の複数のクロックのう
ち、CLK1とCLK3はそれぞれ、最低速と最高速の
クロックである。クロックが高電圧でトリガされるとき
に印刷ドットが描かれるので、高電圧をより長い期間維
持すると、より大きなドットが印刷されることになる。
明らかに、CLK1によって描かれた印刷ドットは、最
も大きくなり、CLK3に基づいて印刷されたドットは
最小の大きさになる。上述されたように、プリンタエン
ジン36に出力する前にメモリ(不図示)に格納された
画像データを処理するために、発振器30からのクロッ
クは更に画像エンハンスメント部324で使われる。残
念なことに、発振器30の周波数、例えば、100から
200MHzは比較的高いので、高周波効果、例えば、
静電容量と抵抗の効果、貧弱なEMI、スキュー、デュ
ーティサイクルの問題がプリント回路基板で発生する。
プリント回路基板上の信号伝達周波数が高いと、上述の
問題がより深刻になる。この高周波発振器がもたらすそ
の他の不利な点はその製造コストである。通常、発振器
が高周波を出力すると、製造コストが高くなることであ
る。従って、比較的高い周波数の発振器がプリンタエン
ハンスメントチップに供給され構築される場合は、チッ
プコストが大きく増加する。他方、実際のアプリケーシ
ョンに大幅な拘束条件を与えるN分周器322では整数
値Nを使う必要がある。前述の不利な点のため、従来技
術のレーザプリンタエンジンはファクシミリ用の解像度
を正確に特徴づけることができない。
【0007】更に、統合化装置内のコンピュータやファ
クシミリからの画像データの解像度を切り替えるために
複数の発振器が必要となり、画像処理を行う画像エンハ
ンスメント回路に様々な周波数を供給することになる。
コストの問題については、発振器の数を減らす努力を行
うことが望ましい。
【0008】複写する際に高い忠実度を維持したり達成
したりするために、上述の問題を克服する必要がある。
【0009】発明の概要 本発明の主な目的は、水平方向の標準ドットやサブドッ
トを描く、即ち、示すために使われる2つの安定クロッ
クをそれぞれ供給する方法とシステムを開示することで
ある。
【0010】本発明の他の目的は、上述の2つのクロッ
クを使って水平解像度変換する方法とシステムを開示す
ることである。
【0011】上の目的によれば、開示された変換システ
ムと方法では、標準ドットとサブドットを描くための所
望のクロックを生成する位相ロックループ回路を利用す
る。発振クロックが供給されたときにサブドットを描く
ためのクロックを生成するために、解像度変換システム
に含まれるPLL回路を利用することによって、プリン
ト回路基板上の発振器からのクロックを上げる。解像度
変換システムのPLL回路の次段にN分周器を接続する
ことによって、サブドット描画用クロックよりも遅い、
それと対になる標準ドット描画用クロックが得られる。
次に、2つのクロックが画像エンハンスメント回路に供
給されて、プリンタエンジンが必要とする出力信号を生
成するための画像処理操作を始める。プログラマブルな
PLL回路からの2つの周波数のクロックによって正確
で連続的なスイッチングが可能になるので、プリンタ用
に水平解像度を正確で連続的に変換することができる。
画像エンハンスメント部のみならず、提案の解像度変換
システムも制御盤に配置されており、その両方がICチ
ップ内に構成されている。
【0012】更に、PLL回路は3つの整数パラメータ
に基づいてプログラマブルであるので、所望の周波数
で、PLLの出力端でその周波数を正確に固定すること
ができる。何故ならば、3つのパラメータから成る算術
演算子は実数なので、その結果としての周波数も実数と
なるからである。PLL回路の次段のN分周器によって
サブドットを描くためのクロックが得られる。次に、こ
れらの2つの正確な周波数のクロックによって、画像信
号がプリンタエンジンに正確で安定的に転送されるの
で、プリンタエンジンによって安定的で高品質な複写を
行うことができる。
【0013】本発明をより明瞭に理解するために、添付
の図とともに本発明の詳細が開示される。
【0014】好適な実施形態の説明 本発明の実施形態によれば、水平方向の標準ドットとサ
ブドットをそれぞれ描くために使われる2つの安定クロ
ックが開示される。更に、生成されたこれらの2つのク
ロックを、水平解像度を正確に変換するアプリケーショ
ンに適用することができる。上述したように、レーザプ
リンタやインクジェットプリンタ等のいかなる種類のプ
リンタであっても開示されたシステムと方法を利用する
ことによって、制御整数パラメータを適切にプログラミ
ングする(後で説明される)ことにより、水平方向に複
数のドットを描画するための安定クロックを供給するシ
ステムを確立することができる。実際には、開示された
システムと方法をファクシミリとプリンタの統合化装置
や、更に、ドットのようなものに基づいて視覚情報を表
示するための安定クロックが必要な装置、例えば、LC
D(液晶ディスプレイ)、CRT(陰極線管)ディスプ
レイシステム、デジタルカメラ等で使うことができる。
しかしながら、本発明の精神の範囲内での上述の修正の
全てが添付の請求項に含まれるべきである。
【0015】本発明に係る解像度変換システム10を図
1に示す。解像度変換システム10内に作られ、そのた
めに機能する制御盤102とプリンタエンジン104は
独立したユニットである。制御盤102ではコンピュー
タからの画像データに画像処理を施して、次に、プリン
タエンジン104に対する所望の画像信号を生成し、最
終的に、プリンタエンジン104ではこれらの画像信号
を1枚の用紙上での視覚画像に変える。特に、コンピュ
ータやファクシミリの印刷ジョブから送られた画像デー
タは制御盤102のメモリ1022に格納される。印刷
ジョブの実行が要求されると、コントローラ1020は
制御信号Sctrlを出力して、メモリ1022から画像エ
ンハンスメント部1028へ画像データをDMA(ダイ
レクトメモリアクセス)転送することを開始する。画像
エンハンスメント部1028は、従来通り画像データの
エッジを改善し、解像度を向上させる等の一部の画像処
理を実行して出力信号Soutを生成することで、プリン
タエンジン104に印刷させるための準備を行う。最終
的に、出力信号Soutに基づいて、プリンタエンジン1
04は用紙に画像を印刷する。
【0016】プリンタエンジン104が規則的かつ着実
に印刷ジョブの実行を続けるために、画像エンハンスメ
ント部1028によって処理された後で、従来通りに画
像データの転送の同期化用クロックを供給する必要があ
る。このため、オリジナルのクロックCLK_OSCを
解像度変換システムに供給するために発振器1024が
使われる。解像度変換部1026を使うことによって、
発振信号は2つのクロック信号に変換される。2つのク
ロックのうちの第1のクロックCLK_DOTは標準ド
ット印刷用で、第2のクロックCLK_SUBDOT2
6は、従来通りに使われるサブドット印刷用である。サ
ブドットは標準ドットより小さいので、CLK_SUB
DOTの周波数はCLK_DOTの周波数よりも大き
い、即ち、クロックCLK_SUBDOTは、CLK_
DOTよりも速い。上述の目的を達成するために、本発
明では1つの追加回路と位相ロックループ(PLL)回
路を提案する。
【0017】図2aを参照すると、図1の解像度変換部
1026の詳細なブロック図が示される。明らかに、N
分周器204の前段に追加されたPLL回路202を使
って、高周波数クロックCLK_SUBDOTを生成す
る。ここで、N分周器204はクロック分周器であり、
低い周波数クロックCLK_DOTを出力するためにC
LK_SUBDOTを分周するものである。上述のよう
に、PLL回路は幅広い用途のクロック生成器であり、
特に、通信システムで使われる高い周波数クロックを生
成するものである。PLL回路によって、オリジナルの
クロックと部分的に関連するクロックが得られる。例え
ば、図2bには、従来から利用されているPLL回路2
02のブロック図が示されている。3つのパラメータ
F、R、Oを調整することによって、 F_CLK_SUBDOT=F_CLK_OSCx(F
/R)x(1/O) からCLK_SUBDOTの周波数が得られる。ここ
で、F_CLK_SUBDOTとF_CLK_OSCは
それぞれ、クロックCLK_SUBDOT、CLK_O
SCの周波数と、F、R、Oの全てが整数値であること
が示す。更に、CLK_DOTの周波数は、 F_CLK_DOT=F_CLK_SUBDOTx(1
/N) から得られる。ここで、クロックCLK_DOTの周波
数を示すために、F_CLK_DOTが使われ、Nは、
N分周器204の制御パラメータとして使われる整数値
である。
【0018】明らかに、ユニット2022、2024に
3つのパラメータF、R、Oが提供されるので、簡単に
PLL回路202をプログラムすることができる。この
ため、3つのパラメータに基づいてPLL回路202は
複数の周波数を生成することができる。上述したよう
に、ユニット2022は、従来通り必要なクロック(本
発明のCLK_SUBDOT)を調整する電圧制御発振
器(VCO)と見なされ、ユニット2024を使ってデ
ューティサイクルが調整される。好適な実施形態では、
ユニット2024で使われるパラメータOは整数値1で
あって、50%のデューティサイクルのクロックCLK
_SUBDOTを生成する。他方、ユニット2022に
おけるパラメータF、パラメータRがそれぞれ126と
9の場合は、F_CLK_DOTが14.318MHz
のときだけF_CLK_SUBDOTが200.5MH
zになる。PLL回路202を使うことによって、高周
波効果を効果的に防止することができるので、制御盤1
0に発振器1024を組み込むことができる。
【0019】また、3つの内部パラメータF、パラメー
タR、パラメータOは整数値であるが、3つのパラメー
タから得られる周波数は実数である。これら3パラメー
タを調整することによって、PLL回路202によって
生成された周波数を幅広く可変させることができる。例
えば、PLL回路202の出力では、オリジナルのクロ
ックF_CLK__OSCのm倍の周波数を得ることが
できる。F、R、Oから算出演算子F/(RxO)が形
成され、これはPLL回路202に作用するmに等し
い。これによって全周波数を生成することが可能となる
ので、本発明は周波数スイッチングを多く行う必要のあ
る装置に適している。例えば、プリンタとファクシミリ
の統合化装置では、オリジナルの信号(プリンタ信号や
ファクシミリ信号)とは異なる解像度への要求は変わり
やすいので、上述の2つのクロックの周波数を連続して
正確に変化させる必要がある。上述のパラメータF、パ
ラメータR、パラメータ、パラメータNを調整すること
によって、周波数を連続的かつ正確に変化させる目標を
完全に達成することができる。
【0020】その上、従来技術では制御盤のプリント回
路の経路を通過するので、発振器の高い発振周波数は不
安定となる。このため、この高周波数によって上述の不
必要な副次的効果が発生する。しかしながら、本発明で
は、PLLから供給される演算子F/(OxR)によっ
て、もしくは、PLL回路202とN分周器204から
供給される演算子F/(OxRxN)によって可能とさ
れる低周波数の発振器1024を利用することにより、
CLK_DOTとCLK_SUBDOTの周波数のどち
らでもその問題は発生しない。更に、低周波数のクロッ
クは、制御盤102の安全範囲内で動作するが、これは
高周波クロックの場合でのことではない。既存のプリン
ト回路基板上で更に高い周波数のクロックを動作させる
場合は、追加的な特別の設計と費用が必要となる。従っ
て、本発明は、ハイエンドの印刷装置等の高解像度装置
を開発する際に有益である。更に、変換エラーを均一的
に分布させる方法が開示されている関連アプリケーショ
ンである、”垂直解像度をプリンタ用解像度に変換する
方法”に基づいて垂直解像度変換を行ってもよい。勿
論、2つのアプリケーションを結合することによって、
従来の解像度変換での不利な点を克服できる。しかしな
がら、これら2つのアプリケーションは互いの支援なし
で独立に実行することができる。
【0021】特に、PLLを含む解像度エンハンスメン
ト回路チップによって、従来技術で直面した多くの問題
が克服された。更に、2つの当該クロックCLK_DO
TとCLK_SUBDOTの正確さと安定性に加えて、
PLL回路を含むチップは、2つのクロックのデューテ
ィサイクルの変化を妨げることができる。何故ならば、
制御盤上の経路を決定することによって上述の影響を低
周波発振信号が受けることはないからである。しかしな
がら、従来技術では、デューティサイクルを一定にする
保証はない。2つの当該クロックのデューティサイクル
の変化が発生する場合は、ひどい問題が多く発生するこ
とがある。例えば、前述の2つのクロックのデジタルレ
ベルの時区間の変化によって、チップ上のフリップフロ
ップの応答があまりにも遅くなるだけでなく、印刷用紙
上に異なる大きさのドット(サブドット)が描かれるこ
とがある。例えば、設計者による2つの当該クロックの
デューティサイクル仕様は、レベル”1”で50%、レ
ベル”0”で50%である。CLK_DOTクロック
(CLK_SUBDOTクロック)信号のデジタルステ
ートの遷移時に常に、ドット(サブドット)が供給され
ることになる。また、全体が”1”のステート、もしく
は、全体が”0”のステートの期間は、ドットが供給さ
れる期間が継続する。しかしながら、制御盤上に2つの
クロック信号の経路がある場合はレベル”1”では望ま
れない、例えば、レベル”1”で40%となり、レベ
ル”0”で60%となる。何故ならば、発振信号のデュ
ーティサイクルの変化が、2つの当該クロックのデュー
ティサイクルを変化させるからである。また、印刷用紙
上のドット(サブドット)の大きさは交互に変化する。
何故ならば、それらの大きさは、”1”と”0”のステ
ートの期間に依存するからである。同様に、従来技術で
発生したスキューによっても、フリップフロップの応答
があまりにも遅くなることがある。しかしながら、本発
明によれば、上述の問題をうまく克服することができ
る。更に、本発明によって提供された2つのクロックC
LK_DOT、CLK_SUBDOTは十分に安定して
いる。何故ならば、それらが同じICチップ(制御盤1
02)上で構成されており、プリント回路基板上での経
路がないからである。この開示された方法によって、望
まれないお粗末なEMI、パッド容量、抵抗、デューテ
ィサイクルの問題、制御盤上のプリント回路で発生する
スキューを避けることができる。
【0022】当業者であれば理解できることであるが、
上述の本発明の好適な実施形態は、本発明を限定するた
めではなく、本発明を示すために描かれている。これ
は、添付の請求項の精神と範囲内にある様々な修正や同
様の構成をカバーすることを意図するものである。その
範囲は最も広く解釈されて、その修正や同様の構造の全
てを包含すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る解像度変換システムを示
す。
【図2】aは、図1の解像度変換部の詳細なブロック図
であり、bは、図2aのPLL回路の詳細なブロック図
である。
【図3】図3は、従来の解像度変換システムを示すブロ
ック図である。
【図4】図4は、異なる周波数の3つのクロックによっ
て印刷されたドットを示す。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視覚情報を示す装置用に水平解像度を変
    換するシステムであって、 標準ドットを描くために使われる第1のクロックと、サ
    ブドットを描くために使われる第2のクロックとを生成
    するための発振クロックに応答する解像度変換手段であ
    って、前記第2のクロックは前記第1のクロックよりも
    速く、前記第2のクロックは前記発振クロックよりも速
    い、当該手段と、 前記第1のクロック、前記第2のクロック、視覚データ
    に応答して、前記視覚データに画像処理を施して印刷用
    の出力信号を生成する画像エンハンスメント手段とを備
    える、変換するシステム。
  2. 【請求項2】 前記解像度変換手段は、前記第2のクロ
    ックを生成する位相ロックループ(PLL)回路を備え
    る、請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記PLL回路は、 前記第2のクロックを調整するために第1の数に応答す
    る第1の調整部であって、前記第1の数は2つの整数値
    から生成される、当該第1の調整部と、 前記第1の調整部で調整されたクロックと、前記第2の
    クロックを生成するための第2の数とに応答して、前記
    第2のクロックのデューティサイクルを調整する第2の
    調整部とを備える、請求項2記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記解像度変換手段は、前記第1のクロ
    ックを生成するために、前記PLL回路の次の段に位置
    するクロック分周器を備える、請求項2記載のシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記装置はレーザプリンタ、もしくは、
    インクジェットプリンタである、請求項1記載のシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 コンピュータホストから前記視覚データ
    を受信するための制御信号に応答する格納手段を更に備
    える、請求項1記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記視覚データは、ファクシミリ、もし
    くは、ファクシミリから転送される、請求項1記載のシ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記解像度手段、前記画像エンハンスメ
    ント手段、前記発振クロックの生成手段は集積回路チッ
    プに構成される、請求項1記載のシステム。
  9. 【請求項9】 印刷装置用に水平解像度を変換するシス
    テムであって、 標準ドットを描くために使われる第1のクロックと、サ
    ブドットを描くために使われる第2のクロックを生成す
    るための発振クロックとに応答する解像度変換手段であ
    って、前記第2のクロックは前記第1のクロックよりも
    速く、前記解像度変換手段は、 前記発振クロックに応答して、前記第2のクロックを生
    成する位相ロックループ(PLL)回路と、 前記PLL回路の次の段に位置し、前記第1のクロック
    を生成するクロック分周器とを備える、当該解像度変換
    手段と、 前記第1のクロック、前記第2のクロック、画像データ
    に応答して、前記画像データに画像処理を施して印刷用
    の出力信号を生成する画像エンハンスメント手段とを備
    える、変換するシステム。
  10. 【請求項10】 前記PLL回路は、 第1の数に応答して、前記第2のクロックを調整する第
    1の調整部であって、前記第1の数は2つの整数値から
    生成される、当該第1の調整部と、 前記第1の調整部で調整されたクロックと、前記第2の
    クロックを生成するための第2の数に応答して、前記第
    2のクロックのデューティサイクルを調整する第2の調
    整部とを備える請求項9記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記印刷装置は、レーザプリンタ、も
    しくは、インクジェットプリンタである、請求項9記載
    のシステム。
  12. 【請求項12】 コンピュータホストから前記画像デー
    タを受信するための制御信号に応答する格納手段を更に
    備える、請求項9記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記解像度手段、前記画像エンハンス
    メント手段、前記発振クロックの生成手段は、集積回路
    チップに構成される、請求項9記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記画像データは、ファクシミリ、も
    しくは、ファクシミリから転送される、請求項9記載の
    システム。
  15. 【請求項15】印刷装置のために水平解像度を変換する
    方法であって、 位相ロックループ(PLL)回路で発振クロックを使う
    ことによって、第1のクロックと第2のクロックを生成
    する工程であって、前記第1のクロックは標準ドットを
    描くために使われ、前記第2のクロックはサブドットを
    描くために使われる、当該工程と、 前記第1のクロックと前記第2のクロックを使って画像
    データに画像処理操作を施して、印刷用の出力信号を生
    成する工程と、 前記出力信号を印刷する工程とを備える方法。
  16. 【請求項16】 前記第1のクロックと前記第2のクロ
    ックは、 前記PLL回路で前記発振クロックを使って前記第2の
    クロックを生成する工程と、 クロック分周器で前記第2のクロックを使って、前記第
    1のクロックを生成する工程であって、前記第2のクロ
    ックは前記第1のクロックよりも速い、当該工程とを備
    える生成方法によって生成される、請求項15記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 前記PLL回路は3つの整数値によっ
    て制御される、請求項15記載の方法。
  18. 【請求項18】 制御信号が始まると、前記画像データ
    を前記印刷装置に転送する工程を更に備える、請求項1
    5記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記印刷装置はレーザプリンタ、もし
    くは、インクジェットプリンタである請求項15記載の
    方法。
  20. 【請求項20】 前記画像データはファクシミリ、もし
    くは、ファクシミリに転送される、請求項15記載の方
    法。
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